【文字起こし&動画】 安井美沙子(比例東海ブロック・愛知10区)公認候補予定者 発表会見 2020年2月19日 愛知県庁


山本太郎:
すみません。れいわ新選組代表の山本太郎と申します。お忙しい中、お集まりいただいてありがとうございます。座らせていただきます。

次期衆議院選挙の私たちの第一次公認、その予定者を今日、皆様にご紹介するために、愛知県庁にお邪魔致しております。その前に私たちが衆議院に、次期衆議院選挙の時にどのようにして臨んでいくかってことを少しお話させていただきます。もうすでにご存じの方がいらっしゃるかもしれませんけれども、お話させていただきます。

私たちれいわ新選組は、次期衆議院選挙の戦い方、2つあると言っています。2つです。ひとつは私たち独自でやる方法。で、もうひとつは野党共闘。野党共闘に参加をしていくという方法です。で、その野党共闘で私たちがやっていく場合には、そこに消費税5%に減税をするという選挙のメインの旗が立つということにならないと、野党共闘には参加しないということを常々申しております。おそらくこの答えが出る、野党の固まりが消費税5%減税ということで話し合いの決着がつくというのはおそらく、選挙がもうちょっとリアリティをもって選挙がやってくるだろうという状況にならなきゃ難しいかなと思ってます。解散風が吹くとかっていうような状況になってからじゃないとなかなか前に進まないのかなとは思っています。そういう状況の中で私たちは着々と、もしも5%ということにならなかった場合を考えて準備を進めると。最大で100人の候補者を擁立できるような体制を作っていきたいと。その第一次公認という形で、愛知県でも今日ご紹介をさせていただく。あくまでも第一次です、という状況です。


それではご紹介しましょうか。大丈夫ですか? ありがとうございます。この方です。

ありがとうございます。安井美沙子さんです。愛知の10区で予定をしております。
というわけで、安井さん、マイクを握っていただいてご挨拶していただいてよろしいでしょうか? お願いします。



安井美沙子:
皆さん、こんにちは。ただいまご紹介いただきました、安井美沙子でございます。今日は県内でもコロナウイルスの感染拡大が非常に懸念される中、こうしてお集まりをいただきまして、恐縮をしております。どうもありがとうございます。座ってお話をさせていただきます。

改めまして、この度、れいわ新選組より愛知10区の衆院選公認候補、内定をいただきましたのでご報告をさせていただきます。改めてよろしくお願い致します。

私、2010年から1期6年間、参議院議員を務めさせていただきました。そしてその後、一念発起をしまして、衆議院への鞍替えを決め、2017年に愛知10区から衆院選に挑みました。結果としては小選挙区で次点、そして東海、比例東海ブロックでも次点に終わってしまい、落選をしてしまいました。その後も捲土重来を期して活動を続け、今日に至るわけですけれども、この間は無所属でおりました。そして今回、山本代表とのご縁をいただきまして、れいわ新選組に手を挙げた次第でございます。

私がここ愛知で政治活動を始めて、早10年になります。色々ありましたけれども、10年前の私の思いは何ら変わることはありません。私自身は高度経済成長期に生まれ育ちまして、バブル期、そしてジャパン・アズ・ナンバーワンと言われるくらい日本が豊かな時期を過ごし、日本の将来に不安を覚えたことは、若い時に記憶にないんです。しかしながら、自分が親になった時に、日本は様変わりをしていました。年越し派遣村の情景を映像で見た時には、これが私の知っている日本だろうかとショックを受けました。現役世代の責任として、子どもたちに不安を引き継いではいけない、こういう思いで政治の世界に飛び込んだんです。

民主党の進めた社会保障と税の一体改革もこの思いに根ざしたものでした。将来世代にツケを回さないためには、消費税の増税もやむを得ない、私もそう思っていました。しかし、この間、山本代表と、それから一丸(いちがん)の会でお世話になっています馬淵澄夫衆議院議員が共同代表をされてます減税研究会で勉強を重ねるうちに、この財源を消費税に必ずしも求めなくてもいいんだということに気づきました。むしろ社会保障というのは、所得の再分配を目指すものでもある以上は、国民の皆様に薄く広くご負担をお願いし、逆進性の強い消費税にこの財源を求めるのは、むしろおかしいとまで思うようになりました。さらには、デフレから脱却できないこの20年間の間に何度も消費税を増税した、このことは明らかに経済政策としても間違っていると思います。このことは、奇しくも直近のGDPのデータにも現れたと思っております。かように私の思いは一切変わることはございませんけれども、その思いを政策にする時には、不断の見直しが必要だと認識を新たにしたところでございます。



さて、今後、衆議院議員として私が何をしていきたいかということに話を移します。やりたいことはたくさんあります。でも、敢えてひとつ申し上げるならば、私は日本の女性の応援団長になりたいと思っています。日本は女性の国会議員が1割しかいない、世界でも稀に見るとんでもない国です。女性の声が国政に反映されないのも無理はありません。でも、日本の女性ってご存じのように強くて優しくて、この不条理を受け入れてきてるんです。でも、もう我慢する必要はないと思うし、我慢をしないで国を変えていったほうが日本が良くなると私は思っています。私は若い時に仕事と子育てを両方完璧にやらなければいけないと、頑張り過ぎてパニック障害になって、会社を辞めた経験があるんです。仕事してる時に保育園から電話があって、お子さんが熱を出したから今すぐお迎えに来てくださいと言われて、職場で非常に肩身の狭い思いしながら迎えに行きました。会社を何度も早退しました。そして病院に子どもを連れて行くと今度はお医者さんから、「お母さん、こんなに弱い子どもを抱えて、あなたはそんなに仕事がしたいんですか?」と説教をくらいました。いつもいつもなんだか罪悪感を抱えながら仕事してきたように思います。そして今のお母さんたちの状況もたいして変わってないんじゃないかと思うんです。

このお母さんたちだけじゃなくて、いろんな立場にいる女性たちの障害となっている制度をひとつひとつ点検して、今の時代に合ったものに変えていきたいと思っています。これは女性のためだけじゃないんです。女性のために、女性に優しい国を作っていくこと、女性の目線で制度を変えていくことは、すなわち、子どもにとっても、男性にとっても、誰にとっても生きやすい国になると思っています。それだけじゃなくて、日本の経済が息を吹き返すと私は確信しています。そういうことを皆さんと一緒にやっていきたいと思っている次第です。以上です。ありがとうございました。


山本太郎:
安井さん、ありがとうございました。


質疑応答

山本太郎:
それでは、記者の皆さんから直接ご質問をいただければと思います。所属とお名前を教えていただいて、その後にご質問していただければと思います。挙手でよろしくお願いいたします。


記者:
東海テレビのタケダと申します。お世話になります。山本代表に伺います。全体で、まあ、100人程度の擁立を考えていらっしゃるということですが、ここ愛知県、それから愛知、岐阜、三重という東海三県で最終的に何人くらいの擁立を考えていらっしゃいますでしょうか? 


山本太郎:
ありがとうございます。東海ブロックで小選挙区において何人擁立をするのかというお話だったと思います。今時点では何人であるということは、なかなか宣言することが難しい状況です。今、私たちは公募、立候補者の公募というものを行なっておりまして、そこには600人を超える方々から応募をいただいております。その中にも、その東海ブロックというところで手を挙げてくださってる方が何人もいることは事実なんですけれども、その中でしっかりと小選挙区でも戦っていけるというような方々をやっぱりチョイスしていかないことには、泡沫候補を出すわけにいきませんので、そういった意味もありますし。あともうひとつあります。何かと申しますと、やはりどれくらい、私たちの選挙方法としては、参議院と同じく皆さんのお力をお借りする、寄附額はどれくらい集まるのかということから何人候補者を立てられるかというようなところを見定めていくというやり方ですので、まあ、おそらく二次、三次、四次、五次という風に公認候補者を発表していけば、その中に東海ブロックの方々も入る可能性はありますけれども、そういった諸事情も鑑みながらこの先に発表させていただくと。今時点で東海ブロックで小選挙区、何人立てるということを宣言することは難しい状況であると。もちろん東海ブロックにおいて小選挙区、私たちれいわ新選組が受け皿として手を挙げるというのは、この先、十二分にあり得ることだということです。すいません。他、ございますか? 



記者:
すいません、時事通信のスズキと申します。あの、安井さんにちょっと基本的な、最終学歴とか、生年月日とか、ちょっと基本的なことをお伺いしたいんですが、生年月日は1965年の9月11日でよろしいですか? 


安井美沙子:
はい。


記者:
で、最終学歴は、これは上智ですかね、ニューヨーク大、一橋? 


安井美沙子:
すいません、最終学歴は大学院で、一橋(大学)の(国際・)公共政策大学院になります。


記者:
出身地は、これ、あの、東京都港区でよろしいですか? 


安井美沙子:
はい。


記者:
すいません、あと、立候補される10区ですが、えっと、あの、自民党も立憲も維新もいろいろと候補出てて、激戦区になるかと思うんですけれども、どうやって戦っていくかってことを改めてお願い致します。


安井美沙子:
相対的にですね、愛知10区が激戦区であり、大変厳しい選挙区であるということは、前回もですけれども、今回も十分認識しておりまして、覚悟はできております。その上でやはり一強多弱と言われる中で、野党がお互いに潰し合うのは、本当にどこが一番得するかということは明らかですので、できれば共闘の枠組みの中で戦っていきたいと思っています。これは山本代表もおっしゃってるように、消費税減税5%で旗を共に掲げられるかということにかかっておりますので、まあ、それは私の力の及ぶ範囲ではございませんが、もし共闘がならない場合でも、安井が最も勝利に近いと思っていただけるように、皆さんの思いをひとつにして頑張っていきたいと思っています。



司会者:
他にご質問はございませんか? 


記者:
すみません。中日新聞のモリと申します。先ほど安井さんから抱負をお聞きしたんですけれども、まあ、女性として国の制度を変えていかなければいけないということでしたが、もう少し何か具体的にこういう制度をこうすれば良いのではないかっていう何かありますでしょうか? 


安井美沙子:
はい、例えば、私は配偶者控除は廃止すべきだと思っています。女性の中には介護やそれから子育てで、本当は仕事をしたいのに仕事をできない人もいます。またキャリアとそれから子育てを、かつての私のように懸命に両立をしながら、非常に多くの支出をして外のサービスを受けながら頑張っている人もいます。色んな立場の女性がいる中で、配偶者控除というのは昔の専業主婦が当たり前だった時代の産物です。今は共稼ぎ、共働きが6割以上を占めている世の中で、明らかに時代に合った制度とは言えません。女性の中での対立を生むような、このアンフェアな制度を廃止して、必要な社会保障制度、介護や保育に対する制度は別の形でサービスを提供する、国がきちんとそれは支援するという形をとれば、配偶者控除がなくても全く問題ないという風に考えています。

またもうひとつ挙げるならば、私は、最近離婚する方が多いわけで、私も実は経験者ですけれども、離婚して養育費を十分に受けられないところが、家庭が多いと聞いております。実際には、きちんと協約を結んだ通りに養育費が支払われている離婚家庭は2割にとどまると聞いています。そんな中、シングルマザー、シングルファザーの場合もありますけれども、こういった方々が大変経済的に苦しい生活をしている。その結果、子どもたちが十分なサポートを受けずに、例えば教育も受けられずに育つという不幸が生まれているわけですから、離婚家庭にきちんと給付がいくような、例えば国や自治体が代替わりして請求をする。まあ、こういった制度を、今、自治体でも始まっているところがありますけれども、国としてしっかり制度づくりをしていきたいという風に思っています。


司会者:
他にご質問はございますか? 


記者:
共同通信、タナカと申します。ちょっとこれは山本代表にお伺いしたほうが良いのかわからないんですが、愛知についてはどの区についても、立憲民主(党)ないしは国民民主党の現職か候補者が立っている状況で、先ほど野党共闘を目指すというようなお話もありましたけれども、もしそういった状況が整った場合には、愛知県内でどこでというのはなかなか難しい状況かなとも思うんですが、その辺りについてお考えになっていることがあれば教えてください。


山本太郎:
ありがとうございます。まあ、前提として、野党が固まりになって消費税を5%に下げるんだ、ということが選挙のメインの旗になるということが前提ですよね。そうなった時に、じゃあ、それぞれの選挙区にそれぞれの政党が立てたい候補者がいますと。それをどうやって1人選ぶのかってことになっていくと思うんですけど、1番勝ちに近い人ということになっていくと思います。それは、その地域においての活動量であったりとか、そういったものがおそらく目安にはなってくるんだろうという風に思います。そういった意味では、私は愛知10区というところでは、安井さんしかいないんじゃないかなっていう風に思ってます。1番活動量が多いってことですね。

まあ、他の地域ってとこに目をやっていく場合に、私たちは野党共闘をしてしまうことで、自分たちの議席を増やせないというような部分もあると思います。この愛知10区ではなくて、他の地域のことですね。逆に言えば活動量がそんなに多くない、そこに、その選挙区から手を挙げてまだ間もないとか、他の人とは活動量が全く違うということになってくると、そこは譲らなければいけない局面というのも出てくるだろうと。でも、私たちの1番の目的は何かというと、当然、政権を奪取する、その道筋をつけるということです。その先にあるのは何かっつったら、やはり消費税を5%に下げ、現在、もう本当に苦しまれている中小零細、個人事業主の方々を何とか底上げするためにも、で、今、もう完全に衰退という状況にあるこの国の経済をもう1度再生するためにも、これは絶対に必要であろうと。目の前の議席よりも、そのようなことを確実に進めていくことこそが私は政治だとそのように思います。


司会者:
他ご質問ございますか? 


記者:
度々すみません。東海テレビ、タケダですが。山本代表に伺いますが、今回、安田さんを選定された一番のポイントってどういうところにあったんでしょうか? 


山本太郎:
ありがとうございます。熱意ですね。一番は。やっぱりこの国を変えたいんだという思いです。以前、職場、私たち同じでした、参議院ですね。で、おそらく3年くらい同じハウスでやって来たということあるんですけど。はっきり言うと、私、安井さんちょっと苦手だったんですね。(笑)雰囲気がちょっと怖いと言いますか、はっきり物を言うっていう。これは非常に重要なことなんですけれども。私自身もはっきり物を言われたことがあります。それにちょっと戸惑ったって部分もあるかもしれません。

で、安井さんはその後、議席を失うということがありました。けれども、やはりこのやっぱり根底にある「女だから」とか、「男だから」とか、「子どもだから」とかっていうカテゴリー、カテゴライズで縛られて、自分らしさを発揮できないまま人生を終えるなんてことはありえないだろうっていう、本当に人間が自由に生きられるような社会を目指したいっていうこのベースに持たれている信念ですね。それだけじゃなくやはり、以前は当然、民主党という枠組みの中で税と社会保障の一体改革ということを前に進めようということを考えてましたけれども、やはりこの20年のデフレという部分で人々の格差が開いていき、今、一番重要なものは積極財政であるんだという、なんでしょうね、考え方を変化させていったっていう柔軟さ、私、これ政治家には絶対に必要なことだと思います。私たちが決めたことなんだから、このままずっとやっていくしかないっていうのは大本営そのものですから。私はやっぱりその時の社会状況であったり経済状況によって、たとえ自分たちが決めたことであったとしても、方向転換をしていくという柔軟性を持ち合わせる人にこそ私は政治家になっていただきたい。元々、安井さんが持っていた信念、そしてその情熱。で、その柔軟さという部分が私はやはり決め手になったんだろうとそのように思います。



司会者:
はい。他にご質問ございますか? 


記者:
NHKのホリキです。代表に質問です。隣の名古屋市の河村(たかし)市長なんですが、ま、消費税とはもうおっしゃってませんが、非常に減税を公約に掲げていらっしゃることと。ま、ご自身もまぁ、来年、名古屋市長選もありますし。ま、国政への転出っていうこともいろいろ取り沙汰されていますが、河村市長とのご関係というか、については何かをお考えてございますでしょうか? 


山本太郎:
私の記憶が確かならばお会いしたこともない、というような状況だと思います。なので、消費税減税という部分に関しては、なんだろう、今の日本経済であったり人々の暮らしということを鑑みた時に、消費税減税という考え方に関しては、なんだろうな、うん、正しいんだろうとそのように思います。それ以外のことに関しては、私はよくわからないっていうところです。


司会者:
他にご質問ございますか? 


記者:
安井さんに伺います。安井さんにはですね、ま、これまで旧民主党の頃からですね、ずっと支えていらっしゃった支持者の方がもちろんいらっしゃると思いますけれども、支持者の方ですとか、あるいは以前所属されていた党の関係者ですとか、組織の方たちにはですね、今回のれいわからの出馬というのは、説明されて納得を得ているんでしょうか? 


安井美佐子:
ありがとうございます。まず、地元の後援会についてはずっと相談をして参りました。そして結論から言いますと、安井さんが行きたいならどこの党でも応援するとこういうお言葉をいただきましたので、本当にありがたいと思いながら今回の決意を伝えました。それから民主党系の組織にずっと属していたということで、愛知民主は連合愛知との関係がもう切っては切れないと言いますか、本当にこの10年間、連合愛知の皆様にはお世話になって参りました。そして、たくさん働く者の立場のことを教えていただきました。また個人的にも、大変親しくしていただきました。まあそんな中、私も、主だった皆様には何とかご説明の機会を設けるように努めて参りました。皆様、お立場がありますが、人間と人間としては理解をしていただいたという風に思っていますし、これからも私は色々情報交換、お付き合いをさせていただこうと願っています。

また当選をできた暁には、れいわ新選組は連合とは労働政策協定を結んでいませんけれども、働く方々の立場を守るということは変わりがないと思いますので、教えていただいた働く者の立場というものを守るための政策は変わらず実現して参りたいと思っています。そのこともお伝えしました。



司会者:
他にご質問は? 


記者:
すみません、テレビ愛知のナカスイです。山本代表、ちょっとお伺いしたいんですけど、ごめんなさい、ちょっと素人的な、ごめんなさい、素人みたいな、あの、質問かもしれませんけど、この愛知から当選者を出すということの一番のメリットってのは、どんなところにあるんですか? 


山本太郎:
あの、これ愛知に限らずということだと思います。えっと、もちろんその愛知県下にはですね、非常にもうはっきり言って日本経済を支えるような大手企業もございます。でもそれだけではないですね。あの、それ以外にもやはり全国的にやはり地方都市というのは、私は衰退が進んでいっているんだろうという風に思ってます。全体的に。ということを考えるような、なんだろうな、地方を踏み台にしながら都会だけ大きくなってきたってことですね。もちろん名古屋市だけを取ってみたり、豊田市だけを見てみると、なんだろう、非常に安定した状況はあるかもしれません。けれども、愛知県下のその他の自治体っていうところを広く見ていけば、私は全国と同じように地方都市は衰退が進んでいっていると見ていいんだろうという風に思うんですね。そう考えた時にやはり全国に対して各ブロックに対して、私たちが受け皿だということで手を挙げていくってことは重要なんだろうという風に思います。


司会者:
はい、他にご質問はございますか? 


記者:
あの、名古屋テレビのヨシダといいます。よろしくお願いします。山本代表に伺いたいんですけども、この時期に発表されたっていうその、ま、意味っていうのは何でしょうか? 教えていただけないでしょうか? 


山本太郎:
ありがとうございます。えっと、まあ、解散がいつになるか分からないってことですね。で、この私たちのやっているプロジェクトといいますか、次の衆議院選を考えるっていうことに関しては、もう去年くらいからいつあってもいいように準備を進めなければならないということでやってました。で、最悪はおそらく、最悪はといいますか、もう補正予算通してすぐに解散ということも去年はありましたね。話としてね。噂としてですけども。他にも、下手をしたら補正を通さずにそのまま、えっと、いきなり国会冒頭で解散してしまうんじゃないかというようなことも懸念されていたってことです。そういうことを事前に考えていたもので。まぁちょっと後ろ倒しにはしたんですよ。この発表ってものをですね。で、私たちが100人擁立するってことを考えるならば、もう今からやっていかないと間に合わない状況だという風に思います。そういうことも鑑みてっていうことですね。だから、この時期に始めたことの何か理由はあるかってことですけれども、ま、おそらく解散がしばらくなかったとしても、安倍さんが4選目、4期目ってものを諦めてですね、看板だけ付け替えて岸田さんあたりがトップにきたとしても、私たちが間に合うように。その手前でやられたとしても、テンポアップをして発表をやっていけるってことを考えるならば、今時期くらいかっていうようなことで、なんでしょうね、皆さんにご紹介にあがってるってところですかね。


司会者:
はい、他にご質問ございますか? 他にご質問はよろしいでしょうか? 


山本太郎:
ありがとうございました。じゃあ、終わらせていただきます。


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