【文字起こし&動画】やはた愛(比例近畿ブロック・大阪1区)次期衆院選 れいわ新選組 公認予定者 発表街宣 2020年11月3日 大阪・あべのキューズモール前

山本太郎:
いつあるかわからないけども、もうすぐあるだろうと言われている衆議院選挙。当然、私たちも大阪で候補者を2人抱えてます。そして、新たにまた候補者を増やします。大阪1区。中央区、西区、港区、天王寺区、浪速区、東成区。ここで活動する新しい仲間をご紹介します。この方です。お願いします。

やはた愛:
皆さん、初めまして。やはた愛と申します。皆さん、私は今、タレント活動をしながら、大学で実は勉強しているんです。私の家は裕福ではなくて、今も弟3人いるんですけども、一番下の弟が生まれたときに、あぁ、まぁ、いろいろお金もかかるしと思って、大学進学を諦めて芸能界を目指しました。

そして活動していってる中で、2011年、東日本大震災が起きて、福島第一原発が爆発して。私、それまで、新聞、テレビ、本当のことしか言わないと思ってたんですけど、「あれ、おかしいな」って初めて気づいたんですね。で、あ、この国は自分から情報を取りに行かな国なんやっていうことにちょっと衝撃を受けて、そこからいろんなアンテナを張って物事を見るようにしました。

で、その中で、何かやっぱり、いろんな問題に直面したときに、「あぁ、あのとき、大学行っとったら、もっと問題の根深いものが理解できたんちゃうかな」とか、「もっと私勉強したい、学びたい」っていう思いが強くなって。で、昨年、大学に入学をしたんですね。31歳でした。で、入学したんですけども、大学の授業料ってめっちゃ高いんですよ。で、入学金と別に、私が入りたいなと思った大学は、年間やっぱり120万くらいかかるんですね。で、当然、私は貯金もないし、どうしようと思ったときに、こういうときこそ国に頼ろうやないかと思って。で、教育ローンとか、奨学金の制度とかに申請をしたんですよ。で、大人が、その学びたいからお金貸してくださいっていうのって、めちゃくちゃ厳しいということに気づいたんですね。で、それは何かというと、そのやっぱ、低金利でお金を貸すので、「こいつ、ほんまに勉強するつもりで借りんのかな?」とか、「ほんまに返す気あんの?」っていうのをめっちゃ調べられるんですよ。で、私は芸能活動をしているので、まぁ、不安定な仕事なので認めてもらえず、国はお金を貸してくれませんでした。唯一、貸してくれた人がいます。それは何か? クレジットカードです。私、クレジットカードのローンを組んでですね、分割払いで、まぁ、金利18%で通ってるんですよ、大学に。

で、今日は11月3日で、日本国憲法の公布の日なんですけども、日本国憲法の第26条第1項には、「すべての国民は等しく教育を受ける権利がある」って示されてるんですね。でも、この国って全然そうなってないやんって思ったんです。で、そう思ったんですけど、ちょっとごめんなさい。飛んでしまったんですけど。そう、学ぼうと、まぁ、なんせ思ったんですよ。で、そう。で、その権利があるっていうことも、結局、私は大学に行って、憲法の授業を取ったからわかったことなんですね。で、やっぱり家庭の状況とか境遇とかで、学びたくても学べない、学びを諦めてしまった人ってたくさんいると思うんです。で、そうじゃなくって、みんなが何度でもやり直せる、やり直して勉強して、もう一回チャレンジするっていう、何度でもチャレンジできるような国にしていきたいなって私は思っています。はい。で、その学びたいって言ったときに、「そんな贅沢な」とも言われたんですよ。いつからこの国は学ぶことが贅沢な国になってしまったんだろうっていう疑問も持っています。

そしてここ大阪、なんで大阪か? で、私、大阪といえば大阪都構想で私は、れいわ新選組に、と一緒に2週間張りついて、毎日、大阪市内を駆けずり回って活動を共にしてきました。そのときに、山本太郎代表の前に前説という形でいろんなアナウンスをさせていただいたんですけど、本当にいろんなことが起きました。例えば、60代の女性の方がスタスタって歩いてきて、もう顔の、こうめっちゃ近いところで「大嫌い」って叫ばれたり。「チラシちょうだい」って言われて、おばあちゃん来て渡したら、目の前でビリビリに破られて投げつけられたり。で、前説してたら終わったら維新さんのスタッフに呼び出されて、「君、ちょっと勉強不足やわ」って言われて説教されたりとか。なんかすごくギスギスしてたんですね。で、私、大阪ってもっと愛のある大阪だと思うんですよ、本来は。で、でも一方、すごい嬉しいこともたくさんあって、ここ天王寺のあべのキューズモール前でこうして前説をさせていただいたときに、私がこうやってアナウンスをしているのに、ここで何かマダムがずっと毛づくろいみたいな感じで、私の服のゴミ取ってるんですよ。めっちゃ温かいやんと思って、優しいなこういう街やな天王寺って思ったんですよ。やっぱり、「こんにちは」って言ったら「こんにちは」って返ってくるし、「こんばんは」ってたら「こんばんは」って返ってくる。あ、これが大阪のいいところやんか。大阪市廃止は止めることができたけど、残念ながらやっぱり今、分断されてしまってるんですね。もっとやっぱり大阪をひとつにして、その分断をなくして愛のある大阪にしていきたいなって思って、私はここ大阪1区に根を張って、れいわ新選組の一員として活動していきたいなと思っています。

そして大阪1区。大阪1区には浪速区があるんですけど、浪速区には安政大津波の石碑が建ってるんですね。で、安政大津波というのは今から166年前に地震があって、大津波が来たっていうその歴史が石碑に書かれてるんですけども、なんかそういう、いつ来るかわからない大地震、大津波に備えることもせずに、なんか今、大阪ってIRやカジノや万博や言うてるじゃないですか。やっぱり先人たちが残したメッセージを無視して、何をやっとんかなと思って。そう、だから、そういうのも本当にみんなでひとつになって、愛を持って未来に繋げていく、そういう大阪に私は取り戻したいと思ってるんです。愛ある大阪を取り戻したい。れいわの愛。ぜひ皆さん、やはた愛、育ててください。よろしくお願いします。

山本太郎:
ありがとうございます。これからですね、本番に向けて駆けずり回ると思います。なので、ぜひ皆さんですね、自分はこういう問題抱えてるんだとかっていうことで、実際に世の中にいろんな問題があるっていう部分もどんどん相談したりとか、話しかけていただきたいんですよ。それによって、彼女自身の政策が広がったりとか、視野が広がったり、先々は私たちれいわ新選組の政策にも繋がっていく話ですので、ぜひ温かく見守っていただきながら、そして一緒に走っていただければと、そう思います。ぜひ大阪1区、やはた愛にもご注目をください。よろしくお願い致します。ありがとうございます。

やはた愛:
ありがとうございます。

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