木内みどり:
次の方をご紹介します。元銀行員、元セブンイレブンオーナー。昨日はセブンイレブンの本社で、11時から7時まで、セブンイレブン、ずっと抗議をなさいました。ご紹介します。三井よしふみさん。
三井よしふみ:
皆さん、こんにちは。橋の上まですごいね、今日は。こんなところで喋るなんて、人生で今回だけかもしれない。私は、れいわ新選組、比例候補の三井よしふみです。よろしくお願いします。
ご紹介にありましたけど、昨日、やってやりました。コンビニの巣窟、セブンイレブン本社の前で、8時間、喋りまくったぜ。強い者が弱い者をいじめすぎる。コンビニの世界はそういう世界なんです。私は単純にコンビニの問題を取り上げてるんじゃない。今、国が、庶民をいじめすぎてんだ。消費税なんか上げる必要ないよ。あんな逆進性なんかいらないんだ。今ね、自民党に勝たしたら、安倍晋三、言うよ。「消費税上げます。国民の信任が得れたから。」
誰もそのために自民党なんか入れちゃいねえよ。入れるとこないから入れてるだけだろう。しかし、皆さん、よく聞いてくださいよ。今、れいわ新選組ができたんだよ。俺たちは保守だよ。保守とは何か、わかるか? 民主主義の政党。
民主主義、皆んなね、ちょっと勘違いしてる。多数決だと思ってる。それは、ものを決める手段でしかないんだ。民主主義は、民衆が中心の主義なんだ。
ということは、皆さんが中心じゃないといけない、社会じゃなきゃいけないのに、数の論理で押してくる自民党なんか、推しちゃ駄目だよ。
民主主義とはどういうものか。皆んなの意見、絶対、全部違う。だけども、何かを決める時には、多数決をして方向性は決める。これは皆んな従おう。
しかし、たったひとりの意見でも、正しいことはあるんだよ。歴史でいくつもそれは証明されてる。民主主義とは、1度は始めたけどおかしかったら、たったひとりの意見でもやってみようっていうのが、民主主義なんだよ。
俺たちは確かに、まだ10人しかいない。だけども、私は自信もって言える。この現状を救うのは、れいわ新選組しかいないんだよ。理由は何か教えます。
もう何年も、20年もデフレでしょ? その間、どれだけの人間が死んでんだよ。実を言うと、昨日、コンビニの仲間の死亡が私に伝えられた。昨日、演説中に、そんなことが、情報がくるとは思わなかった。具体的に言います。そのオーナーは東日本橋一丁目店のオーナーだった。この3月に、自分が辞めたいなんていう署名もしてないのに、店をセブンイレブンは奪っちゃったんだよ。そのオーナーは本当にくそ真面目な人で、約10年近く、本部の言う通りやってた。本部の言う通りになると絶対儲からない、今、コンビニの仕組みは。多額の負債を抱えて、急に辞めろと言われて店、追い出され、本人は去年の11月と12月に心臓で救急車に連れてかれてるんだよ。コンビニオーナー、病気してんのいっぱいいるんだよ。それを知ってて、セブンイレブンはその店奪ったんだよ。
なぜだか分かりますか? たくさん店作りすぎて、その店が邪魔になったんだよ。そのオーナー、頭ん中はもう借金をどう返そうか、そのまま、北海道行っちゃった。自分が心臓悪いから、3月の寒いとこ、北海道、行けば死ねると思ったんだよ。保険金しか返せないと思ってた。その訴えを奥さんから僕らんとこ来た。うちの仲間がすぐセブン本部に行った。「東日本橋一丁目店のこと、ご存じですか? ちゃんと対応しないと我々は動くよ」っつったら、動いたよ、セブンイレブンは。「旭川で見つけました」って。その話聞いたから、近くにいたジャーナリストにお願いして、その人連れ戻してもらった。金もないし、店も奪われてるし、だいたいねえ、店閉めたら、本部はちゃんとねえ、お店の資産とね、精算金払うんだけど、未だにまだ払ってないからな、あいつら。私らは顧問弁護士に頼んで、その人を保護するように動いてもらいました。先日までは、緊急保護者として我孫子にいたんすよ。どういうわけか、昨日、我孫子刑務所から連絡が来て、奥さんに身元確認してくれって言われて、行ったら本人だったそうです。こういうことが、皆さんの知らないとこで横行してるんだ。
もういい加減ね、強い者が人間を部品のように扱うのはやめてくれ。今日は祭りだから、楽しい話をした方が良いと思ったけど、祭りにも色々ある。今日は弔い祭りだ。
俺にとっては弔いだよ。
皆んな、冷静に考えてください。この日本は、私も銀行時代、海外生活してたから、日本の良さがもの凄いわかってる。日本の良さは何かって言うと、日本人、ひとりひとりが本当に真面目なんだ。ゴミひとつ落ちてないし、落ちても拾う人いるじゃないか。電車だって遅れない。水だってきれいに飲める。それができない国はいっぱいあるよ。でもそれを支えてるのは、皆さんでしょ。私もね、銀行員やめて、コンビニやって、自分の無知を知らされましたよ。コンビニやると、本当にいろんな人が店に買い物にくる。私、会った事なかったね。朝4時に作業着を着てお弁当買っていって、4時過ぎには汗だらけ泥だらけで、今度はチューハイ買ってくる。昼間にはパートの人がくる。うちの店のバイトの最初の子は、父子家庭でした。お母さんが逃げちゃったって。女性不信ですよ。私は結婚しない子ども作らないって言ったけど、「まあ、まあ、まあ」と言って働いてもらいました。何でうちにバイトするの? 夜間(学校)しか行けなかった。昼間、誰もいないし、何かやらないと学校遅刻しちゃうし。「ぜひ一緒に働こう。」本当にいい子です。
しかしそういう人に、この国は優しい手、差し伸べてるでしょうか? 日本の国は、まさしく皆さんひとりひとりが支えてる。私は背広を脱いで、それを知った。背広を脱いでない人は悪いとは言わないよ。毎日、満員電車で通ってた自分もそうだった。だけど、今の政治、行政、支えてる奴ら。裁判官もそうだよ。今、国の中枢で国を動かしてる連中、あいつら、あっごめんなさい、あの人たちは、背広、脱いだことないよ。背広も脱いだこともないのが、物事決めんなって言いたいよね。我々、れいわ新選組は、皆んな素人だよ。その場、その場の、本当の素人。
私だって、山本太郎に初めて会ったのは6月27日だからね。3日間、考えに考え抜いて決めました。YouTubeたくさん観ました。
今までの中で、あんなに熱をこもって演説してる人、政治家いなかったね。皆んな政治家は、政局しか考えてない。コンビニの問題なんて私がやりますつったけども、親分が変わったら全く忘れるんだよ。山本太郎はそんな人間じゃないから。だから私は付いていこうと決めた。
もう、日本は支え合える国だから、それを思い出そう。誰ひとり、勝ち組も、負け組もないからな。もう、この言葉の茶番はやめよう。
私のスローガン「もう余計な競争は要らない。日本の素晴らしい心、切磋琢磨で国を支えようじゃないか」
れいわ新選組よろしく。ありがとうございました。
木内みどり:
ありがとうございました。三井よしふみさんでした。本当に2世議員、3世議員が紙を見ないと何も言えないような議員たちが論議している国会に、こういう本当のことを言う人を送り込んでください。
※最善を尽くしておりますが、なるべく早く皆さまにお届けすることを優先するため、若干の誤字脱字はご了承ください。