山本太郎:
大きな音を立てて申し訳ございません。ただ今、マイクを握っておりますのは、れいわ新選組。れいわ新選組代表の山本太郎と申します。私たちれいわ新選組は小さな国政政党です。たった2議席しかない国政政党ですが、本日から始まる東京の都議会議員選挙にも挑戦して参ります。ここ足立区から、私たちれいわ新選組の候補者を擁立して参ります。【末武あすなろ】。このあと皆さんにもご紹介をさせていただきますが、【末武あすなろ】が私たちれいわ新選組の看板を背負って、ここ足立区から都議会議員選挙に挑戦をさせていただきます。
私たちれいわ新選組、小さな国政政党と申しました。たった2議席しかございません。そのうちのひとつは重度障がい者、木村英子。そしてもう1議席はALS難病患者の舩後靖彦。この2名が国会議員として活動している、それがれいわ新選組です。「障がい者、難病患者を国会に送り込んで、一体何を考えているのか?」そういうお声も頂戴致します。皆さんに考えていただきたいんです。日本は高齢化社会。これから寝たきり、そういう方々増えていきます。今、あなたが寝たきりという状態になった時に、この日本という国の中で人間の尊厳を失わずに生きていけるでしょうか? 私、山本太郎、自分自身が寝たきり、そういう状態になった時には現在のこの国ではどこかお荷物、そのような気持ちを自分の中で思いながら生きていかなければならない。そんな社会だと思っています。だからこそ変えなければならない。たとえ寝たきりになったとしても、あなたが人間の尊厳を失わず、豊かな人生を送れるような政治を今から作っていかなければならない。それを考えるならば、ある意味で寝たきり界のトップランナーとも言える、れいわ新選組の重度障がい者、木村英子。そしてALS難病患者の舩後靖彦。この2名がその議論の場、リードしていくという、非常に重要な役割を担っていると考えます。
れいわ新選組代表山本太郎、北千住駅前お邪魔しております。私たちれいわ新選組、ここ足立区から本日始まった東京の都議会議員選挙、ここ足立区から候補者、【末武あすなろ】を擁立して参ります。東京オリンピックもう間近に迫っています。本当にこのオリンピック開催していいものなんでしょうか? 一体誰が得をするオリンピックなんでしょうか? 答えは簡単です。「五輪貴族」、そう言われるような一部の者たちだけにお金を横流しするために形だけでもいいから開かれる、これが東京五輪です。まともに考えれば現在の東京において、このオリンピックを開くということは非常にリスクです。
昨年の12月から今年の1〜2月、感染者が増えていっている局面において、ここ東京がどのような状況になっていたか皆さんに、いま一度思い出していただきたいんです。救急車、病院見つからずたらい回し。入院が必要だと言われる患者3000人待機。心臓に関わる救急、そういうものを担えるはずの病院が、11もの病院が受け入れを停止してしまった。感染拡大、ここ東京で起こったときにはそれを受け入れられる、そのような医療は今、存在していません。その中で東京五輪、これが開かれたときには一体どのような状況になるか想像していただきたい。大勢の人々がこの国に入り、この国内でも移動をする。数百万人単位。これによって当然、コロナウイルスは拡大しそしてそれが全国に拡がる。この一点を考えるだけでもとても開けるもんじゃない。先日、菅総理が訪れたイングランドG7。コーンウォールサミット。ここにおいて何が起こったか? サミットが始まる前、そしてそのサミットが終わった後、比較すると感染者は(人口)10万人あたりどれくらい増えているか? 2450%上昇です。サミットという閉じられたイベント。そのような場においてもこれだけの感染拡大がある。東京オリンピック、このサミットの何倍の人たちが出入りするでしょうか?
東京都民の命、健康を守るのが東京都の仕事。この国に生きる人々の健康、そして命を守るのがこの国の政治の仕事。ある意味で、もうすでに政治は機能していない。あなたの命を守るより生活を守るよりも今、政治が一生懸命しているのは目の前の金のみ。これでは社会が崩壊してしまう。だから力を貸していただきたい。国が動きが鈍くても、言い方を選ばず言うならば、国がたとえポンコツであったとしても、あなたがお住まいになっているその自治体の政治が機能していれば、あなたやそしてあなたの大切な人たちの命、これは守られる。傷は浅くて済む。
だからこそ今日から始まるこの東京都議会議員、その選挙はぜひ注目をしていただきたい。コロナ、全く終わりがいつなのかも予測できない。コロナの終わりは見えていない、そんな状況です。けれども国は支援を次々に絞っている。持続化給付金、1回だけ、家賃支援金、終わった。雇用調整助成金、絞っている。終わりも見えていないのに出口戦略に立とうとしているこの国。そんなことになってしまえば事業者は倒れ、失業者が増え、自殺率は上がり、そして犯罪率も上がる。それはリーマンショックのときにしっかりと証明されている。今回のこのコロナ、リーマンショックを超える、そう言われています。そうであるならばやるべきことははっきりしている。徹底した財政出動、これを国が行っていかなければならないが、国は出口も見えていないのに出口戦略、要は予算を出そうとしない。そればかりか2020年の補正予算、30兆円ものお金を未執行。つまりは30兆円使えるお金を使わず、救える命、救える事業者を救わなかった。国が動きが鈍くても国がいくらポンコツでもあなたを守ることはできる。少なくとも今日から始まる東京都議会議員選挙、この選挙で東京を守って欲しい。あなたの大切な人を守っていただきたい。
私たちれいわ新選組は、この東京都に今、必要な政策、数々掲げております。すべてはご紹介できませんが、もし皆さんの中でご興味を持っていただける方いらっしゃいましたら、ただ今、配っておりますチラシ、もしくは、れいわ新選組ホームページで東京都の政策、そういったものを見ていただきたいと思います。
その中でひとつだけ最後に。私、れいわ新選組山本太郎が、れいわが東京に議席を有した場合に何を形にしていきたいか簡単に説明します。お願いだけ。お願いだけで行われる緊急事態(宣言)。緊急事態、お願いだけされても困ります。社会の動きが抑制されてしまえば、社会に回るお金も減ります。それによって給料を減らす人々、それによって仕事を失う人々、数々いらっしゃいます。東京都が調査を行った。生活調査(「都民生活に関する世論調査」)。このコロナによって生活苦しくなったか? それとも変わらないか? 変わらない方、6割。一方でコロナで生活が苦しくなった方々が33%。この33%を底上げしなければ、今、大丈夫だと言う方々にも遅かれ早かれ影響は及ぶ。当たり前です。私たちは同じ船に乗ってる。
社会は回るお金の数が減れば減るほど当然、その影響を受ける。当然、今やらなければならないのは底上げ。国はその底上げを徹底的にやらない。ならば東京都としてやるべき。例えば東京都にはその経済力が確かにある。世界の国と肩を並べるほど大きな力を持っているのが東京都。東京都のGDPを世界のGDPと比べてみると世界のGDPランキングの中で14位。東京都は世界のGDPランキングの中で14位。東京の経済力は韓国を上回り、東京の経済力はメキシコを上回る。ひとつの自治体でありながら国を超える存在、東京。国が機能しないならば、この東京都を機能させて、今、大変な思いをされてる方々にも底上げをし、今、大丈夫だと言う方々も守らなければならない。私たちれいわ新選組は緊急事態、緊急事態の際にはお願いだけではなく、一人一人に東京都からの10万円の給付。ロックダウンボーナス。緊急事態の際にはお願いだけではなく一人一人の都民に10万円の給付金、ロックダウンボーナスが給付されるようなことを形にしていきたい。そう考えています。
これは私たちだけの力ではなく、ここ東京都のオーナーであるあなたと一緒にやっていく。みんなの力で都民を一人一人守っていく。それをどうかお力をお借りできないですか? そのためにも、ここ足立区、今日から始まった都議会議員選挙、私たちれいわ新選組の看板を背負い、ここ足立区から候補者が立候補しております。紹介をさせてください。れいわ新選組で、ここ足立区から本日から始まった都議会議員選挙、立候補しています【末武あすなろ】、【末武あすなろ】でございます。
末武あすなろ:
北千住駅周辺ご通行中の皆さま、おはようございます。れいわ新選組公認、東京都議会議員候補の【末武あすなろ】です。本名です。ぜひ顔と名前を覚えてください。この3カ月間、足立区中を駆け回ってきました。そして元々、足立区はそんなにれいわ新選組、実は浸透していなかったんですが、私たちれいわ新選組あすなろ、そしてボランティアのみんなも一緒に足立区を駆け回る中で本当に素敵な光景がたくさん見えてきたんです。都内ってどうしてもなんかギスギスした雰囲気ってありますよね。でも足立区は公園もたくさんあるし、子どもたちも元気いっぱい遊び回っているんです。これって本当に素敵なことなんですよね。子どもたちが安心して遊ぶ場所がある。そして大人のギスギスしたこの社会のなんとも言えない雰囲気に飲み込まれていない。これって何よりも宝だと思うんですね。みんなが暮らしやすい世の中、それは政治によって作ることができます。
今、一人一人がなんとも生きにくい、お金や支払い、時間に追われる、そんな社会が出来上がっています。もう本当に悲しいことに、もう子どもたち、若い人の自殺が増えていく中で、これって政治の問題だよね、大人の責任だよねということを日々強く感じています。政治は私たちの生活のほぼすべてのことを決めているので、お金の話、また税金の話っていうと「はいはい、始まったよ」っていう空気、もうすごく伝わってくるんですが、政治で私たちの生活を底上げするといったら、とにかくお金を配るしかないんですよ。
今、コロナの緊急事態宣言、一応解除されましたが、まだまだ行動を制限させられていますよね。こんな状況で東京都が私たちの暮らし、まずは安心安全に過ごせるように何ができるかといったら、都民一人一人に10万円を配ることなんです。10万円じゃ足りないですよね。家賃払って終わり、そういう人もいるかもしれません。毎日の食事、もう削って削って生活費削って、そんな人生いつまで私たち送りますか? これは本当に政治の問題なんです。もう日本という政府、国がまともに機能していない。東京都もそうです。でも文句言ってるだけじゃなんにも進まないんですよね。私たちが今できること、それは一人一人、まず自分の命、人生を大切にすること。そして、今日から始まった東京都議会議員選挙で今の小池都政に対して、それどうなってるの?ってツッコミを入れる。そういう人を、つまりあすなろですね、私を都政に送り込む、そこにぜひ力を貸して欲しいんです。
皆さん一人一人、自信を奪われたり、なんか諦めさせられたりしてますが、そんな風に考えないでください。私たち一人一人が持つそのエネルギー、命、本当に大切にしていきたいんです。大人が諦めた姿って子どもはよく見ているんですよね。そんな姿を子どもたちに見せるんじゃなくて、一人一人が本当にイキイキと暮らせる、それは子どもも大人も関係なく今日、明日、明後日の心配をしないで生きられる、そういう社会を一緒に作っていきましょう。あなたのその1票をぜひあすなろに託してください。そして一緒に駆け抜けましょう。「あすなろに期待」とかじゃない、一緒に参加して、みんなでこの足立区、東京都を暮らしやすい、そういう世の中にしていきたいんです。
足立区でできていること、給食もね、すごく評判いいですよね。足立区でできていることを、もっともっと東京都内全域に行き渡らせて、そして日本全体でも子どもも大人も暮らしやすい、そういう世の中を一緒に作っていきたいんです。誰も本当に取り残さないで、そしてあなたの人生を決めるときにあなたを抜きに政治のこと決めちゃいけないんですよ。だからぜひ参加して欲しいんです。ボランティアという形でもいいし、もし足立区に住んでいなくても足立区の知り合いの方がいたらその人に話してみるのでもいいです。そしてこの1票、あなたの命と同じくらい重みがあります。ぜひ無駄にしないでください。あなたの人生を決める、本当に大切な選挙です。ぜひこの9日間、あすなろの行動、この活動にもご注目いただき、そして一緒に参加して、この東京都議会議員選挙作り上げていきましょう。どうもありがとうございます。
山本太郎:
マイク代わりました。れいわ新選組代表山本太郎と申します。ここ足立区から私たちれいわ新選組の看板を背負って都議会議員に立候補したのがこちら【末武あすなろ】。政治の経験はございません。そんな素人に何ができる? そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも考えていただきたい。政治のプロ、そう呼ばれる者たちに丸投げをした結果、この国はどうなりましたか? コロナが来る前から多くの方々が経済的には緊急事態。コロナが来る前から子どもの7人に1人が貧困。コロナが来る前から一人暮らし女性の3人に1人が貧困。これがコロナが来る前の日本です。
25年のデフレ、そこにコロナまでやって来た。そこに対しても人々を救う、この国の生きる人々の生活を再建する、そのことにも本気にならない国。それどころか救済策、支援策は絞り出している。政治のプロに丸投げした結果、私たちはこの先、どんな未来を生きていかなければならないのか。だからこそ、たとえ新人であっても自分がやりたいことが明確であり、そして決してぶれることがない。そのようなまっすぐな人間を1人でも多く、皆さんのお力で東京の都議会に送っていただきたい。私、れいわ新選組山本太郎の横に立っているのが都議会議員に立候補をした【末武あすなろ】、【末武あすなろ】でございます。どうか空気を読まない【末武あすなろ】、そのような人間を1人でも多く、議会の中に送り込んでいただきたい。あなたのお力が必要です。一緒に、あなたと一緒にもう一度この東京を、そしてこの国を立て直していく。あなたなしには成し得ない。あなたのお力が必要です。もしあなたが1ミリでも末武あすなろやれいわ新選組、その考え方に共感していただけるならば1票を投じるだけではなく、もうひとつお力をお借りできないでしょうか。今、私たちが手元に持っております、こちらの茶色い封筒。この中には、はがきが入っております。このはがき、公職選挙法上、許された選挙のアイテムです。選挙期間中、8000枚、8000枚を無料で皆さんにお配りすることができる。つまりは何か? 足立区内、足立区内のあなたのお友達を紹介していただきたい、そういうお願いです。
この公選はがきと言われるもの。私たち以外の政党、私たち以外の候補者、すべてにこれは認められた選挙のツールです。こちら、この茶色い封筒の中にはこのはがき5枚ずつ入っております。このはがきに、どうか足立区内のあなたのお友達、その方のご連絡先、そしてできればあなたからの一言メッセージを添えていただきますと幸いです。このはがきがお友達の手元に届いたときに、いきなり届いたらびっくりしないように、あなたからの一言のメッセージがあれば助かります。で、このはがきにあなたのお友達のご連絡先を書いていただいた後にそのままポストに投函すると、これは違反になってしまいます。ポストに投函せず、書いていただいたはがきは、もう一度封筒の中に戻していただく。その後、この封筒でポスト投函をしていただく、そのような仕組みとなっております。
一般的な政党は自ら持っているいろんな人たちの情報、名簿化されています。大きな企業やいろんな人たちと繋がりのある、そういった大政党はこの8000枚のはがきは、あっという間に埋まります。一方で私たちは企業やそのような団体には一切応援を受けていません。あなたのお力で、あなたのお力をお借りしながら拡げていく、そのような草の根の選挙でございます。どうか【末武あすなろ】に1票を投じていただけるならばそれは非常にありがたいお話ですが、それに加えてぜひこちらの公選はがき、公選はがきが入った封筒をお持ち帰りいただけると助かります。ぜひお力を貸してください。
政治は変えられる、当たり前の話です。なぜならばこの国の最高権力者、この国のオーナーは誰か? この国に生きるあなたです。選挙のときには、そのオーナーたちが50%の人たちが票を捨てている現在、最高権力者がもう一度この国を変えよう、そして東京都を変えよう、そういう気持ちになられたときには政治は動きます。あなたの力なしには成し得ない。あなたがいなきゃ始まらない。どうかまずは今日から始まったこの東京都の都議会議員選挙、ぜひご注目をいただいた上で【末武あすなろ】、【末武あすなろ】にあなたのお力を貸してください。れいわ新選組代表山本太郎、北千住前お邪魔を致しました。
今日から始まる都議会議員選挙、ここ足立区から私たちれいわ新選組の看板を背負い、立候補させていただいたのが【末武あすなろ】。空気は読みません。しがらみもない。だからやれる。真っすぐにあなたのためだけに動ける人間。あなたと都議会を繋ぐパイプ、その役割を【末武あすなろ】に担わせてください。あなたの1票のみならず、どうか横に拡げていただきたい。大きな政党、数々この足立区から立候補をしていますが、私たちもその中で草の根で1議席を獲得したい。空気を読まない、そのような議員を東京都内にも東京都の都議会にも送り込んでいただきたい。【末武あすなろ】、【末武あすなろ】。私たちれいわ新選組、ここ足立区の候補者でございます。どうかあなたのお力を貸してください。長時間にわたりマイクを握らしていただきました。れいわ新選組代表の山本太郎と、そして今日から始まる都議会議員選挙、ここ足立区から私たちれいわ新選組の看板を背負った候補者、【末武あすなろ】でございました。ありがとうございました。