山本太郎:
大きな音を立ててしまい申し訳ございません。ただ今、マイクを握っております私、れいわ新選組。なんなんだ、その名前は。よく突っ込まれます、ふざけているわけではございません。れいわ新選組、国政政党でございます。国政政党のれいわ新選組代表の山本太郎が、大阪駅前で皆さんに、れいわ新選組はどんな国をつくっていきたいのか? そしてどんな政策を考えているのか? 訴えをさせていただきます。どうかよろしくお願い致します。
「れいわ新選組、よくわからないけど一体何やってる人たちなんですか?」そう思われた方のために簡単にお話を致します。れいわ新選組は国政政党です。たった2議席しかない小さな国政政党、れいわ新選組です。そこで代表を務める山本太郎、元はといえば2013年夏の参議院選挙において、東京から国会に送っていただいた。そこからの6年間の任期の期間中、小沢一郎さん、小沢一郎さんとともに行動してきました。その最後の1年、参議院としての最後の1年、自分1人で旗揚げをしたのがれいわ新選組という政治団体です。2019年夏の参議院選挙、そこで2議席を獲得して、れいわ新選組は国政政党となりました。その内の2議席。1議席は重度障害者、木村英子。そしてもう1議席、ALS難病患者の舩後靖彦。この2名が国会議員を務めているのが、れいわ新選組です。
「山本太郎さん、障害者とか難病患者とか、国会に送りつけるなんておふざけが過ぎるんじゃないでしょうか? 」そういうようなご指摘も頂戴致します。私たちは決してふざけてなどおりません。日本という国において寝たきり、誰しもが寝たきりという状況に陥る可能性ございます。特に高齢化社会、これは加速していくばかり。その中で日本の政治において、高齢化は語られど、寝たきりについてのビジョンは聞こえてきません。多くの方々にとって、寝たきりになるリスクがある。そのような将来を抱える日本の中で、寝たきりのビジョンは語られない、これおかしな話ですね? そう考えたときに、やはり国会でその先頭に立つ人々の存在が必要。今、私自身が寝たきりになってしまったら、おそらく社会のお荷物になってしまった、家族に迷惑をかけてしまう、そんな自分を恨みながら人生を終えるまで寝たきりのまま生きなければならない。今の日本のままじゃダメなんですよ、変えていかなきゃならない。だからこそ国会の場に当事者を送り込む必要性、非常に重要です。ある意味で寝たきり界のトップランナー、れいわ新選組の2名の議員が、この国の高齢化、その先にある寝たきりのビジョンを切り開いていく、非常に大変重要な責務を担っているのがれいわ新選組だと考えています。
そこで代表を務めている私、山本太郎、今回のこの衆議院選挙に立候補しています。「あれ、山本太郎、大阪で選挙に出てるんだったっけ?」そう思われた方、今回、山本太郎は選挙区、選挙区では、この選挙に挑戦しておりません。比例、比例での挑戦、山本太郎は比例で立候補でございます。「すいません、選挙区とか比例とかよくわからないんですけど」おそらく大人の中にもそういう方、多いでしょう。なので簡単に、極々簡単に説明させてください。今回、衆議院選挙、その投票所に足を運ばれた方は、衆議院選挙のみ行われている投票所に足を運ばれた方は、2枚の投票用紙を手にすることになります。1枚目の投票用紙、これが選挙区、つまりはあなたのお住まいになっているエリア、自分の近所の代表者を1名決めるという選挙です。あなたのおうちの近くのポスター掲示板、様々なポスターが貼られている、そんな掲示板ありますよね? あの中から1名選んでいただく。1枚目の投票用紙には個人名、あなたのエリアの個人名、代表者1名をお書きください。そして2枚目。2枚目の投票用紙が比例。ピンク色の投票用紙。山本太郎はこの比例で立候補をしています。ただし、この2枚目の投票用紙、比例と呼ばれるもの。ここに個人名を書いてしまいますと、これはその瞬間ゴミくずです、紙くずです。無効です。つまり2枚目比例、この投票用紙には政党名、政党の名前しか書けません。そこで皆さんにお願いをしたいのが2枚目の投票用紙、ピンク色の投票用紙には比例、どうか全国から「れいわ」、ひらがな3文字で「れいわ」とお書きください。どうかよろしくお願い致します。
「なるほど山本さん、れいわ新選組とはどういう集まりかがなんとなくわかり、そして、そういうような投票用紙の記入方法だったんですね。ちなみにあなたたち、何がやりたいんですか?」そういう方がいらっしゃったらいけないので、ここから私たちれいわ新選組がどのような国を作っていきたいのか、どのような政策をやりたいのか、お話をして参ります。私たちれいわ新選組が目指す国とは「何があっても心配するな。あなたには国がついている。」そういった国づくりを皆さんと一緒にやっていきたいと考えてます。将来に不安がない人、この中にいらっしゃいますか? バラ色の人生が約束されてる方、1人もいらっしゃらない、おそらく。多くの方々は将来、不安がある、もしくは不安しかない。いろんな方々いらっしゃると思います。その不安、軽減させる。その不安を減らし、あなたの将来に対してしっかりとサポートしていくことができるのが政治です。でも今の政治、そんな形になってますか? 私はなってないと思う。どちらかというと自己責任。小泉政権時代からこの自己責任の空気は拡がり、何か人生につまずいたとしても「あなたが頑張らなかったから。」「あなたが頑張らなかったから。あなたの努力が足りなかったんじゃないの?」そういう空気の中で、すべて自己責任化されてしまう。そういう社会って、どんどんその空気重くなってきてないですか? でも困るんですよ。コロナのことも、その前の25年の不景気のことも、すべて個人の問題にされてしまうようなこと、あってはならないんですけど残念ながらそうなっちゃってる。自分の生活が苦しい、もしくは周りに苦しそうな人たちがいる。その人たちは、頑張らなかったからだね。努力が足らなかったんだね。ってことでは片付けられない。だって、その前に政治が作り出した大きな問題があるからなんです。そこから話をしていきたいと思います。「コロナでお困りの皆さん、このコロナでお困りの皆さんにしっかりと私たちは手当てをして参ります。」政治家がよく言う言葉ですよね。そういう趣旨のことをよく聞く。でも、それ大きな間違いですよ。何を寝ぼけてらっしゃるんですか、政治家の皆さん。コロナで苦しくなったわけじゃない。コロナが来る前からこの国は大変な状況にあったっていう認識ないんですか? 25年の不況、いわゆる25年のデフレ、そこから脱却できない。日本は25年の不況の中にコロナがやって来ました。25年の不況とはどういった状況でしょうか? サイレンが鳴ってるので、一度マイクを止めたいと思います。
改めまして、れいわ新選組代表山本太郎と申します。私たちが作りたい国、それは「何があっても心配するな。あなたには国がついてるから不安にならなくていい、絶望を感じなくていい。あなたが困る前に国が手を差し伸べるよ。」そんな国があったら私は住みたい。自分たちの理想とする国を作っていくのが政治の役割でしょう? それは妄想? 「現実的には、そんなものできるはずがない。」そう思われてる方もいらっしゃる。でも私はそうは思わない。政治がそういったビジョンを持たなければ、そんな現実生まれてくるはずありませんよね? その国を作っていくのはこの国に生きる一人ひとり。なぜならば、あなたがこの国のオーナーだから。あなたがこの国の最高権力者だから。そのオーナーがこの国の会社の行方、その最高権力者がこの国の未来を決めるのが選挙という、そういうシステム。
民主的な方法を使いながら、この選挙ということで社会なんて変えていけるんです。政治はパワーゲームだから。選挙はパワーゲームだから。ひと握りの資本家みたいな人たちが多くの議員を生み出して議会の中に送り続ければ当然、資本家寄りの社会になってしまう。一方で、この国の多くの有権者たち、この国のオーナーたちがしっかりと選挙に参加してしっかりとグリップしていけば、皆さんのための政治が繰り広げられる。これ当たり前のルールなんですね。選挙になれば50%のオーナーが手を離す、政治から。選挙になれば50%の最高権力者たちが投票には行かない。これ勝負始まる前から勝負ついてます。50%の投票を諦めた人たちとも手を繋いでいきながら、この国のコントロール権、一緒に取り戻していきませんか? そういう話をこれからしていきたいと思います。れいわ新選組代表山本太郎と申します。よろしくお願いします。コロナが来たから大変でしてね。皆さんそう思わされてるかもしれない。でも違うんですよ。不況が長きにわたり、いつから困ってるのかもわからない。元々こんなもんだったんじゃないのかな? そう思う人多いと思うんです。コロナが来たから困ってる。いいえ。この国はコロナが来る前から大変な状況にあった。その話をしたいと思います。世界広しといえども25年不況が続く、つまりは25年デフレから脱却できないという状況、日本以外にそんな国存在します? 戦争、紛争そういうような状況にある国ではなくて、普通に25年不況が続く国なんて存在しません。どうして日本だけ特別25年そんな状態なんですか? 答えは簡単で、政治が間違ってるんですよ。政治の打ってきた経済政策が誤りであり、税金の取り方を歪め、そして労働環境を破壊し続けた結果、皆さんから搾取を続ける。搾取した部分を資本家に還元し続ける。そんなことが数十年にわたって続けば、国壊れます。実際壊れてます。壊れてるって何をもって言ってるんだよ。
コロナが来る前からこの国は壊れていた。例えば、一人暮らしの女性3人に1人が貧困、コロナの前。子どもたちの7人に1人が貧困、コロナが来る前。既にこの国に生きる人々の生活は地盤沈下をしていた。だって、デフレから脱却できない不況が25年続けばどうなるか? 社会にお金が回りません。社会にお金が回らないってことはどういうことなんでしょうか? 一人ひとりの購買力、物を買う力が弱まっていっている。労働環境の破壊により不安定な仕事、所得自体も落ちていく。一方で、税金の取り方を歪められて余計な税金や社会保険料、いろんなものを払わされる。一人ひとりが使えるお金が減っていけば、皆さんの消費落ち込みますよね。買い控え、いろんなことで皆さんが物を買うということをやらなくなっていく。皆さんが物を買ってくださる消費、この消費という行動はお金を払ってくれた瞬間、回り回って、そのお金は誰かの所得に変わっていきます。誰かの消費は誰かの所得、当たり前の循環です。消費が落ち込めば当然、所得も落ち込む。当たり前です。25年間不景気、この国において所得がどれくらい落ち込んだんでしょうか? その話を知るには厚生労働省の所得の中央値見れば一目瞭然。所得の中央値。高い所得から低い所得まで並べてみて、その真ん中の値がこの25年の間で108万円低下してます。みんな賃金下がり続けてるんですね。むちゃくちゃですよ、こんなの。どうしてこういうような事態になるのか? 大きく分けて2つの原因が考えられる。ひとつは税の取り方歪められたこと、先ほども言いました。そしてもうひとつ、労働環境を破壊されたこと。この2つ共通点があります。なんでしょうか? 企業にとってのコストです。特に大企業、資本家にとってのコスト。政治はこの2つのコストを次々にコストカットしていくためのお手伝いをし続けた。(聴衆:がんばれ)ありがとうございます。
何のためにそんなお手伝いするんでしょうか? 答えは簡単、組織票。自分に議員バッジを付けてくれる組織票、そして企業献金のために自分が資本家の手先として国会に乗り込む。その数が議会の半分以上になれば、どんなルールも変えられる、どんなルールだって作れる。25年以上の間で様々なルール変更や新法、いろんなルールが作られて皆さんの労働環境は破壊されっぱなし。そして税は取り方が歪められっぱなし。皆さんひとつも得してませんよ、はっきり言わせていただいて。
例えば消費税。私たちれいわ新選組は消費税廃止にしたいって考えてます。私たちの政策です。「またまた山本太郎、選挙が近いからって消費税廃止にするとか無理なことしか言わないね、あの人は。」みたいな方いらっしゃいます。でも違うんです。消費税なくてもやっていけますよ。だってもともと消費税自体がなかったんだから。1989年から消費税はスタートした。でもその前には消費税がなかった。つまりは何か? 「ないところから取るな、あるところから取れ」の時代があったってことです。それを歪めたのが消費税。じゃあ消費税が始まって一体何のために皆さんから消費税を搾り取ろうとしてるのか? 多くの方々は、「社会保障のためでしょ? 高齢化もね、これからどんどん加速していくし。」そういう風に思われる方いらっしゃると思うんです。大きな嘘です。大きな嘘。消費税収のうち社会保障に使われているの一部だけですよ。消費税、社会保障を支えるために必要だなんて大嘘じゃないですか。もっと別の理由があるんですよ。
じゃあ、消費税何のため必要なんですか? 組織票と企業献金、これをくださったご主人様たちにご恩返しするために必要なんですよ。つまりは何か? 大企業に対する法人税の減税、金持ちに対する所得税の減税。この2つを前に進めるための穴埋めとして消費税が使われている。例えば消費税、そして法人税、この2つで見てみると何がわかるか? 消費税が始まった1989年から2016年までの間、その間を見てみると法人税減税された分、何で穴埋めしてますか? ってことなんですけど、消費税収の約73%で穴埋めしていることがわかる。残念ながら消費税は社会保障を維持するために必要なんだっていうことで皆さん真面目に納めていただいてるんですけど、ほぼ関係ありませんよ。適当な言い訳です。一部しか使ってない。皆さんから消費税を搾り取る理由は何か? 自分たちに議員バッジ付ける、そういう人たちに対してのご恩返しなんです。そのご主人様、誰なんですか? 一番太い客誰かっつったら経団連です。日本経済団体連合会、経団連。大企業が2000社以上連なるような連合体。この方々、政治に対して数々の要求をしてくる、提言という名前で。でもこれは提言ではなく事実上の命令です。飼い主からの命令。数々のことが歪められてきましたよ。例えば派遣、例えば非正規もそう。そして外国人労働者もそう。数々この国で、皆さんの首を締めることに繋がっていくようなことが経団連の要求によって次々に形になってった。その中のひとつに消費税も存在しています。じゃあ経団連、この消費税について一体何を言っているか? 2025年までに消費税は19%まで上げることを要求しています。物を作って物を売っている人たちが消費税上がったらどうなるかってことさえもわからないんですか? むちゃくちゃなりますよね。19%まで上がっても問題ない方こん中にどれくらいいらっしゃいます? お金持ち。いらっしゃったら私たちにぜひ献金をいただきたい。いらっしゃらないですか? 19%まで上がったらえらいことですよ。買い物するたびに取られる罰金が10%から19%くらいまで段階的にと言えども上がっちゃったら、これ干上がっちゃいますよ。じゃあなぜこの経団連たちは19%まで上げろと言っているか? ものすごくシンプル。だって上げれば上げるほどもっと下げてもらえるもん、これだけのことですよ。私はこんなこと許せない。だってこの国の経済的衰退、これ消費税ってものすごく関わってる話ですよ。考えてみて欲しい。消費税ってどういう役割果たしますか? というよりも、そもそも税金ってどういう効果があるものですか? 増え過ぎたものを減らす。過熱し過ぎたもの冷ますっていう効果ありますよね。
タバコ吸ってる人を減らそうじゃないの。じゃあ、たばこ税上げますか。たばこ税上げたらどうなるか? 喫煙者は減っていきます。CO2の排出、二酸化炭素が問題だ。じゃあ、炭素税を導入しましょうか。導入したらどうなる? 各社努力をする。出さないようにする。増え過ぎたものを減らす、加熱し過ぎたものを冷ます。じゃあ消費税は? 消費が過熱し過ぎているときには、それを冷ます効果がある。どうして冷まさなきゃいけないのか? 消費が過熱し過ぎたときには、インフレが進む。その可能性があるために、社会に回り過ぎているお金を間引く必要がある。そのための消費税。増え過ぎたものを減らす、加熱し過ぎたものを冷ます、そういう力を持つのが消費税ですよ。で、日本の中で消費税が上がるたびに、消費が落ち込んでる状態なんですけど、消費が過熱したのっていつの話なんですか? つまりは消費が過熱もしてないのに消費税自体を上げていくと、どうなりますか? 当然、消費は減っていきます。消費が減るってことは、どうなりますか? 所得も減ります。当たり前です。誰かの消費は誰かの所得、この循環にブレーキをかけ続ける。世界広しといえども、景気が悪いときに、経済的に上向いていないときに、消費税的な性質を持つ税率上げていく。そんな国存在してますか? おそらくほぼないですよ。どうしてか? そんなことやっちゃったら、景気悪くなるからね。お金が社会に回らなくなるからね。たった1つ、それをやり続けている国がある。その名はジャパンです。経済音痴が、この国コントロールし続けてんですよ。経済音痴だったら、まだいいんですよ。経済音痴どころか、逆に言えば、この国の一番大きな景気を動かすエンジン、内需ってものを犠牲にしながら、皆さんから、皆さんをこの国内を草刈り場にして、一部の者だけに利益を還元するようなことになっちゃったら、この国自体が壊れていくじゃないですか。そんな消費税、どうしてやり続けなきゃいけないんですか? やってることむちゃくちゃですもん。経済の基本のキも分かっていない者、いや、分かっているだろうけれどもやっている、もうそれはどちらでもいい。25年このような状態を、より悪いほうへ悪いほうへ、衰退国家に自分自身の政策で追い込むような、タコが自分の足食べてるようなもんですよ。皆さんの消費を奪って、購買力を奪って、ひと握りの者だけに利益還元するような社会になってったら、タコが自分の足食べてってどうなるんですか? そんなことやったら絶対にダメなのに、この国では当たり前になっちゃってる。消費税を廃止したい、そう言うと「夢みたいなこと言うな。」って言われるんです。いや夢みたいじゃないよって、逆に言うたらずっと悪い夢見せられてるんですよ。25年から30年くらいの間。目覚ましましょう。やめてやりましょうよ、消費税。意味ない、こんなの。消費税やめたらどうなる? 消費税やめたらそんなもん、景気爆上がりですよ。景気爆上がり。考えてみてください。中小企業、消費税で一番苦しんでないですか? 税滞納、一番多いの消費税です。税滞納のうちの6割占めんの消費税。これ払えてないの中小企業でしょう? 中小企業といえば、この国の屋台骨。この国に存在している企業の99.7%、中小企業。そこで雇われている方々、労働者の7割。地方に行けば8割、9割。そこに首締めて、大企業に利益還元? 資本家に利益還元? 殺しに来てるんじゃないですか? あまりにもあり得ない。「中小企業が元気を取り戻す」政治の場では皆さんおっしゃいますけど、基本のキで元気取り戻すような、本気の元気を送るためには、消費税やめるしかないんですよ。やめさして欲しい。やめさして欲しい。「もしもし、山本太郎さん。やめたい気持ちは分かるけど、現実的に考えて、今の時点ではあなたたちれいわ新選組、2議席しかないわけですよね? それでどうやって消費税廃止とか、のたまわるってるわけですか? 」そういう方いらっしゃると思います。心配ない。私たちは当然、消費税は廃止。こんなものやめるべきです。これをやめられなければ、次に何が来るかと言ったら、増税だけじゃなくてインボイスも来る。インボイス来ちゃったら、どうなるかっつったら、当然、零細事業者潰されますよ。維持できませんよ、一人親方も、フリーランスも。ただでさえ売り上げが少なく、その中で仕入れや家賃やいろんなものに取られて、残りの利益、残りの金額、お金だけでやっと生活していってるところに、消費税まで取るの?
殺しに来てますよ、はっきり言って。「まぁまぁまぁまぁ、ギリギリで殺しはしない、ギリギリで生きていけるようにはしてやるよ。」むちゃくちゃじゃないですか、そんなの。あり得ない。しかも、その取ったもの、どうやって使ってるのかっつったら、差し上げてんでしょ? 献上してんでしょ? 冗談じゃない。この国をコントロールするのは資本家じゃない。この国をコントロールするのはこの国に生きるオーナーの皆さん。どちらが多数派? 資本家のほう? それとも皆さんのほう? 皆さんのほうが圧倒的に多数派ですよ。ってことはコントロール権を皆さんが持つべきなんですよ。それを実践するのが選挙。力を貸していただきたい。2枚目の投票用紙、れいわ新選組に、どうかお力を貸していただきたい。「もしもし山本さん、話がちょっと飛んじゃったんじゃないの? あなたたちは2議席だからそんなことすぐにできないってお話でしたよね。」すいません、忘れておりました。もう一回戻ります。たった2議席だってできることあるんだよ、そのお話をしたいと思います。もちろん消費税は廃止にするしかない。インボイスなんて、そんなものやめだ。当たり前。けれども、これを一気に進めるためには私たちが政権与党、もしくは時空の歪みによって山本太郎が総理に担ぎ上げられるくらいの時空の歪みがなければ実現しません。それ、待ってられる? おそらく待ってられない。だから私たちは現実的な選択を致しました。それは何か? 2019年夏の参議院選挙で2議席を獲得し、国政政党になったれいわ新選組。その後、その後に行われる衆議院選挙、つまりは今行われている衆議院選挙に向けて、野党で共闘しませんか? というようなお話がいろんなところからきたわけですね。私たちは、野党共闘するには、消費税は最低でも5%に減税するってことをその野党共闘をする各党の政策に入ってなければ一緒にはやらない、勝手にやります。そういうことを言い続けました。最初、怒られましたよ。「この酷い政治を、これ変えるためには、政権交代をしなければならないんだから、いちいちそうやってですね、いろんな条件を付けるべきではない。」みたいなこと言われるんです。そんなん知らんやん。それ、そっちの都合でしょって。こっちはね、多くの人々が苦しんでる状況、消費税によって首が締まってる状況。25年のこのデフレから脱却できないっていうところで地盤沈下した人々、ここに対して明確に、一番わかりやすい消費税という、毎日細かくとられる罰金をやめて、皆さんの使えるお金を手元に残して、それを回していくってことをやりたい。一番わかりやすいじゃないですか。「桜の問題がですね、桜を見る会がですね、公文書の問題がですね、」様々ありますよ、最低なことが。でも、その話って細かく説明していかなきゃ、知らない人、理解してもらうまで時間かかるでしょ? 全員にとって経済は自分ごと。毎日の消費税、今日朝起きてから夜ここにたどり着くまでの間、山本太郎という変わった生き物を大阪駅で発見するまでの間、皆さん消費税一回も払ってないって方いらっしゃいます? 朝からここに到着するまで、一度もお店には立ち寄っていない、買い物をされていない。ほぼ全員消費税、払ってんですよ。毎日毎日。この負担がなくなればどうなるか。1ヶ月20万円支出する世帯では、年間で20万円消費税取られてることになり、30万円支出の家庭では30万円ほど年間で取られ、こんな状態なんです。消費税やめます。つまりは、あなたの手元にそれだけのお金残ります。そのお金がちょっとでも消費に回っていけばどうなるか。1人当たり賃金も上がっていきます。消費税やめた5年後に1人当たり賃金が約29万円、年間で上がるという試算を参議院、国の機関である参議院が試算を出してる。話戻ると、野党共闘というんだったら、政権交代というだけではなく今、本当に必要な政策を皆さんにとってこれやるからっていう風に示す必要がある。その必要性、消費税っていうところで5%でこだわってきたんですね。野党共闘に与(くみ)しない、あいつらは自民党の、たぶん、別働隊だ。いろんなこと言われました。2年間粘った結果どうなったかっつったら、野党第一党の公約の中にも消費税5%入りましたよ。たった2議席でも、やり方の問題でそういうアプローチできるんですよ。
国会議員じゃないですよ、私は。バッジさえないけど。この数が増えていったらどうなる? この数が増えていったら、永田町の中でぬるっと「わかるでしょう?」「わかりました」みたいなやりとり一切ないんですよ。永田町のやり方でっていうのを一切聞かない。与党からも野党からも煙たがられるような存在を1人でも多く国会の中に送り込めば、当然、政治は面白くなるし、私たちが最も訴えている積極財政、徹底的に国がお金を出していくべきだ、25年のこのデフレを吹き飛ばし、何よりもこのコロナ不況絶対にとめるという気概を、政治がこの場面で見せるべきだという政策、前に進まざるを得ないんです。永田町の中の人たち、私たちがここで議席を増やしたら何を考えるか?「あそこにそんなニーズがあるんやったらパクったろうぜ。あいつらは数がそもそもがそんなに多くないから、自分たちでゴール決めることできないだろう? あいつらが訴えてるような政策、俺たちが先にやっちゃえばあいつら存在価値なくなるから」そう考えるんですよ。私たちからしたら大歓迎。私たちがやりたいことは何かっつったら、今、困ってる人だったりとか、この先つまずきそうになってたり、今、でこぼこになってるところをサッサと金出して底上げして欲しいんですよ。ゴール決めるのは誰だっていい。そのプレッシャーを与党にも野党にもかけるためには、私たちのような永田町の中で最も尖った経済政策を持つ者たちの数を増やしていただくのが一番の近道です。消費税廃止、これはもちろんのこと。今、野党共闘という形で、立憲民主党、共産党そして社民党、私たちれいわ新選組。消費税、これが多数派、野党が多数派になれば5%減税決まりですよ。決まり。ただしこっから先、私たちの議席を増やしていただければ、この5%からまずはゼロ、そして廃止。これ確実に皆さんの力借りながら、これは国民運動、国自体のみんなの力借りながらゴール決めに行きますよ。力貸してもらえないですか? 力貸してほしい。
景気良くしよう。景気良くしよう。日本には力がある。25年のこのデフレ、そしてコロナ。これによって奪われたものは何よ? 自信でしょ? 挑戦することでしょ? 国がここまで壊れてしまえば、絶望が覆うようになってしまう。それを絶対にくいとめる。それができるのは国だけ。世界中がそれやってる。アメリカ見てみたら600兆円、600兆円ものお金を精いっぱい出してる。事業者倒さない、失業者生み出さない、自殺者増やさない、社会を壊さないように。壊れてから手当てしてしまえば、長い時間、とてつもない費用、そしてそこに至るまでの多くの人々の命が犠牲になる。だから早めに手当てをするのが一番コストが安い効率的。世界はわかってる。アメリカどうなってる? 5回の現金給付がされた上に、経済持ち直してコロナ前よりも良くなってる。スタバの賃金1時間で1700円ですって。日本にもできるよ。アメリカがドルでやってる、イギリスはポンドでやってる、日本は円でやってる。自国通貨を持つ国は、財源が必要ならば増やせる。ただしそれは無限ではない。インフレ率2%を上限に、徹底的に通貨を発行していきながら、年間私たちは1年目で145兆円国債発行、通貨発行、そして翌年からの10年間は毎年70兆円の追加の発行をしていきます。「そんなことやっちゃったら国が壊れるんじゃないの?」とんでもない。インフレ率2%〜3%、5年で平均でそれくらいになれば何の問題もない。世界中がその状態でやってるんだから。今、この国を25年のデフレから脱却させ、このコロナの不況をくいとめるためには大胆にやるしかない。「プライマリーバランスがですね」みたいな奴らは追い出すしかないんですよ。寝言は寝てから言え。プライマリーバランスの黒字化を守った国々どうなった? ギリシャでしょ、アルゼンチンでしょ。破綻したんですよ。当たり前。予算減らせば簡単にプライマリーバランスは黒字化にできる。でもその分、公衆衛生や人々の命が切り捨てられることになる。私たちの国は自国通貨を持ってる。自国通貨の発行によって破綻することないってことは、財務省でさえ認めている。多くの人々に徹底的にやらない理由は何か? 50%以上の人たちが選挙を諦めるような世の中を変えたくないんですよ。自分たちのコントロール権を失いますからね。みんなが安定した社会に生きてるとどうなるか?「私が考えるに、この国を良くするためにはですね」みたいな人たちが増えるでしょ? 面倒くさいんですよ、そんなの。
目の前の生活で精いっぱい、そういう人たちが増えれば増えるほど、簡単に国なんてコントロールできますからね。こんなの馬鹿にし過ぎですよ。取り返したいんです。25年失われたもの、あなたが奪われたものを還元していく、そのスタートがこの選挙。2枚目の投票用紙にはどうか「れいわ」、ひらがな3文字で「れいわ」とお書きください。よろしくお願いします。私たちれいわ新選組、2枚目の投票用紙に「れいわ」と書いていただきますと、本当に芯の強い、嘘つかない、絶対に長いものに巻かれないという人物たちが国会の中に放たれます。どうか送っていただきたい。教育問題、国が教育にお金を出さない、そういったことで苦しんできた、そういう仲間がいます。当事者を国会に送らずして、どうしますか。どうかこの人も国会に送っていただきたい。れいわ新選組、やはた愛です。
やはた愛:
皆さんこんばんは。クレジットカードで、クレジットカードで18%の金利払いながら大学で学んでるやはた愛です。私も本当にそれやめたいんです。私みたいな苦しい、苦しい思いしてるような若い世代もうなくしたい。とにかく、あのもっと長く喋りたいんですけど、あと1分しかないんで、あとはググッてください。とにかく皆さん、比例は「れいわ」、比例は「れいわ」、全国の人に電話かけて欲しい。特に東京にお住まいのお友達とかいたら、比例は「れいわ」書いて欲しい。うちの代表ね、国会送り込みたいんですよ。もう本当に、本当にそう。もう代表が国会行かな始まらへん。みんなようわかってますよね? 本当に比例は「れいわ」でお願い致します。積極財政で皆さんを絶対損させない、「れいわ」と書いて損させません。どうかよろしくお願い致します。
山本太郎:
ごめんね、代表の話が長過ぎて削られてしまった、やはた愛と名乗りましたが名前を忘れてください。名前を書いた途端に無効票になるのが2枚目の投票用紙でございます。ひらがな3文字で「れいわ」。大人になってから学び直し、別にいいじゃないですか。国が学ばせてくれよ。国がより成熟していくように、みんなが学問深められるような社会にしていきたい。若い人たちに借金を背負わせ、利息まで払わせる、そんな社会壊れますよ。年に300億、懐に入れるために学生たちから奨学金で利息を取り、そして返せなかったとしてもサービサー、これは金を取り立てるという仕事ができるじゃないか、このような金融商品化、この国は小泉(純一郎)の時代からやってる。こんな国は壊れる。だから作り変える。皆さん力を貸していただきたい。2枚目の投票用紙は「れいわ」。皆さんにとってのミサイルを国会に撃ち込んでいただきたい。「ミサイルってちょっと怖いわね」と思われる方、皆さんの矢を放っていただきたい、国会に。そういうことでございます。
最後に皆さん、ぜひ繋がっていただきたい。私たちテレビ・新聞から干され続けてます。選挙になったらちょっと露出がありますが、ほとんど干されてる。LINEの登録して欲しい。そちらでできます。そしてボランティアの登録もして欲しい。ボランティア、究極、手伝わなくてもいい。私たちが全国回るときに皆さんに情報が行きます。あなたが足運べるときに、直接質問してもらえるような機会いっぱいあります。みんなでディスカッションしよう、そしてどんな政策が必要か考えていこう、そういう考え方です。ぜひボランティア登録をして私たちの動きを把握していただきたいです。この後、山本太郎とやはた(愛)の間に挟まれて、記念写真撮っていただきたいと思います。そしてワンコインでも、私たちれいわ新選組を後押ししてくださる方いらっしゃったら、ぜひご寄附のほうもよろしくお願い致します。この後、山本太郎とやはた(愛)の間で写真を撮ってください。2枚目の投票用紙、ひらがな3文字「れいわ」でお願い致します。ありがとうございました。