【街宣動画・文字起こし全文】山本太郎代表×都議選 足立区 末武あすなろ(れいわ新選組公認 東京都議会議員候補)2021年6月28日 綾瀬駅西口

山本太郎:
駅前で大きな音を立てて申し訳ございません。ただ今、マイクを握らしていただいている私は、れいわ新選組。れいわ新選組の代表山本太郎と申します。なんなんだよ、その変な名前は。よく言われます。国政政党でございます。たった2議席、たった2議席しかございません。小さな国政政党、れいわ新選組代表の山本太郎が綾瀬駅にお邪魔を致しております。お仕事お疲れ様でした。そしてこれから2つ目、3つ目の仕事に向かわれる方もいらっしゃると思います。本当にご苦労様です。私たちれいわ新選組、小さな国政政党であると皆さんにお話をさせていただきました。その2議席のうちのひとつ。重度障がい者の木村英子。そしてもうひとつの議席をALS難病患者の舩後靖彦。この2名が国会議員を務めているのが私たち、れいわ新選組でございます。障がい者とか難病患者、国会に送り込んでやり過ぎなんじゃないの? 何をしてるんですか? そういうご意見も頂戴致します。でも皆さんに考えていただきたいのは日本は高齢化社会です。これからさらにそれが加速します。つまりは寝たきり、寝たきりという人々がどんどん増えていく。あなたがもし寝たきりという状態になったときに、この日本という国の中で人間の尊厳を守りながら胸を張って生きていけるという社会が目の前にありますか? マイクを握っている私、れいわ新選組山本太郎。もし自分が今、日本の社会の中で寝たきりになってしまえば、自分自身は社会のお荷物だ、そう思いながら人生を終えなければならないのではないかと自分の中で非常に怖い。そんな社会変えなきゃならない。これからの日本社会が高齢化、それが加速し、寝たきりが増えていくのであるならば、たとえ寝たきりであったとしても人間の尊厳を守り、そして胸を張って生きていける、そんな社会を今から作るしかない。

私たちれいわ新選組の2人の議員。1人は重度障がい者木村英子。そしてもう1人はALS難病患者の舩後靖彦。この2名、ある意味で寝たきり界のトップランナーです。その2人が国会の中に入り、この国ではこれまで描かれてこなかった実際の老後、しかも寝たきり以降の人生というものをしっかりと底上げできるような議論を国会の場で始めていく、その必要があると考えております。れいわ新選組代表の山本太郎が、綾瀬駅前お邪魔を致しております。この数十年の間で日本は大きく地盤沈下してしまった。皆さんはどう考えられますか? 25年以上のデフレ。社会にお金が回らず格差は拡がるばかり。コロナが来たから大変になったんじゃない。コロナが来る前から多くの方々が大変な状況に置かれていたのが日本である。コロナが来る前の日本、子どもの7人に1人が貧困。コロナが来る前の日本、一人暮らし女性3人に1人が貧困。コロナが来たからしんどいのではない。コロナが来る前から多くの方々がデフレにより格差が開き、収入を減らし、目の前の生活だけで精いっぱい、そういう状況にどんどん追い込まれていたんだってことです。

つまりは何か? その責任はどこにあるのか? もちろん政治です。なんでもかんでも政治のせいにして楽ですね。そういうこと言われることあります。でも違います。私たち一人一人は、この国に生きるすべての者は、政治が作ったルールの外には出られません。すべてのルールを作るのは、その基礎となるものを作るのは国会です。国会の中であなたの首が絞まるような法律も作られることがあれば当然、あなたの首は絞まっていく。この25年の間でデフレが作り出されるような社会を作ったのは何か? 政治です。どのようなもので作られたか? 労働環境の破壊。それによって使い勝手のいい労働の調整弁、大量に作られました。すなわち何か? 非正規労働者。労働者の今や4割を超える非正規労働者。会社側の都合でいつだって首切れる。でも労働者側は半年後、1年後の自分は見えない。収入は減る。このコロナ禍においてもまず最初に首を切られたのが非正規じゃないですか? 多くの非正規の方々が仕事を失ったり、そういう状況の中で本来ならば徹底的に底上げをするということを、国がやらなければなりませんけれども全く足りていない。

話を戻すと、25年のデフレ。コロナが来る前からすでにこの国は地盤沈下をしていた。その原因を作ったのは政治。例えばとして、今、ひとつ、労働環境の破壊ということを皆さんにお伝えした。他には税の取り方を歪めた。企業側にとってコストは2つ。ひとつは働くあなたと、もうひとつは企業側が払うべき税金。この税を安くするために導入されたのが消費税。「消費税って社会保障のために必要なんでしょ?」。いいえ、一部しか使われてません。消費税が導入されたのは1989年。その当時の前の議論に戻ると何が言われているか? 直間比率の是正。社会保障のために消費税が必要だなんて言われてません。

直間比率の是正。何か? 直、直接税。法人税や金持ちに対する所得税、これを下げるために間接税として何かの導入が必要。それが消費税。消費税が上がるたびに法人税は下げられ、消費税が上がるたびに金持ちへの所得税が下がってきた。社会保障のために必要? 一部しか使っていないのに? そればかりでなく、税の取り方は消費税以外にもあるのに? やってることむちゃくちゃです。なぜか? 消費税とはどのような作用効果がある税金でしょうか。消費税とは消費を冷やす役割があります。なぜ冷やす? 冷やさなければならない状況として考えられるのは、景気が過熱し過ぎて物が売れ過ぎてインフレが進む。インフレの悪化を防ぐためには、消費を冷やすしかない。そんなときには消費税、非常に意味のあるものです。消費の過熱を防ぐ。それによってインフレの悪化を防ぐ。

ちょっと待って。でもこの国では97年以降、消費の過熱なんて一度でもありましたか? つまりは何か? 消費が過熱するどころか、消費が冷え込んでいる、冷え込み続けているこの国の中で、消費税を上げ続ければどうなるか? さらに消費は冷え込み続ける。消費が冷え込めば、当然、他のものも減っていきます。何か? 所得が減る。あなたの消費は誰かの所得に回る、そういう形ですから。あなたが払ってくれた、何かを買うためにお金を払ってくれたそのお金は誰かの給料に回っていく。誰かの消費は誰かの所得。当たり前の関係性。消費が減れば所得が減る。当たり前。25年以上デフレとは何か? 25年以上、消費が落ち続けている。つまりは所得が減り続けている。国がやっていることは何か? 景気が過熱もしていないのに景気を冷ますための税金を熱心に上げ続け、この国から消費、需要を奪い続けた。

需要って消費と投資ですもんね。物が売れなければ企業だって設備投資をしない。社会にお金が回らないというような状況に国が率先して、それをやり続けた。結果どうなったか? この25年の間に所得、多くの方々が下がってます。厚生労働省、国民生活基礎調査。その中で所得の中央値というものを見てみれば、この25年の間に、この中央値、低い所得から高い所得までの真ん中、所得の中央値は25年間で108万円も低下している。やっちゃいけない経済政策を連発し続け、多くの方々を貧しくした上で、この国の物を作る力、チャレンジする力というのを削ぎ続けてきたのがこの国の政治ですよ。

その先頭立ってるのは誰? 自民党ですよ。途中、政権交代もありましたが、その政権交代は長くは続いてない。ほんの2、3年。間違った経済政策によってこの国を貧しくし、人々から自信を奪って生きづらい社会にし、死にたくなるような社会を作り上げたのは、その先頭に立ってんのは自民党ですよ。それに対してなぜ自民党に票を入れる? お金もらってる? だったら入れるしかない。仕事もらってる? だったら入れるしかない。でもそれ以外で自民党に票を入れ続けるということは、ある意味でのこれ、自傷行為。中央値を108万円低下させ続けるような25年を作り出したこの国。

97年以降のデフレが25年止まらないこの国に対して、消費税を上げ続けるなんて真逆の政策。経済オンチか、もしくは人々に対してのDVをし続ける者かどちらかですよ。あまりにもあり得ないことが政治によって積み重ねられた結果、この社会は死にたい社会になった。毎年2万人が戦争も紛争もないのに死んでいく。自分で自分の命を絶つ。毎年53万人が自殺未遂をする。10代から40代までの死因、死ぬ原因の1位、自殺。子どもから大人まで。死にたくなる社会が私たちの日本。

この国変えたいんですよ。こんな絶望に淵に立たされ続けて多くの人々が病んでいくような社会、どっかで止められるのは誰かっつったら政治しかないんですよ。この社会を壊したのが政治であるならば、この社会を変えられるのも政治。その政治、すごくシンプルなものなんですよ。パワーゲームなんですよ。じゃあ、それを誰が変えられるか? 「政治家でしょ?」 もちろん現場で作業をするのは政治家。でもその政治家を生み出すのは誰か? この国の最高権力者じゃないですか。この国の最高権力者って誰かっつったら、あなたですよ。今、電車で降りて、綾瀬駅前降り立って来たあなたがこの国の最高権力者ですよ。にも関わらず、多くの方々は、自分にはそのような強大な権力があるとも思わず、自分の力では世の中なんて変えられないと絶望し、政治に背中を向ける。その政治に背中を向ける方々、国政選挙においても50%を超える。50%の株主が株主総会のときに決議権を放棄する、そんな会社聞いたことある? 50%の権力者が、この国の行方を決める選挙において、50%も票を棄てれば、意図的にこの国を自分たちの思い通りに動かそうと思っている者たちにこの社会は作り変えられてしまいますよ。

結果どうなったか? 一番シンプルなところで組織票や企業献金、こういうもので応援されているような議員たちが国会の中の多くを占めるようになった。その結果、誰のために一番得な法律ができるか? 議会の半分以上、自分たちの身内で固めればどんな法律も変えられる、どんな法律だって作り出せる。先ほど言いました、企業にとってのコストは何ですか? 2つあります。ひとつ、税。ひとつ、働くあなた。労働環境を破壊し、税金の取り方を歪めた結果、この国は貧しくなり続け、一部の者だけは肥え続けた。2019年、大企業はあのバブルを超えるほどの高収益だった。皆さんの中で2019年の段階でバブルを超える所得を手にした方、この中でどれくらいいらっしゃいます? いらっしゃったら私たちに政治献金いただきたいんです。いらっしゃらない。そりゃそうですよ。ま、言いませんわね。はいはいはいとは言いませんわね。すいません。

あまりにもおかしな世の中はどうやって作られたか? もちろん政治による積み重ね、それによって徐々に社会は壊れていった。だからこそ変えたい。それは変えられる。何で? 政治で。政治を変えるにはあなたの存在なしには、これは変えられない。あなたがこの国の最高権力者。自分が生きるだけで精一杯。そういう中で自分が権力者とは思いづらいかもしれない。でもそうじゃない。自信を奪われているだけ。常日頃から生産性で物事が語られる。常日頃から自分が何かの役に立っていないと存在しているということを認めてもらえない。会社の役に立つ、地域の役に立つ、家の役に立つ、国の役に立つ。何かしら役に立っていないと生きてちゃダメだというような刷り込みが強い。そんなの間違ってますよ。あなたの価値を決められるのはあなたしかいない。あなたの価値を決められるのはあなたしかいないばかりか、あなたの価値を決める必要もあなたはない。あなたはただ生きてるだけで認められる、祝福されるという、そういう社会にしていかないと人は壊れる。どこまで壊れるかって? 感染者が拡大していっている中で、押さえ込みもできていない国が、強行でオリンピックが開けるくらい。

国の基幹統計、数々のデータが、すべて改竄(かいざん)されたりとか、まともなデータが取れない国になったり、公文書も改竄、偽造が当たり前になり、国会でも数百回にわたって虚偽答弁を行った総理がいまだに捕まってない。そんな国になる。

子どもたちが貧困という状態になっても、「子ども食堂、応援します」と、マヌケなことしか言わない国になる。このコロナの中で、25年のデフレに加えてコロナという状況の中で、今、最も役目を果たさなきゃいけないのは政治ですよ。世界見てみてください。日本とは違ってコロナの問題だけ。消費が減って、需要が減ったから、社会にお金回ってないから、その分、国がお金入れるって。アメリカではもう600兆円ものお金入れてますよ、600兆円。追っかけ300兆、400兆のお金入れるっつってる。どうしてそれだけのお金入れるかって? 社会壊れないようにするためです。

事業者が倒れる、失業者が生まれる、自殺者が増える、犯罪率が上がる。この国も経験しましたよ。リーマンショックで。そのリーマンショック以上のことが今、起こっているにも関わらず国は金を出さない、逆に絞り続けている。持続化給付金終わり、家賃支援金終わり、雇用調整金絞っている。そればかりか、この先日明けた緊急事態に対しても補正予算さえ組まない。補正予算組まないどころか、その前に2020年度に組んだ補正予算で30兆円ものお金を余らせた。補正予算組まなくていいんです、30兆円余らせてるんでってドヤ顔してる。30兆円お金を余らせたということは、30兆円助けられる命があったし、30兆円分助けられる事業者がいたはず。世界中が大胆に自国通貨を増やしながらお金を入れていっているのに、この国はその支援を絞り続けて、この先、体力のないものは倒れろという方向性にいこうとしている。

国が壊れると、ここまで極まるってことなんですよ。だから助けて欲しい。だから助けて欲しい。それを助けられるのは国ではなく、その国のあり方を決められるこの国の最高権力者、あなたの存在でしかない。ラッキーなことに、今年の秋には、そして来年には選挙がある。衆議院選挙と参議院選挙。ここで暴走を続ける政治に対してブレーキをかけられるのはあなたの力でしかない。一方で目の前には東京都を守るための選挙がもう始まっている。東京の都議会議員選挙。すべては選挙なんですよ。政治家だから口を開けば選挙のことを言う。でも違う。選挙でしかジャッジできない。そのときにあなたがしっかりとその意思を示してくれなければ、東京も救えない、この国も救えない。この国を救うためにはあなたの力が必要なのに。ぜひ力を貸していただきたい。

私たちれいわ新選組、すでに始まっている東京の都議会議員選挙にも私たちの候補者を擁立しています。国がちゃんと動いてくれない。それによって被害を被るのは、その国に生きている人たち。けれどもあなたがお住まいになっている自治体がしっかりと政治をやってくれるならば、あなたもしくはあなたの大切な人への傷は浅く済む。そのためにも選挙が目の前にある。これはある意味でラッキーですよ。考えてみて欲しいんです。オリンピックやるんですね、強行で。オリンピックやったら何が起こるか? 当然、感染者増大します。歯止めがかかりません。先日、G7サミットありました。イングランド、コーンウォール、そういう地域で。ここにおいてサミット始まる前と後で比べてみたら(人口)10万人中の感染者、2450%増。サミットってむちゃくちゃ警備厳しいですよ。その地域に入られる人たち、極端に絞られますよ。そのような地域においてもそれだけの感染の拡大が見られたってことは、東京オリンピックどうなる? 数十万人単位で海外から入ってくるんでしょ? 水際はザル。それに含めて国内での移動も100万人、200万人単位になる。

「東京には来ないでください、県境を越えないでください」。そう言いながら、世界中の国境を越えて東京に集結し、その中に一定みんな留まり、元々あったいろんな変異(株)もそうだし、持ってこられるものもあるだろうし、最強レベルのものをまた再輸出、国内にも再拡大。だからやっちゃダメなんですよ。オリンピック。にも関わらずこのまま暴走して開催する、そういう姿勢です。

そんなことにされてしまえば何が起こるか? 東京の医療、まず逼迫しますよ。東京の医療状況、皆さん覚えてますか? 昨年12月、今年の1〜2月。東京の医療、どのような状況に陥ったか? 救急車、たらい回し。5時間待っても行き先が決まらない。入院必要な患者3000人待機。心臓の手術が行える病院、11もの病院で受け入れ停止。それが先日の、今年1〜2月の東京の医療の現実。東京において感染拡大があった場合には完全なキャパオーバー。対応できません。この東京オリンピック、この途中、その後。これ一体どうなりますか? だからこそ政治、今、都民ファーストがやっているような政治じゃ無理ですよ。

本来ならば何を増やさなきゃいけないか? 医療従事者を増やさなければならない。一番早い話が元々現場の経験があるような方々。潜在看護師70万人いるという状況の中で、国も都も厚い待遇で来ていただいて、トレーニングをしていってっていうようなことを徹底的にやらなきゃいけなかったんですよね、この間に。でも徹底的にやらなかったなら、これからやるしかない。そのためにも選挙は非常に重要。それのみならず、間違いなくそのお祭りを呼んだことによって、緊急事態は遅かれ早かれやって来る。その緊急事態、またお願いだけで緊急事態ですか? さすがにまずい。もうすでにコロナによって30%くらいの方々、都民のうちの30%くらいの方々はコロナによって生活が厳しい状況に置かれてる。次なる緊急事態でその数さらに増えたら、今、大丈夫な人でもその後に影響がある。だから底上げしなきゃいけない。

次の緊急事態は、東京都として10万円の給付金、これをセットで緊急事態としてもらわなきゃ困りますよ。お願いだけで簡単にできるもんじゃない。まずは。その他にもたくさんありますよ。やらなきゃいけないこと。一番わかりやすいところで、緊急事態はお願いだけではできないということを東京都にわかってもらうしかない。10万円のロックダウンボーナス、これは海外でも出てる。「それは国の話でしょ」。そう言う方もいる。いいえ。国でも、国は国だけれども、東京都は国と同じレベル、もしくはそれを超えるくらいの経済力を持ってる。東京ならやれる。当たり前です。やる気の問題だけ。私たちれいわ新選組は今年、失礼。7月の4日投票を迎える、この東京の都議会議員選挙、そこにおいて、私たちも候補者を立てて参ります。その政策の中には数々ございますが、緊急事態をお願いするなら10万円のロックダウンボーナスとセットにする、そういうことも掲げております。私たちれいわ新選組から立候補をする、ここ足立区から【末武あすなろ】でございます。どうか顔と名前を覚えていただければ幸いです。

末武あすなろ:
皆さん、こんばんは。れいわ新選組の私が【末武あすなろ】です。本名です。どうぞ顔と名前を覚えてください。緊急事態宣言が明けましたが、まだまだ私たちの行動は毎日制限させられていますよね。満員電車、いまだにありますよね、当たり前のように。そして自粛要請、時短要請、「ご理解ご協力お願いします」。こんな風に一方的にお願いだけされる、そんな緊急事態宣言。これじゃあもう本当に人々の命や暮らし、もうこれ立ち行かなくなります。今、子どもたちも自殺が増えている。これ、政治が追い込んでるんです。東京都が私たちの暮らしの底上げのためにできること。それは緊急事態のたびに、あなたに10万円、あなたに10万円をお届けする。「いや10万円もらっても大丈夫かな」。そんな風に不安に思わないでください。正直10万円もらっても家賃払って食費払って生活費払ったら、意外となくなっちゃいますよね。

でも緊急事態、まずは皆さん自粛要請、我慢してください。そんな風に一方的に言われるだけでは、心も体ももう限界の状況だと思います。緊急事態ごとに東京都があなたに10万円。実現可能なんです。東京都はお金も力も十分あります。東京の経済力はメキシコを超えるほど。そして、東京の経済力は韓国をも上回る。これだけのお金があれば、充分にあなたに緊急事態ごとに10万円をお届けできるんです。むしろそれをやるのが政治の役割、行政の仕事なんです。緊急事態ごとに一方的なお願いではなく、補償と自粛、セットで行う、これ当たり前ですよね。その当たり前の政治をなんとか、今、すぐにでも前に進めたいんです。

れいわ新選組の【末武あすなろ】。今回、山本太郎と初めての挑戦です。私、政治のことなんて正直、全然わかりませんでした。本当ここ数年で、「え、こんなひどいことって政治によって生み出されてるの?」って衝撃を受ける毎日でした。みんなの暮らしや命に直結している政治、自分が興味ない、関係ないって思っていると、今回のコロナ緊急事態宣言のときに私たちが、「え、もっとお金、1回しか10万円くれないの?」「こんなんでやっていけるの?」そんな風に不安に思っても、国も東京都も何もしてくれないんだってことを本当に強く感じたんです。これじゃダメだなと思って、今回、初めての挑戦です。ぜひあなたの生活、これからの人生を決める大切な都議会議員選挙、どうぞその1票を【末武あすなろ】へと託してください。よろしくお願いします。

山本太郎:
ありがとうございます。ここ足立区から、(ありがとうございます) ここ足立区から、私たちれいわ新選組の看板を背負い、都議会議員選に立候補、【末武あすなろ】でございます。で、大丈夫ですか? こんな新人。なんかこんなん議会行ったって何もできなくて終わるんじゃないですか?みたいなこと言われることあるんですけど、先ほども言いました。政治のプロに任せてこの国はどうなった? 政治のプロに丸投げした結果、この国は大きく沈み込みましたよ。国が沈むというのは一人一人の力が弱まったことによって沈むということです。だとするならば私は今、25年のデフレ、ここにコロナ。こういう状況に必要な政治家というのは必ずしも政治のプロとは限らず、こういった嘘つかない、真っすぐな、長いものには巻かれず、空気を読まないということもできる、そういった者を1人でも多く国会、いえ、東京の都議会、ここに送り込んでいただきたい、そう考えております。【末武あすなろ】と申します。どうか皆さんの熱い応援いただきたいと思います。【末武あすなろ】、【末武あすなろ】でございます。また後で呼びます。ありがとうございます。

れいわ新選組代表山本太郎、マイクを握って皆さまにお話をさせていただいております。東京の経済力の話がありました。例えばですけれども、世界のGDPランキング、1位アメリカ、2位中国、3位日本ですよね。こういった趣旨のランキングの中に東京都を入れると、世界何位になるか? 世界第14位。ひとつの自治体でありながら国家と肩を並べる、ひとつの自治体でありながら国家を超える、そんな経済主体が東京都です。その東京都が本気になれば、当然、大胆なこと数々できますよ。日本のGDPの2割を預かり、人口の1割、それが東京。その東京において緊急事態時に10万円ずつ給付するのが無理、そんなこと言わせません。気持ちの問題、やる気の問題。何よりもお願いだけで緊急事態(宣言)を連発されるようになれば、当然、人々のメンタルも経済も保てません。私たちが提案している、緊急事態の際には10万円のロックダウンボーナス。この話は命を繋ぐための10万円でもありますが、その意味はそれだけに限りません。東京都に対して緊急事態をするにはそれだけ巨額のお金がかかる。つまりは何か? 緊急事態にしないためには、常日頃からの公衆衛生に対する対策を万全にしておかなければならない。そういうことをしっかりとやっていってもらう必要があります。

先ほども話が出ました。医療現場に対する人員の増員。こういったことも、熱心にやっていただかなければ困ります。病床使用率70%。じゃ、まだ空いてるんだ。違う。病床が空いてるように見えるが、そこに関われる人員が足りていないんだ。このようなことを克服していくためには、そろそろ本気出してもらわなきゃ困ります。東京のオリンピックによって、より多くの方々がこの国に流入し、そしてそこによってさらに変異(株)というものが生み出され、拡大していくという最悪の事態に備えるのが政治。楽観、感動を与えたい、安心安全。言葉だけではない。政治は常に最悪の事態を考えながら想定されるものだと、皆さんはお考えになりませんか? 私はそのような政治が一番重要だと思っています。

今の時代、明日自分がどうなるかなんてわかりませんよね。2時間後の自分、約束されてる方いらっしゃいます? 明日の自分が約束されている方はこの中にいらっしゃいますか? 半年後、1年後、さらにわからない。だからこそ安心して住める、そんな東京が私は必要だと思ってます。緊急事態時の給付金に留まらず、その他にも数々、東京都としてやれることはある。【末武あすなろ】、どこ行きましたかね。【末武あすなろ】さん? すいません。ありがとうございます。ご自身の考えている政策、続けて言ってもらっていいですか? ありがとうございます。

末武あすなろ:
こんばんは。れいわ新選組の私が【末武あすなろ】です。本名です。夜遅くまでありがとうございます。今回の都議会議員選挙、チラシにも書いてありますけれども、緊急事態のたびにあなたに10万円。そして家賃。皆さん、本当に東京は家賃高いですよね。私は新潟出身なので、東京に来てみて、え、家賃ってこんなに高いんだと本当に衝撃を受けました。この家賃、収入のほとんどが家賃で消えていく。それくらい私にとっては家賃支払うの、本当しんどかったんです。まずは東京都が家賃、安く住めるように、しっかりと補填していく。そして足立区にもたくさん公営住宅ありますけれども、まだまだ足りない状況です。都内全域でも、都営、公営の住宅、もっともっと増やす必要もありますし、今、空き部屋になっているその住宅、空き部屋、空き家、それをしっかりと人が住める状況にしていく。これをとにかく前に進めていかないことには今、緊急事態宣言で仕事がなくなって、家賃が払えなくなって、ホームレスになった方が本当に増えている。この状況を、もう今すぐにでも改善したい、もうなんとかしたい、その思いでいます。

ただ思ってるだけじゃ何も進まないんですよね。これ、この実現するためには、あすなろをまず都議会に送り込んでいただく。そして1日も早くみんなが安心して暮らせる東京を実現していく。東京都ができることは緊急事態宣言のたびにあなたに10万円、そして、安い家賃で安心して暮らせる東京をつくる。これは、東京都だからこそできる政策です。しっかりとあなたの暮らしの底上げを行う。現金をお届けする。そして収入のほとんどが家賃に消える、それほど高い家賃。まずは東京都が安い家賃で暮らせるように、しっかりと家賃補填する。空き部屋、空き家を活用していく、これを、もう今すぐにでも実現したい政策。この2点、本当に皆さんの力で、ぜひ足立区からあすなろを押し上げていただき、東京都が1歩2歩でも前に進めるよう、ぜひご支援よろしくお願い致します。ありがとうございます。

山本太郎:
ありがとうございます。足立区から私たちれいわ新選組、看板を背負い、(ありがとうございます)立候補です。都議会議員に立候補、【末武あすなろ】です。住宅は人間の基礎ですよね、生活していく上で。でも住宅って非常にコストがかかります。これって若年層から高齢者に至るまで、住宅問題というのは尽きないと思います。例えば住宅、若い人たちが自分の部屋を持とうと思ったら敷金、礼金、必ず必要になる。でもそんなまとまったお金を準備できない方々、周りにも貸してくれるような人たちがいない、そういった社会的資本を自分の中に持っていない者たちは一生、じゃあ、実家暮らしですか? 実家暮らしだということになったとしても、家の中で家族関係うまくいってない人たちなんていっぱいいますよね。つまり家族関係が悪い中で実家に暮らすしかない。そういう状況ってそれ、監獄ですよ。それを考えるならば当然、少子化を解消したいというならば若い人たちが望めばすぐにでも自分で暮らせる部屋を持てるような状況にしなきゃいけない。私はそう思ってます。

高齢者になって何か不都合があり、それまで住んでいた家を出なきゃならない、そういう状況になった人たちに、今、代わりの部屋、すぐに見つかりません。どうしてか? 孤独死するでしょって。80歳を超えて2年間、不動産屋回りをしていた女性、家が見つからなかったという相談を受けたことあります。孤独死するから。結局はそういうことです。こんな悲惨な話ありますか? 東京都がすべての者に対して住まいに関しては保障する、私はこういうことが重要だと思ってます。

例えば東京にはすぐにでも使えるような都営住宅2万8000戸空きがあります。開放すればいいじゃないですか。今、コロナの中でDV被害拡がってます。そういった方々のシェルターにも使える。他にも東京都内には80万戸以上、空き家、空き室がある。じゃあ、それ借り上げればいいんじゃないの? 必要分。借り上げた形で公営住宅としていくことも可能。もちろん新設で新しい都営住宅を作る必要あります。平成12年から作られておりません。これから高齢化していく中でベッド型車椅子という出入りも自由に出来るような低層の都営住宅、こういうものも新築していく必要がある。「住まいは権利」、そういうことをここ東京から始めたい。あなたがどんな状況にあったとしても住まいは決して失わない。その約束があればどれだけ心強いか、私はそう思います。

ぜひ私たち、れいわ新選組にやらせていただきたい。その先頭に立つのが【末武あすなろ】、ここ足立から【末武あすなろ】が都議会議員に挑戦でございます。もしあなたから貴重な1票をいただけるというならば、これほどありがたい話はありません。非常に重い1票です。けれども、その1票だけでは大企業、他にも宗教、そういったものに後押しをされているような政党と互角に戦うことはなかなか難しい。だからこそもし、もう少しお力を貸していただけるならば、ぜひ皆さんにお願いをしたいんです。今、私が手に取っていますこちらの封筒、茶色い封筒、出来ましたら帰り際にお持ち帰りいただけると助かります。この封筒、この封筒の中には現金、現金は入っておりません。残念なお知らせで申し訳ございません。そういうことやってるようなグループもあるようですが私たちは違います。選挙区によっては蟹やメロンなども、もらえる選挙区あるようですが残念ながらそのようなことはやっておりません。

話戻ります。こちらの茶色い封筒、中を開きますと、はがきが入っております。はがきが入っていて裏をめくると、宛先、宛名が書かれておりません。これはどういった趣旨かと申しますと、足立区内のあなたのお友達、ご家族などをご紹介いただけませんか?という趣旨のはがきです。そんな怪しいはがき、よう書かんわって人もいるかもしれないけど、これはですね、公職選挙法上、許された選挙アイテムなんです。公選はがきと言われるもので1人の候補者につき8000枚まで使用が認められています。大きな政党はいろんなもう、個人情報がデータベース化されてますので8000枚なんてあっという間になくなってしまうんですけど、私たち完全な草の根政党でございます。れいわ新選組はあなたのお力が横に拡げていただくことによって、私たち議席を獲得できるという形になっております。ぜひあなたのお力をお貸しいただけないですか? あなたの1票が2票、3票に拡がる可能性。この選挙ツール、公選はがきをぜひお持ち帰りいただきたいんです。

もし、お持ち帰りいただいた後に、ご記入をいただき、この書いていただいたはがきを直接ポストに投函されますと、このはがき無効になってしまいます。そういうルールなんです。このはがきを直接ポストに投函すると無効。なので書いていただいたはがきは、もう一度この封筒に戻していただく。そして戻していただいた後、ポストに封筒ごと投函していただく。ややこしい話で申し訳ございません。非常にハードルの高いことを皆さんにお願いしているという自覚がございます。申し訳ございません。あなたの1票を横に拡げる可能性を作り出す、そのような公選はがき。ぜひお手に取っていただき、ぜひ1枚でも多く、あなたの、ここ足立区でのお友達などを紹介していただけると非常に助かります。

お願いしておいて、非常に、もうひとつ、生意気なこと言って申し訳ございません。遅くとも水曜日、水曜日の朝にポスト投函をしていただけますと間に合います。お願いばかりで申し訳ございません。お願いしかしてませんね、さっきから。申し訳ございません。お力貸してください、ぜひ。水曜日の朝にポスト投函で間に合いますので、ぜひお力をお貸しいただければと思います。

で、もうひとつ。私たちれいわ新選組、テレビ新聞では、ほぼ扱いがございません。竹中平蔵を追い出せ。デービッド・アトキンソンは国外追放だ。そういうようなことを言う者たちはテレビは「ない存在」として扱うのが私たち、れいわ新選組です。私たちの政策、考え方、そういうものがなかなか多くの人々に伝わるという手段がございません。そこで、ぜひお願いがあります。あなたと直接繋がらせていただけないでしょうか。繋がる方法はひとつございます。ボランティア登録、そう呼ばれるものです。ちょっとボランティアは、せえへんなって方でも大丈夫です。ボランティアは究極していただかなくても結構なんです。もちろん、していただけるなら大歓迎。ボランティア登録。登録をしてるだけで、私たちの政策、考え方、そういうものを発表するときには皆さんのお手元に届くような形になります。テレビ新聞、そういったことでは、私たちの考えてることは伝えられないので、どうか直接、私たちのそういう考え方ができたときにはお手元に届くように、ボランティア登録していただければ幸いです。ご迷惑にならない範囲で、忘れた頃にやって来る、そのような形でございますのでご安心ください。

れいわ新選組代表山本太郎が綾瀬駅前でマイクを握らせていただいております。私たちれいわ新選組から、ここ足立区で【末武あすなろ】、【末武あすなろ】が東京都議に挑戦でございます。空気を読まない。真っすぐ。長いものには巻かれない。今や政治の世界では、もうすでに絶滅危惧種と言われたような人間がここにおります。どうかあなたのお力で、東京都議に押し上げていただきたい。そのお願いでございます。末武さんからも、ぜひ。

末武あすなろ:
れいわ新選組の【末武あすなろ】です。本名です。まずは、この都議会議員選挙が、あなたのこれからの生活、人生を左右する大切な選挙なんだと、ぜひ考えて、今回の選挙、ぜひあすなろを都議会へと押し上げてください。というか、押し込んでください。もう、ねじり込んで欲しいんです。なんとしても、こんな状況、誰かどうにかしてくれるって思っていても、誰もどうにもしてくれないんです。あすなろがなんとかします。ぜひ先頭に立ちますので、【末武あすなろ】、横へと拡げてください。どうぞよろしくお願いします。ありがとうございます。

山本太郎:
いい心意気じゃないですか、あすなろさん。ありがとうございます。頼りにしてますよ。ぜひお力をお借りしたい。そしてこの後なんですけれども、もし少しお時間大丈夫だという方いらっしゃったら、山本太郎とあすなろの間に挟まって記念写真でも撮って帰っていただけません? いや、ちょっと待って、その写真、誰の得なん? そういう質問はしないでください。申し訳ございません。冷やかしで結構です。私たち、ほぼ肖像権ございませんので、ご自由に使っていただいて結構です。ネット上でも、知り合いの方でも、回していただければ結構です。れいわ新選組から、ここ足立で、【末武あすなろ】にあなたのお力を。

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