山本太郎:
大きな音を立てて申し訳ございません。ただ今、マイクを握らせていただいてる私は、れいわ新選組。変な名前でごめんなさいね。れいわ新選組、一体なんなの、それ? 国政政党でございます。たった2議席しかない小さな国政政党、れいわ新選組の代表山本太郎が私たちがこんな国を作りたいんだという皆さんへの訴え、これからさせていただきます。よろしくお願い致します。れいわ新選組ってなんなんですか? そう言われる方のために簡単にご説明致します。山本太郎、2013年、東京から国会、参議院に送っていただきました。参議院の任期は6年。この6年の任期の間に行動をともにしたのが小沢一郎さん。小沢一郎さんとともに行動をともにした。そして最後の1年、1人で旗揚げをしたのがれいわ新選組です。2019年夏、れいわ新選組の初めての参議院選挙、そこで2議席を獲得致しました。2議席のうちのひとつ、重度障害者の木村英子。そしてもうひとつの議席、ALS難病患者の舩後靖彦、この2名がれいわ新選組として国会で活動をしています。「障害者、難病患者、そういった者たちを国会の中に送り込んで、山本太郎、あまりにもおふざけが過ぎるんじゃないか?」そういうことも言われました。でも違います。誰しもが寝たきりになる可能性がある。特に高齢化社会の日本ではそれがより加速していきます。それを考えるならば、当然、寝たきりになっても人間の尊厳を守れるような社会を作っていくしかありません。今、この国の中であなたが寝たきりという状況になってしまった場合、あなたは人間の尊厳守れますか? 胸張って生きていけますか? おそらく多くの方々が寝たきりになってしまった自分を恨みながら、社会に迷惑をかけてしまっている、そんなことも考えながら、その人生を終えなければならない。まるで地獄です。だからこそ変えていかなきゃならない。政治だったら変えられる。その先頭に立っているのがれいわ新選組の2人の議員、舩後、木村。ある意味で寝たきり界のトップランナーがその先頭に立ってくれている。高齢化社会は語られど、寝たきりになってからのビジョンは一切ないこの国において、私はその先頭に立つ2人を非常に頼もしく思っています。そんな、れいわ新選組、そこで代表を務めている山本太郎、今回の選挙、衆議院選挙に立候補をしています。「あれ? 家の近所にあったポスター掲示板、駅前にもあるポスター掲示板、そこには山本太郎のポスターは貼られていない。一体どこから選挙に出ているのか?」そう思われる方もいるかもしれません。今回、山本太郎、衆議院選挙においては選挙区から出ていません。比例から立候補しております。「比例とか選挙区とか、何言ってんだ、この人。意味がわかんない」そう思われる方のために簡単に説明します。
今回の衆議院選挙、皆さんが投票所に行かれたときに記入をしていただく投票用紙は2枚。1枚目、1枚目の投票用紙は、あなたのお住まいになっている地域のエリアの代表者を1名決定します。個人名、1枚目の投票用紙には個人名をお書きいただきます。そして今回、山本太郎が立候補しているのが2枚目の比例。この2枚目の投票用紙、ピンクの投票用紙には政党名、政党の名前しか書けません。個人名を書いた途端にこれは無効、紙くずとなります。どうか2枚目の投票用紙、ピンクの投票用紙には「れいわ」、ひらがな3文字「れいわ」とお書きいただけませんか? 全国から2枚目の投票用紙に「れいわ」を書いていただけますように、現在、山本は各地マイクを握って説明をさせていただいています。どうか2枚目の投票用紙「れいわ」とお書きください。よろしくお願い致します。
「そうですか、そうですか、山本太郎さん。れいわ新選組がどんなグループなのかはわかりました。そして今回の選挙でどのように書くかということの説明もわかりました。ところでれいわ新選組、何がやりたいんですか?」そのことについてお話して参ります。れいわ新選組、どのような国を作っていきたいのか? 「何があっても心配するな。あなたには国がついている。」私たちは皆さんとそのような国づくりをしていきたい、そう考えています。なぜか? 将来に不安しかないから。皆さんの中には、将来希望に溢れている、バラ色だって方どれくらいいらっしゃいます? なかなかいらっしゃらないと思います。不安がある。不安しかない。いろんな方々、いらっしゃると思います。その不安を解消できるのは、私は政治でしかない、そう考えてます。あなたの不安を軽減する。あなたの将来をしっかりとサポートしていく。そういうことができるのは、政治がなせる、私自身そう考えています。まず私たちがやらなきゃいけない、そう考えているのは目の前のコロナ、このコロナに対して徹底的に対策をしていくのはもちろんのこと。そしてもうひとつ、この国の経済を立て直す。つまりは皆さんの生活をしっかりと底上げしていく。この2本柱が重要、そう考えているんです。私たちの今回、この衆議院選挙におけるマニフェスト、「れいわニューディール」。徹底したコロナ対策と25年のデフレを吹き飛ばす。そして、このコロナ不況を何としてもくいとめる、大きな2本柱で構成されています。お時間のない方どうか、れいわ新選組ホームページまで行っていただいて「れいわニューディール」、そこをクリックしていただきますと、私たちの政策、数々のものがご覧いただけます。財源、財源についてもしっかりと隅々まで見ていただけるようになっておりますので、お時間のない方、よろしくお願い致します。
では、お話して参ります。今日は時間が限られておりますので、コロナの徹底対策ではなくて、私たちの経済対策、そちらのほうを中心にお話して参ります。れいわ新選組代表山本太郎です。「コロナが来たから大変なんですよね」政治の中にはそういう空気漂ってます。でも本当ですか? それ。コロナが来たからみんな困ってんの? 世界中そうでしょ? だって。世界中コロナが来て困っている。日本も例外ではない。でも日本にはコロナ以外にも困ってる状況がコロナ前からあったんです。それって何でしょう? 25年の不況。25年デフレから脱却できない。その中にコロナまでやって来てしまったという現実。これ、政治しっかり見つめてますかね? 対策打たれてますかね? 25年の不況、25年のデフレから脱却できない状態。これにより社会はどうなりましたか? まず、社会にお金が回らなくなりました。社会にお金が回らなくなったらどうなりますか? みんなの所得が減っていきます。その結果どうなったか? 格差は開いた。人々の生活は地盤沈下した。日本が貧しくなり続けてきた25年なんです。ここに対して打てる手は何があるか? 個人の努力? 民間の努力? 無理ですよ。経済が傾いたとき、沈み込んだとき、そしてコロナのような災害、自然災害、あらゆるものに対して手を打てるのはたったひとつ。政府が大胆にお金を回していきながら底上げをしていく以外、方法ございません。当たり前です。これを経済政策と呼びますよね? 25年の長期にわたる不景気。世界探しても、そんな国ひとつもありません。戦争、紛争、そういう国々、やってる国々以外で、まともな国で、先進国で、25年不景気続ける国なんてひとつもないんです。どうしてか? 不景気にならないような対策を徹底的に打つから。日本はそうじゃない。逆にそれを悪化させていくような政策しか打っていってないんです。25年の不景気は明らかに人為的。政治により作り出されたものだと私は断言したい。これからその説明を簡単にして参ります。
例えば消費税。消費税、れいわ新選組は廃止、廃止と訴えてます。「またそんな夢みたいなこと言って。選挙の前だからって、そんな聞こえのいいことばっかり言うわけでしょ?」、そう言う方いらっしゃいます。違います。消費税はなぜ必要ですか? どうして必要ですか? 皆さん。「消費税は社会保障のために必要なんでしょ?」おそらく多くの方々がこうお答えになる。でもそれ、間違ってます。消費税がなぜ必要か。社会保障のために? いいえ。
消費税収のうち社会保障に使われるのはほんの一部ですよ、ほんの一部。じゃ、何に使われてるの? 大企業に対して減税する。金持ちに対して減税する。その穴埋めとして使われているのが消費税の実態です。「そんなわけないだろう」そう思われる方のために簡単にご説明します。
消費税始まったのいつ? 1989年。そこから2016年までの間を見てみると、消費税は増え続け、そして法人税は下がり続けてます。この期間の間に法人税減税された分の穴埋めとして消費税収の約73%が埋め合わせの財源として使われていることは、これ、データを見れば明らかなんです。「消費税は社会保障のために必要。だから増税するの皆さん我慢してくださいね」。そういう説明を受けてきた。テレビ・新聞、今、私が言ったようなこと言いますか? 言いません。言えるわけない。どうしてか? 新聞社、飴玉もらってますもんね。消費税軽減税率の適用。そんな飴玉もらってる人たちが消費税の実態なんて言うはずないんですよ。じゃあ、どうしてテレビは言わないか? テレビのバック、元々の母体は新聞社ですから、言えるはずもございません。余計なこと言ったら財務省からやられますよ、国税庁を持ってるから。「国税庁に入られても構わない、1年に1回はお顔を見てみたい」って方、この中にいらっしゃらないですよね? できればお会いしたくないメンツですよ。それだけじゃない。テレビは電波も握られてる。総務省。そう考えればテレビ・新聞から本当のことなんて、なかなか皆さんの手元には届きません。
話戻ると、消費税は何のために必要か? 消費税は社会保障ではなく、組織票を大量にくれる、企業献金を大量にくれる、そういった方々へのご恩返しとしてこの数十年の間、増税され続けた。消費税増税され続ける間に法人税は大減税。皆さんと関係ないんですよ。皆さんにとってプラスになってない、マイナスにしかなってない、それだけの話。税金の取り方歪めちゃってます。税金の取り方にはルールがある。「ないところから取るな、あるところから取れ」。税の基本です。その基本さえも完全にやめてしまって、「俺たちに減税するためにみんなから搾り取れ」ということを資本家たちのためにやってる。こんなことやられたら国がどうなるかって? 衰退するんです。消費税がどのように衰退に繋がるか、これから簡単に説明して参ります。れいわ新選組代表山本太郎。2枚目の投票用紙には、どうかひらがな3文字で「れいわ」とお書きください。
消費税、消費税がなぜ日本の衰退に関わってくるのか? それは、税金とはどのような効果のあるものか、税金がどのような作用を起こすものかということを考えてみれば一目瞭然です。税って一体どういう役割ありますか? 格差の是正? もちろんそういう側面もあります。他にも税金が持つ意味合いは増え過ぎたものを減らす、そういう力があります。過熱し過ぎたものを冷ます。例えば何か? タバコ吸う人を減らしたい、喫煙者を減らすときにはたばこ税上げていきます。結果どうなりますか? 喫煙者が減ります。他にも、地球環境を考えてCO 2の排出、これを抑制したい。二酸化炭素を出す、これを抑えたい。そう考えた場合には何をしますか? 炭素税。炭素税を上げれば上げるほど排出が多いところは自分たちにかかる税金を多く取られちゃう。だからなんとか省エネ、なんとかCO 2排出しないようにする。炭素税。増え過ぎたものを減らす。過熱し過ぎたものを冷ます。
じゃあ、消費税はどういう効果あります? 増え過ぎた消費を減らす、過熱し過ぎた消費を冷ます、その効果があるのが消費税です。じゃあ、景気が過熱しているときには一定の効果がある、これが消費税です。例えば何か? 景気が良くなり過ぎる、そうするとインフレが進む。それはまずいから、一旦この景気を、過熱し過ぎたものを冷ますために消費税。インフレの進行を止める。
でもちょっと待ってください。この25年の間に日本国内において景気が過熱したことってあるんですか? 景気が過熱していれば、不景気ではございません。好景気です。にも関わらず消費税を上げたらどうなる? 過熱もしていない。景気を冷まし続けたらどうなる? 当然、景気は後退します。なぜならば景気ってどうやって作られていきますかね? あなたが使うお金。個人消費。この国のGDPの6割。あなたが使ってくださったお金は払われたお金として回りまわって誰かの所得になる。あなたの消費は誰かの所得に。この循環に対してブレーキがかかる。消費税が上がるごとに消費は落ち込む。消費が落ち込めば所得も落ち込む。この連続なんですよ。そんなことやる国、世界にどこにもない。景気が悪いときに消費税上げるマヌケ、世界にひとつもない。どうして? 景気悪くなるからですよ。日本だけ。ジャパンオリジナルです。むちゃくちゃでしょ、こんなの。経済わかってないか、何かしらの意図があって皆さんにDVという行為を続ける意図があるのかどうかはわかりません。でも全く間違ってんですよ、やってることが。
結果どうなったか? 消費が落ち込むことによって所得も落ち込む。その25年です。どれくらい所得が落ち込んだかって? 厚生労働省の調べを見れば明らかです。所得の中央値。高い所得から低い所得まで並べてみました。その真ん中。中央値。この25年の間にこの所得の中央値、108万円低下です。みんなを貧しくしている。むちゃくちゃでしょ、こんなの。この国の未来のこと考えてる?って。考えてませんよ。目の前の金だけ。目の前のバッジだけ。組織票をもらったり、企業献金もらえるということの見返りとして、企業側に対して資本家に対して減税を作り出すために、皆さんから搾り取り続けている。なめられてるんですよ、なめられてるんです。「どうせ有権者わからんやろ」って。「経済のことなんて知らんやろ、あいつら」って。それを25年続けられた結果、どうなった? 格差は拡がった。地盤沈下した。どれくらい? コロナが来る前の状況を見たらわかる。
コロナが来る前の状況、どんな感じか? これも厚生労働省、国民生活基礎調査。「生活が苦しい」という人々、全世帯のうちの54.4%。母子家庭においては生活が苦しいと言われている方々、86.7%。この国の不景気や生活の地盤沈下、格差が開くというのはすべて人の手で作られている。政治の場で作られてる。これはこの国に生きる人々への裏切りですよ、完全に。それが政治が主導してるっていう話。この政治家、誰が代えるの? この政治が続けばこの国、形だけは残るけど中で生きてる人たち、もっとボロボロになりますよ。だってひと握りの人たちに対しての献上するという政治が、この先さらに加速する以外ないから。この状態を放置する? できれば力貸してほしい。この国を変えれるのはこの国のオーナーだから。この国のオーナー、最高権力者、誰? 総理大臣? 総理大臣、違いますよ。あれ、雇われ店長。こないだクビになった。新しいの来た。あれもいつまで持つかわからない。この程度なんです。この国の最高権力者、あなたですから。この国の最高権力者、皆さんですから。あなたの手の中に握られてる。けれどもこの国のオーナー、選挙という場になればこの国のオーナー、この国、この会社、この会社の未来を決めるという議決。まさしく選挙のときに、その議決権を50%が捨ててしまっている。勝負あり。ひと握り、全体の2割程度の得票の人たちが、この国のコントロールをできている状態になる。むちゃくちゃですよ。政治って難しくない。選挙って難しくない。ただのパワーゲームなんです。このパワーゲーム、勝負の前に捨ててしまえば、当然、一定の者が得し続けるような社会になっちゃうんですよ。消費税ひとつとっても、こんな具合です。他にもいっぱいあるよ。企業側、大企業側、そして資本家が得するシステム。労働環境の破壊ですよ。彼らにとってのコストは、働くあなたと払う税金。払う税金は消費税で穴埋めしてるから大丈夫。2025年までに消費税は19%まで上げろってことを、経団連は政治に対して命令している。おそらくこのままいけば、消費税はそこまで上げられる。だって、組織票、企業献金貰ってるから。飼い主様がそう仰るんだから、そうするしかないんです。
そしてもうひとつのコスト、働くあなた。あなたがもっと安く雇えれるようになれば、もっといつでも首切れるような状態になれば、企業側としては利益がもっと増えますよね。それをずっと行ってきた。例えば、派遣。いつから始まった? 中曽根(康弘)の時代から始まった。それが一気に開かれた。「限定した仕事ですからね、心配しないでください。特別な仕事だけですからね、派遣にするのは。」と言ってたのに製造業以上まで開いたじゃない、小泉(純一郎)の時代に。小さく産んで大きく育てる。それやられて喜ぶの誰よ? それやられて苦しむの誰よ? 労働者にどれくらいの得があって、どれくらいに資本家たちに得がある? そんなことを日々やられ続けてて、この国はどんどん衰退してってる。非正規労働者、もう今や労働者の4割を超える。いつだってクビにできる。「便利やわ。コロナが来ても大丈夫。あいつら切りゃいいんだから」って。いい加減にしろよって。来年、自分がどうなってるかもイメージできないような仕事ですよ。将来の夢は何ですか? 「今の仕事がこのまま続けられますように」以外に夢を持てますか? それって。半年後の自分なんてイメージできる? 1年後は? 不安定な労働を最大限拡げて企業側や資本家に対して利益を差し上げるためにこの国の労働環境を破壊し続けて、みんなが一人ひとり使えるお金を減らしていったっていうこの現実。税金で搾り取り、労働環境破壊して、みんなが使えるお金を減らしたらどうなる? あなたの消費が誰かの所得になるのに。当然、25年でこの国大きく衰退しましたよ。子どもの7人に1人が貧困、この国のコロナ前。一人暮らしの女性3人に1人が貧困、この国のコロナの前。一方で、大きな企業たちどんな状態だった? 消費税増税する1年前の2018年、経常利益3倍。現預金だったらバブル期超え。この現実に立ち向かえるのは、この国のオーナーでしかないんですよ。あなたには力があるから。「自分の人生さえうまくいってないのに、あなたがオーナーでこの国を変える主体と言われても困るんです。そんなことを信用できないし、意味がわかりません。」その気持ちは分かる。けれども、実際にどれだけワーキングプアであろうが、どれだけ大金持ち、超富裕層であろうが、持ってる票1票なんですよ。持ってる票1票。でも賢いね、資本家は。大企業は賢い。何か? その票を固まりにする、固まりにすることによって、自分たちの駒を国会に送り込んでいく。その数が半分以上になれば何が起こるか? どんなルールだって変えられる。どんなルールも作れる。むちゃくちゃですよ。何ですか?
聴衆:
山本太郎は柏に来るんですか?
山本太郎:
山本太郎は柏に来てます。ありがとうございます。すいませんね、熱くなり過ぎた。本当に頭にきてんですよ。この国の未来なんて考えてんのかって。自民党が考えてるって人いるけど、大きな嘘だよ、そんなの。どうしてかって? 散々壊したこの労働環境、さらに壊そうってこと2017年にもやってる。どういうことか? より安い労働力を爆発的に作れという経済界からの要請に対して、何で答えたか? 入管法の改正ですよ。日本人よりも安い労働力、大量にこの中に入れられるっていうシステム。それが行われたらどうなる? まず日本国内でこれまで働かれてきた方々、海外からの安い労働力と置き換わっていきますよ。置き換わっていったらどうなる? それが拡がったらどうなる? 賃金の下降圧力、強まりますよ。この国の政治がこの国の労働環境を破壊し、人々がどうなったって構わない、資本家様が喜ぶならその通りに致しますなんて、そういう人間たち永田町から追放していただきたいんです。追放する方法はひとつしかない。選挙なんですよ。この国のオーナーが、この国の最高権力者が、力を合わせてそれをやっていく。180度違う社会できますよ。
自己責任、何があっても「あなたが頑張らなかったから。もっと努力できたはずなのにね。」どうしてそんな空気が増長していくんですか? 膨張していくんですか? 自分の足で立て、自助。周りに助けてもらえ、共助。それを政治が求めるんだったら政治なんてもういらないんだよ。政治が考えるべきことは何か? 徹底的な公助、どこまでできるのか? この国に生きる人々をどこまで支えられるのか?ということを追求し続けるのが政治の役割でしょ? どっかの国のお殿様気取って、「おまえたちしっかり努力しろ」と。「国に頼ってくるな」っていうような姿勢でこの数十年きた結果、何が起こっても自分のせい自分が悪かった。コロナの中で感じましたよ、私は。2020年、このコロナ禍。東京駅、上野駅、いろんなところで今日ホームレスになりましたって人たちで溢れていた。20代、30代、40代、50代、60代、70代、80代まで。所持金500円、20代、派遣切られて家失った。最初はネカフェ、サウナ、いろんなとこ行ったけど、所持金がもうなくなったから路上に出るしかなかった。あまりにも綺麗な恰好、全財産持ってるようなすべての荷物を抱えて行き場失ってる。私はその時、国会議員じゃない。私は前の参議院選挙で落ちたんですね。でも代表、政党代表だから厚生労働省だったりいろんなところに掛け合って、この状況を良くするためには少しでも手が差し伸べられる方法をいろいろ言ってるんですけど、話にならないんですよ。みんなが困ってる時に自分が国会の中でそれを政権に詰められないっていうこの悔しさ、一番苦しかったですよ。人生の中で。その中で、その街を回りながらなんとか支援団体に繋げられないかってことやってたんですね。20代の人も80代の人も口を揃えて言うことは一緒。「自分のせいなんだ」って。ちょっと待ってよ、25年の不景気、それに加えてコロナまで個人の責任にできる? 無理ですよ。政府が間違った政策を重ねてきた。しっかり対処してこなかった。何よりも家を失うようなことは、これ日本の社会的住宅、公的住宅、そういったもののバックアップが元々ないせいでしょ。すべて自己責任にして、所持金500円握りしめて、どうなるかわからないという状態の中で不安の中にいる。その先、彼が生きていこうと思ったら物を奪うか死ぬしかないんですよ。そんな冷たい社会やめにしたい、やめにしたい。本当に思う。
自分はそんな目に遭わないと思うでしょ? でも路上に出た方々、全員言ってますよ、「まさか自分が」って。80代のおじいさん、所持金2〜3万円、それでも路上に出た。私が民間の団体に繋いだらアパート入れますよって話をしたら何と言ったか?「大丈夫だ。」大丈夫なわけないじゃないですか。「そのうち仕事が見つかる。」見つかるわけないじゃないですか。緊急事態的な状況の中で若い人たちでも就職するの難しい、仕事見つけるの難しい。その中で誰が80代のあなた雇うんですか。心の中でそう思いながらなんとか支援団体に繋げないかってことをやったけど、結局、断られたんですよ。で、気になって次の日見に行ったらもうそこにはいなかったんですね。国が徹底的に手当てをしていくということをやってれば、寒い中で路上に出ることもないし。今月乗り越えられるかどうかっていう事業者がこれが無理だったら首を括るしかない、そう思うこともないし。家のローンが払えなくて、家族ごと外に出されるというようなことに怯えながら生きなくてもいいし。政府がちゃんと機能してれば、救えることなんて山ほどあるんですよ。それ選べるの誰っつったら皆さんしかいないんですよ。この国のオーナーなんですよ。オーナーの皆さん、力貸してほしい。「何があっても心配するな」って国を、自分自身の保険としてつくっていっていただきたい。その先頭に立ちたいのが私たちれいわ新選組です。2枚目の投票用紙、衆議院選挙。2枚目の投票用紙。どうか、ひらがな3文字「れいわ」「れいわ」とお書きいただきたい。
与党にも野党にも煙たがられる。決してぬるっと手は繋がない。永田町の空気は読まず、煙たがられる存在、れいわ新選組です。この勢力を1人でも拡大していくことによって、国会に緊張感が生まれる。何よりもこの国会の中で徹底的な財政出動、一番尖った経済政策を裏付けのある経済政策を持っている私たち。この議席が増えるごとに、他党はその一部をパクろうとします。なぜパクろうとするか? そこにニーズがあるんだったら、その票を奪ってやろうって考えになるんですよ。あいつらそれで潰れるだろうって。そんな小さな勢力、何を訴えたって実際には前に進められないんだから、俺たちがその一部でもやればあいつらの存在価値なくなる。大歓迎ですよ。誰がやったっていい。一刻も早くゴールを決めていただきたいんですよ、いろんなことに対して。その意思表示、そのプレッシャーをかける最大のチャンスがこの衆議院選挙。
今、自分は何も傷ついていない。25年のデフレでも何の影響も受けてない。コロナに対しても全く影響ない。どちらかというと絶好調です、この先も心配ございません。そういう方もいるでしょう。でもあなたの大丈夫はずっとは続かない。社会はひとつの船、繋がってます。それはGDPで見てもわかる。GDPって何? 所得の総額、みんなの儲け。1人でもお金が使えなくなる。1人でも収入が減る。そういう人が増えていけばいくほど、全体の儲けは減っていく。つまり、今、大丈夫である、そう思ってる人でも遅かれ早かれ影響は出てくる。だからこそ国が徹底的に全体的な底上げをしていきながら、国を立て直すという作業をしなきゃならない。その先頭に立ちたいんです。どうか2枚目の投票用紙、「れいわ」、2枚目の投票用紙には「れいわ」とお書きください。ありがとうございます。
ありがとうございます。今、衆議院選挙、真っ最中ですけれども、他にも選挙行われてますよね? 柏の市長選です。投票日は10月31日。これは衆議院選挙と同日です。ここで皆さんにぜひこの人を市長にしていただきたいって方、ご紹介したいと思います。心ある人。元々は一緒に活動をやってました。できれば国会で一緒に活動したかった。でも国会ではない。やはり柏ですぐに自分が柏の人々に力になりたいということで、国政での挑戦を諦めて、柏での市長を目指すという道にシフトチェンジした。
電話がかかってきた。「代表すいません。柏の皆さん、今、なんとかしなくちゃダメなんです。小さな、これから出産するというお母さんが、コロナで病院で診てもらえなくて亡くなったんです。9つの病院、断られたんです。もちろん国政でなんとかやっていくという手もあるけれども、今すぐ柏の皆さんに役に立つという、それを選ぶなら、ここで市長、自分が目指すしかない。」という説明を受けた。私は引き止めなかった。その気持ちよくわかる。そんな気持ちを持っている、そういう人を皆さんどうか市長として選んでいただきたい。ご紹介します。柏市長候補の太田かずみです。
太田かずみ:
皆さん改めましてこんばんは。ただ今、山本太郎代表からご紹介をいただきました、この度、柏市長選挙に立候補致しました、私は太田かずみと申します。今、太郎さんからお話があった通り、私は国政で目指してました。しかし、この地元で新型コロナに感染した妊婦さん、搬送先が見つからず自宅で早産となって自らの手で赤ちゃんを取り出したんです。そして救急車を待つ間に、その赤ちゃんが亡くなってしまった。皆さんも鮮明にそのことを覚えてると思います。私、同じ女性として妊婦さんの気持ちを考えると、どんなに心細かったか計り知れない。それを受けて政治は一体何をやってるんだ、そう強い義憤にかられました。それと同時に、私も何をやっているのかと思い悩みました。今の私に何ができるのかということを改めて考えてみたときに、この生まれ育ったこの街で県議として1年、衆議院議員として10年近く務めて参りました。その経験を、今、この瞬間にこの柏の自治体行政を変えることに注ぐことができるのであれば、私はこの街で命を守る、生まれてきた命を守り、困っている人に手を差し伸べる、そういう政治を作り上げたい。そのためにこの度、今回、柏市長選挙に立候補させていただきました。
山本太郎さんが今、お話したように、国は「何があっても心配するな、山本太郎がついてるんじゃないか」、そういう国づくりをしたい。私も同じなんです。この柏で、「何があっても心配するな、私、太田かずみがついている」、そういう柏市を私は作りたいんです。これからこの柏に生まれてくる子どもたちも、この柏で暮らす人、柏で働く人も、そして今日(こんにち)までこの柏を支えてくださったお年寄りも、これからもこの町で生きて欲しい。私がもっと良い町にしていきますから。私は政治で救える命があると信じているし、政治で守れる暮らしがあると信じています。だからこの生まれ故郷で、この柏を変えていきたい。どうか皆さん2枚目の投票用紙は「れいわ」、3枚目の投票用紙は「太田かずみ」でどうぞよろしくお願い致します。ありがとうございました。ありがとうございました。
山本太郎:
ありがとうございます。太田かずみ、なんとしても柏の市長に、ぜひ皆さん押し上げていただきたいと思います。本当に気持ちがある人。だからなんとかならないか。自分の道を考えたときに国政に行くのか、これまで準備してきた国政に行くのか。それを考えたときに、すぐに今、柏のために何かできること。それを考えたときに市長という道を選んだ。あくまでも目的じゃないんですよ、議員になることが。市長になることが目的じゃないんですよ。あくまでも手段なんですよ。そういうポジションを得て皆さんに最大限何ができるかってことを追求していくという気持ちを持った人。この柏のために、ぜひ皆さん、あなたの保険として太田かずみ、市長にしてください。よろしくお願い致します。ありがとうございます。
ありがとうございます。マイクを代わりました、れいわ新選組代表の山本太郎と申します。「社会なんて変えられるわけないだろう」そう思われる方もいらっしゃると思います。政治と自分は、もうあんな体たらくな政治とは距離を置きたい。その気持ちよくわかりますよ。自分と政治は別だ。自分は自分の道を行く、その気持ち、その感覚、間違ってない。けれどもそれをやっちゃうと、これまでほぼノーマーク、手放しという状態で政治が勝手なことをし続けたということを拍車かけてしまうことになります。だからこそ、あなたがしっかりと手綱を引く必要がある。なぜならば、皆さんがこの国のオーナーだから。50%の投票を諦めた方々と一緒に力を合わせて、最大多数派がこの国を変えていく。社会なんて変えられますよ、そういうルールですからね。選挙によって変えられる。見てみてください、資本家、大企業、何ひとつ違法行為してない。すべて民主的な手続きに則った上で、皆さんを搾取しながら自分たちだけ利益を蓄えることに成功している。これ合法です。そんなことまでできるなら違う方向もいけますよ。追い詰められる社会、挑戦することが怖くなる社会、なんとしても今を守るような社会にしてしまったのは、私は25年の不景気。企業はチャレンジすることを、もう諦めてしまって、日本の中には需要がどんどん落ち込んでいっている。ここでは商売にならない。だから海外に出るんです。
消費税やめるのに26兆円の財源必要です。でも消費税をやめれば社会にお金が回って、景気良くなっちゃうんですよ。今よりも儲かるんですね、大企業にとっても。もちろん中小企業にとっても。息を吹き返しますよ。消費税で一番首締まってんの中小企業ですから。税の滞納、税金が払えませんという状況の6割が消費税。そのほとんど中小企業。「消費税が上がります、だから価格に転嫁させていただきます」なんてこと口が裂けても言えませんよ。どうしてか? 「何? 値段上げんのか? じゃ、お前らクビ。別の人に頼みます」、こう言われるのがオチだから。中小企業、自分たちで背負いますよ。
何重にも苦しみを与えられて数十年の間、堪え続けた。そんな状態でこの国の屋台骨、支えられますか? 日本の屋台骨は中小企業。すべての企業のうちの99.7%、中小企業。そこで雇われている人たち、全労働者の7割。地方都市に行けば8割9割。ここに対して首を締めてひと握りの資本家ばっかり優遇してたら、この国の屋台骨、壊れますよ。まずはこの屋台骨である中小企業に、いかに元気になっていただくか? そのためには消費税、効果てきめんです。それだけじゃない。あなたが使えるお金、それが増える。1ヶ月で20万円くらい消費する世帯、1年間でどれくらい消費税取られている? 年間で20万円くらい消費税を取られている計算になります。消費税をやめるということは、あなたの手元にお金を置いておくことになる。そればかりでない。その20万円、手元に置いていたものを1円残らずすべて貯金するか?と言ったらそんなことにはならない。一部でも消費という行動に回っていけば、回りまわって誰かの賃金になっていく。
消費税をやめることによって、1人当たり賃金にも動きがあります。参議院で調べてもらいました。試算してもらいました。参議院の試算によると消費税をやめた5年後、1人当たり賃金は29万円上がる。ひと月2万数千円、迷惑ですか? あったほうがいいでしょう? 2万円、毎月余分にお金使えるってことは、友達と飲みに行ったり、デートしたり、欲しかった本を買ったり、いろんなことできますよ。あなたが使ってくれるお金は回りまわって誰かの賃金に。そうやって経済って回していくものでしょ? ぜひやらしていただきたい。財源どうするかって? 消費税がなかった頃に戻ればいいだけ。消費税なんてこの国には元々なかったんだから。儲かっているところから多めにいただく、これだけのことです。なんの問題もない。今の消費税は皆さんにとってなんのプラスにもなってない。ひと握りのためだけです。こんなズルい取り方、やめましょう。壊された労働環境、直しましょう。やらなきゃいけないこと、いっぱいある。私たちれいわ新選組の政策「れいわニューディール」、ぜひホームページでチェックしてみてください。財源についても触れていただきたい。その中にあります。どうかよろしくお願いします。2枚目の投票用紙は「れいわ」、2枚目の投票用紙は「れいわ」。そして3枚目の投票用紙、柏市長には太田かずみ、どうか皆さんよろしくお願いします。ありがとうございます。ありがとうございます。
テレビ・新聞から無視されてるんです、れいわ新選組。選挙の前に帳尻合わせで少しだけ出してもらえてるだけ。でもそれ以外の1年半はほとんど干されていました。私たちが何を発信しても、なかなかリーチできない。なのでお願いがあります。今日、今夜このような形で何かの縁で私たち、一瞬だけでも立ち止まったり耳を傾けていただいた皆さんには私たちの公式LINE、公式LINE、これを友だち登録していただけないでしょうか? そして私たち、もしよろしければボランティアの募集をしております。別にボランティアしなくてもいいんですよ。私たちの動きが分かる。普段やってる街宣は皆さんから質問をいただくってことを、3時間くらいかけてやってるんですね。全国回ってます。そのお知らせも行きます。ぜひボランティア登録など、そちらでお願い致します。そして皆さんの中にお金持ちいらっしゃらないですか? いらっしゃらなかったらワンコインでも結構です。1人立候補させるだけでも600万円ものお金がかかるこのヤクザなシステム。大政党と張り合っていくためには皆さんのワンコイン寄附、ぜひお願い致します。2枚目の投票用紙「れいわ」。2枚目の投票用紙はどうか「れいわ」とお願い致します。ありがとうございました。