【街宣動画&文字起こし全文】れいわ山本太郎代表(東京比例)×きたじょう智彦(東京13区)10月27日 北千住駅

山本太郎:
大きな音を立てて申し訳ございません。ただ今、マイクを握らせていただいている私は、れいわ新選組。なんなんだ、その変な名前は? よく言われます。れいわ新選組とは国政政党です。そのれいわ新選組で代表を務める山本太郎がマイクを握らせていただきます。衆議院選挙始まっております。その中で私たちが一体どのような国を作っていきたいのか、皆さんに対してどのような政策を提案していきたいのか、そのことに関して、この後、皆さんに聞いていただきたいと思います。少しだけでも耳を傾けていただければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。れいわ新選組ってなんなんですか? そういう方も多いと思います。なので、れいわ新選組とはなんなのか? 簡単にご説明していきたいと思います。

2013年、東京で参議院選挙で山本太郎、東京から参議院議員として送り出していただきました。その任期6年間、その6年間のキャリアの中で小沢一郎さん、小沢一郎さんという方と行動をともにして参りました。最後の1年、山本太郎1人で旗揚げをしました。それがれいわ新選組です。最初は政治団体でした。2019年の夏、同じ年の参議院選挙で2議席、2議席を獲得したのがれいわ新選組です。その2議席、ひとつ目の議席は重度障害者、木村英子。そしてもうひとつの議席はALS難病患者の舩後靖彦。この2名が国会議員として活動するのがれいわ新選組です。「山本太郎さん、障害者とか難病患者とか国会に送り込む、あまりにもおふざけが過ぎるんじゃないですか?」そういうご意見いただくことがございます。全くふざけていません。誰しもが寝たきりになる、そういうリスクがある。高齢化社会が加速する日本では当然、誰しもが寝たきりになる可能性ございます。一方で政治の場では高齢化は語られても、寝たきりになってからのビジョンは、ほぼ語られません。もしあなたが寝たきりという状況になった場合、胸を張って生きていけるような社会が今、目の前にありますか? 私にはあるようには思えない。つまりは、寝たきりになってしまった、家族に迷惑をかけている、社会のお荷物になっている。そんな風に自分を責めながら残りの人生を生きていかなければならない。そんな現実を変えていけるのは政治しかございません。その政治の場に、れいわ新選組の2人の、ある意味で寝たきり界のトップランナー、その2人がこの国で語られてこなかった寝たきり、寝たきりのビジョン、そういうものを切り拓いていく、その先頭に立つ。非常に重要な役割を担っていると感じております。

れいわ新選組、そこで代表を務める山本太郎、今回の衆議院選挙に立候補を致しております。「あれ? 山本太郎、どっから出てたっけ?」そう思われた方、「自分の家の近所のポスター掲示板には、山本太郎のポスター貼られてなかったよ?」その通りです。今回、山本太郎は選挙区ではなく、比例、比例という形で立候補をしています。「あれ? 選挙区とか比例とかよくわかんないんですけど、何の話なんですか?」そう思われる方のために、簡単にご説明を致します。今回、衆議院選挙のみで考えるならば2枚の投票用紙です。1枚目、選挙区。あなたのお住まいになっているエリアの代表者を決める選挙。1枚目の投票用紙には、あなたのおうちの近所のポスター掲示板、その中にいろんな顔がありますけれども、その中から1名の代表者を選んでいただく。個人名でお書きください。そして2枚目、山本太郎も立候補をしている比例。2枚目の投票用紙、ピンク色です。ここに対して個人名を書けば速攻紙くず、ゴミくずになってしまいます。どうか、2枚目の投票用紙には政党名オンリー。私たちであるならば、ひらがな3文字で「れいわ」。ひらがな3文字で「れいわ」とお書きいただきたい。もし「れいわ」と1票でも積み上がっていけば、山本太郎というミサイルを、山本太郎という矢を国会の中に放つことになります。どうか、政治を面白く与党にも野党にも緊張感を生み出す、そういった1人でも多くの人間を国会の中に放っていただきたい。どうか2枚目の投票用紙、全国からひらがな3文字「れいわ」、「れいわ」とお書きください。よろしくお願い致します。

じゃあ1枚目の投票用紙、どうしたらいいのよってことなんですけれど、足立区内にお住まいの皆さんには提案があります。東京13区、足立区、そこでは1枚目、おすすめしたい人がいるんです。経済感覚。この国に必要な財政政策、経済政策。25年の不景気。その中にコロナがやって来たということを考えた上で政策が打たれなければこの社会は壊れていきます。なぜならば、25年の不景気の中で拡がったのは格差。社会にお金が回らない。その中で、人々の生活が地盤沈下している状態にコロナまでやって来たからです。この現状をわかった上で、どのような財政政策、経済政策が必要かということを、私たちれいわ新選組の訴えと同じような訴えをしている候補者、素晴らしい候補者がいます。ぜひ紹介させてください。東京13区、足立区にお住まいの方、どうか1枚目の投票用紙には、この方の名前を書いていただきたい。あなたの生活を底上げする、そして全国津々浦々までお金を回していく。25年のデフレを脱出するためにも、この方、足立区から国会に送っていただきたい。きたじょう智彦です。

きたじょう智彦:
皆さん、こんばんは。ただ今、ご紹介いただきました、この東京13区、足立区から現在立候補させていただきます立憲民主党公認候補のきたじょう智彦、きたじょう智彦でございます。どうか少しのお時間いただきます。本当にお時間、貴重なお時間をいただきまして、一言ご挨拶をさせていただきたいと思います。私は今回、この衆議院選挙に2度目の挑戦をさせていただきます。2年準備をして挑んだ初めての衆議院選挙で惜敗をしてから、この4年間、足立区をいっぱい歩いてきました。そしてこの4年間。私は本当に国民のために正しいこと、仮にそれが自分の所属している政党の枠を超えたとしても、はみ出てしまったとしても、言っていこうと決めて訴えてきました。私もずっと消費税を5%に減税していく。それと積極財政に転換をして、この長引くデフレを終わらせたいってことを4年間ずっと訴えてきたんです。なかなか風が厳しいときもありました。政党の中でも、執行部の人たちに意見書出したり、いろんなことやってきたんです。だからこそ、私はどこで風が変わってきたのかなっていうのをすごくわかってるんです。やっぱり前回の参議院選挙で山本太郎さんが大暴れして、その後、れいわ新選組の候補者の皆さんが各地に立ったり、そして皆さんのような支援者の方がいろんなところで対話をしていただいて、「今の国の借金って嘘なんだよ」「財政破綻なんてそう簡単にしないよ」っていうことをいろんなところで訴えてくれた。それで今、変わってきて、やっと財政破綻しないでしょって思う人が4割超える、こういう状況まできたじゃないですか。私、すごく皆さんにも感謝してるんです。そして今日突然、山本さんが来るらしいということで、もしよろしかったらご一緒させていただけませんかと言ったら、その日のうちにOKをいただいて、まさかこんな大舞台にまで上げていただきました。本当に改めて、これまでの皆さんのご健闘と、この国を変えるために頑張っていただいてきたことに感謝をお伝えしたいんです。本当にありがとうございます。

ぜひ皆さん、この私の政策は、おそらく最もれいわ新選組の皆さんのものと、この経済とか財政のことに関しては間違いなく近いと思うんです。でもなかなか、れいわ新選組の方にも知られてないところもあったので、こんな機会をいただけて本当にありがたいんです。私は25年も続いてきたこのデフレを本当に終わらせたい。特にこの1年半は深刻です。足立区でも多くの会社、私をこれまで支えてくれていた会社も中には倒産しました。こういう人たちの思いを無駄にしたくないんです。いずれ数字は戻るかもしれない。でもその間に消えていった人たちの思いや人生、それは返ってこないんです。

だからこそ今、このタイミングで積極財政に変えて国を日本を立て直したい。そのために私も国会に行って、皆さんと一緒に山本さんや他の野党の仲間の皆さんと一緒に闘わせていただきたいと思います。どうか皆さん、今、衆院選の最終盤、全力で追い上げをしてます。どうか1枚目の投票用紙には私、「きたじょう智彦」、「きたじょう智彦」の名前を書いてください。そして普段、私はこういう風に言ってます。2枚目の投票用紙には、もう今は私を応援してくれてる人が立憲民主党の枠を超えてきてるんです。だから「あなたの応援している政党を書いてください」という風に伝えてるんです。でも今日だけは、もう言わせてください。私と最も政策も近い存在、そして本当に皆さんの努力に私自身も感謝してる。ぜひ2枚目の投票用紙には「れいわ」と、「れいわ」と大きくでかでかと書いてください。そして共に国会に行って一緒に力を合わせて闘いましょう。どうか皆さん、力を貸してください。立憲民主党公認候補のきたじょう智彦、きたじょう智彦でございました。どうもありがとうございました。

山本太郎:
ありがとうございます。足立区の皆さんはラッキー、鼻をつまんで投票するなんてことは必要ない。なぜならばこの国の課題、この足立区の皆さんに必要なこと、それをよく理解している候補者が立候補してくれています。今、この状況、25年のデフレ、その中にコロナまでやって来たことを鑑みれば国が徹底的にお金を出していく、この政策以外にないんです。個人、民間、そこにこの状況を克服するだけの力はない。当然、それを支えるのが国の積極財政。つまり国がお金を増やし、必要なところに徹底的に入れていく。世界中がやっています。そのことを理解しているのが1枚目の投票用紙、この方です。「きたじょう智彦」、「きたじょう智彦」でございます。お力を貸してください。選挙区で勝たせてください。圧倒的に勝たせてください。1枚目の投票用紙、どうか東京13区、足立区の皆さんには「きたじょう智彦」とお書きください。よろしくお願いします。ありがとうございました。

ありがとうございます。れいわ新選組代表山本太郎です。「25年の不景気、そんなこと言われてもよくわからないよ。だってコロナでも影響を受けてないし、25年のデフレ、そこから脱却できない、そういう中でも自分は無傷です。」そういう方、いらっしゃると思うんです。非常にラッキーです。東京都の調べだけ見ても、コロナで経済的に影響を受けている、苦しい、そうおっしゃる方々は全体の3割。「なんだその程度か、だったらなんとかなりそうだな。」そう思っちゃいますよね? でも違うんです。今、たとえあなたが無傷でもしっかりと手当てをしていかなければ、国がちゃんと支えていかなければ回りまわって、今、大丈夫な人たちにも遅かれ早かれ影響は出ます。なぜそう言えるか? 社会は繋がってます。日本というひとつの船に乗っている。

GDP(国内総生産)、これを見れば明らかです。GDP(国内総生産)って何ですか? 所得の総額、みんなの所得を足したものです。つまりは所得を減らした。仕事を失った。将来に不安がある。そういう方々が増えれば増えるほど、社会に回るお金は減っていきます。つまりは今、大丈夫、そういう人たちも影響を間違いなくこの先、受けていきます。そうならないように世界中が何をやっているか? アメリカを見ればはっきりする。このコロナに対して600兆円、600兆円もの財政出動、お金をどんどん出していっている。これまでになされた現金給付、5回。それによってどうなった? それによってコロナ前よりも景気が上がっている。世界中、自国通貨を持つ国、つまりは日本であれば円、アメリカであればドル、イギリスであればポンド。自国通貨を持つ国は財源が足りないということならば、自国通貨を増やせる。つまりは金が刷れる。徹底的に社会にお金を回していきながら、事業者が倒れないように、失業者が生まれないように、自殺者が増えないように。社会が壊れないように手当てをしていくのが、経済政策の基本のキなんです。

日本はどう? 日本を見てみれば、2020年度補正予算。補正予算とは1年の予算のうち、足りない部分を継ぎ足し継ぎ足ししていく行為。2020年度の補正予算30兆円余らせてます。30兆円予算を余らせるという行為は何を意味するか? 30兆円分救える事業者を救わず、30兆円分支えられる労働者、生活者、そういった者を支えなかったということ。これによって結果が出てくる。何か? 徹底的な財政出動、国がお金を出して、この危機を乗り切るとしている国々と一方で日本のように中途半端、そして支援を絞っていくようなこと、30兆円余らせている国とでは差が出ます。自殺者です。アメリカ、イギリス、カナダ、こういった国々では、コロナ前よりも自殺者が減ってる。日本は? 増えてます。希望を与えること、絶望に陥らせないこと、そして、それとともにしっかりと政策を打っていくこと、これをやった国々は、そのような状態になっている。日本は? 出口見えない。不安しかない。このままであなたのメンタル持ちますか? このままでこの国の経済持ちますか? 

やれることはひとつ、はっきりしてる。徹底的に社会にお金を回していく。どの事業者も倒さない、失業者生み出さない。絶望を感じて命を絶つ人を減らす。当たり前のことじゃないですか。実際にそういうものたちが目の前に現れてきたのが私たちの記憶では、これ、リーマンショックです。失業者増えた、事業者倒れた、自殺者増えた、その100倍。その100倍がコロナなんでしょ? だったらやることはっきりしてますよ。金を刷れ、必要なところに届けろ。当たり前な話なんです、これ。その中でも数々政策がありますが、ひとつ、まずここでご紹介をしたい。

この25年の不景気、いわゆる、デフレから脱却できないという状況を作り出した。そのひとつのもの何か? 消費税です。私たちは消費税を廃止にしたい、廃止にするべきと考えています。「またまた選挙のときにそんな上手いことばっかり、耳に聞こえのいいことしか言えへんな、あの人」そう思われた方、違うんですよ。逆に聞きたい、消費税、何のために取ってるんですか? 消費税、社会保障のために必要。皆さんそう信じてますよね? でも事実は違いますよ。消費税収のうち、社会保障に使われているのはほんの一部、ほんの一部なんですよ。じゃあ、何のために消費税取ってるかって? 皆さんには何の得もないために集められているのが消費税なんです。簡単に言うと、大企業のために減税、穴埋めとしての消費税。金持ちに減税、そのための穴埋めとしての消費税。

具体的に言います。1989年、3%からスタートした消費税、そしてそこから時は流れて2016年まで、この間、消費税は上がり続けた。一方で、法人税減税が続いています。この期間の間、法人税減税した分を消費税収の約73%で埋め合わせをしていた。数字を見ればこうなるんですよ。消費税必要ですか? 消費税がある意味ある? ひと握りの資本家、ひと握りの大企業に対して利益を差し上げるために皆さんから搾り取る。穴埋めの財源として。こんなむちゃくちゃな話ありますか? 消費税導入されてどうなった? この国。消費が減りました。消費が減ったら何が減る? 当然、所得も減ります。どうして? 皆さんが使ってくださる、お金を使ってくださる消費という行為。お金を払ってくだされば、回りまわってそのお金は誰かの賃金に変わっていく。誰かの消費は誰かの所得に、この循環に対して消費税はブレーキをかけ続けます。消費税を上げる。消費が落ちる。もちろん所得も落ちる。それ25年間やり続けてるんですよ。しかも、景気が悪いときに消費税上げるようなマヌケな国ある? 存在しない。オンリー・ワン、ジャパンです。景気が悪いときに消費税上げたらどうなる? さらに消費が落ち込む、そしてさらに所得も落ち込む。この悪循環、25年以上続けている自民党が、経済に強いのは自民党ですって。何のブラックジョークですか? あり得ない。何にもわかってないか、皆さんに対してDVを続ける、そんな政府なんですよ。「現状維持がいいと思いまして」現状維持なんてされたことない。賃金下がりっぱなしですよ。実質賃金で見ても97年から落ちっぱなし。 

所得の中央値。厚生労働省の調べで見てみると、高い所得から低い所得まで全部並べる、その真ん中の値、中央値。この25年の間に108万円低下してる。みんな貧乏になってんです。むちゃくちゃでしょ? こんなの。誰のためにみんなの賃金下げるようなことを政治の場で実現してるかって? 資本家や大企業にとって、コストって何ですか? 自分たちが払っている法人税でしょ? これは消費税で肩代わりしてくれるから安心。そしてもうひとつ。企業にとってのコストは働くあなた。あなたをより安く使える労働の部品として供給できるような形をつくっていく。掛け声は何ですか? 雇用の流動化。非正規労働者4割を超える状態にまでなってしまった。派遣労働どうですか? 中曽根(康弘)の時代に小さく穴を開けた。「限定された仕事だけですから。」でも小泉(純一郎)の時代にはこれが製造業以上にまで拡がった。その後の改悪、改悪、改悪。誰が得して誰が泣く? 得してるの竹中(平蔵)みたいな人でしょ? 誰のための政治? 私にバッジをつけてくれる人のための政治。つまりは資本家や大企業、組織票や企業献金で魂まで買われた人間たちが、全体の奉仕者ではなく一部の奉仕者として25年、その仕事をやり続ければ、そら国壊れるわ。あなたが安い労働の部品としてどんどん値下げしていくようなことを、政治の場で実現し続ける。

そしてもうひとつ、支払うべき税金を極力払わないでいいような、いろんなお得なことを取り揃える。結果どうなったか? 人々の側はコロナが来る前、状況を見てみれば厚生労働省の調べ、国民生活基礎調査。「生活が苦しい」といわれる人たちは、全世帯の54.4%。母子世帯86.7%。一方企業側は? 2018年の段階では経常利益3倍、株主の利益は6倍。現預金だけでバブル期超え。格差、完全に開いちゃってんです。皆さんから搾取したものを一定の方向にしか流さない。

こんな政治変えるしかないでしょう? こんな政治変えるしかないんですよ。そのタイミング、チャンスが今なんですね。この衆議院選挙、かなり大きな意味を持ちます。あなたの力がなきゃ変えられない。「社会なんてそう簡単に変わるかよ。」一番の大好物は諦めですよ、向こう側は。諦めてくれればくれるほど、政治は監視されない、手が離される。それによって国はさらに壊されて、一部の者だけ利益を享受し続ける。50%の人が票を捨てている時点で、ずっと勝ち続けてるんですよ。この国の最高権力者に、今こそ力を合わせるときだと訴えたい。この国のオーナーに、今こそ力を集めてほしいと訴えたい。

この国のオーナー、誰? この国の最高権力者、誰? 総理大臣? いいえ、総理大臣、総理大臣といえばただの雇われ店長。こないだクビになって新しいの来た。でもあれもたぶん、その先クビになる。それくらいの回転率ですよ。この国のオーナー、真の最高権力者、この国に生きる皆さんですから。あなたの手の中に握られてるんですよ。この力集めたらむちゃくちゃすごいですよ。50%の諦めている人たちとそれ以外の人たちが力を合わせたら、180度違う社会が生まれる。当たり前です。権力あれば何やっても許されるんですよ。国会の中で120回近く虚偽答弁したって、逮捕されない総理もいます。組織票や企業献金のために皆さんから搾取して、それを横流ししても罪に問われない。労働環境を壊して、心も体も病んで、社会復帰無理っていうくらいに人間を潰したとしても、企業側には「よくやった、安い労働力が大量にできて嬉しいわ」って言われる。そんな狂った社会を変えるためには、それをつくったもので正していくしかない。つまりは政治。政治によって社会が壊されたならば、政治によって社会を変えられる、修正できる。これ、民主的なルールに則ってやれるの、選挙なんですよ。だからお願いしたい。どうか力を与えていただきたい。この衆議院選挙で1枚目の投票用紙、ここ東京13区、足立区にお住まいの皆さんは心ある候補者を選んでいただきたい。「きたじょう智彦」、1枚目の投票用紙には「きたじょう智彦」。そして2枚目の投票用紙、政党名しか書けません。2枚目の投票用紙にはひらがな3文字「れいわ」、ひらがな3文字「れいわ」とお書きください。どうかよろしくお願い致します。

絶対に社会が変えられないっていう無理ゲーなんだったら、私、わざわざ芸能人辞めて、政治の世界なんて足を踏み入れません。だって芸能人やってたほうが楽だもん。でも知ってしまったからには、これ、やっぱり抗いたいんですよ。抗いたいんですよ。なめられっぱなしでたまるかって話なんです。一人ひとりが力を失っていくような、自信を失っていくような25年でしょ? そこに加えてコロナでしょ? その先の未来に何の希望を持てって言うんですか? そこに希望を与えられるのも皆さんに力を与えられるのも政治ですよ。それを作り出すのがこの国のオーナー。それだけの力を一人ひとり持ってる。あなたの手の中に握られているもの、これ、絶対に握り潰さないで。あなたの力がなきゃ、この国なんて変えられないから。

あなたには力がある。当然のことです。でも毎日の生活、今月乗り切るだけでもやっとっていうところで、あなたがこの国を変える1人だなんて言われたって全く響きません。そういう人もいるでしょう。そう思わされてんですよ。50%の投票を棄権するような、今月やっと乗り切ったって人たちがいる。政治なんてもう俺には関係ないよ。私には関係ない。向こうとは関係無く自分の人生を生きます。そういう人が生まれれば生まれるほど、楽勝。自分たちの組織票だけで勝ち上がっていくことができる。そのゲームから降りないでいただきたいんですよ。ここはひとつ、この衆議院選挙、そして来年の参議院選挙。ここで大きく日本を動かしていただきたい。あなたにはその力がある。あなたが諦めてしまえばこの国は変われない。1人でも多くのオーナーが横に繋がっていきながら、やってやろうぜ、そう決意するだけで、そう投票するだけで、大きく物事が動いていく。

少なくとも、まずは消費税は5%に減税できる。野党側の数が増えれば。元々消費税に関しては、私たちは廃止です。当然です。消費税なんてクソ食らえですよ。社会保障の一部にしか使ってない。その上で穴埋めに使われている。そんな財源をどうしてみんなで維持しなきゃいけないんですか? こんなふざけた話ない。そればかりでない。自民党が勝ってしまうとインボイス制度が始まる。インボイスって何? 2023年から始まる。年間の売上1000万円未満は税金、消費税を支払う必要が無かったけれども、これ、強制的に支払わされるような状況になっちゃうんですよ。つまりは零細事業者、フリーランス、ひとり親方。みんなもっと首締まるんです。なんでそんなむちゃくちゃなことすんのよ? ただでさえ収入少ないよ。1000万円売り上げがあったとしても、そのうち仕入れで500万。他にも家賃で250万。年間掛かったとして、残りの250万でなんとか命繋いでるようなところに消費税まで取るの? 「生きてるだけでありがたいと思え。」そんな姿勢の政治なんて必要ないんですよ。困ったときにも周りに頼れ、自分でなんとかしろ。自己責任をここまで最大化させた上に、最後の最後まで草刈り場として皆さんから搾り取るようなことを絶対に許しちゃいけない。そのインボイスが始まってしまえば、多くの事業者が倒れることになります。つまりは更に貧困が拡大する。更に社会にお金が回らなくなる。更に社会は混乱します。そんなことでもやろうとしている。

今の政治を止められるのは、あなたの力でしかない。この国のオーナー。あなたの力にかかっている。あなたが諦めてしまえばこのままが加速する。でも、あなたの力が加わればこれを止められる。それくらい大きな岐路に私たちは立ってる。今、全く影響を受けていない、何の心配もないあなた。あなたの未来を守るためにも、ぜひ力を貸していただきたい。今、困ってる人を救えるのはあなたしかいないんですよ。この国の窮状、国難という状況を救えるのはあなたという存在以外にない。だから力を貸してほしい。それくらい大きな戦い。取り返してやりましょうよ、この国のコントロール権。一部の資本家、大企業。ここがこの国のオーナーのすべてではない。それ以外の多くの人たちに光が当たるような政治にしていくためには、この勝負、勝つしかないんですよ。力貸してもらえないですか? 力を貸していただきたい。

今年の衆議院選挙、そして来年の参議院選挙。これで、この先10年が決まってしまう。これ以上耐えられない。今、徹底的な財政出動、お金を出していくことを決めるべき。「お金出す、お金出すって、山本さん、すいません、税収って限りがあると思うんですけれど」、そういう方いらっしゃいます。テレビ・新聞では財源は税収のみみたいな言われ方がされますけれども、これ大きな間違いです。池上さんも訳わかってませんよ。テレビ・新聞、本当のこと言うわけないでしょ? 消費税についてこれは悪税である、人々を苦しめるだけのものであって、一部の資本家や大企業の減税に対しての穴埋めに使われているのが消費税である。この事実関係、テレビ・新聞から皆さんご覧になったことありますか? ないですよね。当たり前なんです。どうしてかって? 飴玉もらってるから、そんな余計なこと言わないんですよ。消費税の軽減税率適用でしょう、あの人たち。新聞社。それだけじゃない。どうしてテレビは言わないのってことなんですけど、だってテレビの元々ってバック、新聞社ですよ、言うはずないでしょう。それだけじゃなくて財務省の中には国税庁もある。国税庁に睨まれて嬉しい人います? いませんよね。テレビはそれだけじゃない。総務省にも電波なども握られている。言えるわけないんですよ。国家権力に首根っこ掴まれたら。本当のことはテレビ・新聞などからすべて知れるわけじゃない。当然、テレビや新聞の一番の神様は誰かというと企業ですよ、広告収入をくれる。企業側がとてつもなく儲かる、資本家たちが儲かるという道筋に対して、どうして皆さんにそのネタばらししなきゃいけないんですか? そんなこと一切しません。

話戻ります。財源はある。心配するな。1年間で私たちは145兆円。初年度145兆円の国債発行、つまりは通貨発行を行い、その翌年からの10年間のプランで、毎年70兆円ずつの皆さんへの投資を行っていく。私たちはそういう考え方です。財源は今、言った通り国債。「ダメだ、終わった、山本太郎、やっぱりダメなやつ」そう思われた方、どうしてそう思いますか?「だって、国が破綻するじゃない。ハイパーインフレになっちゃうじゃない」そう思われる方いらっしゃると思います。でも間違いです。その説明していきたいと思います。誰かの借金、誰かの借金は、誰かの資産ですよね。当たり前の関係性じゃないですか? 誰かの赤字は誰かの黒字。当たり前の関係性ですよね。じゃあ、国の借金は誰の資産ですか? 国の赤字は誰の黒字ですか? 民間の黒字になります。政府の借金イコール民間の資産。政府の赤字は民間の黒字になります。簡単に説明します。2020年、皆さんに10万円の給付が行われた。このとき政府は13兆円の赤字です。皆さんにとっては何になりましたか? 13兆円の黒字になりました。政府が行う借金というのは、あなたの生活の上での借金とは全くの別物。だって皆さんはお金を自分で作ることできませんよね。作っていたとしても、これは秘密のはずです。一方で、政府はお金を作る主体です。政府は借金という形を使いながら、社会にお金を供給するという仕事をしてます。つまり、この国にある1000兆円を超える借金、それはけしからんという話になって、じゃあ全部返しましょうねってことになると、そのお金を全部回収してしまえば社会に流通するお金ほとんどなくなっちゃいますよ。政府がやってることは何なのか? 借金という体(てい)を使いながら、社会に通貨を供給している。1000兆円を超える借金とは、過去に1000兆円というお金を社会に供給したよという足跡に過ぎない。それ以上でも以下でもない、これがお金の事実です。

「なになに、山本さん。じゃあ無限に金刷って、無限にバラ撒くこともできるってことなんですかね?」違います。そんなこと言ってない。そんなお話はおとぎ話の中だけでございます。上限ございます。金額ですか? 違う。上限はインフレ率。お金が紙くずにならないように、しっかりとコントロールをしながら通貨を供給していくその上限、インフレ2%。政府と日銀が平成25年に決めたってこと。じゃあ、インフレ2%で年間どれくらいのお金を出せますか? 毎年2%の成長を担保できるだけのお金は増やしていい。毎年2%の成長を継続できるような投資をみんなに行っていい。そういうことなんです。結果、いくら年間で使えるようになるか? そのことを試算してもらいました。参議院です。国の機関です。参議院調査情報担当室に。1人頭10万円毎月配ったとします。あくまでもたとえ。1人頭10万円、生きてるだけで配ります。お年寄りから赤ちゃんまで。年間でいくらかかりますか? 144兆円。じゃあ、そのすべてを国債発行します。実際にそれを1年間やり続けて、インフレ率がどこまで高まりますか? インフレの上限は2%です。今、お話してるのは1年間の予算とは全く別の話。それはそれ、これはこれ。両方やってどれくらいのインフレになるかってことを見てるわけです。結果、どういう答えが出たか? 参議院調査情報担当室の試算によると、1年目のインフレ率1.2%。2年目のインフレ率1.4%。つまりは何か? やれる、出せる。逆に言えば2%にも達しないからもっと出せる、そういう話になる。でも私たちは安全運転したい。1年目は145兆、これで徹底的に、20年以上失われてきたものをしっかりと皆さんに還元していく。消費税をやめる。皆さんに対して給付を出していく。公的住宅をつくっていく。そして家賃の補助もしていく。そんなことできると思う? やるしかないんですよ。実際にこれは試算としてやれるということがはっきりしている。消費税やめるのに26兆円。やればいい。教育費、大学院卒業まで無料、やればいい。年間4兆円でできる。他にもやれることいっぱいある。奨学金債務、首が締まってる580万人、チャラにする。ワンショットで9兆円。児童手当、子ども手当、ひと月、これを倍にする。毎月3万円、1年間やって4.5兆。そして介護職、そして保育職、全産業平均で100万円以上給料少ない。ここを全産業平均並みに持ってくるには、それぞれ月10万円の給料がアップ。そのために必要な金額はどれくらいか? 年間で3.7兆円くらい。やれることいっぱいありますよ。片っ端からやっていかなきゃ地獄が深まるだけ。無理してるわけじゃない。どっかから借金してきてるわけじゃない。お金ってそうやって社会に供給されていく。だからアメリカ600兆円出したでしょ? 

一方でお金が世の中に出過ぎると、インフレが進んでいく可能性がある。その時にはどうやってそれを収束するんですか? 抑えていくんですか? そのような景気の調整する手段として税金がある。お金持ちに対してはパーセンテージ高め。儲かっている企業にはパーセンテージ高め。そういう形で通貨を徴収していく、インフレが進み過ぎないように。今、この話をして全く理解ができなかった、ちょっとわかったけど、いまいちしっくりとこない、そういう方もいらっしゃると思います。そういう方のために、私たちれいわ新選組のホームページに私たちの政策「れいわニューディール」、ぜひご覧いただきたい。この中には今、話したこと、財源の話もございます。細かく説明をしています。ぜひ、あなたの目に触れさせていただきたい。「お金のことばっかり話してるけど他はどうなんですか?」そういう方もいらっしゃると思います。ぜひあなたの一番ご興味のある政策、あなたの考え方と私たちの考え方、同じなのか違うのか? そういうことも見ていただければ幸いです。

今、やらなきゃいけないことは何か? この国の地盤沈下を止める。もちろん徹底的なコロナ対策も必要です。私たちの今回の2本柱。「れいわニューディール」の2本柱、徹底的なコロナ対策、そして25年のデフレを吹き飛ばし、なんとしてもコロナ不況をくいとめるという2本柱。その中を見ていっていただければ、私たちのどういう考え方、どういう施策、それを見ていただけることと思います。長時間にわたってすいません。マイクを握らせていただきました。れいわ新選組代表山本太郎。どうか2枚目の投票用紙、ひらがな3文字で「れいわ」、「れいわ」とお書きいただきたい。

「たった2議席なんだから、やれることなんてほとんどないでしょう?」とんでもないです。2議席でもやれることはある。だって今回、立憲民主党、共産党、そして社民党にれいわ新選組、野党共闘、そうすることにした。でも私たち、その野党共闘をするまでの間は条件を出していた。消費税が5%に下がるということを共通の確認をしたい。政策として入ることを確認したい。その2年の間、いろいろ言われましたよ。いちいち条件を付けるなとか、野党共闘を邪魔するのかとか、いろんなこと言われました。でも何言ってるんですか? 共闘する限りはこの25年の不景気と、その中にコロナがやって来たということを鑑みて何よりもこの国の屋台骨、中小企業、ここに元気を取り戻すということとともに、皆さんの使えるお金を増やすということはセットでしょ。消費税、少なくとも5%に減税ということをずっと求めてきたら、最終最後どうなったか? 野党第一党、消費税5%に減税ということ公約の中に入りましたよ。たった2議席。小さな存在でもやり方ひとつ。話は前に進められる。やり方の問題。この2議席。おそらく与党にとっても野党にとっても面倒くさい目の上のたんこぶ。ややこしいやつら。この力をさらに増やしていただきたい。ぬるっとしませんよ。与野党の中で。どんだけ問題ある法案でもそろそろ終わりにするかっていうことで終わらせない。だって私1人でも牛歩するんだもん。意味わかりますよね? 「徹底的に戦わないってこと、許さないぞ。晒すぞ」こういうやつらが国会の中にいられるのは、与党にとっても野党にとっても大迷惑なんですよ。でもそれこそが地べた這いつくばってでも、皆さんのためにやります。対立軸が初めてできるんですよね。私はそう考えています。とんでもない法律、いっぱい通ってきた。海外から安い労働力を大量にこの中に入れていく入管法の改正。それによってこの国の労働環境、この後、壊されていく可能性高まっています。それだけじゃない。アメリカの世界戦略に対して、日本の自衛隊を二軍扱いで一番危険な補給という作業をさせていくような安保法。何度も何度も1人で歩きましたよ、牛歩。「目立ちたいだけだろう?」違う。そんな悪目立ちやったって何も楽しくない。今、とんでもないことが行われているんですってことを最後の最後まで抵抗するって、これ必要なんですね。「数の力で負けてるだろ?」違う。野党が、「わかりました、じゃあそろそろ終わりにしましょうか」みたいな話してどうすんだよってことなんですよ。徹底的に抗う。そういう気合いがなければ資本家に勝てるはずないでしょ? 徹底的にやるんですよ。そういった国会の中に与党も野党も嫌がるような、そういう人物を増やしていただきたい。そのためには2枚目。2枚目の投票用紙に、ひらがな3文字「れいわ」とお書きください。この後、もう終わりますけれども、記念写真、ツーショット写真撮ってもらえないですか? 山本と。ネットに上げていただきたいんです。メッセージ添えて欲しい。あなたの率直な感想でいい。その内容は山本にマイナスになっても結構です。政治に対してみんなが意見を言う、そういう空気を拡げていかなければ社会なんて変わらない。だから笑っていただいて結構、好きなことを発信してほしい。この後、ツーショット写真撮ります。で、皆さんの中でお金持ちいらっしゃったら、ぜひ私たちにも寄附をください。大変な思いしております。ワンコインで応援してやるよって方でも結構です。れいわ新選組代表山本太郎でした。2枚目の投票用紙にはひらがな3文字「れいわ」でお願い致します。ありがとうございました。

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