【会見文字起こし&動画】次期衆院選 公認候補予定者発表 17名発表 (質疑応答部分)山本太郎代表、高井たかし幹事長 / 2024年10月7日 国会内

高井たかし:
記者の皆さんの質問を受ける前に代表からコメントあったら。

山本太郎 :
皆さんからのご質問を受けたほうがいいかなと思います。

高井たかし:
はい。それでは記者の皆さんから挙手でマイクを回しますのでご質問ある方はお願いいたします。はい。先にじゃあ手が挙がったんで。

山本太郎 :
マイクが届くまでは手を挙げといてくださいね。

記者:
France10の及川と申します。伊勢崎先生に質問したいと思います。だいぶご無沙汰してしまいましたが。今、2つの戦争ウクライナ戦争、そしてガザにおける虐殺というのが行われていますが、まさに平和を構築する専門家である伊勢崎先生としては、この2つをどのように収束させていくべきだとお考えか伺えればと思います。

伊勢崎賢治:
ありがとうございます。じゃあまずガザ。ガザに関しては、僕はこれ「戦争」という言葉は使いません。これは「ジェノサイド」です。で、思い返すと、皆さん、特にメディアの方はちょっと思い返していただきたいですね。2001年の同時多発テロ、9.11です。あの時は主犯であるアルカイダと共に悪魔化、悪魔化、悪魔のように言われたタリバンにアメリカが戦いを挑んだ、アフガニスタンでの対テロ戦は20年を経て2021年8月15日に地上最強の軍団であるはずのアメリカとNATO軍の完全な敗北で終わりました。もう忘れてますか? 皆さん。タリバンがそうであったように、ハマスとか、今ヒズボラですね。ヒズボラなど、これは民衆運動から政体、ポリティ(polity)として生まれた、こういう武装組織というのはアメリカの大統領選挙、大統領の一任期を超えて世代を超えて戦います。その意味で最初から勝負にならないんです。いいですか? しかしその間に犠牲になるのはおびただしい数の一般市民と兵士であります。これをアメリカ合衆国は苦い教訓としているはずなんです。実際、僕の友人の将軍たちはこれを明確にこれを教訓としております。で、ありますからアメリカは今すぐにネタニヤフ政権に対する軍事供与を止め、それでもって即時停戦を説得すべきなんですがやりません。だから日本にやってほしいわけです。親米大国の最たるものであるという自覚があるならば日本がそうすべきです。

次です。ウクライナ戦争。僕は別に降伏、サレンダー(surrender)、これを望ましいと言ってるのではありません。しかし、第二次世界大戦の末期の日本政府に、当時の日本政府にもう少し早い段階で敵国と交渉するという考え方、マインド設定が少しでもあれば広島、長崎の悲劇は避けられたはずです。ウクライナではまだ少数ではありますが、戦争の継続ではなくてロシアとの対話と交渉によって停戦を実現させたい国民の数は確実に増えております。徹底抗戦の末路としての日本の苦い経験があるからこそ日本人は日本政府はその声に寄り添うべきだと僕は思います。それを早期から、この戦争が始まった早期から主張したのは山本代表だけです。僕が知る限りは。だから彼にかけてみようかと思いました。以上であります。

高井たかし:
はい。それでは次の方。さっき手、挙がってましたね。はい。

記者:
NHKです。よろしくお願いします。代表に伺いたい質問です。次の衆議院選挙に向けてですね、この石破総理大臣は自民党の政治とカネを巡る問題で収支報告書に収入を記載していなかった議員の一部を公認しない方針を示しました。代表も昨日はコメントを出されましたが、改めてこのことについての受け止めをお願いします。

山本太郎:
あの、裏金をむちゃくちゃ持ってた人たちっていうのは、おそらくその金で地元買収してるんでしょ? ってことはどんな立場でも勝てるんですよ。それくらい強い人たちです。だからその人たちをのけ者にしたって公認をあげないってことにしたって影響ないでしょ。逆に言ったら裏金議員はのさばり続ける。で、それ以外の者たち、例えば政倫審に出なかったとか、さまざまな部分に関してもこれはパージされるような状況ですけど、これはもう次の選挙で落としてしまって死人に口なしという状況にしようと。つまりは何かと言うと今回、そのような大疑獄というか大事件を受けて何をしなきゃいけないかっつったら、どのような組織立った裏金づくりで、どういうような指揮命令系統があって、しかもそれが何に使われたかという全容解明ってものが一番やられなきゃいけないのに、今回の選挙で全部終わったということにしたいってことですね。選挙が終わる前にもう終わらせるというための、これは段取りであろうということだと思います。そのために被災地を置き去りにし、それだけじゃなく30年の経済災害から人々に対して減税というものも進めないまま、補正予算も組まないまま解散するっていう、とち狂った連中が自民党であり石破政権であるっていう話ですね。

高井たかし:
はい。それでは次の方いらっしゃいますか? はい。じゃあ3列目で手を挙げてる方。

記者:
中国新聞と申します。山本代表と細井さんにお伺いしたいんですけれども。まず山本代表にはですね、今回の公認のこの発表をもってですね、今回の衆院選の公認発表っていうのはどうなるの、このあとまだ立てていく可能性があるのかどうかということとですね。我々ども中国新聞なので中国ブロックから立てられる細井さんへの期待をお伺いしたいです。そして細井さんに関しましてはですね、先ほど歌を歌って元気にアピールしていただいたんですけども、もうちょっとこの4つの信念等についてですね、本人のお口から具体的にちょっと説明していただければと思います。

山本太郎:
ありがとうございます。今日の記者会見をもって私たちの公認候補者がすべてかということをお聞きになったんですよね? はい。ありがとうございます。違います。まだプラス6人という部分がいるだけでなく、そのあともギリギリまでこれは候補者を立てられる方向を私たちは目指していきたいという風に思ってます。で、もうひとつですね。候補者に対して何を期待するかっていう部分ですけれども、おそらく政治を志すというならば大きな船に乗りたいと思うのが一般的な話かなと思うんです。よりによって私たちのようなれいわ新選組というところに目を付けてくださったというか、私たちと一緒に戦ってくださるということはかなりお目が高い人たちなんだろうなと。はい。茶番の国会に気付いて、そこを突破できるのがれいわであると。国会議員になることが目的ではなくてあくまでもそれは通過点に過ぎず、何よりも今、ここまでむちゃくちゃにされた世の中を立て直すために、自分の人生を一回横に置くことを決めた人たちであるという風に思ってます。

細井俊希:
はい。ありがとうございます。細井です。4つの信念「平和」「教育」「環境」「ウェルビーイング」、この4つなんですけれども、私、広島出身でもありますし「平和」というのを非常に大切にしています。今、核兵器をなくす日本キャンペーンのボランティアも入っておりまして、核兵器禁止条約への署名批准というのをひとつの目標にしています。それから「教育」に関してはなるべくですね、多様な方、特に子どもの個性に合わせた教育を選べるような教育の選択肢がもっと増えればいいかなという風に思っています。「環境」に関しては広島、里山・里海たくさんありますので、そういったところを大切にしたいというのと放射性廃棄物を出し続ける原子力発電所、こちらのほうは廃炉にしたいという風に考えています。最後、「ウェルビーイング」ですけれども、人生ですね、誰もが主役でありますので、誰もが人生の主役であり最期に「ええ人生じゃったな」っていう風に思えるような最期を迎えられるような社会にしたいという風に考えています。以上です。

高井たかし:
はい。それでは次の方、いかがでしょうか。

記者:
テレビ朝日です。山本代表にお聞きします。先ほどのNHKさんの質問ともちょっと関連するんですが、石破総理が公認を非公認にしたりとかそういった処置に対して、今、お言葉いただいたんですけども、この間の石破政権に対してちょっとまるっと広くお言葉をいただければなと思います。

山本太郎:
ありがとうございます。元日に発災した能登半島地震ですね。で、ここに対して、本当に岸田政権の支援っていうものは十分ではなかったです。現場の人たちが本当に困ってた。しかも、もう阪神大震災以降ボランティアに入り続けてるっていう、ある意味での災害NPOだったりボランティアの人たちが、こんなに先の見えない支援が曖昧な生活復旧復興というのは初めてであると。もうみんな疲弊しまくってたんですよ。そこに対して9月21日に大雨災害が起こったと。豪雨災害が起こったと。ここに対して国はしっかりと動いてきたか?ってことなんですけど、残念ながら私、この21日以降は2回しか入れてないんですね。豪雨災害後は2回しか入れてないんですけど、現地に。残念ながらその間には悲惨な状況しか耳にしませんでした。つまりは何かと言うと丸投げです。国からのプッシュ型支援も県からのプッシュ型支援もなく、「おまえら大地震で余ってる物資あるんだろう?」っていう。「NPOいるんだろう?」って、「なんとかしてもらえよ」っていう態度。まるでそのような形で完全に丸投げされてしまってる状態であったと。ここに対して2回現地に入って必要なことというのを申し入れという形で入れました。で、結果どうなったかってことですけども、結局、ヒアリングとか、十分にヒアリングが市町などとされることなく進んできたものに対してここがちょっと動き出したんですよね。そこに関しては少し良かったかなと思ってます。でもなぜ動き出したかっていうその裏を見てみれば被災地をどうにかしたいという思いではなく、これは無理やり選挙というものをこれからやっていくという上で、これは被災地切り捨て、置き去りにしているという現実を覆い隠すためですね。そのために今、小手先で必要なものを一生懸命やり始めたのがこの数日であると。

考えていただきたいのは能登半島っていうのは日本国土の0.46%程度なんですよ。ごめんなさい。奥能登の6市町ですね。奥能登の6市町で0.46%くらいの面積しかないんですよ。それ考えたとしたらこれから大型の地震がやってきたときに、南海トラフであったりとか首都圏直下で人々が救われるかっつったら、たぶん見殺しにされます。それを考えたときにこの0.46%のところさえも、選挙を行うためにごまかしのための小手先の支援ということでお茶を濁してるっていう。この状況を考えればもう倒すしかないんですね。石破さんの人柄とか関係ないんですよ、自民党という党の中の一員として30年の日本の没落というものを手伝ってきた一員でしかない。そこに希望なんてない。そう考えるとするならば、選挙をするならば私たちがこの数を増やして、そして腰の抜けてしまっている野党たちに腰を入れるしかないと思ってます。はい。

高井たかし:
はい。それでは次の方。じゃあ。

記者:
お疲れ様です。インターネット報道メディアIWJといいます。よろしくお願いします。伊勢崎さんと山本代表に1問ずつ質問です。伊勢崎さんにはウクライナ戦争について。ロシアのウクライナ侵攻をもってロシアを一方的に非難し続けることにより、極東において中国、北朝鮮だけでなくロシアとの軍事的緊張を高め、結果的に対ロ外交を悪化させた岸田、上川外交について、現状、何らかの総括が必要だと思うんですけども。つまり国民への説明責任を果たすっていうことですけど、その点についてご意見があればお聞かせください。あと山本代表には先の自民党総裁選、また立憲民主党の代表選でもあまり言及されなかったことなんですけども、新型コロナmRNAワクチン接種による健康被害の現状について、代表の認識をお聞かせください。以上です。

伊勢崎賢治:
伊勢崎です。先ほどウクライナ戦争の開戦直後に、党首として早期、できるだけ早い対話と交渉と停戦に持ち込むためのですね、その中で国連というものに最後の頼みを託すというね、そういう趣旨の表明を出されたのは、党首としては山本代表が唯一であります。でもしかし党首じゃありませんが有力な政治家の中で実は僕と一緒に同じような発言を求めた人がおります。2人います。そのお二人が今の首相と防衛大臣です。はい。これは僕の著作にも書きました。はい。全く同じ趣旨であります。つまり日本の国益、そのお二人は日本の国益を本当に真摯に考える。当時はですよ。今、役職に就きましたから、それはまた別の話です。それはですね。で、そこなんですね。日本にとってどれだけ、アメリカについて、ロシア、中国を敵視する、悪魔化する。両方ともアメリカと同じように超大国ですから、くしゃみをしただけで我々は風邪をひきます。そういう意味で警戒はしなきゃいけないという意味では同じなわけでありますけれどもアメリカは何千キロも海の彼方。で、中国、ロシアは我々の隣人であります。そこだけ、そこが違いますよね。だけども海の彼方から我々にアメリカがささやく。つまり、あいつらに気をつけろ、あいつらは悪魔だ。それにまんまと乗って我々が例えば沖縄で武装を重度の武装をしてミサイルを仮想敵国に向けることが、果たして日本の国防にとって良いのか悪いのか。たぶん今から皆さんが考えなきゃいけない。メディアの人も考えてください、これを。よろしいでしょうか。ね。つまり敵国の一番近いところで、怖いからっつってミサイルを向けるっていうのはガキの発想です。すいません。子どもに失礼です、それはね。馬鹿の発想です、それは。馬鹿でもできる発想です。いいですか? 馬鹿でもできるんです、そんなことは。でもあえてそうしないで、敵国の目の前にいるからこそ、アメリカの仮想敵国の目の前にいるからこそ、アメリカと本当の戦争にならないように対話の役目を果たす、緩衝の役目を果たす。それを緩衝国家っていうんですけれども。そういった実例は北欧諸国にあります。日本と同様にNATOの創立メンバーでありながら、例えばノルウェーのような国ですね。ね。ロシアと隣接してるんですよ。国境見てください。日本の沖縄のように武装してますか? してませんよ。そういう防衛のやり方もあるわけであります。もちろんロシアの政治的な信条とかバッティングします。僕も自由が大事だと思ってます。民主主義が大事だと。あ、ロシアは民主主義の国家ですからね。いいですか? 独裁国家じゃありませんからね。いいですか? ちょっと違う民主主義かもしれませんけれども。でもしかし、世界平和のためにそういう緩衝国家だからこそできる役割があるはずなんです。で、残念ながらこの自民党政権はそれと真逆のことを特にこの岸田政権において真逆のことをやってきました。これに対して僕は大変に防衛の、日本の防衛の観点から非常に危機感を覚えてます。で、石破さんに対する期待というのは今のところはちょっと発言は控えますが野党としてできること、それがれいわに僕が人生を託す理由でもあります。はい。どうも。

山本太郎:
ありがとうございます。まぁG7と足並みを揃えてロシアに対して経済制裁を行うっていうのは、これ、自分たちから敵国になるって言ってるってことですから、こんな愚かなことないですよ。すべての立場をやっぱこれ捨てることになっちゃう。もう対立することにしかならない。目の前にロシアがあって、目の前に中国があるという現実も含めた上で考えるのが、これ、外交防衛なんですよね。だとするならば当然、このウクライナに対して、ウクライナとの戦いに関して、これはやめようやと言える唯一の近隣国というような立場をやはりつくっていくべきだったのに、残念ながら、なんでしょうね、自分も西側諸国の一員になりたいというようなですね、ある意味でのそういうものへの憧れというか、そういう部分が大きく現れた。まぁ、対米従属っていうことを強化するということで、逆に言えば自分たちの首を絞めることになってしまってる。第2ラウンドが東アジアにならないような、やはり私たちも動きをしていかなきゃいけないという風に思ってます。

で、えっとワクチンのお話がありました。で、当然、あのコロナワクチンというのはですね、国が打て打てと。逆に言ったらですね、その公衆衛生という部分においてのこの感染症の拡大をいかに止めるかということに関しては全然力が入れられなかったわけですね。逆に言えばワクチンさえあればなんとかなるというような一本槍、これで闘おうとしたってことです。これ、あまりにも無責任なんですね。だって効くか効かないかは後にならなきゃわからないじゃないですかってことです。しかも開発期間はものすごく短いです、従来のワクチンに比べて。それを考えるとやはりリスクは上がってしまいます。結果、リスクは上がったんですね。で、それを考えるならばですね、当然、多くの被害者、ある意味での重い副反応というものに悩まされる方々が、人によっては命を失う人も出てくるということを予測しなければならないんですよ。一方で国の対応はどうかというと、これは例えばですけれども亡くなった方、で、それを看取った医師などが解剖をされて、これはワクチンの影響だろうということになったにもかかわらず、それが認定されずに補償もされないということが起こってます。むちゃくちゃですね。まぁ、考えてみればこれはワクチン問題だけじゃないです。はい。ある意味でさまざまな分野に関して、テーマに関して、もうこの国は壊れている、事実上終了しているような国になってしまっているという状態だと思います。ここに対して因果関係というものがはっきりと証明されなくても、当然、これは補償、賠償していくと。支えるんだと。打つ前と打った後では大きく変わったというならば、やはりそのようなフォローの仕方をしていくということが国の信頼にこれは繋がるわけだし、次に感染症が拡がったときの社会防衛を考えたときの国の提案というものに対して、さらに人々の疑念を生むような状態を今、放置してしまってるってことに対しては憤りしか感じない。そういうところです。ありがとうございます。

高井たかし:
はい。その次の方、じゃ。

記者:
週刊現代と申します。山本代表にお聞きしたいんですけども、立憲の野田(佳彦)代表の千葉14区であったり、枝野(幸男)さんの埼玉5区に擁立した理由というか、込めた思いというのがあると思うのでそれをお聞きしたいなと思います。また財政政策だったりそういう考え方の違いによるんだと思うんですけども、そういう意味で言うと今の執行部である他の、例えば(小川淳也)幹事長の香川1区とかにも立てる可能性はあるのかということもお聞きしたいです。よろしくお願いします。

山本太郎:
ありがとうございます。千葉14区、野田さん、埼玉5区、枝野さん、宮城4区、安住(淳)さんに候補者を立てるということの意味合いを聞かれてると思うんです。ありがとうございます。えっと、これは立てなきゃダメでしょってことです。何かと言いますと、与党にしっかりと対峙する野党ということがまず大前提にならなきゃ話にならないってことですね。一方で民主党、思い返せば民主党というものは、これほとんど自民党と変わらないんですよ。で、自民党が2012年の終わりにですね、これ政権奪還するんですけれども、その前に、奪還される前に、これは民主党が政権を持ってる間に自民党のやりたい汚れ仕事を数々こなして来たってことです。それは何かと言うと消費税の増税。これ4年間上げないって言ってたものに対して前に進めたってことですね。それだけじゃない、武器輸出。それだけじゃない、国内での武器製造。例えばその他にもこれは共同開発であったりとか共同武器製造であったりとかさまざまなことに対して道を開いてきたのは民主党だったんです。それを考えた時にその過去の亡霊たちがもういなくなってるんだったら話は別なんですが、絶賛活躍中なんですね。で、総裁選っつっても、総裁選じゃないわ、代表選っつっても出てくるわけですよ。で、えっと最終的に残った人たちに投票します、誰にしますか? 野田さんだけはダメだ。やっぱり枝野さんだろうって話になるんだけど、ごめんって。一緒ですよ、2人ともって話なんですよね。はっきり言っちゃえば。大臣として枝野さんは当然、これは例えばですけど消費税、これを増税するための取りまとめみたいなものもしてきた人だし。それ以外にもさまざまなことにも手を貸してきた人。要は自分の政治的ポジションというものをこれは確保する為に、この国を壊すことにこれは手を貸してきた者だってことです。ある意味で立憲民主党を立ち上げたということに関しての、その始まりの人っていう部分が、その始まり、代表であったけれども代表が変わってったっていうところに関しても次の代表選でもおそらくこれは力を得てしまう可能性ありますよね。ある意味での経済音痴としても有名な方ですから。消費税を減税してしまえばこれはハイパーインフレになってしまうとかということも言ってます。それだけじゃない。今、これだけ、なんでしょうね、野党共闘というものが進まないというか行われない理由は何かと言うと、2021年に遡るんですよ。2021年の衆議院選挙に遡ると何があったか?ってことなんですけれども、れいわ新選組が候補者を4割降ろしました。その理由は何ですか?っていうと、消費税5%ということで野党でまとまるってことになったんです。けれどもそれが間違いであって、しかも減税などしてしまったらハイパーインフレにまでなってしまうというようなとんちんかんなことを言ってる。まぁ、さまざまな過去の民主党というものから今、立憲民主党が変わったのか?ってことなんですけども、残念ながら立憲という皮を被ってるだけなんですよ。この2年間に通されたさまざまな法律の中にも海外への武器輸出であったりとか、それだけじゃなく共同開発であったり、共同で製造していく、武器を、みたいなものに関して前に進めてて賛成もしてますから。ある意味でこれはこの30年、日本を壊してきたという筆頭、A級戦犯は自民党であるということには間違いがないんですけれども、その陰でアシストし続けてきたのも民主党であり、そして名前を変えたという、まぁ立憲という名前が付いただけですけれども、まぁそういう者たちがアシストしてきたっていうことはこれはもう間違いのない事実です。それを考えたとするならば、ややこし過ぎるんですよ。はっきり言えば。有権者からすればよくわからない状態ですね。自民党とは違うものっていう判断をしてしまうかもしれないけど違うよって。自民党の劣化コピーだぜっていうことをやはり多くの方々にも知っていただいてっていうことは非常に重要な、これは、ことだなっていう風に思ってます。で、ごめんなさい。(えーと、ちょっとスライド出してもらえますか。)

えっと、まぁ民主党のことですね。はい。すいません。ちょっと小さい画面でね、分かり辛いかもしれません。で、えっと、さっきの話、(ちょっとダブってもいいですよ。)はい。野田政権版の民主党政権の悪行って書いてありますけれども、まぁ、辺野古の移設推進、オスプレイ運用拡大、集団的自衛権解釈改憲、他にも日米軍事協力の世界規模の拡大(ガイドラインの見直し)、武器輸出の緩和。対米従属政策っていうものをこれしっかりと固めていったのが、これ民主党政権ですよ。で、立憲民主党になってからもこの路線というものに関して、先ほど言ったような2年間で通ったさまざまな自民党がやりたいことに対して賛成もしてくれてるんですね、ある意味で。補完勢力以外の何もんでもないだろう? そういう話なんです。まぁ、これらの道筋、今、言ったものの道筋をつけたのが民主党の野田政権で、その野田さんが今度は立憲民主党のトップに返り咲いているという話です。はい。まぁ、さまざまそういうようなですね、米国におべっかとかですね、当時はですね、2011年にはさまざまな記事が出ています。オスプレイの陸揚げの容認だったりとか、他にもオバマ・野田共同声明でアジア太平洋の防衛協力強化だったりとかですね、さまざまなこと、集団的自衛権解釈変更で認める方針を示したりとか。自民党が勝手にむちゃくちゃなことをやり始めたんじゃなくて道筋をちゃんとつけてあげてるんですよ、入りやすいように。こういう者たちに対して野党を名乗るなって話なんですよ。自民党行けよって話なんです。はい。で、まぁ、すいませんね。勝手なことばっかり言いますけれども。勝手なことっていうか事実関係だけですけどね。はい。まぁ、そのようなことでですね、さまざま日米同盟の活動をグローバルに広げるなど、そういうことにも道筋をつけたりとか、武器輸出三原則の緩和、そういうことにも手を貸してきたりとか。平和国家日本というものをですね、これ揺るがすようなこと、アメリカに追従していくということの基礎、それを自民党でも踏み込めなかったことを民主党というところが汚れ仕事としてやってきた、ということは紛れもない事実なんですよ。はい。

例えばですけれども枝野さんに関して原発輸出、これに関しても推進をしてきたということですね。原発事故が起こったのにその舌の根も乾かない2011年の7月に、原発輸出の継続は国際的約束を守っていくと。まぁ、結局はベトナムからもうはねられた話ですよね、これ。振られた話になりましたけれども。他にも再稼働。さまざまなこともありました。ね、推進役。原発再稼働これは枝野さんが進めたと。これはもう大臣という立場ですからこれは避けられないことだったのかもしれませんが、そんなこと知ったこっちゃないっすよね、こっちには。はい。これだけ地震が多い国で、そしていつ収束するかも全く目途がついていないっていうような世界で一番脆弱な核施設を持ったまま、この地震大国の中で原発を続けていくっていうのは誰のためですかっつったら、電力のためではなくこれは産業界のためであると、経済界のためであるということ以上の話はないです。そしてミサオ・レッドウルフさんも、この大飯原発っていう部分を絶対に稼働させるなという運動をずっとされていましたけれども。経産大臣としてこれは進めるんだと、やむを得ないと。何を言ってんだってことですけどね。はい。そういうようなこともやってきたってことでございます。消費税減税で財政がパンクするということもですね、まぁ、最近になっておっしゃってます。2023年の9月には「消費税を単純に減税したら日本の財政がパンクする」と。はい。もう全くこの財政に関してこれアップデートできてない人。ね、もう本当にいつから止まってるんですか? あなたの経済感覚はっていうようなお話だと思います。はい。そんなようなことでこの2人に関しては本当に、ある意味で進めようとしていることは与党自民党と変わらないってことですね。こういう人たちが引っ張っていく立憲っていうものに対しては全く希望が持てないってことです。しかもこの直近の国会においてもさまざまなものが一緒に前に倒されてしまっているということを考えるならば、ここに対して当然、これは対抗馬を立てていかなきゃならない。どうして自民党じゃないんだってことですけれども、自民党のほうにはどうやらあの方々は立てるんでしょ。対戦する選挙区は他にもあるわけですよね。数が多いわけだから。私たち考えたときに、やっぱり自分たちのリソースを考えたら自民党のところに対抗馬を立てていくというよりかは、自民党とほとんど変わらないことを立憲という皮を被って野党の振りをし続ける者たちの、重要人物のとこに立てていくことが重要なんだろうと。逆に言ったら、今の幹事長にどうして立てないんですか?ってことを聞かれてたけれども、まぁ、そんな権限は彼にはないだろうっていう考えです。はい。裏で誰かが操ってるよねって。そういう話です。国対もそう。はい。国対といえば安住さん。ね、今回は国対にはついてないわけだったけれども、その右腕をやってきた人たちがそこについているわけだから裏から操ってるんだろうって。当然のことですよね。はい。

で、安住さんに関しては申し訳ないんだけれども、この数年の間あまりにもひどい国会運営の先頭に立ち過ぎてるんですよ。闘わない野党の先頭なんですよ。その説明ちょっとだけさせてください。すいません。ちょっと長くなってますけれども。(じゃあ出してもらえますか。ありがとうございます。)はい。今年元旦、能登半島地震が起こりましたということは皆さん、ご存じの通りです。能登半島地震に関する予算っていうのは1月に提出されますけれども、その予算の中には能登半島地震のことは含まれてないんですよね。だってそれがつくられたときには地震まだ起こってないからってことです。はい。ってことは、これ予算編成、この過程ではまだ地震が起こってなかったから、1年分の予算の中に新たな事態への費用が含まれてないならそれ追加する、プラスする必要がある。それこそ補正予算の話なんです。はい。とにかく能登半島地震に関しては補正予算、絶対的に必要ってこと。はい。過去にはですね、平成7年1月17日に阪神淡路大震災が起こったときには、これ補正組んでるんですよ。1年の予算、通常予算と並行して補正予算案も審議し成立させてる。先に補正通しちゃってる。はい。本予算と補正予算、これ同時並行で実施したという過去もございます。結局ですね、これで1兆223億円補正予算としてこれ組んだ。これだけの額をつけるからな、心配するな、さまざまなことができるぞということをこれは被災自治体であったりとか、そして住民に対してのこれは後押しになるわけですよ。目処が立つんですよ。見通しができるんですよ。こういうものをすると。一方で政府はどうでしたか?ってことなんですけれども。政府はそのことに対して予備費でやっていくと。小出しですよ、小出し。だからどこまでやれるかわからないから、みんな蛇口絞るんですよ。省庁も。支援が圧倒的に足りないという現場に対してその原因は何だっつったら、当然、ここに行き着くんですね。補正予算。はい。とにかくですね、能登半島地震に特化した補正予算を組めということを言ってきました。その時に立憲民主党は何やってたかっつったら、裏金なんですよ、裏金。裏金もまずいですよ。組織的に、組織的に裏金づくりをずっと教えてきたわけですよね。犯罪行為ですから、それは。泥棒ですから。それを考えた時に、当然、この問題も非常に重要なんだけれども、あまりにも被災地ないがしろにされてないかっていうところがものすごく重要なんです。

どうしてかっつったら、ごめんなさいね。いろいろ現場を、現場でいろんな声聞いてるから。ちょっと戻りますね。そんな裏金議員たちが参加する、ま、この裏金。自民党の4分の1、約4分の1が裏金ネコババなんだろって。そういう話の中で、そのネコババした泥棒たちがつくった予算なんだぜって。それにまともに審議するのかと。そしてこの通常国会の中でこの裏金、ネコババした連中がつくった法案を全部通してあげるってどんな、どんな話なんですかって。こんなものまでやっといて。意味不明ですよ。そんな国、存在する? 裏金ネコババ、泥棒ということが疑われている自民党議員の4分の1がつくったものたちに対して、どうして通常国会でせっせと全部通してあげるんだよって。少なくとも野党は数少なくても予算を人質にさまざまなものを要求できるはずなんですよ。予算成立させないぞってことで。過去にはさまざまやってきましたよねって。はい。そんな裏金議員たちが参加する政府の提出予算案には徹底抵抗するのが当然なはずなんです。でね、やってくれるかなと思ったんです、衆議院で。で、山井さんがね、2時間54分ものフィリバスターをやったと。ようたくさんお喋りになられたわけですよ。ここから何かしら反転攻勢あって補正予算を求めたりとかしていくのかなって。そう思ったんです。だって安住さんもこう言ってるんです。「本気でやっぱり闘う時はこうやって闘うということを私はやっぱり貫徹したい」ね? やってくれんのかなと思ったんです。けれども、もうその次の日にはこれ本会議で採決することを合意しちゃってんですよ。なんなんだ、その腰砕けと。一事が万事こんな感じなんですよ。ちょろっと1日2日頑張っただけでもうすぐに向こう側に譲ってしまう。譲ってしまうっていうことの裏には何があるかっつったら、これ被災地の人たちに対しての補正予算も組まれない。30年の災害で減税すらも与えられないっていう国民の苦しみがあるんですよ。闘ってる振りだけすんなよって話なんですね。「ある程度、取れるものは取ったのでこの辺だと判断した」って、いつもこんなこと言う。で、取れたもん何だって中身見てみたら、そんなことしなくても普段取ってるようなもんばっかりじゃねえかよって。はい。で、さまざまなですね、こういうようなやりとり、この数年における国会の中での与党側にとっての怖くない野党、政権側にとっての全く怖くない野党というものをこれは国会で闘わない、振りはするけれども実質腰は入ってない。そのパフォーマンスだけするっていうような状況を何年も続けてきたっていうのは本当に万死に値するなという風に思います。それを考えただけでも当然、これ立てるでしょって。でね、私、最も許せないのは何かっていうと、やっぱり補正予算を求めるっていうのは、各議員、さまざまな人たちが国会の場で言ってるんです。特に予算委員会で。補正予算必要じゃないですかって。その通りなんですよ。必要なんですよ。でも一方で予算委員会のこれは理事会の協議案件。つまりは、「委員長、能登半島に特化した補正予算、これについて政府に求めることを協議してください」っていうようなことをよく言いますよね? そしたら、「後刻理事会で協議します」みたいな話になるわけですよ。そういう形の理事会で、それを求めていこう。野党全体で求めていこうという方向になってんのかなと思ったら、残念ながら理事会協議案件として出してるのは私たちだけなんです。れいわ新選組だけなんです。他の野党ひとつも出してないんすよ。

で、加えて言うならば、私の部屋に立憲民主党の人が来て、この理事会協議案件になっている能登半島に特化した補正予算というものを取り下げろって言うんですよ。は?って。意味不明でしょ。なんでですかっつったら、こんなもの自民党がやる気がないもの、自民党がやる気がないものに対して求めたって、こんなものパフォーマンスでしかないって。山本さん、こういうパフォーマンスやめたほうがいいですよって言うんです。はぁ?ですよ、はっきり言ったら。野党が力を合わせて、被災地に対して補正予算をつくれと。でないと、予算は通さないぞっていう闘いを衆議院でしなかったから参議院に回ってきて、そのような形でいろいろやれる範囲のことをやってきたわけですよ。それに対してそれを取り下げろっていうことを言い出す始末なんですね。狂ってますよ。自民党も、立憲民主党も。この国を変えるというならば、こういったある意味で貴族的な振る舞いで国民生活を壊し、そして被災者さえも救わないというようなことを裏でもう自分たちで握っちゃってるんですよね。この国会では補正予算っていうのは通せへんぞってこと、それ以外考えられない。一刻も早くこういう人たちを政界から私は追放するべきだと。合法的に追放するためには何が必要かっつったら、これ選挙で落ちてもらうしかないんですよ。少なくとも選挙区で勝てないという状況になって、これは、なんだろうな、比例で重複っていう形っていうことになるだけでも党内での力が弱まるってことです。立憲民主党の中には良い議員もいる。私たちと考え方近い人もたくさんいる。それを考えたときに過去の亡霊たちが、そういう人たちの仕事を台無しにしてるっていうのは日本の国益にこれ関する話だと思います。なので立てるんだっていうことを、一生懸命説明させてもらいました。ありがとうございます。

高井たかし:
はい。他の質問ある方。はい。じゃあ。

記者:
神奈川新聞社といいます。よろしくお願いします。山本代表に2点伺います。まず衆院選全般のことなんですが、今回の衆院選のれいわ新選組さんのゴールといいますか、目標というところと、国会の中でれいわさんが議席を伸ばすことが社会をどう変えていくんだっていうのを、有権者に伝えたいことを教えてください。で、もう1件、神奈川のことなんですが。菅元首相が立っている神奈川2区。れいわの三好さんが地道に活動されていたところに先日、立憲が候補を立ててきています。このことに関する受け止めとどういう戦いをしていきたいかっていうところを教えてください。

山本太郎:
ありがとうございます。ごめんなさい。ひとつ目なんでしたっけ? ごめんなさいね。私が今キャッチできた質問は、国会の中でれいわが拡がればどうなるか? どう変わるんだというご質問が1個。もうひとつは神奈川2区。あのパンケーキおやじ、何でしたっけ? 名前。菅さん、はい。菅さんのところに、うちの三好(りょう)が立っている、そこに対して立憲民主党が立ててきたということに対してどう思うか。他、何でしたっけ? (マイク渡してよ、ありがとう)

記者:
衆院選での目標、議席の数でもいいですし、それ以外のところでもいいですし。何をゴールにしていくかっていうところを教えてください。

山本太郎:
ありがとうございます。私たちを中心とした政権交代というものは、まず今のところ無理ですね。それは何かと言うと私たちが立てる数というのは現在で28名の発表が終わったということになります。この後、まだ数名いるという話を先ほどしました。プラス追加で、まだこれはギリギリまで候補者を立てる方向で頑張っていきますと言いましたけれども、その全員が受かったとしても、これは私たちを中心に政権交代ということにすぐにならないとは思うんです。じゃあ何が必要ですかってことですけれども、一番必要なことは何かと言うと、(あら大丈夫ですか? 何か面白いこと起こったんですか? OK、OK。わかりました)すいません。はい。どこまで喋ったっけな? 話戻ると何かと言うと、自民党のオウンゴールによって政権交代がもし次、起こったとしても私は悪夢の民主党ということの再来にしかならないと思ってます。なぜならば腰が入ってないからってことです。それを考えたときに、やはり遠回りに見えても、これはしっかりと変えていくステップを踏んだほうがいいだろうと。そのステップを踏むという意味で何が必要かと考えたときに、れいわの数を増やすしかないということで今回さまざまな人に立候補をお願いしたってところなんですけれども。で、何人の目標なのかってことに関して、これは具体的数字というのはなかなか申し上げにくいです。だって蓋開けてみるまでわかんないもん。はい。予測不可能ですね、事実上。だから最低限のコメントとしてもしも申し上げられるとするならば、そうですね、現状に対して倍増以上。そこなんですかね。はい。倍増以上ですから、かなり幅があるってことですけれども。すいません。はい。それがひとつです。

で、国会の中でれいわが増えれば何が変わるかってことですけれども、今はただ潰したいとしか思われてません。はい。またこれ立憲民主党の人が私の事務所に怒鳴り込んで来たんですけれども、「どうして立憲民主党の悪口を言うんだ」っていう意味不明なこと言ってくるんですね。「いや、悪口なんて言ってません。事実関係を示しただけです」ってことを言ったんですけれども。要は何かと言うと与党に対して物を言えよと。どうして野党の悪い部分を言うんだってことなんですけど、いや、両方言うでしょって。だって国民に対してちゃんと情報提供しなきゃダメだもんっていう話をしたんですけれども。はい。今の状態では、そういう嫌な存在としての私たちっていうことで一刻も早く潰したいってことで懲罰になればまず最初に立憲民主ってとこが乗ってくるというのがこれまでのデフォルトだったんですよね。で、これからなんですけれども、数を増やせば増やすほどこれ潰しづらくなります。潰す対象というよりかは逆に取り込んでいこうと。自分たちが進めたいことに対して、こいつらにも一緒にやってもらおうという方向をやっぱり目指していくっていうのが一番いいんだろうと。なぜならばそこに対して、私たち側からの要求というものも飲んでもらえるということですね。ちゃんとバーターしようと思ったら、数を増やさなきゃどうにもなんないんですよ。そう考えたときに、じゃあ何を飲んでもらえますか?ってことを考えたとしたら当然、この補正予算ですね。例えばこの通常国会の中での補正予算なんて、ほとんどもうやる気がなかったわけですよ。与党も野党もですね。特に野党第一党はやる気がなかったわけです。こんなときにも私たちが数を持っていれば、そこは補正予算をつけろと政府に対して一丁目一番地で突きつけるということのひとつになったことは間違いがないと思います。

例えばですけれども私たちの数を増やし、そういった交渉力であったり発言力を高めていくということが、何よりも重要なんだってことです。じゃあ、数が少なかったら何もできないのかっつったらそうじゃなくて。2019年に旗揚げしたときには消費税、これ廃止とか減税っていうのは笑われたんですよ。野党同士の間でも。でも今、見てみてくださいよって。消費税減税、これを言っている政党、結構多いですよね。自民党と公明党と立憲民主党くらいじゃないですか? 言ってないの。それを考えたとするならば数が少なかったとしても風穴は開けられる。数が増えればその穴はもっと大きくなる。そういうことですね。まずは人数を増やす、それが重要なことなんだろうという風に思います。なのでこれはもう国民運動としてさらにですね、さまざまなことのテーマに関してやっぱり突破していくっていう力をこれ与えていただきたいという思いです。どう変わるかっていうことに関しては皆さんに数を増やしていただければ、このある意味での、なんだろうな、馴れ合いの世界に対して冷や水をぶっかけ、そして突破していく力を私たちは持っているということだと思います。

で、神奈川の2区。菅さんのところに私たちの候補者、元外務省の官僚だった三好(りょう)という者が立候補しているところに立憲が立ててきましたってことですね。まぁ、しょうがないんじゃないですか? 野党共闘を調整してこなかったのは野党第一党だし、そんなものを調整する力を持ってるのは野党第一党しかないんですけれども、それさえもしてこなかった。まぁ独自で戦いましょうということのメッセージなんだから、どこに立てられたとしても何を言われる筋合いはないということの、ある意味での仁義なき戦いってことですよね。これは共産党にも同じようなことが言えると思います。ここは共産党にとって非常に大切な選挙区だというところに対しても、私たちは立てます。立憲に対しても同じです。だって各自がそれぞれ頑張りましょうねっていう選挙戦になっちゃってんだから。調整するんだったらもっと早くにしとくべきでしたよね。選挙直前になって猫撫で声で近づいてくるっていうのが大体、民主党系の議員たちなんですよ。ギリギリで調整なんてつかないですよ。しかも国会の中で闘わないってことをずっとやってきて、私たちがそれに対しておかしいって言ってる状況を改めもしないんだから。どうして彼らのために私たちが立候補者を下げて、自分たちの勢力を拡大っていう機会を譲らなきゃダメなの? 彼らに。譲ったとしても彼らは自民党と変わらないことをやっていくよって。だとしたら自民党も彼らにも倒れてもらうしかないんですよ。私たちが数増やすしかない。そう思ってます。

高井たかし:
はい。その他ございますか? じゃあ、はい。

記者:
フリーの堀田といいますけど。野田さん、枝野さん、安住さんのところに立てるのは非常にまともだと思うんですけども。そうしますとですね、今度、野田さんを担いだ小沢(一郎)さん、それからですね、前回の衆議院選挙であなたを騙した吉田はるみさんのとこには立てますか? 山本さん、お答えください。

山本太郎:
ありがとうございます。あの、まぁ私が衆議院に鞍替えするっていうんだったら、当然、また、なんでしょうね、東京8区しかないかなとは思いますけど。吉田さんには申し訳ないけど、私が立つってことになると思います。一方で私は鞍替えはしません。あ、(笑)すいませんね。申し訳ないんですけど、そういう状態です。それを考えるんだったら、他の人でちょっと、なんだろうな、そこの選挙区を浮かび上がらせてもしょうがない。どうしてかって言ったら、先ほどの例えば香川1区であったりとか、他に国対の今、トップの方だったりっていうところに立てるっていうのはあり得る選択肢とは思うんですけれども、そこ立てて、もしもそこがコケたとしてもあまり影響力ないと思うんですよね。ええ。だから(笑)あの、何て言うか、元凶というか。ええ。そのにおいの元を断たなきゃいけないってことです。はい。そのにおいの元をカバーしてるだけじゃ話にならないってことですね。ええ。だから、そこをまず掬(すく)いにいくというか、除去しにいくといいますか。ある意味でそういう、これまでやってきたことに関しての、やっぱりこう、けじめをとっていくというか。そういうことがまず必要なんだろうっていう風に思ってます。

で、小沢さんですね。あの、小沢さんとの間に貸し借りはないです。お互いに必要だったということで一緒にやらせていただいて、私はものすごく勉強をさせていただいて、感謝しかないんですね。で、小沢さんは一度もブレたことがない人なんですよ。何かと言うと政権交代なんです。とにかく。で、政権交代というのは何が必要かっつったらとにかく幅広に手を繋ぐことなんだ、ということを一度もブレたことがないので。その意味で私、ものすごく尊敬します。で、一方で小沢さんが目指しているっていう、その政権交代という部分に関して、おそらく野田政権が今、やろうとしている、あ、野田政権、そんな政権ないわ。そら終わった話や。えっと(笑)、何でしたっけ? 野田さんがやろうとしてることは維新と国民民主とかと調整をしたりとか、どうせだったら一緒になっていくってことまで、私はやればいいのになと思ってんです。で、逆に言ったらそれ、応援したい。それ、おそらく小沢さんの構想と同じだと思うんですよ。幅広に手を拡げていきながら、維新、立憲、そして国民(民主)という固まりをつくって、これは政権に対峙していくんだって。ぜひそうしていただきたい。大歓迎です。ええ。すっきりするわっていう話なんですね。だから私としても、わざわざそこに「何ていうアイディアを出したんですか? 小沢さん。候補者を出させていただきます」ってことじゃないです。歓迎してるから。だって結局、わかるわけですよ。第三極はれいわしかないってことがってことですね。はい。ありがとうございます。

記者:
そうしますとね、この前、木曜日に16時から小沢さんの懇親会があったわけですよ。で、私はね、小沢さんを昭和44年の12月の総選挙に勝ったときから取材してますから知ってますんで。で、前回負けたんですよね。藤原崇に。今度は、でね、「小沢さん、あんたはね、次の総選挙が最後だ」と。「その次はないから。勝てるんでしょうね?」って言ったら、わかんないって言うんですよね。非常になんか弱気になってますから。山本さん、応援してやってください。本当に。

山本太郎:
あの、ある意味で自民党の手の内をわかってるっていう軍師ですね。そういう人の存在っていうのは非常に重要で。で、それをパージし続けたのが民主党で。で、事実上、立憲の中でもしっかりとしたポジションというものを与えずに来たわけですよ、これまで。本当に人の使い方というか、そういう知恵者がいるのにそういう人の知恵を借りずに来たっていうのは、まぁ本当に、なんだろうな、わかってない人たちだなぁっていうのが私の感想なんですけれども。あの、私は野党共闘をしないと言ってるわけじゃないです。次の選挙、今回の選挙に関しては野党共闘というのはないだろうと。しません。私たち独自で戦いますと言ってはいるけれども、やっぱり数を増やした上で、その先の野党共闘をしていきながら、これは政権交代するっていうのは絶対必要なことなんですよ。つまりは野党が最も弱い経済政策と国会の中で闘うという、これしっかりと対峙していく。で、徹底的に闘う、体張ってでもっていうような国会対策。この2本柱で政権交代をしていくってことが必要。それを考えたとしたら小沢さんは必要な人なんですよ。それを考えたらやっぱり、なんだろうな、今回、推薦くらい出しといたほうがええかな。ありがとうございます。検討します。本当ですか? 推薦しといたほうがいいかな。

高井たかし:
はい。それでは他の方。じゃあ、一番後ろで手挙がってます。

記者:
読売新聞と申します。よろしくお願いします。今回、比例の単独で出る候補者の方々にそれぞれお伺いをしたいんですけど、活動の拠点となる事務所ですかね、はどちらの自治体、なので府県に置くかっていうのをお1人ずつお伺いできますでしょうか。北海道と東京の方は大丈夫です。


高井たかし:
えっとですね、それはちょっとまだ今、検討中の方もいるので後で終わってから、全員写真撮影しますよね。そのときにでもそれぞれ個別に聞いていただけたらと思います。

山本太郎:
一般的な政党と違いますので、特に大手とは違うので、そこに対してすぐに事務所を用意できたりするわけじゃないんですね。れいわっていうことで断られるっていうことも(笑)よくある話ですから。だから今、ごめんなさいね、スッキリこの人はここでって言える状況にないです、はっきり言えば。で、今、鋭意、これどんどん探していってるところだということでございます。すいません。いい物件あったら逆に紹介してください。

高井たかし:
はい。その他いかがでしょうか。だいぶ時間が経ってますが。じゃあどうぞ。1回目の方を優先で。


記者:
東スポです。代表にお尋ねします。残りあと6人プラスアルファみたいなお話だったんですけども、結構、また大物のところに立てる刺客というか刺客的なイメージなのか、補充するイメージなのかっていうところと、あと比例で単独で出られる方と重複で出られる方の、この順位っていうのはどうなるんですかね。

山本太郎:
ありがとうございます。今の前段の部分に関してまずですね、プラス6人というのがもう既に決まっているけれども、さまざまな理由によって今日ちょっと一緒にやるっていうのが難しかったってところがあります。で、それが一点ですね。で、それぞれどこに立てるんですか?っていう部分に関しては、なんだろう、ある意味で刺客的に立てていくのかというような質問がありましたけれども、別に刺客的に立てるっていうような気持ちではないんですよ。それぞれ頑張りましょうということだったら、私たちここに立てたいですっていう普通の思いですね。もちろん、さっきの3名に関しては特別な思いがありますよ。先ほどの3名。悪夢の民主党の3名ですね。はい。ここに関しては、もちろん私が政治に目覚め、そして政治がヤバいと気付いたのは、やっぱりこういう人たちのおかげだったので、そのご恩返しをする時が来たという意味合いでの立候補ということももちろん含まれてるんです。でもそれ以外の地域に対してそういう思いで立候補、何か進めるってことにはなってないです。それぞれ頑張りましょうということですから、私たちが一番必要だと思う選挙区に立てていくということだけですね。はい。

高井たかし:
あと、比例の順位は私からお答えしますが、これまだ正式には最終的には決まってません。まだ候補者、これから出しますので。概ね、こんなとこだろうっていうのはありますけど、まだ正式決定ではないのでもうしばらくお待ちください。はい。はい。どうぞ。


記者:
共同通信と申します。代表にお伺いします。選挙に向けてですけれども、公示日第一声、どこの選挙区でどういう場所でっていう構想は現時点でございますでしょうか。

山本太郎:
難しいですね、本当に。まぁ、大体便宜上というかっていうとこからスタートするっていうことも一般的にありますよね。標旗が一番早く届く場所みたいなことだったりとか。でもやはり私自身が、なんだろうな、東京という選挙区から選ばれてる人間でありということを考えるならば、東京の可能性が高いかな。もちろん様々なところ、第一声本当は能登であったりとか、そういうところでやらせていただきたいという思いは強いですけれども。けれども現実的なそっから実質もう本当に限られた時間しかないってことを考えるならば、そこらへんちょっと調整していかなきゃいけないなとは思います。あまり無理はできないなっていう状態だと思います。すいません、すっきりした答えではなくて。


高井たかし:
はい。その他、いかがですか。もう2回目ですけど最後でいいですかね。はいじゃあ。


記者:
France10の及川と申します。闘う野党ということで、ちょっと日本社会党史を振り返っていたんですけれども、PKO国会のときに、牛歩を5泊6日ですね、参議院でしたと。それで始め、委員長に不信任出すのに16時間かけて闘ったという歴史があります。れいわとしては人数が増えたら、牛歩やピケとかやれるくらいの人数になった場合に、そういった闘い方、もうガチンコの闘い方をするおつもりがあるかお伺いできればと思います。

山本太郎:
ありがとうございます。当然、やらなきゃいけないことだと思ってます。その法案という部分に対して、もうこれ以上引っ張ったらこれ廃案になっちゃうねとか、いろんな局面においてそういう闘い方ってされてきたと思うんですよ。当然、必要な闘い方であろうという風に思ってます。で、数が少ないからってことで言い訳し続けてるのがまぁあの民主党ですわね。ええ。次の選挙で数を増やさなきゃダメなんだってことでサッサと手打ちして、とんでもない悪法をこの10年間くらいでさまざま通してきちゃってるっていう、闘ってる振りだけを続けてきた人たちですよ、はっきり言っちゃえば。変わるんじゃないかなと思って、野党共闘にまで行ったけど、やっぱり無理だった。だって民主党だからってことですね。で、それを考えて、当然、徹底抗戦というのは必要だと思ってます。徹底抗戦することによって国会を不正常化し、不正常化することにおいて、マスコミの方々もさまざまなことを、これは伝えなきゃいけなくなりますね、国民に。どうしてこの不正常化が生まれているか、その原因となっている法律は何なのか、その中身のプラスの面、マイナスの面というのを洗いざらい、全国津々浦々の人々が知るくらいの状態にやっぱりこれをしていかなきゃいけないってことです。あまりにも情報が提供されな過ぎる。今、いくら悪法と言われているものでもマスコミはあまり騒がない。逆に言えば、これはもうこんな法律が通りそうですとか通りましたって、もうそのギリギリのところでやっとその中身を明らかにするというか、一応報じましたよという既成事実だけ形にするというようなことが結構、私はあるなという風に思うんですね。それぞれにご事情があるだろうから、そこに関してはそれぞれの方針なんだろうなという風に思いますけれども、そこをやっぱり国会が不正常化してるっていう状態は、これは紛れもなく国民に対してさまざま細かに伝えなきゃいけないという場面ですから、逆に言ったら国会がこれをつくっていくっていう状況は必要なんだろうなという風に思います。それを1人でもやるっていうのが私たちれいわ新選組で、これまでやってきてるんですけれど、これは当然、一番悪いのは自民党だということに対していい加減にしろと、1人でもやるぞということですね。でも残念ながらこれ議長によってですね、例えばその牛歩の行為みたいなものが投票箱締め切りまで1分とか3分とか時間設定されちゃうようになっちゃったことです。1人でやり過ぎてですね。簡単にこれ制限されちゃうわけですよ、1人だから。それを考えて1人だったり2人だったり3人だったりするときもあるんですけれども。で、これは自民党けしからんと、これはもちろんのことなんだけど、もうひとつは何かっつったらこの悪法を止めるために国民の前に出て、「何としてもこれは力を合わせて皆さんとご一緒に廃案にして参ります」というようなことを高らかにマイク握って街頭でやりまくってるような国会議員たちが、最後の最後まで抵抗してないですよ、皆さんってことをお知らせするためのものでもあるんですよ。1人で牛歩とか少人数で牛歩するっていうのは。見てくださいと、最後まで闘うって言った人たちが最後の最後まで抵抗するってことさえもやりませんよってことをやっぱり可視化する必要があるってことなんですね。で、だからこそ議場でこれ誹謗中傷というかいろんな野次だったりとか飛ぶのがこれは与党だけじゃなくて野党からも飛ぶっていうね。野党に体当たりされて、「お前のせいで電車に間に合わないだろう」みたいなね、クズみたいな発言する国会議員もいます。はい。やった、もっと遅らしてやるわって私は心躍るんですけどね。待っとけよ、お前と。はい。お前のその大事な会合に参加できないくらい頑張ってやると思ったら、もうあと1分で閉鎖されますみたいなことになっちゃって、残念な思いをしたことはありますけれども。ま、とにかくですね、1人でやるということに意味がないわけじゃなくて、見てくれと。国民の皆さん、この状況を見てどう思われますか?と。この馬鹿がこんなことやってることに対して、その馬鹿がヤバいと思ってる、その裏側をぜひ知っていただきたいというメッセージでもあるんですけど。なかなかこれ理解されるというところにはなかなか、ね、広がってはいないと思いますけど。でもこれからも場面によってはやる必要があるだろうと。それが人数が増えればもっとこれはプレッシャーがかかって、やれることは増えるだろうなと。少なくとも委員長室っていうところに関してはこれオキュパイ(占拠)できるだろうなっていう風に思ってます。人数が増えれば。はい。

高井たかし:
はい。それではよろしいですか。はい。ありがとうございました。それではこのあと、最後に代表からコメントをもらったあとに全員で、候補者全員で横に並んで写真撮影をしたいと思います。で、そのあと個々に一人ひとりの写真撮影に応じたいと思いますのでよろしくお願いします。じゃあ代表。

山本太郎:
あ、すいません。ありがとうございます。もうなんかテンション上がっちゃって申し訳ないですね。で、どっちかっつったらきつい話しかしないから、もう怖い顔をずっとしてるみたいなね。怖い顔となんか荒ぶった言葉みたいな形で申し訳ないと思うんですけれども。えっと、ま、この国に希望が残されてるとするならば、それは政治の場に残されてるわけじゃなくてこの国が今、ヤバい状態になってるんじゃないかと、これはある意味で憂いている国民一人ひとりの中に私は希望があるんだと思ってます。で、その人たちの期待に応えられると考えるならば、これはもうれいわ新選組しかない。逆に言ったら最初の2013年からの6年間の国会の中に入ってよくわかったことは、この茶番が繰り広げられる中では日本の破壊は、崩壊は、これはブレーキがかからない状態なんだなってことを認識した。だからわからず屋、山本太郎を中心とする、わからず屋をこれ増やしていくしかないんだっていうことに至って旗揚げをしたわけです。で、何度かの選挙を経てですね、バックに統一教会もいないのに、バックに大きな企業もいないのにですね、8人の国会議員を生み出し、50人以上の地方自治体議員を生み出したと。そして今回ですね、山本太郎に加えてさらなるわからず屋がですね、このように集結していただいた。それを考えるとですね、私もうこの国を変えていけるのはれいわしかないだろうという思いでいっぱいです。すいません。で、えっとここからは皆さんにではないんですけれど、YouTubeとか、えっと、私たちのれいわチャンネルでご覧いただいてる方に、ちょっとあの、お願いがあります。すいません。寄附のお願いです。もうカツカツでやっております。れいわ新選組でございますけれども、こっからさらに候補者を増やせるかどうかというところだけではなくてですね、さまざまなこれからの選挙にかかる費用っていう部分に関してご寄附のお願いというものをさしていただきたいと思います。

すいません。はい。寄附の目標額という部分なんですけども、まぁ、5億円。ま、丸々寄附というところでいくとですね、それくらいの額が必要になっていくだろうということです。ま、私たちもですね、国政政党になってお金を頂けるようになりましたけれども、これはなかなかやっぱり日々のさまざまなものに多くが失われていっているっていう状態ですね。それだけじゃなくてこれは年に4回振り込まれるシステムなんですよ。国からの政党助成金は。だからもういっぱいギリギリのところでやっと次が入ってくるっていう。これ、うまいことできてるんですね。小さい組織はなかなか拡大できないようなお金の渡し方をしてるっていうのが政党助成金。その中で私たちが一定、今回の選挙で使える部分もあるんです。けれどもそこに皆さんのご寄附がいただければ、やれることが広がっていきますというお願いです。目標の額としては5億円、集まったらいいな、そう思っております。最低の寄附目標額としては3億円。はい。国からの交付金はさまざまな活動、地方選、国会活動、もうほとんど残っていない状態です。一部は残ってますけれどもそれでは戦えないってことです。選挙を戦うために最低限必要な費用はいくらくらいかかるんですか?ってことなんですけれども、まずエントリー費用がかかります。入場料だけ。つまりは供託金でございます。はい。供託金。はい。小選挙区300万円、比例代表300万円、600万円。はい。16人ということは結構なもんですね。16人×600万っていうことを考えたりとかする、まぁ、もちろん小選挙区で単独って方もいらっしゃるでしょうから、そういう方は300万くらいになるんですけれども。エントリー費用だけで今のところ2億400万円かかる状態であるということですね。で、おそらく私たちの今の手持ちのお金という部分は、ここで尽きる可能性が高いという状態だと思います。

はい。なのでその他に必要な最低限、経費として選挙区で必要なものはどんなものがあるか。例えば選挙事務所50坪。これもうその土地によって値段は違うと思いますけど、ばっくりですね、敷金6ヶ月、礼金1ヶ月、2ヶ月賃貸で90万円。敷金6ヶ月とかですね、これ結構もう「選挙事務所? だったら、多めにペイしろ」ってことでもう足元見られるわけですね。他にも街宣車1台、スピーカー、アンプ、電源、看板、ラッピング、60万円くらいかかる。20選挙区×150万で3000万くらいいるんじゃないの。はい。街宣車、運転手1万2500円×12日間、15万円、ウグイス1万5000円×3人、12日間で54万円。20選挙区でやった場合には1380万円。そんな状態です。まだまだかかる。電話回線、10回線引いたとして、これは1万円で、まぁ10万円ですね、10回線で。事務所看板、3枚つけたとしてこれは大体16万円くらいになるんじゃないかと。20選挙区で考えればこれが520万円くらいの金額になる。で、掲示板ポスター600カ所、これ650円×600、39万だったり。選挙ビラ、これ11万枚、これ候補者、届け出政党分の枚数も含むということを考えたら38万くらいかかりそうだ。選挙はがき、これ5万5000枚、これも先ほど含まれるものと一緒だってことですね。それを20人くらいで考えた場合に、大体2045万円くらいかかるということですね。はい。その他選挙に最低限必要な経費、例えば比例、比例ポスター200円、500枚つくったとして30人分、300万円とかですね。比例ビラ3.6円、これ30人分、108万円。比例街宣車とか運転手、ウグイスみたいなことをこれ全部しっかりとつけていくってことになった場合には1827万円くらいかかるだろう、比例代表の選挙だけでってことですね。で、小選挙区の20人、これ比例代表11ブロックで2億9172万円かかる。

れいわ新選組、これボランティアさんのお力、選挙の要となっております。ボランティアセンター、今、新宿に構えております。こちらはですね、賃料が700万円ってことですね。そんな安い値段でなかなかないってことなんです。ものすごく便利な場所で一定の広さということを考えると、これくらい莫大なお金になっちゃうねということです。で、ここまで選挙区の選挙、比例区の選挙、ボランティアセンターで最低限かかる金額と考えれば、2億9872万円。無理無理、ね。普通に考えたらこれだけのお金準備できる人そうそういませんってことですね。はい。普通に考えたらこのままじゃ無理だってことです。注意としてですね、供託金と小選挙区の印刷物、看板、街宣車の一部は、小選挙区での得票率10%を超えれば公費で負担されるってことです。でも、この試算は10%を下回って供託金が没収され、すべてが自己負担になるケースを想定してるんですが、今回、本当、各選挙区乱立ってことですから、小選挙区で10%を超えるということもなかなか難しい。そんな状況の中での戦いになっていくと思います。なので意外とリアルな額になる可能性もあると。ただし実際はこれ以外にも、代表街宣チームの旅費交通費、備品消耗品、音響設備・人件費。ボランティアセンターでの郵送費、備品消耗費、雑費など。広報宣伝チームのWEBサイト制作費、SNSコンテンツ作成関連費、動画配信機材・人件費。より多くの費用がかかると。

で、まだまだかかるんです。ごめんなさいね。もう早口でいきますね。できたら宣伝広告打ちたいですよねって。だって私たち何かしら取り上げられて、マスコミに取り上げられるとしてもそんな大きく取り上げられることほとんどないですよね。で、おそらくテレビとかはですね、終わってから取り上げるみたいなね。「いつ?」、もうしつこく追いかけてきて「いつ流れるんですか? それ」っつったら「開票速報で流れるか流れないか」みたいな。ええっ?みたいな。「じゃあインタビューちょっとお断りします」みたいなこともたまにはあるんですけれど。できたら宣伝広告、事前にですね、しっかりと、事前にというよりも選挙中にですね、さまざまな宣伝広告打つようなことがしたい。例えば新聞広告ってことになりますと、全国紙2紙、地方紙13紙、サイズは1ページ全面白黒でやった場合に、1億4784万円かかると。すげえ金額だな。WEB動画広告も打ちたいってことですね。本当はね、テレビコマーシャルとか打ちたいんですけど、あそこなかなか手が届かないくらいの額ですからね。でも、集まった額によってはそこまでリーチできる可能性もなきにしもあらずってことでございます、屋外ビジョンなどもってことなんですけれども。WEB動画、想定配信数が1億2734万回というものを目指した場合に、1億2800万円くらいがかかる想定。テレビCM 905本、15秒のスポットで2億円、屋外ビジョン全国38カ所7日間30秒流して2190万円。宣伝広告費だけでフルでやった場合、今、言ったものですね、4億9774万円かかると。はい。広告宣伝費全部含めると必要経費どれくらいになるか? 7億9646万、もう8億円近くなるんですね。

はい。だから目標は5億だっつったけれども、最大限やろうと思ったら、もうとてもじゃないけどそれは難しい話になっちゃうってことだと思います。とにかくですね、次期衆院選挙、皆さんと力を合わせていきながら前に進んでいくということをやっていくと。で、くれぐれもご無理のないように、ご自身のできる範囲で力を貸していただければ本当に助かりますというお願いでございます。最高額は5億円。例えばですけど、1人1万円を寄附しますという人たちがですね、20万人現れたら20億円集まるんですね、これ。はい。なかなかこのね、30年不況、コロナで物価高というときに、そういう人が20万人集まるかどうかはわかりませんけれども、20万人、1人1万円出したら20億円。10万人が1万円出したら10億円、5万人で5億円、3万人で3億円。こうやったらですね、1人の人に大きくプレッシャーがかかるよりかは、こうやってみんなで、なんでしょうね、細かく割っていくと。1万円といえば非常に重要で大きなお金ではありますけれども、こういうことです。例えば1人1000円だったらどうだろうかってことなんですけれども、200万人いりゃ20億円集まる。100万人で10億円、50万人で5億、30万人で3億。さらにハードルを下げます。1人500円でどうだ。400万人で20億集まる、ねえ。200万人で10億円、100万人で5億円、60万人で3億円。はい。

最後にですね、ご寄附いただける皆さまに注意事項。あなたのご寄附が無効になるおそれがありますのでここ注意しておいてください。政治資金規正法により、政党への寄附は他人名義又は匿名による寄附は原則としてできません。つまりご寄附の際には本名が必要になります。これまで本名でない形でご寄附をいただき、無効になったものがございます。例えば名前なしとか。メッセージになっちゃってる、「オヤクダテクダサイ」とか。「レイワシンセングミ」とか、他の芸名とかですね。これ無効になります。はい。お名前の部分にメッセージ、ニックネームなどを書いた場合には政治資金規正法上、匿名素性のわからない方からの寄附は受け取ることができない。どこに行くんですかっつったら、国庫に行くってことになりますね。せっかく頂いたものも国庫に返さなきゃいけない状態が生まれてしまうと。ご寄附をくださる方、あなたの本名をご記入ください。他にも無効になるご寄附ございます。寄附封筒への必要事項の入力、記入漏れ。国籍、住所、職業などが未記入、文字が不鮮明。ご寄附についての注意事項、事前のお申し込みなしでの銀行口座へ直接振り込み。以前ご寄附をくださった方でも、新たにご寄附をくださる際は銀行口座を知っていてもお振り込みは控えてください。はい。れいわ新選組にできる寄附金の上限額、個人からの寄附の場合、れいわ新選組にできるのは個人の場合、お一人2000万円、1年間で2000万円が上限になります。れいわ新選組にできる寄附金の上限額、法人からの寄附の場合、資本金によるんですね。はい。こんな感じになってます。いろいろありますので、ぜひお問い合わせのほういただければと思います。資本金、出資。資本金の額または出資の金額が1050億円以上。そんなところが私たちに寄附するか?って話なんですけどね。そういうところになったらですね、限度額は1億円にまで跳ね上がるんですけれども。はい。なかなかですね、難しいところでもあるかなと思いますが、そういうようなですね、気概のある企業の方とかいらっしゃいましたら、ぜひお力を貸していただきたいということでございます。さまざまですね、あなたの会社の資本金によって寄附ができる額は変わりますので、詳しくはお問い合わせをいただければという風に思います。はい。資本金10億円未満の場合は大体750万円くらいだということになります。はい。だから大企業とかからの寄附って結構ね、大口でできるっていうことになっていきますよね。はい。以下の法人からの寄附は禁止されています。国から補助金などを受け取っている会社、団体。3事業年度以上にわたり継続して欠損を生じている会社。外国法人。はい。ただし、5年以上継続し上場している場合は除くと。ここまででございます。すいません。というわけで、れいわ新選組のチャンネルをご覧になっていただいてる方、ありがとうございます。くれぐれも無理をしないでください。ご自身のできる範囲で、できることは寄附だけではございません。さまざまな形で私たちを応援することができますので、どうかいろんな形であなたのできるご支援を、ぜひしていただけたらという風に思います。ありがとうございます。

高井たかし:
はい。それでは以上で、会見は終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

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