雨宮処凛:
今日は応援団がたくさん集まっています。まずは、これまで一緒に司会を務めてきた首都圏反原発連合のMisao Redwolfさんに応援スピーチをお願いしたいと思います。Misaoさん、お願いします。
Misao Redwolf:
皆さん、こんばんは。すいません。山本太郎じゃないんですけども、私の話を少し聞いていただければと思います。私、先ほど申し上げましたように山本太郎さんとは、やはり3.11、10年前の原発事故、福島原発事故、これを機にですね、まぁお知り合いになって。それからあっという間に国会議員になられて。あの最初はね、デモなんかに参加されてまして、私たちの、私、首都圏反原発連合というグループやってんですけども、そういった抗議に参加されていたんですけども、いつの間にか、国会議員になってました。最初の頃はですね、国会議員になった頃はちょっと危なっかしいなと思いながら、こう眺めていたんですけども、もうメキメキメキメキ、6年間の間で本当に国会の中で働かれてましたね。ものすごい質問、質疑の数も多いということで。
私ね、その中でね、本当に太郎さんはこの国会議員の皆さんは本気で働いてるんだろうかっていうね、疑問を持ったんだと思うんです。それで、もう更に本気を出して、このれいわ新選組2年前に立ち上げられた。まぁ、そのときから私は応援をしているんですけども、本当に今もう皆さん感じてると思いますけども、この25年間ずっと景気が悪くて、で、景気が悪くないかもって思ってるのは、たぶん100均とかそういったもので安く物買えたりするからなんですよね。ユニクロできたりとか。だけども給料とか全然上がってない。ただ、やはり、経済的なピラミッド、ヒエラルキーってあって、その一番上の人たちはね、良い思いしてる。で、私たちほとんどこの下なんですよ。余裕ないですよね? で、そういった人たちのことを一番私考えてるのは、山本太郎さんだと思っています。で、このね、一番ピラミッドの上のほうの人たちっていうのは、やっぱり自民党のね、先生方はそういった、まぁ経済団体であるとか、まぁいわゆる支持母体っていうところ。まぁそういったところで支持が、そういったところに票をもらうわけですから、そういった人たちの要求を聞くわけですよ。大きい企業とか、そういったところの要求を通していく。まぁそういった政治が長らく続いてるから、なかなか私たちのところに、こうトリクルダウンして来ないと。まぁそういったことなんですけども、そういったところにね、本気で取り組んでくださる政治家っていうのは、私は山本太郎さんだと思っております。ただ、れいわ新選組はそういった大きな政党のように大きな支持母体、組織の支えがありません。それでですね、まぁ太郎さんの良さをここでね、私が力説しても皆さんもご存じでここにいらしてると思うので、私、今日1つ提案したいと思って参りました。それは今日は「れいわの景気爆上げ祭! 」なんですけども、「比例票爆上げ大作戦」ということですね。私ね、本当ね、まぁ脱原発の運動やってますので、結構、国会議員の先生方も、まぁ近くで繋がりあったりするんですけども、これまで選挙で、友達や知り合いや実家のほうに、この人に入れてくださいとか、そういったことを電話したことがなかったんですね。なんですが、やっぱり今回はですね、本当に、れいわの議席を1つでも2つでも増やす。そして山本太郎さんを必ず国会に戻す。これが1つの私は大きな目標だと思ってます。
そのためにこないだ、うちの実家の広島で、中国ブロックなんですけども、山口、安倍(晋三)さんのところからね、竹村さん出てますね。かつしさん、出てます。なので、選挙区では入れられないんですけども、比例票で肉と血になるということで、父親に、80歳の父親に電話しました。そしたら、「れいわに、比例はね、2枚目の紙は『れいわ』に入れてください」っていう風に言ったら、「お、新選組か。」と、まぁ、知ってたんですね、80歳の高齢の父が。それで、デイケアのグループで通ってます。そういったところでも、「お願いします。あのちょっとね、みんなにれいわ新選組、比例、入れてくださいという風に宣伝してください。」という風にお願いしたんですね。そしたら、「わかった。」という風に言ってくれました。
ただ一方で、私の地元の今、東京のかかりつけのクリニックで、そこの看護師さん、75歳高齢の女性看護師さんに、「比例、『れいわ』入れてもらえませんか?」ってこないだ言ったんですよ。そしたら、「あの裸の人でしょ。」って言うわけですね。「あのテカテカの人。」って言うから、「いや、もうね、今ね、もう水着じゃなくて、もう今、あの、スーツを着てね、国会でも働かれてましたよ。」っていう風に教えて差し上げました。なのでね、やっぱり結構、高齢の方ってネットとかもしませんので、山本太郎さんのイメージがアップデートされてない。なんかまだこう、サラダオイルで光ってるイメージの方も中にはやっぱりいらっしゃるわけですよ。
今、日本って、やっぱり高齢化社会で、高齢者の方ってすごく多いと思うんですね。やはりそういったところ、まぁ皆さんの親御さんであるとか、そういった方にれいわを拡めていくっていうのは私、結構大事なのかなという風に思ってます。私、本当に、あんまり電話したり好きじゃないんですね、これ入れてくださいとか。なんだけど本当、今回は山本太郎さんを国会に戻す、これをまずやらないといけないんです。だからあの、大きなね、組織は本当に組織戦、すごいんですよ。もう総動員で電話掛け。あとね、某宗教団体、公明党のとか、もうものすごいですよ。ただ、れいわはね、電話ボランティアさんも今、募ってますけども、そのまぁ、ボランティアしなくても自分のね、ご両親であるとか、お友達であるとかに、ちょっとソフトに、「もしね、入れるとこなければ、『れいわ』、『れいわ』に、2枚目書いてくださいね。」っていうことをね、お1人が1票増やせば、100人が200票になります。これね、本当に大きい、草の根政党、もう市民の作り上げる、このれいわ新選組。皆さん、もうちょっと時間なんでね、もっともっと言いたいことあるんですけども、この自分の知り合い、家族への電話かけっていうのをね、一緒に、私もちょっと、もうちょっとやってみますけども、やっていただけたらと思います。私からは以上です。ありがとうございます。
雨宮処凛:
はい。Misao Redwolfさん、ありがとうございました。Misaoさん、司会のときと、Misaoさん、帽子を変えているっていう、すごい微妙な間違い探しみたいな、ちょっとアレンジをして登場していただきました。Misaoさんには以降、司会にまた戻っていただくんですけれども。続いては、落語界からこの方の登場です。立川談四楼さんお願いします。
立川談四楼:
こんばんは。寒いですね。懐はもっと寒いという。我々は、コロナ対策が後手後手で、ロクなもんじゃなかったので、仕事がみんな飛んじゃって、本当に懐が寒いんです。そこを温かくしてくれると約束してくれた山本太郎さん、その応援に来ました。金というより山本太郎という人物に好意を寄せております。はい。恋愛感情に近いかもしれない。いろいろまぁ、感心、感激はしてるんですが。ここんところ、本当にこの人は本物だなと思うシーンがいくつかあったので紹介します。まず、東京8区からきっぱり降りたこと。これはなかなかできることじゃない。すったもんだして、「出てけ」まで言われて、野党共闘のために涙をのんだと、こういうことですね。
一昨年から調整してたんですよ。それで8区から立候補すると言ったら、「困惑する」とか、「初めて聞いた」みたいな顔して。誰とは言いません。野党共闘ですから。今は我慢します。選挙の後で食いついてやりますけれども。で、じゃあ今度はどっから出るんだろうと興味深く見ていたら、どっからも出ない。ここへ出ると角が立つ。ここへ出ると、あちら立てればこちら立たずになる。ええ、どうすんのかなと思ったら、比例を選んだ。これまたさすがです。見事な判断だと思います。
で、ここんとこ見てたら一昨日はなんか品川。(東京)5区ですか。ね、手塚(よしお)さんのところへ行って、この人、立憲の人ですよ。ちゃんと合流して応援演説をしてるんですよ。で、4区の谷川智行さんという、この人は共産党です。お医者さん。で、山本太郎と谷川智行というのは炊き出し友達なんです。わかりますね、炊き出し。この冬から正月にかけて、金がないのとひもじさで行列を作る人たちに料理や医療相談をするという。谷川さんはお医者さんですから、その係をやってるわけですね。で、山本太郎が、あっ、さっきから山本太郎って呼び捨てにしてます、ごめんなさい。身内意識です。肩入れしているということです。自分のところの社長を社長様って言う人はいないでしょ? うちのお父様っていう人はいないと思います。うちの父がです。だから山本太郎が炊き出しに行くと谷川さんがいるんです。谷川さんが炊き出しに行くと、そこに山本太郎がいるわけ。共産党とれいわという会社は違いますが、志は同じです。目と目でわかるわけです。
で、その選挙区へ行って、その立ってるところへ行ってやっぱり励まして、あのビデオ動画を見て私、ジーンと来ました。「谷川さんは私のヒーローです」とこう言いました。なかなか言えないセリフです。と、谷川さんも照れながらも、大感激をしているという。そういう風に山本太郎は動いてます。野党共闘を自ら実践してます。あんだけないがしろにされたのに。ないがしろ3枚目、あんまりいい洒落じゃない。まぁ、それはいいんです。そしたら昨日はなんと、東京8区に入ったじゃありませんか。ええ、石もて追われた東京8区に入って、吉田はるみさんの応援したんですよ。エルボータッチしてましたよ、2人で。できることじゃありません。私だったらふざけんな、この野郎ですよ。誰が行くかそんなとこと、そうなるところを、野党共闘のため、そして政権交代のため、消費税廃止のために、大人として動いてます。見事だと思います。山本太郎と共に共産党の上保(まさたけ)さんもおりました。吉田はるみさんと山本太郎と上保さんの票を合わせると相当な数になります。宿敵を倒すチャンスが来ました。石原伸晃です。杉並のてるちゃん、れいわのてるちゃんとはえらい違い。渡辺てる子、遥かに渡辺さんのほうが上です、同じてるさん。こう言ってますけど、山本太郎は前回負けてるんです。この石原伸晃にダブルスコアに近い形で。だから絶好の雪辱のチャンスだったんですよ。にも関わらず降りた。悔しかったでしょう。
で、さっきから言ってますけど、伸晃さんご存じですか? 皆さん。はい。ご存じですよね。(石原)慎太郎さんの長男で。今日は時間があんまりないんで、伸晃さんのエピソード3つだけちょっとお知らせします。
ひとつは東北の被災者を愚弄したことですね。「最後は金目でしょ」ってやったんです。つまり「金が欲しくてごねてんだろ」って言いやがった、あいつ。東北の被災者に向かって。仮設住宅のおばあちゃんが、「お坊ちゃんはダメだねえ」と怒りをあらわにして。しかもそれを撤回しなかったんですよ。なかなか謝んなかった。で、自民党の偉い人に言われて、このまんまじゃ自民党の傷口が広がるからと。ようやく謝罪して撤回をしたんですよ。謝んなきゃよかったのにね。傷口をうんと広げて倒れりゃよかったんすよ、自民党なんか。
ま、そのエピソードがひとつと、あとやっぱり、このシーンは皆さんが覚えてらっしゃると思うんですが、前の前の都議選。秋葉原の駅頭に、安倍さんが演説するというんで、ものすごい群衆が集まりました。安倍さんが来る前から「安倍やめろ、安倍やめろ」の大合唱。で、そこへ安倍さんがやって来て、やって来ても「安倍やめろ」、さらに声が大きくなった。ついに安倍さんキレて「こんな人たちに、負けるわけにはいかない」って言ったわけですよ。覚えてるでしょ? こんな人たちですよ。はい。こんな人たちです。今日もこんな人たちがずいぶん来てるね。ありがとうございます。で、そんときの、だから司会をしてたのが石原伸晃なんですよ。街宣車の上で、都議選の候補者、それから都連のお歴々、都連(都電)の運転士。あんまり面白くないね、これもね。そして自民党の渋ちんたちが。あ、重鎮か。これ集まってる中で、いよいよ安倍総理到着です。「さ、皆さん拍手を添えておマヌケください」っつったんですね。おマヌケください。お迎えくださいと言いたかったのかもしんない。心理学者に言わせると、これ深層心理というもんだそうです。普段思っている、言っちゃいけないと思いつつ、肝心なところでポロッと出る。おマヌケくださいになった。言ったほうもおマヌケ。紹介されて出てきた人も、おマヌケ。支持者はもっと大マヌケ。そういうことがありました。それがエピソード2です。
直近のエピソード3つ目は、コロナ禍でコロナウイルスっていうのは忖度してくれませんね。誰にも襲いかかる。ついには石原伸晃さんにも襲いかかったんですよ。こん時真っ先に入院したんすよ。ものすごいスピードで入院したんですよ。我々が「かかったらどうしよう、入院できるかしら、どうしよう、怖いね」って言ってるさなかにあっという間に入院して、え? 上級国民は違いますね、やっぱりね。そういう3つのエピソード。石原さん、伸晃さんについて、ちょっと褒め過ぎましたかね。そういう人なんですよ。そういう人を今度こそ倒すチャンスが来た、と。こういうことなんです。
で、そこに吉田はるみさんの応援に入ったから偉いと褒めてるわけです、私は。男ん中の男だと。これぞ政治家だと。「れいわ」というミサイルを国会にぶち込んでくれって言ってますよ、山本太郎、ぶち込みましょうよ。で、頼みというのは今日ここなんです。皆さんも支持者と思います。おそらく「すごいな、あいつは」と、山本太郎で頭がいっぱいになってると思うんです。だけど投票所で山本太郎と書いちゃダメなんです。ご存じでしょうが無効票になります。無駄になります。2枚目の札、紙、ピンクです。これが比例の札です。「山本太郎」、誰でも書けます、漢字で4文字。しかしそこは書かない。ひらがなで3文字。「れいわ」、これで初めて生きます。いや、「知ってるよ」とおっしゃるかもしれませんが、皆さんは知ってましょうが、ぜひおうちに帰ったりしたら、周辺の最低5人には、ダメだよ「山本太郎」と書いちゃ。「れいわ」だよ。2枚目に「れいわ」だよと。遠く親類の方にも伝えていただきたいんです。今日は直近の山本太郎の涙ぐましい活動と「比例はれいわ」という、この2つのことを申し上げに参りました。立川談四楼でした。
雨宮処凛:
立川談四楼さん、ありがとうございます。ということで山本太郎さんが到着しました。
山本太郎:
大きな音でごめんなさいね、池袋駅前。さっきから騒がしいなと思われた方、一体何をやってるのか?ってことなんですけど。25年景気の悪い中にコロナまでやって来て、さらに景気が悪くなるってことを政治で止めてやろうっていう集まりなんです。景気爆上げでございます。それは政治によってできる、そういう集まりでございます。衆議院選挙、始まりました。ご存じの方いらっしゃいますか? おそらくそんなこと、騒がしくなったから何かしら選挙をやるのかな? そう思われてる方もいらっしゃると思うんです。非常にこの選挙、重要なんですね。なぜか? 先ほど言いました。コロナが来てるから大変、もちろんそうなんですけど、世界と比べて日本だけ特別な事情がございます。それはコロナが来る前に25年続いた不景気、デフレから脱却できないという中にコロナまで来ちゃったって話なので、それによる影響で多くの人々、この先倒れていく可能性高いんですよ。もうすでに多くが倒れてる。
そんなときにどういう経済政策を打つかといえば、世界中を見てみればよくわかる。アメリカ、600兆円。コロナの対策とその先の投資も含めて600兆円ものお金出すことを決めてるんです。5回の現金給付、羨ましい。皆さん現金給付、何回ありました? 1回だけですよ。どうやってこのコロナという災害を10万円で乗り切れというんですか? 「何を言ってるんだ、山本太郎。数々の支援策あるじゃないか?」そういう声も聞こえてきますよ。でもね、要件が厳しかったりとか手続きが難しかったりとかで、いろんな人たちはねられ続けてるんですよ。できれば出したくないっていう国のね、その気持ちがよくわかる。こんなことやってたら、本当だったら生き延びられるはずの、生き延びることが可能なはずの事業者も倒れる。本当だったら失業しなくて済む人たちだって失業する可能性もある。こんな大変なときには、コロナという災害のときにも、そして経済的に落ち込みそうだというときにも、国ができることはただひとつ。民間や、そして個人の努力に頼るのではなく徹底的にお金を出していくってことをやらなきゃいけないんです。それが政府という権力を持てばできるっていうこと。
「どうやってやんのよ? 税金だって限りがあるでしょ?」おっしゃる通り。だから税だけが財源だって考えちゃダメなんです。さっき言いました、アメリカ。アメリカは、じゃあどうやって600兆円ものお金出すの? 基本的にはお金刷るんですよ。実際には刷ってません。コンピューター上で数字を動かしてるだけ。どうしてそんなにお金刷れるのかって? 自国通貨を持ってるから。自国通貨ドルを持ってれば当然、自分たちのお金、国で増やせる。足りないところに入れていける。それで不安定になってる景気をしっかり下支えして、事業者倒さない、失業者を生み出さない、社会が不安定化しないように手当てをする。これ、経済政策の基本のキなんです。イギリスもポンドがある。同じように不安定なところを支えていきながら、社会が壊れないように手当てをしていく。一方、日本は? 円がある。自国通貨円を持つ日本。自国通貨ドルを持つアメリカ。自国通貨ポンドを持つイギリス。先進国、そして自国通貨を持つ国で変動相場制という中にある国々は、財源が足らないのであるならば自分たちでお金を増やせる。これ世界の常識。でも日本では何と言われてるか? 「国の借金、政府の借金。この借金はみんなの借金なんです」っていう洗脳が行き届いてるんです。どうして洗脳って言うかって? テレビ・新聞がしっかりとした、今、言ったような事実関係伝えてないから。
「じゃあなんなんですか、山本さん。打ち出の小槌でもあるっていうんですか? いくらでもお金を作って、いくらでもばら撒いていいっていうんですか?」。いいえ、考え過ぎ。そこまでは言ってない。おとぎ話じゃございません。上限がございます。政府の債務、政府の借金と呼ばれるものの上限は一体何なのか? それは金額ではなくインフレ率。インフレ率です。どうして金額じゃないのか? 金額なんて意味ございません。政府の借金と呼ばれるものは、過去に政府が社会に対してどれだけのお金を供給したかという足跡でしかない。つまり、1000兆円を超える借金とは、過去に1000兆円を超えるお金を社会に供給してきたよという足跡。金額は関係ない。上限はインフレ率。お金が紙くずになったら困りますからね。じゃ、そのインフレ率でいうと上限はいくらくらいなの? 上限はインフレ率2%。インフレ2%になるまではお金を増やせるよ。インフレ2%になるまではお金を必要なところに流し込めるよ。社会が不安定化しないように、デフレが続かないように、事業者が倒れないよう、失業者が生み出されないよう、そして自殺者が増えないように徹底的な支出をしていく。世界の常識。
世界はどうなっている? コロナ前よりも景気が上がってる。これが国のやるべき仕事でしょ。日本はどう? インフレ率2%までお金を増やし投資もできるのに大胆なことをやってない。それどころか2020年度の補正予算、1年間の予算に対して足りないものを継ぎ足していくのが補正予算という行為。この補正予算、2020年度30兆円余らせましたよ。つまりは30兆円分、事業者救わず、30兆円分、生活苦しい人たちを支えなかった。「まぁまぁまぁ、山本さん落ち着いてよ。苦しい人がいるのはわかるけど、自分はコロナの影響も25年のデフレの影響も受けておりません。」そういう勝ち組と言われる方々、あなたはいつまで勝ち続けられますか? 社会はひとつに繋がっている。日本というひとつの船に乗っている。お金を使える人が減れば、仕事を失う人が増えれば、当然、社会に回るお金は減ります。今、大丈夫な人でも、この先遅かれ早かれ影響はやってくる。だからこそ徹底的にお金を入れていってるのが諸外国。日本はどうした? 今こそ日本に25年のデフレから脱却するため、そしてこのコロナの大不況を防ぐために徹底的にお金を出していくという政策が必要。私はそう思います。皆さんはどう思われます?
やってやろうじゃないか。やってやろうじゃないか。政治という力を使って。そのチャンスが衆議院選挙なんです。困っている人、傾いてる人、こういうところを自己責任で切り捨てて、それを淘汰と呼んで、これが市場原理だと、この災害時にも緊急時にも宣(のたま)うような奴らを、政治の先頭に立たせるわけにはいかない。「何があっても心配するな、そのような国を私は作りたい。何があっても心配しなくていい。何かあるときには国が必ず手を差し伸べる。」私自身がその国の住人になりたい。じゃあ、作るしかない。そのためのチャンスがこの衆議院選挙なんです。力を貸していただきたい。
先ほど言うこと忘れてました。インフレ2%で、1年間でいくらお金を出せるの? 重要な部分でしたね。毎年2%の成長をしていくための国のお金を増やし投資をする、これは許されているという話をしました。1年間で2%成長させる。ただし上限はインフレ率2%。じゃ、お金にしていくらくらいなんですか? 試算してもらいました。参議院に。参議院調査情報担当室に。皆さんおひとりおひとりに10万円の給付を行います。毎月です。迷惑だって方いらっしゃいます? そんなことやったとしても私は受け取らないって方いらっしゃいますか? おそらく生活にずいぶん余裕がある方だと思うので、私たちに企業献金、個人献金いただけると助かるんですが、そういう方いらっしゃいませんよね? もらえるもんはもらう、そういうことでいいです。あくまでも例えです。
1人頭10万円、毎月皆さんに配ります。赤ちゃんからお年寄りまで、生きているということが条件。1年でいくらになりますか? 144兆円。1年間の予算とは別に、皆さんに10万円を配るために144兆円の国債発行、通貨発行を行ったとしたら、年間かかる費用は144兆円。じゃ、上限であるインフレ率は何%までいくんですか? ハイパーインフレですか? 財政破綻ですか? 参議院の調査情報担当室、計量シミュレーションで試算をしてもらったら答えが出た。1年目1.2%、インフレ率1.2%。2年目インフレ率1.4%。つまり年間で144兆円のお金、財源は通貨発行でまかなったとしても、国債発行でまかなったとしてもハイパーインフレどころか、インフレ率2%にも達しない。財政破綻は起こらない。だったら今すぐそのお金出すべきなんですよ。
どんなことに出したらいい? 家賃補助するってどう? 皆さんに3万円ずつ、例えば家賃補助したとしたら、皆さんは3万円、自分たちで使えますよ、お金を。消費税無くすのどう? 26兆円。まだまだお金使えますよ。教育費無償化しよう。大学院まで4兆円どう? 奨学金の債務、国がやってるサラ金、首締まってる人たち580万人をチャラにします。ワンショット9兆円。子ども手当ひと月あたり倍にします。毎月3万円。かかる費用は4.5兆円。やれることいっぱいありますよ。片っ端からやるべきですよ。ひと握りの大企業、資本家のために皆さんが搾取された25年、それによって企業は過去最高益を上げ続けていた。一方で皆さんは所得を減らし続けた、削られ続けた。削られたものが株主に全部持ってかれてるんですよ。こんなふざけた社会は政治で正すしかない。
政治で作られたことは政治で変えられる。だから、今、この衆議院選挙、非常に重要です。どうか、投票用紙の2枚目、2枚目。比例、ピンク色の投票用紙には、ひらがな3文字で「れいわ」、ひらがな3文字で「れいわ」とお書きください。そうすれば山本太郎というミサイルをあなたが国会に向けて撃ち放つことになる。どうかぶっ放してください。国会に。お力を貸してください。2枚目の投票用紙は「れいわ」でございます。ありがとうございます。
「れいわ新選組、なんなんだよ、さっきからガタガタ言ってるけど、お前たち一体どういう存在なわけ?」そういう方もいらっしゃると思います。れいわ新選組とは2019年、山本太郎が1人で旗揚げをした政治団体でした。それが夏の参議院選挙で2議席を獲得した。その2議席のうちのひとつ。国会議員として現在活動をしてくれているのが舩後靖彦です。ALS難病患者、まばたき、目の動き、口の中のセンサーで自分の意思を表明し、そしてやりとりをします。選挙のときに言われたことがある。「そんな置物みたいな人たちを国会に送り込んでふざけてんのか」って、でも違う。目の動き、まばたき、口の中のセンサー、そういう状況で他の筋肉は一切動かなかったとしても、人間として豊かに胸を張って生きれる社会をつくっていくのが政治の役目でしょ。2019年、れいわ新選組、皆さんのお力によって舩後靖彦というミサイルを国会に撃ち込んでいただきました。それによって様々なことが変わっていっている。舩後靖彦です。
舩後靖彦:
皆さん、こんばんは。れいわ新選組、参議院議員の舩後靖彦です。お忙しい中、そして風が冷たい中、こんなにも大勢の方が足を止めて熱心に私たちの話を聞いてくださり本当にありがとうございます。私は2年前の参議院選挙で、山本太郎代表が立ち上げた新党れいわ新選組の比例特定枠候補者として出馬し、同じ重度障害者の木村英子議員とともに国会に送り込んでいただきました。24時間介護が必要な2人の重度障害者。しかも私は人工呼吸器を付け、声を出して話すことができないALS患者です。その2人を特定枠の1位 2位に据えたことには、障害福祉に関わる人たちだけでなく、大きな反響を呼び、れいわ新選組は一躍、参議院選の台風の目となったのです。しかしながら、障害当事者の政策決定の参画の必要性を理解し、私たちを国会に送り込んでくださった山本代表自身は、個人では比例候補トップである100万票近くを得ながら、議席を失ってしまいました。れいわ新選組の比例の獲得議席が2議席しかなかったからです。
それでも代表は、一切後悔しない。代表として2人の議員を全力でサポートしていく、と障害当事者を国会に送り込んだ成果を強調されました。そして、その言葉通りこの2年間、常に私たちの体調を気遣い、活動を応援し、激励してくださいました。こうした山本代表の英断に報い、その期待に応えるために私も全力で国会活動等の活動に邁進(まいしん)して参りました。そしてこの2年間、車椅子からじっと国会でやりとりを見て、こんなとき代表がいたら舌鋒(ぜっぽう)鋭く切り込むのに、と歯がゆく感じていました。
さて皆さん、私たち重度障害者が生きていく上で一番必要な障害福祉サービス、重度訪問介護は、まだまだあちこちで必要な時間数をもらうことができません。市町村の財政で支給時間数が決まってしまう。そんなことで生きていくことができますか? 65歳までは重度訪問介護や同行援護が使えていたのにも関わらず、介護保険適用年齢になった途端に使えなくなる。こんなことでいいと思いますか? 障害も健常もない共生社会を国は目指すと言うなら、最初から障害仕様の政策にするべきです。
皆さん、れいわ新選組は私たち障害者の気持ちを一番よくわかっている政党です。他の政党でここまで国会の中を変えることに成功した政党はありますか? ありませんよね。れいわ新選組という政党があってのことだと思います。ようやく自公政権に対抗すべく野党共闘の枠組みもできました。しかしその中で公的施策から漏れて、生活に困っている人、政治に切り捨てられこの国への信頼や生きる希望を失っている人、障害だけでなく様々なマイノリティーの困り事まで一緒に考えていけるのはれいわ新選組であり、党を牽引(けんいん)している山本代表です。はい。山本代表には今の日本を変えるためになんとしても、なんとしても国会の大舞台に戻ってきてもらわなければなりません。そして、れいわ新選組の仲間たちに多数当選してもらわなければなりません。私は参議院選挙のとき命をかけてやっていました。国民のために国会に当事者がいる必要性を訴え、それによって今、世の中が、国会が変わったと実感しています。今度はぜひとも山本代表と共に、れいわ新選組の仲間と共に、衆参の両翼で一緒に働けることを熱望しております。困っている人の力になるために、日本を壊そうとする勢力に立ち向かうために、どうか皆さん、山本代表をはじめ、れいわ新選組の候補者を国会に送り込んでください。そのためには比例区の投票用紙、ピンクの投票用紙には、ひらがなで「れいわ」とお書きください。ここ、重要ポイントです。山本代表の名前を書いたら無効になってしまいます。比例区の投票用紙、ピンクの投票用紙には「れいわ」です。はい。「れいわ」です。衆議院解散から戦後最短で選挙戦が始まり、野党との選挙区調整で代表の選挙区がなかなか決まらなかったということもあり、大変厳しい戦いです。ですが私は壁が高いほど燃え上がります。皆さま、どうかお力をお貸しください。比例区の投票用紙、ピンクの投票用紙には、「れいわ」とお書きください。山本代表をはじめ、れいわの仲間たちを1人でも多く国会へ。
最後に長くなって恐縮ですが、私が長く身を置いた宝石時計業界では、信用される、信頼されることは難しいと言われています。信用は礼儀正しくあれば意外にたやすく得られます。ところが信頼は実績を積み上げなければ得られません。私はこの息子のように年若い山本代表を、言ったことを成す男として1000%信頼しています。この息子、太郎が率いる、れいわ新選組が政界で邁進するには人数が要(かなめ)です。つまり、皆さまのお力が必要なのです。どうぞよろしくお願い致します。ありがとうございました。自称、太郎のパパ、舩後靖彦でございます。
山本太郎:
舩後パパ。ありがとうございます。ありがとうございます。国会の中でね、舩後さん、人気者なんですよ。与党の先生からも、野党の先生からも。逆に言えば舩後さんが幹事長になれば一番うまくいくだろうなと思うんです。そういうバランスでも考えていきたい。必ず衆議院選挙で仲間を増やします。ありがとうございました。舩後さん。舩後パパでした、あ、違う、舩後議員でした。ありがとうございます。舩後議員はですね、ALS、ALSという難病です。ALSって何かっつったら全身の筋力、どんどん落ちていくんですね。で、例えば、その症状におかしいなって気づき始めたのは、娘さんと腕相撲をやってて負けちゃった。お箸を持とうと思ったら持てなかった。いろんなことが重なって、やっぱりおかしいってことで病院に行ったら、そう診断された。最終的にどこ行きますか? 死ぬか生きるかを自分で決めなきゃいけないんですよ。このまま進めば人工呼吸器をつけなきゃいけない。人工呼吸器をつけるのか、つけないのか。つけるということは、その先を生きる。つけないということは死を決める。その時点での舩後さん、自分は死のうと思ってたんです。家族に迷惑かかるって。でも最終的な決断をしなきゃいけないギリギリのところで、心の奥底から「生きたい」っていう気持ちが湧き上がってきた。人間は揺れるんですよ。状況によって気持ち、変わるんですよ。健康なとき、調子がいいときは、「いつだって、どんなことあったって問題ない」そう思える。「いつだって死んでやるぜ。」って。私も若い頃、思ってました。でもまだ生きている。逆に今は生きたいと思うもん。人間が揺れるものであるならば、そういう生き物であるならば、それにしっかりと耳を傾けて、自分自身の決断が尊重されるという社会を作っていかなければ、線引きされて、どんどん排除されて、命を失うような社会もやってくるかもしれない。私たちは、私たちれいわ新選組は、この命のギリギリのところに立たされた人たちにやはり国会に行っていただきたい。そういう思いです。だってみんな寝たきりになるかも知れんもん。高齢化、加速してるから。明日の約束、明日が、自分が元気で調子いいということが約束されてる人なんて1人もいませんよね? 1時間後はどうですか? 誰1人、約束はない。つまりはこの瞬間から後は分からないってこと。自分がどんな状況に置かれたとしても、それをしっかりと守ってくれる国をつくりたい。「何があっても心配するな。」そういう国づくりをしていきたい。あなたも力を貸してくれませんか? 私たちれいわ新選組の仲間です。国会議員をやってくれています。木村英子です。
木村英子:
皆さん、こんばんは。れいわ新選組の木村英子です。こんなにたくさんの方に応援いただき本当にありがとうございます。私は2019年に参議院選挙に出馬し、障害者の仲間たちや、多くの支援者の皆さんのおかげで当選して、議員になってから2年が経ちました。障害者が地域で当たり前に生きるには、住宅、交通、就労、就学などあらゆる場面において、社会的バリアや差別があり、とても生きにくい社会になっています。そんな厳しい現状を私は障害当事者の立場から、少しでも変えるために国土交通委員会に所属し、障害者にとっての交通機関や公共施設などのバリアフリーの改善を求めて、国に対して提言してきました。その中でも、新幹線の車いすスペースについては、これまで1編成に2カ所しかありませんでしたが、今年4月から新たに走り始めた新幹線車両N700Sには、車椅子スペースが2席から6席に増設されました。ありがとうございます。また、多くの駐車場には2.1 mの高さ制限があり、大型の電動車椅子が乗れるような福祉車両が利用できないといった問題がありました。この問題を国交委員会で提起し、今年3月に車椅子用駐車場に大型の福祉車両が入れる高さを確保することが、バリアフリー設計標準に義務付けられました。ありがとうございます。その他、車椅子用トイレについても、スペースの広さや設計標準が改定され、障害者、高齢者、子ども連れなど、個別のニーズに対応したトイレの機能分散が推奨され、改善されることになりました。
このように、私は障害当事者の視点から様々な提言を行ってきましたが、各地の障害者の人たちからの相談が多く寄せられ、日々対応に追われています。特に、新型コロナウイルスが日本に上陸してから、濃厚接触を避けられない介護の必要な障害者にとって、コロナは日常生活を脅かす脅威となることを私は予想していました。元々、私は障害に加え、体が弱く、インフルエンザにもかかりやすかったために、コロナに感染することは時間の問題だなと思っていましたが、その不安は的中してしまって、今年2月にこの新型コロナウイルスに感染してしまいました。そんな中で、知的障害者の私の友人もコロナにかかり、彼女は介護者の付き添いがないとコミュニケーションが取れないため、病院に付き添いをお願いしていましたが、知的障害者だからということで、強制的に退院させられてしまいました。また、たとえコロナではなくても感染対策を理由に病院から介護者の付き添いが断られ、自宅で療養中に亡くなってしまった人が出たり、コロナによってたくさんの障害者が厳しい現状におかれて、今もなお苦しんでいます。コロナは誰にとっても、命の脅威をもたらすウイルスですが、私たち重度障害者がコロナウイルスを乗り越えるためには、日頃から私たちの命を支えてくれる介護者の存在が必要不可欠なんです。私はこのような障害者の置かれている厳しい現状を厚労副大臣に訴え、今年1月と9月に厚労省の事務連絡によって、入院時の介護者の付き添いが可能であることを自治体や医療機関の団体に周知してもらいました。私はこうした一人ひとりの窮状に一緒に立ち向かい、解決に至った時、議員になって良かったなと実感しています。
重度の障害を持った私が国会議員になった時、「本当に議員活動ができるのか? 無理なんじゃないか?」という声がありました。その度に私は、障害を持った幼い時に「役に立たない子だね」と言われたことを思い出し、この悔しい思いを国に対する提言に変えて、当事者としてこの2年間活動をしてきました。ありがとうございます。そして、国会議員になったことで障害当事者の問題に取り組むことができ、生きているだけで価値があるということを、身をもって実感しています。重度の障害者は、最も厳しい現状に置かれている人たちも生きているだけで価値があるという社会は、誰もが生きやすい社会になると、私は信じています。
れいわ新選組は、一人ひとりが持っている夢や可能性を生かし、生きているだけで価値があると実感できる社会を作るために、そして誰もが分け隔てられることなく、共に生きられる社会を実現するために、れいわ新選組はその理念を貫き、国会で戦っていきます。皆さん、ぜひ山本太郎さんとその仲間たちを国会に送ってください。そして小選挙区では、東京2区の北村イタルさん、東京22区のくしぶち万里さんを応援してください。皆さんと一緒にれいわ新選組の政策を実現していくために、比例は「れいわ」、比例は「れいわ」と投票用紙にお書きいただき、れいわ新選組の応援をよろしくお願い致します。皆さん応援してください。ありがとうございました。
山本太郎:
ありがとうございます。大変でしょ? 国会、木村さん。
木村英子:
もう大変で、しょうがないです。
山本太郎:
ありがとうございます。あのね、れいわ新選組の議員たちがどういう仕事をしているのかってことを知ろうと思ったら、テレビ・新聞ではほとんど扱われないんですよ、最初だけなんです。で、皆さんがれいわの議員、何やってるんだろうと思ったら、自分たちでネットにアクセスするしか方法ないんです。私たちも発信はしてますけど、それをキャッチできる人っていうのはひと握りなんですね。でも、蠢(うごめ)いてますよ。ずっと頑張ってるもん。「木村さん、サボってくださいね」って僕言ってるんです。どうしてか? サボらない人なんですよ。そんなにやっちゃったら体壊しますからってことを常々やりとりしています。大変ですか?
木村英子:
大変だけど頑張ります。
山本太郎:
ありがとうございます。ありがとうございます。参議院議員の木村英子でした。ありがとうございます「困ってる人には優しい政治を目指しているわけですか? れいわ新選組。」よくそう言われます。私たちが作りたい社会っていうのは、私たちが作りたい政治、国会っていうのは、700人も国会議員がいるんだから、それぞれの世界の当事者、それぞれの問題を抱える当事者が国会を目指し、そこに議席を獲得することこそが、一番この国の社会問題をみんなで共有して、その問題となっているものをどんどん是正していくってことが可能な社会になっていくんじゃないかなと思うんです。当事者ってなかなか入れないじゃないですか。選挙で重度障害者の方、選挙で難病患者の方、議席を得るのは難しいですよ。だからって代理人に任せたままじゃ何も進まないんですよ。やっぱり当事者が行くのが一番早い。非正規の当事者が国会へ。いいじゃないですか。ポスドクの当事者が国会へ。ありとあらゆる問題の当事者がその代表者となって国会の中に行く。700通りの当事者が国会の中を占めれば、これこそ本当の多様性ってやつになるんじゃないですか? そういったことをやっていくのがれいわ新選組。れいわ新選組の2人の議員が2019年の参議院から、当事者として声を上げ続け、そして、精いっぱい、その中でやってくれています。「障害者なんでしょ? ずっと自分の家の中に居とけばいいじゃない。天井でも眺めてれば?」事実はそうですよ。実際そうにしかなってない。バリアフリーじゃない、バリアの中に私たちはいるんだ。木村英子は私にそう教えてくれました。小さいときから、「この世の中にはいろんな人たちがいるんだね」ってことが知れれば、おそらく、人に対して拒絶をしたりとか、何かしら距離を置いたり、未知なるものに対して何か攻撃を加えたりっていう社会ではなくなるかもしれませんね。私たちれいわ新選組が考えているのは、例えば教育であったとしても、インクルーシブ。「この社会の中には障害を持った人も、難病を抱えている人も、いろんな性自認がある人たちも、いろんな人たちがいるんだよ。これが社会なんだ、認め合うのが社会なんだ」っていうところが小さいときからのスタートだったら、こんなに苦しい社会になってない。私たちはそう考えます。
教育ひとつとっても、今から作り直していこう、新しくしていこう、そう考えてます。れいわ新選組です。「れいわ新選組、なかなか過激な奴らだな」、そう言われます。でもこれって過激なんかな? 社会が傾いてお金が回らない。みんな困ってるときに一番努力するべきの政治が、なかなか本気を出そうとしない。これまで何度、身を切る改革、これまで何度、我慢を強いられた? この我慢を切り抜ければ、その先には今よりもマシな明日がやってくるかと思ってた。でも違う。我慢を重ねた結果、その先にあるのは更に我慢を重ねなければならない現実だった。これじゃ持たないですよ。25年の不景気、デフレから脱却できないというその状況の中で、社会にさらにお金が回らない。あなたが使えるお金がどんどん減っていく中で、社会はさらに衰退していく。みんなが大変な状況のときに、ひと握りの者たちだけは過去最高益? これって政治がおかしいんでしょ? 構造がおかしいんでしょ? 皆さんの賃金、この25年の間で108万円、中央値下がってる。一方で企業だけが、2019年経常利益3倍、株主配当6倍。明らかにこれは政治で作られた構造ですよ。国会に送り込まなければならないのは資本家の手先、大企業の手先ではなくて、それぞれの当事者の代表として多様性のある人間たちを次々に国会に送っていくことが何よりも必要。そのためのチャンスがこの衆議院選挙です。ぜひ私たちにチャンスをいただきたい。具体的な政策など、時間がなくて聞いていられない、そういう方もいらっしゃると思います。どうか、れいわ新選組のホームページ、ホームページをご覧いただきますと「れいわニューディール」、私たちの政策覗けるようになっています。基本的には、こういった場所ではお金の話を中心に回していきます。「それ以外の政策はどうなってるの? お金はあんまり興味なくて、それ以外のことが知りたい」そういう方もいらっしゃると思うんです。そういう方はぜひ、れいわ新選組「れいわニューディール」ホームページでご確認をいただきますと、かなり幅広い政策、あなたの考えと私たちの考え、どう違うのかそれとも合ってるのか、ぜひご確認をいただきたいと思います。
発言者:
竹中平蔵が悪いんだよ。
山本太郎:
「竹中平蔵が悪いんだよ」というお言葉。おっしゃる通りです。竹中平蔵が悪いんだよ。
発言者:
今の若者の最低賃金は3000円以上なきゃおかしいんだって。
山本太郎:
ちょっと待ってください。今、お話されたことちょっとだけ。先ほどの「竹中平蔵さんの」っていう話の、「最低賃金の」っていうお話をいいですか? マイク、私が預かってますので、何かご主張があるんだったらどうぞ。
発言者:
あのね、今の物価、日本の経済、世界の経済を見たときに何が大事かって、若者が子どもを産めない、子育てできない。何が悪いかっつったら賃金が安いんだよ。俺も役員やったときあるけど、役員報酬高え。それと、ね、役員報酬でね、例えば株主、株主の利益配当、そういういわゆる税金をカットしたり、そういうのを下げた。全部、竹中平蔵の悪さ。本当に自分たちの給料を上げるために若者が、ね、20代30代、子どもを育てて、お父さんが育てて、母親は働かなくて、家があって、子どもを育てる世界作るのは、山本太郎しかいないぞ。
山本太郎:
すいません、ありがとうございます。すいません。ありがとうございます。この後、何か忘れ物しても竹中平蔵のせいだって言いそうですね、これ。すいません。ありがとうございます。ありがとうございます。最近の若者はね、車とか乗らないんですよ。最近の若者はね、お酒も飲まないしね、あんまり遊ばないでしょって。ちょっと待って。それ本当? お金があったら変わるんじゃないの? 賃金が高かったら変わるんじゃないの? 25年、所得の中央値が108万円も落ちてしまっていて。働き方は非正規にされていて。半年後の自分、1年後のイメージも湧かないような働き方を積み重ねていく。いつ(クビ)切られるか分からないという中で、何か新しいチャレンジなんて無理ですよ。夢みろ? 無理。だって今のこの働き方がいつまで継続するかわからないんだもん。そして、何か自分がやらかしたとしたらこの仕事を失うかもしれないということになると、大胆な一歩なんて踏み出せないですよね。この25年のデフレの間でこの国から、人々から自信を奪った。そしてこの国に存在している企業たちから、チャレンジするということを奪ってしまった。この25年の不景気。政治。その人為的に作られたこの破壊行為によって、一部の者たちだけに利益を還元し、みんなが貧しくなっていく社会で、この国を壊してきたの誰よ? 25年の中で権力握り続けてきた、その政党どこよ? 自民党じゃないかよって。よくこの経済音痴たちに政治を任せてきたなって。ジャパン・アズ・ナンバーワンって言われてたんだよ。1989年とかその周辺では。それが2019年にはもう、全世界の中でも非常に小さなGDPになっちゃった。どうしてここまで衰退するの?って。政治を運営し続けてる者たちがマヌケだっていう証拠ですよ。それ以外に理由はあるの? 教えてほしい、だったら。
50%の人たちが、おそらく政治に嫌気がさした。こんな体たらくな政治と自分が関わり合いになってるとは思いたくない。自分は自分の人生を生きていくと、政治から手を離した。そればかりでなく、目の前の生活だけで精いっぱい。政治のことに心を寄せることも考えることも、もう自分の中で余裕がない。いろんな様々な理由によって、政治から人々の心が離れていった。でもそれによってさらに権力をコントロールし続ける者たちは自由にできるようになってしまった。25年のデフレ、そこから脱却できず格差が開いて地盤沈下した人々の目の前で、自分たちは利益だけ確実に上げていくっていうような社会構造、可能になったでしょ? これ作り出したの政治。それを変えられるのも政治。変えていこう。それやっていこう。一回の政権交代では、いきなりガラっとは変わらないよ。だって、何十年も放置し続けてきた政治だから。何度も政権交代を繰り返していきながら、生きててよかったって思える国、みんなで作っていきましょうよ。そこに人生かけたい。そこに人生かけたいと思って、自分のやってた仕事を横に置いて立候補してます。衆議院選挙。山本太郎。ぜひ皆さんのミサイルを国会に撃ち込んでいただきたい。山本太郎という名のミサイルを皆さんのお力でどうか、国会に着弾させてください。大暴れします。そのためには山本太郎という個人名を投票用紙に書いてしまうとこれ、無効になってしまいます。2枚目の投票用紙、比例。2枚目の投票用紙。ピンク色の紙。そこには、ひらがな3文字で「れいわ」。ひらがな3文字「れいわ」で、山本太郎が国会に向けて発射致します。どうかお力を貸してください。どうかお力を貸してください。
なるほどね、熱い気持ちはわかりましたよ、山本さん。でもね、あなたたちが配っているチラシを見せていただきましたけどこれ、「消費税廃止」って書いてありますね。そんなことしちゃったら、私たちの年金がなくなっちゃうんじゃないですか? とんでもない。消費税をなくしたところで、あなたの年金が削られるなんて話になりません。年金が削られないんだったら他の社会保障に何かしら影響があるんじゃないか? そういう心配なさってる方、勘違いです。だってもともと消費税収、皆さんからいただいた消費税の税収は社会保障の一部にしか使われていないんですから。そもそも関係のない話ですよ。じゃあ消費税なんのために必要なんですか? 今、ここ池袋をたまたま通りかかって、何やら騒がしいなと思われた方のために、ぜひ説明させてください。
消費税は、消費税収は社会保障の一部にしか使われていない。そのほとんどは何に使われているかというと、大企業に対する減税、金持ちに対する減税、その穴埋めのために使われているのが消費税でございます。そんなわけないだろうって思われる方、ご自身で調べてみてください。消費税が導入される、その前の議論。1989年よりも前の議論を見れば明らか。直間比率の是正。直間? 直接と間接、それを是正するっていう話。直接って何? 直接税。法人税や所得税。間接って何? 間接税。要は法人税、そしてこの所得税を下げる代わりに間接税を導入しようぜって話。もともと金持ちのために減税する考え。もともと大企業に対して減税する、そういう思いの中で消費税を作り出したってことは明らかなんですよ。その穴埋めとしてどれくらい使われていたか? 消費税始まった1989年から2016年までの間に法人税減税された分の穴埋めとして、消費税収の約73%が使われていたという計算になる。こんなの許せる? 私は許せない。皆さんどうですか? 何が社会保障のためだよ、と。自分自身が議員になるために組織票をいただける。そして自分たちが政治活動をもっと拡げられるように、選挙のときにも多額のお金がかかるってところを助けてもらえる企業献金。こういう、いろんな自分の得になるようなことのために皆さんを切り売りしてんですよ、こうやって。あり得ない話ですよ、こんなのね。
誰のための政治なんですか? 皆さんのために行われない政治だったら、この国に国会なんて必要ないじゃないですか。いかがですか? そうは言ったって国がね、皆さんの面倒を全部見れるわけじゃございませんよ。自分の足で立ってください、自助。周りに助けてもらってください、公助、いや、共助。それを求め続ける政治だったら、政治なんていらない。自分たちには、皆さんに対しては自助や共助を強調するくせに、自分は税金から給料もらってるってどういう話ですか? おかしくない? 矛盾してますよ、そんなの。国会議員であるならば、まず考えなきゃいけないことは、この社会の中で公助を最大化させた上で、どうやれば皆さんに対して底上げができるのか。この国の中で貧困をなくし、そしてそういった不平等というものを是正していくためには、国が徹底的に数々の施策を打たなければならないという基本から出発する。そういった人じゃなきゃ国会に行ってもらっちゃ困るんですよ。
話戻ります。消費税でございます。消費税をやめる。消費税をやめたら一体何が起こるか? 消費税をやめれば、あなたの手元に使えるお金が残ります。例えば消費税。1ヶ月、だいたい20万円くらい支出する家庭、20万円くらいを使う家庭、そういった家庭では1年間で消費税で年間20万円くらい取られてることになります。だったら消費税がなくなれば20万円手元に置いておけますよね。そういうことですよ。例えばですけどマツモトキヨシ。そこに入ってお買い物をされた。買うたびに10%の罰金取られるわけですからね。そりゃそうですよ。それがどんどんデカくなる。いろんなところのお店に入ったとしても必ず10%罰金が取られる。それが積もり積もったとしたら、月20万円支出する人たちは年間20万円くらい消費税で取られることになる。それをやめるってことです。あなたが使えるお金を増やす。まずこれが一番重要。25年失われていたものは需要。あなたがお金を使えるという状況を、どんどん国として作っていく必要があります。そのためにも消費税は廃止。消費税が廃止されれば、あなたの手元にお金が残る。お金が手元に残ったら、あなたはそれすべて貯金しますか? 多くの方々は一部でも使うでしょ? 一部でも使えば、あなたの消費が誰かの所得として社会にお金が回っていく。消費税をやめた5年後に1人当たり賃金も上がります。参議院の調査、参議院調査情報担当室の調査。消費税をやめた5年後に1人当たり賃金いくらくらい上がるか? 消費税をやめた5年後、1人当たり賃金は約29万円上がる。そんな迷惑な話はやめていただきたいって方、どれくらいいらっしゃいます?
29万円上がる、と言っても12ヶ月で割ったら毎月2万数千円ですよ。自分の使えるお金が増えるんだったらこんないいことないですよね。その2万数千円分、自分がお金増えたら、欲しかった本を買ったりとか、友達とお茶に行く機会があったり、外食をする機会も増えたり、社会にお金が流れ出す。あなたの消費は誰かの賃金に。25年失われ続けてきたこの状況を動かしていくことになります。誰よりもこの「消費税廃止」、これによって助かるのは誰か? 中小企業ですよね。中小企業にとって消費税は赤字でも払わなければならない。「もともと客からそれもらってるんだからなんの影響もないだろう」そう思われる方、とんでもない。例えば中小企業が取引先の大企業に対して、「消費税が上がりましたので価格に転嫁させていただきます」みたいな話が通用しますか? 通用しない。「なんだ、価格に乗せるんだったらおまえらとの取引は終わり」、相手を変える、切り捨てられる、そんなことになるくらいだったら自分たちで被ります。この国の税滞納、税金払えませんっていうのが6割、消費税占めてるんですから、もう消費税自体、税制としてぶっ壊れてるんですよ。この国を壊してきたひとつの税制が消費税、これをやめたい。それをやめるためにはもう少し時間が要る。その手前で一度、消費税5%っていうのを挟み込みさせていただきたいんです。
消費税5%、目の前まで来てます。何か? この衆議院選挙で野党の共闘、野党側が多数派を取れば消費税5%に減税ってことが約束されてるんですよ。もう目の前まで来てますよ。「消費税廃止? そんな夢みたいなことあり得ませんよ。もうむちゃくちゃ言ってますね、山本さん」、そう思われた方、とんでもない。消費税まずは5%に減税、これはもう目の前まで来ている。衆議院選挙、なんとしても野党側の数を増やしていただきたい。5%に消費税は減税、コロナ対策は徹底、そして困っている事業者、生活者、そういった方々に対してしっかりと手当てをしていけるような政治に代わるまず第一段階として、これを今年の秋に実現したいんです。力貸してください。消費税が5%になったその先には、私たちれいわ新選組が消費税ゼロ、廃止まで持っていきます。力貸してください。
2%、2%ちゃう、ごめんなさい。もういろんなことが頭の中ぐるぐるなってて、2枚目って言おうとしたんですよ。2%じゃないです。インフレ率2%じゃなくて、2枚目の投票用紙。今回の選挙、あなたが投票所に行き、投票用紙を受け取る2回目。2枚目の投票用紙、いわゆる比例。この比例の投票用紙には政党名しか書けません。その2枚目の投票用紙に「山本太郎」と書いた瞬間にそれはごみクズ。2枚目の投票用紙には、私たちのひらがな3文字「れいわ」、2枚目の投票用紙にはひらがな3文字で「れいわ」とお書きください。そうすれば皆さんのミサイル山本太郎が国会に直撃致します。その票が増えれば増えるほど、2枚目の投票用紙、「れいわ」が増えれば増えるほど、もうひとつのミサイルを国会に撃ち込むことができるんです。非正規労働者でした、派遣いくつも切られた、ホームレスにもなったことがある。90代の親の介護をしながら、この世の中をなんとか変えたいということで、この政治活動と、そして介護を両立し続けた。そんな人が私たちの候補者として存在をしています。紹介させていただきます。れいわ新選組、比例2枚目の投票用紙に「れいわ」と書いていただけますと山本太郎、そしてそれ以外の仲間たちも国会、ミサイル発射でございます。紹介します。れいわ新選組、渡辺てる子です。
渡辺てる子:
皆さんありがとうございます。れいわ新選組渡辺てる子です。もう貧困のデパート、皆さんすっかりお馴染みになっていただいてありがとうございます。貧困のデパートと言いながらですね、前のあのイベント、新宿に行ってまして、間に合わなくてタクシー乗って来ちゃいました。ごめんなさい。そしたらね、そのタクシーの運転手さんがね、問わず語りでね、いや最近、商売上がったりだと。消費税、何の罰ゲームだと。10%払わなきゃいけないから20万円の収入だと、1カ月分20万円、消費税、丸々払わなきゃいけないんですよって言うんですよ。タクシーの運転手さんが。山本太郎と一緒のことを。もうすっかり浸透してますね。皆さんも、れいわ新選組のこの消費税、何の罰ゲームだっていうね、この政策の伝道師になってください。横に拡げてください。ありがとう。ありがとう。
もうね、今、中盤戦です。手応え感じてます。どこ行っても太郎さん、てるちゃんって。私、こんなに人気者だったかなっていうくらいに気軽に声掛けてもらってます。もうね、本当に、二世三世議員と、銀のスプーンをくわえたお坊ちゃん、お嬢ちゃん、もう要らないから。ごめんね、要らない。退場。これからは私たちの時代。ね。みんな何で政治離れになるのか? 私たちに関係ないところで、関係ないことをしてるからですよ。あれは政治と言っちゃいけない。本当の政治は私たちみんなが幸せになって生き延びるための、それが本当の政治ですよ。どうか、どうかもうわかり切ってるかもしれないけど、もう一回ダメ出しで言います。絶対に山本太郎を国会に戻してください。皆さん、その、その気合いがあれば1人、1人10人は最低ノルマね。最低10人、比例は「れいわ」って書いてください。書いてくれる人を増やしてください。頑張ってください。今ね、こんだけ頑張ってる皆さんにね、もう頑張れって本当は言うべきじゃない。だけど、今、ここのときだけ頑張ってよ。そしたらもう、みんな頑張らなくてもいい世の中が到来するから。ね、頑張りましょう。今だけ頑張ろう。もう期日前投票やった人もいる。やってない人に対しては、ひらがな3文字「れいわ」って書けるよねっつって、言ってくださいね。よろしくお願いします。消費税は廃止。消費税は廃止。生きてて良かった。誰もが生きてて良かったと思える社会を。ありがとう。ありがとう。
山本太郎:
小さめ、もうちょっと小さめでいきましょう。(緊急車両)
渡辺てる子:
ね、私たちが、私たちがこうやってる間も救急車の方、医療従事者、そしてコロナの自粛のときは、介護・保育、それからスーパー、コンビニの店員の方、エッセンシャルワーカーの方々が私たちの生活を支えてくれました。私たちれいわ新選組は、そういった方々のために働きます。そういった方々を主人公にします。みんな一緒の船に乗ろう。みんな一緒に幸せになりましょうね。もうちょっと頑張ろ。一緒に頑張ってね。よろしくお願いします。れいわ新選組渡辺てる子でした。よろしくお願い致します。ありがとうございました。
山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組渡辺てる子でございました。ありがとうございます。いろんな経験をした当事者が、苦しみを知る当事者が、やはり国会に行ってその苦しみをしっかりと政治という力を使いながら是正をしていく。これこそ本当の政治じゃないか。だからこそ、れいわ新選組は様々な当事者を国会に送りたい。今回、私たちは21人、21人の候補者を立てております。そこにかかった費用、これ入場料1人当たり600万円。1億3000万円近くかかる。そのような入場料のみ、ボッタクリ600万円なんですけれども、これ、皆さんからのご寄附で賄えました。ありがとうございます。ありがとうございます。
もし皆さんの中にお金持ち、もしくはお金持ちのお友達を知っている。最近、お金の置き所がなくて友達が竹ヤブにお金隠してるらしいの、そういう情報でも結構です。ぜひ私たちに寄せていただきたい、そう思います。入場料600万円を払ったとしても、まだ1人当たり1000万円くらいの選挙費用がかかるのが日本の通常の選挙。こんなの普通の人、挑戦できませんよ。むちゃくちゃな話です。ここに対して、やはり大きな政党は大企業からお金を流し込んでもらったり、宗教団体と繋がったり、いろいろな形で乗り越えていってるようですが、この仕組み自体を変えていかなきゃならない。どうして日本を変えたいということで手を挙げてくれる方々が選挙に出るのに、そんなに借金を重ねなきゃいけないの? おかしいですよね。ここから変えるためには、やはりこれは権力を交代していくしかない。何よりも今は、その権力を交代していくためには、まず相手の作った土俵に乗るしかない。この戦いで何としても、そのパワーバランス変えていきたいと思っています。皆さんの中で先ほどお伝え致しましたお金持ち、もしくはそのようなお知り合い、そういう方がいる方々はどうか私たち、こういう存在がいるよということでですね、説得などをしていただいて私たちにもご紹介いただければ幸いです。
そして皆さんの中で、そんな友達はいないけれども、そんなに頑張る頑張るって言うんだったら少し背中を押してあげてもいいよ、ワンコインだけどね。そういう応援の仕方、大歓迎です。一人ひとりが積み重ねていったもので大きな力にしていく。そして大政党と肩を並べて戦っていく。れいわ新選組は市民の力で作り上げられた市民政党です。この面白い船をさらに面白くしていくために、次の選挙、今回の選挙で何としても爪痕を残したい。そのためにも皆さまの応援、無理のない範囲でできる方、よろしくお願い致します。
少しでも、れいわ新選組応援してやりたいんだけど他にやれることないのか? そういう方、ぜひあなたのおうちの壁にポスターを貼っていただければと思います。テレビ・新聞、ほぼ私たち扱いがございません。ほぼ2年間干され続けています。あなたのおうちにこういったポスターが貼られていれば、あ、こういった選択肢があるんだね。知らなかった人が知ることになるかもしれません。アパート・マンションの方もご安心を。家の窓の内側から外側に向けてポスターを貼っていただけますと、壁がなくてもポスターを貼ることができます。ぜひお力を貸してください。私が現在立っております右側、皆さんから見たら逆サイドです。あちらのほうでポスターを受け取っていただければと思います。そして100%のボランティア選挙、市民政党のれいわ新選組、あなたのお時間の30分、1時間でも私たちと力を合わせて何かしらお力貸していただけないですか。ボランティアセンター開設しています。場所は新宿。西口、南口それぞれ徒歩5分。新宿のボランティアセンター、私たち開設をしております。あなたにもぴったりと合った、そのような作業がございます。ぜひですね、お時間空いたときに足を運んでいただければ幸いです。ボランティア登録というのもございます。ぜひそちらのほうもご利用ください。
他にもございます。ぜひですね、この後、山本太郎、そして渡辺てる子、その間に挟まってツーショット写真、撮っていただける方いらっしゃいましたら撮っていってください。「それ何の罰ゲームなのか」って、そういう思いになった方、その気持ちをぐっとこらえて冷やかしで結構です、撮っていってください。そしてそれをネットに上げていただきたい。あなたの一言を添えて。率直な感想でいいです。その一言メッセージは私たちにとって不都合なものでもいい。逆に言ったらdisっていただいてもいい、笑っていただいてもいい。みんながいろんな意見を言うようにならなきゃ社会なんて変えられない。だから勇気を持ってあなたが何かしらの発信をしてほしい。50%の投票を諦めた人たちと力を合わせていきながら資本家にコントロールされたこの国を取り戻す。そのためのチャンスがこの選挙。2枚目の投票用紙にはひらがな3文字「れいわ」とお書きください。