山本太郎:
大きな音を立ててしまい申し訳ございません。ただ今、マイクを握らせていただいてる私は、れいわ新選組。なんなんだ、その変な名前は。よく言われます。れいわ新選組とは国政政党です。今のところ2議席しかございません。れいわ新選組の代表山本太郎が阿佐ヶ谷で皆さまに衆議院選挙の訴えをさせていただくためにマイクを握らせていただいております。ありがとうございます。2012年衆議院選挙ありました。その時に山本太郎、ここ東京8区杉並から立候補をさせていただきました。そのときには石原(伸晃)さん、石原さんちのご子息、これに勝つことができなかったんですね。7万票いただきましたが敗れてしまいました。そして今回の選挙で、ここ東京選挙区、東京の8区杉並で再度、私が立候補をしたいということになったんですけれども、そこでいろんなハレーションがありました。なので私は引くことにしました。ここ東京8区で立候補をしないことに決めた。目的は何か? 石原さんを倒したい、その気持ちはありますが一番の目的は何かということを考えたら、野党が力を合わせて、まず消費税5%に落とす、これまず手にしたいですよね。そしてこれまであまりにも暴政が続いた自民党政権。なんとしてもこれ、権力入れ替えたいっていう思いから、ここ8区から出ることは諦めました。今回、山本太郎は比例。比例というところで立候補しております。2枚目の投票用紙、ここにひらがな3文字「れいわ」、「れいわ」と書いていただくことで山本太郎を国会に送っていただくことができます。「山本太郎」と投票用紙に直接書いてしまいますと、これはその瞬間に無効票、紙くずに変わってしまいます。どうぞ山本太郎を国会に送っていただきたい。そのためには2枚目の投票用紙、比例には「山本太郎」ではなく、「れいわ」、「れいわ」とお書きください。
私たちれいわ新選組、一体何者なんだ? そう思われた方のために簡単にご説明致します。2013年、東京から参議院議員として国会に送っていただきました。6年の任期の間、小沢一郎さんと行動を共にして参りましたが最後の1年、山本太郎一人で旗揚げをしたのがれいわ新選組です。その夏の参議院選挙で2議席を獲得。1議席は重度障害者の木村英子、そしてもう1議席はALS難病患者の舩後靖彦。この2名が国会で活動しているのがれいわ新選組です。障害者に難病患者、そういった者たちを国会に送り込むなど、山本太郎おふざけが過ぎる、そう言われることございます。全くふざけてはおりません。誰しもが寝たきりになるリスクはあります。しかも高齢化社会の日本の中で、それが加速する中で、誰もが寝たきりになるリスクを持っている。でもこの国において寝たきりという状況に置かれたら、あなたは胸を張って生きていける、そんな社会が目の前にありますか? 私にはそうは思えない。寝たきりになった途端、社会のお荷物になった、みんなに迷惑をかけている、そういう気持ちで生きていかなきゃならないのが今の日本社会ではないでしょうか? だからこそ変えたい。政治なら変えられる。その国会の議論において、ある意味でれいわ新選組の2人の議員は、寝たきり界のトップランナーとしてその議論を切り開いていく。高齢化社会は語られど、寝たきりになってからのビジョンが一切ない、この国において、非常に重要な役割を果たしている。それがれいわ新選組だと考えています。そのれいわ新選組で代表を務めている私、山本太郎がこの選挙におきまして、比例で立候補しております。どうか2枚目の投票用紙、「山本太郎」と書かず「れいわ」と書いて、なんとしても国会に戻していただきたい。どうかよろしくお願い致します。
れいわ新選組とやらが、じゃあ一体どういうことをやっていきたいのか? そう疑問を持たれた方のためにお話をしたいと思います。もしお時間がない方は、れいわ新選組のホームページで私たちの訴えている政策「れいわニューディール」、その中身をご覧いただきたいと思います。ニューディールってなんだったっけ? 1930年代アメリカ、大恐慌。その時代に次々に事業者が倒れ、そして失業者が増えた。貧困は拡がっていった。そのときに国が大胆にお金を回していくという政策が取られた。雇用をつくり、お金を回し、そして事業者を助け、雇用をつくり、そして貧困を縮小していった。今、この時代にこそ、私たちはれいわのニューディールが必要だ。そういった意味で私たちマニフェストを発表しました。「れいわニューディール」。その中身は2本の大きな柱です。1本目の柱、徹底したコロナ対策。もうひとつの柱、25年のデフレを吹き飛ばす、そしてコロナ不況をくいとめる大胆な経済政策です。
コロナが来たから大変なんだ、皆さんそういう風に勘違いしてませんか? とんでもない。コロナが来る前からこの国は大変な状況にあったということです。25年の不況、25年のデフレから脱却できないという状態、そこにコロナまでやって来たということを政治家の多くが理解していません。「皆さん、コロナでお困りですよね。ここをなんとかしたいと思っております」という言葉は聞くけれども、そうじゃない。25年の不景気の中で社会にお金が回らず、格差は拡大。人々の生活は地盤沈下してる中にコロナがやって来たということ。じゃあ、コロナ前の日本、どんな状況でしたか? 子どもの7人に1人が貧困、これがコロナの前の日本。コロナの前の日本どんな状況でしたか? 一人暮らしの女性、3人に1人が貧困。その最中にコロナまでやって来た。つまりはここに手厚く手当てがなされなければ、これはトドメを刺すことになります。
一方で今の政府、しっかりと手当てしていますか? 2020年度補正予算。補正予算とは何か? 1年間の予算の中で足りない部分を補正として継ぎ足していく、そういう予算です。2020年度補正予算は30兆円を余らせました。つまりはどういうことか? 30兆円分救える事業者を救わなかった。30兆円分救える生活者を救わなかった。こんな無慈悲な政治あります? 私は許せない。例えばコロナ禍でお困りの方々たくさんいましたよ。やっと今月乗り越えた、そんな事業者。今月乗り切れなければ首を括るしかない、そういう方々のお話、いっぱい聞いた。それだけじゃない。家の商売傾いて学業続けるのが難しい。おまけにバイト先まで潰れてしまった。これは、もう大学をやめなければならない、そんな若者。家のローンが支払えない、家を失うことになりそうな家族。大きなターミナル駅に行けば、20代から80代までのなりたてのホームレス。派遣で働いていました、けれども、クビになるとともに住まいも失い、そして所持金ギリギリになって、数百円、数十円を握りしめて、初めてホームレスになった人。声を掛けます。何と言うか? 「大丈夫です、大丈夫です」。大丈夫なわけないでしょって。所持金おいくらですか? 人によって違う。3万円、数十円。でもそのお金、すぐなくなりますよね? 民間の団体に繋ぎますから、まずはアパートっていうところをちゃんと住めるように、そういう団体に繋いでいきますって説明をしても、「そんなのはいい」と。「仕事なんかすぐ見つかる」。見つかるわけないやん。つまりは何かというと、そのまま命を繋ごうと思ったら、罪を犯すか死ぬしかないんですよ。その中で30兆円もの予算を余らせて、こんなに余らせましたってドヤ顔をするような政府は、この世の中、全く見てない。皆さんのことなんて一切目に入ってない。そんな政治、変えていくしかないんすよ。
この政治は誰の手で作られるかっつったら、この国の最高権力者の手によって作られる。この国の最高権力者、誰ですか? 大きな企業ですか? 資本家ですか? とんでもない。皆さんですよ。この国に生きる皆さん。この国のオーナーは、選挙と呼ばれるときにはその議決権、いわゆる投票権を50%の人間たちが捨ててしまう。「政治なんてもういいよ」って。「バカバカしい。日頃からテレビで垂れ流される政治家の体たらく、不祥事、そんなものからはもう距離を置きたい。もう目を背けたい。自分は自分の人生を生きる」。みんなそう思ってる。多くの方々がそう感じる。その感覚は間違ってない。
でもそれをやってしまうと、あなたが政治から手を離してしまうと、あなたが政治から目を背けてしまうと、この壊れた社会はさらに壊れるしかない。だってこの国のオーナーの監視、指導、そういったものが一切届かなくなるんだから。あなたの手でしかこの国は守れないし、この国に生きている人たちは守れない。そのタイミングがこの選挙なんですよね。50%の投票を諦めた人たちと横に繋がって、社会を180度違う形にしたい。それができるのが政治。政治はパワーゲーム。50%が投票諦めている間に全体の2割程度の得票を固めた人間たちが好き放題の社会を作ってきた。組織票、企業献金、そういうものでコントロールされる。資本家の手先となった駒たちが国会の中でやってきたことは何か? 一部の者たちだけに利益が誘導されるような。どうぞどうぞ。マイクマイク。ここ(東京8区)で出ろって? ここで出たらまた混乱するじゃないですか、お父さん。だから引いたんですよ、私。ありがとうございます。何の話してたかすっかり忘れてしまうくらいの、申し訳ございませんね。演説のみに集中致します。ありがとうございます。
難しい話じゃないんですよ。政治はコントロールできるもの。そのコントロール権を多くが捨ててしまったら、ひと握りの人間たちがコントロールし続ける。このコントロールされた社会の中で何が起こったか、簡単にお話します。全体が貧しくなりました。そして一部の者たちだけが利益を蓄え続けました。もう一歩踏み込んで言うと何か? これ財務省のデータ見たら明らかなんですね。財務省、法人企業統計、1997年から2018年までの間を見ると、この25年の不況と呼ばれるものが、原因が何だったかよくわかります。企業の売り上げ、ほとんど変わってません。一方で企業の経常利益は3倍に上がってます。そして、株主への配当は6倍です。ちょっと待って。売り上げほとんど変わってないのに、どうして経常利益や株主配当上がっていくの? シンプルですよ。他んとこ削ってるんです。何、削ってますか? あなたの賃金ですよ。賃金は減り続け、そして未来への投資、イノベーション、設備投資も削り続けられてる。あなたの賃金と未来への投資を削り続けたものを株主に献上し続けてるような社会が、もう今のスタンダードになっちゃってんです。
これはどうやってできた? 政治によって実現されたんですよ。50%が政治から手を離し、そしてひと握りの人間たちが政治をコントロールすることによって作られた社会。どういう形で形になっていったかって、いろいろありますよ。企業にとってのコストは2つですから。これを最大限まで下げるということがやられた。ひとつは税金の取り方。金持ち、大企業に減税をし、そして皆さんから搾り取ったもので穴埋めをしていく。消費税です。消費税は社会保障のために必要だって? デタラメもいいとこですよ。テレビも新聞も魂売ってますね。本当のことなんて言わない。何か? だって軽減税率。消費税の軽減税率、新聞は適用されてるでしょ? 消費税が悪いものだなんて口が裂けても言えません。テレビ? 何かまずいことあったら国税庁送り込まれますよ。何かまずいことあったら総務省に電波停止されますよ。本当のことなんて言えるはずないでしょ。じゃあ、消費税、一体誰のために使われているか? 大企業に対する大減税。金持ちに対する大減税。その穴埋めが消費税ですよ。社会保障なんて一部にしか消費税使ってない。消費税始まってから2016年までの間に何が起こってるか? 法人税を減らした分の穴埋めを消費税収の73%で穴埋めしてるんです。こんな馬鹿な話ある?
税金には基本がありますよ。ないとこから取るな、あるところから取れ、当たり前じゃないですか? どうしてむちゃくちゃなことやってんですか? 簡単です。選挙によって恩を受けた者たちが恩返しし続けてるだけ。組織票と企業献金。あまりにもあり得ないですよ、こんな取り方。これはやめなきゃいけない。私たちれいわ新選組は、この消費税を廃止にします。この今回の選挙において、消費税、野党共闘で5%まで落ちるってことが決まっている。だったらまずその第一歩として消費税5%に下げさせてくださいよ。それによって救われるの誰? 中小企業ですよ。
この国における税滞納、税金が払えませんという状況、すべての税の中で、消費税が6割占めてるんです。中小企業は払えてませんよ。税金は上がっていく。けれども、その税の転嫁、価格に転嫁出来ない。取引先の大企業に「すいません、税が上がったので、その分、価格に転嫁させてください。」口が裂けても言えませんよ。言っちゃったらどうなるか? 「じゃあ、もう変えるわな。お前たちとはお別れだ。」そういう話になる。中小企業は背負い続けて負担が大きくなっていって首が絞まってる。ここに対して消費税をやめることによって何が起こるか? 中小企業が元気を取り戻すんですよ。これこそが本当の経済政策でしょ。
この国に存在している企業、99.7%中小企業で、この国で雇用されている人々、中小企業で雇用している人たちが7割。地方行ったら8割9割。どうして中小企業、この国の屋台骨にムチを打ちながら、ひと握りの大企業だけに大サービスし続けるんですか? 目の前の金でしょ。自分のバッジでしょ。そんなことのために、この国壊す権利なんてないですよ。そんなことを行うような政治はクビなんです。政治家はただの駒です。政治家はただの公僕です。その者たちがこの国を壊したり、あなたの生活を地盤沈下させるようなことをする政策を打ち出すときには、そこに皆さんのジャッジ、しっかりと引きずり下ろすということをやらなきゃ、この国はどんどん壊れていく。だからこそ選挙があるんですよね。50%の投票を捨てた人たちと共に横に手を繋ぎながら、少しでもマシな形にこの国を持っていく。そのためには自民党と公明党には政権の座から降りてもらうしかないんですよ。
今回の選挙、衆議院選挙です。衆議院選挙か、ぼんやりとは分かってるけれども、一体どんな選挙なのか、いまいちわかってない方もおそらくいらっしゃると思います。投票用紙は2枚あります。1枚目はあなたの地域、あなたのお住まいのエリアの代表者を決める、そういった選挙です。これは個人名で書いていただきます。そして2枚目。2枚目は比例です。山本太郎という与党からも野党からも嫌われるような永田町の空気を読まずに行動するような、あなたにとってのミサイル的存在を、ぜひ国会の中に撃ち込んでいただきたい。そのためには、2枚目の投票用紙には、「れいわ」、「れいわ」とお書きいただきたい。
そして今日、ここに立ってる意味は、皆さんのお住まいになってるエリア、その代表者を決める1枚目についての私は応援をしたく、この場所にやって来ました。1枚目の投票用紙。あなたのエリア、あなたのお住まいになっている代表者1名を決める。誰にしますか? 誰にする? 石原伸晃さん? 石原伸晃さんになったら、消費税15%になりますよ。彼はそう言い続けてるから。
今回の戦いは何かというと、野党共闘で消費税が5%に減税されるか、若しくは自民党側が勝てば消費税は15%に上げられてしまうか、この戦いですよ。5%対15%。社会保障には一部しか使われてない消費税。大企業に対して、減税の穴埋めとして使われてきた消費税を15%まで上げる意味、なんですか? あなたの首を絞め、組織票や企業献金をくれる者たちにご恩返しすることでしかないでしょ。こんな馬鹿な話はない。答えははっきりしている。あなたにお力をお借りしたいのは、あなたの生活を支えてくれる、そして、この国をしっかりと守っていく意識を持っている、そういう候補者を、ここ、杉並東京8区から勝たせていただきたい。自民党、石原伸晃さん。彼が推し進めるのは消費税15%。一方で、ここ東京8区から野党の統一候補として選ばれた人が消費税5%の代弁者。皆さんはどちらを選ばれますか? 私はこの人になってほしい。ご紹介致します。東京8区から立候補されているこの人を選挙区で勝たせてください。ここ反核運動の誕生の街、ここ杉並から勝たせてください。吉田はるみです。
吉田はるみ:
今、山本太郎代表からご紹介いただきました吉田はるみです。皆さま、ありがとうございます。今、山本太郎代表の言葉を聞いて、本当にもう、この場に立たせていただき、野党統一候補としてこの総選挙、戦わせていただくことのこの責任の重みと、そして感謝とその気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。今、野党統一でこの杉並で大変な激戦になっていますが私が訴えたいことはひとつ。これまでの政治家は私たちの、民の上に君臨するような政治ではなかったでしょうか? 私たちこの杉並から一人ひとりの声が届く政治、そして私たちの暮らしが一番の政治に変えていきたいという思いです。その中で先日、高円寺のカトリック教会のシスターと話していた時、山本太郎代表のことを太郎ちゃんなんて呼んで申し訳ないんですけれども。
山本太郎:
あ、全然構わないですよ。
吉田はるみ:
シスターが、「太郎ちゃんはいつも貧困対策で頑張ってたんだよ。はるみさんもそれ一緒にやってこうね」って言ってくださったんです。私もこのコロナ禍になって、阿佐ヶ谷、高円寺、荻窪、西荻窪、そして井の頭線沿線、また西武新宿線沿線で生活相談、食材配布のことをやって参りました。この4年間で私が学んだこと。政治はただ単に政策を語るだけではなくて、こうして1人の声、1人の悩み、1人の涙を見過ごしてはいけないということです。この「貧困なくそう杉並」の動きも、こうして山本太郎代表も強力にサポートをしていただきながら進んできた。その流れを絶対に止めません。そして、この杉並から消費税5%で家計を応援していく。これがまず景気回復の先ではないでしょうか?
今、自民党が言っているのは、「成長だ、成長だ、イノベーションだ」と力強いことを言っていますけれども、いやちょっと待ってください。ほんとにこの2年間でコロナ禍になって、非正規雇用で来月の給料も入ってこない。パート、アルバイトが減らされる。全部お金借りちゃった、キャッシングもうめいっぱい。どうしたらいいの?って20歳の子が泣くんですよ。こんな日本を変えなきゃいけない。そんな私たちが傷つき苦しい思いをしている時にお尻をもっと叩いて、成長だ、その後に分配が来るってちょっと順番違うんじゃないでしょうか? まずは分配で私たちの本当に苦しい生活を温めていく。そのまず最初は家計に直結する消費税5%です。そして、家計から温めていくことが皆さんこの冬、食料品がまた物価上がりそうなんですよ。もう海外から入ってくる食料品、日本は食料自給率が37(%)、そしてエネルギー自給率が10%と海外頼み。光熱費も上がっていきます。いやいやいや、この冬、本当に寒い思いをして、食べ物がないなんていう状況が出てくるかもしれない。だからこの消費税5%で、しっかり家計を応援しながら、この景気回復はまず私たちの暮らしからということを力強く訴えていきたいと思います。
そして最後に、今の永田町の政治の体質です。こうして冷たい雨が降るときに政治家は何を考えるんでしょうか。山本太郎代表はきっとこんなことを考えるんではないかと思いながら私、街宣車に乗っていました。「この冷たい雨の中、屋根のない寒い思いをして、ひもじい思いをしていらっしゃる方がいるんじゃないかと心配になる」、そんな思いをしていらっしゃるんじゃないかと思うんです。私も同じ気持ちです。でも今、永田町にいる政治家は何を心配してるでしょうか? 「投票日、雨になったらどうしよう。」、こんな政治だと思うんです。結局、今だけ、自分だけ、金だけというこの永田町の政治をしっかりと改革していくその第一歩になるために、この杉並から野党統一候補として市民と共に、皆さんと共に、そして山本太郎代表、れいわ新選組の皆さまと共に実現していきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
山本太郎:
ありがとうございます。吉田はるみ本人の訴えを聞いていただきました。はっきりしてんですよ。皆さんのための政治か、もしくは資本家のための政治か、この対立なんです。吉田はるみならば消費税は5%に減税、石原家のご子息ならば消費税は15%に上がる、その戦いです。皆さん力を貸していただきたい。「吉田はるみ」、1枚目の投票用紙に「吉田はるみ」と、どうか皆さん選挙区で勝たせてください。よろしくお願いします。ありがとうございます。吉田さんにはね、そして支援者の皆さんには本当ご迷惑かけたので。ありがとうございます、本当に。1枚目の投票用紙、間違いなく「吉田はるみ」とお書きください。
25年不景気にするような政治って無能ですよ。そのほとんど権力握ってたの自民党ですからね。経済音痴がそのトップに居続けることの悲惨さ、皆さんの所得の下がり方でわかりませんか? 所得の中央値、国民生活基礎調査を見れば明らかですよ。高い所得から低い所得まで並べてみる、その真ん中が中央値。この25年でいくら下がった? 108万円低下しましたよ。政治による失策、その積み重ね、一部の者にのみ利益を還元、多くを貧しくしていく。そんな器用なことやれるのは先進国の中で日本だけ。こんなあくどい政治を行えるのは日本だけだったんですよ。これを取り替える時期に来ています。そのチャンスが衆議院選挙。1枚目の投票用紙、杉並区、ここ東京8区にお住まいの皆さんには「吉田はるみ」、この人しかいませんよ。必ず、必ず選挙区で勝たせてください。お願いします。あなたの1票、これも非常に重要なものですけれども、横に拡げていただきたい。選挙になかなか行かなそうな人に何かお誘いをして、お茶でも飲みながらその帰りに期日前投票所連れてってください。お願いしますよ。勝たせてください。選挙区で。吉田はるみでございます。
吉田はるみ:
ありがとうございます。
山本太郎:
ありがとうございます。頑張りましょう。
吉田はるみ:
頑張りましょう。一緒に国会に。
山本太郎:
行きましょう。ありがとうございます。衆議院でお会いしましょう。ありがとうございます。1枚目の投票用紙、あなたの地域の代表者を決める選挙区。1枚目の投票用紙にはどうか「吉田はるみ」「吉田はるみ」とお書きください。そして永田町の空気を読まない、あなたにとってのミサイル、山本太郎をどうか国会に着弾させていただきたい、そのお願いです。2枚目の投票用紙はどうか「山本太郎」と書かないように。山本太郎と書いた時点で紙くずに変わってしまいます。今回、私は比例で立候補、なので政党名の記入が必要です。「れいわ」、ひらがな3文字で「れいわ」。どうかあなたのお力を貸してください。山本太郎に国会で暴れさせてください。よろしくお願い致します。ありがとうございました。
じゃあですね、この後なんですけれども、皆さんと、もしもお時間ちょっと大丈夫だよって方いらっしゃったら、山本太郎と、ツーショット写真でも撮って帰っていただけませんかね。なんの罰ゲームなんですか? そういう声も聞こえてきそうですけれども、今日という日の思い出に。冷やかしで結構です。写真でも撮って帰っていただければという風に思います。で、お願いがあります。その撮った写真を、出来ればSNSなど上げていただけると助かります。そこで一言あなたの言葉を添えていただけると更に助かります。そこで一言、何かしらメッセージを添えていただきたいという趣旨、何かと申しますと、山本太郎にとって、プラスにならないメッセージでも結構です。逆に言ったら、れいわはダメだな、でも結構です。あなたがそう感じたなら。
じゃあ、なぜそのようなことをお願いするか?ということなんですけれども。社会を変えたいのに、政治の話って、人前でしづらいって空気あるじゃないですか。それが変わっていかないことには社会は変えられません。なので、あなたが何かしらSNSで政治のことについて呟いた時に、あなたと繋がりのある方々がそれを見た。見たとしたならば、あっ、政治ってこんなに簡単に何か物言っていいもんなんだっていう空気を拡げていただきたいんです。なので、ぜひそのような形でアプローチをしていただければ、社会が変わる速度が少し上がっていくかもしれません。というわけで、ぜひお願い致します。
で、後ほどまたご案内致します。で、皆さんの中でれいわ新選組、なんかちょっとでも応援してやりたいな、そういう優しい気持ちを持たれた方いらっしゃいましたら、ぜひお力を貸してください。私たちボランティアセンターを立ち上げております。新宿駅西口、南口それぞれ5分、徒歩5分で辿り着けるところにボランティアセンターを構えております。もしあなたのお時間の30分、1時間でも結構です。お時間いただけるようでしたら、ぜひ足を運んでいただけると幸いです。場所につきましては、ホームページからもご覧いただけますし、私の右側、あちらにテントがあるんですけれど、そちらのほうでも場所をご確認いただけます。そして、もしあなたのおうちに壁があると言われる方いらっしゃったら、私たちのこのポスターをおうちに貼っていただけないでしょうか。テレビ・新聞ではほぼ扱いがない私たち。あなたのおうちの壁に貼られることによって、あ、こういう選択肢もあるんだねということになってきます。マンション・アパートの方、ご安心ください。窓の内側から外側、内側から外側に向けて貼っていただきますと壁と同じ効果を持ちますので。ぜひポスターのほう、お持ち帰りいただければ幸いです。私の立っています右側、皆さんから見たら逆サイドになるかもしれません。あちらのテントでポスターをお渡し致しております。で、ボランティア登録も行っております。別にいつ手伝うかはわからない、そういうことでも結構です。私たちからご迷惑にならない範囲でのご連絡が、本当にたまに行く程度ですので、繋がりを持っていただければと。何より、れいわ新選組のホームページから、私たちの政策「れいわニューディール」を直接見ていただけること、これ最も私たち嬉しいことです。ぜひチェックしていただきたい、そう思います。
最後に皆さんの中でお金持ちいらっしゃいます? お金が余ってしょうがないんだって方いらっしゃったら、ぜひ私たちに力を貸してください。1人立候補させるのに600万円、入場料だけですよ、これ。むちゃくちゃなシステムですね。入場料含めてひとつの選挙、ひとつの選挙区で選挙を行っていこうと思ったら、恐らく1500万円くらい最低限必要になります。こんなの普通の人は選挙になんて出れません。俺たちのテリトリーに入ってくるなよ。そういうメッセージでもあるんですね。既得権を守るための高いハードルが設けられている。こういう部分に対して、みんなの力で乗り越えられないか。市民の力で誕生した市民政党、れいわ新選組。私はお金持ちでもないし、お金持ちの友達もいないけど、そんなに頑張るっていうんだったらワンコインだけ後押ししてやってもいいよ。そういう優しい方もいらっしゃいましたら、ぜひお願い致します。
というわけで、長時間にわたってマイクを握らせていただきました。社会を変えるなんて無理だよ、そう思ってませんか? とんでもない。この国のオーナーはあなた。あなたにしかこの国は変えられない。この国の窮状、そして人々の生活、ここを救えるのは、あなたの力でしかない。50%の投票を諦めた人たちと力を合わせて一緒にこの国作り直していきましょう。何があっても心配するな。そんな国を作っていきたい、あなたと一緒に。れいわ新選組です。2枚目の投票用紙には、ひらがな3文字、「れいわ」「れいわ」とお書きいただければ、山本太郎が国会に戻れます。お力貸してください。ありがとうございました。