山本太郎:
自由が丘駅前、大きな音を立てて申し訳ございません。ただ今、マイクを握らせていただいてる私、れいわ新選組。なんなの、その変な名前は? よく言われます。れいわ新選組の代表の山本太郎がマイクを握らせていただきます。れいわ新選組とは参議院議員を6年間務めさせていただいた私山本太郎が、小沢一郎さんと共にやってきた山本太郎が最後の1年の任期のうちに1人で旗揚げをしたのがれいわ新選組です。2019年の夏の選挙で2議席を獲得しました。ひとつ目の議席は重度障害者の木村英子。そしてもうひとつの議席はALS難病患者の舩後靖彦。この2名が国会議員としてスタートしたのが、れいわ新選組です。障害者とか難病患者とか国会に送りつけるとは山本太郎のおふざけが過ぎる、そういうお叱りを受けたこともございます。でも全くふざけてなんていません。皆さんに考えていただきたいんです。誰しもが寝たきりになる可能性がある。特に高齢化社会の日本ではこれは自分ごとでございます。けれども現在の政治の中で高齢化は語られたとしても寝たきりになってからのビジョンはほぼ語られません。もしあなたが今、日本という社会の中で寝たきりになってしまった場合、自分の尊厳を守りながら胸を張って生きていくことができますか? 私はとてもじゃないけどそんな社会にはなってないと考えます。社会のお荷物になった。みんなに迷惑をかけている。そういう思いを持ちながら人生を続けなければならないなんて、まさに地獄です。だからこそ変えていかなければならない。その先頭に立つのが私たちれいわ新選組の、ある意味での寝たきり界の2人のトップランナー。それを切り開いていく、変えていく、そういった議論の先頭に立っている。非常に重要な役割を担っていると考えております。
れいわ新選組、そこで代表を務めている山本太郎、今回の選挙に立候補をさせていただいてます。皆さん衆議院選挙ってどうやって投票するかってご存じですか? 1人でもご存じじゃない人がいたらいけないので、簡単に説明させてください。2枚の投票用紙です。2枚の投票用紙。1枚目の投票用紙は、あなたのおうちのあなたのお住まいになっているエリア。小さなエリアの代表者を1名決める、そんな選挙です。1枚目の投票用紙にはあなたのエリアの代表者1名、個人の名前を書いてください。そして2枚目。2枚目の投票用紙には、あなたが応援したいと思う、託したいと思う政党の名前、これをお書きいただきます。今回、山本太郎は1枚目の投票用紙には記入できません。2枚目の政党名で山本太郎を国会に押し上げていただくことになります。つまりは何か? 2枚目の投票用紙、いわゆる比例では「山本太郎」と書いた瞬間に無効票、紙くずになります。2枚目の投票用紙にはどうか、ひらがな3文字で「れいわ」「れいわ」とお書きいただきたいんです。山本太郎をなんとか皆さんのお力で国会に送り込んでいただけないでしょうか。与党からも野党からも嫌がられる。自分で言ってて笑った。すいません。重要でしょ? それ。永田町のぬるっとした世界に浸からず、空気を読まないという国会議員、必要ですよ。ぜひ山本太郎、皆さんにとってのミサイルを国会に撃ち込むという、2枚目の投票用紙にはどうか「れいわ」、ひらがな3文字で「れいわ」とお書きください。
山本太郎及び、このれいわ新選組、この国をどうしていきたいのか? 私は何があっても心配するな、そういう国を皆さんと作っていきたいと考えています。将来に不安しかない。恐らくこの国に生きる多くの方々がそう感じてると思います。私たちれいわ新選組は徹底した公助、25年のデフレを吹き飛ばし、なんとしてもコロナ不況をくいとめる、まずこれがひとつの大きな柱。そして、コロナ対策を徹底していく。この大きな2本柱「れいわニューディール」。皆さまに政策としてホームページなどからご覧いただけます。その中でも私がやりたい2つのことを手短にお話します。
まず原発。これは一刻も早く止めなければなりません。やめなければいけません。電力は? 足りています。原発が無くても電力は足りている。ただし、その電力はしばらく中心となるのは環境負荷が少ない火力の中でもこれは天然ガスになっていく、それと同時進行で自然エネルギー、この力をこの国に拡げていく。そして火力もやめていく。そういうスケジュールが必要だと思っています。なぜ原発をやめなければいけないのか? 日本は特別に理由があります。地震が多いからです。政府の試算、もう既に出ています。30年の間に8割の確率で大地震がやってくる。この30年という時間軸は1年後かもしれないし29年後かもしれない。それくらいの間隔なんです。
つまりは大きな地震に耐えられない。耐えられないことがはっきりした原発は、これはすぐにでもやめなければ、この国に生きる人々の財産、生命は守れない。例えば政府が30年以内8割の確率でやってくると言われている地震、首都圏直下地震があります。どれくらいの規模感か? マグニチュードで言われてもわからないでしょうから、過去の地震と比べてみると、阪神大震災の5倍です。東日本大震災の3倍です。それが首都圏直下地震です。それによって受ける経済的損失、20年間で730兆円。もう想像つかないですね。それに耐えられる原発、存在しません。そして政府が言っているもうひとつの大きな地震、南海トラフ。太平洋側、ものすごく広い範囲にわたって影響が出ると言われています。これは阪神大震災の17倍、そして東日本大震災の10倍。それに耐えられる原発ありますか? あり得るはずございません。冷静に考えていただきたい。ただでさえ大きな地震で多くの被害を被っている中に、核災害まで抱えるということは、これは対応しきれません。ひとつの地域、例えば東電原発。福島県のひとつの地域、これが被害に遭いましたが、そのような巨大な地震に対して複数の地域において原発事故が起こった場合には、もう為す術ございません。だからこそ一刻も早く、原発は禁止にしなきゃいけない。やめなきゃいけない。
「ちょっと待ってください、山本さん。原発やめるって口で簡単に言うけど、そこに対して困る人たちいるでしょ? 例えば、原発立地帯の方々」。おっしゃる通りです。原発立地帯の方々は、日本の成長のために、都会に電力を送るために、自分たちでリスクを背負ってくださった方々です。この方々に対しては、原発をやめたとしても財政的支援は続ける必要があります。それだけじゃない。産業の転換、雇用の転換、こういったものに対しても国がしっかりと責任を取っていく。それとセットでなければ原発はやめられません。私たちれいわ新選組は、2030年までに火力は全廃、そして2050年までに自然エネルギー100%という世界の最低ラインの約束をクリアできるように、「脱原発!グリーン・ニューディール」という政策を打ち出しております。官民連携しながら、10年間で200兆円レベルの投資を行う。新エネルギー、その他の技術に対して投資をしっかりと行っていく。それによって毎年250万人の雇用を作り出していく。その雇用には、ロストジェネレーションや、このコロナで仕事を失った、様々なシチュエーションにある方々に安定した雇用として提供していく。そういった一体的なことが必要だと考えています。どうか2枚目の投票用紙、2枚目の投票用紙にはひらがな3文字「れいわ」「れいわ」とお書きください。山本太郎を国会に戻してください。ありがとうございます。
そしてもうひとつ重要なことがあります。何か? コロナが来たから困ってるんじゃない。コロナが来る前から困ってる人たちは多数いらっしゃいました。つまりは何か? 25年間、先進国の中で唯一、不景気が続く国、それが日本です。「いやいやいや、私は全然、不景気にもなってないし、コロナでも困ってませんよ」、そういう方いらっしゃると思うんです。実際に東京都の調査を見てみると、このコロナによって生活が苦しいとお答えになる方々は全体の3割です。「3割傷ついて6割大丈夫だったらなんとかなりそうだよね」、そう思っちゃう。でも違うんです。私たちはひとつの船に乗ってる。世の中は繋がってるんです。GDP、学校で習いましたよね。GDPって何でしたか? 所得の総額です。あなた、あなた、あなた、あなた、あなた、みんな。みんなの所得の総額なんです。つまりは仕事を失った、給料が減った、将来に不安があってお金が使えない、そういった方々が1人でも増えていくことによって、社会に回るお金はどんどん減っていきます。つまり、今、全く影響を受けていないという人たちに対しても、遅かれ早かれ影響はやってくる。だから何をしなきゃいけないか? 国が徹底的にお金を入れながら、全体を底上げするということをやらなければならない。なぜならば、コロナで困っているだけじゃないから。その前の25年の不況で、コロナが来る前から7人に1人の子どもが貧困、コロナが来る前から3人に1人の女性が貧困、それがこの国の現実です。
やれることはひとつ。民間の努力じゃ無理。個人の努力じゃ無理。やれることは、国による徹底した経済政策です。そのための財源どうするんですか? 税では賄えません。このようなコロナという大きな災害、他にも経済的な不景気、こういう時には他の財源を大胆に出動させる必要があります。世界では常識。私たちには円があります。自国通貨です。通貨発行権。お金を自分たちで必要な分を増やし、必要なところに投資していく、入れていくっていうことが可能なんです。アメリカだったらドル、イギリスだったらポンド、日本だったら円。自国通貨を持っていて、そして変動相場制、そういったものの中にいる国家。自分たちのお金を増やせます。国の借金は、あなたの借金とは全く関係がない話。だって、あなたはおうちでお金刷れませんよね。国家はお金が作れるんです。それが通貨発行権。
そんなことを無限にやったらむちゃくちゃになっちゃうじゃないですか、そう言われる方いらっしゃいます。無限になんてやりません。おとぎ話じゃないんだから。上限はあります。上限は金額ではない。上限はインフレ率です。世界の常識です。日本国内だけです、政府の借金がみんなの借金だと、財務省を中心に、テレビ・新聞、皆さんに洗脳し続けている。事実関係は違う。通貨発行権を持つ国々は必要な財源を作り出せる。日本においては、インフレ率2%が上限となります。
インフレ率2%で年間どれだけのお金を皆さんに投資できるか? それを参議院で試算してもらいました。参議院の調査情報担当室、計量シミュレーションです。1年間に、1年の予算とは別に144兆円という国債発行を行ったとしても、インフレ率は1年目1.2%、2年目1.4%。ここまでしか上がりません。つまりは何か? インフレ2%にも達しない、ハイパーインフレにもならない。財政破綻は起こらない。だったらこの財源、今、大胆に使わなきゃ。
社会が壊れる前に手当てをするのが政治の仕事でしょ。これをそのままにしていけばどうなるか? 事業者倒れます、失業者生まれます、自殺者も増えます。私たち、リーマンショックで経験してきたじゃないですか。だからこそ世界中は事業者を倒さず、失業者を生み出さないために徹底的にお金を出していっています。それによって生まれたことがある。何か? 自殺者が先進国では減っています。イギリス、アメリカ、カナダ。徹底的にお金を出して不安を取り除く、絶望させない。一方で日本はどうか? 残念ながら、自殺者増えてしまってます。そりゃそうです。2020年、補正予算。補正予算とは1年間の予算のうち、足りないものを継ぎ足していく作業。なんと自民党・公明(党)政権はこの補正予算のうちの30兆円を余らせました。つまりは、30兆円分救える事業者を見捨てた。30兆円分救える生活者を見捨てた。こんな政治を変えなければ人々が倒れる、社会が壊れる。今こそ大胆にお金を使うとき。30兆円あれば、家の商売が傾き、学業を諦めた人たち、諦めなくてもよかったんじゃないですか? バイト先が潰れて生活が立ち行かない、もう死のうと思った若者たちも死ななくて済んだんじゃないですか? 家のローンが払えずに家を出ていくことになった家族も守れたんじゃないですか?
今の政治に足りないものは何か? 愛ですよ。一人ひとりの生活を慮(おもんぱか)る愛が足りない。そんな政治、終わらせなきゃダメなんですよ。この国のオーナーは資本家でもなく大企業でもなく、この国のオーナーはあなたなんだって。この国の最高権力者、あなたなんだって。あなたの力がなきゃこの国なんて変えられないんだよって。その力を集めて、180度違う将来、手に入れましょう。
そのためのチャンスが今回の衆議院選挙。衆議院選挙では2枚の投票用紙。山本太郎を国会に送っていただくためには、2枚目の投票用紙には「山本太郎」と書いた瞬間にアウト、無効です。どうか2枚目の投票用紙には、ひらがな3文字で「れいわ」、ひらがな3文字で「れいわ」とお書きください。よろしくお願いします。
「山本さんちょっと待ってください。自由が丘、目黒あたりに住んでる私は2枚目のことはよくわかりましたが1枚目はどうしたらいいんですか?」って方も出てくると思うんです。1枚目の投票用紙にふさわしい方をここでご紹介したいと思います。私とは別会社、立憲民主党の方です。話せる人間、それがこの方。基本的に政治にはコミュニケーションが必要。けれどもそこにはイデオロギーやいろんな考え方の違いから話し合いを拒絶されることもある。でもこの方は違う。どんな人とでも真摯に話す。私は尊敬する、立憲民主党の先輩です。1枚目の投票用紙にはどうかこの方のお名前を書いていただきたい。立憲民主党、手塚よしおです。よろしくお願いします。
手塚よしお:
皆さんこんにちは。ご紹介いただきました手塚よしおであります。28年、政治活動してますけど、こんな良い音響設備のもとでマイクを握ったの初めてなんで少し緊張しています。太郎さん、ありがとうございます。最初に自己紹介。私、今、55歳です。この自由が丘を中心とするこの選挙区は、東京第5区。今回の総選挙で5期目の当選を目指しています。そして私が当選をして野党がたっぷり数を取れば、消費税は5%になる。全部5個で揃いますんで、まずは覚えていただければと思います。太郎さんが今、お話をされていた話。大概、私も同じ思いを持って聞いていました。膝打つところもありましたし、さすが話がうまいなあと感心も致しました。ただひとつだけですね、たったひとつだけ認識が違うことがあった。山本太郎っていう政治家はですね、確かに与党からは嫌がられてるけど、野党から嫌がられてないですよ。(笑)(山本太郎:助かります。)これだけは違います。ただ、かっこいいでしょ? ね。演説も上手いですよね。
まぁ、こんな舞台で自分が所属している党の幹部の悪口を言うつもりはありませんが、その上で、太郎さんはずっとですね、野党共闘をやろうって言ってた。野党第一党が消費税で、それを選挙公約にして共に戦えるんなら共闘しようって、ずっと2年前から言ってた。わが党もこのコロナ禍にあって、国民の暮らしを立て直すために、一番わかりやすい税制改正として消費税減税は検討してました。ひょっとしたらこれを早く表に出すと政権がパクって、真似して、争点を隠すかもしれないっていう警戒心があったのは事実です。でもね、今年になって、我々もこのコロナ禍で困ってる人たちのために、総選挙の際はぜひ消費税を争点にしょうと決めたんだけれども、なぜか我が党から太郎さんに対するアプローチ、れいわ新選組に対する一緒にやろうというアプローチがなかなか表に見えてこない。私は一緒にやりたいとずっと思ってきたから、ようやくこの夏になって、暑いときでしたけれども太郎さんとお話をすることができた。力を合わせて政権を叩きのめそうと、そんな話をしてたら菅さんが辞めちゃったんですよ。
その後、いろんな変遷がありました。太郎さんにもちょっと迷惑をかけた。申し訳なく思ってます。ただ舞台は整ったと思います。わかりやすいですよね? 今回の選挙。表紙を変えてまで自分たちで1年前に選んだ、時の総理の足を引っ張って、みんなで足を引っ張って、表紙を変えてでもごまかしてごまかして政権を維持しようという勢力と、平坦な道のりではなかったけれども、野党はしっかり候補者を一本化して、地域の皆さんにちゃんと選んでもらう。ふたつにひとつ選んでもらう。憲法は守るか壊すか、原発は再稼働するかしないか、まさに消費税は放置するか減税するか、すべてふたつにひとつ。皆様方、選んでいただきやすい環境ができたと思います。こうして山本太郎さんファンの皆さんの前でですね、こういうお話が。この自由が丘って私、生まれ育ったところなんです。この周辺も子どもの頃から知ってる方ばっかりです。この舞台で皆様方の前でこういうお話ができる。私は4年前、希望の党に排除をされて、無所属で玉砕覚悟で立候補しなきゃいけない。そう思った日々が数日間ありました。四半世紀、政治活動して参りましたけれども、もうこれで終わりだなと思った時期もありました。ただ最後の最後、立憲民主党ができて、これに加わって5年振りに国政復帰ができた。地元の「めぐせた(市民連合 めぐろ・せたがや)」という市民連合の皆さんが、手塚を野党統一候補にして国会に戻そうとずっと動いてくれていたから、私は国政に戻れました。この4年間は自分の政治家としての活動として、とにかく共闘をどう進めていくか? 心血を注いできました。一番近くにいて一番声を掛けれなかった太郎さんにもお声掛けができて、しっかり野党4党共闘で前に進める、そういう環境が整った。そのことに今、手応えを感じています。比例区の話を政党に所属をしている私が言うのは、ちょっと語弊があるかもしれませんが。私も石にしがみついても、畳をかきむしっても、小選挙区で勝ちます。力を貸してください。そして太郎さんにも同じ衆議院の場で、一緒に仕事をさせてもらいたいと思ってます。
2枚目の投票用紙はぜひ太郎さんがお話した通り。私からは言いません。私からは言いませんが、気持ちわかっていただければと思います。全部同じ考え方だったら同じ党でしょ? ちょっとずつ違っていいんですよ。相手をリスペクトして、仲間をリスペクトして、スクラムを組んで。そしてそのスクラムはラグビーでもそうですけど、バインドが強いほうが相手はしんどいんです。政権が取れるかどうかわからない。取りに行きますよ。ただ取りに行けないかもしれない、取れないかもしれない。でもその時っていうのは、より野党の結束というのが必要になります。それが私の経験。強いバインドを作るために山本太郎さんが、まぁ、野党でも色んなこと言う人いますからね。目立ちますから。しっかり国会で仕事ができるように、私、手塚よしおがサポートして参りますので、どうか皆さん、我々が共に仕事ができるように、東京第5区では小選挙区では「手塚よしお」、あとひと押し、お願い申し上げたいと思います。いやほんとに嬉しいです。最後までがんばります。ご清聴ありがとうございました。
山本太郎:
ありがとうございます。マイクを握っていただきました。1枚目の投票用紙、衆議院選挙で1枚目の投票用紙にはぜひ立憲民主党の「手塚よしお」、「手塚よしお」と書いてください。
25年不景気を続けたような自民党がいまだに、自民党しかないって思われるっておかし過ぎるでしょ? 考えてみてください。ひと握りの者以外はほとんどが地盤沈下した生活を送っているのが日本なんですよ。厚生労働省の調べで所得の中央値というものがあります。高い所得並べて、低い所得、全部並べた真ん中ですよ。この25年の不景気の間に、所得の中央値が108万円低下してるんですよ。明らかに経済政策の誤り。そればかりか労働環境の破壊。一人ひとりが使えるお金というものがどんどん奪われてしまった。これは大企業による組織票と企業献金。資本家がコントロールするような政治の先頭に立ち続けたのが自由民主党です。
あなたの労働環境を破壊することによって、安い部品として使える、そのような派遣労働者は労働者の4割を超える。そして2017年にも海外から、より安い労働者を国内に流入させるような、大量に流入させることが可能になるような入管法の改正も行いました。この国に生きる人々よりも、より安い賃金で働く人々が大量に国内に入り込めば、全体的な賃金どうなりますか? 当然、下がっていきます。これで得するの誰ですか? これで損するの誰ですか? 国内で元々働かれてた方はもちろんのこと、海外から安い賃金で連れて来られる人たち、ここ対立しますよ。ひと握りの者たちだけが笑って、それ以外が泣くような政治を、どうしてこの国の国会でやるんですか? あまりにもおかしい。
そして消費税。野党共闘で消費税5%。毎日が5%OFF。立憲民主党が政権取ればそうなりますよ。私たちはその先、消費税は廃止まで目指していきます。なぜ消費税廃止か? そのことについてだけ触れて終わりたいと思います。「社会保障のために消費税必要だよね。」、多くの方々がそう考えられてると思います。でも大きな間違いです。消費税収のうち、社会保障のために使われているのは一部しかございません。そのほとんどを何に使われてるか? 消費税が上がるたびに法人税は下げられ、消費税が上がるたびに金持ちの所得税は下げられ続けた。つまりは大企業やひと握りの金持ちのために減税をする、その穴埋めとして消費税が使われ続けてきた。この消費税で一番苦しんでんの誰? 中小零細ですよ。日本の中で、「税金が払えません」という税の滞納、そのうちの6割を占めるのが消費税です。「消費税が上がるので、価格に転嫁させていただきたいと思います」。取引先の大手に、そんなこと言えると思います? 「価格に転嫁するんだったらお前、取引先変えるわ。じゃ、お前のとことは切る」。そう言われるのがもう目に見えてるからこそ、みんな背負うんですよ。背負うんですよ、自分たちで消費税増税分。赤字でも払わなきゃならない消費税、これによって中小ガタガタですよ。25年消費がないという中で既にガタガタなのに、消費税でさらに厳しい状況に追い込まれてる。
でも中小企業ってこの国の屋台骨でしょ? 日本の中に存在している企業のうちの99.7%、中小企業ですよ。この国の労働者の7割を雇用しているのが中小企業で、地方都市に行けば8割9割が中小企業の雇用ですよ。その中小企業を傷め続け、ひと握りの大企業や資本家に対して利益を差し上げるためにこの消費税を上げ続けた。労働環境は壊され、税金の取り方を歪め、そら、みんな大変なことになるわ。その中にコロナまでやって来た。
はっきり言いますよ。資本家の手先になるような政治家が国会の中に跋扈(ばっこ)すれば、資本家や大企業のための法律しか作られないし、彼らが得になるような法の改正しか行われない。それが行われてきた数十年なんですよ。この国のオーナー誰なんですか? 大企業ですか? 資本家ですか? この国に生きる一人ひとりがこの国のオーナーじゃないですか。でも50%のオーナーは票を捨ててしまう。そしてひと握りの意志を持った人間たち、組織票や企業献金で自分たちの駒を国会に送り込む。
政治から目を背けることは、政治から手を離すことは、あなたや、あなたの大切な人の首を絞めることになる。今、あなたが大丈夫であったとしても、その大丈夫がいつまで続くかわからない。だから力を貸してほしい。あなたにはこの国を救う力がある。あなたには今、この国で困ってる人たちを救える力を持ってる。その力を集めていただきたいんですよ。目黒にお住まいの皆さん、自由が丘にお住まいの皆さん、衆議院選挙、1枚目の投票用紙には、1枚目の投票用紙には「手塚よしお」、「手塚よしお」と書いてください。よろしくお願い致します。勝たせてください、選挙区で。ありがとうございます。
そして2枚目の投票用紙、山本太郎を国会に送っていただきたい。永田町、ここで嫌がられる人間を送り込むって、非常に重要なことです。2枚目の投票用紙には、「山本太郎」と書いたら、無効票です。2枚目の投票用紙には、ひらがな3文字で「れいわ」、「れいわ」とお書きください。どうかお力を貸してください。ありがとうございました。
ありがとうございます。手塚さんのすごいところはね、立憲民主党と私たちれいわ新選組の間で選挙区の調整の話、あの、手塚さんも関わってた部分があったんですね。絶対に自分の選挙区のことから話さないんですよ。要は私たちれいわ新選組は同じ手塚さんと選挙区の中に候補者を立ててましたから。普通だったら、自分のところからどけてくれって話で始まりそうなものなのに最後の最後まで言わないんですよ。すごくないですか、それ。何としても勝ちたいのは、みんな一緒ですよ。でも、その中でまず自分のところって、絶対言わない。あまりにも言わないから、私から聞いたんですよ。「ところで手塚さんのところ、どうなんですか?」って。「いやいやいや、まずはみんなのことを話したい」っていうことをずっとおっしゃられてた。いるんですよ、立憲民主党にも。野党にも、いい議員いっぱいいます。目黒の皆さん、自由が丘の皆さん、1枚目の投票用紙、どうか「手塚よしお」、「手塚よしお」とお願い致します。ありがとうございます。
話はれいわ新選組に変わります。私たちテレビ・新聞では、ほぼ扱いがございません。この、2019年の選挙が終わってから、事実上、干され続けました。そして、現在、選挙前になって、その帳尻合わせで少しメディアで取り上げられるようになりました。でもその2年間の間、何もしてなかったわけじゃない。蠢(うごめ)き続けていました。どうか、メディアではなかなか目にすることのない私たちれいわ新選組と繋がっていただけないでしょうか。私たちの公式LINE、そういうものがございます。どうかこのLINE、友だち登録のほう、よろしくお願い致します。
そしてありがとうございます、今日は政策の一部しかお話出来ませんでしたが、私たちの政策「れいわニューディール」、どうかこの国のオーナーの皆さんに見ていただきたい。検索エンジン、ネットの検索エンジンで、「れいわ」3文字入れていただきますと、ホームページ出て参ります。その中で、「れいわニューディール」、私たちの政策、ぜひ中身をご覧いただきたい。あなたが一番ご関心のある、そんな政治的テーマ、私たちがどういうアプローチをやっていくのかということをご確認いただけると思います。
そして、もし皆さんの中で、おうちに壁があるよ、そういう方いらっしゃいましたら、ぜひこちらのポスターのほう、お持ち帰りいただけないでしょうか。このポスターを貼った途端に隣近所が冷たくなった、そういう話は聞きません。なので、ぜひ勇気を持って、おうちの壁に貼っていただければテレビ・新聞で扱われない私たちが、「あ、こんな選択肢あるんだね」というようなことを周りの方々に伝えるツールとなります。「残念、家はマンション、アパートなの」そういう方、ご安心ください。窓の内側から外に向けて貼れば、壁と同じ作用でございます。どうぞ、お気軽にお持ち帰りいただきたいと思います。私の立っている右側、あちらの方のテントで、ポスターのほうをお渡し致しております。
そして、お願いがあります。私たちは100%市民政党、ボランティアの力で出来上がった国政政党です。もしあなたが、れいわ新選組、少しでも力貸してやりたいな、そんな天使みたいな気持ちが芽生えた方のためにボランティアセンターございます。新宿です。西口・南口それぞれ徒歩5分の位置にボランティアセンターを構えております。どうかそちらのほうに足を運んでいただけるタイミングがあれば幸いです。行けるかどうかわからないけど、ボランティアとして登録しておく、そういう参加の仕方でも結構です。今日もたくさんのボランティアの方々が私たちの演説のためにお手伝いをいただきました。ありがとうございます。
2枚目の投票用紙「れいわ」、ひらがな3文字「れいわ」、これを拡げるためにぜひあなたのお力をお借りしたいんです。友達に電話をする、知り合いに電話をする、そういう形で拡げていっていただきたいんです。「山本太郎」と書けない分、「れいわ」と書いていただくというのは、かなりハードルが上がります。はっきり言えば、今、自分は楽に行ける状態ではありません。かなりギリギリ。かなり危ない水域にいる。そういう気持ちを持って選挙戦、挑んでおります。どうか、全国から2枚目の投票用紙は「れいわ」と書いていただけるようにお力を貸してください。
最後に皆さんの中でお金持ちいらっしゃらないですか? 自由が丘だったらたくさんいらっしゃるんじゃないですか。そんなことないですか? すいません。何が言いたいか? 1人選挙に立候補するのに入場料だけで600万円取られます。こんなぼったくり聞いたことがない。私たち21人候補者を立てますが、その時点で1億3千万円近く。この費用に関しましては皆さんからのご寄附でクリアをすることができました。私も立候補することができました。ありがとうございます。そこから先、選挙運動を最低限やっていくためには1人の候補者に付き一千万円くらい担保しないと、なかなかしんどい選挙になります。大企業、宗教団体、いろんなとこと繋がりながらお金を回してもらいたくなる一般的な議員、その気持ちはわかりますが、私たちはそれは致しません。なので皆さんの中で財布の紐の緩いお金持ち、もしもお友達にいらっしゃいましたら私たちに情報を寄せていただきたいんです。さすがにそんな友達はいない、けれども頑張るっていうんだったら1000円お前に託してやってもいいよ。ワンコイン500円でも託してやってもいいよ。そんな太っ腹な方がいらっしゃいましたら、ぜひお願いを致します。あちらのテントでも受け付けております。
話が長くなって申し訳ございません。お金がすべてではありません。私たちの「れいわニューディール」ぜひホームページのほうからご覧いただくか、そしてLINEの友だち登録よろしくお願いします。社会なんて変わるわけないだろ、そう思われてる方々、大きな間違いです。あなたがいなければ社会なんて変えようがない。あなたというこの国のオーナー、この国の最高権力者の力を借りて50%の投票を諦める人たちとも繋がっていきながら、180度違う社会つくっていきましょうよ。それができるのが政治。政治はパワーゲーム。ひと握りの資本家にコントロールされ続けてきたこの25年で多くの人々が傷つき人生を終わらせた。こんな地獄みたいな社会を変えたいんです。力合わせて一緒にやっていきませんか。「何があっても心配するな。そんな国を皆さんと作っていきたい。」れいわ新選組でございます。2枚目の投票用紙ひらがな3文字「れいわ」よろしくお願い致します。ありがとうございました。
この後なんですけれども、山本太郎と手塚さん大丈夫ですか? 手塚よしおの間に挟まれて、よければ記念写真撮っていっていただけないですかね。すいません。それって何の罰ゲームなんですか?と思われた方、その気持ち一旦胸の中にしまっていただいて、その撮っていただいた写真、ぜひですね、ネットに上げていただきたいんです。ネットに上げる際には、れいわや山本太郎に対して印象が良くないお言葉でも、もう究極は結構です。disっていただいても笑っていただいても結構。狙いは何かと申しますと、社会を変えたいのに政治の話を世間でできない。これでは社会は変えようありません。だからこそ、あなたが何気なく簡単な気持ちでつぶやいたこと、発信したことが、あなたの繋がりのある方々がそれを目にして、あ、なんだ、政治ってこんな簡単に何か物を言っていいもんなんだ、という空気を拡げていただきたい。あなたがそれをしてくださることによって社会が変わっていく速度も変化があるかもしれません。どうかそのような形でご活用いただければと思います。
よろしくお願い致します。まずは野党共闘、それによって消費税は5%に。ここ目黒、自由が丘では1枚目の投票用紙には「手塚よしお」そして2枚目の投票用紙、2枚目の投票用紙にはひらがな3文字で「れいわ」、「れいわ」とお書きください。まずは消費税5%にしよう。そして法で守られた国、法でちゃんと執行される国を取り戻しましょう。ひと握りのためだけに横暴が許されるような社会が続けば社会は壊れます。まともな国に、まずは一回戻しましょう。お力を貸してください。ありがとうございました。写真撮って参ります。あ、お時間ない方、勝手に撮られてくださいね。肖像権ほぼないので。ご自由に。ありがとうございます。