山本太郎:
大きな音を立てて申し訳ございません。山本太郎と申します。よろしくお願いします。
(聴衆:拍手)
こんなにたくさんの方々にお集まりいただきまして、ありがとうございます。昨日、告知しただけなんですけどね、本当に。おそらく何か始まるのかな、と思っていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。なので、ちょっと軽く説明させていただきます。
ご存じの通り、7月の4日から参議院の選挙が始まってます。そして21日が投開票日。もちろんその前にもですね、期日前で投票はできることは、皆さんご存じの通りなんですけれども、元々東京選挙区から、山本太郎は、6年前に66万票を超える票を頂戴して、国会の中に送っていただきました。
そして今回、山本太郎は、東京選挙区から立候補はしません。どこから立候補するのかといいますと、比例代表。比例代表。要は、全国のどこにいらっしゃる方々でも、「山本太郎」と書いていただけるような立候補の仕方をしています。今回は東京選挙区ではなく、比例代表。切れてしまいましたね。あ、戻った、良かった。もうどうなることかと思いました。
全国のどこにいても「山本太郎」と書いていただけるというような形で、この選挙に挑んでおります。そして、この比例代表、10人の仲間を集めなきゃ、立候補できないシステムになってんですね。山本太郎これまで、小沢一郎さんとともに永田町でやって参りましたけれども、今年の4月の10日からひとりで旗揚げをしました。れいわ新選組。れいわ新選組という団体を立ち上げた。そこに9人の仲間が集まってくださって、この参議院選挙、自分たちのオリジナルメンバーで、戦うことができるようになったんです。れいわ新選組。どうぞお見知りおきください。ありがとうございます。とは言いながらも、4月の初めに旗揚げをしたところで、現在までに数ヶ月、この間に団体名を浸透させるっていうのは、なかなか難しいんです。れいわ新選組という名前はそんなに拡がっていません。一応言っておきますとれいわ新選組という団体に投票くださる方は、「れいわ」、ひらがな3文字「れいわ」で投票していただきますと私たちの票になります。しかし浸透していない名前を広報してもなかなか拡がらないので、ここはひとつ、比例代表は「山本太郎」とお書きいただきたいんです。力貸してくれませんか?
今回、比例代表山本太郎という名前で戦っていく。かなり自分でハードルを上げました。ハードルっていうのは何なのか?普通、参議院選挙は、選挙区ごと地域の代表を決めるものですよね。この沖縄県からは、高良鉄美(たからてつみ)さん、素晴らしい候補者が沖縄選挙区から立ってくれている。そうですよね。絶対、勝てる。絶対に、高良さん、勝たせてくださいね。必要な人材ですよ、国会に。
で、この選挙区って、今、言いました。
で、冒頭に今、私が比例代表と言いました。この比例代表は参議院においては、そのグループの中、例えば私たち、れいわ新選組であれば、比例代表9名、山本太郎を含む比例代表9名が立候補している状態です。普通のルールでいくならば、この9人のうち一番得票が多かった者が、国会議員になれる可能性があるんです。この9名の中で言えばおそらく私です。けれども、そんな戦い方じゃグループは大きくなりません。
なので私、今回、今年から始まった新しいルール。得票が多い人から国会議員になっていくっていうことじゃなくて、特定枠。票数は関係ない。票数がたとえ少なかったとしても、特定枠に入った人から先に、国会議員になっていくっていうのを、利用することにしました。その特定枠に入っている人たちは、どんな面子なのかってことなんですけれども、特定枠1に入ってる方は、ALS。難病患者の方です。全身麻痺。呼吸器をつけて、食べ物も胃ろう。一緒にいても、動いているのは、まばたきであったりとか、あと少し口元が動いたりとか、その程度です。ぱっと見、ちゃんと活動がなされてるかどうかわかんないですよ、普通の人は。でも、その方は全身麻痺で全く動かなくて24時間介助だけれども、その方の精神活動っていうのはものすごくフル活動されてるんです。事業所の副社長やられている。経営にも関わってるんです。全身麻痺、身体が動かない、周りから見たら何もしてないように見えるかもしれないけど、とんでもない。ALS患者の方々にはそのような経営に参画されてるような方々もいらっしゃるんですよ。見た目だけで人は判断できないっていうことの究極ですね。このALS患者、ふなご(やすひこ)さん、この方を比例枠の、特定枠の1位に入れた。
そして2位。2位に入れてる方は誰かっていうと、女性。生後8ヶ月、保育器から落ちた。それによって首を損傷した。それによって、それによってもう体動かなくなったんですよ。女性です、木村英子さん。この人は、その後すぐにもう施設に入ってしまい、19歳になるまで社会に出たことがなかったんです。これまでの障がい者の施策ですよね。どこか施設に入れてしまえって。けれども、障がい者運動でそれが施設から地域に戻るようになった。地域に戻ったけれども、いつまでもバリアフリーじゃない。いつまでもバリアの中に居続けるような生活だったんだってことを、私に教えてくれた人です。
どうしてこの難病患者と、そして身体障がい者、重度の障がいを負った人たちを1位と2位にしたかっていうのは、これ、これから日本が向かう将来を、一番映し出した人たちなんですよ。どういうことか?
いつか人間は老いますよ。高齢化社会加速していきます。多くの方々が、向き合うことになるのが寝たきりでしょ。寝たきりになったとしたら何も役に立たないから殺してしまえとか、もういいんじゃないか、人生十分じゃないかみたいな判断が、この先この日本でも起こるんじゃないかってことを私、危惧してます。
なぜならば、人間の価値を生産性で語られるっていう世の中じゃないですか。何か役に立ってるのか? あなたは家の役に立ってるか? 会社の役に立ってるか? 社会の役に立ってるか? っていう空気の中で、その人の価値がはかられる。それが加速していったら何が起こるかっつったら、私は命の選別だと思ってます。命の選別。つまり何かっつったら、高齢者に対してもうそろそろいいんじゃないか、人生を終わりにすればいいんじゃないかっていうような線引きをおこなえるような事が、進んでいったら無茶苦茶になっちゃいますよね。誰かの命を選別することを認めてしまえば、あなたの命も選別される側になるって事です。
ふなごさん、ALSの方。自分が呼吸器をつけるといった時に、呼吸器をつけなきゃ死ぬまでの期間は短いと、時間の問題だって言われた時に、もう自分は死のうと決めてたらしいです。どうしてか?
自分が死ななきゃ家族がその巻き添えを食うと。自分が生きてる限りは家族が介護したりとか、それぞれの人生を送れなくなるんじゃないか。だから、自分が責任をもって死ななきゃならない、死ぬんだってことを決めてたらしいんですよ。でもいよいよその選択が迫られた時には、やっぱり生きてたいって思ったんですって。そりゃ生きてたいでしょ。体は動かないけど、自分の精神は生きたいって気持ちで溢れて、頭の中は普通にぐるぐる回って、普通に生活できるんですよ。その支えさえあればって。でも、これからの高齢化社会の中で、自分が寝たきりになった時に、その命の期限を迫られるっていうようなことになったとしたら、皆さんどう思われますか?
たとえ寝たきりであっても、重度であっても、体が動かなくなっても、これ、豊かな生活を送っていけるんだ、ということがこの先輩方。ALSの患者の方だったり、重度障がい者の方々が、もうすでに私たちに教えてくれる段階に入ってんですよ。こういう人、国会に送るべきじゃないですか? って私思うんです。いかがですか?
誰も切り捨てさせない。そういう社会を実現するために政治があるんだろって。でも今、全然違う方向に向かってる。切り捨てて、踏みつけて、それをずっと繰り返しされてきたのが沖縄じゃないですか?
戦争でも、基地問題でも。これ沖縄に限らない。原発という問題でもそう。地方切り捨て、踏みつけ、犠牲にしてここまで来たんですよね?
その犠牲の果てに、今、この国どうなってますか? 皆んなが疲弊してる。ひと握りだけですよ。このまま勝ち逃げできるのは。今、たとえあなたが絶好調だとしても、その絶好調、いつまで続きますか? 明日どうなるか分かりますか? 私には分からない。自分が明日どうなるのか。半年後どうなってるか。1年後どうなってるかなんて、わかりませんよ。
自分が本当に障がいを負うことになるかもしれない。体が動かなくなるかもしれない。そんな時に、その本人に、その本人の自己決定権を尊重してくれる、合理的配慮を常にしてくれるような世の中であれば、こんな素晴らしいことないですよね。全身が動かない重度の障がいを負っている、そういう人たちが、人間の尊厳を守れるような社会なのであるならば、決してあなたが切り捨てられないってことですよ。皆んなでそういう社会作りませんかってことです。
話、戻ります。今回、れいわ新選組10人で、この選挙に挑んでいます。1人は東京選挙区。あとの9人は比例代表。全国のどこからでもお名前を書いて頂ける。ただしこれまでのルールでは得票が多い順に国会議員にリーチできるというルールだったけれども、新しくできたルール、特定枠を使って、いくら特定枠の人たちが票数が少なくても、優先的に国会議員にならせるということに、ALSの方を第1位に、そして第2に重度障がい者の方に入っていただいた。
つまり何か? 私たちが100万票を取れば、ALSの方が国会の中に入れる。私たちが200万票以上取れば、重度障がい者の方が、その次に国会に入れる。私たちが300万票以上取れば、後の残りのメンバー7人の比例代表の1番得票が多い人が上にあがる。そういう順番なんです。身を切る改革ってこういうことなんじゃないのか?
自分の1議席守るために、それも重要なこと。でも、世の中変えるって、もうここまで壊されてる世の中で、世の中を変えていくためには、大胆にやっていくしかないですよね。私は皆んなを信じてる。この国に生きてる人々とか、大きく、大きく、興味なかった、政治に興味なかったって言う人たちさえも、なんか、その、私たちのグループの心意気を買って、「もう選挙なんてよかったけど、じゃあ、死に票になるんだったら、そのまま捨てちまうことになるんだったら、お前たちに1票やるよ」っていうような心意気で積み上がっていくっていうような、世の中を私はまだ信じてる。
後押ししてくれませんか? 力貸してください。まだ、投票先が決まっていないって方がいらっしゃったら、ぜひ比例代表は、山本太郎って書いていただきたい。
他にもやっていただきたいことあるんです。山本応援してやりたいって方に。このピンクの封筒をお持ち帰りいただけませんか? すいません。ピンクの封筒、何かと申しますと「分かった、山本に一票入れてやる。がんばれ」そのお気持ちは嬉しい。その一票は重要。でも、その一票じゃ、大政党から議席削れないんですよ。
124議席のうちの、いくつかを削ってこなきゃダメなんです。そのためには、あなたの1票を、2票、3票、4票と横に拡げていく。皆さんの普段の人間関係から横に拡げていくってことを、力貸していただきたいんです。このピンクの封筒を開くとこのようにハガキ12年前の、麗しい山本太郎の写真が出てきます。すいません。今ちょっとぽっちゃりしちゃってね。いいもん食べてんのかって聞かれてますけど、逆です。カロリー高いもん食べてんですよ。
はい、話、戻ります。このハガキ裏を返すと、宛先、宛名が書かれていません。あなたのお友達、ご親戚、ご友人、お知り合い、そういう方々の連絡先を書いていただけませんか? 書いていただいたら、このピンクの封筒にもう一度戻していただいて、それをポストに投函していただきたいんです。それが山本太郎たちの事務所、四谷、東京の四谷にあるれいわ新選組の事務所に行きます。どうしてそんなまどろっこしいことするんだよ。ハガキこっちで書いてポストに投函すればいいだろうって思うかもしんないんですけど、これは公職選挙法上、認められた公選ハガキというやつなんです。どこの党も使ってる。その中におけるルールで、一度自分たちの事務所から発送するっていうことになるんです。皆さんが勝手にこれ書いて、勝手にポストに投函しちゃったら、無効になっちゃうんです。だから、こんなややこしい話になるんですね。申し訳ないです。
あなたの一票を横に拡げてもらえませんか? あなたのネットワークを横に拡げてもらえませんか? 魅力的な政党いっぱいあると思う。でもガチンコで、空気読まずに、這いずりまわってでも戦えるような、ややこしい集団を国会の中に作りたいんですね。あなたの力が必要です。ぜひこのピンクの封筒。ぜひ、このピンクの封筒をですね。ぜひ受け取っていただきたいと思います。ありがとうございます。
話、もう1回戻ります。山本太郎が旗揚げしたれいわ新選組。10人の仲間でこの選挙を戦うことになっております。先ほど言いました。9人は比例代表、山本太郎を含む比例代表、全国から名前を書いてもらえるという戦い方。そして、山本太郎が6年やらしていただいた東京選挙区でのお勤め、この東京選挙区の議席、ここに対して立候補を決めてくれた本当に勇気のある方がいらっしゃいます。
ご存じですか、皆さん。東京選挙区から立候補してるのは沖縄の人ですよ。沖縄の民意は、はっきりしてる。選挙でも、住民投票でも、常に示してきてる。それでもずっと無視じゃないですか。じゃあ、中央政府のある東京にまでいって、大都会の人たちにも、今、国がやってることに対して、あなたはどう思うかということを、真っ正面から突き付けてくれる人が立候補してくれることになったんです。
ご紹介します。こちらへどうぞ。沖縄創価学会壮年部から、野原ヨシマサさん。東京選挙区からです。野原さん、野原さん、お願いします。
野原ヨシマサ:
はい、皆さんこんばんは。このたび、東京選挙区から立候補しました、れいわ新選組公認候補、沖縄の野原ヨシマサと申します。よろしくお願い申し上げます。今日はこの場をお借りしまして、今、私が強く感じていることを述べさせていただきます。
まず最初に、なぜ沖縄在住の私が、東京選挙区から立候補したかについて説明いたします。それは辺野古新基地建設の問題について、東京都民の方々にも、また日本全国の方々にも、もっと強い関心を持っていただきたいという思いからです。
日本全国のたった0.6%の国土面積しかない沖縄に、約70%もの米軍基地が集中をしております。もうすでに70%もの基地が集中しているにもかかわらず、現在の自公政権は辺野古に新しい基地を作ることを強行しております。しかも、今年2月に行われた沖縄県民投票では、72%もの反対票があったにもかかわらず、そのような蛮行をいまだに続けております。去年の9月に県知事選挙がありました。デニーさん大勝利しました。その後の那覇市長選、豊見城市長選、また衆院の沖縄3区補欠選挙、全部勝ちました。要するに、辺野古新基地建設反対の立場を表明している候補が、すべて勝ちました。4連勝です。そしてまた県民投票も反対票72%です。
私はここで公明党に聞いてみたいんです。最近、巷、歩いてると公明党のポスターがあります。「小さな声を聞く力」と書いてありました。公明党に聞いてみたい。では、このような沖縄の大きな大きな声を聞くことができない公明党が、小さな声なんか聞くことができないんじゃないでしょうか? 沖縄の大きな声も聞くことができない民間の公明党が小さな声なんか聞くことなんてできませんよ。日米安保条約のプラス面を強調される方々は、そのマイナス面を一手に引き受けている沖縄の現状をもっともっと真剣に考えてもらいたいものです。
もうそろそろ、米軍基地について沖縄以外の各都道府県で平等に分担していただくための考え方や、議論がもう出てきてもいい頃ではないでしょうか? どうでしょうか、皆さん。私が今ここで申し上げていることは、日米安保条約の改定、日米地位協定の改定という話も含めてでの提案です。いつまで他府県は、特に東京は、都会は、他人の不幸の上に自分の幸せを築くやり方を続けるのでしょうか。
ここで私が尊敬する創価学会の池田名誉会長、池田先生の随筆を、随筆の一部ですが、紹介させてください。
沖縄は美しい。「光の国」である。
その空の明るさを仰ぐたびに、私は思う。
この青き空を、若夏(うりずん)の風ではなく、「鉄の暴風」が覆った日を。
この青き海が、1500隻の戦艦の重さで軋(きし)んだ日を。
この青き山々が、鉛色に変わった、あの夏を。
本土は自分たちを守る盾として、死ねよと沖縄を切り捨てた。
生贄にされ、阿鼻叫喚(あびきょうかん)の島にされた。
沖縄戦のその見返りが、戦後の「核基地の島」だったとは!
沖縄から見ると「日本の正体」が、よく見える。
今も続く人権無視の重圧。
日本はどこまで、紅涙(こうるい)の沖縄を踏みつけにすれば、気がすむのか。
多数のエゴで、弱い立場の人を犠牲にするのが民主主義なのか。
人の犠牲の上に安逸(あんいつ)を貪るのは人間として恥であり、罪ではないのか。
「20世紀に、どこよりも苦しんだ沖縄」を、「21世紀に、どこよりも幸せにする」ために、全身全霊を傾けなければ、日本に正義はない。民主主義もない。繁栄が続くこともないであろう。
差別するものは、その不正義の報いを必ず受けるからだ。
人類史の悲劇が、この小さな島に集約された。
ゆえに、人類史の転換を、この島から起こすのだ!
そう呼びかけておられます。池田先生は我々に、人類史の転換をこの沖縄の地から起こすのだと呼びかけておられます。では人類史の転換の先駆けとなるのは、人類史の転換の第一歩となるのは、辺野古新基地建設阻止、ストップだと思いますが、皆さんいかがでしょうか。私はここ沖縄の地から、東京都民の皆さん、全国の皆さんに訴えたい。どうかこの沖縄の痛みを、他人の痛みとしてではなく、自分の痛みとして真剣に考えることを切実に希望いたします。
次に、私は、沖縄創価学会壮年部員でもあります。24歳の時に日蓮仏法に巡り会い、宿命転換の法理に共鳴して創価学会に入信しました。そこで、現在の公明党の政治姿勢、また、公明党を支える創価学会の社会的姿勢について、私が今強く感じていることを述べさせてください。そもそも公明党の立党の精神は、「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」というのが立党の精神であったはずです。しかし、公明党は自民党と連立政権を組んで以来、20年余りの間に権力の旨味にどっぷりと浸かってしまい、今やそのような民衆救済の精神をすっかり忘れ去ってしまった感じがしますが、皆さんいかがでしょうか?
公明党が安保法制に賛成した結果、海外派兵できるようになりました。また、現代版の治安維持法であるといわれている共謀罪にも賛成しました。立党以来平和福祉を掲げてきた公明党が、このような戦争を肯定するような法案を通し、また民衆を弾圧するような法案、共謀罪を通すということは、どう考えてみてもおかしくありませんか、皆さん。
自民党の歯止め役になるはずだった公明党は、今や自民党と一緒になって暴走をしております。今の公明党は、池田先生の平和思想とは全く真逆の方向に進んでいます。危ないことです。絶対に止めないといけません。さらに公明党の最大の支持母体であります、創価学会はこのような間違った方向に進んでいる公明党を相も変わらず支援をしております。幹部の指示に従うことが、組織の指示に従うことが、あたかも信仰であるかのように錯覚をしています。私は日蓮仏法の信仰者ですが、宗教は人を幸せにする宗教であるならば何でも良いと思っております。しかし、今の公明党を支援する創価学会の宗教は、本当に人を幸せにする宗教と言えるでしょうか?
今、創価学会の組織の中で、「安保法制はおかしいよね。共謀罪はおかしいよね。そのようなおかしな法案を通す公明党って本当におかしいよね、間違ってるよね、それを支援する創価学会はおかしいよね、間違ってるよね」って組織の中で声を上げると、査問をされます。除名をされます。そして除名をされた後どうなるかというとデマを流されます。「あいつは信心がおかしくなった反逆者だ。」「執行部の言うことを聞くことができないんだったら除名するぞ。」そういう感じです。こういう宗教的な組織が、どこが人を幸せにする宗教なんでしょうか?
誰しも個人の幸せを願い、宗教を求めますが、宗教のもうひとつの役割は、社会とどう関わっていくかということに尽きると思います。今の公明党を支援する創価学会の社会的な関わり方は本当にこれでいいのでしょうか、皆さん。キャスティングボートを握っている公明党がもし、安保法制に賛成しなかったならば、また共謀罪に賛成していなかったならば、要するに、公明党が野党の側にいて賛成していなかったならば、今頃はあのような酷い法案は通ってなかったはずです。
アメリカ公民権運動のリーダーとして活躍したキング牧師は、次のように言われています。
「最大の悲劇は、悪人の圧政や残酷さではなく、善人の沈黙である」と、言われています。
誠に意味深長な言い回しをされております。ここで私は創価学会の皆さまに聞いてみたい。問いたい。良識ある創価学会の皆さま、いつまで善人の沈黙を続けるつもりでしょうか? おかしいものはおかしい、間違っているものは間違っていると、勇気を出して、声を大にして、声を上げるのが、反対するのが、宗教者としての務めではないでしょうか?
公明党は、もう一度、立党の精神、平和福祉と言う精神に戻ってもらいたい。創価学会は、もう一度、日蓮仏法のヒューマニズムの精神に戻ってもらいたい。今やファシズム前夜のこの社会にあって、私は山本太郎をリーダーとする、れいわ新選組の仲間たちと一緒になって、力の限り社会変革のために戦って参ります。どうか、東京選挙区、野原ヨシマサ、野原ヨシマサにどうぞお力をお貸しください。沖縄の皆さん、もし東京にお知り合いの方がいらっしゃるならば、友人がいらっしゃるならば、どうか、この野原ヨシマサへのご支持、ご声援、よろしくお願いいたします。頑張って参ります。
山本太郎:
ありがとうございます。野原ヨシマサさんです。東京選挙区から立候補。東京選挙区から立候補しているのに、どうして今、沖縄にいるんだって話ですよね、これ。普通の選挙では、あり得ない話ですよ、これ。選挙区を空けるというのは。ま、あの、急に決まったことですから、ちょっと一回、帰らなきゃいけなかったっていう理由がありまして、それに重ねて皆さまにお願いしにいこうということです。
東京に、お友達いませんか? 皆さん。ねえ。もし、この中に、あの、創価学会員の方がいらっしゃって、野原さんに共鳴しますって方がいらっしゃったら、いつもの選挙の時のあれ、お願いしますよ。いつもの選挙の時のあれ。全部、言いませんよ。私、尊敬してんですよ。これ、バカにしているんじゃないですよ。あの、大企業が組織票コントロールする。これ非常にね、問題あるように見えるけれども、これ、一生懸命、自分たちに利益誘導するために、選挙一生懸命やってんですよね。私、これ、逆に尊敬して、そのやり方を学ばなきゃいけないと思ってんです。創価学会の皆さんもそうですよ。とことん、皆さんにお電話して、ね、またかかってきた、電話、みたいな。選挙の時には必ずかかってくるって。これ、どうしてここまで熱心にするのかってっつたら、やっぱり自分たちの信じる道を、やっぱり、政治で、こう、社会的に作って行くためだってことですよね。でも今、間違った方向入っちゃったんですよ。だから、今回は何とか、野原さんのために、いつものあれ、お願いしますよ。よろしくお願いします。
東京選挙区で野原さんを本当に、大きくプッシュしていただく、おひとりひとりの横のつながりを使ってということもひとつなんですけれども、もうひとつ、山本太郎率いる、れいわ新選組にも皆さんのお力を貸していただきたいと思います。
私が今、手元に持っているピンクの封筒。先ほどもご説明しました。中にはハガキが入ってます。私たち組織を持っていません。そら、そうです。旗揚げしたのが4月10日ですから。大政党と互角に戦っていくためには、皆さんの横のつながりが必要です。ピンクの封筒の中に入っているのはハガキ。このハガキ、裏を返してみれば宛先も宛名も書いていません。このハガキに、あなたのお友達、ご家族、お知り合いなどなどの連絡先を書いて、もう一度、この封筒に戻していただきたい。戻していただいた後は、ポストに投函してください。直接投函をしてしまうと、選挙のルール上これが無効になってしまいます。必ず選挙事務所に戻した後で発送するということを、段取りをしなければならないルールになっています。なので、ぜひ皆さん横に拡げていただいて、このハガキ、このハガキがどれくらい集まってくるかということが、この先、れいわ新選組という、これまで国会の中に、ほぼいなかったような異物の集団、凄いですね、そういうもの、徹底的に喧嘩する。ややこしい10人の塊っていうものを作るためには、皆さんのお力が必要です。ぜひ、ピンクの封筒、お持ち帰りいただきたいと思います。ありがとうございます。
もう少しお時間があるので、私喋ってもいいんですかね。いいですか? ありがとうございます。野原さんが、今、ご自身のお気持ちを喋っていただく前に、私、少しマイクを握らせていただきました。その時には、どういう形で戦っていくのかという説明でした。山本太郎は東京選挙区ではなく、比例代表。要は、全国のどこからでも山本太郎と書いていただけるという戦い方をするという説明。その説明をさせていただきました。ここからは、山本太郎が、6年間、国会の最前列で見て、感じた、ということを含めた上でのお話をしたいと思います。
野原さんが、どうして選挙に出なきゃダメなんですか?
野原さんが、どうして東京選挙区から声をあげなきゃいけないんですか?
答えはものすごくシンプルですよ。福祉の党、平和の党と言われた公明党が、その仕事をちゃんとしてないってことなんじゃないですか? いかがお考えなりますか? 皆さん。
福祉の党と言うならば、どうして生活保護を引き下げるんですか?
福祉の党と言うならば、なぜ、年金のマクロ経済スライドを発動させるんですか?
福祉の党と言うならば、どうして大企業に大減税をし、金持ちにも大減税をした上で、それの尻拭いとしての消費税を上げるようなことに賛成できるんですか?
福祉の党っていう旗は、もうすでに降りてんですよね? おかしいじゃないですか? あまりにもおかしいじゃないか。
平和の党と言うならば、野原さんおっしゃる通り、国土面積の0.6%しかない島に対して7割以上の米軍施設があるって事自体がおかしいって言うのが、平和の党じゃないですか? 平和の党と言うならば、現代の治安維持法と言われるような共謀罪、看板を付け替えたテロ等準備罪。
結局、その罪は、何が罪に問われるかというのは、権力側、操作側に大きく歪められるような、そんな法律、通していいわけないじゃないですか。やってること、全然違うじゃないかよってことなんですよ。全く逆のことをどうしてやれるの? 純粋な人々、手を合わせて世界の平和を祈り、人々の安寧を祈るような純粋な人たちを、政治的利用を続けて、この国をどっちの方向に持っていこうとしてるんだって話なんですよ。だから野原さんが立候補することになったってことなんですよ。
野原さん、もう1回こちらへ。沖縄創価学会壮年部から立候補を決めてくれた。しかも東京選挙区から、れいわ新選組から東京選挙区で立候補、野原ヨシマサさん。東京のお友達いたら片っ端から連絡してください。力を集めてください。お願いします。ありがとうございます、野原さん。ま、これは公明党に始まった話じゃないですよ。あまりにもありえない。今の政治はどっちの方向、向いてるか。残念ながら、皆さんの方向は向いていない。これは重々、ご存じのことだと思います。
特に、沖縄に生きてらっしゃる方々にとっては、非常に。今の政治が人々のことを、方向を向いていないっていうのは、もうわかりきったことだと思います。でも、まだ、それに気づいてない人たちも、たくさん本土にはいる。どういうことか? 長時間労働、低賃金、ひとつの仕事じゃ食べていけない、ダブルワーク、トリプルワーク。沖縄でも同じような状況があると思います。ギリギリの生活で、やっと今月、乗り切れた。この先どうなるか全くわからない。とにかく、今日1日を何とか乗り切るしかないんだというな生活をされてる方々、どんどん増えてってますよ。
厚生労働省国民生活基礎調査最新版でも、生活が苦しいって言ってる世帯、57.7(%)。58%近くまでいってんですよ。それだけじゃない、シングルマザー80%以上生活苦しいって。平均の所得の、平均の所得にまで届いてない人たち6割超えて過去最悪。もう皆んなボロボロなんですよ。何年にもわたってボロボロなんですよ。
痛みを伴う改革、その後に残ったのは痛みだけ。皆さんの人生と生活を削りながらでも、企業側が儲かるような施策をずっと続けてきた。これからこの先それが加速していく。この国どうなる? 国は残る。国は残る、形としてだけでも。でもこの国に生きる人はどうなる? 持たないですよ、このままじゃ。だから、怒ろうよってことなんですよ。だから、力を合わせようってことなんですよ。
「野党共闘を壊す気か?」そんなことも言われました、山本太郎。「ひとりで旗揚げをして何がやりたいんだ?」って言われました。どうして自分で旗上げたかって? 与党と野党の今のペースじゃ、この国が順調に壊されていくだけじゃないかってことですよ。
もちろん野党側の先輩方、ものすごく良い仕事をされてる。私なんて足元にも及ばない頭のキレてる先輩いっぱいいらっしゃる。キレのいい、回転の速い、でもここ一番喧嘩しなきゃいけない時に、どうしてそんな貴族みたいな、どうしてそんな貴族みたいな戦い方できんだってことですよ。ガチンコで這いずり回って、本気で喧嘩してくれって事なんですよ。
体張ってでも止めてやる。世間がなんてみようと、今、この法案が通ってしまえば、この国に生きてる人たちに数年後には地獄を味わわすことになる。そんなことが分かってるんだったら、いくら見苦しいと言われようが、何を言われようが、体を張って止めるくらいのことが絶対的に必要な場面いくつもありましたよ、この6年。この先、おそらく、そういう場面はたくさん出てくると思う。一番大きいところでいったら憲法改正かもしれません。緊急事態条項、これが本丸ですよ。自衛隊、自衛隊を条文に入れるとか、他にも合区の解消とか。他にも、教育に負担がかからないようにするとか。こんなの全部ダミーですよ。自衛隊明記も何も2015年に安保法通って、とっくに憲法飛び越したこと立法してるじゃないかってことです。
本丸は何か? 緊急事態条項。緊急事態条項って何かって言ったら、総理が緊急事態ですってことを言えば、自分たちで法律と同じ力を持つものができてしまうってことですよ。どうやってて、法律と同等の効力を持つ、そんな政令を出せば、法律と同じ力持つんですよ。政令と言ったら何かと言ったら、閣議決定で決められるってこと。お仲間だけで。
ちょっと待って、その閣議決定で今までどんな事決めてきた? 例えば、安倍昭恵氏は、公人ではなく私人である。そんな閣議決定してんですよ。なにカジュアルな事やってんねんて、話ですよ。何やってんだって事ですよ。
こんなカジュアルに閣議決定をやってしまうような人間たちが、憲法を自分たちで、ルール決められるような事になったとしたら、無茶苦茶されちゃいますよ。
それだけじゃない、国会が要らなくなる。こんなことになったら大変です。立法作業は国会の仕事。それを内閣でやれちゃうなんてありえない。財政の問題も国会で審議が必要。予算の仕事は国会の仕事。これも自分たちでやれちゃう魔法の杖ですよ。
三権分立、これをひとつにするんだって。それを独裁って呼ぶんだよってことなんですよ。止めなきゃなんない。沖縄の人、沖縄の皆さんだったら分かってるでしょ。民意を何度も示した上に、いろんな法律使ってやってるけど、そんなこと全部無視して、皆さんを踏みつけ続けてきた今の権力の怖さを。これがもっと大手を振って全国で行われるようなきっかけを作るのが、私は、緊急事態条項だと思ってる。
憲法とは権力を縛るものなのに、権力側からこの憲法を変えたい? 詐欺師が詐欺罪変えてくれって言ってんのと同じだ。泥棒が窃盗罪緩めろつってんのと一緒だ。そんなこと許していいか? 許したらならん。本当にブレーキかけなきゃなんないんです。でもこの先に、そういったような戦いが国会の中でおこなわれたとしても、戦ったというような形だけ示されても困るんですよ。だからややこしい国会議員を作らなきゃなんない。れいわ新選組以外にあるのかってことですよ。
本当に皆んな今、苦しい中で生きてるんですよね、この国を。20年以上続くデフレ。物が安くなっていく。2年以上物価安が続いてデフレという話になり、そこからさらに続いていき、20年以上デフレですよ。「物が安くなった、良かったね」じゃない。物が安くなれば当然、物を作る人たちの賃金も安くなる。20年以上それが続いて、もう皆んなボロボロじゃないですか。
皆んなが物を買えない。消費がどんどん衰退してって、投資も衰退していって、需要が20年失われた国がここ日本。20年間それが失われたらどうなるか? 国の力が弱まっていく。もう衰退してんですよ、この国は。どこが愛国者なんだよ。どこが保守なんだよ。企業側にこの国を切り売りしていってんのが今の政治。そういうのは、自分の議席を守るための保身と呼ぶんですよね、皆さん。
変えたい。この国を変えたい。あなたがいなきゃこの国は始まらないし、あなたを守らなきゃこの国は守れない。あなたに生産性があろうがなかろうが関係ない。あなたが存在してるだけでこの国は、あなたが必要なんだ。存在してるだけでこの国はあなたを必要としてるんだっていうような国、政治で作るんじゃないのかってことなんですよ。これを綺麗事と呼ぶのか? 違う、これをヴィジョンと呼ぶ。
すいませんね。大っきい声出しすぎるとね、マイクが切れちゃうんです。ごめんなさい。私の息がくさいのか、それとも吹きかける息の量が多すぎるのか、そこら辺のテクニカルなこと、よくわからないんですけれども。もう一回、ね? 何の話してたっけ、みたいなことにならないですか? 大丈夫ですか?
大切にして欲しいんですよ。大切にして欲しい。私たちは物じゃない。私たちは数じゃない。ひとりひとりなんですよ。日本国憲法に書かれてる。個人として尊重されるんですよ。それを守るのが権力なんだろって。山本太郎が言ってることは綺麗事? 違う。これが、私たちが目指してるヴィジョンなんだって事なんですよ。そういう世の中を作るっていうヴィジョンなんですよ。そんなヴィジョンもないような政治家、政治やるべきじゃないと思う。いかがですか?
まず一番必要なことは何か? 当然、ここ沖縄においては、あまりにもあり得ない乱暴狼藉(らんぼうろうぜき)が続いて、ねえ? 一方的なことをやりすぎている。辺野古の新基地建設中止、当たり前。それだけじゃない。普天間も退いてもらわなきゃしょうがない。どうぞお帰りください。カリフォルニアへですよ。それくらいの交渉してみろよ。
海兵隊が日本にいる理由ははっきりしてんですよ。コストダウンの為に沖縄にいれば、日本側がその自分たちが存在しているっていうことを肩代わりしてくれるから。じゃあ分かった。申し訳ない。沖縄から撤退してもらえますか? 向こう側で滞在する分の費用もある程度持ちますねっていう約束で、カリフォルニアに帰っていただきましょうよ。いかがでしょうか?
0.6%、国土の0.6%に7割が集中してるって事自体が異常だってことに、皆んな気づかなきゃなんないですよね。そうなんですよ。だから、私は一旦カリフォルニアにお帰りくださいって話をしてんですよ。それだけじゃない。他にもたくさんある。子どもたちの貧困。全国では約7人に1人が貧困。沖縄は? 3人に1人。全国の倍じゃないですか? 押し付けてるのは基地だけじゃない。押し付けてるのは不条理だけじゃない。この現実に対して、どうして手当てしないの? どうして手当てしないの? この島に生きてるのも、この日本に生きてるのも、もう皆んな人間なんだよって。物や数じゃないんだよ。ゾーンじゃないんだよってことですよ。
必要なものを投資し、健やかに育っていって、しっかり勉強してもらって、充実した人生歩んでいただいてっていうことを、国がどれだけ精一杯、後押しできるかっていう国であってほしいよね? 私はそう思いますよ。
今、必要なこと。消費税。消費税増税なんてとんでもないですよ。総務省の全国消費実態調査、2014年版で試算した場合に、消費税が10%になった場合、約1ヶ月分の所得を、1年間で消費税として支払ってるような試算も成り立つんですよ。
消費税凍結ってどういうことなの? ってことですよ。増税、馬鹿言ってんじゃない、凍結、何言ってんだの世界なんです。凍結ってことはこれ、そのうち解凍。消費税という税金は先々上げていきながら、この国の主な収入のひとつとして扱っていくっていうこと。
全く違いますよ。この先の日本の未来像を作った時に、消費税凍結って言ってる人たちと、消費税増税っつってる人たちは、同じカテゴリーに入るんですよ。それじゃだめなんだってことですよ。消費税は廃止しかないだろってことですよ。「消費税廃止? そんな選挙の時だけうまいこと言って」って言われている方。何を心配されてるんですか。消費税がなくなったら、そのなくなった財源どうするかってこと一番心配されてるんですか?
大丈夫ですよ。消費税をなくした場合に20兆円。20兆円程度の税収が失われることになる。ただし、これは20兆円失われるっていう簡単な話じゃなくて、逆に20兆円分を皆さんに投資するのと同じことなんですよ。国が一番足りてない部分、人々への投資という部分を、消費税8から0で実現する。20兆円分の財政出動をするということと同じ。
話戻ります。消費税を無くしたら困るだろうと言われてる方。お答えいたします。消費税をなくした場合に、失われる税収20兆円程度。この20兆円をどうやって賄うかってことに、一番心配されてる方が多いと思う。消費税が導入される前、1989年よりも前は、要は、消費税がなかった時は、一体どうやって税を賄ってたんですか?
所得税と法人税ですよ。逆に言ったら、消費税を導入して、所得税と法人税どうなったかっつったら、下がりっぱなしなんですよ。大金持ちを、より大金持ちにするために税率を下げ、大企業がより儲かるように税率を下げていったっていうために、足りなくなった税収分を、消費税で補てんしてるっていうのがリアルなんですよ。金持ちはもっと金持ちになった方がいい、だからその人たちに減税してやってくれ。その代わり私が消費税で、その人たちを支えます。そういう方いらっしゃいますか? 昨日、東京の赤羽でも手挙がらなかった。ここ沖縄でも手が挙がらない。当たり前だよってことですよね?
大企業をより儲けてもらうために、大企業には大減税。その代わり足りなくなった税収を、私たちが消費税で払いますっていうお人好しいますか? いない。だから、やめなきゃいけないんだよ、消費税なんて。
じゃあ、消費税どうやってやめるか。所得税。所得税の最高税率を上げますよ。金持ちに対してもちゃんと、これは負担していただかなきゃなんない。儲かってる時には税率が高くなり、儲かっていない時には税率が低くなる。この累進性を強化するというのが、この所得税には必要。あと、株を売ったりとか、いろんなことで入ってくる所得。これに対して分離はさせない。総合課税として、所得はすべて所得税でとるということをやっていきます。そしてもうひとつ、法人税。ごめんなさいね、時間が迫ってきたからね。ちょっとテンポよくいきますね。
法人税、法人税に関してはどうでしょうか? 今、税率は決まってます。中小も大企業も。ただし、大企業に対しては、税が割引される80以上のシステムがある。これをやめる。そして、法人税にも累進制を導入する。儲かってれば儲かってるほど、負担率が高くなる。儲かってない時は負担率が低くなる。これ、トランプ以前のアメリカではこの累進制だったんですよ。アメリカでできることがどうして日本でできない? 日本でもやればいいんだよ。誰に忖度してんだってことです。
この二つをおこなえば、いくら財源が確保できるか、29兆。お釣り出たね、これで。お釣り来たね。じゃあ、残りの9兆、20兆円は消費税で消えるけども、9兆は何に使おうか? いろんな使い道がある。
私が言いたいのは、奨学金、555万人首絞まってる。これをチャラにしたら9兆円。こっから使ってもいいですか? ありがとうございます。他にもやれることはいっぱいある。どうしても、どうしてもそれ、回らないって言うんだったら、どうしてもも何もないですよ。
デフレの時に、20年デフレでボロボロになった人々の生活を底上げするためには、私は新規国債の発行も厭わない。一番重要なことは何か? この国に生きる人々が、人間の尊厳を失わないスタートラインに立てるっていうことが、今、政治がすぐにでもおこなわなきゃならない事。子どもたちの7人に1人が貧困。異常ですよ。高齢者の5人に1人が貧困。異常ですよ。単身女性の3人に1人が貧困。異常ですよ。だから変えたいんですよ。
力貸してください。力貸してください。全国比例に立候補してます、山本太郎です。全国で名前書いてもらえます。そして、本当に美しい魂を持った人が、東京選挙区から立候補してくれました。お願いします。
野原ヨシマサ。東京選挙区は野原ヨシマサ。ありがとうございます。力を貸していただきたい。私たちに力を貸してもらうにはこれしかございません。ピンクの封筒です。力を貸してください。
あなたのお知り合い、お友達、思い出してください。横に拡げてください。とにかく面白くしましょう、政治を。
10人のややこしいメンバーを送っていただきたい。ややこしい政治、今の政治、無風の政治の中に、ややこしい人たちを送り込んでいただきたい。
そして、今、手に持っている、これポスターなんです。魔除けに、あなたの壁に貼ってもらえませんか? お家の。お知り合い、お友達に聞いてもらえませんか? テレビには出れないんです。だから、皆さんで宣伝をして欲しいんです。
そして最後、マイクを切った後に、皆さんと一緒に3ショット写真。野原 with 山本 and you、ということで写真を撮っていけたらと思います。ありがとうございます。東京選挙区、野原ヨシマサ。比例代表、山本太郎。
We are れいわ新選組でした。ありがとうございます。
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