参議院政策委員 長谷川ういこ

経歴

1981年7月14日、京都生まれ。上智大学大学院博士前期課程修了。2011年、東日本大震災と原発事故を受け、エネルギー・環境の研究を目的としたNGOを設立。2012年から2019年まで緑の党グリーンズジャパン共同代表。2019年末に父が脳出血で倒れ、子育てと介護の「ダブルケア」状態に。2020年、グリーン・ニューディール政策研究会を設立、事務局長を務める。気候政策と経済政策に関する研究・翻訳を行っている。夫と、小学校3年生(8歳)と保育園年長(6歳)の子どもの4人暮らし。

著書に安冨歩さんとの共著『原発ゼロをあきらめない』(明石書店)、共訳にヤニス・バルファキス(ギリシャ元財相)『黒い匣』(明石書店)、ジョン・マクドネル(英国労働党幹部)『99%のための経済学』(堀之内出版)、プラカシュ&ジルジェンティ(サンライズ・ムーブメント)『グリーン・ニューディールを勝ち取れ』(那須里山舎)など。

決意

2011年の東日本大震災と福島原発事故を目の当たりにして、私は原発をなくしたい、と立ち上がりました。私たちがはじめて開催したイベント「脱原発と再生可能エネルギー」に、「自分も勉強したい」と言って駆け付けてくれたのが、山本太郎さんでした。それが私と太郎さんとの最初の出会いでした。

私は、脱原発に取り組むなかで、政治を変えなければ何も変わらない、ということを痛感しました。しかし、脱原発を訴えた政治勢力は負け続けました。なぜでしょうか。それは、財政破綻論にとらわれ、経済の回復を、デフレ脱却を、軽視していたからです。私たちが勝つためには、経済に強くなる必要があると私は考えました。そこで、立命館大学教授の松尾匡さんに声をかけ、積極財政の政策を研究しはじめました。ちょうどそのころ、松尾匡さんに、経済について教えてほしいとある政治家の方から連絡がありました。それが、山本太郎さんでした。

そこで、太郎さんとともに積極財政を学ぶ4回の勉強会を開催しました。これが、れいわ新選組の柱である、積極財政政策につながっているのです。私は、れいわ新選組が結成されたとき、日本でもようやく、積極財政を打ち出す政党が誕生したと希望を持ちました。

そして、昨年の衆議院選挙では、公約の「脱原発!グリーン・ニューディール」の政策立案にも関わらせて頂きました。グリーン・ニューディールとは、大規模な公共投資によって、社会と経済のシステムを大きく転換し、気候変動がもたらす災害の被害を防ぎ、雇用を生み出し、格差や貧困などの経済的な不平等をなくすための計画です。

そんなとき、父が脳出血で倒れました。私は6歳と3歳の子どもを育てながら、父を支える「ダブルケア」を担うことになりました。その中で実感したのは、年をとったとき、病気になったとき、国や自治体の支援を受けるためのハードルが、あまりにも高いということです。

日本は30年近くにおよぶ賃金の停滞と非正規雇用の拡大で、年金や貯金が少なく、老後に不安を抱える人が大勢います。また、日本の教育・子育て支援は先進国最低レベルです。加えて、長時間労働や保育園不足など、子どもを産み、育てる女性にとっても厳しい環境です。私のようなロスジェネ世代は、経済成長など経験したこともありません。

年をとっても、子どもがいても、病気になっても、障害があっても、生きているだけで価値がある社会を、何があっても心配しなくていい国を、希望を持てる未来をつくる。そのためにも、これまでの緊縮財政を積極財政へと、1%のための政治を99%のための政治へと、一緒に変えて行きましょう。

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