木内みどり:
それでは3人目の候補者をご紹介します。なんかね、後ろの方がものすごく詰まっている。もう半歩前に出てほしいという要請があるんですが、無理でない程度に半歩で結構です。それでまぁ、お隣の人とね、体がくっつくの、このジメジメの中で嫌ですが、袖すり合うも多少の縁ということで、この際、譲り合ってください。お願いします。ありがとうございます。お三方目の候補者、紹介します。はすいけ透さん。
はすいけ透:
皆さん、こんにちは。じじぃがいつもぼやいてんじゃねーとか、怒鳴ってんじゃねーとかって言われることがありますので、今日は最終日ですから、冷静に静かに、落ち着いてお話したいと思います。ウソです。昨日は、本当にたくさん集まっていただいて、皆さんの熱気で京浜東北線が止まったとかいう話がツィートされていましたけど、真偽のほどは分かりません。今日も本当にたくさんお集まりいただきまして、ありがとうございます。ありがとうございます。山本太郎、山本太郎、皮肉満載。例えば「れいわ新選組」という名前、私は西日本の方に行って「これ名前、一発でアウトや」って言われました。四国高知では、なかなか「新選組」って言えませんでした。坂本龍馬の地ですから。しかし、これは山本太郎一流の皮肉なんですね。そして、彼は国会でお葬式をやった。これもある意味、皮肉なことかもしれません。そういう太郎が、私は大好きなんです。
それから「山本太郎、金集めばっかりしている詐欺だ」関西の方でテレビでやってた様ですけども、これは、今の既成政党以外、「カバン、看板、地盤」をもっていない様な新人は来るなという、大きなバリアなんですね。それに対する、皆さんからお金集めて、たくさんいただいてありがとうございます、それを選挙の立候補のための入場料として使わせて頂いている。これも、今の選挙制度に対する、山本太郎の強烈なアンチテーゼなんです。そこも私は、山本太郎が大好きです。
それと、彼は反骨心の塊です。国会で牛歩をやる、体を張ってでも、ひとりでも、なんとか1分1秒でも、審議を遅らせようとする。そんなとこが大好きです。私も偏屈者ですから、その反骨心、大いに同調します。山本太郎、俳優ですから、たまにおちゃらけた事を言って笑いを取ろうとします。けど、言ってることは、まともな事ばかりじゃないですか、皆さん。だから私は、山本太郎の仲間になることにしたんです。皆さん、山本太郎、好きですよね? だったら山本太郎が国会にいない、そんなことあり得ないんですよ。皆さん、絶対に山本太郎、国会に再度、戻してください。そして、皆さんも仲間です。お仲間のお仲間、そういう風に票を広めていただいて、絶対に山本太郎、そういういい結果に導いてください。お願いします。そして、私たちの他の8人も、その皮肉、それからアンチテーゼ、反骨心、そういう面では、まぁ安倍さんとトランプさんほどのものではないでしょうが、一致していると思います。ゆるい感じで一致しております。
それから、放送禁止物体とか言われてメディアに登場することがなかったんですけれども、今朝の東京新聞で非常に大きく取り上げてくださいました。東京新聞ありがとう。でもその中で「左派ポピュリズムの危うさ」ってのがあったんですね、ちょっと気になったんで。これはですね、山本太郎が、この腐りきったこの日本の権力を、正しい方向に持っていこうという提案と、それから、理性的に考えてそうだそうだと言ってる皆さんの気持ちがシンクロして、共有しているんです。私、ポピュリズムと言われても結構です。それは正しいポピュリズムだと思います。北朝鮮の脅威をあおって、ミサイルくるぞって言って、Jアラート鳴らして、そして軍備を強化して、安保法制作って、それで自分に権力を集中させる。こんな危険なポピュリズムはないんですよ。私たちポピュリズムと言われても結構です。だって太郎さんは、カリスマでもなければ、先生でもない。先生なんて呼んだことないですよ、私は。皆さんも絶対、山本太郎先生なんて呼ばないでください。そうです、太郎は太郎だ。
なんか山本太郎の応援ばっかりしちゃいましたが、ぜひ明日の投票日、既に期日前投票に行かれた方には申し訳ありませんが、行かれた方はぜひ、他のまだいってらっしゃらない方に呼びかけていただきたいですし。ここにいらっしゃる皆さんにもぜひ、明日の投票日は白い紙、比例代表のところには山本太郎、山本太郎と書いていただきたいというふうに思います。そして皆さんに拡げていきたいと思っております。山本太郎、嫌いだっていう方は、なかなかいらっしゃらないようですので、もし嫌だという方いらっしゃったら、はすいけ透と書いてください。よろしくお願いします。
私、一昨日に福島県に行って参りました。私、実は、22歳で東京電力に入社して、32年間一貫して原発の仕事をやって参りました。原発事故が起きる1年半前に辞めたわけですけれども。彼らが一生懸命やってれば、私は黙っていたんですけれども、とても酷いことをやっているということで、私は声を上げ始めました。原発というのは、誰が考えても、もういらないと。やっちゃいけないんだ。我々は緊急政策の8つの中に「脱原発」じゃない、「原発即時禁止、被爆させない」。原発を動かせば、被ばくは付いて回るんです。どなたかが被ばくする。作業員の方が被ばくする。これをもう、やめるという政策を出しています。山本太郎、なかなか言わないんです。それは、彼の原点だからです。顔見りゃ分かるでしょ。分かりませんか。彼は、反原発は基本のきなんです。一昨日、私福島に行ってきました。私の地元新潟でも、まさに原発が再稼働されようとしています。原発は地域の人たちを分断し、あるいは差別を生む。そういう酷いものです。それから、よく郷土の宝とか、国策に貢献するとか、人類を救うとか、いまだに言っている人がいるんです。あきれてしまいます。裁判所も言ってます。社会通念上、原発は必要みたいなこと言ってますが、これは違う。社会通念、それは原発即時廃止ですよ。そうしなきゃいけない。なぜ分断や差別が起こっているかと言えば、これは東京電力や国の、寄り添うとか、ひとりひとりのご意見をお聞きするとか言ってる。そんなの口だけで本当に寄り添ってないんです。
本当に福島の復興を考えるんであれば、国も安倍さんも、選挙の公示日に福島へ行って、福島から復興をアピールする、これはあり得ないですよ。そんな薄っぺらい、まやかしの復興なんてないです。何してるか。国道通して、JR通して、高速道路通して、高い線量の所の避難区域を解除して、帰れ帰れ。帰った人も帰らない人も、避難者数から除いてるんですよ。ですから、今、正確に原発から避難されている方の人数って、わからない。これもある意味、統計不正ですよね。私にすれば、究極の統計不正だと思いますよ。そうやって避難者数を少なくすることによって、なかった事にしようとしてるんです。原発事故は無かった事にしようとできるかもしれませんが、放出された放射能は、なかったことにはできないんですよ。時間がたたなきゃなくならない。それも何万年とかかるものもあります。福島で今も続いている。(福島で演説を)聞いてくださってる方と山本太郎は、まあ対話というよりも口論に近いことがあったんです。その方も実は、被害者の方でした。地元の方が仲違いしている、これはありえない姿です。被害者の方が分断されている、それは政府や国や、その他、加害者側の常套手段かもしれません。裁判もたくさん起きてます。だったら山本じゃありませんけども、裁判起こさせないような対応しろよってことだと、私は思うんですね。
私たちは、本当に皆さんを幸せにするために、ゆるい、ゆるいつながりで10人が立候補しています。「1度失敗しても立ち直れる社会」、「皆んなに忖度」。キャッチフレーズが素晴らしい。ところが新潟に入った小泉進次郎さんに、このキャッチフレーズがパクられちゃったんですね。塚田忖度さんは皆さんご存じですよね。新潟県、今、立候補されてますけれども、小泉進次郎さんが演説で「1度失敗してもやり直せる政治」って言ったんですね。ほんとかよと、私は思います。政治家は1度失敗したら、静かに身を引くべきじゃないかなと私は思うんです。信じられない。福島で嘘ついてデマ流して復興した。新潟に来て塚田忖度さんを応援して、何言ってるか。皆さん、お若い方は分かんないかもしれませんが、過去に拉致問題ってのがあったんですね。で、塚田さんは、横田めぐみさんと同じ中学校の1年先輩。ただそれだけなんですよ。でも、彼は一生懸命やってると。縁の下の力持ちだと。何にもしない人が賞賛してるわけですから、意味ないんですけど。皆さん、それが騙されるという、そういうことになってます。ですから、選挙になると何でも使うんです。例えば四国で、私、四国行ったんですけれども、愛媛県でダムの放流によって、何人かの方が亡くなられました。それを自民党は何を言ってるかっていうと、民主党政権時代にダム建設を止めたから、亡くなったんだ、そういうことを言ってる。全く酷い話です。亡くなった方を利用する。ひどい話じゃないですか? そういうことから言って、私はっきり言います。いつまで森加計、森加計、言ってんだっていうんだったら、こっちからも言いますよ。いつまで拉致拉致、拉致拉致、言ってんだってことですよ。あの人は拉致問題で、私が本当か、安倍さんが本当かっていう構図を国会で持ち出しました。で、もし嘘だったらバッジ外すって。だったら外してもらうじゃないかと私は思ってます。
安倍さん拉致問題でなんかやりましたか? 経済制裁だけですよ。で、次は自分がキムジョンウン氏と向き合う番だって、次っていつ? 向き合うっていつですか? 向き合うって何? お見合いでもするんですか?
昨日は河野外務大臣が、韓国の人に向かって無礼だと。こんな事やってたんじゃ、いつまでたっても上手くいきませんよ。任期内に解決するって言っといて、任期延ばしてんですよ。本末転倒ですよ。やるやる詐欺。そしてはっきり申し上げます。今の拉致被害者家族会、私は、排除されました。今の支援組織は好戦的どころか、集会で戦争しろっつってんですよ。
もう完全に復讐モードに入ってるんです。そんな人とは私はお付き合いしたくない。その席には何と安倍さん、菅さんがいらっしゃる。でもマスコミは、何を言ってるか?
横田めぐみさん、13歳の、女子中学生を連れていく。かわいそう。家族と一緒になって、情緒的になってセンチメンタルになってんじゃねーよと。もうめぐみさん、55ですよ。
なんでそんな時間が経ったのか検証するのがマスコミの仕事だろうって、私はいつも言ってます。いつまで利用するんだ、使えるものは何でも使うんですか? そして、皆さんあの青いバッチって安倍さんいつもつけてますよね。あれメルカリとか、ヤフオクで買えますので、つけたい方どうぞお買い求めください。あれは、犠牲者に対する犠牲者に動いてくださいっていう市民のメッセージなんですよ。それを総理大臣がつけるってのは元来おかしな話です。私は弟が拉致されるという、そして、自分で働いていた原発が炉心溶融を起こしてしまうという、そういう2回の不幸を、2回の奇跡を味わってきました。ぜひ今度は3回目は嬉しい幸せな奇跡が訪れてくれてほしいと思ってます。皆さんよろしくお願いします。
木内みどり:
ありがとうございました。はすいけ透さんでした。ありがとうございました。えーと始まってからちょっと時間、はすいけ透さんもう一回拍手お願いします。ありがとうございました。4時に始まってからだいぶ時間が経ちました。皆さんちょっと伸びをするとか、肩を回すとか、首を回すとか、ちょっと一息入れてください。
※最善を尽くしておりますが、なるべく早く皆さまにお届けすることを優先するため、若干の誤字脱字はご了承ください。