山本太郎:
まずは東京都の都議会議員選挙、私たちれいわ新選組から立候補予定者として手を挙げてくださった方、ご紹介を致したいと思います。この方です、どうぞ。末武あすなろさんです。足立区から、足立区から立候補予定、末武あすなろさんでございます。それではあすなろさん、一言ご挨拶のほう、よろしくお願いします。
末武あすなろ:
こんにちは。このたび東京都議会議員選挙で、足立区から立候補を決めました末武あすなろ、あすなろです。本名です。佐渡生まれ、新潟育ち、秋田県の劇団わらび座で舞台役者をやっていました。今はわらび座を辞めて、東京に住んで8年です。どうぞよろしくお願いします。
山本太郎:
というわけで、皆さんから何かございましたらご質問のほうをお願い致します。
司会者:
資料を配らせていただきます。
山本太郎:
そうですね。じゃあ今から資料を配らせていただきます。失礼を致しました。資料、まだ手にされてない方いらっしゃいますか? 大丈夫ですか? では皆さんからこの都議会議員選挙、足立区から末武あすなろ、ということについて、何かしらご質問ある方いらっしゃいますか?
司会者:
はい。じゃあこちらでお願いします。
記者:
France10のオイカワと申します。末武さんにお伺いしたいと思います。まあ今、ざっと資料を、もう本当ざっとですけども見た感じ、2019年かられいわに関わったということですけども、どういう運動に関わったのか。例えば選挙戦の時、ボランティアとして本部まで入られたとか、そういう具体的なエピソードなどがあれば伺いたいということが一点と、まあ、そしてもう一点が、一番今回の選挙でお訴えしたいことは何なのか。以上2点、よろしくお願いします。
末武あすなろ:
はい。ありがとうございます。2019年のれいわ新選組立ち上げ、そして参議院選挙の時には、選挙スタッフとして東京選挙区の野原よしまささんの選挙の応援に入っていました。その後は「れいわが始まる」のツアー、全国ツアーで山本代表の街頭演説に同行して、全国を回っていました。はい。あと2020年の東京都知事選挙も同じように選挙スタッフで回って、そしてまた2020年都知事選の後も、全国各地の街頭演説に代表と一緒に回っておりました。はい。
そして東京、今回都議選挙で、何を強く訴えるかということなんですけど、私自身が東京に来てみて、どんなに働いても給料がなかなか上がらなかったり、東京は本当に家賃が高くて支払うのが大変だったので、まずは「住まいは権利」ということで、安い家賃で過ごせる、住める東京にする。特に東京都内では81万戸も空き家があるので、そういったところを活用して、とにかく「住まいは権利」これを進めていく、これを形にしていく。それが一点と、もうひとつは、今回のこの、この1年のコロナ緊急事態宣言や、コロナ禍で時短要請など、本当にたくさんの方が疲弊した世の中なので、緊急事態宣言のたびにまずは東京都民に10万円を給付する、これをとにかく給付させたい。そういう思いでいます。
記者:
France10のオイカワです。ちょっと確認なんですが、末武さんってひょっとして山本さんが街宣する前にマイクを握っていた方でいらっしゃいます?
末武あすなろ:
はい。そうです。あの、前説を…
記者:
ああ、前説を。いつも聞いておりました。
末武あすなろ:
代表の演説の時に。はい。ありがとうございます。
記者:
ありがとうございます。頑張ってください。
末武あすなろ:
ありがとうございます。
司会:
はい、ありがとうございます。はい。では続いてどうぞ。よろしくお願い致します。
記者:
共同通信社のカワムラと申します。まず末武さんに一点お伺いします。足立区から立候補ということなんですが、足立区を選ばれた理由をお願いします。それからもう一点、山本さんにお願いします。先週、10人の擁立まではなかなか難しいというようなお話でしたけども、その後の擁立作業の進捗状況を教えていただければと思います。お願いします。
末武あすなろ:
はい。今回の東京都議会議員選挙で足立区からということなんですが、代表から足立区でぜひ、ということがあったので足立区で決意しました。
山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組として、なぜ足立区なのかということなんですけれども、理由は2つあります。ひとつ。まずこれまでの山本太郎であったりとか、れいわ新選組であったりとか、そういった政治活動、選挙活動のこれまでのデータを見ていくと、2020年の都知事選、この都知事選において得票率が大きく動いたというのが東京都の東部でございます。東側。それを考えると、やはりこの野党側としても非常に東部が弱いです。ここに対して、私たちがその受け皿となっていく必要があるという認識がひとつ。
で、もうひとつはやはり東京23区ということで考えてみた時に、東京都、東京23区の所得という部分で考えた場合に、やはり東京都の東側というのは所得が低いということですね。これは確実に東京都として底上げが必要。もちろん国としてもですけれども、東京都としても底上げをしていく必要があるということですね。格差ということを考えるならば、やはり東側ということにもしっかりと力を入れていかなければならない。そういった意味で、私たちが受け皿になるということの決意としては、非常にわかりやすいのではないかということです。そういった意味で、その中でも私たち、前回2020年の選挙の中で一番得票率が高かったということも鑑みた上で、足立(区)でいこうということになったってことです。その中で候補者としてふさわしいのは誰かということを考えた時に、ぜひ、あすなろさんにお願いをしたいということになったという話です。
ごめんなさい、失礼しました。擁立の人数ですね。一番最初の1月に行われた会見では、5(人)から10(人)を目指していくということを申し上げました。で、実際は10(人)という数はなかなか難しそうであるという話をしました。難しい理由は何か?ということですけれども、やはり次の選挙に繋げるための底上げのみで考えるならば、おそらく10(人)は難しくないと思います。底上げということは、まあ議席にはこだわらないってことですね。ある意味で運動的な部分、次の選挙に繋げるという意味での10人であるならば難しくない話なんですけれども、今回、私たちの方針としては、確実に1議席を取りにいくということを考えるならば、その自分たちのリソースをどう配分できるかということで、確実性というところで数を決めていきたいということを考えています。なので今のところ、総数でどれくらいになるかということは、この場で申し上げることは難しい状態です。で、着実にその候補者とリソースのマッチングという部分が確実になったところから、皆さんにご紹介をしていくという段取りになっています。今の時点で総数はまだ申し上げられるところにないというところです。おそらく来週もうまくいけば発表できるかどうかというところだと思います。
司会:
ありがとうございます。続きまして、質問ございましたら挙手をお願い致します。いかがでしょうか。よろしければ。それ以外の質問にもいきますか?
山本太郎:
この都議選での質問というのはもう皆さんよろしいですか? 無ければじゃあ補足的に私がお話をして、その後にまた皆さんに都議選とは関係のないところでのお話を、質問を受け付けたいと思いますが。
末武あすなろさんはですね、結構何年もの間というか、私が国会議員になってからいろんな現場で目にする方だったんですね。で、例えばですけどもTPPであったりとか、例えばテロ等準備罪、も結局は看板付け替えただけの共謀罪ですよね。他にもそういった市民運動的な現場には必ずいるような存在であった、私の中にも印象があったってことですね。で、一方で山本太郎としての街宣活動であったりとか、ボランティア必要だっていう時には駆けつけてくださったりとか。で、先ほどもご本人のほうからお話がありましたけれども、れいわ新選組の旗揚げの時からボランティアスタッフとして選挙を支えてくださったり。で、選挙の時のみならず、日常的にポスター活動であったりとか、非常に、おそらくボランティア、全国にいるボランティアの中でも指折りの、一番活動量が多い方、熱のある方という、非常にありがたい方でした。
で、それだけの熱があるならばやはり現場、バッジを付けて現場で人々のお役に立つというようなお仕事をしていただきたいという思いも、私の中にやはり湧き上がってきたってことです。で、1月に、都議選に私たちが挑戦しますというお話をしたその後にすぐにお会いする。まあ会見が終わった後、時間をすぐに、もうすでにセッティングしてあって、会見が終わった後に、あすなろさんと都議で挑戦してみる気はないかというご相談をさせていただいたということです。なので一般公募というところからの候補者というわけではございません。あらかじめこちらからご相談をさせていただいたということです。特に熱心に政治活動をするだけの熱量があるならば、それをやはり政治家として前に進めていくということをやってみないかということに対して、前向きに考えていただいた結果、足立区から今回、都議選に挑戦をしていただくということになりましたということでした。すいません。ありがとうございます。じゃ、最後に意気込みのほうを簡単に語っていただいて。はい。
末武あすなろ:
私は2016年の4月から市民運動、政治活動を始めたんですが、やっぱりこう、いろんな現場に行ってもなかなか根本的に解決しないなということを実感するようになっていったんですね。どんなに声を上げても政治の場がもう先に決定してしまっているので、だったらやっぱり市民がどんどん政治の場に中から入っていって、どんどん新しい時代を切り開いていくっていうことを進めていかないと、これ、もう太刀打ちできないなと強く感じました。なので、今回の東京都議会議員選挙で足立区での活動、これからになるんですが、とにかく1人でも多くの方とお会いしてお話しして、私たちの思い、私自身の思いもそうですけど、れいわ新選組が掲げる政策だったり、東京都でどんなことをしていきたいかということをまずは知っていただいたり、そして日常的に困っている声とか、何か感じていることをどんどん聞いていきたいと思っていますので、ぜひ足立区の皆さん、これからお会いできるのを楽しみにしております。よろしくお願い致します。
山本太郎:
ありがとうございました。れいわ新選組都議会議員選挙において、足立区から立候補予定者でございました。末武あすなろさんでした。ありがとうございます。ありがとうございます。