山本太郎:
大きな音を立てて申し訳ございません。ただ今、マイクを握らせていただいている私、れいわ新選組、変わった名前でごめんなさい。れいわ新選組の代表山本太郎が皆さんの街にお邪魔を致しております。れいわ新選組と申しました。小さな国政政党です。たった2議席、2議席しかございません。そのうちのひとつ、重度障がい者の木村英子。そしてもうひとつの議席をALS難病患者の舩後靖彦。この2名が現在、国会で活動をさせていただいております。障がい者とか難病患者、国会に送り込んで一体何を考えているのか。そのようなご意見を頂戴することもございます。でも皆さんに考えていただきたいんです。日本は高齢化社会。この先、寝たきり、そのような状況になる方々、非常に増えて参ります。もしあなたが寝たきりという状態になった場合、日本という国で胸を張って生きていくことができるか? 人間の尊厳を失わず、日本の中で生きていくことができるか? 私、山本太郎、自分自身がもし寝たきりという状況になった場合にはどこか社会のお荷物になった、そのような気持ちを持ちながら人生を生きなければならない、それが今の日本の社会だと考えます。だからこそこれから寝たきりという状態の方々が増えるならば、これを人間の尊厳を守れる、たとえ寝たきりでも胸を張って生きられるという社会に変えていくしかない。そのために、れいわ新選組の国会議員、重度障がい者の木村、ALS難病患者の舩後、この2名は、ある意味で寝たきり界のトップランナー。その2名が国会の中でこの議論をリードし、そのような社会に変えていく原動力になっていく。私たちれいわ新選組はそう考えております。
れいわ新選組代表山本太郎、皆さんの街でマイクを握らせていただいております。国政政党と申しましたが、東京の政治にも関わって参ります。東京の政治を変える東京の都議会議員選挙、すでに始まっております。私たちれいわ新選組からは、ここ世田谷で【ふうさわ純子】、30年看護師を務めてきた【ふうさわ純子】が立候補を致しました。皆さんに考えていただきたいんです。東京オリンピックの強行開催、これによって一体この先、日本はどのような状況に直面するでしょうか。おそらく東京オリンピックを開いてしまえば、海外から数十万単位の人々が入り込み、国内でも数百万人単位の移動が始まる。それによって当然、感染は拡大です。感染が拡大すれば、医療はひっ迫。
思い出していただきたいんです、昨年の12月、今年の1〜2月。東京で感染者が増えたときに、東京の医療、どうなっていましたか? 救急車は、たらい回し。すぐにでも入院が必要という方々が3000人以上待機。心臓の手術が行える救急病院、11もの救急病院が受け入れを停止。これが、感染拡大における東京都の医療の現実。つまりは何か? 完全にキャパオーバー。対応ができないという状況です。その状況の中で東京オリンピックが開かれれば、当然、医療はひっ迫。下手をすれば医療は崩壊してしまう可能性がある。つまりはあなたがコロナ以外の病気になった際に病院にも行けない。そのような状況が出てくる可能性がある。それは絶対に止めなければならないし、変えなければならない。これができるのは誰か? 政治です。東京都の医療をあなたの手で守っていただきたい。東京オリンピック、それだけ大きなイベントですから、多くの方々がこの日本の中を移動する。
皆さん、先日行われたG7サミット。イングランドのコーンウォールという地域で行われたG7サミット。世界の首脳が集まるサミット。当然、ここは厳重な警備、その地域に入れる人たちは限られた者たちだけです。閉じられたイベント。このG 7サミットの前、後、感染者がどれほど増えたか。(人口)10万人当たりで見ると、2450%増です。このようなG7サミットでも確実に感染者を増やす。そうであるならば、東京五輪ならばどのようなことになるのか。だからこそ備えなければならない。東京の医療をあなたに守っていただきたい。東京の医療を守るために、医療の現場にいた、30年看護師をやってきた【ふうさわ純子】。東京都の医療を守るために、その先頭に立たせてください。どうか、【ふうさわ純子】の訴えをお聞きください。
ふうさわ純子:
こんばんは、【ふうさわ純子】です。東京都議会議員選挙に立候補致しました【ふうさわ純子】です。れいわ新選組公認、山本太郎代表の応援を受けて無事立候補の届け出を致しました。感謝申し上げます。そして今、足を止めてくださっている皆さん、本当にありがとうございます。私、【ふうさわ純子】は看護師です。医療の最前線とも言える現場で30年間働いて参りました。一人一人の患者様と向き合って参りました。この1年半、コロナ禍のような状況が起きるとは思ってもみませんでした。ますます体制がひっ迫する医療、利権がらみの医療体制となってきて、私、【ふうさわ純子】は医療の現場にまだいたかったけれども、いったん看護の仕事を離れて今、ここにおります。政治を変えなければ、あなたの命を優先にする社会は作れません。
オリンピック、反対して参りましたが、どうやらもう開催されそうな勢いです。オリンピックが開催されると感染が拡大することは、もう誰にもわかっているはずです。人の往来が感染を招くから、私たち自粛させられているんです。密になることをやめるよう言われているんです。ところがオリンピックのためなら何万人もの、何十万人もの人々の往来を作るんです。それが政治です。間違った政治です。命は、あなたの命は何よりも尊いんです。その命をないがしろにしているのがオリンピック。利権ありきの政治、東京都政です。
私、医療従事者として、ぜひとも現場の声を東京都議会に届けたい。医療現場、もしこのままだったら、コロナにかかった人も診ることができないかもしれないんです。そしたら水で溺れたような状況でも自宅待機、そのようにして、残念ながら亡くなっていた患者さんもおりました。他の病気にかかったときもそうです。すぐに診てあげることができませんでした。私たち医療従事者はそのような患者さんを目の前にして、とても苦しかった。もう二度とあのような苦しみは味わいたくありません。看護師の【ふうさわ純子】、医療現場を知らない者が政治をつくるから、今のような状況になってるんです。私【ふうさわ純子】は、医療現場、生の状態を知っている者として、東京都政に挑みました。
オリンピックが残念ながら開催されようとしている今、オリンピック後のことを考えなくてはいけません。感染者用のベッドをもっと作らないといけません。今ある一般床を感染者用のベッド、そして集中治療室用のベッドに変えないと、たぶん対応できないです。そして医療従事者も増やさないと、そういった患者さんに対応ができません。今からでも潜在看護師や医療従事者をトレーニングして、不安を払拭して、すぐに危機的状況に対応できるように、いえ、危機的状況を作ってはいけません。あなたの命のためです。
私、【ふうさわ純子】、ぜひ医療従事者として東京都政に臨み、オリンピック後、失われなくていい命が失われないように臨みたいです。ぜひ【ふうさわ純子】を、東京都議会へ送ってください。あなたの力も借りたい。【ふうさわ純子】へ、どうぞ力を貸してください。あなたの力が必要です。ぜひとも医療従事者を東京都政へ、世田谷区から看護師の【ふうさわ純子】をぜひよろしくお願い致します。ありがとうございます。
山本太郎:
ありがとうございます。ここ、世田谷から、医療従事者です。30年看護師をやっています。【ふうさわ純子】。自分の人生を一度横に置き、現場を離れ、政治に足を踏み入れました。ずいぶん素人っぽい人だけど、議会でそんなことやっていけるのかしら、そういう疑問を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。政治のプロ、政治のプロと呼ばれるような方々に政治を丸投げした結果、社会は大きく壊れました。コロナが来てからこの国は壊れたんじゃない。コロナが来る前からすでに壊れていた。コロナが来る前から、子どもの7人に1人は貧困。コロナが来る前から、一人暮らし女性の3人に1人が貧困。政治のプロ、そのような者に丸投げされた後、この国は、私は壊れていると、そう考えます。そうであるならば、たとえ新人であったとしても自分の中で確実に形にしたいこと、目的、揺るぎないものがあって、決して嘘をつかない、長いものには巻かれない、そのような人材を私たちは都議会に送り込みたいと考えております。30年。看護の現場でその身を捧げてきた【ふうさわ純子】。東京の医療を守るために、ぜひあなたのお力をお借りしたいんです。
先日、【ふうさわ純子】と、これからのオリンピック後、感染が拡大し、医療はひっ迫崩壊。そういうことに繋がらないためには一体どのような施策が必要か。山本とふうさわ、話をしていました。ふうさわが先ほど話した潜在看護師、日本国内には70万人いるといわれています。その処遇、十分に与えるだけではなく、その事前のトレーニングも必要であると。そればかりでなく、何よりもメンタルケア、ここが非常に重要なんだということを力説していたのが、ふうさわです。
そのとき、恥ずかしながら勉強不足だった山本太郎、自分の中でいろいろ調べると、ある調査に行き着きました。日本国内では行われていない調査です。何か? このコロナ禍で医療従事者がどのように心を痛めてきたかという調査、イギリスで行われていました。イギリスのNHS、イギリスの国民保健サービス。ここに所属している850名の医療従事者、もちろんそこには看護師、救急隊員、他にも医学生もいます。850人を対象に調査を行った結果、わかったことは何か? 70%以上の人たちが、精神に対して、心の中で何かしら変調を起こした。そして一番重かった部分が850人のうち320人にも及ぶ方々が自殺を企てた。いわゆる自殺未遂です。医療現場で、ただでさえ逼迫している、それのみならず、命の選別というものを日々行わなければならないような現場において、医療従事者にのしかかるプレッシャー、尋常ではございません。日本国内においても1人の従事者に対する荷重があまりにも重過ぎて、心が折れればもうそれで終わりになってしまう、そういう声もたくさん聞いてきているのが【ふうさわ純子】。何としても東京の医療を守らせていただきたい。東京の医療を守れるのはあなたです。都議会議員選挙、昨日から始まっておりますが、ここ世田谷からは【ふうさわ純子】、【ふうさわ純子】にあなたのお力を貸していただきたい。東京の医療を守れなかったとき、そのリスクはあなたに及びます。一方で東京の医療を守ることができればあなたの健康と命を守れます。30年、命の現場で身を捧げてきた【ふうさわ純子】、どうか、あなたの力で議会に送り込んでいただきたい。
もし、【ふうさわ純子】にあなたの1票いただけるということならば、これほど嬉しい、そして価値のある、重い1票はございません。ただ、確実に【ふうさわ純子】を議会に送るために、あなたにもうひと押しお力をお借りしたいんです。今、私、山本太郎が手に持っている茶色い封筒。この封筒、中を見ますと、はがきが入っています。このセット「公選はがき」と申します。これは公職選挙法、選挙のルールの中で許された選挙のためのツールです。1人の候補者当たり8000枚使えます。大きな政党は、もう既に大企業、宗教、いろんな団体などにより、数々の個人データを集めておりますので、こういった8000枚はあっという間にはける。一方で、完全草の根、私たちれいわ新選組はあなたのお力添えがなければ横に拡げていくことができません。あなたのお力で、あなたの1票を2票に、2票を3票に、横に拡げるためのこのツール。どうか、あなたのお力をお貸しいただけないでしょうか? 中にはがきが入ってると言いました。裏を返したら宛名、宛先が書いておりません。つまりは何か? 世田谷区内にお住まいのあなたのお友達をご紹介していただけないでしょうか? そういうことでございます。あなたの1票を2票、3票と横に拡げることにより、【ふうさわ純子】が議会に進むことができる。どうかあなたのお力で、もうひと押しで、東京の医療を守る先頭に【ふうさわ純子】を立たせていただけないでしょうか? ただ今、私が紹介しましたこの公職選挙法上許された選挙ツール、公選はがき、私が立っております右後ろ、皆さんから見たら逆サイドになるかもしれません。あちらのほうでお渡しを致しております。どうか、あなたのお力お貸しください。【ふうさわ純子】から、もしあればお願いします。
ふうさわ純子:
本日はご清聴していただき、ありがとうございます。私、【ふうさわ純子】、東京都議会議員選挙に立候補しております。ぜひ医療従事者を都政に送ってください。看護師30年の経験を必ず東京都政に活かして参ります。医療従事者を世田谷区から東京都政へ。一人一人を大切にする東京へ。看護師の【ふうさわ純子】へ、ぜひあなたの力を貸してください。【ふうさわ純子】です。どうぞよろしくお願い致します。今日はありがとうございました。
山本太郎:
ありがとうございます。【ふうさわ純子】、医療の世界で30年。そのノウハウ、そればかりか、現場の声、経験、こういったものを議会に持ち込む。そして今、足りないものをしっかりと底上げしていく。このような現場の人間、医療の当事者が、今、議会に必要なんではないでしょうか。何がなんでも開くんだ、東京オリンピックを。けれどもそれによる結果、何かしら問題が起こったとしても誰も責任を取らない。それでは都民が、この国に生きる人々が全く救われません。だからこそ私たちは備えなければならない。東京で医療がひっ迫してしまえば、多くの人々が医療にアクセスをできなくなってしまう。このような事態を回避するためには政治を動かすしかない。あなたにはその力がある。この東京都のオーナーは、東京都の都民です。東京都を変えることができるのはあなたです。どうか、30年医療の現場で、その身を尽くした【ふうさわ純子】。身を捧げた【ふうさわ純子】。30年、医療のスペシャリストを東京の医療を守る先頭にどうか立たせていただきたい。あなたのお力をぜひお貸しください。どうか帰り際には、こちらの公選はがきお持ち帰りいただけると助かります。
そして加えまして、れいわ新選組、私たちテレビ新聞などではほぼ取り上げられません。口を開けば余計なことを言う、そんな存在でございます。なので、テレビ新聞から情報が流れない分、私たちが何を考え、そしてどのような政策を訴えているのか、なかなか伝わりづらくあります。ぜひボランティア登録、ボランティア登録をして、直接繋がらせていただけないでしょうか? ボランティア登録、名前はそのようになっておりますが、究極はボランティアしていただかなくて結構です。本日もボランティアの皆さんがお手伝いいただいたので、私たちはこの場でマイクを握れていますが、究極はボランティアをしていただかなくても結構です。
まずは私たちと繋がって、れいわ新選組が東京都で何を考えているのか、何を形にしたいのか。国政において、れいわ新選組が何を形にしたいのか。そのようなことをぜひ皆さんに知っていただければと思います。どうかボランティア登録、そしてお帰り際には公選はがきをお持ち帰りいただけると幸いです。
あまりにもあり得ない。世界のどの国に日本のような状況のまま、オリンピックを強行できる国があるのか? おそらくひとつもございません。そんな中で、何がなんでもゴリ押しされるというオリンピック。当然、ゴリ押しされれば感染者は増え、医療は逼迫、下手をすれば(医療)崩壊です。実際に年末年始の中で大阪の医療は崩壊をしました。つまりは入院もできず、自宅で命を失う方々が大勢いたということです。この東京はどうでしょうか? これほどの大きな人数が動く、数百万人が動く、これだけの大イベントをここ東京で開くことは、これは引き換えになる。都民の健康、都民の命と引き換えになる。そればかりか医療従事者、この方々の健康、生命とも、これは引き換えになる。この東京五輪、あまりにも常軌を逸したような状態で行われる五輪を何がなんでも推し進める、そのような政治を私たちは今、止めようとしていますが、これが止まらない場合にも私たちは備えなければならない。あなたの大切な人の命、あなた自身の命、どうか【ふうさわ純子】に守らせていただきたいと思います。30年、医療の現場でその声を聞き、そして命の灯火、守ってきた【ふうさわ純子】でございます。【ふうさわ純子】からも最後、もう残り2分ほどしかないですけれども何か一言あればぜひお願いします。
ふうさわ純子:
聞いていただいてありがとうございます。看護師の【ふうさわ純子】、大好きな看護の現場を離れて、今ここにいます。あなたの命がないがしろにされている政治、私は変えたい。だから【ふうさわ純子】、こんな慣れない場にいます。子どもとも会っておりません。寝姿しか見てません。【ふうさわ純子】。すいません。昨日から選挙戦始まりました。ぜひ【ふうさわ純子】にあなたの力を貸してください。医療従事者が政治に必要です。どんなに専門家が何か言っても、何も応えてくれないじゃないですか。医療従事者の声、私、必ず東京都政に繋げます。言います。はっきり言います。看護師の【ふうさわ純子】、ぜひ東京都議会へ。世田谷区から医療従事者、【ふうさわ純子】をどうぞよろしくお願い致します。あなたの力を貸してください。よろしくお願い致します。
山本太郎:
手のひらは返しません。嘘もつきません。長いものには巻かれません。なぜならば彼女には自分のやるべきことがはっきりしているから。それは都民の命を守ること。都民の命を守るためには医療現場を崩壊させてはならない。当然、それによって自身のこれまで出会ってきた仲間、そしてまだ出会っていない仲間たちの命も守ることになる。どうかあなたの1票で、そして2票、3票と横に拡げていくあなたのお力で、医療従事者の命、健康を守っていただきたい。あなたのお力で、東京の命を守っていただきたい。救急車がたらい回し、そのような事態を極力防ぐためにも、すぐにでも入院が必要とされてる人たちが、いつまでも入院ができず、結局は自宅で命を落としてしまうようなこの現実を一刻も早く変えないことには、これは浮かばれません。それを変えられる、そこにテコ入れをできるのは政治、それを動かせるのはあなた、あなたがこの東京都の最高権力者です。どうかお力を貸してください。【ふうさわ純子】、30年、医療の現場でやってきたスペシャリスト。この東京の医療を守れるのは【ふうさわ純子】。この東京の医療従事者を守っていくのは【ふうさわ純子】。どうかあなたとあなたの大切な人の命を守るためにも、【ふうさわ純子】にお力をお貸しください。そしてこちらの公選はがき、どうかあなたの1票を横に拡げるためのツールです。お力を貸してください。【ふうさわ純子】です。ありがとうございました。