【街宣動画&文字起こし全文】山本太郎代表(東京比例)×伊藤しゅんすけ(れいわ推薦 東京23区)10月23日 町田駅

山本太郎:
大きな音を立てて申し訳ございません。ただ今マイクを握らせていただいている私は、れいわ新選組。なんなんですか、その変な名前は。よく言われます。国政政党です。たった2議席しかない小さなグループ。れいわ新選組は国政政党です。そこで代表を務めております山本太郎が町田でマイクを握らせていただきます。衆議院選挙に立候補している山本太郎。どうか、山本太郎というミサイルを皆さんのお力で国会にぶっ放していただきたい。どうか、ぶち込んでいただきたい。そういう思いでマイクを握らせていただいてます。ありがとうございます。

 今回の衆議院選挙、山本太郎が立候補している選挙区はどこなの? そう思ってくださった方、ありがとうございます。今回、山本太郎は選挙区では立候補しておりません。そもそも衆議院選挙ってなんなの? よくわからない。そういう方も多いかもしれません。冒頭に簡単に説明致します。衆議院選挙において投票用紙、投票用紙は2枚になります。まず1枚目、小選挙区と呼ばれるものです。あなたのお住まいになっているエリア。あなたのご近所のエリア。ここで1名、代表者を決めるのが1枚目の投票用紙です。そして2枚目の投票用紙。2枚目の投票用紙は比例と呼ばれるものです。この2枚目の投票用紙には個人名は書けません。例えば、私、山本太郎が今回、衆議院選挙、これ、立候補しているのは2枚目の比例ということになります。ここに山本太郎という個人名を書いてしまうと、その瞬間に無効になります。紙くずになってしまいます。山本太郎というミサイルを皆さんのお力で国会に放っていただくためには、2枚目の投票用紙、比例と呼ばれる2枚目の投票用紙にどうか、ひらがな3文字で、「れいわ」「れいわ」とお書きください。どうぞよろしくお願い致します。

「なるほど。ところでれいわ新選組って何なんですか?」、そう思われてる方のために簡単にご説明します。山本太郎が立ち上げた団体、それが国政政党になったものがれいわ新選組です。2013年、参議院選挙。山本太郎は東京から参議院に送っていただきました。そして6年間仕事をさせていただいた。そのキャリアの中で、小沢一郎さん、小沢一郎さんという方と行動をともにして参りました。その最後の年、1人で山本太郎が旗揚げをしたのが、れいわ新選組です。2019年の参議院選挙の時に2議席を獲得しました。そして国政政党となったのがれいわ新選組です。2つの議席、そのうちのひとつ、重度障害者木村英子。そしてもうひとつの議席、ALS難病患者の舩後靖彦。この2名が現在、れいわ新選組の国会議員となります。「障害者とか難病患者とか国会に送りつけて、お遊びが過ぎるんじゃないですか、山本太郎さん」。そういうことも言われたことございます。でも違います。誰しもが寝たきりになる可能性がある。特に高齢化社会、それが加速していく日本では寝たきりは自分ごとです。もしあなたが、今、寝たきりになってしまったときに、この日本という国の中で、胸を張っていける社会が目の前にありますか? 私にはそうは思えない。寝たきりになった途端に自分を責めるような生活をしなければならない。社会のお荷物になった。みんなに迷惑をかけている。そのような寝たきり、地獄ですよね。日本という国において、高齢化については語られるが、寝たきりになってからのビジョンは政治の中に存在しません。だからこそ、私たちれいわ新選組のある意味で寝たきり界のトップランナーの2人が、この国でこれから増えていく、寝たきりという状況になったときに胸を張っていける社会、人間の尊厳を守れる社会を切り開いていく、非常に重要な存在だと思っています。そのれいわ新選組で代表を務めている山本太郎。今回の衆議院選挙、比例、2枚目の投票用紙、ひらがな3文字「れいわ」ということを皆さんに書いていただく、そのお願いのために今日は町田にやって参りました。

「あらあら、前置きが長過ぎて、結局、あなたたちは何がやりたいんですか?」。そう思われる方のためにこれからご説明して参ります。私たちれいわ新選組がやりたいこと。それは皆さんおひとりおひとりが使えるお金を増やしていきたい。皆さんおひとりおひとりが、より自分の欲しいもの、食べたかったもの、必要なものを手に入れられる。自分で使えるお金を増やしていきたいってことです。どうして使えるお金を増やす必要があるかって? 25年不景気が続いてたんです、この国は。25年のデフレ、そこから脱却できない。つまりどういう状況か? 社会にお金が回っていません。社会にお金が回らないと一体どういう状況になるか? みんなの所得も落ちていきます。この25年の間でどれだけ所得が落ちたか? 厚生労働省の調べによると所得の中央値。高い所得から低い所得まですべて並べて、その真ん中。所得の中央値は、この25年の間で108万円低下してます。どうしてそんなに低下するのかって? 理由は政治にあります。政治によって、皆さんが使えるお金がどんどん減らされるような政策が打ち続けられた。税金の歪んだ取り方、労働環境の破壊、様々なものが重なって皆さんが使えるお金が減っていった。あなたが使えるお金が減るということは、まず消費が減ります。消費が減れば何が減りますか? 所得が減るんです。だってあなたが使ってくれるお金、お買い物をしてくれる、その行為はその払ったお金が回りまわって誰かの給料、誰かの所得に変わっていくんです。誰かの消費は誰かの所得に。この循環が滞るような政策を25年打ち続けてきた。例えばひとつ、労働環境の破壊。安い値段で人間を使えるような働き方が拡がった。雇用の流動化、そのような呼び声のもと、掛け声のもとに、この国で非正規労働者、労働者の4割を超える。誰が笑って、誰が苦しむ? 半年後の自分、1年後の自分、将来の自分のイメージ、湧く? いつクビになってもいいような働き方をさせられてて、将来の自分なんて描けませんよ。ひと握りの人間たちにとって使い勝手の良いそんな働き方が拡がった上に、2017年には入管法の改正。つまりは、より安い労働力より安い部品を海外から人間を労働力をこの国に大量に入れられるようなルール作りまでされている。これコロナが明けた頃には、その問題もっと大きくなってきます。

ちょっと待ってよ。この国に生きている人たちが、生活をしていく上で働いたりとかしているその環境ぶち壊すって、この国の政治、一体誰のために政治やってるんですか? 答えは簡単。組織票、企業献金。選挙の時に自分にバッジを付けてくれる、自分たちの勢力に権力を与えてくれる、そういった者たちのためにご恩返しをしていくんです。どうしてか? 働く人々は企業にとってのコストだから、そのコストをいかに安くするかということによって、自分たちの利益が大きくなっていくから。そんなことを25年続けられたら、みんな疲弊しますよ。希望を持てませんよ。チャレンジすることに腰が引けますよ。今、目の前のものを守ろうと必死になりますよ。この国に生きる人々を臆病にさせて、何かしらチャレンジすることも諦めるような社会に作り上げてしまった。労働環境の破壊がそのひとつ。

そしてもうひとつあります。25年の不況を作り出したものは何か? 税金の取り方を歪めた。税金の取り方には基本があります。何か? ないところから取るな、あるところから取れ、これが基本です。けれどもそれをぶち壊したものは何か? 消費税です。「え? 消費税って、社会保障のために必要なんでしょう?」テレビ・新聞、そういうものを中心に情報を得ている人たちには本当のことは伝わらない。テレビ・新聞は皆さんに事実を伝えるためにある媒体ではない。テレビ・新聞、一番大きな神様的な存在誰かっつったら、広告宣伝費を払ってくれる企業ですよ。消費税がいかにあくどい、いかに間違った税制なのかということを新聞から知ることは出来ない。どうしてか? 新聞は消費税の軽減税率適用されてるじゃないですか。自分たち得してるから、そのことについて本当のことをみんなに知らせるわけにいかないんですよ。テレビは? 財務省の中には国税庁ありますからね、睨まれたら国税庁来ますよ。皆さんの中で、1年に1回は国税の皆さんのお顔を見たいって方いらっしゃいます? おそらくいらっしゃらない。出来ればお会いしたくない。他にもテレビは、総務省にも魂握られてますよ。「電波止めるぞ」、そんなこと言われたら終わりですからね。

じゃあ消費税、一体どのような性質のものなのか簡単にお話します。消費税、皆さんの頭のイメージでは消費税収のほとんどが社会保障に使われていく。だから消費税が上がっていくのも致し方ない。そのようなことを刷り込まれ続けています。全くの間違いです。消費税収のうち、社会保障に使われているのは一部でしかない。じゃあ、何に使われてるんですか? ものすごいシンプル。大企業に対して減税するためです。金持ちに対して減税するためです。そのための穴埋めとして消費税が使われ続けています。消費税始まったんいつ? 1989年。その間、2016年までの間を見てみると法人税が減った分の穴埋めを消費税収の73%で埋め合わせているって計算が成り立つ。あまりにも酷くない? あなたが1000円のお買い物をする、1万円のお買い物をする。とにかくお買い物するときに10%の罰金が取られ続けるんですよ。つまりは何か? 消費にブレーキがかかる。消費って何でしたっけ? 回りまわって誰かの所得になるんでしょう? 消費税上がるたびに所得は落ち込む。当たり前ですよ。しかも不景気。景気が悪いときにこの消費にブレーキかけるような税金かける。そんな馬鹿な国、存在してると思います? 実はないんですよ。この国だけ。経済音痴がその国のトップ、もしくは一部の者だけに利益を還元することしか考えない政治がそのトップを占めれば、その国に生きる人たちは草刈り場にされてしまう。その状況が今の日本ですよ。

コロナで困ってんじゃない。コロナが来る前から大変な状況だったんですよ。コロナが来る前の日本、どんな状態だったか? コロナが来る前の状況、一人暮らしの女性3人に1人貧困ですよ。コロナが来る前の日本、子どもたちの7人に1人貧困ですよ。そこにコロナが来たんですよ。それを理解して手当てをしようとしている政治、政治家どれだけいる? ひと握りしかいませんよ。圧倒的に多いのは何か? 資本家の手先。大企業の手先。それによって25年を皆さんから搾取し続けて、一定の者に利益を還元し続けた。厚生労働省の調べ、国民生活基礎調査。コロナ前の日本、令和元年、生活が苦しいと言われる方々、全世帯の54.4%。母子世帯、86.7%。一方で企業は? 消費税が上がる1年前、2018年の状況で見てみたら、現預金だけでバブル期超えてますよ。皆さんの賃金下がり続けて未来への投資の設備投資もせずに、その利益を株主に還元し続けてんですよ。この間、株主への配当6倍ですからね。

この誤った社会を誰が作ったか? 政治ですよ。あなたの生活が苦しい。周りに大変な人たちがいる。そういった部分を「頑張らなかったからでしょ。努力が足りなかったんだ。」そういった自己責任の空気で覆い隠そうとしている。でも違う。間違っているのは政治。この現実を作り出したのは政治。そうであるならば、これを変えられるのも政治。そのチャンスが今なんですよ。力貸してほしい。力貸してもらえませんか。れいわ新選組代表、山本太郎です。与党からも野党からも嫌われる。永田町の空気を一切読まない山本太郎、そしてれいわ新選組。どうか今回の選挙で2枚目の投票用紙に「れいわ」2枚目の投票用紙に、ひらがな3文字「れいわ」とお書きいただければ、山本太郎というミサイル、そしてれいわ新選組というミサイルが国会に放たれます。どうかあなたのお力をお借りしたい。

そして2枚目だけではなくて、1枚目の投票用紙、あなたのおうちの近くの代表者。あなたのお住まいのエリアの代表者を選ぶ選挙が1枚目の投票用紙。町田にお住まいの皆さん、多摩市にお住まいの皆さん、そういった皆さんにぜひ、お願いしたいことがあります。2枚目の投票用紙は「れいわ」。1枚目の投票用紙には、この人の名前を書いてほしい。れいわ新選組とは別会社。でも心がある政治家がいます。あなたのお住まいの地域にも。大胆な財政出動、国によって徹底的にお金を回していきながら、この25年のデフレを吹き飛ばし、なんとしても、このコロナ不況をくいとめるという気概を持ちながら、仕事をし続ける、そんな若手がいます。どうか町田の皆さん、多摩の皆さん、この人に投票していただきたい。1枚目の投票用紙はこの方、「伊藤しゅんすけ」「伊藤しゅんすけ」にお力を貸してください。伊東しゅんすけ本人の訴えを聞いていただきます。よろしくお願いします。

伊藤しゅんすけ:
皆さんこんにちは。ご紹介いただきました、衆議院候補の伊藤しゅんすけでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。山本代表ありがとうございます。本当にいつもご指導いただいて、そして様々なことを教えていただいて。私が現職になって、そして、この消費税の問題を考えたときに国会では当たり前に増税路線。減税を言う人はほとんどいない。そんな中で山本代表が減税の訴えをして、こういう時代が作れるかもしれない、こう私の中でも思って。そして立憲の若手でマレーシアに、消費税を廃止にした、そんな国へ一緒に行こう、こうお声掛けさせていただいて。立憲の1年生の声掛けに党の代表の山本さんが一緒に行きましょうと。本当に温かく、この消費税減税について、一緒に減税をし、皆さんの家計、暮らし、経済を立て直そう、そういう思いでこの日まで積み上げて参りました。やっとこの日が来た。やっとこういう戦いができたと、こういう思いでいっぱいであります。お力を貸していただきたいと思います、どうぞよろしくお願いします。

コロナになって苦しんでる方がまだまだいらっしゃいます。治療されてる方も、そして今は後遺症に悩んでいる方もいらっしゃる。これから再度感染するかもしれない。他県ではまだその基調も、まだ残っている。新しい政権ができて、なんら対策が出ていないと。私たちは3ヶ月半にわたって国会が開かれていなかった、こういう事実も、そして国会を開いたら補正予算をやるのかと思ったらやらずに衆議院選挙の後回し。予算委員会もやらない。議論もやらないし、皆さんに真実も伝えない。手を差し伸べることもしない。こういう政治で私は皆さんの暮らしは変えられないという風に思っています。政権交代をして、まずはコロナ対策。皆さんにしっかりと家計を支える、それが1つだと思いますし、給付金だけではなくて、やはり税の負担、このことを軽減をしていかなきゃいけないと。その一丁目一番地は消費税の減税であります。どうかお力を貸していただきたいと思います。実現をしたいと思います。よろしくお願いします。

消費税においては所得が低い人たちのほうがより重たい税、逆進性が高い税であります。どんなに良い議論を与野党やっても、財源が消費税だ、こう言った瞬間に皆さんの家計も経済も影響を受ける。それが失われた30年、デフレ20年といわれるこの日本であります。皆さんがいつの間にか格差が 拡がって、そして貯蓄をしたいと思っても貯蓄ゼロ世帯が4割にのぼる。20代の方はもう7割が貯蓄できない。それは家賃を払って奨学金払ったらもう初任給はほとんどなくなる、こういう生活です。若い人たちに向けた政治もやらなきゃいけない、そういう課題もあります。消費税を上げてきたことで、むしろ法人税や所得税の税収は下がりました。10%になったときは、むしろ消費税の税収は5兆円上がって、むしろ法人税、所得税の税収は6兆円近く落ちてる。「往(い)って来い」で考えたら、むしろ消費税を下げて、そして皆さんの家計、そして経済の好循環を生んだほうがよっぽど日本の経済のためになると。消費税を減税する財源はどうするんだ、こういう声がある。私は今までの経済を悪くしてきたこの消費税、このことの理解が深まらない限り、この問題は前に進められないという風に思っております。

ぜひ皆さんにこの消費税、税のことに皆さんが疎くなれば疎くなるほど利益を得ている人たちがいる。大企業や富裕層中心に、法人税も所得税も、皆さんとかけ離れて格差がどんどん拡がる税制になってる。この税制をしっかりと皆さんの納得感ある税制にして、累進課税、累進の強化、そして所得の分配、格差の是正、消費税の減税、しっかりとこの選挙戦でお訴えをさせていただきたいと思っています。山本代表と国会で暴れたいと思いますので、ぜひ渡辺(てる子)さんも含めて国会に送っていただきたい、私からもお願い申し上げたいという風に思っています。どうぞよろしくお願い致します。

もうひとつ、安全保障、外交の問題も、憲法9条があって私たちは戦後76年間、間違った紛争や戦争に参加しないできた。この歯止めがあったと私は思っています。そして専守防衛、この国柄を守ってきた。しかし今、前のめりになって、岸田さんはもともと自民党の中では宏池会という派閥で、むしろハト派と言われたブレーキ役だったはずなのに、安倍さんから応援をもらって、いつしか敵地攻撃能力が必要だとか、前のめりになってると。まさに今、間違った方向に行ってしまう。この歯止めがかけられるのは私たちしかいないんだということを、この選挙戦でもお訴えをさせていただきたいんです。皆さんに託していただいて、これからもこの専守防衛、この精神と国柄と、そして憲法9条を守って、そして間違った紛争や戦争に二度と参加をしない、そういうことを今日皆さんともお誓いをして、そして皆さんに輪を拡げていただいて、皆さんの暮らし、経済、そして若い世代に向いた政治、そういうものを皆さんと一緒に作らせていただきたいと思います。お力貸してください。どうぞよろしくお願い申し上げます。地元から、必ず小選挙区で勝ち抜きたいと思っています。責任の重たいその役割を、皆さんの期待に応えて、皆さんの暮らし、経済を立て直すために、どうか山本代表と、そして渡辺さんと、そしてまたれいわ新選組も共に私と国会に送っていただいて、一緒に皆さんと新しい政治を作らせていただきたいと思います。お力貸してください。伊藤しゅんすけでございます。どうぞよろしくお願い致します。ありがとうございました。

山本太郎:
ありがとうございます。伊藤しゅんすけ。町田の皆さん、多摩の皆さん、どうか1枚目の投票用紙には「伊藤しゅんすけ」、そう書いていただきたい。マイクからも伝わったと思います、その優しい人柄。やはり気持ちのある人。優しい社会を作っていこうじゃないか。25年、これだけ皆さんから搾り取るような、逆に言えば、国からDVされているような25年間を過ごしてきた。今、この国に一番足りないのは、この国の政治に足りないのは、人々を慮(おもんばか)る気持ち。愛がないんです。そして、国が積極的に財政を出していく。愛と金が足りていない国に心を持った人間を1人でも国会に送り込んでいただきたい。そのためには、町田の皆さん、多摩の皆さんには、1枚目の投票用紙には「伊藤しゅんすけ」、「伊藤しゅんすけ」と、どうかお書きいただきたいんです、力を貸してください。若い世代が変えていきます。しっかりとやっていきます。どうか、1枚目の投票用紙、伊藤しゅんすけに、あなたのお力貸してください。ありがとうございます。

マイクを代わりました、れいわ新選組代表山本太郎です。「何か山本さん、れいわ新選組の主張を聞いてると、弱い人たちに寄り添うということが前面に出過ぎてて、それ以外の人に関してはあまり得がなさそうだね。」そう思われる方いらっしゃるかもしれません。でも違います。私たちはひとつの船に乗ってます。たとえ大金持ちであったとしても、たとえワーキングプアであったとしても、社会は繋がってます。GDP見ればわかるでしょ? GDPって何でしたっけ? 所得の総額ですよ。みんなの儲けを足したものがGDP。東京都の調べでは、このコロナ禍で生活が苦しいといわれてる方は3割。「え? こんなコロナの中でも3割しか苦しんでないんだったら、なんとかなりそうだね。」いや、そんなうまい話はない。3割の人たちが所得を失ったり、3割の方々が所得を減らすということは、社会に回るお金はさらに減ります。今、この瞬間、自分には影響がない、自分の会社にも問題がない、そう思われてる方々、この先遅かれ早かれその影響は出てきます。だって社会に回るお金が減っていくんだから。

それを考えるならばやらなきゃいけないことは、はっきりしてます。国による徹底的な財政出動。国がお金を出していくってこと。これは世界中でやられている。だって、事業者が倒れるだけで、ひとつ倒れるだけで、これまでその事業者が回してきたお金も仕事もゼロになりますからね。そしてそこで雇われていた労働者、職を失い、所得を失う。その方が住まれていた地域でお買い物などをして回してたお金も失われる。たったひとつの事業者が倒れるだけでも社会には影響が出ます。それが複数だったらどうなる? 社会全体弱っていくんです。そんなときに、個人の努力や民間の努力、自己責任ということを押し出していったらどうなるか? 社会は衰退します。つまりは、その国に生きている一人ひとりが、より厳しい状況に追い込まれてしまう。そんなときに力を発揮できるのは誰かっつったら、政府しかないんですよ。政府にはやれることがある。何か? お金が刷れるんです。「ちょっと待って山本さん、そういうことをやっちゃうと国が破綻しちゃうんじゃないの?」政府の借金はあなたの借金である、そう洗脳されている。でもこれは大きな間違いです。日本には自国通貨がある。つまりは通貨発行権を持つ国。アメリカもそう、ドルがある。イギリスもそう、ポンドがある。日本にも円がある。変動相場制の中で自国通貨を持つ国は財源が足りないときにはその財源増やせる、当たり前の話なんです。ただし無限には増やせない。おとぎ話じゃないから。上限があります。上限は何? 金額ですか? 金額は関係ない。上限はインフレ率です。お金が紙くずにならないように。

では日本ではどんなルールがあるか? その上限と考えられるものはインフレ率2%です。つまりはインフレ2%なるまでは金は刷れる。インフレ2%なるまでは必要なとこにお金を流し込める、こういうことです。じゃあ1年間でいくらそのお金を作れるんですか? それを参議院、国の機関です。参議院の調査情報担当室に試算をしてもらいました。例えば、1人頭10万円ずつ、赤ちゃんからお年寄りまで1人頭10万円ずつ毎月配ったとする。1年間でいくらかかりますか? 144兆円。1年の予算とは別に、国債発行だけで144兆円を刷ってみんなに毎月配った場合、インフレ率はどこまで行きますか? その試算を参議院にやってもらいました。その結果、1年目、インフレ率1.2%。2年目、インフレ率1.4%。つまりは何か? 財政破綻起こらない。ハイパーインフレどころか、インフレ率2%にも達しないという試算が出てきた。つまりは大胆に今、底上げをしていくチャンス。25年、国が停滞し、みんなを貧しくしていったっていうところを底上げし、このコロナ不況っていうところに陥らせないための大胆な政策を今、やらなかったら、社会壊れますよ。今の政府見てみてよ。2020年度の補正予算、1年間で足らない予算を途中で継ぎ足していくっていう補正(予算)、30兆円余らせたんですよ。お金を出していかなきゃいけないときに、30兆円余らせるってことは、救えるはずの事業者救わずに、困ってる生活者を助けなかったってことです。そんなことやってたら人死にますよ。

今、徹底的にやるとき。今、徹底的にやらなければ、本当の意味で子どもや孫の世代に地獄を引き渡すことになる。政治で誤った経済政策、雇用環境の破壊、様々なことを今、修復する時期に来ている。これを徹底的にやっていこう、徹底的に財政出動していこう、それを訴えているのがれいわ新選組です。消費税は廃止、かかる費用は26兆円。144兆円のお金を出す、そのような余地があるならば簡単にできますよ。他にもやれることはある。教育費無償、大学院まで、4兆円。奨学金債務、奨学金で借金背負ってる人たち580万人、それ一発でチャラにする、9兆円。高校生までの医療費無料、8700億円。子ども手当、倍、毎月3万円、4.5兆円。

やれることいっぱいありますよ。今、徹底的に底上げをしながら、一人ひとりが安定した経済で自分の生活を送れる、尊厳を守れる。何があっても心配するな、そういう国づくりを私は皆さんとやっていきたい。どうかお力を貸していただけないですか? 1枚目の投票用紙には、「伊藤しゅんすけ」。町田の皆さん、多摩の皆さんには、1枚目の投票用紙には「伊藤しゅんすけ」。そして2枚目の投票用紙、2枚目の投票用紙にはひらがな3文字で「れいわ」、「れいわ」とお書きください。ありがとうございました。

ありがとうございました。この顔忘れないでくださいよ。1枚目の投票用紙です。ありがとうございます。伊藤しゅんすけです。良かった、町田の人、多摩の人、ラッキーですよ。鼻をつまんで投票しなくていい。安心して乗っかっていい。投票してもらいたい。そしてこれからの日本を一緒に作っていける、そんな若手が伊藤しゅんすけです。1枚目の投票用紙「伊藤しゅんすけ」、どうかよろしくお願い致します。ありがとうございます。

もし皆さんの中で、れいわ新選組1ミリでも興味を持ってくださった方、その中で、「何かやってやれることないかな?」、そういう風に感じてくださった優しい方いらっしゃいましたらお願いがございます。あなたのおうちに壁ないですか? あなたのおうちに壁があったら、ぜひこちらのポスターのほうを、あなたのおうちの壁に貼っていただきたいんです。テレビ・新聞からほぼ無視をされているのが、れいわ新選組です。帳尻合わせで選挙前、選挙中、ちょっとだけ出してもらってますけど、それ以外の1年半は干され続けました。私たちの存在を知らない人たち多いと思います。壁に貼られたポスターで、「あ、こういう選択肢もあるのか。」ということを、ぜひあなたのおうちの壁でお手伝いをいただけないでしょうか? こちらのポスター、私の後ろ側、私の後ろ側にテントがありますのでそちらでお渡しをしております。そして、テレビ・新聞で扱いがない私たちれいわ新選組、ぜひ直接繋がっていただけないでしょうか? 私たちのLINEの公式アカウントございます。ぜひ友だち登録のほう、よろしくお願い致します。

そして私たちの訴えたいこと、れいわ新選組の今回の政策「れいわニューディール」。この場ではマイクを握らせていただいて、主に経済政策の中の消費税というところに焦点を当てさせていただきましたが、私たちの「れいわニューディール」、この政策は多岐にわたります。あなたのご関心のある政策、そこについて私たちがどのような考え方をしているのか、ぜひホームページのほうから「れいわニューディール」、その中身をご確認いただければ幸いです。そして一番皆さんが心配されるかもしれない財源の問題。財源の問題についても詳しくそこに記載されております。どうか確認いただけましたら助かります。そしてボランティア登録、もし、していただける方いらっしゃいましたらぜひお願い致します。れいわ新選組は100%の市民政党です。バックには大企業も宗教団体もついていない。一人ひとりの市民が横に拡がっていきながら国政政党という形にした。それが、れいわ新選組でございます。「いや、ボランティア登録しても手伝うか手伝わないかわかんないよ」、それでも結構です。どうか登録だけでもしていただいて、私たちの動き見ていただければと思います。選挙の街宣ではなく通常の街宣では、皆さんから直接ご質問をいただいてお答えするようなこともやっております。「じゃ、今度、直接質問してやろう。」そういうことをですね、ぜひそういった情報が流れてくるものから足を運んでいただくということもできますので、どうかボランティア登録のほうをお願いします。そして直接ボランティアセンター、そういったところに出向いていただくこともできます。新宿、新宿駅の西口、南口、そこから徒歩5分のところにボランティアセンターを作ってありますので、ぜひお時間30分、1時間、あなたの貴重な時間いただけるようでしたらぜひ足のほうを運んでいただけますと、あなたにもお手伝いいただけることが数々ございますので、どうかよろしくお願い致します。

この後なんですけれども、山本太郎と、(伊藤さんもう帰っちゃった? 大丈夫かな?)伊藤さんもうちょっと時間大丈夫ですか? (伊藤しゅんすけ:大丈夫です。)もうちょっと時間大丈夫。(伊藤しゅんすけ:はいはい。)じゃ、山本太郎と、そしてここ町田、多摩の皆さんの代表者として立候補している1枚目の投票用紙、伊藤しゅんすけ。山本太郎と伊藤しゅんすけの間に挟まって、ぜひ記念写真でも撮って帰っていただけないですか? 「一体、それって誰得するんですか?」っていうような質問は受け付けません。申し訳ございません。今日という日の思い出に、何かの冷やかしにぜひ撮っていただきたいと思います。写真を撮られた方にお願いがあります。もしできましたらSNS等にアップしていただけると幸いです。そして、そのアップする際にお願いがあります。何かしらあなたの率直な感想を一言添えていただけると助かります。その感想の内容に関しましては、私たち山本太郎やれいわ新選組にとってマイナスな内容でも歓迎致します。狙いは何か? 政治について何か語りたいけれども、何かやり取りしたいけれども、それを許さないような空気がある。政治の話をする人は空気が読めない人。こういう空気を変えていかなければ社会は変えようがありません。なので、あなたがそういった意味でSNSにアップをしていただければ、あなたの周辺の方々が、「あれっ、何か政治についてこんな、何か簡単に軽く何か物を言っていいわけ?」というようなことに繋がっていけば、社会が変わっていく速度も、何かしら変化があるかもしれません。そのようなことに使っていただければ幸いです。

で、最後に、皆さんの中でお金持ちいらっしゃらないですか? お金持ち。お医者様はいらっしゃいませんか?っていうテンションでお聞きして申し訳ございません。お金持ちはJRや小田急には乗られないですかね。すいません、何が言いたいかってことなんですけれども、もしもお金持ちで、もしくはお金持ちの友達がいて、財布の紐がやたら緩い、お金が余り過ぎて先日、竹やぶにお金を隠した、そういう方がいらっしゃいましたら、ぜひ私たちのほうにご紹介いただきたいんです。なぜならば選挙、とんでもないボッタクリなんですね。1人立候補するだけでも入場料のみで600万円かかります。1人が最低限の選挙をするためには、そのボッタクリの入場料を含め1500万円くらいないと、なかなか普通に選挙できません。おかしな話ですよね。気持ちはあっても政治には、なかなかそうやって打って出れない。ある意味でこれは既にある既得権益、こういう人たちがハードルを設けている、私はそう考えています。この部分を変えていくということも非常に重要です。政治に参加する、立候補する、そういったことにお金がかからないような社会にしていかなければならないのはもちろんなんですけど、今、この戦いにおいては、向こう側が作った土俵に乗り、そこに乗って戦っていくしかございません。もし皆さんの中でそういうお金持ち情報ありましたら、私たちになんとか背中を押してもらえるように説得していただければ助かります。そんな金持ちも知らんし金持ちでもない、そういう方、でも何か話聞いてたら国会でやらかしてくれそうだな、ワンコインで応援してやるよ、そういう方いらっしゃいましたらぜひお願い致します。それに関しましてもこの後ろ、このテントで受け付けております。

話が長くなって申し訳ございません。社会なんて変わるはずないだろう。変わるんだったらとっくの昔に変わってるはず、そう思われてる方も多いと思います。でも待ってください。投票に行くときに50%の人たち諦めちゃってんですよ。投票捨てちゃってんですよ。この50%の人たちが選挙に行く。一定の方向性に投票しに行くことを決める。そういうことになっていけば社会はガラリと変わります。だって、今、この社会はひと握りの資本家や大企業が自分たちでまとめた組織票や企業献金で自分たちの子飼い、駒を国会に送り込み、自分たちに都合のいいようなルールを作り、ルールを変え続けた25年以上。それによって多くの人々が地盤沈下してしまった。それを考えるならば、この50%の諦めた人たちと、それ以外とが一緒に手をつないでこの社会を180度変えてしまう、そういうことだってできる。それが政治なんです。政治はパワーゲーム。そのパワーゲームにおいて、政治から手を離している人が、もう一度、その手を握り返してくれれば社会は変わっていきます。この国のオーナーは資本家じゃない。この国のオーナーは大企業じゃない。この国のオーナーは今いる政治家たちじゃない。この国の最高権力者、オーナーはあなたです、皆さんです。一緒にこの国を作り変えていきたい。「何があっても心配するな」そのような国づくり一緒にやっていきませんか? お力を貸してください。ありがとうございます。

1枚目の投票用紙には、町田の皆さん、多摩の皆さん、「伊藤しゅんすけ」「伊藤しゅんすけ」に。この顔です。伊藤しゅんすけです。町田の皆さん、多摩の皆さん、ラッキー。鼻をつまんで投票しなくてもこの人に投票できる。間違いない。こんなに真っすぐ、そしてみんなの生活を考えている。どうやったら底上げできるか、どうやったら若い人たちの自殺無くせるか。日々、真面目に仕事に取り組んでいる国会議員です。伊藤しゅんすけです。1枚目の投票用紙よろしくお願い致します。そして、2枚目の投票用紙。ダルダルの国会、緊張感のない国会、そこにあなたのミサイルを撃ち込んでいただきたい。山本太郎というミサイルを、れいわ新選組というミサイルを国会に着弾させられるのはあなた。2枚目の投票用紙はひらがな3文字で「れいわ」、2枚目の投票用紙、ひらがな3文字で「れいわ」。どうかあなたのお力を貸してください。ありがとうございました。長時間にわたって失礼を致しました。この国を救えるのは、この国に生きるオーナーのあなた。今、たくさんの窮状を抱えて困っている方々を救えるのは、この国に生きるオーナーのあなた。力を合わせて何としてもこの選挙、権力を変えていきましょう。お力を貸してください。れいわ新選組代表、山本太郎でした。

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