山本太郎:
大きな音を立ててしまい申し訳ございません。赤羽駅前、お邪魔致します。ただ今、マイクを握っている私は、れいわ新選組。なんなんですか? そのふざけた名前は。よく言われます。れいわ新選組は国政政党でございます。たった2議席、たった2議席しかない小さな国政政党、れいわ新選組の代表、山本太郎が赤羽にお邪魔を致しております。ありがとうございます。今回の選挙、山本太郎、立候補してるんですよ、衆議院選挙に。あれ、山本太郎、赤羽から出てたっけ? そう思われた方いらっしゃると思います。いえ、違うんです。山本太郎は選挙区からは出ておりません。じゃ、一体どっから出てんの?って話なんですけれども、比例と呼ばれるものから立候補してるのが、今回の山本太郎でございます。比例とか選挙区とかよくわからないんですけどって方もいらっしゃると思うんですね。なので、簡単に今回の選挙、説明させていただきます。この衆議院選挙のみで考えていただきたいんですけれども、投票用紙、記入していただくのは2枚でございます。1枚目、1枚目は選挙区。あなたのお住まいになっているエリアの代表者を1名決定致します。あなたのご近所、その家の近くにあるポスター掲示板、数々の候補者の顔が貼られている掲示板、このポスターの中からあなたの代表者1名を選んでいただく。個人名でお書きください。そして2枚目。2枚目の比例。そこで山本太郎が立候補してるんですけど、そこで山本太郎と書くと、この投票用紙、ゴミくずになります。無効です。2枚目の投票用紙、比例にはどうか「れいわ」、政党名でしか書けないので「れいわ」とお書きください、ということを申し上げるためにも、ここ赤羽にやって参りました。よろしくお願い致します。よろしくお願い致します。
私たち、れいわ新選組の政策、皆さんにどんな国づくりしていきたいのかということを語る前に、2枚目は「れいわ」でお願いしますとお願いしましたが、赤羽の皆さんには1枚目にお願いしたい人がいるんです。この人しかいないでしょう? 誰か知ってますか? 北区にお住まいの皆さん、そして足立区、板橋(区)、豊島(区)の一部の皆さんにお願いしたい。この人、国会に送らなくてどうするんですか? 選挙区で勝たせてください、この人を。1枚目の投票用紙、この人をお願いします。「池内さおり」さんです。池内さん、どうぞ、どうぞ。いきなり、どうぞ、どうぞ。
池内さおり:
いきなり? もう? ありがとうございます。5分? 5分。
山本太郎:
もう好きなように使ってください。
池内さおり:
えー? あ、もう突然マイクが回ってきまして、驚いてます。山本太郎さん、赤羽へようこそおいでいただきました。ありがとうございます。れいわ新選組の皆さん、本当に全国で統一候補作ろうと、お互いにご努力、お互いにご努力? 日本語、間違えました。互いに本当に努力を重ねてきました。全国で野党の統一の候補を勝ち上がらせて、そして、立憲野党でたくさん議席増やしましょう。自民党、公明党の議席を全国でどんどん削って、政権交代。
ここ東京12区は、私、池内さおり、れいわの皆さん、どうかこの大激戦を、東京12区で大きなお力をお貸しください。大激戦となってて、今、互角の戦いになっています。東京12区は、ご存じのように自民党・公明党連立の象徴とされている選挙区です。連日のようにまさにこの大臣がいっぱい入ってきて、先日は内閣総理大臣もこの選挙区に入りました。相手方も必死。全力投球で、この12区の議席を獲得しようと、まさに全力で今、お互いにぶつかり合っているところです。市民と野党の共闘、どうか最後まで拡げていただいて、31日は全く新しい政治の景色を、真っ黒黒塗りの自公政権を終わらせて、皆さんの声が届くカラフルな政治への第一歩、大きく切り拓いていきましょう。よろしくお願いを申し上げます。
そして、この選挙戦で私はすごく大きな希望を感じています。この間、国政選挙のテーマに初めてジェンダーが入りました。ジェンダー平等。各地で訴えていると、ジェンダーのテーマについて、男性たちが真剣に向き合い、また、たくさんのチラシを手に取っていただいて、ともに考え変えていきたいという意思表示をくださってます。これまで正直、ジェンダーのテーマは外で語るのが難しく、「まぁ、女の問題でしょ」、こんな風に受け取られてきたんですが、この選挙戦で多くの男性の皆さんがこのテーマに真剣に向き合ってくださる姿、私も本当に勇気をもらってるんです。
男女の賃金格差が大きくて、平均で240万円。一生涯40年間働けば1億円の格差になる。この格差を是正することを私たち、本当に前に進めたいと思ってるんですが、女性という属性を経済的に弱い立場にとどめおいて、誰かや何かに縋(すが)らなければ生きられない、この状態を作り出してることを性差別と呼びます。女性が自立できず自分の人生を切り拓けない、この現状を変えないといけない。一方で、男性の皆さんは長時間労働に苦しめられて、一家の大黒柱だからと弱音を吐けない夜もあったでしょう。子育てもっと参加したいと、そんな思いを噛み殺した日もあったと思うんです。男らしさのジェンダーロール、女らしさのジェンダーロール。誰も幸せにしないこのジェンダー規範について、私たちしっかり自分自身にも向き合いながらお互いに変化しながら、このジェンダー平等を前に進めていきたい。
私はここ東京12区から選択的(夫婦)別姓そして同性婚の実現、自公政権では逆立ちしたって無理。れいわ(新選組)の皆さん、立憲民主党、社民党、そして日本共産党、私たちだからこそ前に進むことが出来る。どうかどうか最後の最後まで希望ある政治、皆さんの声が届く、性差別も性暴力もない、地球温暖化にもしっかり向き合い、コロナ対策に全力、暮らしと命最優先になる政治をご一緒に切り拓いていきましょう。立憲野党で頑張ろう。私、池内さおりも(東京)12区で全力を尽くすことをお約束します。山本太郎さん、一緒に頑張りましょう。ありがとうございます。
山本太郎:
いや、いい演説だ。絶対この人、国会送るしかないよ。僕住んでる地域違うけど、危うく池内さおりって書きそうになるもんね、これ。絶対(国会に)送ってください。皆さん、ラッキーですよ。入れたい人に入れられる、託したい人がいる。それは素晴らしいことです。東京12区、北区、そして足立区、板橋区、豊島区の一部の皆さん、この人を送らなきゃ話が始まらない。多様性の象徴、池内さおり、池内さおりでございます。1枚目の投票用紙、どうか胸を張って「池内さおり」。隣近所の皆さんにも拡げていただきたい。圧倒的大差でこの人を勝たせてほしい。池内さおりでございました。
いやあ、楽しい。楽しいですね、こうやってコラボやるってね。来たかったんですよ、この街に。はい。本当に。ありがとう。(池内さおり:また来て、飲みに来て。)また来て言うた。飲みに来て? 来たい、もう。あの、しばらく禁酒してるんですよ、僕。1年半くらい。飲んでる場合じゃないなと思って。でも解禁するときは赤羽来ますよ。一緒に飲みましょう。ありがとうございます。ありがとうございます。
れいわ新選組代表山本太郎です。いや本当にね、皆さんのことを心から考えて、そしてこの国をどうしていったらいいのか、それに向き合っている政治家、いないわけじゃないんです、いるんです。そしてこの(東京)12区にもいる。だからこそ1枚目の投票用紙には「池内さおり」と書いていただきたい。間違いないです。損しない。あなたのことをしっかりと見守りながら国会の中でしっかりと戦ってくれる、汗を流してくれる。そんな候補者を皆さん、ご自身の地元に持っているこの誇り。必ず選挙区で勝たせてください。1枚目の投票用紙、「池内さおり」でございます。よろしくお願いします。いやあ、いい候補者の時は熱入るわ。ありがとうございます。
改めまして、れいわ新選組代表山本太郎でございます。れいわ新選組、聞いたことないなって方も大勢いらっしゃると思います。一体れいわ新選組とは何か? ということから簡単にお話していきます。たった2議席しかない国政政党だ。そのように冒頭に申し上げました。元々山本太郎自身、2013年の参議院選挙、東京から国会に送っていただきました。参議院議員の任期は6年間。そのキャリアの中で、小沢一郎さん、小沢一郎さんと行動をともにして参りましたが、1人で最後の1年間、旗揚げをしたのが政治団体れいわ新選組でした。その2019年の夏の参議院選挙で2議席を獲得した。そして国政政党となったのが、れいわ新選組でございます。
2議席のうちのひとつの議席、重度障害者、木村英子。そしてもうひとつの議席をALS難病患者の舩後靖彦。この2名が国会議員を務めているのがれいわ新選組です。「山本太郎さんさ、国会に障害者とか他にも難病患者を送るって、ちょっといい加減にしなきゃダメですよ、あなた。おふざけが過ぎます」、そういうことをいただくこともあります。そういうお言葉、頂戴することもあります。でも一切ふざけておりません。誰しもが寝たきりになるリスクありますよ。高齢化が加速する中、日本の中では誰もが寝たきりというのは自分ごと。高齢化と関係ないにしても、自分自身が何かのアクシデントに巻き込まれて寝たきりという状況、実際にあるかもしれません。でも自分自身が今、この日本という国の中で寝たきりになってしまったら、胸張って生きていける社会、私はまだ存在してないと思うんですね。寝たきりになったとしても、「社会のお荷物になった」「家族に迷惑をかけている」、そんな風に自分を責めながら残りの人生を生きていくなんて地獄ですよね? それを変えられるのは政治しかない。そうであるならばこの日本の中で、高齢化社会については語られど、寝たきりになってからは一切ビジョンがない。そういった国の政治のその先頭に、ある意味、れいわ新選組の寝たきり界のトップランナーのお2人が、その議論の先頭に立つ、これ非常に重要な私たちの役割を果たさなければならないという自負がございます。ありがとうございます。
そのようなれいわ新選組、そこで代表を務めている山本太郎。今回の選挙では比例。2枚目の投票用紙に「れいわ」と書いていただかなければ国会に行けません。どうか山本太郎という、与党からも一部野党からも煙たがられるような存在。空気を読まない、「いい加減にしろ」と言われるような存在。ある意味で国会の中に緊張感を生み出すような存在を、どうか国会に送り返していただきたい。2枚目の投票用紙、比例には、どうか「れいわ」、ひらがな3文字「れいわ」とお書きください、よろしくお願い致します。ありがとうございます。
「なるほど、れいわ新選組とはそういうグループでしたか。ところでれいわ新選組さんは、どのような国をつくりたいんですか? どういう政策を訴えてるんですか?」そのパートに移っていきたいと思います。私たちれいわ新選組が目指している国、それは「何があっても心配するな。あなたには国がついている。」、私たちはそういう国を皆さんと一緒につくっていきたいと考えております。だって不安しかないじゃないですか? 将来に。「バラ色だ、この先、一切問題がない約束がある」って考えてらっしゃる方、どれくらいいらっしゃいます? ほとんど、おそらくいらっしゃらないですね。何かしらかの不安、将来にあるはずです。それどころか不安しかない、そういう方々もどんどん増えていってる。この不安の種を、私は政治によって取り除いていくことが出来る。この国に今までなかったもの、それは何か? 徹底した公助ですよ。たとえ躓(つまづ)いたとしても、躓く前に、逆に言えば国から行政から手を差し伸べてくれる、そういうような国であるならば、生きていることが怖くない。そういう国ならば、一人ひとりが持っている力、ポテンシャルは最大限発揮されるはずですよ。それほど強い国はない。私はそう考えます。だからこそ、私たちがつくっていきたいのは、「何があっても心配するな。」、そのような国をみんなでつくっていきましょう。そういう国づくりを目指しております。
あまりにもひどい政治が続き過ぎてるんですね。これね、もう皆さん重々ご存じのことなので多くは言いません。けれども一番わかりやすいところで言うと、25年不景気が続く国って日本しかないんですよ。25年不況が続く、つまりはデフレから脱却できない。社会にお金が回っておりません。みんなの所得がどんどん減っていきます。生活も地盤沈下しまして、格差が開いていってるんです。それが25年続く国、先進国の中にも一国もありません、日本だけ。つまりは何かというと、どんだけの経済音痴が国、回してるんですか? って話なんですよ。そんなマヌケは一刻も早くクビにしなきゃダメなんですね。そのチャンスがこの衆議院選挙でございます。あまりにもあり得ない。25年、どうしてこの国がこんなに衰退していったのか? 国が衰退するには理由がある。その国に生きる人々の一人ひとりの力が失われていくからこそ国は衰退する、当然のことです。じゃあ、どのようなことをもって皆さんの力が奪われてきたのか? 政治による間違い。ひとつ、税金の取り方を歪め続けたこと。そしてもうひとつ、労働環境を破壊し続けてきたこと。この大きな2つがこの国の衰退、人々の生活が地盤沈下した、私は原因だと考えています。
じゃあ今、挙げた2つ。歪めた税金、そして労働環境の破壊、この2つには特徴があります。何か? 資本家や大企業にとってのコストと考えられるものなんですよ。大企業にとってのコストは何ですか? 自分たちで払う税金です。もうひとつあります。働くあなたです。じゃあ、税金が、自分たちが安くなるように政治を動かす。そして働くあなた、あなたを安い労働の部品として使えるように労働環境を破壊する。企業にとっての2つのコストを次々に削減していくことを実現したのが今の政治。それが25年以上続いたら国はどうなるか? 壊れます。どれくらい壊れていたか? コロナ前を見たらわかる。一人暮らしの女性3人に1人が貧困、コロナの前。子どもたちの7人に1人が貧困、これがコロナの前。そこにコロナがやって来た。
でも政治の場で語られることは何か? 「コロナで皆さま、お困りでございましょう? そこにしっかりと私たちは新政策を打って参りたい、そう思っております。」何をのんきなこと言ってんだよって。コロナの前から大変だったって、どこ行っちゃったんですか? 世界広しと言えども、どの国もコロナで困ってることは同じです。日本も一緒。でも日本だけ違う。25年の不景気の中にコロナがやって来た、ダブルパンチ。つまりは徹底した国による財政出動によって、みんなの生活支えていかなきゃダメなんです。それをしなかったらどうなるか? 事業者が倒れます。失業者が生まれます。自殺率上がります。社会が壊れます。リーマンショックのときに経験しましたよね。その100倍。その100倍以上のものが現在であると政治も認めてるならば、徹底的に国がやらなきゃいけないんです。
一方で国はどうしてるか? 2020年度補正予算。1年間の予算がございますけれども、足りないときには補正として継ぎ足していきます。この補正予算30兆円余らせたってことです。30兆円余らせたとはつまり、事業者救えるはずの30兆円使わなかった。人々の生活を底上げし、困ってる人たちを助けるための30兆円使わなかった。血も涙もないですね。一方で世界に目を向けてみたら何が起こってるか? アメリカ600兆円使ってます。600兆円ですよ。徹底的にお金回します。5回の現金給付します。5回。結果どうなった? コロナの前よりも景気良くなった。スタバの時給が1900円になった。お金を社会にしっかりと回していきながら、一人ひとりの賃金も上がっていくっていう状態になってってる。これまともな経済政策ですよ。日本は「補正予算30兆円余らせました。」みたいなドヤ顔してる場合かって話なんですよ。やり方間違ってるってことなんですよ。
この徹底的にお金を出すということはアメリカのみならず先進国、自国通貨、日本で言えば円、アメリカでいえばドル、イギリスでいえばポンド。自国通貨を持つ国々は当然、財源が足らなければお金の量を増やせます。もちろん無限ではない。インフレ率というものを上限にお金を増やしていきながら、社会に回っていないお金をどんどん刷っていく、渡していく。それによって事業者倒さず、失業者生まず、そして絶望を感じて命を絶つ人たちを減らしていくっていう、社会を守るための政策が打たれてる。結果どうなったか? 日本と世界とでは大きく差ができました。何か? 先進国、積極的に財政出動、お金を出しながら人々に希望を与え続けるような国々はどうなってるか? 自殺者がコロナ前よりも減ってる。イギリス、アメリカ、カナダ。日本は? コロナ前より増えちゃってんですよ。国がやる政策、それによって社会が壊れるか、それとも守れるかが決まる。
考えてみて。赤羽でひとつの事業者が倒れました。何が起こりますか? それまで事業者が回してきたお金、仕事、ゼロになりますよ。その事業者が雇っていた従業員、給料を失いますよ。その従業員が地元に帰って、その周辺で使ってたお金もゼロになります。それが赤羽だけではなく、さらにそのエリアが拡がったらどうなりますか? 関東全体、日本全体。当然、社会壊れていきますよ。それを防ぐために各国、大胆にお金を回してってる。社会が壊れてから手当てをしようと思っても莫大な費用がかかる。時間もかかる。そして人の命が失われる。
一番効率がいいのは、一番コストが安く済むのは、徹底的に壊れる前に国がお金を流し込んで、みんなを支えていくこと。当たり前のことじゃないですか。それもやれないような人間たちが今の政治の場にいるならば、これ交代していただくしかないんですよ。25年この国を衰退させた上に、この緊急時においても役に立たない者たち、追い出すしかないんですよ。それができるのが選挙、皆さんがそれを決められるオーナー、この国の最高権力者。でもね、これね、いつも資本家との戦いで負けちゃうんですよ。資本家と呼ばれる方々、自民党のバックボーン。主に言うならば経団連。日本経済団体連合会、経団連。大企業2000社以上連なるような連合体。彼らは事実上、組織票や企業献金で自分たちの子飼いをたくさん作ってる。その人数が議会の中に半分以上になれば何が起こるか? どんなルールも作れてどんなルールだって変えられるって。それによってどうなった? 派遣の幅は拡がり、そしてより改悪は続けられ、非正規が増えて、そればかりでなく海外からの労働者も大量に入れられるような入管法が2017年にも決まってしまう。皆さんのことは目の中に入ってない。より安い労働者を大量に作れと政治に命令をしながら、飼い主たちが議会の中にいる子分たちに命令をしていく。それによって壊されたんですよ、この国。1997年、消費税が5%に上がったときですね。そこから2018年までの間を見てみると、これは財務省の資料ですね、法人企業統計見てみると、企業の売り上げほとんど変わってないんですよ、この間。ほとんど売り上げ変わってない。なのに経常利益3倍なんです。そればかりでなく、株主の配当6倍になってんです。「ちょっと待って、売り上げほとんど変わってないのにさ、どうやって経常利益3倍にして株主配当6倍にするの? 」話は簡単なんですよ。あなたの賃金削り続けてるんです。賃金を削る、えぐるように削りながら、そして未来への投資、設備投資も削って、それを株主に献上し続けるような政治が出来上がっちゃってる。これ変えていかないことには、もうごめんなさい、真っ昼間の赤羽で汚い言葉使います。ケツの毛まで抜かれます、本当に。これなんとかしなきゃいけない。これは政治でなんとかできる。50%の投票を諦めた方々と力を合わせていきながら、この一部の者たちだけにコントロールされる社会、25年の不況。これを作り出した戦犯たち、そしてここにコロナが来てるということも気づけていない、ダブルパンチからみんなをどう救うかという気概もない人間たちには、一刻も早く政治の場から退場していただくしかない。
そのための受け皿あるんですか? よく聞かれますよ。あるよ。今回、野党が共闘しております。立憲民主党、共産党、他にも社民党、私たちれいわ新選組。「そんなの野合じゃないか、考え方が違うのにそんなもの一緒になるなんて、選挙目当てじゃないか」って。自民党、公明党にそんなこと言われたくないですよ。水と油ってあなたたちのことじゃないですか。金と権力だけで繋がってんでしょ? こっちは違うんだよ、人々の命を預かってんだってことですよ。この国の壊れ方に、これにブレーキかけなきゃいけないってことでひとつになったんだ。これが実現すれば一体何が起こるか? コロナがあまりにもひどい対策でした。感染症対策の基本のキもとられない。事実上ノーガード戦法、自己責任でよろしく。それによってどうなった? 医療は崩壊、保健所パンク。そればかりでなく感染者は自宅に放置された、13万5000人。医療にかかれず、命を奪われる。もう完全に壊れちゃってんですよ。こういうことで「第5波をなんとか乗り越えた。」なんとか乗り越えたんじゃないよ、それ。なんとか乗り越えたんじゃない。けれどもこの9月の終わりに行われたコロナ対策本部、政府のやつですね、ここではっきりしたことがある。今後の方針、発表された。取り組みが発表された。今後の取り組みの中には、以前にあった方針が抜け落ちてんですよ。なんだと思います? 検査の拡大、そればかりか、感染拡大の防止。この2本、この2つの項目、その方針消えちゃってんですよ。つまりは何かっつったら、引き続きさらに自己責任拡大なんですよ。感染拡大容認。こんなことされちゃったら、また医療パンクしますよ。医療従事者、ただでさえ、もうこれ以上耐えられる状況にありません。コロナ以外にかかってる人たちも病院かかれないってことが、もう一度、第6波のときにやって来ちゃう。
今、やるべきことは何か? もちろんこの医療従事者に対して、今、資格はあるけど現場にはいないというような方々にお声掛けをしていく、リクルートをしていく。他にも保健所に対してしっかりと予算や人員を拡大していくことも必要ですけど、検査も拡大していかなければならない。全国のどこのコンビニでもタダで検査を受けられる。そういう状態にして、1週間の中で2回でも3回でも、今、自分はかかってませんねってことをみんなが確認できる。その検査結果も、国も行政も把握しているってような状態にしていく。そうすれば誰がコロナにかかってるか、かかってないか、はっきり分けられるんですよね。一番必要なことは何かっつったら、コロナにかかってる、かかってない、これをはっきりと分ける必要があるんです。全人口のうちでひと握りしかいませんよ、感染者。このひと握りをはっきりと捕捉しないために、いつまでもズルズルズルズルこんな状態続けてるんです。であるならば、このひと握りをしっかりと捕捉していく。捕捉したコロナにかかってる人たちは、経済的に保護しながら隔離していく。それ以外の感染してない人たちは経済を生活を送っていく。当たり前の、感染してる、感染してない、まずここを分けられるだけの体制を、今のうち作る必要ありますよね?
自民党のままだったら無理ですよ。自民党のままだったら「どうぞお勝手に」ですから。何言ってんですか? コロナという災害の中で事実上放棄ですよ。これをくいとめる為にも野党側が多数派を占める必要がある。徹底したコロナの対策。そして自民党では行われなかった事業者の手当て、しっかりやっていく。そして生活者への手当、しっかりやっていく。それができるのは野党の固まりしかないでしょ? どうか野党側に力を持たせていただきたい。政権交代起こるような力を貸していただきたい。そして何よりも日本経済考えたときに、消費税5%になるんですからね、これ。大きいですよ。中小企業が息を吹き返す。そのための経済政策も含まれているのが野党の共闘でございます。もちろん、その先の消費税廃止まで、私たちれいわ新選組、力を尽くしていきたいと思います。
ここはひとつ、この国のオーナー、この国の最高権力者の皆さんのお力をぜひ集めていただいて、どうか最後の最後まで諦めず、周りの方に電話をしていただきたい。特に、もう既に政治の話が大好きな方と語り合ったとしても、これなかなか投票先変えてくれたりしません。ある意味で時間の無駄になってしまいます。「全く興味ない」「どうでもいい」、そこにアプローチしていただきたいんですよ。そこにアプローチしていただきたい。1枚目の投票用紙はどうか、東京12区「池内さおり」そう書いていただけるように、さらに拡げていただきたい。そしてできれば、2枚目の投票用紙に「れいわ」と書いていただけると、山本太郎も危ないところでございますので。厄介な人間を1人でも国会に送っていただきたい。緊張感を生み出すためにもどうかお力を貸していただきたい。2枚目の投票用紙は「れいわ」、ひらがなで「れいわ」。「れいわ」はどうも受け付けない、そういう方には2枚目の投票用紙、別の党、「共産(党)」でも結構でございますよ。私たち幅広く、皆さんのお好みに合わせていろんな選択肢があるという、こんなバラエティー富んだものありませんよね? 自民党か公明党かくらいの狭いとこじゃないです、もっと広いんですよ。バラエティーに富んだ選択肢を用意しているのが、野党の共闘でございます。その中でもできれば1枚目の投票用紙には「池内さおり」、2枚目にはひらがな3文字「れいわ」で、どうかよろしくお願い致します。ありがとうございました。
聴衆:
年金問題、言ってないぞ。
山本太郎:
あ、年金の問題? あのね、年金って積立金が結構あるんですよね。だいたい200兆円くらいあるんです。で、これは私、崩していっていいと思うんです。世界で見ていったらこれだけ、ある意味4年分の年金、これ積み立ててる国って日本くらいなんですよ。つまりは、今すぐに年金が少な過ぎて生活立ち行かないって人たちに対しては、ここを崩した上で私は渡していっていいと思うんです。上乗せしていくってこと。で、当然、ここに関してはいろんな議論があると思います。「それ崩したら未来はどうなるんだ?」いろんな話があると思いますけど、私たちの経済政策としては、このコロナ禍、そして25年のデフレという中にいるときには、大胆な国債発行を訴えています。「国債発行っつったらそれ借金が増えるってやつだろう?」っていう誤解がありますけど、テレビ・新聞、本当のこと言いません。これは事実ではありません。「政府の借金は、みんなの借金ですよ」って池上(彰)さんも言ってますね。あれ池上さんも訳わかってません。本当のところは何なのか? っていうと、政府の借金は皆さんの借金ではないんです。その説明、簡単にしますね。
逆に言ったら何かっていったら、年金足らない人たち、それでは生活立ち行かないよっていう方々に対しても、積み立てを崩すってやり方もあるけれども。逆に言ったら国債発行で上乗せしていくってこともデフレ下、景気がちゃんとインフレっていうところに踏み込まないまでの間は、それで私はやっていける、そう考えてます。で、話戻りますね。国債イコールみんなの借金じゃないっていう話をしたいと思います。先ほど言いました、日本には円があります。自国通貨です。アメリカにはドルがあり、イギリスにはポンドがある。自分の国の通貨を持つ、しかも変動相場制。固定相場ではなく変動相場制の中にあるそういった自分の国の通貨を持つ、そういう国は財源が足らないというときには自分たちのお金を増やせます。当たり前です。よそから借りてくるわけじゃない、自分たちで増やせるってこと。もちろん無限にはできませんよ。そんなおとぎ話みたいな話ありませんから。その上限は何なんですかっていうと、これはインフレ率です。金額関係ない。「でも1000兆円もの借金、みんなで背負ってるじゃないか。」って方いらっしゃるんですけど、そういう話じゃないんです。簡単に言うと、政府の借金と呼ばれるものの正体は何なのかっていうと、過去に1000兆円という通貨を、お金を、社会に供給致しましたという足跡に過ぎないということ。政府は借金という体(てい)を使って、皆さんに社会にお金を供給する役割がある。ただそれだけ。「政府の借金、それはけしからん。」ということになったら、じゃあ一旦、政府から借金という形で社会にお金を供給するのやめます。多くの方々が言われる「1000兆円の借金けしからん」というんだったら、じゃあこれを全部返すことにしましょうかという話になった場合、何が起こるか? 当然、1000兆円のお金を皆さんから回収するんであるならば、社会からお金消えるんですよ。つまりは何か? この社会にお金がどうやって出現するんですか? って話になるんです。政府が借金という体(てい)を取りながら社会に通貨を供給する、そのための手段が借金という体(てい)。あなたのおうちの借金と国の政府の借金、これ同じように考えちゃダメなんですよ。だって、皆さんのおうちではお金作れませんよね? 作ってる人います? コツコツと。コピー機とか使いながら。いらっしゃらないですね? 一応、建前上は。一方で国はお金作れます。当たり前です。国が作ったお金を皆さん使ってらっしゃる。通貨を使用する側と、通貨を製造する側、全然主体が違いますね? それを同じように語ること自体がおかしいんです。間違ってるんです。で、話戻ります。例えば今の話で言うと、政府の借金とか借金でないとかっていうところの整理を一番簡単にするためには、普通一般社会の中で借金、そう呼ばれるものには資産として持たれてる方いらっしゃいます。誰かの借金は誰かの資産だよね? 誰かの赤字と呼ばれるものは誰かの黒字だよね? 裏表の関係ですよね? ただただ借金がある、そういう話じゃない。それを資産として持ってる者がいる。それだけのことです。で、話戻ると、政府の赤字は誰の黒字ですか? 政府の借金と呼ばれるものは誰の資産ですか? 答えは簡単で、民間の黒字、民間の資産です。一番簡単な例で言います。2020年、現金の給付が行われた。10万円です。13兆円という赤字を国が作り出し、13兆円という黒字が皆さん、こういう関係性。誰かの赤字は誰かの黒字、こういう関係性なんです。逆に言えば政府が赤字を出さないということになったら、社会に流通する、供給されるお金の量、減ってしまいますよ。お金を増やしたり、そして減らしたり、そういう供給したりしなかったり、供給したり徴収したり、世の中にお金を生み出したり消したりということが国の、これ、やれることなんですよね。話戻ると何か? 自国通貨を持つ国々、そういう国は自分たちの財源、必要なときにはそれが増やせる。当たり前です。「でもそんなことやり過ぎたらギリシャみたいになるだろう?」って言われる方は嘘つきか、わかってないかどっちかです。どうしてか? ギリシャは自国通貨持ってない。ドラクマといわれる通貨を持ってたけれども、ユーロに入るときに捨てた。つまり通貨の独自性、それを捨ててユーロに入った。じゃあ今のギリシャがお金を調達する、増やそうと思ったらどうしたらいいか? っていったら、リアルに借金するしかないんですよ。日本やアメリカやそういった国々とは全く違う。2003年に財務省も認めてます。何か? 自国通貨国債のデフォルトはあり得ないっていうこと。自国通貨建て国債のデフォルトはあり得ない。
何か? 自分たちの通貨で、もしもこれが返さなきゃいけないってことだったら刷りゃいいだろって。それだけのことなんですよ。どうやってこれ破綻するんですか? ハイパーインフレ、どうやってなるんですか? って。そういう話を財務省自身が財務省のホームページの中に2003年の、自分たちの記述がしっかり残ってる。つまりは何かっていうと、今、このような状況、コロナ。そして25年のデフレから脱却できず、多くの人々を貧しくしたという状況の中で、財源は税だみたいな話になったら国、壊れます。というよりも人、死にます。今、大胆な手当を。25年奪われ続けてきたものをみんなに還元していきながら、皆さんの生活をしっかりと支えていけるようなことをどんどんしていかなきゃいけない。
で、インフレ率が上限と言いました。政府債務、政府の借金いくらまでしていいんですか? 金額は関係ございません。上限となるものはインフレです。お金が紙くずになったら困るでしょ? だからインフレ率でちゃんとそれは管理されなければならない。日本の中でいうんだったら、インフレ率何%までですか? 日銀と政府が決めた平成25年の共同声明では、インフレ率2%。2%が上限だよ。そういうことなんです。どうしてインフレ2%が上限なんですか? インフレ2%程度に毎年成長していっているのが世界各国。日本は成長どころかマイナス成長、ゼロ成長、25年の不景気ですから。最低限、世界並みに国を成長させていくためには、毎年2%の成長が見込めるだけのお金を増やし、投資をしていこうという話。
じゃ、1年で2%のインフレ、いくらまでお金出せますか? それを参議院調査情報担当室、国の機関ですよ、参議院ですよ。計量シミュレーションでやってもらった。試算を出してもらった。例えばですけれども、1人頭10万円みんなに配りますっていうことをやったら、国は破綻するんですか? ハイパーインフレになるんですか? そういう計算をしてもらった。インフレ率はどこまでいくんでしょうか。赤ちゃんからお年寄りまで生きているということを条件に、毎月10万円配ります。1年間の予算とは全く別にそれをやると、国債発行で年間144兆円かかります。これどうなると思います? 皆さん。破綻するかな? その答えを出してくれたのが参議院の計量シミュレーション。その結果、わかったことがあります。何か? 1年目インフレ率1.2%、2年目インフレ率1.4%、3年目インフレ率1.8%、これが最も高いピーク。翌年はインフレ率1.7%。4年連続でやったとしてもこれは2%さえ超えない。つまりはハイパーインフレなんてならないし、財政破綻なんて話にならない。
つまりはこの国には力がある。供給力がある。それだけのお金を出せる力がまだ日本にはある。今、その力を使うべきときじゃないの? その力があれば何ができる? 数々のことできますよ。これまで25年の不景気で壊されてきた皆さんの生活の地盤をもう一度立て直すことができる。「消費税26兆円? チャラにしたらいいじゃないかよ。」そりゃそうですよ。でもこれは恒久的にやっていかなきゃいけないことですから、当然、先々に法人税、これは累進税化。金持ちに対しても負担を多くしてもらうというような、税の真っ当な取り方っていうものを作る必要がある。けれどもこの緊急的に数年間は私たちは国債発行でやっていけると思ってます。
他にも大学、大学院まで教育費無料。今から4兆円出せばそれができる。それだけじゃない、奨学金。国がやってるサラ金ですよ。580万人が首締まっている。「少子化が問題です」、そう言いながらこういうことをやってるわけだから。そこで9兆円の債務、これは国が買い取ります。それだけじゃない、他にもやることいっぱいある。子ども手当、倍にしようよ。3万円? だって少子化が問題なんでしょ? 3万円にしたらかかる費用、年間で4.5兆円ほど。他にも、介護・保育。この人たちに全産業平均、全産業平均で100万円低いという給料をまともにあげよう。そうすれば1人10万円、これ給料アップしていくためには、年間で3.7兆円ほど。全然やれることまだまだありますよ。家賃補助も出していこう。公共事業も必要です。どうしてか? これだけ災害がある中で、これまで公共事業、数十年の間に予算半分になっちゃったんですよ。それによって何が起こってる? 橋が落ちたり、トンネル崩落したり、災害のときにも手が回らなかったり。公共投資、公共事業に対しても必要な部分は出していこう。
何よりもこの状況の中で、エネルギーの転換していく必要あるわけでしょ? 国が大胆に投資しなくてどうするんですか。だって原発は続けられないですよ。すぐにでもやめなきゃいけない。どうしてか? 大きな地震がやって来るから。政府の予測でも30年の間に8割の確率で大きな地震やって来る。首都圏直下。どれくらいのレベルでやって来る? ってむちゃくちゃでかいものですよ。この首都圏直下がもしも起こった場合に、20年間の経済的損失700兆円っていうんですよ。だからもうほとんど首都壊滅に近い状態、起こるんじゃないの。他にも南海トラフ、南海トラフっつったら、かなりの範囲ですよね? 20年間の経済的損失1400兆円ですよ。原発なんて続けられる? 東電原発の1カ所、福島の1カ所だけで先日は大変なことになってたけど、もしもそういった大きな、大規模な地震が来たときには複数カ所、大きな地震とともに複数カ所の原発がメルトスルー、メルトダウンというような状況になり得るってことです。一刻も早く燃料を抜くしかない。段階的に? 冗談じゃない。人々の生命財産を守るというならば、一刻も早く燃料を抜かなきゃいけない。即時禁止しかないんですね。30年の間に8割の確率でやって来ると言われるけど、その時間軸は1年後かもしれないし、29年後かもわからないっていうような感じなんですよ。だとするなら、一刻も早くするしかない。そのためには原発立地帯に対してしっかりと補助金は継続されるべき。札束で顔をはたかれながら、都会の電力のためにそのリスクを受けてくださった。それを考えるならば、当然、それは継続し続ける必要がある。そして産業の転換、そして数々の国側からの提案も数々していかなければならない、そう思ってます。一刻も早くエネルギーの転換をしていくのであるならば、その他にも国がしっかりと投資をしていく。やらなきゃいけないこといっぱいあるんですよ、この国には。そのためには財源が必要。いいことだけ言ったってしょうがないでしょ。そのためにはお金が必要になる。税収だけではそんなものとてもできる話じゃない。この国の財源として、世界の今、財源として考えられているのは国債発行、通貨発行。ただし上限はある。インフレをしっかりと制御していく、守っていく。この国では2%。その中で考えるならば年間の145兆円、それくらいの投資っていうものは、この国を破綻、ハイパーインフレになったりとか、経済破綻が訪れるっていうことや、なんだろうな、発火するような原因にはならない。当たり前の話なんです。国の試算がそうなってる。だとするならばやるべき。
あまりにもちょっと今まで聞いてたことと全然違うから、戸惑い過ぎてわけわかんないって方もいらっしゃると思います。れいわ新選組のホームページをご覧いただくと「れいわニューディール」、私たちの政策にたどり着きます。ぜひそこでも財源、財源について私たちがわかりやすく説明してますので、そちらのほうも併せてご覧いただければと思います。世界はもう既にやってる、社会が壊れないように、徹底的にお金を出していくこと。躊躇したらダメなんですよ。その間にも人の命は失われる。一刻も早く皆さんのための政治、本当にこの国の未来を見据えた政治が行われるように、資本家たち、ひと握りの人間たちからこの国のコントロール権を、この国のオーナーの皆さんに取り戻していただきたい。その先頭に立つのが立憲野党。その中でもどうかマニアックな方にはれいわ新選組。2枚目の、2枚目の投票用紙には通の方には「れいわ新選組」とお書きいただきたい。ひらがな3文字「れいわ」で結構です。ありがとうございました。ありがとうございました。ありがとうございました。あっ、1枚目は「池内さおり」ですよ。ありがとうございます。
インフォメーションするの忘れてました、すいません。財源の話してほっとした、すいません。インフォメーションですね、えっとですね、すいません。なかなかテレビ・新聞、私たちれいわ新選組を取り上げてくださいません。で、選挙が始まれば、一応、国政政党ってことでちょっと帳尻合わせに放送とかしてくれるんですけど、1年半ほとんど干されてました。その状況の中で、れいわ新選組と言われてもピンとこない方々多いと思います。もし皆さんのおうちの壁に私たちのポスターを貼っていただければ、知らない人でも「えっ? こんな選択肢あるんだね」ということを知っていただけるかもしれません。なので、ぜひおうちに壁がある方で、そのポスター貼ってあげるよって方いらっしゃいましたら、私の立っている左側、皆さんから見たら逆サイドになるかもしれません。あちらのほうでポスターのほう、お受け取りいただきたいと思います。「そんなポスター貼ったら、隣近所に何言われるかわからんわ」そういう方もいらっしゃると思いますけど、貼られた方からそのようなお話は聞いておりません。このポスターを貼ることによってややこしい訪問販売などの数が減った、そういうような声は聞いております。ありがとうございます。他にもですね、私たちLINEの公式アカウントございます。ぜひ友だち登録のほうをしていただければ幸いです。あともうひとつ、ボランティア登録、もししていただけたら助かります。これは究極はボランティアする、しない、どっちでもいいです。どうして登録をしていただきたいかということなんですけど。この選挙のときの街頭宣伝はあまり違いますが、普段私がやっている街頭宣伝はだいたい1カ所3時間くらい。で、皆さんから質問をいただいたことに対してお答えをしていくというスタイルでやってるんですね、全国回ってます。
なので、ちょっと疑問に思ったなということがあったりすると、直接、物言えるんですよ。「ちょっと待って、物言わして」って。「このことどう思うの?」とか、「これはどうなの?」ってことを直接聞いていただける。そして皆さんとコミュニケーションをしていきながら、私の知らないところは皆さんに教えていただいたりとか。いろんなコミュニケーションしていきながら、私たちの政策に繋がっていくというような全国街宣をずっと行ってる政党がれいわ新選組なんですね。で、このボランティア登録をしていただくと、今度ここで街宣やりますよ、お手伝いいただけませんか? という趣旨の皆さんにお知らせが行くんですが、究極は別に手伝わなくてもいい。その情報をもと元にその街宣の会場で話を聞いてみるとか、逆に質問直接してみようとか、友達を連れて聞いてみようとか、そういう風な情報を得るための道具として、ぜひボランティア登録のほうもよろしくお願い致します。で、私たちボランティアセンターというものも構えております。新宿西口、南口、それぞれ徒歩5分のところにボランティアセンターを置かしていただいております。詳しい場所についてはあちらの机のほうでも受け付けておりますし、他にもれいわ新選組ホームページからも場所を確認いただけます。で、皆さんにお願いがあります。おうちにいながらできることございます。「もしもし。」電話ですね。電話によって、全国どこからでも2枚目の投票用紙はひらがな3文字「れいわ」と書いていただける。その活動を1票でも多く積み上げることによりまして、山本太郎のような空気を読まない人間を、国会の中に緊張感を生み出してしまうような人間を増やしていくことができます。どうかそのような活動、あなたの電話で拡げていただければ幸いです。ありがとうございます。
で、最後になんですけど、皆さんの中でお金持ちいらっしゃらないですか?「もう金が余ってしょうがなくてね」みたいな。そういう方いらっしゃらない? まぁ、あまり聞いたことないですけどね、そういう話は。いらっしゃらない? あ、何が言いたかったかってことなんですけど、1人立候補するだけでも600万円ですよ。これ入場料のみで、選挙に立候補するのに入場料、「出たいのか? じゃあ入場料をまず払ってもらおうか」「おいくらですか? 」「600万です」そういう世界なんです。今回、私たち21人の立候補者がいるんです、山本太郎含めて。いくら掛かりますか?っつったら1億3000万近く掛かる。こんなの普通の人無理ですよ。いくら気持ちはあっても、行動力があったとしても、まずそこでつまずいちゃう。だって入場料だけじゃないもん、掛かるの。入場料を含めて1人当たり1000万~1500万くらいないと、まともに選挙、形になりませんよ。まともに普通に選挙できません。こんな悪いルール、これは壊していかなければならないんですけど、今のところはこれね、向こう側の土俵に乗っかって戦うしかないんです。で、何が言いたいか? ってことなんですけど、皆さんの中にお金持ちいらっしゃったら、ぜひ私たちに力を貸していただきたいと言おうとしたんですけれども、今のところ、どうやら該当者なしということでですね。すいません。いいんですよ、問題ないんです。そらそうですよ。25年の不況にコロナで大金持ちってそんな、ここ来ませんよ。JR使ってませんから、そういう人。ね? じゃあ、逆に皆さんの中でお金持ちのお友達がいて、やたら財布の紐が緩いんだっていうような話とかは聞いたことないですか? その話もない? わかりました、ありがとうございます。じゃあ、しょうがないです。はい。というわけで終わりたいと思います。あ、違う。そういうことじゃなかった。そういう情報はないけれども、「ワンコインだったらお前を応援してやるよ。なんか活きがいいな、れいわ新選組。」「なんかやらかしそうだなお前たち。お前たちワンコインだったら応援してやるぞ。」というようなですね、方がいらっしゃいましたらぜひお願い致します。ギリギリでヒイヒイ言いながら、私たち戦っております。もしそういうご親切な方いらっしゃいましたら、そちらのほうの机のほうでお願い致します。
で、普段はツーショット写真一緒に撮りませんか? っていうことを呼びかける場面なんですけど、山本太郎のマイクが長過ぎて、その時間が終わってしまいました。なのでこれから山本太郎が順番にですね、こちら側から目線を送るという形をしますので、皆さん勝手に写真撮っていただきたいんです。どうぞご勝手に。どの方でも結構です。山本太郎ほぼ肖像権ございませんので、できれば撮っていただいた写真をネット上に上げていただく、そういうことをしていただくと助かります。で、上げる際にはお願いがあるんですよ。メッセージ添えていただきたいんです。で、メッセージの内容はあなたの思ったままで結構。山本太郎にとってマイナスになるメッセージでも大歓迎です。ええ。これ狙いは何か? っていうと、社会を変えたいのに世間の中では政治の話がしづらい。こういう空気変えていかなきゃどうにもなんないんですね。なので、あなたが何かもう本当に軽い気持ちでいいのでSNS上に投稿をしていただくと、繋がりのある方々が「あれ? 政治ってなんかこんな簡単にものを言っていいものなの? 」みたいなことから空気が少し緩んでいく。そういうことをですね、みんなでやっていけば、世の中が変わっていく速度っていうのにも何かしら変化があるかもしれません。そんなことに使っていただければと思います。
というわけで、皆さんわかってますね? 東京12区、北区にお住まいの皆さん、そして足立区の一部、板橋区の一部、豊島区の一部の皆さんは、東京12区でございます。1枚目の投票用紙、良かったですね。鼻をつまんで投票しなくてもいい。ね、喜び勇んでこの人に投票できる。1枚目の投票用紙は「池内さおり」でどうかよろしくお願い致します。はい、ありがとうございます。そして、既存の政治というものに嫌気がさして、何かしら国会の中にミサイルみたいな奴撃ち込めないかな、弓矢のような奴、なんか撃ち込めないかなと思ってる、そういう通なあなた。どうか2枚目の投票用紙、ひらがな3文字で「れいわ」、ひらがな3文字で「れいわ」。あなたが「れいわ」と書いてくださることによって、そして周りのお友達の皆さんが「れいわ」と書いてくださることによって、国会で一番ややこしいと呼ばれる問題児、山本太郎を国会に送ることになります。どうかお力貸してください。ありがとうございました。ありがとうございました。長時間にわたり失礼を致しました。ありがとうございました。