【文字起こし&動画】山名かなこ(選挙区・杉並区)東京都議会議員選挙2021 れいわ新選組 公認予定者 発表会見 2021年3月19日 東京・国会内

山本太郎:
お忙しい中、ありがとうございます。れいわ新選組代表山本太郎です。座らせていただきます。今日はですね、夏にあります東京都の都議会議員選挙、そこにおきまして、れいわ新選組から候補者を擁立するということを事前に皆様にはお話をしていましたが、まずその立候補予定者ということの紹介をしていきたいということです。一気に何人も、ということではなく順番に紹介をしていく形になっていくだろうという風に思います。で、ま、この東京都に関してなぜ調整していくかということに関しては事前にも、事前にもというよりも以前お話をしたことがあると思うんですけれども、軽く振り返りと言いますか、話していきたいと思います。

元々、れいわ新選組は国政、国会議員政党であるというような考え方でやって参りましたが、そこに対してコロナウイルスなどがやってきて、で、国の施策なども十分ではない、あまりにも足りな過ぎる。で、このままではコロナ不況どころかコロナ恐慌にまで至ってしまうというような状況の中で、先に選挙があるのが衆議院(選挙)と考えると、そこまで何もできないという状況ではまずい。なので東京都の都知事として国を揺らしていく。で、しっかりと積極財政させていくということを28兆円の資産を持つ、資産超過という状態の東京都のトップになれば、それが実現するのではないか、という考え方のもと、都知事候補として立候補しましたが落選をしてしまいました。

で、もちろんこれ、選挙であれば何でも出たいという考え方ではもちろんございませんので、それを考えた上でやはりここを東京都というところにそういう大きなきっかけを持った、落選をしたとはいえ、きっかけを持ったわけですから、やはり準国政選挙という風に位置付けていきながら、この東京都政という部分にも私たちれいわ新選組として関わっていくという考え方になったわけです。

で、その後ですね、この地方自治体議員という考え方、これまでは看板は背負っていただきませんという形でやってきましたが、この東京に都知事選に出たということをきっかけに、まずはこの都議選というところに挑戦をしていきながら、で、そこで受けた結果、その先、拡げていくかどうかということも考えていく必要があるということになりました。

で、今年の夏の都議会議員選挙に私たちれいわ新選組からの候補を立てていこうという話になったわけです。で、今日はですね、そのまず候補者、候補予定者、お1人目ということで決まりましたので、皆さんにご紹介をしたいと思います。ではこちらのほうに来ていただいていいですか? ありがとうございます。れいわ新選組の公認予定者でございます、杉並区から山名かなこさんです。よろしくお願い致します。山名さん、お座りください。どうぞ。

山名かなこ:
どうもはじめまして。ただいまご紹介に預かりました山名かなこと申します。どうぞよろしくお願い致します。

山本太郎:
じゃあ資料のほう配っていただいて、ありがとうございます。お手元に届きましたでしょうか? それでは山名かなこのほうからご挨拶をさせていただきます。お願いします。

山名かなこ:
ありがとうございます。私は、誰もが生きやすい社会を作りたい、そういう思いで今回、れいわ新選組から立候補することを決意させていただきました。これまでの活動において、私は女性が生きやすくなるためのNPOの設立であったりとか、前職では労働組合を立ち上げたり、こういった活動は一貫して「人々が搾取されない社会を作りたい」そういう思いで実施して参りました。特に女らしさであったりとか、男らしさであったりというような、ジェンダー的価値観を押し付けられることによる精神的な暴力、差別、こういったものに声を上げてきました。

このような活動は私自身がフェミニストであるという意識のもとに行ってきたものです。フェミニズムと聞くと、男性との対立であったりとか、女性の権利ばっかりを主張する人なんでしょっていう風にイメージされる方も多いかと思います。ですがフェミニズムというのは本来、すべての人が生きやすくなるための考え方です。

例えばシングルマザーが正規雇用に就きにくいといった現状だったりとか、男性が育休を取得したり家庭に入ることを馬鹿にするような風潮、同性愛者やLGBTQの方たちがそれを隠さなければ生きづらいといったような社会、こういった社会は誰にとっても生きにくい社会だと思います。こういった、実は、こういった、ごく個人的な問題っていうものが実は政治的な問題であって、社会の構造を変えていくことから解消していけるんじゃないかという考え方、これがフェミニズムの考え方です。

特に今、新型コロナウイルスによって社会の問題っていうのはものすごく深刻化していると思います。自殺率の高さであったり、女性の貧困、生活保護がとっても受けづらいっていうような現状であったりとか、経済格差の問題、こういう問題を目の前にして、でも多くの人は政治は困ってる人を助けてくれないっていう風に感じている方も多いんじゃないでしょうか。こういう状況を変えていきたい、そういう思いで私は立候補を決意しました。他人によって自分の価値がはかられる社会はすごく生きにくいと思います。誰もがありのままで生きられる社会、それは男性だったり、女性だったり、性的マイノリティというジェンダーのカテゴリーだけではなく、お金を持ってるとか、持っていないとか、何が好きかとか、何を信じているかとか、そういったことによって区別されない、差別されない社会、これを今、私が暮らしている東京から作っていけたらいいなという思いで立候補を決意しました。どうぞよろしくお願い致します。

山本太郎:
ありがとうございました。山名かなこから直接皆さんにご挨拶をさせていただきました。ではここから皆さんからご質問いただくような形でいいですかね。

司会:
はい。ご質問ございます方、いらっしゃいましたら、挙手いただいて御社名とお名前から質問続けていただければと思います。いかがでしょうか。はい。

記者:
すいません。共同通信社のカワムラと申します。順に発表していきたいというようなお話ありましたけども、この他にも候補者の擁立を予定してらっしゃるのか、最終的に何人くらいの候補者の擁立を目指すのか、山本さんお願いします。

山本太郎:
ありがとうございます。えっと以前の記者会見のときに申し上げたのは最大で10(人)くらいを目指したいという話を伝えさせていただいたと思います。で、現在10(人)まで行けるかっつったらなかなか難しいと思います。次の衆議院選挙への底上げだから候補者をたくさん立ててという考え方にはありません。確実に今回出す予定候補者の方々には議席を獲得していただきたいという思いですね。そうなるとかなり数は絞られてくるだろうとは思います。で、今の時点では最終的に何人になるっていうことはこの場でお伝えできません。はい。まだ話し合いされてる部分もありますし。で、実際にその候補予定者と実際に、なんだろうな、一歩踏み出すっていうところに対してまだ時間を要する方々もいらっしゃいます。なので決まり次第発表していくという形です。ちなみにですけども、おそらく来週にももう1人発表できるような状況にはあるというところです。

記者:
朝日新聞のコイズミです。関連なんですけれども、以前、代表は5〜10(人)という言い方をしてたと思うんですけども、10(人)は難しいという話ですが、5(人)には届きそうなのかどうかっていうのを教えてください。

山本太郎:
えっと先ほど共同(通信)の方にお伝えした通り、まだ最終的な決定ができていない候補者もいらっしゃいますので、ご本人の気持ちとしてですね。まあはっきり言って、真っ当な判断だと思います。判断というか真っ当な揺れだと思いますね。だって政治に参加して何か得な人いるんですか?ってことですね。はっきり言えばね。損しかしないでしょ、普通。まあ大きな組織につけばとか、プラスになることあります。あるかもしんないけど、普通に考えてどちらかというと、真っ向対立していくというような立場の私たちのようなグループから政治の世界に踏み込むっていうのは、やはりこれまでの人生と大きく変わるということだと思うので、そこに対してやはり「どうするんだ」ということを「早く決めてくれ」というのはなかなか難しい。なので最大10というところは、今、ちょっと実現するのは難しいかもしれないけれども、じゃあ、どこに落ち着くんだということをこの場で申し上げることは難しいっていうのは先ほどの通りです。

記者:
(マイクなし。聞き取り不能)

山本太郎:
わからないです。最終的には。その、今、お声掛けをしている人たちとの話し合いの結果どうなるかというのは今の時点では申し上げられない段階だということです。

記者:
NHKのオカベと申します。よろしくお願い致します。2点ありまして、はい。2点ありまして、1点目が今回の選挙区との関わり、住んでらっしゃるですとか、何か活動してらっしゃるとか、そういったところですとかを1点で。あともうひとつは代表にお伺いしたいんですが、野党共闘についてのお考えはどうなのかというのを、都議選での他の党との連携というのを考えていらっしゃるのかお願い致します。

山名かなこ:
はい。えっと杉並区は今、住んでいる区でして、今、運営しているNPOも杉並区のほうで運営をしているという状態です。

記者:
(マイクなし。聞き取り不能)

山名かなこ:
いや、2017年からですね。2017年に帰国してから杉並区に暮らしているという状態です。

山本太郎:
この都議会議員選挙に関しての野党共闘ってことなんですけど、逆にお伺いしたいんですけど、この都議会議員選挙においての野党共闘ってなんかあるんですか? マイクを通してお願いします。

記者:
他の政党のほうで、そういったものを模索しているという風なお話は政党の会見ですとかで出ております。

山本太郎:
普通考えたらないでしょうね。だって当然、これ仁義なき戦いでしょ。どこも。あっち行ったりこっち行ったりするのは公明党くらいじゃないですか? 権力欲しいから。都民ファ(ーストの会)行ったり自民行ったりっていうこと。それ以外の政党はできれば出て欲しくないと思いますよ、れいわには。自分たちの票減るだろうし。それを考えたとしたらそれ共闘してどうやってやっていくのかっていう話には、都議会においてはないんじゃないですかね。詳しく知らないですけれども。聞こえてこないですけれども。ご存じの方いらっしゃいます? 選挙において野党共闘をしているっていう都議会、今度の都議会議員選挙の。まあ根本的に権力闘争ですから。で、おそらくこの先の国政選挙を睨んだということで、なんだろうな、擁立していくっていうのが他党の考え方だと思うんですね。その上で、ここで野党共闘っていう話にはおそらくなかなかならないんだろうなという風に思います。何か共通するような政策とか、わかんないですけど、何かのイシューに対して共通しているねってことを確認し合うことはあり得る話かもしれませんけど、具体的に何かしらの野党共闘があるということとは思いません。

記者:
France10のオイカワと申します。山本代表に1点なのですが、明日、梅ヶ丘で世田谷区、私も近所に住んでおりますが、集会やるようですけども世田谷区の目途はだいたい付いていらっしゃるのかということと、あと山名さんに2点お伺いしたいのが、フランスでは2000年にパリテ法ができて、それで2017年に国会議員の40%が女性になって、医師で言えば今年男女同数が実現しました。パリテ法のような男女同数ということについてどう考えるかということと。

もう一点、表現規制の問題ですよね。なんかTwitterだとフェミニストとオタクの人が喧嘩をするという構図がよく見られるんですけども、コミケ(コミックマーケット)で、例えばコミケで性的表現を漫画で表現している人たちに対する規制などはどのようにお考えでしょうか。

山名かなこ:
はい。ありがとうございます。まず議員数ですとか、企業における管理職とかも同じような話だとは思うんですけれども、男女同数にするという法案を通すべきかどうかというご質問に関してですね、すごく難しい問題だと思います。数を全く同じにすることが本当に、強制的にですね、強制的に数を同じにすることが、それを早急に進めてしまうことによって、うまく今ある社会が回っていくのかっていう部分に関しては、これはすごく考えていかなければいけない部分だろうなとは思います。ただ、今の日本の状況を考えると、今年までにですね、30%に管理職を増やすっていう風な指針があったのにも関わらず、まだ20%を切っているというような状況ですし、数から増やしていくっていう側面ももちろん大事なのかなとは思っています。ただ、今ちょっと具体的に、ここでこういう法律を作るべきですっていうところまで、まだ、そうですね、お伝えすることができないんですけれども、今の私の考えっていうところではそういう考え方をしています。

で、もう1つ、表現の自由に関するお話ですけれども。これもSNSなんかを見るとやっぱりフェミニスト対オタクみたいな構造ができ上がってしまっているっていうのは、とても残念だなっていう風に思っているんですけれども。表現の自由っていうのは守られるべきものだと思うんですね。で、そういう性的なイラストだったりとか、コミックだったりっていうものを、作る側の人たちを規制する必要はないと思います。ただ、そういうものをパブリックに公的に広告として使ったりとか、幼い子どもの目に触れるような場所に公開するっていうようなことに関しては規制が必要だと思ってます。

山本太郎:
ありがとうございます。で、もう一点ですね、世田谷でというお話です。で、これ世田谷に限った話ではありません。事前にですね、いろんなところで私たちにボランティア登録いただいている方々に対して、候補者を擁立したら応援してくれますか?というような確認を取るような小さな集会を、いろんなところで開いています。その1つです。で、おそらくボランティア登録されてるんですね? ボランティア登録されてるから情報が行った。世田谷区にお住まいの方々限定で送っているメールなので。ちなみにそこにはですね、外には漏らさないでくださいっていう情報があったことをですね、もう一度ここで読み返していただきたいなって思いなんですけれども。ありがとうございます。以上です。

司会:
はい。ありがとうございます。続いて、質問ございましたら挙手をお願い致します。はい。じゃ、2度目なので、先にあちらの方よろしいですか? 

記者:
市民報道クミチャンネルのコヤマと申します。えっと今ですね、山名さんのNPOの情報、初めてちょっとこうiPadで引かせていただいたんですけれども、どういったきっかけがあって起こされたNPOであって、今までどのような活動をしてきたか、簡単にこちらでご紹介いただければ幸いです。あともう1つですね、代表の都知事選の時に、れいわに加わって何か一緒に活動していきたいなって、その時に代表の姿を見て思われたっていうことなのか、それとも徐々にちょっと政治参画が必要かなという風に考えてこられたのか、ちょっと経緯もお知らせいただければと思います。

山名かなこ:
はい。ありがとうございます。えっと今、運営しているNPOを作ったきっかけというところから、まずお答えさせていただきたいと思うんですけれども。私は初めて、いろんなフェミニストの方がいらっしゃると思うんですけど、私は割と遅咲きのタイプでして、25歳か6歳かくらいですかね、初めて企業に入って仕事をし始めた時に、やっぱり女性としてすごく生きていく中で、こう投げかけられる言葉だったりとかにすごく、なんていうんですかね、モヤモヤしたりとか、違和感を感じたりっていうことがあったことをきっかけにフェミニズムとかジェンダーっていうものを勉強し始めたっていうのがきっかけとしてあります。その時にやっぱり感じたのが、そういう自分が感じる違和感っていうものを上手く言葉にして伝えるためには、もっとこう幅広い知識だったりとか背景というものを自分自身が学ぶ必要があるなっていう風に感じたので、ジェンダーの研究っていうものを、その後、一旦仕事を辞めまして、アメリカのほうで5年間ですね、して参りました。

で、NPOを立ち上げたきっかけとしては、やっぱりこのジェンダーとかの問題ってすごくアカデミックの世界にいると、皆さんが当たり前みたいな状態で話がなされるんですね。ですけれども、やっぱり一般社会にまだ全然浸透していないなっていうのも一方で感じていて。で、自分自身が勉強していく中で、やっぱり初めこう、専門書だとかを読んだ時にすごく難しいっていう印象を受けました。こういう難しい言葉で表現されているものを、もうちょっとかみ砕いたりしてわかりやすく、いろんな人が手に届く知識として拡げていくことによって、今、すごくなんか生きづらいって感じている人に届けばいいなっていうような意識で、NPO自体は始めさせていただきました。まだ始まって本当に日の浅い組織でして、去年設立したばかりですので、そんなに大きな活動っていうのはまだできてないんです。特にコロナで、今はオンラインの活動に限定していますので。女性の生きづらさであったりとか、自分の体を恥じるっていうような文化、太っているだったりとか、見た目がどうっていうことで、すごく他人から判断されるようなことを、「それって問題だよね」っていうのがシェアできるような場所があったらすごく気が楽になるんじゃないかなっていうような形でイベントは、主催を今しております。いろんなトピックでイベントを実施しているので、体のことだけではなくって政治のことだったりっていうトピックでも実施はしているというような状態です。答えになってますでしょうか。(笑)

えっと、で、もう一点。すいません。もう一点なんでしたっけ? あ、そうですね、都知事選。今回、立候補を決めた経緯といいますか、それは都知事選ではなくって、2019年の選挙の時にれいわ新選組っていう存在を知って、そこからずっと私、個人的にも応援をさせていただいてたんですけれども。やっぱり個人的な問題をものすごく社会の問題として繋げていくっていう考え方だったりとか、人間の価値を生産性ではからないっていうような言葉にすごく強く共感して、そこからずっと興味を持っていたっていう形です。

司会:
はい。よろしいでしょうか? 続きまして、質問よろしいですか? はい。


【質疑応答】

記者:
すいません。産経新聞ウエキです。ちょっと山名さん自身についてお伺いしたいんですけど。先ほど企業に入られてたっておっしゃったんですけども、業種とか教えていただいてもいいですか? 

山名かなこ:
業種はコンサルティング会社です。

記者:
ちなみに何年頃に入社なさったんですか? 

山名かなこ:
2000、えーと、2010、ちょっと待ってくださいね。正確に思い出します。2012年。

山本太郎:
それ、しっかりとした、たぶん、あれですよね。ちゃんとしたデータのほうがいいですよね。だから、今ここでちょっと。

記者:
なんかその、要はいろいろ経歴の紙をいただいたんですけど、なんかその企業の部分がなかったので。

山本太郎:
それはわかりました。えっと、なので、今ここで無理やり思い出すよりも、無理やりっていうか、ちゃんとした記憶として蘇った上でわかったほうがいいですよね? 

記者:
わかればと思って聞いただけなので、わからないようでしたら、後でお伺いします。

山本太郎:
後程でいいですか? 

記者:
はい。で、新人という、初めての選挙ということでよろしいんですよね? 

山名かなこ:
はい、そうです。

記者:公認候補ということで。

山名かなこ:
はい。

記者:
わかりました。で、すいません。本当申し訳ない。この(NPO法人The)F-Word代表理事っての、これ、女性のイベント、女性のなんか、ごめんなさい、具体的にどういう内容の団体さんなんですか? 

山名かなこ:
具体的には、女性の生きやすさを追求していくためのNPOの団体です。

記者:
なるほど。この代表理事っていうのが今、これが代表という肩書き?

山名かなこ:
今、そうです。はい。

記者:
そうすると、過去の肩書きっていうのはさっきおっしゃったコンサル会社の社員っていうことになるんですかね? 

山名かなこ:
過去の肩書きはいくつかあるんですけれども。

記者:
あ、わかりました。

山名かなこ:
それは。

記者:
含めて。じゃあ、ひとつとしてっていうことですね。

山名かなこ:
今現在はそのNPOの代表という肩書きですということです。

記者:
なるほど。わかりました。すいません。あとごめんなさい。あと1点だけ最後。最終学歴だけ教えていただけますか? いっぱいいただいていて、どれだかわからなくて。

山名かなこ:
最終学歴は同志社大学のアメリカ研究です。

記者:
あ、この大学。大学院修了ということでよろしいですか? 

山名かなこ:
はい。

記者:
わかりました。どうもすいません。ありがとうございました。

司会:
はい。都知事選以外のことを質問される方がこの後、待ってらっしゃるんですが、都知事選に関する質問ということで。あ、ごめんなさい。都議選です。失礼致しました。都議選に関することでは大丈夫ですか? じゃ、一応聞きましょうか。はい。

記者:
2度目で恐れ入ります。えっとですね、都議として影響力を出していくために擁立されるということなので、代表のですね、都知事選の政策のうちのいくつか、何か力を入れてご協力されていかれると思うんですが、一番関心があったもの、例えば経済政策なのか、コロナを災害指定するっていうことなのかとかですね、1つ2つ教えていただければ。それを中心に活動されるのかなって。あとは多様性っていう風に捉えておりますけども。教えてください。

山名かなこ:
ありがとうございます。そうですね。やっぱり一番共感しているというか、一番大事だなと思っている部分で言いますと、経済政策の部分ですね。一番最低限の生活であったりっていうものが保障されない状態で生きるっていうことは本当に厳しいことだと思うので、そこの部分をまずしっかり底上げするっていう部分には本当に強く共感していますし、大事なことだと思っています。その上で私の専門分野であるようなジェンダーだったりとか多様性っていう部分も政策として考えていければいいかなと思っています。

司会者:
はい。よろしいでしょうか。はい。その他に質問ございましたら、都議選に関することでよろしいですか。はい。

記者:
France10、オイカワです。えっと山名さんにお伺いしたいのが、れいわ新選組、2019年参議院選挙、昨年、都知事選挙があったわけですが、選挙には何らかの形で関わられたのかということと、もし関わっていらっしゃるんでしたら、選挙って独特の文化だったと思うんですけども、何かそこで感じられたことがあればお伺いしたく存じます。

山名かなこ:
はい。ありがとうございます。えっと関わりっていう部分ですね。なんか、何をもって関わるというのかっていうのがちょっと難しいかなと思うんですけれども。ボランティアをしたりとか、一緒に活動したりっていうことは私はしておりません。演説に出向いたりですとか、もちろん投票に行ったりとか、そういう関わり方でおりました。で、そうですね、選挙が独特でそれについてどう思うかっていうところなんですけれども、やっぱりすごく草の根的な活動なんだなっていうような印象を受けています。できるだけ多くの人の声を拾っていくために本当に一人一人と対峙していくっていうようなこの選挙のやり方は、なんていうんですかね、すごく大変だなと思う一方で、大切なことだなと思っているので、これからの自分でやっていく中で、たくさんの人の声を拾って声が聞けるっていうことをすごく楽しみにしています。

司会者:
はい。続いてよろしくお願い致します。

記者:
お疲れ様でした。東京スポーツのタカハシですけど、山名さんですね、差し支えなければ生年月日はいつですか? 

山名かなこ:
はい。生年月日、プロフィールに記載していないと思うんですけれども、これには理由がありましてですね。あの、あ、25歳以上ではあります。選挙には出れる年齢です。履歴書とか経歴書とかに性別だったり年齢だったり写真を載せたりすることによって、その人自身よりもうわべと言いますか、そういうもので判断されるっていうことにすごく疑問を感じていまして、私自身もそこに、そういう、なんていうんですかね、数字だったり、性別っていうところを判断されずに、履歴書とかもそういう項目がなくなればいいって思ってるんですね。なので、その一環として自分自身の生年月日っていうのも経歴には書かないという選択をさせていただいております。

司会者:
よろしいでしょうか。

山本太郎:
えっと、今のお話なんですけれども、これまでれいわの履歴書の中にも年齢みたいなもの、生年月日的なことを書いてきたんですけど、で、そのことについての話し合い、そこは書かない方向でいきたいっていうお話をいただいて。で、説明を聞いて、それはそれでいいという風に。私自身、実際に自分の人生の中でも、この年齢のやりとりをして年上だって、私が年上のときにはマウンティングしてこないけど、年下ってわかったとたんにマウンティングしてくるような人たちもいますから。日本の伝統の一部みたいですよね、それってね。だから、それって結構自分の中でも、この例えば年齢だったり性別っていうところにおいて、事前にもう判断されてしまうというような部分ありますから、非常に言ってる意味が理解できたということですね。すいません、補足です。

司会:
続いて質問いかがでしょうか。都議選に関することを先にいただいております。はい。

記者:
そうすると、今の話の流れ、代表へお伺いしたいんですけれども。都議、れいわ新選組都議選の候補全員、年齢っていうのは、そうすると生年月日はお出しにならないということではない? 個々に応じてという感じですかね。

山本太郎:
それぞれの意思を尊重するということです。

記者:
あ、じゃあ、個々に応じてということですね。

記者:
フリーのホッタですけど。あの官報とか公的なものだと、生年月日っていうのは出ると思うんですけども。じゃ、それに対しては抵抗するわけですか? 

山本太郎:
どうですかね。そこでどういう展開になっていくのかっていうのは、おそらくそのやりとりの中で勝ち取れるのか勝ち取れないかわかりませんけれども。基本的に彼女の意思としてはそういうことなので、そういう意志であるということを示しながら、それがクリアできるかできないかっていうところになってくると思います。

司会:
はい。ありがとうございます。よろしいでしょうか。よろしいですかね。大丈夫ですか。はい。質問、都議選に関することで大丈夫なようでしたら、それ以外の質問。あ、都議選、若干? じゃ若干のほう、先に行かしていただきます。

記者:
NHKのヨネズと申します。山名さんにお伺いしたいんですけれども。これまでの、その、お話を伺って、その都議選に出馬したいって思いは伝わってきたんですけれども。例えば、その、れいわ新選組で公募している衆院選、まあ、来たる衆院選の東京の選挙区とか、何か別の選挙ってことは考えられたかどうかっていうのをお願いします。

山名かなこ:
はい。ありがとうございます。えっと、実はですね。私はその衆議院選のほうに公募があったときに応募をしてたんですね。それが去年の12月くらいですかね。で、そのときに、まあ、全然連絡が来なかったので、まあ、落ちたんだろうなと思ってたんですけれども。えっと、今回この1年越しで都議会選にどうですか?っていうお声掛けをいただいて、「ぜひ」という話になったということです。

記者:
(マイクなし。聞き取り不能)

山名かなこ:
あっ、去年。1年前です。なので。

記者:
(マイクなし。聞き取り不能)

山名かなこ:
2019年。はい。

記者:
山名さん本人の、その、ご本人の意思としても都議選でも、そこはやっぱり第一歩としては構わないといいますか。

山名かなこ:
はい。

記者:
そこに立候補したいという思いで?

山名かなこ:
そうですね。あの、特にそれ以降、あの私自身がNPO団体を始めたっていうのもありまして、すごく、こう手の届く範囲で、この生活範囲のところから変えていくっていうことにも今はすごく興味を持っています。

司会:
はい。ありがとうございます。質問いかがでしょうか。よろしいでしょうか。はい。

記者:フリーのホッタです。あの、もらいました経歴書見ますますと、2020年、RIZAP ENGLISH 株式会社によって労働組合を設立って。このRIZAPっていうのは、あのRIZAPですか? 

山名かなこ:
そうです。

記者:
それですぐ2020年にNPO法人The F-Wordを設立してって。ここで組合を作ってクビになったってことですか? 

山名かなこ:
(笑)違います。えっと、すいません。RIZAPっていうと括りが大きくなってしまうので語弊があると思います。RIZAP ENGLISH 株式会社のほうで組合を設立しました。で、えっと、まあ、それでクビになったとかいうわけでは全然ないです。で、あのその後、私が退職をして別の道に進んだという形です。

記者:
そのRIZAP ENGLISHには、いつ入ったんですか? 

山名かなこ:
2017年です。

記者:
あ、そうですか。それまで労働組合がなかったっていうわけですね。

山名かなこ:
はい。

司会者:
はい。ありがとうございます。時間になりましたので、記者会見終了したいと思います。この後、写真撮影等対応させていただきますが、最後に山本代表から一言。

山本太郎:
わかりました。

司会者:
お願いします。

山本太郎:
ありがとうございます。というわけで、思い出していただきたいのが、今日最初にマイクを握った理由がですね、都議会議員選挙でございます。夏にやって参ります。そこで私たちれいわ新選組も次の衆議院選挙の底上げという考え方で立てるのではありません。しっかりと議席を獲得していきながら東京の中で、東京の人々の声を聞き、それを政治に反映させていくということを、議席を獲得することをまずそのスタートラインに立つということを目標に今回は候補者を出していきたいと思います。で、今回はですね。この都議会議員選挙というところにおいて、山名さんという本当に素敵な候補者に立っていただけるということになりました。なので、ぜひご注目をいただきたい。杉並の都議会議員選挙をさらに熱く。で、選挙の投票の前にも、東京都を動かそうということをみんなでやっていきたいと、そのように思ってます。山名さんのほうから。

山名かなこ:
はい。本日は長い時間お集まりいただき本当にありがとうございました。えっと、そうですね、東京が本当にロールモデルとなれるような政治というものを考えていきたいなって強く思っています。えっと、政治経験ほとんどないんですけれども、皆さんのために頑張りたいっていう風にすごく思っているので、どうぞよろしくお願い致します。

SNSやLINEで、あなたのご家族、お友達などなどに広めてください!