山本太郎:
あー、ありがとうございます。今、救急車停車中なので、音を抑え気味にしてお話をさせていただきます。参議院議員をやっておりました山本太郎と申します。よろしくお願いします。すいませんね、ハチ公前。結構、人通りが多いところなんですけれども、選挙ということで場所をお借りしてこのようにやらせていただいております。6年前に東京選挙区から送り出していただいた山本太郎。その際には66万票の票をいただきました。6年経って今回選挙になります。で、今回、山本太郎は、東京選挙区からは出ません。東京選挙区ではなく、全国どこにお住まいの皆さんでも「山本太郎」と書いていただけるように、比例代表、2枚目の投票用紙、比例代表に立候補しました。どうか、全国いろんなところから「山本太郎」と書いてくださいと、お願いいたします。
なかなか政治に興味を持つっていうのは、ハードルが高いことなのかもしれませんね。けど、間違いなく政治が決めたことによって、皆さんはそのルールに従って生きていただくことになってます。憲法は権力者を握り、法律は皆さんを縛るもの。
例えばですけど、スクランブル交差点、現在赤です。赤の時に渡れません。どうしてですか? ルールがあるからですね。道路交通法に基づいたルール。信号、赤で止まり青で進む。これ守っていただいてます。
もうひとつ、消費税。消費税上がったらちょっと困るわっていう人たちでも、上がってしまえば、いろんなところのレジだったり、ものを買ったときには消費税払いますよね? どうしてでしょうか? ルールだからです。消費税法にのっとったルールを守っていただいているということです。じゃあ、そのルールを作る場所はどこなのかって考えた時に、国会という場所になります。じゃあ、国会の中でルールが作られている色々な中で、あなたの生活、あなたの人生に対してマイナスになるような法律も通っているかもしれません。
だからこそ、皆んなで政治をしっかりと監視していく必要があるという話なんです。あなたに興味を持っていただくことによって、より緊張感が生まれる、間違った時には大きな声で「そうじゃないだろう」ということをやっていくことによって、政治は健全に運営されていくはずなんですけれど、残念ながらそうはなってないんですよ。
渋谷は若い方々が多いので、一番わかりやすい話をさせていただきます。例えば奨学金。どうして大学や大学院で学ぼうとする者たちが、奨学金で借金背負わなきゃ駄目なんですか? ちょっとおかしくないですか? で、誰しもが大学に行った方がいいと思い込んでんのはどうしてですか? 生涯の賃金があまりにも違いすぎるからですよね? 中卒、高卒、大卒では。深く学問を追究するという、そういう状況じゃなくても、とりあえず大学に行っとかなあかん。どうしてそう思うんですかね? 高卒と大卒では圧倒的に収入違うからですね。生涯賃金で見た場合、男性、高卒と大卒、いくら位の年収開きあるか? 生涯賃金で見た場合、6000万円。大学行った方が自分の生活楽になりそうだなっていう話ですね。だから必ず大学に、大学を目指した方がいいんじゃないかって思っちゃう。だから借金背負ってでも、大学に行くっていうようなスタイルになるわけですね。でも、もうすでにこの奨学金によって、若い人たちも、食い物にされてます。政治は、皆さんの生活を本当ならば豊かにするようなものじゃないといけないんですけど、奨学金、これひとつとっても、皆さんを食い物にしているという状況があることを、これから説明させてください。
大学生2人に1人、大学生の2人に1人が、奨学金を借りている。親自体、親世代も給料が少なくなってるから、所得が低くなっているから、親に学費を出してもらえるっていう人たちもそんな多くないわけですよね。奨学金を借りる。奨学金を借りる大学生2人に1人。そのうちの6割から7割は、有利子。利息がつく形で、奨学金を借りなきゃならない。卒業時にはいくらの借金を背負っているか。300万、400万、ざら。大学院行ったら1000万はざら。そういう話です。じゃ、どうしてわざわざ利息を取るんでしょうか? 借金背負って、大学に行く、教育を受ける。どうしてその時に、利息がつくんですか? おかしな話ですよね? これには理由があります。もうすでに食い物にされているよ、若い人たちもという根拠です。この利息、年間350億円くらい儲かってます。奨学金、借りている人たちが有利子で、年間350億円もの収入を生んでる。これ、だれの懐に入りますか? 金融機関です。金融機関に対して350億円もの貢物を差し上げるために、若い人たちが食い物にされてるって話なんです。あまりにも有り得なくないですか、こんなやりかた? これ、変えなきゃいけないと思っています。
少子化が問題なんでしょ? 50年以上前から警鐘を鳴らされていた。少子化が問題だってことを言い続けているのに、どうして政治の場で若い人たちを食い物にするような、金融機関が儲けるような仕組みにされているんですかってことですよ。有り得ません。少子化を克服する。そのためには何が必要か? 本人、またはその家族に負担がかからないようにする。
これまで国の誤った政策、小泉政権時代に既にこの奨学金も金融商品としてされていた。この間違った政策に対する犠牲者、今、奨学金を借りている人たちと、そして奨学金を返している人たち、555万人ですよ。私は政権を取りたい。政権を取ったらこれ、555万人をチャラにしたいんです。奨学金、苦しむ555万人をチャラにすることこそが、少子化問題に対する答えであり、そればかりでなくこの国の消費をより活発にさせるものだと、私は思ってます。それに対して9兆円。555万人をチャラにする場合には9兆円のお金がかかります。そんなところにお金は出さない。そんなところにお金は出せないと、皆さん思われますか? 私は持続可能な形で、この国を国家戦略に基づいてやっていくためにはまず奨学金9兆円使ってでも555万人をチャラにしなきゃいけないと思ってます。
そして、もうひとつやらなきゃいけないことがある。何か? 消費税。消費税は廃止にしなきゃならないと私、思ってます。あまりにも日常的に細かく取られている消費税。自分が1年間でどれくらい取られているかって、皆さんあまり考えませんよね。2014年の総務省の調査。「全国消費実態調査」から試算をすると、消費税が10%に上がった場合、1年間でどれくらいの消費税をとられているか。その答えは1ヶ月分。1ヶ月分の所得に相当します。取りすぎじゃないですか?
じゃあ、どうして消費税必要なんですか? 社会保障のためと言われてます。残念ながらそれは一部しか使われていない。じゃ、消費税なんのために取っているか。消費税が導入された時に下がっていった税を考えればわかりやすい。金持ちをより金持ちにするために所得税、大減税。大企業をより儲けさせるために法人税、大減税。これによって収入が少なくなるから、消費税が穴埋めとして使われている。あまりにもありえなくないですか?
法人税だけで考えた場合、法人税収の減収分。これに消費税の73%が割り当てられていたという計算になる。こんな取り方、許していいんですかってことですよ。消費税、誰が一番首が締まっているか。収入が少ない人たちです。収入が少なくそのほとんどが消費に消える人たち。負担が大きくなる。
こんな不公平な取り方あります? ダイヤモンドから紙おむつまで同じ税率なんてあります? あまりにもありえない。税金の基本は、はっきりしてるんです。「ないところから取るな。あるところから取れ」なんですよ。
じゃあ法人税、所得税下げられてきたものを最高税率を上げる。株などの利益によって得られる所得、金融資産からの所得を分離しない。特別に低くどうして抑えるんですか? これを一緒にとる。法人税、大企業への大サービスを止める。他にも法人税、儲かってれば儲かってるほどプラス、税負担が増えて、儲かっていなければ税負担が減る。法人税の累進制を導入する。
この二つによって、財源は29兆(円)担保できるという試算がある。消費税をやめるのに20兆円、奨学金555万人をチャラにするのに9兆円。税制を改革して29兆円、消費税を廃止するのと、奨学金チャラにするのに使っていいですか? ありがとうございます。これ以外にも財源はありますが、今、時間がないので、この後の進行についてお話させていただきます。
山本太郎は、4月10日に旗揚げをしました。旗揚げをした団体の名前は何か? れいわ新選組。れいわ新選組。1人、東京選挙区から立候補してくれた。残りの9人は、全国どこにお住まいの方でも個人名を書いていただける。私はその比例代表の1人。全国で「山本太郎」と書いていただけるシステムです。この10人を立候補させるのに、全国の皆さんからご寄附をいただきました。昨日までに集まった金額3億円。3億円です。本当にありがとうございました。ありがとうございます。私たち何を目指していくのか?
政権を取ったら消費税を廃止にするとか、555万人の奨学金チャラにするとか、政府が補償する形で最低賃金1500円、これを実現するとか、他にもたくさんあります。たくさんありますが、今回の選挙で10人全員勝たしていただいても、まだ政権は取れません。今回はまずその第一歩。国会の中に緊張感を生むメンバーを、ぜひ国会に送り込んでいただきたいんです。絶対に空気は読まない。永田町の論理? 関係ない。すべては、皆さんのプラスになるかならないかということで、プラスにならないことには徹底的に体を張って抵抗するような勢力を作っていきたいと思ってます。どうか力を貸してください。ありがとうございます。
非常に魅力的なメンバーが揃った私たち「れいわ新選組」。この後この新選組のメンバーに、ひとりずつメッセージをいただきたいと思います。まず最初に、ひとりぼっちだった私に力を貸してくれて、れいわ新選組が2人になった時の方をご紹介したいと思います。はすいけ透さんです。東京電力の社員でした。
はすいけ透:
皆さんこんにちは。雨の中、お集まりいただきましてありがとうございます。それから大きな音でお騒がせ致しております。申し訳ございません。持ち時間2分。言いたいことだけ言います。山本太郎の原点である反原発。これです。今は違います。原発即時禁止です。被曝(ひばく)させない。これが今、我々が掲げている緊急政策のひとつです。私、東京電力で32年間、原子力エンジニアの端くれとしてやって参りましたけれども、これだけは申し上げます。
安全審査と言われているものは、すべて電力会社の自作自演です。「ヒト・モノ・カネ」ぜんぶ、東京電力、電力会社が出しております。例えば、安全審査書と言われている文書。これも私たちがつくりました。そして経産省、今の経産省ですね、通産省の名前で文書を印刷して納品して、通産省に届けました。考えてみれば、規制側は何もしてこなかったということです。
大ひんしゅくを覚悟で言えば、自ら文書を改ざんしてきている、自分から改ざんしている財務省は、まだマシってことです。ぜんぶ私たちがやりました。それから同期の吉田。吉田所長、皆さんご存じかと思いますけれども、彼は非常に一生懸命やりました。本部の命令に抗って、自ら原発を何とかしようとした。でも彼を私はリスペクトしていますけれども、彼をヒーローにして福島の事故を矮小化して忘れさせようとしてはならない。そう思っています。
皆さん、どうかまだ福島の事故は終わっていない、福島の事故はなかったことにできても、放射能はなかったことにはできないってことは、皆さん考えてください。ありがとうございます。
山本太郎:
ありがとうございます。はすいけ透さんです。比例代表で出ています。東京電力の原子力のプロフェッショナル、その方が原発はやばいって言ってんですよ。もう今は火力しかないですよ。実際、天然ガスでやっていくしかない。その間に自然エネルギーを拡充していく。ベースになるのは火力。その中でも天然ガス。環境負荷が少なくなるような技術に対して投資をしていくべきだと、私は思ってます。続きまして、比例代表で立候補、辻村ちひろ。
辻村ちひろ:
皆さんこんにちは、辻村ちひろです。原発を即時停止すると電気が足りないということ言う人がいます。大丈夫です。地産地消型の小さなグリッドに電気を変えて、再生可能エネルギー100%、これは実現できる。その実現するまでの過程の中で、しばらく天然ガスの火力を使わなきゃいけない。これはその通りです。ですけど、必ず100%再生可能エネルギーできます。キーワードは地産地消、小さなグリッド。農業もそうです。林業もそうです。漁業もそうです。大規模に大きな企業にやらせるのではなくて、地域の人たちが自分たちの地域でしっかりと農業をやる、しっかりと林業をやる、しっかりと漁業をやる。これが日本1個分の暮らし。
これはエネルギーも一緒です。小さなグリッドにしていくことで、すべて地産地消にできる。断言します。ですので、「日本1個分の暮らし」を目指しましょう。そのことで、それが実現できれば自然保護も実現できますし、さらに、これまでいろんな公共事業で、地域の人たちの涙を踏み潰して、地域の犠牲の上に立って僕たちの繁栄を築いてきたこの社会を変えることができます。もう誰の犠牲もいらない。皆んなが、誰もが笑顔で、誰もが取り残されない、そういう社会を作りませんか。そのためにぜひ皆さんのお力を貸してください。ぜひお力を貸してください。
日本1個分の暮らし。そうすれば世界中の収奪もなくなります。世界の貧困の国の子どもたちの児童労働の問題、僕たち目を背けてませんか。地球温暖化よりもその方が大事です、まずは。収奪をやめれば地球温暖化も小さくなります。CO2削減することができます。だから、皆んなで地球にやさしくというのだったら、日本1個分の暮らしをしませんか。ぜひ皆さん、協力してください。
持ち時間2分なので。一生懸命しゃべってしまいました。辻村ちひろ、Twitterでいろんな事を呟いてますので、ぜひそっちもチェックしてください。どうもありがとうございました。よろしくお願いします。
山本太郎:
ありがとうございます。駆け足ですけれども、辻村ちひろさんでした。すいません。山本太郎と申します。今回の選挙、自分たちで旗揚げをしまして、全国から3億円を超えるご寄附をいただきました。10人でこの選挙、戦っております。れいわ新選組。なかなか浸透しませんが、「れいわ新選組」という名前です。ぜひお力をお貸しいただきたいということで、続いてのスピーカーの方です。大西つねきさん。比例代表で立候補してます。
大西つねき:
皆さん、こんにちは。今回の、このれいわ新選組の戦い。これはですね、我々の人間としての価値を問う戦いです。今までの経済の仕組みの中で、ただお金に変わる価値を生む、そういう人たちだけが価値があるのか? または、そうじゃない、ひとりひとりがお金をはるかに超える価値を持っているのか? それを問う、そういう戦いです。皆さん自身、ひとりひとりわかってます。本当は、自分がとっても価値がある存在であるということを。
今回のれいわ新選組のメンバーには本当に多様な人たちがいます。これがまさに、多くの人、そしてひとりひとりに本当に価値があるんだということの象徴です。もし皆さんが、我々れいわ新選組を国会に送り出していただくようなことがあれば、それこそが我々ひとりひとりが本当に価値がある、お金を作る能力ばっかりが問われるんじゃなくて、もっとそれを遥かに超える大事な価値、それをひとりひとりが持っている。私はJPモルガンという銀行で、ずっとお金がすべてを決めてくような、そんなところで働いてきました。ずっと疑問を感じて生きてきました。そして、皆さんと共にそれを変えるために、今回、れいわ新選組から立候補しました。
今、本当にそれが変わろうとしてます。今回大チャンスです。もう世界的に、もうたくさんの人たちが、何十億の人たちが「もうたくさんだ」って言ってるんです。今回、もしこういう考えを持ってるような人間、それから政治団体が国政政党になるようなことがあれば、時代は確実に変わり始めます。このチャンスを逃さないでください。大チャンスが来てます。皆さんがこのチャンスを掴むかどうか、皆さんにかかってます。ぜひ一緒に新しい時代を切り拓いていきましょう。
山本太郎:
ありがとうございます。一体どんな人なんだろう? この2分間で、なかなか伝えられることはそう多くありませんが、ぜひですね、興味を持っていただいて、「れいわ新選組」で検索していただきますとホームページもご覧頂けます。それぞれ本当に濃いメンバーが揃っております。続いてですね、あ、そうですか? わかりました。じゃあ、私がちょっと喋りたいと思います。
山本太郎、政権を狙ってます。「そんな夢みたいな話あるかよ」って思われる方いらっしゃるかもしれません。とんでもないですよ。だって選ぶのは皆さんなんですから、今、手元にある既存の政党のメニューから選ばなきゃいけないなんてルールどこにもないんですよ。皆さんが育てていただく。一緒に前に進んでいくっていうような政党を作りたいと思っております。で、今回は10人。10人で立候補。124の議席を争うところに10議席、何とかいただきたい。
来年には、おそらくこの1年以内には、おそらく衆議院選挙もあり、その先の3年後にはもう1度、参議院選挙があるんです。一定の人数を今回の選挙で国会の中に入れていただければ、本当に皆さんのために仕事をしているということを認識していただけるような、精一杯の活動をし、次の衆議院、その先の参議院でも議席を獲得していく。そうすればかなり大きな力を得られるんじゃないかと、そのように思っております。ぜひ力を貸していただきたい。今、この20年続くデフレ。ちょっと1回止めます。すいません。
ありがとうございます。山本太郎がマイクを握ってお話をさせていただいております。私たちが旗揚げをした4月10日、ここから今日までの間に3億円ものご寄附をいただき、10人のメンバーと共に今回の選挙を戦っております。れいわ新選組。東京選挙区1人と、残りの9人私を含め比例代表で立候補。比例代表は全国どこからでも、人の名前、候補者の名前でも書いていただけます。候補者の名前がよくわからないという方は、れいわ新選組の略称、ひらがなで「れいわ」とお書きいただいても結構です。
ありがとうございます。佐藤タイジさんです。
佐藤タイジ:
どうもどうも。佐藤タイジです。ミュージシャンやっております。あれですね。ざっくり言うと、私、震災以降、311以降ですね、太陽光のみで武道館でライブやれねぇかっつううことで、ソーラー武道館というのを始めました。2012年にはソーラーの電源だけで武道館できました。それでその次の年から、岐阜県は中津川に場所を変えて、そこから毎年2日間、9月の、今年も9月28、29とやるんですけど、ソーラー電源だけで、ステージの電源はやっております。 音、とてもいいんです。
さっきもちらっと話でましたが、エネルギーコスト、地産地消すべきものなんですね。しかもこれ、あれなんすよ。
コンセントに来てる奴って発電所から遠いですから、地産地消するとね、そこでできた電気だと、電気がきれいなんですね。だから、音がいいんです。電気の質がいいんです。だから、我々のフェスって人が集まっていて、いいミュージシャンが演奏したいんです。だから、人が集まるんです。
(演奏)
清志郎さんの歌をやりたいと思います。今日は清志郎さんの力借りたいと思います。いいよね? 今日は清志郎さんに助けて欲しいと思ってます。
別に難しいことは言いません。でもこの選挙すごい大事です。とにかく選挙には行こう。投票率を上げよう。そこが大事や。
我々の民主主義、超、風前の灯。大丈夫なんかな、俺たちの民主主義。清志郎さんに助けてもらおう。清志郎さんに力もらおう。きっと力くれると思うわ。
(演奏)
山本太郎さんは、僕が震災以降、下北沢でずっと復興支援でやっていた「LIVE FOR NIPPON」っちゅうイベントにも出演していただいていました。
最も信頼する政治家です。最も信頼できる政治家じゃないですか? あのね、本当思うっす。
沖縄で、県民投票が沖縄で行われて、それで皆んなが嫌だって言ってるの。米軍の基地、あれ嫌だって言ってるの地元の人。
そらそうや。法的拘束力はない? ふざけんなよ。冗談じゃねぇ。地元の人が嫌や言ってんのよ。福島も一緒よ。地元の人は皆、嫌ゆうてんの。なんでそれを聞かへんの。それがリーダーなん? 誰がリーダーなん? 誰がリーダーなんや。皆もう絶対投票行こうよ。絶対投票行こう。誰がリーダーか。誰がまともな政治家か。ちゃんとハッキリさせようやないか。この選挙でハッキリさせようやないか。違うか? 間違ってるか?
俺、一言でも間違ったこと言ってるか? 俺ずっと言ってます。この国は、必ず再生エネルギーだけで回せる日が来ないと嘘なんです。俺は信じてます。俺は毎年やれてます。ソーラーだけの電源で。3万人のフェスを、8年間やってます。可能なんです。可能なんです。そのソーラーでやるきっかけになった曲、95年の「ありったけの愛」演奏します。
(演奏)
佐藤タイジでした。ありがとうございました。
太郎ちゃん応援しよう。太郎ちゃんくらいしかおれへんのやから。応援しよ。そんで、連立政権を作ってもらいましょ。
私はそれが欲しいです。もうちょっと、野党が仲良くやってほしいです。野党で政権を取って欲しいです。政権を運営してほしいですよ。じゃないとバランス悪すぎます。しゃべりすぎました。ありがとうございました。佐藤タイジでした。
山本太郎:
ありがとうございました。佐藤タイジさんでした。ありがとうございます、本当に。なかなか、ミュージシャンが声をあげるっていうことさえも、難しい世の中。勝手に難しく考えちゃってるのかもしれないですけどね。スポンサー、いろんなもの繋がっているっていう中で、芸能人や表現者たちが、社会問題であったりとか、政治に関わる。それって非常にハードルが高いんですよね。いや、言わんとおかしいって言ってくれてますけど、本当にね、ありがとうございます。本当にありがとうございます。佐藤タイジさん、ありがとうございます。いや、久々に生で音楽聴いた。ありがとうございます。本当に素晴らしかったです、ありがとうございます。
「ありったけの愛をもって、この世の中を変えていこうぜ」っていうプロジェクトなんですよ。力を貸してください。あまりにも冷たすぎるよ、政治が。この国に生きる人々に対して。本当に。冒頭話しました、例えば奨学金。利息を収入として、金融機関に差し上げるために金融商品化されてるなんてあり得ないでしょうって。350億。確かに、大きいお金。それを金融機関に差し上げたいっていう気持ちは一応理解しようとするけれども、それによって首が締まる。人生が変わってしまうっていう若い人たちに対して、どうしてありったけの愛を注げないんだってことなんですよ。
消費税。上がるたびに首締まっていってるやんってことなんですよ。本当に。今、この国の調査でもはっきりしてます。厚生労働省の調べ。もう皆さんご存じの通りです。最新版で出てきた。国民生活基礎調査。生活が苦しいと言っている人たち、57.7%。全世帯のうちです。シングルマザーでは8割を超える人たちが生活が苦しいと言っている。この苦しい状態にあるのは、それぞれの努力が足りなかったっていう話にされてないですか、ってことなんですよ。皆さん、どう思われます?
本人たちの努力が足りなかったから、生活が苦しい状況に追いやられているとそう思いますか? これだけの大人数が、そこまで厳しい状況に追い込まれるのは、これ構造上の問題以外考えられませんよ。そこに対しての底上げ。国がやるべきことをやっていくべきだったってことなんですよ。まだ間に合うと思ってる。余りにも酷い状況。
子どもたちの約7人にひとりが貧困ですって。子どもが貧困だったら、この国では当然大人も貧困ですよ。高齢者5人にひとりが貧困ですって。一人暮らしの女性、3人にひとりが貧困ですって。余りにも国の愛が足りなすぎるんじゃないですか。それを底上げするようなことをする必要があるんじゃないですかって。20年以上デフレで人々の生活を削り取り続けたっていう、それに対する代償を今払うべきじゃないですか、ってことですよ。
国はあなたの生活を豊かにする。あなたの生活を、しっかりとしたものにする。そのような土台作りをするために政治があるんじゃないのかってことなんですよ。
でも、今の世の中どうなっているか、考えてみてください。生産性ですべてが判断される。あなたには生きている価値があるのか、あなたは何かの役に立っているか、あなたは自分自身で生きていて良いと思っているのか、みたいな社会的空気の中、生きていくのを諦めてしまいそうになる。諦めてしまって、今やもう、年間でも2万1千人以上が自殺し、50万人以上が自殺未遂している。そこの数字にも表れない人たち、たくさん苦しんでいる。その苦しさの原因は何か。
生産性で人間をはかるっていうこと。生産性でなんか人間の価値はかれるかよ、って。じゃあ何ではかるんだって? 存在ですよ。存在しているだけでもありがとうっていうような、世の中作ろうじゃないかってことですよ。あなたはいてるだけで、存在しているだけで価値があるっていうような、社会を作れるのが政治。そのために税金払ってるっていうような政治作っていきましょうよ、いかがでしょうか。
生産性で人間の価値がはかられる世の中。その先には何が待っているか。人の命を選別するという世の中。今でさえ、医療費を入り口に、口実に、高齢者。このまま寝たきりなんだったら、皆んなに迷惑かけないように死んだ方がいいんじゃないかっていうような気持ちにさえなっていく。この先、私は命の選別が加速していくと思ってます。その中で、今回、れいわ新選組。この中で立候補してくれた方。特定枠。この方が一番に、私たちのグループで、票が少なかったとしても、まず最初に国会議員になっていただく方ですふなごやすひこさんです。
ふなごやすひこ:
はじめまして。世界でただひとりの「全身麻痺ギタリスト」、ふなごです。どうかよろしくお願いいたします。え? 全身麻痺でもギターが弾けるのか? そもそも全身麻痺で弾けるギターなんてあるのか? と思われた方、ぜひ私のライブを見に来てください。
さて今日は、日本のカースト制度ならぬ社会について話します。えー? そんなものあるのか? と思われた方、あるんですよ。それは、階層社会で言い表し得る、病院を中心とする医療・介護界です。上層階級は医師、中層階級はナース、介護士、諸々の関係者、下層階級は、もちろんのこと患者とその家族です。
2割の医師、ナース、介護士は、初対面の患者に日常語、つまりタメ口を使い、患者は彼らに敬語で話します。それは潜在意識、顕在意識とともに、患者よりも我々の方が立場が上だ、というような安住地にいるような思いがあるからでしょう。また8割の医師、ナース、介護士は、日常的に患者にタメ口をきくというわけではありませんが、潜在意識では患者より我々の方が立場が上と思えるので、ときおり日常語を発します。ちなみに顕在意識では、患者より我々の方が立場が上だとは思っていません。そのため認識できずにいます。
これらは患者歴20年を迎えた私の経験から確実に感じている割合、つまり経験則なのですが、ここ7年は患者でもあり、医療・介護関係でもあるという立場です。それゆえ、よくよく俯瞰して出した割合です。
ところでごく少数なのですが、潜在意識、顕在意識共に、階層意識をもっていない医師、ナース、介護士がいるのも事実です。ここで危険なのは、若い患者はともあれ、団塊の世代以上の年配の患者は、若い医師、ナース、介護士に、タメ口をきかなければ、仁(じん)すなわち「思いやりは礼を通じて示す」や「年長者は敬うべき」などの道徳観を持たれています。それゆえあまりにも無礼さに自尊心を傷つけられます。それなのに、診てケアしてもらうことから、立場的に言えない恨み、ルサンチマンを抱く可能性があるということは、確率大です。ルサンチマンは山本太郎代表もよく知る経済評論家、三橋貴明さんが連発していますので、普及しつつあると思います。
先日、近くにある総合病院に行ったときのことでした。対応した、私、61歳より幾分かは年齢が下のナースは、初対面にもかかわらず、いきなりタメ口、直後、案内された20代に思える医師は、「先生、よろしいでしょうか?」と敬語。その若い医師も、「じゃあ、見てやるか」と乱暴な言葉遣いしか使えませんでした。
このような経験は、この時ばかりではありません。皆さんも、このような経験はあるのではないでしょうか。私は怒っています。日本の医療、介護界は、階層社会の様相を呈しています。それにより、患者の少なからずは、立場的に言えない、恨み、ルサンチマンを抱いています。それは、双方に不幸なことです。その階層社会の崩壊をするには、政治の力が最も強いと考えたのが、立候補の理由の1つです。
さて最後に、私が目指す医療・介護界の姿を歌にしましたので、聞いてください。歌うのは私の勤め先、株式会社アースの代表取締役、佐塚みさ子です。ボスを思いっきりこき使って、失礼します。
「気づきの種 思いやりの花」 作詞:ふなご やすひこ
こぼす涙は 私たちが拾います
ありがとうは いりません
それは 私たちが言うべき言葉
微笑むあなたに 幸せ感じ
ひまわりは 陽を追い
見回し気づき 語りかけます 日に一つ
ひまわりの心を あなたへと
気づきの種を あなたへと
あなたは あなたらしく
生きてきたから 今日が来て
そして 続きは 私たちに
もたれて もたれて もたれてください
流す涙は 私たちが拭います
ありがとうは いりません
それは 私たちに 言わせてください
語るあなたに 自分を感じ
葉桜の若さが 松戸に満ちて
幕が開きます 一日中
葉桜の血潮を あなたへと
思いやりの葉 あなたへと
あなたはあなたらしく
生きてきたから 明日見ます
これからの日々は 私たちを
頼って 頼って 頼ってください
あなたの夢は 私たちが語ります
見てください あの家を
あれは 私たちが作った宇宙
夢ある あなたの 心を満たす
サボテンは 陽を受け
水なく育ち 花をつけます 純白の
サボテンの心を あなたへと
思いやりの花 あなたへと
水なく育ち 花をつけます 純白の
サボテンの心を あなたへと
思いやりの花 あなたへと
あなたは あなたらしく
生きてきたから 光ります
そして未来を 私たちに
託して 託して 託してください
あなたは あなたらしく
生きてきたから 光ります
これからも未来を 私たちに
託して 託して 託してください
私の政策を発表させていただきます。それは日本の全患者、障がい者が幸せになるための教育改革。もう1度申します。日本全患者が、障がい者が幸せになるための教育改革。皆さん、そう思いませんか ?
れいわ新選組、よろしくお願いします。
山本太郎:
無茶苦茶、熱唱されてるじゃないですか。ありがとうございます。事業所の社長さんなんですね。佐塚さん。で、(ふなごさんは)副社長なんですよ。ありがとうございます。本当に。こんなところでもコラボするんですね。ありがとうございます。本当に。で、ですね、今日は、私たちれいわ新選組。比例代表という戦いの中で、特定枠という制度を使っています。要は何か? 特定枠に2人入りました。1人はふなごさん。もう1人は、木村さんという方です。この2人の難病患者、そして重度障がい者、先に国会の中に上がらなければ、次の人たちが上がれないシステムです。要は、山本太郎、国会議員になろうと思ったら、普通、比例代表だったら100万票以上で行けるんですけど、今回は300万票以上、ハードルを上げてます。
でもこれ、かなり重要なことだと思ってます。パラリンピックが来ると言いながら、「合理的配慮」って言葉だけです。本当に、この国に、合理的配慮っていうものを実現するために、まず、ふなごさんにもそして木村さんにも先に上がっていただいてから、その他のメンバーが次の国会議員として目指していくというような形になっております。で、今、ふなごさん、素敵な歌詞、ありがとうございます、本当に。そのふなごさんのお友だちも、今日この場所に来ていただいております。同じALSの岡部宏生さんです。ありがとうございます。これから、文字盤で先ほどお気持ちをまとめていただいたものを、教えていただけるってことですね。ありがとうございます。
岡部宏生:
ふなごさんの友人である岡部の言葉を、代読させていただきます。ふなごさんは大事な友人です。障がいがあるとか、難病であるとかはまったく関係なく、人として不屈な人なので、応援しています。どうぞよろしくお願いいたします。
山本太郎:
ありがとうございました。ふなごさんの応援で駆けつけてくれた、岡部宏生さん、ありがとうございます。非常に雨が降ってくると、まずいことになるんですね、これ。呼吸器が、わかりました、ありがとうございます。本当にまず、この国に誰も切り捨てられない、そんな社会にするためには、私、難病患者であってもそして重度障がい者であっても人間の尊厳を守れるっていうような状況を担保しないといけないと思ってます。難病患者も、重度障がい者も人間の尊厳を守れる社会であるならば、あなたは切り捨てられませんよ。当然です。そのための実現。まず第1歩。お2人。まずは最初、特定枠1のふなごさんに国会に行っていただきたいと思います。ありがとうございます。ぜひ、お力貸してください。
(拍手)
ふなごさんありがとうございました。本当に。岡部さんもありがとうございました。
ありがとうございます。今、車いすを地面に降ろす作業をやっております。ありがとうございます。この待ってる時間というものも、合理的配慮ということになっていくんですね。だから今の国会があまりにも、とんでもないスピードでいろいろな法案を通していってるっていう中、障がい者の方であったり、難病の方が入られるとしたら、このスピードを緩めなければならないんです。当然です。すべてのスピードは、国会議員として、永田町に入られた、障がい者や難病の方々にも当然、そのペースを合わしていく。バリアフリー化も進んでいく。国権の最高機関でそのようなことが実現できれば、それは全国に浸透していく。そういう話なんですね。ありがとうございます。
山本太郎:
ありがとうございます。で、おふた方めです。特定枠の2に入られてます。ふなごさん。ふなごさんが100万票で国会議員になった場合には、続いての200万票。200万票集まれば、重度障がい者の木村英子さんが、国会に行くことができるということです。その木村英子さんから、スピーチをいただきたいと思います。よろしくお願いします。
木村英子:
皆さんこんにちは。木村英子です。私は、生後8か月の時に、歩行器ごと玄関へ落ちて障がい者になりました。本当だったら今頃私は、施設にいるはずでした。しかし施設の中では、起床から始まりトイレや食事、入浴などすべてが時間に決められていて外出も出来ず、時には職員の嫌がらせや虐待にもあったことがあります。施設ではすべてが健常者に当たり前に保証されてることが、奪われているんです。私の友達はまだ施設の中にいます。そんな施設が私は耐えられなくて、19歳の時に、親や教師が反対しても自立生活を果たしました。そしてこうして皆さんの前で話せているのが、まるで奇跡のようです。
私が国会議員になったらやりたいことが2つあります。1つは、「介護保険と障がい福祉統合の反対」です。障がい福祉と介護保険を統合している国の流れの中で、地域で暮らしている障がい者の生活は、今とても逼迫(ひっぱく)しています。皆さんは、介護保険を知っていますか? 介護保険は、私たち重度障がい者のために作られた制度ではありません。私たち重度障がい者に必要なのは、きちんと衣食住が保障され、生きがいを持って生きていける、人権と権利が必要な制度です。しかし今の現状は、1人暮らしの障がい者が65歳になった途端に、障がい福祉が切られ、介護保険に組み込まれて、介護時間を減らされたり、ヘルパーさんが来なくなったり、ベッドの上で眠れなくて座椅子にずっと座るしかなく褥瘡(じょくそう)を起こしたり、食事も1回しか食べられない、そんな悲惨な現状です。介護保険の実態は重度障がい者に対して、1回の介護時間が30分とか、多くても1時間前後、それでどうやって私たちは生きていったらいいんでしょうか。私はもう施設に戻りたくはありません。このまま皆さんと同じように、地域で生きたいと思っています。
2つめは、2つめは「インクルーシブ教育の実現」です。それは障がい児と健常児を分けることなく、同じ場所で学び合う教育です。私は18歳まで養護学校で育ち、外の世界を全く知りませんでした。外の世界に出たばかりの頃、私は電車の切符の買い方も知らなかったし、信号の渡り方も知らなかったし、何も知らない世界の中で、本当に自立生活が大変でした。もし健常者も障がい者も一緒に同じ学校に行けたら、そして同じ場所で働くことができたら、差別や偏見はなくなっていたと思います。分けられてきたことで、私たちはお互いを知らない存在になり、支えあうことをしなくなっていきました。私がもし選挙に受かったら、共に生きれる、健常者も障がい者も当たり前に生きれる社会を、作っていきたいと思います。皆さんありがとうございました。ちょっと、あがってしまいました。ありがとうございます。
山本太郎:
ありがとうございます。木村英子さんでした。ありがとうございます。木村英子さんです。今回、山本太郎率いる、れいわ新選組では、選挙区で、野原さん。そして、比例代表、比例代表では、9人の仲間、山本太郎も含む比例代表の仲間たちがいます。比例代表とは、全国どこにいらっしゃっても、その人たちの名前、もしくは団体名が書けるというシステムです。で、その比例代表の中では、誰が1番最初に国会議員になるのかというと、そのグループの中で1番得票が多かった人が、国会議員にリーチしていきます。でも今年から「特定枠」という新しい制度が生まれまして、どれだけ得票が少なかったとしても、この特定枠の中に入った人から優先的に国会議員としてリーチしていくと、そういう話なんです。その特定枠の第1位に入っているのが、先ほどALS、難病抱えているふなごさん。そして第2位が、今お話頂いた木村英子さんです。ありがとうございます。木村さんもう一言いいですか? 喋ってください。
木村英子:
私のような、重度障がい者の人を、国会に送り出そうとしてくれた、山本太郎さんを皆さん応援してください。ありがとうございます。
山本太郎:
ありがとうございます。ありがとうございます。人間らしく暮らしたいと思うのは、誰しもですよね? それは、障がいを負っていようが、難病を抱えていようが、皆、同じ思いですよ。その方々が、人間の尊厳を守れるという社会なのであるならば、誰も切り捨てられない社会というものが、実現するはずです。そのためには、やはり当事者の方々に国会の中に入っていただく。国権の最高機関と呼ばれるところが、大きく変わっていかなければならないと思います。その入り口を作っていただくのが、私は、ふなごさん、そして木村さんの2人だと思ってます。本当にありがとうございます。
そして、私たちは学ぶべき事があるんですよね。これから高齢化が加速していく。高齢者の中でも寝たきりの人たちが増えていくという中において、体が動かなくても、不自由でも、人生謳歌できる。充実した暮らしができるということが、今、フロントランナーとして、それを実践されている方々から、学ぶべき事が多いという事です。これから日本が、日本という国が向かう将来に今、そのアイディアであったりとか、色んな知恵を授けてくださるのが、ふなごさんであり、私は、木村さんだと思っています。ありがとうございます。
というわけで、特定枠二枠を使い、例えば山本太郎に100万票入ったら、ALS患者のふなごさんが国会議員になり、例えば山本太郎に200万票入れば、木村英子さんが国会に行くと、このお2人を先に国会に送った後じゃないと残りのメンバーは国会議員にリーチできないっていう、かなりハードルを上げた形での戦い。でもそれくらいやらなきゃ変わっていきませんよね? 世の中。
山本太郎、東京選挙区から立候補をしておりました。6年前に、そして66万票を超える票をいただき、国会に送っていただきました。今回は、先ほどから繰り返している通り、比例代表、全国で「山本太郎と書いてください」というお願いをする戦い方に変わりました。
一方でこの東京選挙区、山本太郎の後を引き継いでくれる方、出てきたんですね。ものすごい戦いになってます。むちゃくちゃ興味深い戦いになっております。野原ヨシマサさん。何が興味深いかと申しますと、野原ヨシマサさん、東京選挙区から立候補してくれます。れいわ新選組の東京選挙区から、立候補してくれた野原ヨシマサさん。何がすごいかと申しますと、沖縄の創価学会員なんです。どうして沖縄の創価学会員が、東京選挙区で立候補するのか、ということなんですけれども、あまりにも変わりすぎた、公明党そして創価学会に対して、執行部に対して直接、ガチンコで喧嘩を売りにいくっていう勇気ある戦いを、手をあげてくれた方なんです。選挙が面白くなりますよ。人の喧嘩は興味深いですよね? それを選挙でやってしまおうという話なんですよ。それではお話をお聞きください。野原ヨシマサさん、東京選挙区からです。
野原ヨシマサ:
皆さま、こんばんは。この度、東京選挙区より立候補いたしました、山本太郎、れいわ新選組、沖縄の野原と申します。よろしくお願いいたします。今回の国政選挙、私は立候補するにあたって一応、自分なりのテーマ2つ、2つのテーマ決めて立候補しました。1つ目がですね、辺野古新基地建設の問題。で、2つ目が創価の変革ということで。
今、学会、公明党、学会おかしいんじゃないかということですね。それを徹底的にこの選挙期間中訴えていきたいと、そう思ってます。
まず最初にですね、辺野古の問題から述べさせていただきます。そうですね。今でもまだ辺野古の工事、今、毎日進んでます。1日あたりだいたい、ダンプカーでですね、250台から300台くらいのダンプカーの土をですね、毎日あの綺麗な辺野古の海に投入をしています。想像するだけで身を切られる思いがしますけども。
それで去年のですね、沖縄県知事選で玉城デニーさんが、7万票差で相手候補に圧勝しました。で、その次がですね、那覇市長選、豊見城(とみぐすく)市長選、次に沖縄3区衆院補欠選、ありました。この4つの選挙いずれも、辺野古新基地建設反対の候補が勝ちました。このようにですね、また、県民投票ですかね、今年2月に行われた沖縄県民投票では、72%もの反対票がありました。本当にもう、この選挙があるたびに辺野古新基地建設反対の候補が勝つ。また、県民投票でも72%反対。もう繰り返し繰り返し、何回も何回も、沖縄の民意は示されてきましたが、今の自公政権、本当に沖縄、舐めてます。沖縄の民意、言うこと、絶対聞いてくれません。ほんとおかしいです。
皆さん、辺野古の新基地建設ですけど、総工費、いくらかご存じの方いらっしゃいますか? 辺野古新基地建設の総工費、今、2兆5千億円と言われてます。ものすごい額でしょう? 2兆5千億円。これね、自公政権、2兆5千億円かけて、今、辺野古新基地建設進めてますけども、目的がですね、中国の脅威だとか国防だとか言ってますけど、全部嘘です。本音は、本音はですね、ゼネコンを儲けさせるためにやってます。利権なんですこれ。本当に。一部のゼネコンを儲けさせるためにですね、なんで皆さんの血税である2兆5千億ですよ。2兆5千億円もの血税を、何であんな変な工事に使わないといけないですか? 2兆5千億あるんだったら、生活、皆んな苦しいですよ、そういった福祉の方向に向けてもらいたいと思いますけど、皆さんどうでしょうか? またね、2兆5千億円もかけて一部のゼネコンを儲けさせるために、なんであの沖縄の綺麗な辺野古の海を壊すんですか? おかしいですよ。本当、おかしいです。
で、私が1番しゃくに障るのは、そこに公明党がいるということです。本当に。平和・福祉と言いながらずっと沖縄の民意を無視し続けてますよ。本当におかしいです。そうですね、今度、その辺野古の問題。私、東京で立候補しました。沖縄で辺野古の問題を叫ぶよりもですね、東京で発信する方が、全国に拡散するんじゃないかと思って、東京で訴えさせていただきます。
で、次に公明党なんですけども、去年、まあ話は重なります、去年の9月に県知事選がありました。で、公明党沖縄県本部はですね、その時以来ずうっと辺野古新基地建設反対という公約を掲げています。
だけど、県知事選始まって4つの選挙を連続しました。その時にですね、沖縄県の公明党本部は辺野古新基地建設容認の候補者を応援してるんです。おかしくないですか、これ。言ってる事とやってる事、全くめちゃくちゃなんです、今の公明党は。平和・福祉と言いながら安保法制も通しました。これで海外派兵できるようになりましたよ。また現代版の治安維持法と言われている共謀罪も通しました。恐ろしい法律です、これ。犯罪を犯していない段階から逮捕できます。だから、このようなですね、集会やってますね、これもあれで捕まえること出くるんですよ、これ。辺野古の問題も、座り込みやってる人も捕まえること出来ます。恐ろしい法律です。そういう法律を通したんです、公明党は。
立党以来、平和福祉を掲げてきた公明党が、このような戦争を肯定するような法案を通し、民衆を弾圧するような法案を通しているんです、今、公明党は。言ってることとやってることが、全くチグハグなんです。本当に。あのね、どうしてこれこういうね。皆さんから見たらですね、なんで、こんな公明党とか、創価学会わけのわからん事やってんのかなと思うでしょ。これ説明しましょうね、淵源(えんげん)というのは昭和54年の4月24日に、池田(大作)名誉会長が勇退したことにあります。表向きは勇退、進んで辞めたみたいな感じで言ってますけど、辞めさせられたんです。首を取られたんです、今の執行部に。裏切られて。要するにですね、分かりやすく言えばハイジャックされました。あの日に。昭和54年4月24日に、今の原田(稔)会長を始めとする執行部です。この人たちが、池田先生を裏切ってハイジャックしました。あの時以来、池田先生は、創価学会、組織を動かす最終的な決裁権ないんです。で、ハイジャックされたんで創価学会号の操縦桿(そうじゅうかん)を握っているのは池田先生じゃないです。裏切り者の弟子たちがずっとあれ以来、握ってきてるんです。
だから、世界平和とか、平和福祉とかいう正しい航路をそれてですね、これだけ無茶苦茶になったんです。それを執行部は、一般の会員にごまかし、ごまかし、嘘をついてきたんですけど、もう限界です、ほんといい加減に限界。これ以上騙すことできませんよ。いみじくもですね、リンカーンがですね、アメリカ16代大統領リンカーンが次のように言っています。「少数の人を、長らく騙すことはできる、また大勢の人を短い間騙すことはできる。だけど、大勢の人を長い間騙すことは出来ません」という、そういうような趣旨のこと言ってるんです、リンカーンが。もう、ここまで来てます。
皆さん、今ほんと生きにくい世の中なってますよね。これは公明党が、安倍政権の加勢をしてきたから、こうなったんですよ。だから、今日本の政治を変えるためには、手っ取り早い方法あります。公明党を潰せばいいんです。これ私が勝手に言ってません。池田先生がそうおっしゃってます。ですから、私、ここ東京で、山口那津男代表とガチンコ勝負するために、立候補補をしました。山口代表の、山口代表に行ってた票、どれだけ切り崩して取り込めるか、これ今やってます。要するに、面従腹背(めんじゅうふくはい)の学会員をどれだけこちらに持ってこれるか、サイレントクレーマーの学会員をどれだけ持って来れるか、この戦いです。やりますよ。山口代表ガチンコ勝負を挑みます。皆さんどうか東京選挙区、れいわ新選組・野原ヨシマサ、野原ヨシマサへのご指示ご声援、よろしくお願いいたします。それと、もうひとつ、6年前に太郎さんに入れてた方、私をよろしくお願いします。太郎さんの基礎票も頼りながら、頑張っていきます。よろしくお願いいたします。ガチンコ勝負です、頑張ります。
山本太郎:
ありがとうございます。素朴。「素朴」という字を辞書で引けば、野原と出てくる、そのような感じかと思います。ね。
ガチの創価学会員VS変質してしまった公明党との戦い、これ熱い戦いになるんじゃないですか。
創価学会の内輪もめを、このような選挙で取り上げる? そういう話じゃないんですよ。これ人間の誇り、これまで自分が守ってきた、神様と約束してきたことを貫いていくんだっていう話なんですよ。これ、あれですよね。今の執行部であったりとか、公明党の方針というものに対して異を唱えたらどんな目に遭うんですか?
野原ヨシマサ:
そうですね今、異を唱えて、査問され、除名された方々が全国にいっぱいいらっしゃいます。
山本太郎:
小さいときから本当にそういったコミュニティを築いてるわけですよね。そこで自分が異を唱えたことによってそのすべてを失うというような話ですよ。こんなのおかしくないですか? 表現の自由がこの国には担保されてるはずですよね? 信教の自由も担保されてるはずですよね? これおかしいんじゃないかってことで沖縄の人が、ガチの創価学会員が、本気で喧嘩を売りにいく、こんな熱い戦いございません。「ガチ創価学会VS変質した公明党」。この戦い、ぜひお見逃しなくっていう話なんですね。
逆に言ったらこの、政治に興味がないって方々にも、この喧嘩にはぜひ加わっていただきたい。あなたの一票が増えていく毎にこの喧嘩、熾烈(しれつ)さを増していきます。ぜひ、乗っかっていただきたい。楽しくなけりゃ政(まつりごと)じゃないってことですよ。真剣に政治を考えながら、この政治を盛り上げていく、選挙を盛り上げていく、あなたにも加わってほしい。ねえ、どんだけマッチョな人が出てくるんかと思ったら、いきなりこの空間が島時間になってしまいましたもんね。
でも「ならぬものはならぬ」と絶対に言わなきゃいけないという信念を持って、今回、東京選挙区から山本太郎の後に立候補をしてくださる方がこの方です。東京選挙区、野原ヨシマサ。待ってろよ、山口那津男さん。野原のバックは池田先生、そして日蓮だ。熱い熱い東京選挙区にぜひご注目ください。ありがとうございます。
野原ヨシマサ:
すみません、最後にもう少し、少しだけお願いします。
やっぱり日本の政治改革するためには公明党つぶすことです。そうすれば皆さんの生活も絶対良くなります。辺野古も一発で止まります。よろしくお願いします。
山本太郎:
ありがとうございます。
ここの前に新宿で街宣やってるときに、公明党つぶすって話をしてたんで、ちょっとそれは言い過ぎなんじゃないかって話をしたら、いや池田先生が言われたのでって話で。ああ、じゃあしょうがないですねって話になったんです。真の平和主義者じゃないですか、池田大作さん。私はそう思います。本当にありがとうございます。野原ヨシマサさんでした。東京選挙区は、野原ヨシマサに。どうかどうかお願い致します。
この中に、東京にお住まいの方、どれくらいいらっしゃるんですか? これは、たくさんの支援が受けられますね。じゃ、地方から来たけれども、東京にお友だちがいらっしゃる方どれくらいいらっしゃいますか? ああいらっしゃいますね、ありがとうございます。東京これだけの大都市ですから、地方にお住まいの方でも東京に知り合いいますよねってことなんです。兄弟だったりとか、友だちだったりとかって方が東京に住まれてるって方でも、地方にお住まいであっても東京選挙区に参戦できるって話ですよ。皆んなで力を合わせて戦っていきたい。これまで、「何とか学会」が一生懸命やってきたやり方、「もしもし? 今度の選挙もう投票先決まってますか? 何とかでお願いします。」ていうことを逆にやっていこうって話なんです。F票、フレンド票を、どんどん拡大していくってことで、野原さんを、このガチンコ勝負を、公明党の代表とのこの戦いを、ますます熱くしていくためにも、野原ヨシマサ、東京選挙区から立候補、野原ヨシマサに、どうかお力を貸してください。よろしくお願い致します。ありがとうございます。
あまりにも生きづらい世の中です。自分が生きてていいのか、なんて考えてしまう。自分は、生きてて許される存在だと、心の底から胸を張ってそう言える人ってどれくらいいますかね? いらっしゃいました。ありがとうございます。今ここで見る限り4名ほどの方が手を挙げてくださいました。どうして自分が生きてちゃいけないっていう風に思い込んじゃうんですかね。そういう教育、そういう社会的空気の中で、ひとりひとりが自信を奪われてしまってるという状況だと思います。逆に言えば人々が自分自身に自信が持てないという状況が多く広がっていった場合に誰が一番得するんでしょうか? コントロールする方じゃないですか?
自分の力で世の中を変えていける、社会を変えていけるという、超原則的なことも、皆んな頭の中からどっかいってしまってますよね。皆んなが自分が生きてていいのか、生きてて価値があるのかというような自信が失われてる中では、一番得するのはコントロールしやすいほうです。コントロールするほうですよ。コントロールするほうにとってみれば、国が言ったことにはもう従わなきゃしょうがないなとか、いくらで理不尽があったとしてもこれは逆らったって自分には何もできないと諦めてしまう社会につながっていきますよね。だからこそ、4割超える人たちが選挙で投票に行かないという状況になってると思います。
逆に今、この国をコントロールしている、政治の場においてコントロールしてる人たち、この国の有権者の3割程度の支持で、3割程度の支持で、この社会をコントロールしていってんですよ。一方で選挙諦めてる4割以上の人たち、それ以外の人たちと緩くつながっていくことによって、社会は変えていけるんですよ。それが民主主義なんですよね。
この国に、選挙という制度がある限りは一応これ変えていけることになってます。後は皆さん次第なんです。自分たちがしっかりと政治をコントロールする主体者なんだっていう気持ちを、もう一度シェアしながら緩く繋がっていきませんかっていうお誘いです。消費税廃止にしませんか? いかがでしょう?
(拍手)
2014年4月に消費税が上がった。3%増税、8%になった。この3%増税する分の使い道を、国は「全額社会保障の充実と安定化に使う」と約束した。2017年度3%の税収は約8兆円、8兆円。このうち、いくら社会保障に使われたか。約束どおりだったら100%のはずです。でも、事実は違う。どれくらいか。8兆円のうち社会保障の充実に使われたのは、たった16%のみ。詐欺じゃないかよって話です。おかしいと思いませんか? 約束が違いますよね。
じゃあ、社会保障のために消費税が必要なんだっていう大前提自体、もう崩れてしまってんですよ。じゃあ、何のために消費税が必要か? 消費税が導入されてから、下がってった税がある。所得税と法人税。金持ちはより税が低く、大企業はより税負担が低くなってった。その尻拭いとして消費税が使われてるってことに対して、どうしてテレビで本当のこと言わないんだってことですよ。テレビが言うわけないじゃないですか。だってテレビは企業側の奴隷ですよ。コマーシャル流してもらうためにお金が入ってくるのがテレビですよ。そのテレビが企業側にプラスになることに対して本当のことを伝えるはずないでしょう。企業は一番大きな取引先なんですよ。神様なんですよ、スポンサーは。テレビで流れる内容に、あなたのためになる情報なんてほとんどございません。なぜならば、すべてがコマーシャルだからってことです。
消費税が本当は不公平な税制であるって事は、テレビではほぼ伝えられません。余計なことを言ったとしたら、それは財務省を敵に回すことになりますから、国税(の査察)入りますよ。そんなことイヤでしょ? 新聞でも本当のことなんて流れませんよ。どうしてか? 消費税が10%になった時には、軽減税率が導入される。軽減税率の適用されてるっていうのは、新聞もそうじゃないですか。自分たちが得をするためには、新聞で消費税の本当のことなんて伝えられるはずないんですよ。あまりにもありえなくないですか?
テレビを信じ過ぎたらダメですよ。新聞を信じ過ぎたらダメですよ。それぞれ商業主義に則ってやってるんですから。「言えることと言えないこと。深く追えることと手前でやめとくことの詰め合わせセット」なんですよ。
消費税の多くは皆さんのためには使われていない。組織票や企業献金によってコントロール。自分たちに権力を与えてくれる。そういった者たちが国会の中の多数派を占めれば、当然、好きな法律だって作れるし、今まであった法律だって変えられる。経団連、「2025年までに消費税19%まで上げろ」って言ってるんですよ。おそらく、これは、このままいけば実現します。なぜならば、現在の自民党をコントロールしてるのは企業側だからですよ。自分たちの恩人に対して、自分たちの飼い主に対して反旗なんて翻せないでしょって。「ご恩返し」するしかないんですよ。その「ご恩返し」の先に、今まで何があったってことを思い出していただきたいんですよ。
「より安い労働力をこの国に拡大しろ」っていう、そのお願いを叶え続けてきたのも自民党じゃないですか? たとえば派遣。最初は小さな穴を開けて、「一部の職種だけです」と、「特殊な仕事だけです」と穴を開けたけれども、小泉・竹中の間に、ずいぶん製造業まで拡がっちゃった。それ以降はどんどん悪くなっていきますよ。派遣やってる方々。いつまで経っても不安定な身分。処遇も。非正規の労働者4割に拡大された。この狙い何? 「自由な働き方をしたい人たちがいるからですよね。」違うでしょう。より安い労働力を使えるように、企業側が責任を持たなくていいように、いつでも首を切れるようにしてるんでしょう。これによって得するの誰? 企業側。これによって損するの誰? 働く皆さんですよ。
その働く皆さん、この国に生きる人々がこの国の主権者なんでしょうって。株主あなたですよ、この国の。この国のオーナー、皆さんですよ。じゃあそのオーナーに対して不利益をもたらすような法律を、どうして次々に成立させていくんだって。もう皆さんのことは眼中には入っていない。どうせ選挙に行ったり行かなかったりするんだから、確実に組織票で自分たちに権力を持たせてもらえるような世の中に変わっていってるって事ですよ。このままじゃ本当に緩やかに殺されますよってことです。考えていただきたい。
去年、終わりの頃、国会、とんでもない法律が通った。入管法改正。つまりは何か? より安い労働力を爆発的に増やすために、外国人の労働者をこの国に長期間働けるような形にする。そんなもんですよ。はっきり言って法律の中身、それくらいしか決まってない。あとは後で決めます。何も決まってないものを「通った後に決めます」なんて、むちゃくちゃな話。どうなるんですか? 外国の方々が来て社会保障は? 外国の方々が来て、その家族はどうするんですか? どこまでの職種に拡大するんですか? ってなことも決めないうちに、もうとっとと審議に入っていってるって話です。これによって何が生まれますか? 日本に働きに来た外国人の労働者と、それによって働く環境が不安定になる、仕事が置き換わったりとかする。そういうことで不利益を被るかもしれないと不安に思ってる日本人との間で対立生みませんか? 賃金は安い方に合わされ労働環境はより酷い方に合わされていくって話ですよ。どうして、元々生きてる人たちの労働環境を破壊してまで安い労働力をこの国に入れようとするんですか? 当然ですよ。企業側にご恩返ししなきゃならないから。もうすでに、この国に政治が存在する意味さえもなくなってきてるじゃないかってことです。
人手不足? 冗談じゃない。賃金不足だってことですよ。真っ当な賃金払えば人は集まる、当たり前のこと。人を買い叩こうとするからそういうことになるんだ。買い叩けなくなった先には何があるか。外国から来てもらう。冗談じゃないですよ、そんな政治。変えていきませんかってことですよ。この国の本当のいちばん偉い者は誰かってことを見せつけるときが選挙ですよ。力を貸していただけませんか。これ以上、生きづらい、これ以上、生活するのがしんどい社会が広がってしまえば、先に倒れるのはこの国に生きる人々ですよ。あなたの人生を削ってまででも企業側に利益になるようなことが20年以上行われてる。だから、20年以上デフレが続いてるじゃないですか。
今この国に足りないのは何か? 政治に足りないのは「緊張感」。野党側、どうしてもっと体張って戦わないんだってことですよ。数の力で負けてんのはわかってる。数の力でどっちみち負けるんだったら、ギリギリまで無駄な抵抗として体を張り続けて、テレビが映さなきゃいけない状況を1ヶ月でも、2ヶ月でも続けてれば、あんな入管法みたいなとんでもないものを、今の政権与党が通そうとしてるって事を全国津々浦々までバレてしまう。そういうソフトを忖度するメディアでも流さざるを得ないっていう状況にすべきだったんじゃないでしょうか。全然怖がってないんですよ、野党のことは。私、野党を悪く言うつもりはない。ただ、喧嘩の仕方が上品すぎて。ヤギみたいな喧嘩しろよって話なんですよ。採決で数で負けるんであれば、少なくとも全身全霊戦い続けるっていう姿勢は必要だろって。その姿をマスコミが映して、何を揉めてんのかってことをソフトとして提供しろって。これ以外少数派がたたかう方法あるんですかね。
大きな音で失礼をいたしております。山本太郎と申します。今回、私これまで小沢一郎さんとやってきましたが、ひとりで旗揚げしました。目的は何か。まずこの参議院選挙で私たちのグループ10人を当選させていただいて、国会の中に「絶対に空気を読まない、ややこしい人たちの集団」を作りたかったんです。永田町のリズム知らない、永田町の論理聞かない、この国に生きる人々に本当にプラスになるかどうかということだけで判断して、徹底的に抗うという集団を作りたいと思ってます。第1段階はそれ。
第2段階は、1年間しっかりとそのグループで仕事をさせていただいた後、衆議院選挙、ここで議席を拡大していきたいと思ってます。その先に何があるか。今から3年後に参議院選挙もある。何度かのステップを踏みながら、本気で政権取りにいこうとしてるんですよ。
一部の人間に忖度し続ける政治で、この国はどうなったんですか。壊れかけ? いや、もう壊れてますよ。でも壊れたままにしておけない。なぜならばこの国で生き続けなきゃいけない人たちがほとんどじゃないですか。だとしたら、コントロール権、取り戻しましょうよ。あなたのための政治、行われる社会にしましょう。誰も切り捨てないってことを実現しましょうってことなんです。そんなことを無理だと思ってる? どうして? だって、今までがそんな社会じゃなかったから。それを変えられるのが選挙じゃないですか。ゆるく繋がりましょうよ。
消費税廃止。奨学金555万人、これチャラにする。政府の保障で最低賃金全国一律1500円。税制を改正する。他にもいっぱいある。第1次産業、大事にする。生産者をしっかりと支える。これ、食の安全保障ですよ。それだけじゃない。そもそもこの国に生きる人々、国内の安全保障を確かにも確かなものにするのがいちばん重要だってことですよ。海外ばっかり飛び回ってる場合じゃない。まず国内を飛び回って、この窮状を感じろって事なんですよ。いかがお考えですか?
日銀、日本銀行の調べ。貯蓄ゼロ、1人暮らし、貯金ありませんっていう人、20代で61%、30代、40代は4割超えてる。この状況から2つ、この国の未来が見える。ひとつ、少子化は加速する以外ない。ひとり生きるだけで精一杯だから。ふたつ、先ほど言った貯金ゼロの若年から中年にかけても、時間が経てば高齢者になりますよ。どうやって生きるんですか。国、責任取りますか? 取りませんよ。その人たちが高齢者になったときには、今、国会の中にいる人、ほとんど残ってないんですよ。野垂れ死にしかないじゃないですか。国が救うわけがない。だから、今やらなきゃ駄目なんですよ。やらせてください。
大胆な財政出動、絶対必要。まず増税が必要だって言うんだったら、「ないところから取るな、金持ちから先だ」って話ですよ。それでも財源が足りないのであるならば、20年間投資をされてこなかった、国からの直接的なDVを受けた皆さんに対して、借金してでも底上げするっていう底力見せろ。それがこの国の経済成長に繋がっていくってことです。それをぜひ実現したい。先ほどお話したステップで政権交代、もちろん、その間に連立しながらとかいろいろあると思いますけれども、最終的には私たちが政権を握って、本当に、「死にたい世の中から生きていたい社会」に変えていきたいと思います。力貸してください。お願いします。
メンバー紹介します。辻村ちひろさん。ありがとうございます、比例代表です。あがってください。はすいけ透さん。大西つねきさん。あがってください、ありがとうございます、狭い所すみません。無理しないでください。そして東京選挙区、野原ヨシマサさん。ふなごやすひこさん。1回ズレます、すみません、はい。ありがとうございます。そして木村英子さん。そして山本太郎。見てください、濃すぎるでしょう、このメンバー。 人生の酸いも甘いもすべて知っている、そんなメンバーでお送りするのが、私たち「れいわ新選組」です。力貸してください。
れいわ新選組を支えたい、そう思われた方、ご興味をもたれた方にお願いがあります。私たちにどうか協力をしていただきたい。協力するためにはどういうような協力の仕方があるか。私が、今手元に持っているこの封筒、薄いピンクと濃いピンク、2種類あります。薄いピンクは野原さんのもの、濃いピンクは山本太郎のもの、この中身を出しますとハガキが入ってます。何のハガキかと申しますと、これは、選挙のルール、選挙のルールで認められている「公選ハガキ」というものです。この公選ハガキ、他の政党も使っています。ご安心ください。裏を返すと宛先、宛名、電話番号などが書かれていません。あなたのお友達の連絡先、ご家族、ご親戚、いろんな方々の情報をこのハガキに書いて、そしてあなたからのメッセージも書いていただき、もう一度この封筒に戻してください。この封筒に戻した後、この封筒をポストに投函していただきたい。皆さんが勝手に、書いたやつをポストの中で投函してしまうと無効とされてしまいます。ルール上、発送する場所は事務所からってことが決まっているので、このようなややこしい話になっています。
あなたの1票をどうか、2票、3票と横に拡げていただきたいんです。あなたの1票をいただけるというのは非常にありがたいです。でもその1票じゃ勝てない。だから横に拡げるために、あなたのネットワークを私たちに紹介していただきたい。横に拡げる作業、1人の1票を4票、5票と拡げていくことが、私たちの基礎を作ります。私たちが全員当選に向けてやって行くのには、これが一番重要です。ちなみに、これの期限も迫っております。「来週火曜日まで」にポスト投函していただかなければ困る状態です。ぜひお力を貸していただきたい。1人何部でも結構です。そちらのテントの方でお配りをいたしております。お力を貸してください。
そしてですね、ポスター、ポスターもございます。比例から出ている山本太郎のポスター、あなたのお家の壁に貼れないですか? 貼ったら、結構ハレーションありそうですね? 貼れないという場合は、自分の家をおいといて、他のお家にピンポンしながら貼らしてもらえませんかっていうお願いができる勇気のある方、ぜひそちらでポスターもお渡ししております。
そしてボランティア、ボランティアも募集しております。今日私たちがこのような場所に立てているのもボランティアの皆さんのおかげ、そして、今、手話通訳をしてくださっている方もボランティアの方です。ありがとうございます、本当に。ありがとうございます。
そして非常に言いづらいお話があります。この中にお金持ちいらっしゃいますか? ありがとうございます。皆さんからのご寄附、搾り出していただいたお金で3億円、何とか達成しましたが、この先、全国の新聞に広告を載せたりとか、この演説中にも流れていたビジョンなどにコマーシャルを流すということをするためには、もう1億円必要になります。無理のない範囲で、無理のない範囲でお力を貸していただければと。横に拡げていただいても結構です。お金持ちの友達を紹介していただくとか、お金がない人は無理しないでください。だったらマンパワーとしてボランティアで力を貸していただきたいということです。そしてこの後ですね、この場所でツーショット、ツーショットになりませんね、こんだけ人数多かったら。ぜひ私たちメンバーと一緒に写真を撮ってください。では終わります。ありがとうございました。れいわ新選組でした。
※最善を尽くしておりますが、なるべく早く皆さまにお届けすることを優先するため、若干の誤字脱字はご了承ください。