山本太郎:
大きな音を立てて申し訳ございません。お仕事帰りの方、本当にお疲れ様です。そして、今から2つ目、3つ目のお仕事に向かわれる方もいらっしゃるかもしれません。本当にご苦労様でございます。ただ今、マイクを握らしていただいている私は、れいわ新選組。なんなんですか、そのふざけた名前は。よく言われます。国政政党です。たった2議席しかない小さな国政政党、れいわ新選組。そこで代表を務める山本太郎、この衆議院選挙において、皆さまに「私たちはこんな国づくりをしていきたいんです。そして、こんな政策をやりたいんです」ということを皆さんにお伝えするために京橋にやって参りました。どうぞよろしくお願いします。「れいわ新選組、そんなこと言われたってよく分かりません。」そういう方のために、簡単にご説明致します。2013年、東京から参議院に山本太郎は送っていただきました。その任期、6年間。この6年間の任期の間に、小沢一郎さんという方と行動をともにして参りました。その最後の1年、山本太郎自ら旗揚げをしたのが、れいわ新選組という政治団体でした。2019年、その夏の選挙、参議院選挙において2議席を獲得したのがれいわ新選組です。その2議席、うち1議席は重度障害者の木村英子。そしてもう1議席、ALS難病患者の舩後靖彦。この2名が所属をしている、れいわ新選組でございます。「山本太郎さぁ、重度障害者とか難病患者国会に送り込むって、あまりにもおふざけが過ぎるだろう?」そういうご意見もたくさんいただきました。決して、ふざけてるわけではございません。誰もが寝たきりになる可能性がある。特に高齢化社会、それが加速していく日本の中では、寝たきりという問題は自分ごとです。一方で政治の中では、高齢化は語られど、寝たきりになってからのビジョンをほとんど示されてません。もしあなたが今、寝たきりという状況になった場合に、胸を張って生きていけるような社会が目の前にあるか? 私にはあるとは思えない。家族に迷惑をかける、社会のお荷物になった、そうやって自分を責めながら、その人生を送らなければならないなんて地獄でしょ? だから変えなきゃいけない。政治だったら変えられる。その先頭に立つのが、ある意味で、寝たきり界のトップランナーのお二人。れいわ新選組の2人の議員が、寝たきりになってからのビジョンを国会の中で、その先頭に立ち、切り開いていく。非常に重要な責務を負っていると考えております。
そのれいわ新選組代表を務める山本太郎、今回の衆議院選挙でも立候補を致しております。「え、京橋かどっかで出るわけ? ポスター掲示板に山本太郎のポスターなかったけどね。」おっしゃる通り。山本太郎、今回の選挙、選挙区からは出ておりません。比例です。比例から出ております。「ちょっと待って、あの選挙区とか比例とかよくわかんないんですけど?」そういう方々も非常に多いです。なので簡単にどういうことか、ご説明致します。今回、この衆議院選挙に関して言うならば、2枚の投票用紙がございます。例えば市長選挙とか、その他の選挙と一緒になってるものだったら順番は変わるんですけど、衆議院選挙と呼ばれるものに関しては、投票用紙2枚です。1枚目、選挙区。あなたのおうち、あなたのお住まいになってるエリア、ここで代表者1名を決定する。1枚目の投票用紙には、個人名で書いていただく。もっと簡単に言えば、あなたのおうち、その近所にポスター掲示板、数々のポスターが貼られている中から1名決めて個人名で記入していただくのが1枚目、選挙区。そして2枚目、比例です。山本太郎も立候補している2枚目、比例。ピンク色の紙。ここに個人名で記入をしてしまうと、紙くず、ゴミくずになってしまいます。個人名で書いたら無効。政党名のみお書きいただけるのが、2枚目。比例でございます。そこにどうか、ひらがな3文字で「れいわ」ひらがな3文字で「れいわ」と書いていただけますと、山本太郎や山本太郎の仲間たち、国会の中で空気を読まず、与党からも野党からも煙たがられるような存在が、皆さまの矢となって国会の中に放たれます。どうか2枚目の投票用紙には、ひらがな3文字「れいわ」とお書きください。よろしくお願いします。ありがとうございます。
ここから先、山本太郎が一体何をやりたいのか、どのような国づくりをしていきたいのか、ということについてご説明をする。そのような方向に行きたいと思うんですけど、その前に、私たちれいわ新選組の議員の1人である重度障害者、木村英子が、今日は京橋に来ていますので、皆さまにどうかご挨拶をさせてください。よろしくお願い致します。参議院議員。木村英子でございます。
木村英子:
皆さん、こんばんは。ありがとうございます。れいわ新選組の参議院議員、木村英子です。今日は近畿ブロックのれいわ新選組の仲間たちの応援に東京から参りました。昨夜、急遽この街宣に参加させていただけるということで、壇上の下から失礼致します。でも、皆さんの心に届くように、一生懸命しゃべりますので聞いてください。2019年に誕生したれいわ新選組は重度障害のある私、木村英子と、ALSの難病を抱える舩後靖彦さん、この2人で頑張って国会活動を今、しています。しかし、障害者や高齢者、子どもたちなど厳しい現状に置かれている人たちが安心して生きられる社会を作るには、一緒に戦ってくれるれいわ新選組の仲間たちをもっともっと、もっともっと増やさないと、変わっていきません。介護、保育の所得倍増を実現する大阪5区の大石あきこさん。そして消費税を廃止し、日本を元気にする大阪7区の西川ひろきさん。この2人を皆さん、国会へ送ってください。お願いします。(拍手)ありがとうございます。そして、誰もが「生きているだけで価値がある」ということを実感できる社会を実現するために、我がれいわ新選組の代表、山本太郎さんを何としてでも国会へ送ってください。お願いします。比例は「れいわ」、比例は「れいわ」と投票用紙にお書きいただき、れいわ新選組を、皆さん応援をお願い致します。よろしくお願いします。ありがとうございました。
山本太郎:
ありがとうございます、木村議員。
木村英子:
ありがとうございます。太郎さん、頑張ってください。
山本太郎:
1人でも議員を増やさないとですね、これあの、国会に対するですね、プレッシャー、更にかけることができませんので。700人国会議員がいるのに、その半分以上が資本家や大企業の手先、これおかしくないですか? 私たちが考えるのは700人国会議員がいるならば、それぞれの問題を背負った当事者が、700通りの当事者たちが国会に揃い、そして、いろんな議論を深めていくということが本当の多様性を生み出す、この国の数々ある問題を解決していくことに導いていかれるんだろうと考えています。今回の選挙、もちろん私たちれいわ新選組は、数々の当事者が候補者として全国で戦っています。どうかご注目をいただきたい。2枚目の投票用紙には、ぜひひらがな3文字、「れいわ」とお書きいただきたい。木村議員、東京からありがとうございます。ありがとうございます。
マイクを替わりました、れいわ新選組代表山本太郎でございます。私たちれいわ新選組、一体どのような国をつくっていきたいのか、そのことについてご説明していきます。私たちがつくりたい国は、「どんなことがあっても心配するな。あなたには国がついている。」そんな国づくりを皆さんと一緒にやっていきたい、そう考えています。皆さんの中で、自分の将来はバラ色です。この先も約束をされております。そういう方々はどれくらいいらっしゃいますか? なかなかいらっしゃらないですよね。つまり皆さん、多くの方々が不安を抱えていらっしゃる。不安しかないという方々も増えていってるでしょう。こういった不安を少しでも減らす、皆さんの生活をしっかり支えていく、そのような政治がしっかりとあるならば、この不安は軽減されていくんじゃないでしょうか。私たちれいわ新選組は徹底した公助、それによって、この一人ひとりの生活を底上げし、そして全国にしっかりとお金を回していく。
25年の不景気、25年のデフレを脱却し、そしてこれから来るやもしれぬコロナ不況、こういったものをしっかりとくいとめていくための積極財政、徹底財政、国がしっかりとお金を出していきますという政策を掲げております。皆さんの中にはお時間ない方もいらっしゃると思います。どうか、れいわ新選組のホームページから「れいわニューディール」、私たちの政策です。大きな2本柱です。ひとつは徹底したコロナ対策。そしてもうひとつの柱は25年のデフレを吹き飛ばし、そしてコロナ不況をなんとしてもくいとめる「景気爆上げ大作戦」、この2本柱が「れいわニューディール」でございます。どうかお時間ない方はそちらのほうを、ぜひネットのほうでご覧いただければと思います。財源についての説明もそのホームページのほうからご覧いただけます。よろしくお願い致します。
じゃあ、どうやってこの先この国を動かしていくのか? まずやらなきゃいけないことがあります。政治の認識がおかしい。政治が今、この社会の実態をちゃんとつかめているかというと、私はそうは思わない。どういうことか? 「コロナが来たから大変なんですよね、皆さん。だからそれに対して、国としてできることやっていきたいと思います。」という趣旨の話ばっかりしか聞こえてこないんですよ。でも違う。コロナで苦しんでるだけじゃない。コロナが来る前から大変だったんですよね、この国。だって25年不景気の中できてたわけでしょ? 社会にお金が回らず格差は開いて、地盤沈下した中にコロナまでやって来た。この現状を鑑みた上で政策が打たれてるかっつったら、打たれてないんです。全然足りないんです。じゃあ、コロナの前の日本はどんな状況だったか? ってことを見てみます。例えばですけれども、コロナ前の日本。コロナ前の日本は、一人暮らしの女性、3人に1人が貧困だったって。コロナが来る前の日本、子どもたちの7人に1人が貧困だったって。そこに対してコロナまでやって来た。ここにしっかりと手当てがされなければ、社会崩壊しますよ。「何を言ってるんですか? 山本さん、気持ちはわかりますよ。困ってる人たちに寄り添いたい、それがれいわ新選組って話なんですね。」そう言いたい人もいるかもしれないんですけど、そうじゃないんですよ。「コロナで影響を受けてませんよ、私は。そればかりか、25年の不景気でさえ無傷です。このままうまくいけそうです。」そういう方にも遅かれ早かれ影響出てくるんですよ。なぜか? 社会繋がってますから。ひとつの船に乗ってますから。GDPを見ればそれ明らかでしょ? GDPって何でしたっけ? 所得の総額ですよ。みんなの儲けを合わせたものがGDP。つまり1人でも所得を失う、仕事を失う、所得が減る。他にも将来に不安があってお金を使えない、使わない。そういう人が増えれば増えるほど、当然、GDP縮減していきません? つまりは社会に回るお金が今よりもより減っていきます。「今、何の問題もございません」そう言ってる方もいつまで大丈夫かわからなくなるんですよ。遅かれ早かれ影響は出ます。それを考えるんだったらやらなきゃいけないこと何かっつったら、徹底的な底上げを全体的にやっていくってことなんです。それ日本の中で充分やられてますか? はっきり言えば全然足らない。
海外見てみて。もっと大胆にやってる。例えばアメリカ、600兆円ですよ、600兆円。もうすでに5回の現金給付やってるって、すごくない? すごい話ですよね。結果どうなってますか? アメリカ、コロナ前よりも景気良くなっちゃってねっていう状態なんですよ。スタバの賃金1時間1700円みたいな世界なんですよ。お金が社会に回りづらくなるから、代わりに国が金を刷って必要なとこに入れていこうってことを大々的にやったら、景気がコロナ前よりも持ち直している。これ、アメリカをはじめ先進国、自国通貨を持つ国は自分たちのお金増やせるんですよ。当たり前でしょ? アメリカだったらドル、イギリスだったらポンド。日本も円持ってます。自国通貨を増やし、財源が足らないと思われるなら増やして入れていくってことをやらなきゃ、社会壊れるんですよ。どうしてか? 事業者倒れるでしょ、ほっといたら。事業者倒れたら失業者増えるでしょう。失業者が増えたら絶望を感じる人たちが増えて、自殺率が上がるんですよ。私たちこれ、リーマンショックのときに経験してます。そのリーマンショックの100倍を超える、そういう状態だと言われてるのに、全然出してるお金がケチケチ過ぎて、お金回っていかないんです。それどころか出すべきお金を渋ってるっていう状況があります。何か? 補正予算。補正予算って皆さんご存じの通りですけど1年分の予算、「これが足りないねぇ」そういうときには継ぎ足し継ぎ足ししていく予算ですよね? この補正予算、2020年度なんと30兆円余らせてるのが今の政治なんですよ。つまりは何か? 30兆円分救える事業者救ってないんですよ。30兆円分みんなの生活底上げできるっていうことをやってないんですよ。全然違いますよ、世界とやってることが。世界は世界、日本は日本。そういう問題じゃないんですよ。このコロナという災害の中で、個人や民間にできる努力なんて限られてるんです。そこで一番やらなきゃいけないのは、国が大胆にお金を出していくってことをやらなきゃ社会が壊れるんです。どうしてアメリカそこまでやってる? 事業者倒さず失業者を生み出さず、自殺者を増やさないためですよ。つまりは社会を壊さないため。社会が壊れた後に「じゃもう一回やり直しますか」って話になったとしても、そこには莫大なお金ととてつもない時間と、そこに到達するまでたくさんの人の命が失われる。これ、安全保障の問題なんですよ。だから世界中大胆にやって、今やコロナの前よりも景気が良くなったり良くなりつつあるという国々がある。日本はどうですか? 「えー、30兆円余らしちまいまして」みたいな。やめてくれよって。殺す気かよって話なんですよ。そういう話なんです、これ。どうしてもっと大胆にお金刷らないの? 刷らなきゃダメですよ。だって国が出来るのはそれだもん。変動相場制。固定相場制じゃないんです。変動相場制。その中に自国通貨、自分の国の通貨がある国はお金を増やせる。当たり前ですよ。無限ではない。上限はあります。インフレ。そこまでお金を増やして足りてないとこにバンバン入れていかなきゃ、どんどん倒れていきますよ。どうしてそれやらない? それをすぐにやりたいんですよ、私たち。
れいわ新選組やりたいことは徹底した財政出動。このコロナ禍においても皆さんのことは一切眼中に入らず、このコロナ禍においても「どうやったらパソナに金儲けさせられるかな? 電通にどうやったら儲けさせられるかな?」ってことがまず優先順位の一位っておかしいでしょう? まずは皆さんなんですよ、本当は。順番が完全に入れ替わってる。そして世界と日本、比べてみたら全然違う。何が違うか? 世界中がコロナで困ってるのは日本も一緒。でも日本には特別、世界にはない日本のみの問題がある。25年の不況ですよ。25年デフレから脱却できない国って先進国の中でどこかある? 戦争紛争をやっていない国で25年デフレが続く国なんてどれくらいある? オンリージャパンでしょう。つまりは何か? っつったら25年やってきた経済政策が、全く間違ってるからこの状況なんですよ。その理由は何か? 税金のとり方を歪めました。労働環境を破壊しました。この二つによって何が生まれるか? 一人ひとりが使えるお金が減っていくんですよ。一人ひとりの購買力が減っていくんですよ。この国の最も大きなエンジン何ですか? 皆さんご存じの通り内需ですよね。GDPの6割、内需なんだから。そのエンジンが動かせない状況。25年間消費が減り続ける。消費が減り続けるところに投資を行う、そんな会社あります? つまりは消費が失われて投資が失われる。需要が25年間落ち続ける国なんて、政治が馬鹿以外に理由見つからないんですよ、これ。経済音痴かただのDV野郎かどっちかですよこれ。この状況を変えていかなければならない。当たり前の話です。それは選挙でオーナーの皆さんに変えていただきたいという思いです。
でね、消費税、消費税私たち廃止にしたいんですよ。そういうこと言うと「選挙の前だけわけわからんこと言うやつ出てくるよなぁ、無責任に」って人いるんですけど全然違う。消費税は廃止すべきなんです。「ちょっと待って山本太郎、そんなこと言って社会保障はどうなるんですか?」そういう方いらっしゃいます。問題ないです。逆に消費税があるからと言って、皆さんの社会保障をしっかりと支えるために使われてるわけじゃないってこと。消費税って何のために必要ですか? 消費税収のほんの一部しか社会保障に入れられてませんよ。社会保障のために必要ではない。じゃ何のために消費税が必要か? 大企業に減税、金持ちに減税、これだけですよ。これだけのために消費税どんどん上げてってる。
簡単に言います。1989年消費税スタート、2016年までの間。この間を見てみると法人税減税されっぱなし。この法人税減税された部分を、消費税収の約73%で穴埋めを続けている。これが消費税の正体。皆さん得してる人いる? 得してるのひと握りだけですよ。誰か? 資本家、大企業。たったのそれだけ。それだけのこと。それでも消費税続けたほうがいいって人って、本気ですか? って言いたい。日本の消費を、消費税上がるたびに落として、消費が落ちるたびに所得も落ちて、誰かの消費が誰かの所得になっていくっていう循環をどんどん壊し続けた。それが1万歩譲って、すべて社会保障に使われてますよ、だったらこちらもアプローチが変わるけれど、全然そんなことない。大企業に対して減税するための穴埋めって、どうしてそこまであの人たちに尽くさなきゃいけないの? あの人たちって誰かっていうと、その筆頭は日本経済団体連合会、経団連。日本の2000社以上、大きな企業が連なるような連合体。政治に対して首根っこ捕まえてるから。何かっつったら組織票ですよ。企業献金ですよ。組織票と企業献金でバッジをもらった子犬は、いつまでも飼い主のために一生懸命尻尾を振り続けるんです。それによってこの数十年の間、この国どれだけ壊された? おかしいでしょ、こんなの。だってこの国の最高法規、憲法。この15条には書かれてますよ。「全体の奉仕者でいろよ」って。「ひと握りの奉仕者でいるなよ」って。そりゃそうですよ。みんなのために仕事しなさい。一部のためにするでないぞ。だって一部のためになんかやっちゃったら、国壊れるから。もう壊れてるやん。一人暮らしの女性3人に1人が貧困ってこれ先進国? 経済大国? そうは思えない。そこにコロナがやって来て、その先もしっかりと下支えしない。冗談やめてくださいよ。
政治によって歪められたものが数々ある。その中のひとつが消費税。因みにこの経団連は、2025年までに消費税19%まで上げろと言っています。これは必ず、このままであるならば、自民党政権が続くならば、19%まで上がります。どうしてか? 命令だから。飼い主からの命令だから。でもそんなことになったら社会どうなりますか? これ止めたいんですよ。それどころか消費税やめたい。消費税を廃止にしたら何が起こるか? 消費税廃止にしたら、皆さんの手元にお金が残ります。例えばひと月で20万円くらい消費する世帯。消費税1年間で20万円くらい支払ってることになるんですって。30万円消費する世帯、1年間で消費税に支払ってるのは30万円。40万円の世帯、年間で40万円。つまり消費税をやめた途端に、皆さんの手元にそれだけのお金が残ることになる。その手元に残ったお金、皆さんどうやって使います? 全部貯金する? 1円残らず? 少しは使いますよね。食べたかったもの。使いたかったもの。あなたが使ったお金は回りまわって誰かの所得になっていく。誰かの消費が誰かの所得に。この循環がまたエンジンかかってくるんですよ。つまりは消費税廃止することによって何が起こるかって? 日本の中小企業、元気取り戻しますよね。景気が良くなるに決まってんだから。消費するたびに取られる10%の罰金をなくすんですもん。中小企業が元気になるってその理由は何か? 消費税、一番苦しんでるのが中小企業じゃないですか? 消費税上がるたびに、その上がった部分を「申し訳ない。価格に転嫁させていただきたいんです」ってことを、取引先の大手に言ったってそんなもの聞いてもらえますかね? 「何言ってんのおまえたち。価格に転嫁するんだったら、おまえらもう切るわ。別の人と取引します」そういう話になりません? ずっと背負い続けて、首が絞まった状態でなんとか自転車で操業し続けるっていうような中小(企業)いっぱいあるじゃないですか。結果どうなってるか? 消費税、この国の税滞納、税金の滞納、払えませんっていう状態の、6割消費税なんですよ。これ消費税なくしたら当然、中小企業元気取り戻す。中小企業が元気取り戻したらどうなるかっつったら、当然、日本中元気になりますよ。だって中小企業自体、日本の屋台骨だから。すべての企業のうちの99.7%、中小企業なんでしょ? そこで雇用されてる人たち、全労働者の7割なんでしょ? 地方に行けば8割9割。
この屋台骨にムチ打ちながら、ひと握りの資本家だけをおいしい思いさせるような政治がここまで続いたら、この先続けられないですよ。それだけじゃない。個人事業主の方、零細事業者、フリーランスの方々、そういう方々もいらっしゃると思います。この先、インボイスというものが入ってきますよね。2023年から本格的に始動。つまりは何か? 年の売上が1000万円未満の人たちに対して消費税払わないでいいって話になってたんやけど、そこからも根こそぎいくって話なんです。むちゃくちゃでしょ、こんなの。小規模の事業者、フリーランスの方々、1人親方とか、だいたい年の売上1000万あったとしても、自分で使えるお金なんて僅かですよ。仕入れに500万使って、家賃に250万、残りの250万でなんとか生活回していきながらやってってるみたいなところにも消費税取るですって。事業者、500万くらいいる。なんとかギリギリでは生きといて、生きていけるくらいの状況にはしといたるからって。それくらいの話なんですよ。
こんな政治続けば当然、多くの方々壊れますよ。これ変えなきゃいけない。これ変えるために誰の力が要るかっつったら、この国のオーナーの力が必要になる。この国の最高権力者の力。総理大臣? 違う。総理大臣は雇われ店長。こないだクビになった。そして新しい店長きた。あの店長もいつまで続けられるかわからない、そんな程度。この国のオーナー、あなた。この国の最高権力者、あなた。あなたの力をもってすれば、これ、大きく社会変えられますよ。だって50%の人たちが票捨ててんだから。資本家側2割しか票持ってないんですよ。自民党のバックボーン、2割。その一方で5割の人たちが票を捨ててる。ここと一緒に社会変えていこうぜって一定の投票が行われたら、これ社会ひっくり返りますよ。政治はパワーゲームだから。今のところパワーゲームの前に戦いを放棄してしまってるので、圧倒的に向こう側が強くて、この25年間食い尽くされた。けつの毛まで抜かれた。言い方汚くてごめんなさい。こんな状況ですよ。これ変えられるんだって。あなたの手のひら、あなたの手のひらに乗ってる、その変える鍵は。あなたには変える力がある。この力みんなで使って、この状況を変えていきたいんですよ。
消費税ひとつとってもそう。それ以外のことも数々変えなきゃいけない。壊された労働環境。あなたがコストだから。資本家にしてみればあなたがコスト。あなた自身が安い部品になってくれるようにいろんな働き方壊してきた。派遣、非正規。最初は小さな穴開けて。中曽根の時代からスタートしたものも、小泉の時代には製造業以上まで開いて、どんどん改悪してった。それで喜んだの誰? 派遣労働者ですか? 喜んだの竹中平蔵みたいな人間でしょ。この状況を考えれば、この壊された労働環境であったり、歪められた税制だったり、数々のものを今、政治で変えていくべき時にきてますよ。資本主義が悪いなんて言ってない。資本家ぶっ殺せなんて言いませんよ私。大企業がなんだとか言いませんよ。そういう話じゃないんですよ。資本主義が悪だと思わない。資本主義に対して、歯止めをかけられる、ブレーキをかけられるのが政治という存在。けれどもこの国では、そのブレーキ、歯止めをかけられるという役割を放棄して、資本家に魂まで売り渡したような人間たちが跋扈(ばっこ)したから、ノーブレーキの状態で草刈り場にされてる。この状況を変えていけるのは政治でしかない。あなたの力がなきゃ変えられない。この国を救うのはあなた。あなたがこの国のヒーロー。この国で苦しんでる人たちを救えるのはあなた。あなたがこの国のヒロイン。
この選挙、もうすぐそこですよ、結果 出んの。横に拡げてもらえませんか。一番の斬り込み隊長として、私たちれいわ新選組のメンバー、国会に送ってもらえませんか。与党からも野党からも嫌がられる。そりゃそうですよ、空気なんて読まないもん。空気読んでたら1人で牛歩なんてする? 「あれは目立ちたかったからでしょ」違いますよ、十分目立ってますから、普段から。問題ないですそんなこと。1人で牛歩する理由は何かっつったら、とんでもない法律通そうとしてるってことを1人でも多くの方々に知っていただく必要があるんですね。すいません、スケジュールがある者がいるらしく、先にしゃべってもらうということのほうがいいみたいですね。すいません、ありがとうございます。えっとじゃ、なんで1人で牛歩なんてつまんないことやったのかってこと、あのまた、後ほどしゃべらせていただきますね。
「おまえら、本気で戦えよ」っていうことを、自分の体でやるしかないんですよ。「おまえら与党も野党もテーブルの下でぬるっと手繋いでるんとちゃうぞ」っていうことを国会の中でやりながら、みんなに怒ってもらわなきゃダメなんですよ。何が起こってるか、外からわからないでしょ? あいつが馬鹿なことやってるその裏にはどんな法律が通ってるのかってことを、多くの方々に調べてもらわなきゃいけない。そのためには泥水すすっても地面這いつくばってでもやりますよ。その先頭に立たせていただきたい。一番ややこしいグループを国会の中で拡大させていただきたい。2枚目の投票用紙はどうか「れいわ」、ひらがな3文字「れいわ」でお願い致します。そして皆さんに送っていただきたい、国会に送っていただきたい非常にややこしい人物でございます。(笑)
大石あきこ:
はい。
山本太郎:
大阪5区、此花区、西淀川区、淀川区、東淀川区、橋下徹さんが知事のときに公務員として噛み付いたという人物でございます。国会に送り込んでください。大石あきこです。
大石あきこ:
はい。ややこしい人物、大石あきこです。紹介してもらいました。今、選挙に立候補してます。道行く人もちょっと足止めて聞いていただけたらと思います。れいわ新選組大石あきこ、大阪5区で立候補しております。大阪5区というのは、大阪市の淀川区、東淀川区、西淀川区、此花区、このエリアです。聞き覚えのあるこの地名、お住まいではないですか? お住まいの方ぜひ大石あきこに1票お願いしたいんです。そして2枚目は「れいわ」。今、これれいわ新選組の街頭演説、山本太郎代表が演説してます。ぜひ足止めて聞いてください。私もややこしい国会議員になりたい。だからぜひ皆さんに勝たせていただきたいんです。ありがとうございます。紹介されましたけども、橋下徹知事に噛みついた女性職員、それが私です。長い物には巻かれたくない、巻かれない。人気絶頂だった頃の、その頃人気絶頂だった橋下徹さん。でも人気絶頂かどうかなんて関係ないんですよ。橋下徹さんが進めようとした、「みんなを非正規雇用にしよう」、徹底した競争、効率。「お前は社会の役に立ってるか? 職場の役に立っているか? ちゃんとサービス残業やってるか?」と。サービス残業は違法なんです。それでも働く人にそういうことを強いて、使えるやつ使えないやつって峻別してくる。こういう橋下徹さんのやり方に、私は絶対噛み付かなきゃいかなかったんです。そして今もこれ、戦い終わってないんですよ。1回噛みついたくらいじゃ終わらないんです、この戦いは。
25年かけて非正規雇用むちゃくちゃ進みました。もう今や4割の人が非正規雇用。区役所行っても皆さん、窓口ほとんどパソナですよね。女性スタッフが働いてて、一生懸命働いてはります。でも非正規雇用に置き換わっていったんです。これで満足ですか? 女性だからって安いお給料で、非正規雇用で、民営化の窓口で、それでいいんですか? いいわけないんですよ。だから戦わなきゃいけない。その人たちのお給料、国会に行って、法律変えて取り戻していかなきゃいけないんです、私。大石あきこ、橋下徹に噛みついた女性職員と言われました。これからも国会に行って戦いに行きたいんです。さっき代表の山本太郎が言いました、1人ででも牛歩してたって。そういう国会議員いるじゃないですか。今、国会茶番にまみれてますよね。ただのおしゃべり小屋か? そんなところで議員そらいらないわ。だから国会議員いらないでしょって、そういう政党が人気になってる。でもね、戦う国会議員なら要るんじゃないんですか? 要りますよね? 私を押し上げていただきたいんですよ。皆さんの所得、あなたの年収取り戻すために国会に送り込んでもらって、私、国会で戦っていきたいんです。れいわ新選組大石あきこです。昨日、一昨日とれいわ新選組の参議院議員木村英子議員、応援演説に来てくれました。木村英子、木村英子議員自身も自分の体使って介護の体制作ってきた。
国会入ってもずっと戦って、国会のバリアフリー、いろんな公共機関や大企業のできるバリアフリー、制度的に勝ち取ってきました。そうやって当事者が自分の体ごとぶつかって、それを国会でやって、国会変えてく。それが全部皆さんの生活、良くしていくんです。ぜひ大石あきこにそれをやらせて欲しい。今回、山本太郎をぜひ国会に戻してほしい。そして木村英子議員、舩後靖彦議員と一緒に大石あきこも体張って、牛歩でもなんでもやらせて欲しい。ぜひ大石あきこ、国会にぶち込んでください。お願いします。れいわ新選組大石あきこでした。ありがとうございました。(拍手)
山本太郎:
ありがとうございます。此花区、西淀川区、淀川区、東淀川区にお住まいの皆さん、もしくはそこにお友達がいるよという方、ぜひお願い致します。「1枚目の投票用紙は、大石あきこ、大石あきこによろしく。」というような声掛けをしていただけると助かります。私たち、非常に今は小さなグループです。これを横に拡げていけるのは、皆さんのお力。どうか国会を面白くするために、聞き分けのない人たちを国会に送っていただきたい。空気なんて読みません。当たり前です。誰のために仕事をするか? 皆さんのために仕事をする。少しでも皆さんにとって、これはマイナスになるような法律が通ろうとしているときには、当然、一番抵抗しますよ。ヌルっとなんて。「もうそろそろ十分審議もしたし、これはもうこれでいいんじゃないかな。ここでガタガタ言ったって通るものが通るから仕方ないだろう。次の選挙で勝ってこれを止められるときの力を持とう。」ということで、どんだけ悪い法律、いっぱい通ったよ。本当ですよ、皆さん。
あっ、すいません、名乗るのを忘れておりました。れいわ新選組代表山本太郎と申します。「あー、山本太郎ね。あの国会で、あの馬鹿みたいに牛歩をやってた奴。」その通りです「目立ちたいだけだったんでしょ?」違います。その牛歩をやったときの法律の中身を皆さんに詳しく見ていただければ、どれほど酷いものなのかがよくわかる。合計で7回ほど私、6年間の国会の中で牛歩をやった。で、なぜ牛歩をやらなきゃいけないのか? ってことなんですけれども。だって徹底的に体張って止めないんだもん、みんな。「もうしょうがない、もうここら辺でシャンシャンでいいだろう。」だったら話にならないんですよ。与党も野党もないだろみたいな、全員与党じゃないかよ、そんなもん。私からしたら。そういう話なんです。
でね、例えばですけれども、2015年安保法というものが通りました。安保法。つまりは何か? っつったら、集団的自衛権というものの行使、可能になる。要は、よそでやってる喧嘩に割って入れるって話なんですけど、そんなことやったらむちゃくちゃなりますよ。日本は専守防衛。日本国内、日本の市制下からは自衛隊出さない、これ徹底しないとダメなんです。当たり前です。敵基地先制攻撃とかってことで、少しちょっとタカ派ぶった議員たちが意気ってますけど、あれ全然無理ですからね。どうしてか? 日本は国連憲章、いわゆる国連における憲法みたいなものの中で、敵国。これ、敵国として認定されてるんですよ。敵国条項。その対象国なんです。「これ死文化した、もう実際はこれ機能してないだろって言われてるじゃないか。」っていうけど、とんでもない。条文、残ったままなんですよ。つまり「日本が不穏な動きをしている、先制攻撃も可能だ。」と言われるような装備を手に入れた場合に、何か不穏な動きをしてる、ということを見られた場合に、国連安保理通さずに日本に攻撃できるんですよ。ある意味で、突っ込みどころを自分たちで作ってどうすんのよって話。敵基地攻撃能力に関しては、そういう話なんですね。
話戻ります。2015年のこの集団的自衛権、それを行使可能にするというのが安保法。簡単に話すと何かっつったら、アメリカが行う世界中の戦争に対して、自衛隊が二軍みたいに使えるんですよ、結局は。一番危険な補給という仕事をさせられるんですよ。今はちょっとアメリカ、変わってきています。でもその頃のアメリカは、まだ自分たちの一番の基幹産業である戦争というもので飯食ってるわけですね、メインは。コンスタントに戦争をやっていくっていうのが昔のアメリカですから。だからイラク戦争どうでしたっけ? 大量破壊兵器があるって言われたけれど、大量破壊兵器なかったでしょ。そりゃそうですよ。戦争が始まるその直前まで国連が査察ずっと入ってて、「どこにあるの? どこにあるの?」ってことをずっとアメリカ側に聞いてた。逆に言ったら、教えてくれたらそこ行くからっていうくらい、イラク内をくまなく探したけどないんです。でも攻撃を始めたのがアメリカ。で、イラク潰した後に生まれたのがIS。そうやって火種をずっと持ち続けることが、自分たちの飯の種に繋がっていくっていうような大きな産業が、真ん中にあるわけですよね。今は状況ちょっと変わってきてますけど。
そこに対して、アメリカがその世界戦略やっていく上で日本の自衛隊を二軍みたいに使えることになっちゃったら、こんなことむちゃくちゃですよ。そんなこと自衛隊にさせられない、当たり前です。それに対して、最後の最後まで体張って止めるって当たり前じゃないですか。でも一定のところで、もうここら辺で終わりに、みたいな話になったから、絶対1人でも粘ってやろうと思って。その採決が終わった後に、安倍総理がニューヨーク、国連の総会みたいなものに顔出すみたいな、要は手土産持ってニューヨーク行こうとしてるんですよ。遅らせてやろうと思って、絶対に。手土産は持って行かずに、手ぶらで行かせてやろうと思って。でも1人じゃ無理なんですよ。それが私のマイファースト牛歩でした。他にもありますよ。外国の労働者を大量にこの国に安い値段で入れられるような法律、法律というよりもルール改正、入管法の改正。ちょっと待ってくださいよ。この国で、もともと暮らしてらっしゃる方、生きてらっしゃる方々の労働環境、どうなりますか? 安い労働力が大量に入ってきたら。単純作業、単純な仕事と呼ばれるような仕事、そういうところから変わっていきますよ。置き換わっていく。それがどんどん拡がってったら、どうなるかっつったら、全体的な賃金の下降圧力、かかってくるじゃないですか? この国の労働環境、破壊されますよ。もう既に破壊されてるけどね。過労死って言葉が世界で通じるくらいの国ですから。人間をいかに安く使えるかってことを究極まで極めてきた国で、非正規が4割以上増えないなってことで、そこをブレイクスルーしてやろうってことで海外からそういう流れを作ろうとしたんでしょう。そういった法律を、どうして保守を名乗る者たちが形にしようとするんですか? 保守でしょ? 何を保守するの? 図々しいにも程があるよ。保身と名乗れ。そういう話なんですね。そういうことで、そこでも牛歩をした。
あと、TPP。TPPとは何かつったら、環太平洋の国々、そこで自由貿易しよう。メガ協定ですよ。人、金、ものが自由に行き来するようにしようって。つまりは何か? っつったら、関税とか、その貿易に関するルール全部取っ払うんですよ、最終的には。つまり何か? っつったら、外国の資本が日本の中に入ってきて、いろんな産業喰えるようになっちゃうってこと。もともと自民党は反対でしたからね。もともと自民党、反対してましたよ。日本の主権が失われるって。でも政権取った後どうなったかっつったら、手のひら返しです。当然、それに対しても1人で歩くでしょ、粘るでしょ。今、こんなことがやられようとしてますよ、皆さん、注目してほしい。調べてほしい。そういう思いの牛歩なんですね。でも嫌がりますよ、与党も野党もそんな面倒くさいことされたら。「もう余計なことすんなよ、サッサと終わらせろよ、サッサと法律通せよ」っていう空気なんです。そんなわけ、いかないですよ。結局、そのしわ寄せがどこに行くかっつったら、みんなに行くんだもん。たぶん、それやられて最も嫌だったのが野党です。どうしてか? 体張って止めようとしてるの私だけだってバレるから。でもこの選挙においては、私は野党と手組みますよ。どうしてか? 消費税5%に減税するってことを約束してるから。そんなもの野党とは手を組まない、なんて言いませんよ。取れるものがあるんだったら絶対、手組みますよ。自民党のままだったら消費税は19%まで上がります。2025年までに。なぜか? 経団連がそう命令してるから。自民党は今や資本家の手先ですから。この25年この国を弱らせて来たのは、自民党という存在が、この国の中で労働環境を破壊し税金のとり方を歪めて、この国を衰退させてしまった。草刈り場にしたんです。内需国の日本を、タコが自分の足を食べるように。この国を壊した者たちこのまま放っといたら消費税19%いきます。コロナが終わった後に。そればかりでなくインボイス(制度)も2023年からスタート。零細事業者、フリーランス、全部つぶされますよ。消費税を払うことを選んで、ギリギリのところでさらにギリギリの生活を選ぶか、それとも廃業するか。より安い労働力として労働市場の中に提供されるか。地獄です。そんなの地獄ですよ。一方で今回、私が野党と手を組もうと思ったのは、立憲民主党、共産党、そして社民党にれいわ新選組、消費税5%に下げるって。ずっと、そこに来たら私は協力するって言い続けたんです、2年間。
最初は怒られましたよ。政権交代をやらなきゃいけないのにそんな条件つけるなって。私から言わせてもらえば、政権交代が目的じゃないんだよ。政権交代をしたことによって、皆さんに一体どのような違うことを皆さんにやれるかってことを、やっぱり示さなきゃいけない。そのためには25年の不景気、その中にコロナがやって来たってことを考えたら、本当は消費税ゼロにしなきゃいけないレベルなんですよ。でもまぁそんなこと言ったってなかなか永田町の中の人たちは理解しないから、じゃあ百歩譲って5%。一度落としてしまえばその先は落ちるしかないですから。今回の選挙において、衆議院選挙で野党側が多数派を占めれば、消費税は5%になる。その先に0%、そして廃止。そこは私たちれいわ新選組が責任持って推していきます。皆さんにも力を貸していただきたい。中途半端な気持ちやったら政治なんか手出しませんよ。だって芸能人やってたほうが楽だもん。儲かる。国会議員の給料よりも儲けてましたからね。もっと楽しいですよ。怒られることないもん。自分のやりたい仕事だけ選んで、自分の好きな趣味にね、没頭して。自分の人生、生きてれば良かったけど、原発爆発して気づいたんですよ。ヤバい世の中になってんなって。最初は原発のことしか知らなかったけど、全国歩いてわかったことがある。それは何かっつったら、この国には貧困ってものがあったんだってことを初めて知ったんですよ。20年間芸能界いたんですね。デビューしたときはグラビアアイドルでしたよ。体がテカテカしたね。ご存じですか? ね、一流のダンサーとしてテレビでは皆さんにお目にかかったことがあるかもしれません。YouTubeで今もその勇姿はご覧いただけるんですけれども。もう自分の、自分の人生の多くを芸能界の中で20年くらい生きてたから、外の社会のこと全然知らなかったんですよ。この国に貧困があることとか、労働環境がむちゃくちゃだとか。自分と同じ歳くらいの人たち、ロストジェネレーションと呼ばれてて、97年以降、日本が本格的デフレになって就職する先もなく、正社員にはなれず、景気が持ち直しても正社員になることができず、新規の人たちがどんどん若い人たちが正社員になっていくけど、自分はキャリアアップもできずに生活を繋ぎながら、細切れで働いてるっていうような現実も知りませんでした。原発事故きっかけにね、原発いらんてことを言ったら、テレビから全部干されたんですよ。だって、原発ってすっごい既得権益じゃないですか。電力会社、電機メーカー、銀行、他にも建設会社。数々の大手が絡んでる仕事で、「原発いらん」なんか言ったらテレビなんか速攻、干しますよ。どうしてかって? テレビにとっての一番の神様はコマーシャルですから。広告収入、企業様々なんですよ。そこに対していろんな企業が関わる原発のことに対して何か物を言ったら、チェンジチェンジって話になるんですね。あんなアウト、あんなジョーカー出すなって。どんどん仕事細っていって、最初は真綿で首を締められるように仕事が無くなっていくかと思ったら、針金で首締めるくらいの勢いで無くなったんですね。そこからは全国回るようになったんですよ。ウチんところ遊びにおいでって。「あんたが遭った目を、ちょっと私たちの集まりの中でちょっと話してごらん」みたいな。「おかず代くらいあげるわよ」みたいなね。全国の優しいお母さん方とか呼んでくださったんですよ。で、いろんなところに行ったら、労働問題、それに関わっている支援者の方だったり弁護士の方だったり、貧困問題とかそういう方々、いろんな方々からお話を伺って、びっくりしたんですよ。この世が地獄だなって。それまではぬくぬくと生きてきたんですね、どちらかというと。経済的にコケたことないんですよ、自分の人生の中でそれまで。あまりにもびっくりし過ぎて、この地獄を作り出したのは自分だってことに気づいたんですよね。だって社会問題に対して、ひと言も声も出したことないし、怒ったことないもん。そういう自分が作り上げた地獄が今、この目の前にあって、1年で2万人自殺して50万自殺未遂して、今やもう10代から30代まで死ぬ原因の1位、自殺。この世が地獄だな。この状況を変えられるのは、この国のオーナーである自分だなと思ったんですよね。まずは仕事もなくなったことだし、これだけ全国回って2年間くらいいろんな話聞いたけど、これを持って行き場がないんですよ。捨てるに捨てられないし。だったら直接言いに行ってやれってことで、選挙に出て、国会議員になって、そして今、旗揚げをして、2人の議員を得て、そしてこの選挙。初めての衆議院選挙になるれいわ新選組でございます。だから何かっていうと、腹のくくり方が他の政党や議員とは違うんですよ。はっきり言っちゃうと。
議員になることが目的ではない。このあまりにもあり得ない不条理ってものを、本気で潰しにいきたいんですよ。自分自身はどうなってもいいっていう覚悟を決めてこの政治の世界に入ってます。だからこそ今やってんです。だからこそやってんですよ。託していただきたい。「まぁ、気持ちはわかるけど、やっぱり改革が必要だから維新かな」みたいな人いますけど、やめたほうがいいですよ。考えてみてくださいよ。コロナの対応がまずかったんですよ。全国で一番人を死なせてるんですよ、大阪が。これ、大阪の行政が間違い続けてるってことですよ。そして10万円の給付も一番遅かったし。それだけじゃなくて店への時短、これに対する支払いも一番遅かった。何をやってるかっていったら、行政能力低いってことですよ。必ず言われることがあります。「私たちはコストカットをし続けてきて、浮いたお金でちゃんとやってきました。身を切る改革です」って。言っときますけど、身を切られてるのは皆さんのほうですからね。デフレのときにインフレみたいなことやっちゃダメなんですよ、対策として。競争を激化させる。社会にお金が回ってないデフレの状況の中で競争激化させたらどうなるかっつったら、企業倒れますよ。淘汰される。失業者が生まれる。でも竹中平蔵みたいな者がああいう人たちのブレーンについてるってことは、企業が倒れて失業者が生まれてくれたほうがありがたいんですよ。どうしてか? これまで貰っていた給料よりもさらに安い値段に落とし込んだ上で労働市場に供給できる商品になるから。クソですよ、こんなの。大阪守ってくださいよ、皆さん。自民党は嫌だから維新だなって、何を言ってんですか。一軍、二軍の話ですよ。本当の話。だってほとんど、元をたどれば自民党の人たちなんだから、他の政党disりたくはないが、あまりにもこの自民党よりも酷い新自由主義っていうような考え方、その政策を持ち合わせると、多くの方々が倒れますよ。
このデフレ期、20年以上25年以上不景気というものが続く中でやるべきことは何か? 徹底的に事業者を守らなきゃダメなんですよ。徹底的に労働者を守らなきゃダメなんですよ。それが役割なんですね。そのためには国の力が必要。自国通貨・円があるからそれを増やして徹底的にお金入れていかなきゃダメ。例えばですけれども、2019年度から2020年度の中を見てみると、どれくらい企業が損失をこうむってるか、利益がどれくらい減ってるかっつったら全部で24兆円ですよ。24兆円。つまり24兆円のお金を国がちゃんと配れば、これ、企業にとってはマイナスにならない。潰れなくていい、維持できる、冬眠できますよこれ。どうしてそれやらないの? それやればいいんですよ、考えてみて。2020年度の補正予算いくら国債発行してると思う? 112兆円ですよ。112兆円の国債発行してるんで、したことによって、金利が変な動きしましたか? 金利が爆上がりした? 日本が破綻するわけないやん。当たり前ですよ、自国通貨持ってんだから。足らないときは増やして良い。当たり前のルール、世界中がやってる。ギリシャみたいになったらどうするんだっていう人はよくわかってないか、嘘ついてるかどっちか。ギリシャには自国通貨はない。ギリシャはドラクマという通貨を捨てて、そしてユーロに入って、通貨の独自性は持ち合わせていない。つまり、お金を増やそうと思っても借金する以外ない。そのギリシャと日本を比べて話す者は、一定の方向に誘導しようとしている者か、物を知らないかどちらかです。
話戻ります。今やるべきことは何か? 徹底した財政出動です。国がお金を増やす。インフレ2%まで現在の日銀と日本政府の共同声明平成25年のものでは、インフレ率2%までは最大限お金を増やし、そのお金は皆さんに投資できる。毎年2%ずつの成長ができるように国がお金を増やし、みんなに入れていける。それをやろうとしたのがアベノミクス。第一の矢、異次元の金融緩和、お金の量を増やしますわね。第二の、第二の矢、機動的な財政出動、必要なとこに入れていきますわね。どうして成功しなかった? インフレにならなかった? 簡単なことで、お金の量だけ増やしたから。しっかりとみんなの底上げのためのお金が使われてこなかったからですよ。金だけ刷ってみんなにはお金入れない。みんなにお金、市中に回そうと思ったら方法はひとつ。増やしたお金を、皆さんが銀行にお金を借りに行く。資金需要がないとダメなんですよ。でも景気が悪いのが25年以上続いてて資金需要なんてあるわけないでしょ。物売れないんだから、安くないと。お金増やして終わりですよ、そのお金は金融市場に流れるだけ。
もうひとつ、社会に対してお金を回そうと思ったら、国が財政出動という形で仕事を作り、雇用を作り、そして皆さんに給付をし、いろんな形で社会にお金が回っていくような政策を打たなきゃいけない。インフレ2%まででいくらのお金を、通貨発行を行えるか? 国は破綻せずに通貨発行を行えるか? だいたい200兆円。年間200兆円であるならば、この国は破綻するどころかインフレ率2%にも達しないってことは、参議院、国の機関、参議院の調査情報担当室の調べでわかってる。税で賄う? 馬鹿いっちゃいけない。そんなことやってたら人死にますよ。プライマリーバランスの黒字化? クソ食らえです。理由は? プライマリーバランスの黒字化を達成した国どうなってますか? 昔のギリシャ、昔のアルゼンチン、破綻してますよ。税収でしかできないってことは、支出を税収内に収めるってことは、今の支出、例えば予算半分にするっつったらどうなりますか? 人死ぬでしょ? 公務員みんなクビじゃないですか? 皆さんに対して公衆衛生もすべて諦めてもらうっていう形になりません? そのような緊縮財政、プライマリーバランスの黒字化ってことでずっと蛇口を絞ってきた結果どうなった? 90年代から公衆衛生、保健所は半分くらいになった。結果コロナが来てどうなった? 国は大胆に支出をしながら、人々の健康、安全を守っていきながら、皆さんの生活を安定させるようなことをやらなきゃいけない。特にこんなコロナという災害、その前の25年の不景気を考えれば、かなり大胆な財政出動。消費税をやめる、そればかりでなく、その企業に対して粗利を補償する。そればかりでなくて、例えば最低賃金1500円は政府が補償する形で、全国どこでもという形にしたりとか。
他にもやれることいっぱいありますよ。教育費、これ大学院まで無償にしよう。4兆円でできるわ。奨学金の債務、580万人首締まってる。これチャラにするのに9兆円1回で終わる。200兆円近くのお金を1年間で使えるということならば、大胆にやっていかなきゃ社会崩壊しますよ。今、大胆にやるとき。その先頭に立っている、永田町で最も尖った経済政策を持つのが、私たちれいわ新選組。裏付けはあります。今の話で納得がいかない、もしくはストンと落ちない、初めて聞いて戸惑っている、そういう方いらっしゃると思います。どうか、れいわ新選組のホームページ、私たちの今回の政策「れいわニューディール」、ぜひチェックをしていただきたい。そのページに行くと財源というページもそこで独立したものがありますので、ぜひそちらをチェックしていただきたいと思います。アメリカもやってるし、世界もやってるからね。今、日本大胆にやりましょう。景気良くしようよ。社会がこんなに落ち込んで自信を失って、チャレンジもできないような状況になっちゃってる。どんだけ陰鬱な社会を生きていくんですか、この先。ガラッと変えよう。新しい社会を作っていこう。それができるのが政治ですよ。力貸して欲しい。この国のオーナーの皆さんに、どうかお力貸してください。2枚目の投票用紙は「れいわ」、2枚目の投票用紙、比例は「れいわ」とお書きください。ありがとうございます。
私たちれいわ新選組1枚目の投票用紙に、皆さんに書いていただきたい方いらっしゃいます。1枚目の投票用紙、吹田にお住まいの方いらっしゃいますか? 摂津にお住まいの方?
聴衆:
財源の説明してください。
山本太郎:
は? ホームページ見てください。
聴衆:
財源の説明、今、してください。
山本太郎:
財源の説明を今やれって言うんですけどね、今日この後、梅田も行かなきゃダメなんですよ。すいません。どちらの方ですか? 維新の方? 維新の、維新の信者の方? はい。ありがとうございます。じゃ、先にいきますね。ホームページのほうをご覧いただくというようなことで、ごめんなさい。普段はこういうような形で私、3時間くらい全国、1日3時間くらいこうやってですね、いろんな場所に居座って、皆さんから質問いただいてやりとりをするってことを、もうずっと続けてるんです。そういう場所だったら結構やりとりはできるんですけど、選挙中どうしても時間に限りがある。8時にマイクオフしなきゃいけないというルールの元からこういう形になってて、非常に申し訳ないです。紹介させてください。2枚目は比例、ピンクの投票用紙には「れいわ」、平仮名3文字でお願いを致しました。1枚目の投票用紙、皆さんにもお願いしたい。大阪7区と呼ばれる地域、吹田、摂津です。実際に吹田、摂津にお住まいになられていなくてもお友達、お知り合い、吹田、摂津にいらっしゃる方、ぜひお電話していただけないですか?1枚目の投票用紙、「西川ひろき」とお書きくださいとお電話いただきたいのです。この人です。
西川ひろき:
あらためまして、皆さまこんばんは。ありがとうございます。ただ今、ご紹介にあずかりました、私、れいわ新選組の公認候補、大阪では第7区でございます。吹田市と摂津市でございます。いやね、お話したいこと山程あるんですが。あ、代表、お休みのところというか、休憩のところすいません。いやぁ、本当にね、皆さんも同じ思いだと思うんですけれども、大阪とか近畿の皆さまはですね、待ってました。よくぞ来ていただきました。本当に嬉しいです。そして、お話をね、聞かせていただきましてですね、本当にね、かっこいいですね。言ってる話とか聞かせていただきまして。それもだんだん、だんだん、毎回毎回、話が進めば進むほどですね、なんていうのか、うん、これぞ街頭での演説の見本、政治家の見本、そんな風に思います。私もちょっと爪の垢煎じてね、飲んで、これから最後の選挙戦まで駆け抜けていって、なんとかね、勝利をもぎ取りたいと思っております。どうか皆さま、よろしくご支援、応援のほどお願いを申し上げます。もちろん7区ですので、吹田市、摂津市の方しか私の名前自体は書けないんですが、やはり大きく、むしろ今日のですね、皆さまお集まりいただいたり、代表が来て皆さまにお伝えしたいことは、大きくこの近畿ブロックの比例票ですね、大きく、もう底上げじゃなくて爆上げするという目的で、やはりお越しいただいたと思うんです。本当に、逆にね、全国各地、私たちの同志がたくさんいらっしゃる中で、この最終の3日前にですね、来ていただいたなんてことは本当に光栄ですし、やはり我々、近畿ブロックの同じ同志の仲間も、もう一回身が引き締まって、必ず勝ってやるぞと、比例票も掘り起こしてやるぞと、そういう決意を新たにしているところです。で、私もこれからね、実はそういうことで、勝たねばならないということで、今日、豊津のほうで、また戻って駅立ちをしたいと思いますので、最後に1つだけね、皆さまにはお話、メッセージだけお伝えして、現場のほうに戻りたいと思います。よろしくお願いします。
私、選挙経験で、当選も経験しましたし落選も経験しました。そのときにいつもね、最後の演説のときに支援者の皆さまに伝えてる話があるんです。私、ロックも好きでございましてね、いわゆる洋楽、たくさんそういう方いらっしゃるかと思うんですけど。私はジョン・レノンとね、オノ・ヨーコがやっぱり大好きで尊敬するんです。で、一番、ジョン・レノンの中で一番、オノ・ヨーコさんも素晴らしい言葉、珠玉の名言いくらでも持ってらっしゃって、世界中に発信してらっしゃるんですけども。私はね、一番好きなセリフが「1人で見る夢はただの夢。みんなで見る夢はリアル。現実になる。」これがね、これからの日本、もう一度世界も、もう一度噛み締めてこれを実現するようにすること。そして、もしかしたらジョン・レノンとオノ・ヨーコの精神に最も一番近い政党であるのが、政治家山本太郎という代表が生み出したこのれいわ新選組と、皆さん思いませんでしょうか? 1人の夢っていうのが、いわゆる比例票「れいわ」。ぜひ皆さま、皆さまもう書いてくださると思っておりますのでですね、それを大きく広く拡げていって、みんなで同じ夢を見れば、いや本当に山本太郎代表、そんな遠くないうちに総理大臣になるかもしれませんし、この国大きく変化、良いほうに変わっていくと私は信じておりますし、皆さんもそうですよね? そのことを確認させていただきまして、私、西川ひろき、大阪7区戻って参ります。それでは皆さま、よろしくお願いします。ありがとうございました。
山本太郎:
ありがとうございます。吹田の皆さん、摂津の皆さん、西川ひろきでございます。大阪府議時代には、ま、ね、橋下さんとも激突したりとかっていうこともございました。ぜひですね、そういう空気を読まない人たちを1人でも多く国会に送っていただく必要がございます。どうか吹田、摂津の皆さん、西川ひろき、1枚目、ぜひお知り合いがいれば、お声掛けをいただきたい。そういうことでございました。ありがとうございます。
西川ひろき:
どうもありがとうございました。では、行って参ります。代表、どうもありがとうございました。
山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組代表山本太郎です。でね、私が言いたいことは何かというと、別に資本家を攻撃したいとか大企業に対して攻撃したいっていう考え方はないんです、一切。資本主義が悪だって言いたいわけじゃないんですね。資本主義に対してブレーキ、規制をかけられるのは政治なんですよ。暴走しないようにできるのは政治。けれどもその歯止めをすっかりなくしてしまった。歯止めをかけるべき、ブレーキをかけるべき存在の政治が、これは魂を売り渡してしまった。組織票と企業献金によって買われてしまった。そういう話だと思うんです。なので、誰が飼い主かということをはっきり教えなきゃいけない。政治家は公僕です。ただの駒です。それをコントロールできるのはこの国のオーナーでしかない。あなたにはその力がある。自分の生活の中で、「自分がそんな力あるわけないやん。今月乗り切るだけでやっと」っていうところで、将来もよくわからないというような状況の中で、「自分がこの国を変える、そのオーナーの1人だなんて、全く言葉として響きません。」そういう方もいらっしゃるでしょう。でも違うんですよ。目の前の生活だけで精一杯、政治には気が配れない、あまりその情報を得るような暇もない、そんなしんどいことしたくないっていうような気持ちになるのはよくわかる。当然ですよ。けれども、皆さんが政治から手を放してしまったら好き放題されちゃうんですね。もう十分好き放題されましたよ。こっからひっくり返していこう、みんなの力で。ということでございます。それはやれる。決して無理なゲームだったら参加してません。芸能人やってます。当たり前です。これはみんなでやれば勝てる戦いだということを考えたから、私は政治に打って出た。まだ諦めてません。どうして? こうやって足を止めて聞いてくださる方いらっしゃいますから。皆さんが希望なんですよ、この国の。一緒にやっていきたい。ぜひお力をお貸しいただけませんか? 2枚目の投票用紙にはどうか、ひらがな3文字で「れいわ」、「れいわ」とお書きいただきたいと思います。はい。
というわけでですね、もし皆さんの中で、「ちょっとでも、何かれいわ新選組の力になってやれないか?」みたいなことを考えてくださった天使みたいな方いらっしゃいましたら、あなたのおうちにもし壁があれば、私たちれいわ新選組のポスター貼っていただけないですか? 「そんなポスター貼ったら、もう隣近所から何言われるかわからんな。」って方がいらっしゃると思うんですけど、今のところ貼った方からそういうお声いただいておりません。逆にこういうようなポスターを貼ることによって、訪問販売などが来づらくなるかもしれません。「ややこしい家ちゃうか?」みたいなことですかね? すいません。ありがとうございます。で、壁がなくても問題ございません。マンション・アパート、そういったお住まいであったとしても、窓の内側から外側に、内側から外側に貼っていただきますと、壁と同じような作用をもたらします。どうかポスターのほうをお持ち帰りいただければ幸いです。私が立っています左側。皆さんから見たら逆サイドになるかもしれません。そちらのほうでお受け取りをいただけると幸いです。ありがとうございます。
で、お願いがあるんです。テレビ・新聞ほとんど私たちのこと取り上げてくれません。で、最近は選挙が近いというよりも選挙中ですから、その露出は少しあります。帳尻合わせてきてるんですね。1年半ほとんど干されっぱなしです。そんな中で、せっかくこの京橋というところで山本太郎や、山本太郎とこの新選組という変わった生き物、せっかく目撃いただいたその縁で、直接繋がっていただけないでしょうか? 私たちLINEアカウントやっております。ぜひ友だち登録のほうをしていただければ幸いです。
で、もうひとつです。「もうちょっと何かやれることないの?」そう考えてらっしゃる方もしもいらっしゃったら、ボランティア登録、ボランティア登録をしていただけないですか? 究極を言えばボランティアしなくてもいい。じゃ何のために登録するんですか? 私たちが関西に来ましたよとか、京橋でやります、天王寺でやります、梅田でやりますみたいな、今後こういう形ではなくて、一般的な3時間かけて皆さんとやりとりするような街宣、皆さんからの質問に答えるっていう普段通りの街宣をやるときにも、皆さんにお知らせが行くようになります。ボランティアで手伝ってもらえないですか? っていう趣旨の内容なんですけど、でもそれ無視していいです。「ボランティアはしないけど直接聞いてみてやろう。」そういう扱いで結構です。「友達連れてってみよう。」「直接質問してやろう。」、そういう情報を得るためのツールとしてお使いいただければ嬉しいです。ありがとうございます。
で、他にもございます。もしですね、皆さんの中で「れいわ」、2枚目「れいわ」ということを書いていただける方がいらっしゃるんだったら、あなたの1票を横に拡げていただけないでしょうか? 電話をしていただきたいんです。全国どこからでも2枚目、比例、ピンクの投票用紙、「れいわ」と書いていただけます。なのであなたの1票を、2票3票と積み上げてくださることによりまして、国会の中に、皆さんのミサイルを撃ち込むことができる。ミサイルって言い方が嫌いだったら、じゃあ矢を放つことができる、そういうことで、ぜひお力を貸していただければと思います。すいません、ちょっと時間が足らなくなってしまって、この後がありますので、普段はツーショット写真を皆さんと撮りませんかっていう、皆さんに対しての罰ゲームをお願いするとこなんですけれども、今日はちょっと時間がないようなので、後ほど山本が順番にこう目線を送っていくっていうことをやりますので、勝手に撮っていただいて結構です。はい。勝手に撮っていただいたものを、もしよろしければ、SNSなどに上げていただけると助かります。で、SNSに上げる場合にはお願いがあります。何かと言いますと、一言メッセージ添えていただきたいんです。メッセージ、そのメッセージ、要は感想ですね。率直な感想でいい。つまりは、私、山本太郎やれいわ新選組にとってマイナスでもいいです。あなたの率直な感想、私たちにとって得にならない内容でも歓迎します。理由は何かっていうと、社会変えたいのに、世間の中で政治の話をしづらいこの空気を変えないことには、なかなか社会変わっていきません。あなたが発信することによって、軽い気持ちでも結構なので発信することによって、あなたと繋がりのある方々が、「なんや、政治ってなんかこんな簡単に物を言うていいの?」みたいなことになると、その空気拡がっていくかもしれません。社会が変わる速度が少し早くなるかもしれない、そういうことに使っていただければ幸いです。ありがとうございます。
最後に、その写真を撮る前になんですけど皆さんの中でお金持ちいらっしゃらないですか? お金持ち。昨日はちょっと冷え込んだので札束を薪としてくべて暖を取ったみたいな変わった人いらっしゃらないですか? いらっしゃらない。お金の置き場がないので竹やぶにちょっと隠してみたとかそういう方もいらっしゃらないですか。いらっしゃらない。そうですか、ありがとうございます。何が言いたいか? ってことなんですけど、1人立候補させるだけでも、これ、入場料で600万円取られます。むちゃくちゃでしょ? 選挙って。この入場料を含めて1人当たりまともな選挙、最低限やろうと思ったら、1000万から1500万必要になる。こんなん普通の人は挑戦できませんよ、いくら気持ちあっても。もちろんこのルールは変えていかなきゃならない。でも今のところは、向こう側のこの土俵に乗って戦うしかないんですね。皆さんの中にもしも、財布の紐が 緩い理解のある金持ち、そういう方ご存じだったらぜひ私たちにご紹介をいただきたい。そういう、あっ、手が挙がっている。ありがとうございます。あ、違う、目線を寄越せという手でしたか。すいません。手を挙げてるっつったらしゃがみましたからね、金はないって。ありがとうございます。お金がすべてではございませんので。ありがとうございます。「そういうお金持ちも知らないよ、けどね、君、頑張るってんだから、なんか威勢がいいし、いいじゃないか。ワンコイン、ワンコインで応援してやるよ」みたいな方いらっしゃいましたら、ぜひお願い致します。今回21人、私たち山本太郎を含め立候補しています。これ1億3000万円近くお金が必要になったんですけれども、皆さんからのそういった寄附によって私たちそれを達成することができました。もし皆さんの中でワンコインでも背中を押してやるよ、頑張ってこいよっていうようなことをしてくださる方いらっしゃいましたら、ぜひお願い致します。恐れ入ります。本当にありがとうございます。と、いうわけで写真撮っていきたいと思います。よろしいでしょうか? ありがとうございます。どちらから行きましょうか。こちらから行きましょうか。失礼致します。
れいわ新選組代表山本太郎と申します。ありがとうございます。れいわ新選組代表山本太郎、京橋にお邪魔を致しております。山本太郎が「この国は壊れている」と、よく言う言葉なんですけど、その言葉だけ聞いても、何かストンと落ちない、ピンとこない。そういう方もいらっしゃいます。例えば教育ひとつとってみてもよくわかることです。この国にとっての宝は人間です。その宝、特に若い人たちに対して学問を深めてもらう、成熟した大人になってもらいながらこの国を一緒に前に進めていく、そういうことをやっていくのが国の務めかなと思います。つまりは何か? 若い人たちが教育を受けるのに借金を背負うようなやり方は間違っている。私はそう考えています。大学生の2人に1人が奨学金を借りている。そのうちの7割が有利子、利息を取られる。利息を取られる、一体誰のために利息を取るんでしょうか? 年間300億円ほどの利息収入、これを手に入れるために利息を取っている。国がやっているサラ金ですね。
この状況で大学出るまでに400万、500万という借金を背負って、そして社会人になって初任給、これ決して高くありません。それを返済していきながら、そして一人暮らしをしていって、お金って残るんですかね? 少子化が問題だと言いながら、家族を作るのに非常にハードルが高い、1人生きるだけでも精いっぱいという社会を作っているのは政治の側です。利息を取るだけではなく、そこから返せなかったとしてもこれは問題がありません。何か? 取り立てという仕事を企業側に差し上げることになります。サービサー。この中にサービサー関係者いらっしゃったら、あなたを責めてるわけじゃございません。何を言いたいか? 若者に対して教育を受けてもらうというのは、私は政治における、これは先行投資と位置付けなければならないと思ってます。にも関わらずこの国では金融商品化してしまっている。そういうことを始めたのは小泉(純一郎)の時代からです。そんな国は遅かれ早かれ滅びる。教育ひとつとってもこんなざま、消費税見てみて? 社会保障にはほとんど使われていない。消費税収の一部しか社会保障に使っていないのに消費税は必要です? 一体どういう意味があるんですか? 皆さんのためにほとんど使ってない消費税、誰のために消費税取ってるか。大企業に対する減税ですよ。資本家の駒となった、そんな議員たちが皆さんから消費税を搾り取り、大企業に対する減税の穴埋めとして使い続けている。1989年、これは消費税がスタートした年から、2016年までの間だけを見ても、消費税収の約73%が大企業への減税の穴埋めで使われていることは明らか。こんなひどい税金の取り方して、日本の経済を破壊して衰退国家に追い込んだ原因のひとつ、消費税を続ける理由って何かありますかね? 皆さんを貧しくしていった。皆さんの所得の中央値は108万円、25年でこれ低下してます。一方で、労働環境を破壊しながら、一人ひとりが購買力を失うような社会を作っていっている一方で、資本家たちは大儲けですよ。1997年から2018年の間の財務省の法人企業統計見たら、売り上げほとんど変わってないんすよ企業の。企業の売り上げほとんど変わってないのに、企業の経常利益3倍で、そればかりか株主への配当6倍だって。どっから儲けてきたん? それ。どこの利益をそこに付け替えたん? 働く皆さんからの賃金を削り、未来への投資、設備投資を削った。あなたの賃金を削り、未来への投資を削った上で株主に献上し続ける。こんな腐った世の中変えないと、どんどん倒れていきますよ、人々が。生きているだけでもありがたいと思え。そんな政治が跋扈(ばっこ)してしまえば、生きてる意味あんのかな? 私そんな地獄に生きてたくない。だからこそ変えたい。政治で変えたい。政治なら変えられる。だって政治で作られた世の中だから、政治でしか変えられない。その鍵を握っているのはオーナーのあなた。あなたが鍵を握っている。握り潰さないでいただきたい。興味のない人にも声を掛けていただきたい。あなたの1票を2票となるように声を掛けていただきたい。この国は変えられる。
聴衆:
『ナニワ金融道』。
山本太郎:
ありがとうございます。『ナニワ金融道』。ありがとうございます。「おう、山本、選挙出るらしいなあ。がんばれよ。」すいません。もう、何の演説してたか忘れました。すいません、ありがとうございます。『ミナミの帝王』でお世話になりました。ありがとうございます。『ミナミの帝王』でお世話になった読売テレビが近くにあるところ、その京橋で今日はマイクを握らせていただきました。ありがとうございます。2枚目の投票用紙、「れいわ」比例はピンク色の紙で、「れいわ」と皆さん、ひらがな3文字で書いていただきたい。国会の中に、野党からも与党からも嫌われる。いや、嫌われるは言い過ぎ、いや嫌われてんのかな? まぁいいや、煙たがられる、空気を読まない、そんな厄介なグループをより大きくしていただきたい。国会、面白くしましょう。ダルッダルの国会の中を緊張させましょう。緊張感を作り出す、まずはそこからスタートです。そして徹底した財政出動により、この国をしっかりと経済立て直していきます。やらせてください、れいわ新選組に。2枚目の投票用紙、「れいわ」2枚目の投票用紙、比例は「れいわ」でお願い致します。ありがとうございました。