【動画&文字起こし全文】れいわ新選組街頭演説会 19.7.10 島根・松江駅北口前

山本太郎:
大きな音を立てて申し訳ございません。参議院議員の山本太郎と申します。よろしくお願いいたします。

ローソンさん、ローソンさんにはですね、少しご迷惑をおかけするようなことがないように致しますので、本当に申し訳ございません。オーナーさんの心意気に感謝いたします。今、Lチキがオススメなようです。からあげクンも美味しいようですよ。えぇ、ぜひご利用くださいということを冒頭に申し上げたいと思います。

山本太郎、どうして松江にやって来たのかってことなんですけれども、山本太郎、6年前に国会に送っていただきました。東京選挙区から、2013年に東京選挙区から66万を超える得票をいただき、国会に送っていただきました。それから6年が経ちました。今回、山本太郎、選挙です。今回は全国どこにお住まいの方にも山本太郎と書いていただけるように、比例代表という戦い方を選びました。ここ松江にお住まいの方、島根県にお住まいの方、鳥取にお住まいの方にも山本太郎と書いていただけます。どうかお力を貸していただきたい。山本太郎と書いてください、よろしくお願い致します。

この6年間、国会の中でおこなわれている政治に参加しながらそれを見てきました。どういった内容だったか? 簡単に言うと、本当に酷いものです。金につながる話は何でもサッサと決まるが、金ではなく命につながっていくような話はなかなか決まらない。

「決められない政治から決められる政治へ」

こんなスローガンもありましたが、決めてきたことの多くが、はっきりいって、褒められたもんじゃございません。ありがとうございます。お花いただきました。ありがとうございます、僕。ありがとうございます。君の人生を守りたい、支えたい、それが政治の役割です。ということなんですけれども、残念ながら現在おこなわれている政治は、皆さんのことは目に入っていない。これ事実です。

じゃあ、いったい誰のために政治がおこなわれているのか? これ、いみじくも2013年の政権交代した後、2013年の最初の国会、施政方針演説、ここで安倍総理が言った一言、これに尽きます。
「世界で一番企業が活躍しやすい国を作る」。嘘はなかったです。本当に企業が活躍しやすいように、一生懸命、汗を流されてきたのが今の政府でしょう。

例えばどんなことか? 大企業に対して大減税、金持ちに対して大減税。それだけじゃない。企業側に利益誘導していくために規制緩和をどんどん進めていったりとか、自分の40年来の腹心の友に対しては、獣医学部を60年ぶりに作ったりとか、自分の奥様のお友達が学校経営者がいて国有地を差し上げたりとか、一言で言ったら忖度。一部の人間に対しての忖度が、大小色々織り交ぜながら繰り拡げられたのがこの6年間。

これ憲法違反です。憲法15条違反。何が書かれているか? 国会議員も公務員、総理大臣も公務員です。この公務員は一部の奉仕者であってはならないってことが書かれてるんです。全体の奉仕者でなきゃいけないよってことが書かれている。でも現実はどうですか? 忖度されたのは一部だけ、それ以外は目の中に入っていない。

結果、人々の生活は地盤沈下することになりました。それは、つい先日、最新版が発表された厚生労働省の国民生活基礎調査にもはっきりと出ている。生活が苦しいと言われる人々が57.7%。シングルマザーでも80%以上、生活が苦しいと言っている。平均の所得を下回る、下回る所得の世帯は過去最悪。6割を超える。もう皆んな限界なんですよ。ボロボロなんですよ。

どうしてこんな状態になっちゃったか? これは自民党。私ははっきり言うけれども、20年以上に及ぶ自民党の経済政策は間違い続けた結果、今、このような状態になってると言えると思います。

もちろん民主党政権に何か間違いがなかった、とは言いません。けれども、彼らがやってたのは3年程度なんですよ。ほとんど、ほとんど長きに渡って自民党が政策、政権を握り、政策を打ってきた。それが間違っていたからこそ、今、人々の生活が地盤沈下しているんだと私は思ってます。

今の政府、何と言ってるか? 消費税は増税ですって。「いやぁ、消費税増税でも本当に助かります」って方、こん中にどれくらいいらっしゃいます? 「ワクワクするわぁ」みたいな方いらっしゃいます? いらっしゃるはずないんですよ。じゃ、消費税凍結、「凍結で助かった。うん、頑張れ、凍結で頑張れ、野党」って思いますか? はっきり言います。

私にしてみたら、消費税増税も、消費税凍結も、同じ世界なんです。なぜか? 凍結と言いながら、というよりも、凍結っていうこと自体、結局、解凍、とける時が来ます。凍結していたものがとけたらどうなるかっていうと、その後、消費税上げていくしかないんですよ。消費税を主な財源として、この国を推し進めていく。その考え方っていうのには、私、反対なんですよ。ありえない。今の日本の状況を見てみてくださいよ。すべての税金の滞納、払えませんという状態。すべての税金の滞納の6割、6割を占めるのが消費税。誰が泣かされてますか? 中小企業、零細企業ですよ。首が絞まってる。払えないんですよ。これ止めなきゃ、本当に壊されますよってことなんです。消費税は、増税でもなく、凍結でもなく、廃止しかないって私、思うんですよ。皆さんいかがですか? 

選挙の時に、消費税廃止とか、廃止とか言ってね、なんかもう現実的じゃないことばっかり言って、一体、本当、なんなんでしょ、あの人と思われる方もいらっしゃるかもしれない。でも、本当に消費税を廃止することは不可能なんでしょうか? 一番気になるところは、消費税で集めていた税収がなくなる、要は20兆円分です。この20兆円分を他で補えるのかということが、一番のテーマになるでしょ。じゃあ、他で、賄いましょ。何で賄うか? 一番簡単。消費税が導入されたことによって、税率が下がっていったものがある。2つ。所得税と法人税ですよ。消費税が導入されるたびに、導入されることによって法人税下げられました。最高税率下がった。法人税も安くなった。消費税が上がっていくたびに、この最高税率は下がっていき、そして、法人税もどんどん安くなってった。つまりは何か? 法人税を下げて、所得税を下げたことによって、国の収入が減るから、それの尻拭いとして、消費税が存在してるという現実。

例えばですけれども、法人税を減税することによって収入が減った。それだけじゃなくて、消費税を上げたことによって景気が悪くなっていく。これによって、法人税収が実際、減ってます。法人税と消費税でこれをしっかりと見ていくと何が分かるか? 法人税減収分に、消費税の約73%が割り当てられていたっていう話になるって事です。つまり何か、大企業にもっと儲けてもらいたいから減税します。金持ちに対してもっと金持ちになってもらいたいから減税します。これの穴埋めとして、消費税を使わせてもらいますっていう話なんですね。これに対して、いいじゃないか、それでも。金持ちが、もっと金持ちになるんだろう? 大企業が、もっと儲けるんだろ? だったら私が、それを、消費税を支払って支えてみせますって方、この中にどれくらいいらっしゃいますか? 

いらっしゃったら、今日の晩御飯とか、ご馳走してもらおうかなと思ってたんですけど、1人もいらっしゃらないってどういうことなんですか? 当然ですよ。岡山にもいなかった。沖縄にもいなかった。あっ、あなた手挙げてますね? 大丈夫ですか? ご両親の了解取っていただいて良いですか? ここで話すると、ちょっとね、なかなか、ええ、すいません。またのちほど。話戻ります。

ちょっとやりすぎじゃない? ちょっとやりすぎですよ。乱暴狼藉ですよ、これは。そろそろ皆んな、怒る時に来てます。国によるDVですよ。消費税を上げるって言ってる人たち、無茶苦茶ですよ。こっち見てない。いい加減にしてくれと。ひとりひとりの人生が、ボロボロにされてる時なんだってことですよ。

まず、一番必要なことは何か? 日本の景気回復が必要なんですよ。日本の景気回復どうして必要かっていうと、デフレが20年以上続いてんです。デフレって何ですか? 物価が落ちていくこと、物価が下落していくこと。これ20年以上。これが2年以上続けばデフレですよね。20年以上ですから。こんな国、他にありますか? 

参議院の本会議で、今年の1月に代表質問に立たせていただいた。そこで安倍総理に、山本太郎が聞いたんですよ。「20年以上デフレが続く国、日本以外で存在していたら教えてもらえますか?」って。総理はお答えになりました。「ございません」。当たり前だろうってことなんです。日本以外の国は、どの国も成長してる。どの国も成長してる。日本だけですよ。どの国も成長していて緩やかなインフレ。これが普通。スタンダード。日本は? 20年以上デフレ。病気なんですよ。瀕死の状態なんです。この瀕死の状態のところに消費税を上げたらどうなるかっつったら、もうボロボロですよ。

1年間でどれくらい消費税払ってるかって、皆さん考えたことありますか? 事業者の方は、どれくらい払っているかっての、イメージつきやすいと思うんですよね。でも例えば、コンビニでパンを買う、おにぎりを買う、その時に消費税払うっていうような細い払い方をされている多くの方々は、消費税1年間でどれくらい負担してるかが、なかなか分かりづらい。試算しました。2014年の総務省、全国消費実態調査から試算をしてみた。10%になったら、どれくらい1年間で支払うことになるか、っていう話になると、1ヶ月分の収入が、ほぼ消費税で消えてしまう。消費税を辞めるっていう決断をするならば、1ヶ月分の収入を皆さんに返すことになるんですよ。1ヶ月分の収入、皆さんに返したとしたら、皆さん、それ何に使いますか? 本当に必要だったものを買う。買いたかったものを買う。それが何に繋がりますか? 消費の喚起につながるんですよ。消費って何ですか? 物を買うっていうことは何ですか? 誰かが物を買えば、その買ったお金は、誰かの所得に回りますよね。当たり前です。表と裏。誰かを物を買えば、それが誰かの所得になる。

で、消費税を上げていって何が失われたかってことですけれども、消費が失われたんですよ。消費が失われる、イコール、つまり所得も失われていくって話ですよ。一番わかりやすい話で、3%増税された2014年。その時に個人消費、個人の消費がどれくらい失われたか? 約8兆円。約8兆円。8兆円と言われても、その規模のでかさが、あまりにも分からないから、比べてみます。リーマンショックの時、リーマンショックの時の個人消費の落ち込みは、6.3兆円。8兆円と6.3兆円。もうリーマンショック超えとるがなって話なんですよ。8兆円分の個人消費は失われたということは、8兆円の所得が失われたって事も言えるんじゃないですか? 全く間違った経済政策である。消費税は廃止にすべき。

じゃ、その失われる財源、何で賄うかを、これからお話していきます。所得税、最高税率を引き上げます。消費税、所得税は今、累進制ですね。要は、儲けが多ければパーセンテージが高まり、そして儲けが少なければ負担が少なくなる。累進性。もともと、この所得税はそのような形になっている。けれども、この最高税率をもっと上げて、刻みを大きくするっていう話が必要。

それだけじゃない。株などによる利益、この所得に関しては、分離されてます。分離。所得税として取ってないです。分離してんです。で、パーセンテージ低く抑えてんです。これ、ずるくない? だって、所得は所得じゃないですか? すべての所得は所得税として取るという、総合課税という形にする。

そしてもうひとつ、法人税。法人税はフラットです。現在。何か税率が決められている。大企業、中小、零細、全部税率が決められている。ただし、大企業には、この決められた税率からさらに税金が安くなるシステムになっている。租税特別措置など80を越える割引のメニュー。この中に、自分たちが決め払う、自分たちが払うべき税金から、さらに税金が安くなるメニュー80以上お持ちの方、いらっしゃいます? いらっしゃらない。ずるいやん、そんなんて話ですよ。だから、ここは平等にすべき。そして、この所得税フラットって言いました。税率が固定されてるよね。これを累進制を導入します。先ほどの所得税と同じような形にする。

累進制を導入したら、どうなるかってことですね。景気が良い。物が売れる。めっちゃ儲かってんねん、という人に関しては、ここ、税率は高くなります。ただし景気が冷え込んだ。もしくはね、事業があまりうまいこといっていないとかで、儲けが薄い人たちに対して、当然、税負担は極限まで低くしていく、という形にする。この法人税に累進制を導入するってことを、私はやりたい。

これをやることによって、一番負担が少なくなるのは、誰か。中小企業、零細企業。消費税をゼロにすることによって一番救われるのは、誰か。中小企業、零細企業。ここが息を吹き返すということが、一番日本の経済にとって必要だと、皆さんお感じになりませんか? いかがでしょう? 

話、戻りまして、先ほどの所得税、最高税率を上げる。分離課税などをやめる。そしてもうひとつ、法人税累進制度を導入する。これ、アメリカでも累進制だった時代があります。トランプよりも前の時代。日本でできない理由ないですよね。できない理由があるとするならば、大企業への忖度以外考えられません。なので、これをやります。そして大企業に対するこの税制の割引メニュー80以上っていうのもやめる。この2つで財源が確保できます。いくらでしょうか。29兆円ほど。29兆円ほど。ならば、消費税やめるのに20兆円程度なんだから、おつりくるじゃないですかって話なんですね。

こういうことを言うと、たとえば、金持ちや大企業が海外に逃げたらどうするんだって話があります。税金の負担を多くするってことは、それ海外に逃げるんじゃないか、みたいな話があるんですけども、残念ながらそれは大きな間違いです。なぜならば、2014年に経済産業省がしっかりと調べてます。「YOUは何しに海外へ?」みたいなことで。要は何かというと、「どうして海外に事業展開をするんですか?」ということを、経済産業省がいろんな企業に対してアンケートを取っている。その中で1番多かった回答、60%以上の回答で1位になったものは何なのか。需要を求めてるって事ですよ。要は何か? 物が売れる。そこに対して投資をする、事業拡大をするってことを1番求めてる。今の日本にはないものですよ。消費は冷え込み、投資をするタイミングもなく、この、需要が20年以上奪われたデフレですよ。日本にないものを海外に求めているから、海外に行くんだってことなんです。

一方で、じゃあ、税金が安い。だから、日本にいてくれてるんだっていうのは大間違いだって話を、これからします。先ほどの2014年の経済産業省の調べによると「税制の優遇を受けられるから海外に行ってます」っていう人たちは全体の何%だったか。たった8%です。たった8%。そりゃそうです。商人にとって商売できなきゃ意味がないでしょ。物が売れるっていう状況にならなきゃ意味がないんですよ。物が売れる。だから従業員を増やす。物が売れる。だから設備投資をする。そのような投資が活発になるっていうような状況が、今の日本にはないからこそ、海外に行くんだって話なんです。この国に足りないのは、今、消費を喚起する部分と、投資を呼び込むっていうような状況が一番必要。それによって経済、底上げされなきゃ、人々の生活は良くならない。そこに必要なのが消費税を廃止にすること。

そしてもうひとつ。全国一律で、私は、最低賃金(時給)1500円にしたいんですよ。これを政府が補償する形にしたい。話を全部聞かない人たちは「山本太郎、バカじゃないの? そんなことしたら、中小企業、零細企業倒れちゃうじゃないか」って話をされるんですけど、最後まで聞いて欲しい。政府が補償するって言ってるじゃないですかってことなんですよ。

先ほど私が言いました、消費税の廃止。それだけじゃない。税制の改革。この2つを前に進めれば、最低賃金1500円、「全国一律の最低賃金1500円政府が補償」は可能になります。

どうしてか? これまで払ってこれなかった、重荷になっていたっていう消費税がなくなるんですよ。中小企業、これだけでも、ずいぶん調子が良くなるはずです。それだけじゃない。物価の強制的な引き上げである消費税をやめることによって、当然、日本は景気回復に向かいます。商売、もっと忙しくなる。景気は良くなるんですよ。それだけじゃない。税制を変えることによって、当然、調子が悪い時には税率が低くなるんだから。フラットじゃないですから。それを持ったとしたら中小企業零細企業の中にも、私は、1500円という時給が払えるところは出てくると思います。それでも払えないという所に対しては国が補填をしてあげる。

これ、どうしてこれが必要だっていう話なんですよ。どうしてこれが必要なんですかってことなんですけど、私は地方創生に、これが一番必要だと思ってんですよ。なぜか。全国どこで働いたとしても、最低賃金は1500円もらえるんだから、わざわざ家賃が高い、暮らしづらい、満員電車で死にそうになる東京に暮らす理由なくなりますよね? たまに遊びに行けばいいんだよって話ですよ。たまに都会を感じに行けばいいんだよって話になるんですよ。だとしたら、もっと暮らしやすい、食べ物が美味しい、人もいい、家賃も安い、もちろんその分、車を持たなきゃいけなくなるかもしれないけれども、東京よりは人間の尊厳を守りながら生きていけるってことが、全国一律1500円が、これ定着すれば、私、可能になると思うんです。つまりは何か? 地元を離れる若者が少なくなるであろうと。それだけじゃなく、他の地域から、ここ島根にも人がやってくるだろう。

全国一律1500円なんだから、それぞれの所得も上がっていく。そうなったら何が起こるかといったら、当然、いろんな商売復活していきますよ。お店を経営してる人もできたりとか、物を売る人も増えたりとか。そのような形で本当に底上げしていくのが、私は本物の地方創生と思うんです。けども今の地方創生どうなってますか? 国は予算付けてますよ、何兆円もね、これまで。でもそれで儲かったのは、中央にある企業と中央にいるコンサルなんじゃないのかって話なんですよ。地方創生でかなり復活してきましたか? 島根いかがですか? 皆さん。今のやり方じゃまずいってことですよ。本物の地方創生をおこなうというのであるならば、今、大胆に全国一律1500円の最低賃金、政府が補償するということによって、これ、人を分散させる、地方が暮らしやすいっていうことを実現するのが、私一番だと思ってます。

これはね、災害があった時にも重要なことなんですよ。例えば南海トラフであったり、東海地震、首都圏直下、それ以外にもたくさんの災害がある日本の中で、もしも首都が壊滅的な状況になった時に、そのバックアップができる都市が全国にいろいろないとまずいんですよ。これが本当の安全保障でしょ。島根にもその役割を担っていただきたいし。当然ですよ。あまりにも地方ないがしろにしすぎ、踏みつけすぎ。中央が活動ができるのは地方のお陰だってことを全く分かっていない。

これは本当はもっと地方の人たち、怒らなきゃダメなとこなんですよ。何がTPPだって。反対してたよねって。どうして賛成してんですかって。その上にアメリカとの二国間で、もっと日本の食を売り渡すのかって話ですよ。これはまずいですよ、はっきり言って。国を売り渡す行為、あまりにもありえないことをやり続けているのが今、まさに新自由主義。国を切り売りしながら、グローバル企業や大企業を潤し続けてるっていう政治、今、やめなきゃってことなんですよね。

今一番必要なことは、ひとりひとり生活を底上げしていくこと。そのために必要なことは消費税やめる。そして最低賃金1500円全国一律でやる。これを政府が補償をするってことをやっていかなきゃなんない。これやられて困る人いますか? いらっしゃらない。やらしてください。その先頭に立ちたいんですよ。その先頭に立ちたいんですよ。

とは言いながらも、今回参議院選挙だよね。で、山本太郎、旗揚げしてれいわ新選組って揚げたけど、候補者は10人しかいないのに、私にやらしてくれもヘチマもないだろと思われた方、いらっしゃるかもしれません。確かにこの参議院選挙で立候補している10人が全員勝ったとしても、すぐに実現することは不可能です。ただし10人受からしていただいた場合には、国会の中ではかなりややこしい存在として、その存在感を示すことになります。空気は読まない。当たり前ですよ。永田町の茶番に付き合ってたまるかって話です。

逆に言えば、こういう事をぬるぬると与野党の間でやってますよって事を、皆さんにいちいち報告する係ですね。うちを支持してない人にも支持政党あるんだから、それぞれの政党のお尻叩いてくれと。こんなことやろうとしてるぞ。とんでもない法案通そうとしてるのにさっさと国会閉じようとしてる。あいつらは夏休みは早く迎えたいんですね、きっと、っていうような話をですね、皆さんに逐一言っていく。これテレビで言われたらたまったもんじゃないですよ、生放送で。そんなことチクられたら。

それによって何が生まれるか? 政治に緊張感が生まれる。本気で喧嘩していないってことをバレたくないために、本気で喧嘩するようになる。そしたら国会がますます面白くなる。面白くなれば、たくさんの人たちが政治に興味を持つようになる。そうなったら下手なことできなくなるんですよ。

残念ながら今の与党は、野党なんて怖くないんです。どうしてか? 今回の選挙だって消費税10%にすることを宣言して突入してるんですよ。普通それできますか? 無理ですね。でもできちゃうのはなぜ? 今の野党だったら次の選挙でも勝てるって踏んでるんです。非常に腹立たしいですけれども、野党としても考えるべきところがあるだろうと。今一番欠けてるものは何か? 緊張感。この緊張感を政治に与えるためにも、まずは10人の空気を読まないややこしい人たちが国会の中に入って、這いずり回ってでも、ならぬものはならぬということを先頭に立っていく。まずやらしてほしい、これを。

次の衆議院選挙の間までそれをやりながら、ちゃんとした政策提言もしていきながらやっていくってことによって、次の衆議院では、数が増やせると思ってんです。ってなってくると、こっちがキャスティングボートを握るようになりますよ。消費税いきなり廃止が無理だったとしも、5%に下げるっていうことの、これは、根回ししていけるって、私思ってんです。だから、力を貸していただきたい。最終的には、政権取りますよ。じゃないと、私が言ってる全部はできませんから。

この国に生きる人々のひとりひとりの力が集まって初めてできた公の政党目指しませんか? あなたのコントロールが効くんですよ。あなたの声が直接届けられる政治家がいて、それを声を届けてくれて形にしてもらえるっていうような関係性を国会議員との間につなげてる方、この中にどれくらいいらっしゃいますか? あまりいらっしゃらない。選挙の時には涙を流し、選挙の時には土下座までをして。ね。来なくてもいいのに走って来て、脂ぎった手を差し伸べる、みたいなね。そんな光景よく見られますけれども、選挙が終わった後はとんと見ない。なん、ツチノコかよみたいな話ですよね。伝説上の生き物ですか? みたいなことになってしまうのが、今の政治家とも聞きますけれども、そうではない。しっかりとコミュニケーションしていきましょう。

今、必要なことは何なのか? 何を形にしていくのか?_ この10人の塊が国会に入ってもまだこれじゃ人が足りないです。地方でこういう風に元気にしていきたいっていうような直接的なアイデア持った人たちにも立候補してもらいたいし、それだけじゃなくて、「その政策として、こういうことをやっていくべきだ」「私は農業をやってきた。こういう知見があるんだ」っていう人たちも集めながら、非常に濃い集団を作ってきたいと思うんです。全員参加型の政治。私たちのコントロールが効く、そんな政治集団。あなたのコントロールの効くアイコンを、政治の中に送り込んでいただきたい。れいわ新選組、どうか力貸してもらえませんか? 力貸してください。

政治を諦めてしまった、そんな方々も多いと思います。そりゃそうですよ。今の政治見てて期待なんて持てない、そう考えるあなたはまともです。けれども、政治に対して「もういいよ」、自分自身で遠ざけてしまったが最後、政治、政治によってこの国が壊される速度はますます加速していきます。だから、どうかどれだけ幻滅したとしても、どれだけ嫌な思いになったとしても、政治をコントロールするという基本は、皆さん諦めないでいただきたい。

今、この国には、4割以上の方々、選挙諦めてる。もしくは、はなっから興味がないって方々いらっしゃいます。この4割の人たちを含む人たちで、ゆるく横に繋がれたら、社会は変えられるんですよ。政治は変えられるんですよ。3割程度の票。3割程度の票で、今の政権握れてるんですよ。だとするならば、消費税をやめようよ、奨学金555万人をチャラにしようよとか、ゆるいところで繋がっていきながら、皆んなの力を集めて、死にたくなる世の中から、生きていたいと思う世の中を作っていく。それを始めたいんです。その先頭に立たせてもらえませんか? れいわ新選組です。全国比例で出ています。山本太郎です。松江の皆さんにも、山本太郎と書いていただけます。お力を貸していただきたいんです。

4月の10日に旗揚げをしました。れいわ新選組、山本太郎が旗揚げをした。国会議員ひとりだった。そこから本当にいろんな人たちが、立候補するために集まってくださいました。最初は元東京電力のはすいけ透さん。原子力の専門家ですよ。原子力の専門家曰く、原発ヤバいって。そりゃもう、とんでもなくヤバいってことなんですね、ってことじゃないですか? 今詳しくは言いませんが。

他にもたくさんいらっしゃいます。東京大学の教授、やすとみ歩さん。他にもたくさんいらっしゃる。非正規、ずっと働き続けて、で、雇い止めされて、みたいな、ホームレスにもなったお母さん。他にもたくさんいらっしゃる。コンビニのオーナー。セブンイレブンホールディングスにすべてを奪われた男。他にもたくさん本当に、魅力的な候補者がたくさんいらっしゃいます。

「山本太郎は嫌い」そんな方もいらっしゃるでしょう。山本太郎の名前を書くくらいだったら、投票には行かないって方もいらっしゃるかもしんない。けども早まらないでください。比例代表という形では9人、れいわ新選組からは立候補しています。山本太郎と書けないなら、他の方のお名前を書いていただけませんか? あなたの推しが見つかるはずです。どういう人が出ているかわからないという方のために、「れいわ新選組」でホームページを見ていただければ、いろんなラインナップ、ご覧いただけます。その中にあなたの気持ちに寄り添える方、見つかるはずです。どうか一度ホームページでも、チェックをしていただきたい。

そして今回、山本太郎、国会議員になるために一番の近道は東京選挙区から立候補することです。前回出てます。現役でやってましたから、6年間国会議員やってたわけだから、一番、国会議員になるためには東京選挙区から出るのが手っ取り早かった。でもそれ、やめました。なぜか? 1議席を守るための仕事はしたくないんです。私ひとりで抗(あらが)ったとしても、ただのガス抜きでしかない。この1議席、6年間でやらしてもらった仕事をもっと多くの方々と手をつないでいくってことをやって、議席の数を増やしてグループにしたいと思ったんです。そのために一番有効なことは何か? れいわ新選組という団体名は浸透していません。まだ3ヶ月ですから。浸透しないこの略称、れいわという名前で戦う、で、私が東京選挙区から出れば取れて2議席なんですよ。東京の1議席と全国の1議席。やめました。

もう今、緊急事態ですよ、はっきり言って。国がぶっ壊されてんですよ。この後、憲法改正の中に本丸である緊急事態が埋め込まれてんですよ。そう考えたとしたら、もっと人数を増やさなきゃなんない。だから、自分なりの身を切る改革をしました。どういうことか? 普通、参議院選挙は選挙区と比例代表の2つです。1枚目の投票用紙、選挙区は、あなたの地域の代表を選んでねっていうもの。そしてもうひとつ、2枚目の投票用紙、山本太郎が立候補してる比例代表は、全国代表を選ぶというようなイメージで考えていただいて結構です。で、この比例代表から9人、れいわ新選組から立候補してます。9人比例代表から立候補、ひとりは東京選挙区。で、この9人のうち誰が一番最初に国会議員になりますかっていう決め方は、普通であるようならば、そのグループの中で一番票が高い人、票を持ってる人が国会議員にリーチできる話になってます。おそらく9人の中で見たら私が一番でしょう。でもそれじゃ意味がないんですよ。それじゃ意味がない。今年、まさに皆さんの土地ですね。合区、2つの県をひとつの区にしちゃった。よって、本当だったら2人、それぞれの、それぞれの県で代表者をひとりずつ送れたのに、これをひとりしか送れなくなったって。これ、ないですよね、はっきり言って。これないぜって話ですよ。その尻拭いのために特定枠というものが作られました。要はグループの中で、得票が高い順に上がっていくというルールだけれども、特定枠を使えば特定枠の人がいくら票が少なくても先に上がるというシステム。

私たちは、自民党以外でたぶん、それを使わないだろうなと思ったけど、使うことにしたんです。れいわ新選組は特定枠、その中に2人入れました。ひとり、難病ALSの患者、ふなごやすひこさん。全身麻痺。動くのは目、そして口の中。全身麻痺です。24時間介助。食べ物を食べる時も胃ろう、傍目に見れば言い方悪いかもしんないけど、なんで生き続けてるんだろうって思う人もいるかもしんない。でもとんでもない。体は動かない。そして周りに全部やってもらわなきゃなんないけども、このふなごさんの精神活動はむちゃくちゃ活発なんですよ。頭脳明晰なんですよ。事業所の副社長もやりながら経営に参画してるんですよ。要は身体が全く動かなくなったとしても、豊かに生きられるんだってことなんです。やりたいことやれるんだってことなんです。ギタリストなんですよ。全身麻痺なのに。口の中のセンサー使ってギター弾くんです。これって、これから日本が向かう高齢化社会加速していく中で、多くの方々が寝込まれます。もう寝込んだら終わりだなって思っちゃう方々多いんじゃないですか? 

逆に言ったら、これからの日本政府、医療費を言い訳に、命に期限を設けるような状況になっていくんじゃないかって、私危惧してます。安楽死であったりとか。

ふなごさんは、「人工呼吸器をつけないと、この先も呼吸ができなくなって死にます」ということを宣言されました。その時を宣言された時には、ふなごさん自身は、「自分は死ぬ」って決めたそうです。

なぜならば、自分が生きることによって、家族に迷惑がかかるから。自分の子どもの人生、自分のパートナーの人生を考えれば、自分が潔くここで人工呼吸器をつけずに死ぬ道を選ぶ、ということが家族への愛であろうという風に、その時は思ったそうです。で、最終的な決断。呼吸器つけるのに切るか切らないか、要は死ぬか生きるかの分かれ道っていう決断をするときに、やっぱり「生きてたい」って思ったんですって。やっぱり生きてたいんだって。心の底からそのエネルギーが湧きあがってきたって。

元気の時に人は言いますよ。自分がもしもヨイヨイになったら、もうさっさと殺してくれよ、と。うちの身内の中でも、そういう会話聞こえます。まだ元気だから。若い時思ってましたよ。中二病で。「ジジイになる前に死んでやる」みたいな。なんかのロックの歌詞みたいな話ですよ。でも実際、その場面がやってきた時には、人は生きたいと思うんですよ。その気持ちが尊重されるような世の中じゃなきゃ、人の命の期限を、他の人が決めるようなことになりませんかってことなんです。寝込んだとしても、動かなかったとしても、豊かな人生を送れるという、その先頭に既に実践されてる先輩がいる。ならば、国会に送りましょうよってことなんですよ。これからの日本のモデルケースを作るトップランナーじゃないかってことです。皆さんいかがでしょうか? 

そしてもう1名、重度障がいの女性。小さい時に、生後8ヶ月の時に転落したことによって首を損傷。そこからは施設暮らし。壮絶ないじめを受けながら、施設の中で暮らしてきた。施設の外には、19歳になるまで出たことなかった。人がこんなにたくさんいるの? 空ってこんなに広いの? ってことに初めて気づいた。それまではほとんど、施設の中で寝かされて、天井の穴を見ていたっていう話なんですね。こういう方々、いくら体が動かないとしても、人生は豊かに生きられるんだという事を施策として織り込んでいける、具体的なアイデア、厚生労働省ともこれまでもたくさん折衝してきた。っていうような、実際にこの国のモデルケースとなれる。そういう人たちを1位、2位としました。

つまり何か? 山本太郎が100万票を集めれば、ALSのふなごさんは国会議員になることができます。山本太郎が200万票取れれば、木村英子さん、重度障がい者の方は国会議員になります。そのあと国会議員になるためには、300万票以上が必要になってくる。ハードル上げたんです。身を切る改革って、こういうことなんじゃないのってことなんですよ。

本気でデカくしたいんだよって。本気で変えたいんだよってことです。そのために、本気になるのは立候補する人だけじゃダメなんですよ。この国に生きる人々、何とかならんか、今の世の中。あまりにも死にたくなる世の中。自分が生きてて本当にいいのかって、頭の中ぐるぐるする。自分は生きてる価値もないんじゃないかって、多くの方が思わされてる。大きな間違いですよ。あなたは、いてるだけでいいんだって。存在してるだけで価値があるんだっていう社会を作るのが、政治の本来の意味合いなんじゃないでしょうか? どうでしょう? これを綺麗事だと言われる? そういうことも結構です。言っていただいて結構。だけど、これはヴィジョンって言うんですよ。私は、そういう世の中を作りたい。そのためには、皆さんのお力が必要です。先ほども言いました。生産性で人間の価値がはかられるような世の中になってしまえば、その先にあるのは命の期限を設ける世の中になる。あなたは役に立とうが立たまいが、何かを生み出そうが生み出さまいが、あなたはいてるだけで価値があるんだという状況が担保される国を作りたい。

重度の難病の方、全身麻痺、この方や、重度の障がい者。こういう方々が人間の尊厳を失わずに生きていける社会というのは、生きていける社会ならば、あなたが切り捨てられるはずないんですよ。誰もが切り捨てられない。誰も切り捨てない。何度でもやり直しができる社会を私は作りたい。その先頭に立たせてもらえませんか? 

消費税はやめよう。全国一律1500円の最低賃金、政府が補償しよう。555万人、首が絞まっている。
まさに少子化の原因のひとつである奨学金はチャラにしよう。第1次産業をもっと大事にしよう。食料自給率100%超えさそう。他の国にこの国の食の安全保障を握られるなんて馬鹿な話ないですよ。もっと生産者にリスペクト。生活が一番しやすいのが第1次産業なんだっていうことを必ず実現しましょう。それが本当に地方を切り捨てさせない、地方が本当に重要な立場なんだって事を、もう一度都会の人たちにもわかってもらう、もう一度政治にわからせるときが私、今だと思ってます。どうか力を貸していただきたい。

じゃあ、どうやって力を貸せばいいの? そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。どうか私が今、手元にとっているピンクのチラシ、チラシじゃない、封筒、ピンクの封筒をお持ち帰りいただきたいんです。このピンクの封筒は何か。中を開けるとハガキが入っています。数枚のハガキ。現金が入っていなくてごめんなさい。このハガキ、何かと申しますと、公職選挙法、選挙のルールに則ったハガキです。多くの政党が同じような事をやっています。このハガキ、表紙は12年前の私の写真、裏を返せばですね、その宛先や宛名は一切書いていません。ここにあなたのお友達、ご親戚、ご友人、お知り合い、その方々の連絡先を書いていただけませんか。書いていただいたら、このピンクの封筒に戻します。戻した後、ポストに投函していただきたいんです。

どうしてこんなまどろっこしいことしなきゃいけないの? だってハガキを直接私たちが投函すればいいじゃない、と思われた方、これルールに則っての話なんです。つまりはこのハガキを出すのは事務所があるところの消印からじゃないと駄目なんですよ。そんなルールになってんです。なので、一度送り返していただくということが必要になる。

組織がありません、私たちは。なので、ひとりひとりが、1人によって2票、3票、4票と拡げていく可能性を、ひとりひとりが作っていただきたいんです。力貸してくれませんか。この封筒もらってくださる方、手挙げてもらえます? ありがとうございます。たくさんの方々、手挙げてくれました。手挙げてくださらなかった方、後で話がありますのでローソン前に集合していただきます。冗談です。ありがとうございます。ぜひ力を貸していただきたいんです。よろしくお願いします。

そしてですね、まだ力を貸していただけることがあります。それは何か? 山本太郎のポスターです。選挙用のポスター。あなたの家の壁、交通量の多いところなどに貼っていただけませんか? これ勇気いりますね。お気持ちお察しします。でも必要なんです。テレビにはなかなか出れない。経団連けしからん、そして実名をあげながらいろいろ問題提起をしていく山本にテレビは決して優しくありません。テレビに出れない山本を世間の皆さんに知っていただくためには、このようなポスターを使って、皆さんに広告を出していってもらうという形になります。ご近所でもいいです。ちょっと離れたとこでもいいです。ピンポンとお宅を訪問して、「すいません、山本の、山本のボランティアですけれど、ポスター貼らしてしてもらえませんか」っていう活動も有効です。

いちばん重要なのはハガキ。続いてポスター。ぜひお力を貸していただきたいんです。よろしくお願いします。ありがとうございます。

ポスターもやった、ハガキもやった、あと何をやればいいと思われた方は、電話帳、いちばん最初、アから、Aから、ワまで、Wまで、どんどん電話していってほしいんです。なんとか学会みたいだって? そうなんです。それが必要なんです。フレンド票が必要なんです。見習った方がいい。ね。いいところは見習おう、皆んなで。そう、選挙のときにしか電話がかかってこないあの人たちみたいなことをやればいいんです。それをやらなきゃ勝てないんです。力を貸してください。ありがとうございます。

そして先ほどお話しました、れいわ新選組、10人の仲間で立候補しておりますが、9人は比例代表、山本太郎を含む9人は比例代表、全国どこにお住まいでも山本太郎と書いてもらえるし、他の8人も同じ話です。ただひとり違う出方をしている人がいる。もともと山本の選挙区だった東京を守ってくれるのは、沖縄の野原ヨシマサさん、野原ヨシマサさん。東京選挙区のことをここでされてもよくわかんないと思う方いらっしゃるかもしれないですけども、少し面白いですから、興味深いですから、聞いていただきたい。野原ヨシマサさんはどんな人かというと、沖縄県の創価学会壮年部の方なんですね。

「ちょっと今の公明党ないだろう」、ということ、声上げた方なんです。普通そういうことになるとどうなるかって言うと、村八分にされます。自分の信教の自由というものも侵害されそうになるし、表現の自由っていうものも侵害されるようなことが、当たり前におこなわれている。おかしいじゃないか、創価学会のこれまでの教えと違うじゃないかってことを言ったら最後、そのような状態になってしまう。

そこに対して真っ向勝負をするということで、公明党の代表、山口那津男さんが立たれている東京選挙区に、創価学会員がガチンコで喧嘩売りにいくっていう、非常にワクワクする話なんですね。楽しんでいただきたいんです。これは不謹慎でもなんでもないですよ。政治を真面目に考えながら、選挙を楽しむ。これは必要なことです。熱い夏になりそうですね、本当にね。那津男さん待っててくださいよって話なんです、本当に。

ちなみに野原さんのバッグは日蓮です。なので。そうですよね。教義を守れっていうこと言ってんですから。そういった聖戦が東京で繰り拡げられると。そこでひとつだけ、最後にお願い。東京にお友達、ご親戚、お知り合いがいらっしゃる方、この中にどれくらいいらっしゃいますか? 電話してください。東京選挙区は野原ヨシマサ、野原ヨシマサでよろしくお願いしますということをぜひ、東京のお友達にもご連絡していただきたいんです。力を貸していただきたい。どうしてかっていうと、野原さんが(山口の票を)山口さんの票をどんどん削っていくとか、どんどん迫っていくっていった方が、どんどん面白くなるんですよ。もっと面白くするために、東京にお友達がいらっしゃる方には、自ら電話をしていただいたり、ご連絡をしていただけると、非常に盛り上がります。楽しくなります。お力貸してください。長々としゃべってしまいましたが、全国どこにいても、山本太郎と書いていただけます。

松江の皆さん、島根の皆さん、鳥取の方もいらっしゃるかもしれませんけれども、ぜひ力を貸してください。本物の地方創生を作りましょうよ。実現しましょうよ。あなたを幸せにしたいんですよ。子どもの貧困、約7人に1人です。ひとり暮らしの女性3人に1人が貧困。高齢者5人に貧困。もう、こんな世の中、止めなきゃいけない。それを止められるのが政治、経済政策。あなたの生活を底上げする。今必要なのはそれです。この国に足らないのは、ひとりひとりを慮る気持ちと、この国に必要な投資をおこなわないというドケチ精神。この国に足りないものは、皆さんへの愛と金です。それを大々的にやりたい。力貸してください。全国、皆さん、山本太郎とお書きください。ありがとうございました。ありがとうございました。ありがとうございました。

なんとなんと、すみませんね。今、見てみたら、まだマイクオフまでに時間があった。あったんですけども、この天候ですから、ちょっと皆さんのねぇ、心配したんです。雨の中でとか、皆さん、あれですよ。屋根のあるところ、移動していただいて、遠目に見ていただいても結構です。音は届きますからね。

大丈夫ですか。ありがとうございます。そうですね。これから雨が降ってきたら、ツーショットが厳しくなるかもしんないので、皆さん勝手に写真撮ってください。ほぼ肖像権ないのが山本太郎です。なので、撮っていただいた写真は勝手にですね。SNSにあげていただけると、これまで政治の話なかなかしづらかったけれども、「今日は松江の駅前に山本太郎が来て、なんかベラベラ喋ってたわ」とかっていうことでも結構です。

何かしら、政治のことをやり取りするっていう、コミュニケーションを始める入り口に使っていただけたらという風に思っております。どうぞ撮ってくださいよ。それほどの被写体ではございませんけども、冷やかしで結構です。なんとなく撮ってね。そういうことでも結構です。すいません。普段は終わった後にツーショット、写真を撮っていくんですが、おそらく、この天候では厳しくなっていくんじゃないかという読みでございます。ありがとうございます。

本当に。年金の話、私あまりしてこなかったんですけども、まあ、写真撮りながら聞いてください。年金どうしていくかってことを、お話したいと思います。マクロ経済スライド、物価が上がったとしても、その物価の上昇に勘案しない、どちらかといえば目減りしていくっていうような形の年金ですよね、今。これじゃ生活立ちいかないわって、当たり前なんですよ。これ、自分の現役時代くらいに老後を支える収入が欲しいということになると、掛け金もっと高くないと成立しません。なので、年金というもの自体が、そもそも老後の生活のすべてを支えるという考え方で作られたものではない、ということをまず前提としてシェアしていただきたいと思います。そこに加えて、じゃあこの老後。この年金を持ってしても、生活がしていけないという人たちにはどうしたらいいのかってことなんですけども、おそらく現状では生活保護を受けるとか、という形になってると思います。でも全体的にやっぱり額が少なすぎる。なぜならば、安倍政権になってから生活保護もずっと引き下げられてます。

福祉のために、社会保障のために消費税必要って言いながら、社会保障には一部しか使われずに、社会保障関連費4兆円削減してますから。どんどん下げられていく。年金も、そして生活保護もってことなんですね。今足りない部分に関しては、私は年金の積立金が150兆円以上あるわけですから、そこ切り崩すことは何も問題ないと思ってます。

何よりも、人間の尊厳が守れる生活をしてもらうためには、それを切り崩しながらちゃんと経済活動に寄与してもらう。消費をしてもらうという事が、私は国にとってはプラスなんだろうと思ってます。で、そもそもこの年金という制度を考えた時に、絶対にやっちゃいけない、いけない事があったんですよ。何かっていうと、そもそも年金、賦課方式じゃないですか? 賦課方式。高齢者を現役の世代が支えんだよっていう方式ですよね。だとするならば絶対にやっちゃいけなかった事は少子化になるような世の中を作っちゃいけなかったんですよ。だって少子化って50年以上前から言われてたんですよ。このままいったら少子化になるよって。これ大阪万博の時代からです。ずっと警鐘を鳴らされてた。にも関わらず国は、少子化にならないような施策をちゃんと打ってこなかった。

例えばですけれど、私、昭和49年生まれ44歳。いわゆるロストジェネレーション、その世代なんですよ。失われた世代って何かっていうと、30、30半ばから40半ばくらいの世代ですよね。凄く消費税、97年に上げた翌年から日本が本格的デフレになって、国もちゃんと投資をしないって事で、かなり犠牲にあった世代です。本来ならばこの世代に対して大々的に、ベビーブームが起こるくらいの手厚い支援をしなきゃいけなかったんです。でも国はしなかった。その時点で年金制度ってものをちゃんと維持するっていう気持ちがなかったって事ですよね。残念ながらこの年金制度は安倍政権のみならず、これまでの歴代の政権の責任でもあると私はそう思ってます。もうこりゃ根本的に作り方を変えなきゃいけない。じゃあどのように変えるのか?

私は生活保護制度ではなく生活補償制度という形にするのが1番良いんじゃないかと思ってます。どういうものか? 例えばですけれども、今の生活保護っていうのは、もう沈没寸前じゃないと救ってくれないんですよ。沈没寸前で救ったとして、そっから再起するのってすごく時間かかりますよ。

もっと手前で手を差し伸べるっていう制度が必要であろうと。例えば家賃。これを補助すれば生活回りますとか。例えば食費。ここを補填してもらえたら子どもにちゃんと3食食べられるし、食べさせられる事ができるとか。要は分割して、分離して生活保護を受けられる。もちろんまるっぽ受けられるという形。すべて受けられるという世帯もあれば、必要とあらば分離して、必要なパートを受けられる。家賃がちょっと高くてすいません、これ、この何万円かを持ってもらえたら生活回せます、とかっていう事なら、であるならばそこをアシストするとかっていうような形で、沈没するまで救われないセーフティネットだったらこれなかなか人は救えない。そればかりかその生活保護というセーフティネットでさえも、なかなか捕捉されないんですから。生活保護を受けるべき人たちがどれくらい受けてるかっつったら2割程度ですよ。本来受けるべき立場にある人たちがほとんど受けられてないって事なんですよ。これはまずいですよ。

これ水際作戦で受けさせないようにしてるってことですよね。じゃあ、受けられない人たちどこにいきますかっていったら、この国の最後のセーフティーネットは刑務所なんですよって。高齢者、障がい者、刑務所の中にも居場所として実際に存在している。こんないびつな世の中やめようぜってことなんです。沈没する前に手を差し伸べてくれる、分割して色々受けられるっていう形にすれば、人間の尊厳守りながらサポートしてもらえたら、もう1回、もう1回やり直せるってこともできると思うんですね。私は生活補償制度として、年金制度ではなくこのような形に移行していく。必要な人はすべて受けられる。すべて必要じゃない人は分離しながらというような、私はセーフティネットを作っていくべきだという風に思ってます。

すいません。話が長くなりましたけれども、いろんなことを考えておりますが、まだまだ足りないと思います。荒削りです。山本太郎自身が。なので皆さんで育てていただきたい。政治家を育てるなんてなかなかないですよね。だから政治家を育てるのが、本来は、この国に生きるべき人たちの仕事のひとつでもあるということに、私、やっと気づきました。この6年間、多くの市民の皆さんに育てていただいた。山本、その問題はしっかりと追及しなきゃダメだ、こういう資料を使ったらどうだ、このことについて分からないんだったらレクチャーをしてあげる、というような、問題に取り組んでいる市民の方や弁護士の方やいろんな方々が私をバックアップしてくださった。それだけじゃない、今日ここに私が立てているのも、ボランティアの方々がのぼりを立ててくださったり、チラシを配ってくださったり、私が行く所行く所で、ボランティアの皆さんが動いてくださっている、市民の皆さんが動いてくださってる、皆んなでやってるって話なんですよ。皆んなで変えていきましょう、皆んなでやっていきましょう。誰かにお任せにした途端に、その後そこに注目が、そっから注目がそれてしまえば、何をやられてるかわかんないですよね。決してあきらめないでいただきたい。今政治に興味がないって方にも、一回でいい、賭けてみてくださいよ。もう政治はいいやと思われてる方にも、一度でいいよ、賭けてみてくださいよ。このプロジェクト絶対面白いですよ。もっと面白くしましょうよ。

大きな音で失礼を致しました。まもなく終わりが近づいてきてますが、もう1度繰り返し、このピンクの封筒、必ずお持ち帰りいただきたいんです。あなたの一票を横に拡げる、その可能性を私にください。ぜひ力を合わせて。よく言われます。「期日前投票で入れてきましたよ、私の仕事は完了しました」って言う人。すいません、まだ終わってません。今からなんです、すいません、という話なんです。組織がございません。なので、皆さんからのお力を確実に横に拡げていく、この公選ハガキ、ハガキの裏は何も書かれていない、ここにお友達ご親戚ご友人いろんな方々のですね、住所を書いていただいて、封筒に戻す、ポストに投函していただく、これは公職選挙法上認められたツールのひとつです。ぜひお力を貸していただきたい。

そしてですね、4月10日に旗揚げをしてこのこの2日前までの計算で、先ほど数字が出てきたんですけれども、2億8千万円のご寄附をいただきました。本当にありがとうございます。本当にありがとうございます。これは政治家山本太郎への評価だとは思っていません。今の政治に対する不信感、この閉塞感、何とかブレイクスルーしてくれ、突破してくれという多くの方々のお気持ちだと思います。3日分のおかず代1000円を削って、私に託してくれる人、500円を託してくれる方々、そういう方々の積み重ねが2億8000万円までになりました。まだ締め切っておりません。こっからさらに増えれば、地方のテレビコマーシャル流せるってことにつながるかもしれません。おそらく1億円かかるでしょう。新聞の折り込みであったりとか、他にも街角の大きなビジョン、オーロラビジョン的なところに流すってこともできます。なので、ご無理のない範囲で、無理はしないでください。ご無理のない範囲で、ぜひ力を貸していただきたいと思います。何よりお金がすべてではございません。今一番重要なことは、ピンクのハガキです。お金よりも重い、ピンクのハガキでございます。お金ぐらい重いピンクのハガキです。ぜひ力を貸していただきたいんです。

で、写真勝手に撮ってくださいよ。肖像権ございませんからね。まあ、何枚撮ったって変わりませんけどね、私、別に。すいませんね、本当にね。代わり映えせずに。申し訳ないんですけれども。国を動かすのは政治家ではない。この国に生きるひとりひとり、私はそう思ってます。総理大臣なんてこの国の雇われ店長レベルの話です。この国のオーナーはあなた、株主はあなた、コントロールするのは皆さん。そこの中心、その先頭に私が立ちたい。皆さんで作った政党で国会で大暴れさせてください。全国で山本太郎と書いてください。よろしくお願いします。ありがとうございました。

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