高井幹事長:
はい。それでは定刻となりましたので、ただ今よりですね、第1回れいわ新選組代表選挙の候補者発表記者会見を始めさせていただきます。私は今回の代表選挙管理委員長を仰せつかりました、幹事長の高井たかしでございます。今日の司会も務めます。どうぞよろしくお願い致します。またですね、今日、ちょっと候補者の都合もありまして1時間限定の記者会見とさせていただきますので、ご協力のほどよろしくお願い致します。
それでは、今日から代表選挙始まるんですが、今日の正午を締め切りで候補者の告示届け出がありました。3陣営4名の候補者が立候補の届け出を致しました。3陣営4名というのはですね、ご承知の通り、れいわ新選組、共同代表制を先般プレ選挙でやるということが決まっておりまして。今日、立候補される方がですね、代表になって改めて共同代表を指名してもいいし、それから、あらかじめ共同代表セットで立候補してもいい。その立候補の仕方は自由ということになっておりますので、3陣営4名の今日は候補者の発表ということになります。はい。それでは順次、届け出順にご紹介し入場してもらいます。
まず最初に現代表であります、参議院議員の山本太郎候補でございます。
はい。あまりサプライズはなかったかもしれませんが。はい。続きまして、今度は2人が同時に入場致します。現共同代表(仮)で衆議院議員のくしぶち万里さん、それから同じく大石あきこさん、両名でございます。
はい。これもあまりサプライズはなかったですかね。はい。それではですね、3人目の候補者をご紹介致します。今回、れいわ新選組はですね、国会議員でなくてもどなたでも党に所属していなくてもですね、国会議員、党所属の国会議員1名の推薦があれば立候補できるという画期的な制度を採用しております。その制度で立候補を決意していただきました、作家で評論家であります、古谷経衡(ふるやつねひら)さんです。どうぞご入場ください。はい。ちょっと古谷さんは初めてという方もいると思うんで、ちょっと画面で紹介をさせていただきます。(どうぞ出してください)
1982年北海道札幌市出身。作家・評論家。そして一般社団法人、令和政治社会問題研究所の所長、そして日本ペンクラブの正会員でございます。政治評論、社会評論等々、幅広い分野で10年以上、文筆活動を行うほか、テレビや新聞、ラジオ等のコメンテーターとしても活躍しておられます。現在まで著書28冊ということで、スローガンは「話のわかる右翼」ということでございますので、よろしくお願い致します。
はい。それでは、この3陣営4候補者それぞれからですね、3分程度で代表選に臨む決意を表明していただきます。どうぞよろしくお願い致します。
山本太郎:
はい。れいわ新選組、現在は代表の山本太郎でございます。れいわ新選組旗揚げしてから3年です。ずぶの素人が集まって、このような政党を立ち上げたということです。もちろん議員経験があったりとか、事務所スタッフを務めたという者はいましたが、その政党の運営であったりとか、そういうグループを作った、関わったっていう者は1人もいない中で、ずぶの素人がその運営に関わり、そしてグループを作っていったと。これを3年で8人の国会議員にまで拡げたというれいわ新選組。もちろんここにはそこに関わったスタッフのみならず、ボランティアの皆さんだったり、様々な方々がお力を貸してくださり、このようなグループになりました。で、やっと最低限のグループとして回り始めたというのが今だと思います。
で、これから私たちが中規模の政党になり、そして政権交代というところにもリーチしていけるような一翼を担えるような存在にこれから私たちが発展していくためにも、もう少し、山本太郎に舵取りを任せていただきたいという思いです。もちろん、ここにいらっしゃるメンバーは元々のれいわ新選組の政策という部分、基本的には、何でしょう、一致して、そしてそのような世界観を目指してる者ですけれども。さらにそこに私が考えていることというのはですね、やっぱり堂々と休める社会を目指そうじゃないかと、そういうことですね。もう仕事に使い潰されるとかですね、そういうような、もう休む暇もなく、もう働き続けなければならないという社会ではなくて、やはり人生を楽しめるだけの余裕を持てる、生活をしていけるだけの社会的経済的安定に加えて、そして自分が疲れた時には、疲れる前には自分から休みたいんだって言えば了解してくれるような社会、当たり前のように支え合う社会というものを、政治が主導して作っていくということでございます。そのような堂々と休める社会、安心して休める社会というものも加えてこの代表選、戦っていきたいという風に思っております。ここにいらっしゃる代表選の候補者、これはもう本当に手強いなと思ってます。これもう圧倒的に勝つのかな、みたいなことを考えてらっしゃった方いらっしゃるかもしれませんけど、これ分かりませんよってことなんですね、三つ巴になって。票が分散しちゃえば。どうせ山本勝つんだろう、この人に入れてみようってことでですね、これ、ひっくり返る可能性もあるという、予断を許さないというような状況になりつつあるなと、緊張感を持っております。山本太郎でした。よろしくお願い致します。
高井幹事長:
はい。それでは続いて、大石あきこ、くしぶち万里、両候補からそれぞれ発言お願いします。
大石あきこ:
はい。れいわ新選組衆議院議員の大石あきこと申します。このたび、くしぶち万里さんとタッグを組んで、この2名で代表選に挑戦することにしました。私自体は大石あきこと申しますが、4年前まで大阪府庁で公務員してました。子どもを育ててて職場でもすごい何て言うか、お前は使えるんか使えないんかって、そういう烙印を押される社会だよなって。特に維新府政下で働いてましたので、そのような自分自身がすっごい息苦しいし、その使えるんか使えないんかで評価される社会っていうものに、もう辛い思いをしていました。で、山本太郎という人が政治の中で、そういう社会を変えようぜっていう呼びかけを始めて。じゃ自分ももう、これ自分で変えるしかないなっていうことで、自分が政治に乗り出すということで政治活動を始め、で、1年前から衆議院議員、れいわ新選組の衆議院議員をやっているわけです。で、1年国会議員をやって、で、次じゃあ、れいわ新選組の代表かって、何かこうまた次のバージョンだなって思ってるんですけど。やっぱりここでれいわ新選組を大きく変えたいなと思って。で、統一地方選の過程で、くしぶち万里さんと一緒に役職といいますか、責任者のようなことをさせてもらって、これは結構イケるなっていう。山本代表、ここは権限がないから他のことをやってください、みたいなことが徐々に出来るようになってきて。やっぱりもっと、この山本太郎という人を野に放ったほうがいいだろうと私は思うんです。っていう意味でも、くしぶち万里さんとタッグを組んで、共同代表という形でやらせていただきたいなということで。ぜひこのYouTubeを視聴している皆さん、大石あきこ、くしぶち万里に1票をよろしくお願いします。
くしぶち万里:
続きまして、大石あきこ議員とタッグを組んで立候補を決意致しました、くしぶち万里です。私はですね、政治とは希望。この言葉を、山本太郎代表が2019年の参議院選の時、永田町からたった1人で外に飛び出して国民と繋がり、大きなうねりを作って変化を起こした、このことに本当に心を動かされた1人です。それが大きな私の希望になりました。それは行動はもちろんのこと積極財政という政策、これが希望だったんです。それは多くの人たちにとっての今も希望になってると思います。今度は私自身が立候補して、そして大石あきこ議員と共同代表になって、この希望を持てる層をさらにさらに広く、拡げていきたいと思っています。で、特にこの共同代表制ということで2人で女性で立候補したんですけれども、言わばですね、皆さん、どうでしょう? 女性の国会議員が代表選に出た方というのは、男以上にタカ派であったりとかですね、あるいは組織に従順で引き上げられてきた、そのようなタイプの方が多かったのではないか。むしろ女性が2人で共同制を取るということの意味は、そこに調和だとか、あるいは協働、つまり協力して働くっていうことですね。あるいは寛容、こうした今までにない女性の議員が共同代表制をもって党をリードしていく、こんなうねりを新たに作り出していきたいと思います。よろしくお願いします。
高井幹事長:
それでは古谷経衡さん、よろしくお願い致します。
古谷経衡:
はい。皆さん、こんにちは。古谷経衡と申します。作家・評論家でありまして、この中では唯一の非国会議員。地方議員ですら、地方議員ですらという言い方アレでありますけれども。全く議員でもない、純然たる唯一の民間候補が私であります。この規模の政党が元職でも前職でもないですね、完全な民間人を党首選挙に公選するということは日本憲政史上、初めてのことではないかという風に、間違ってたらすいません、自負をしているところであります。
代表選挙、なぜ出たのかということですけれども、私はもちろんれいわ新選組の基本的理念を大変共有する者であります。しかしながら私がですね、10年以上、政治評論とか作家活動をしてきまして、やはり一番今、希望が持てる政党、期待が持てる政党はどこかといったときに、これはやはりどう客観的に見てもれいわ新選組ではないかと思った次第です。しかしながら、れいわ新選組は左派ポピュリズム政党等々の不当な評価を世の中から受けていることもまた事実なんです。私の政治姿勢は保守であります。保守というのは、当然、人々の生活や暮らし、あるいは伝統、こういったものを守って、より良い社会に発展していこうと、これが保守の姿勢なわけですが、今、世の中で保守とか愛国とか名乗ってる人たちのなんと胡散臭いことか。そのような観点で見ると、れいわ新選組こそが本当の保守政党としてもっともっと羽ばたけるんじゃないか。そのためには、私のような完全な外部のですね、民間人が、ま、私自身は保守ですけど、私が入れば若干こう中道っぽく、私なると思うんです。ということで私はれいわ新選組は左派ポピュリズム政党という不当な評価から脱却させて、この国の中における真の保守政党。真の愛国者政党。それを目指すために様々な努力、党内改革を行っていこうと、このように思ったからこそ、代表選挙に今日この場で立候補、この場にいるわけであります。という形で、ぜひとも投票権のある皆さま、古谷経衡に1票、1票入れていただきましたら、れいわ新選組はもっともっと大きくなると思います。私が目指すのは中道政党。中道保守まで支持を拡大して、この政党をさらに2桁台、3桁台に持っていく、そのような決意をここで新たにするところであります。ありがとうございます。
高井幹事長:
はい。ありがとうございました。全国の配信を見ている視聴者の方は、もっともっと決意を聞きたいという思いだと思いますけれども、この後ですね、説明しますけれども、全国回って街頭や、あるいはおしゃべり会などでですね、それぞれの決意を存分に語っていただきますので、今日は時間の限りもありますのでこの程度で。あと後ほど記者さんからのご質問受けたいと思いますが、その前にまず私のほうからですね、今回の代表選挙の仕組み、スケジュール等をご紹介致します。
まず投票期間でございますが、本日のまさに今これから19時からですね。オーナーズ・フレンズの皆さんはインターネットで投票を行うことができます。そして12月の18日。10日後の午後5時、17時が投票の締め切りでございますので、どうぞそれまでの間にご投票をお願い致します。そして結果発表は12月18日日曜日のちょっと遅い時間ですが、20時頃ですね。この投票の結果を集計するのにちょっと3時間くらいかかりますので、20時頃にれいわ新選組の公式YouTubeチャンネルで生配信。また会場も都内の会場取りましてですね、配信を致します。はい。
そして有権者ですが、オーナーズ・フレンズ、これはですね、申し訳ありません、昨日の時点で申し込みの登録が完了してる方になります。それから国会議員と党役員というのは私なんですけども合計9名がいます。それから3番目が地方議員が5名おります。それから公認候補予定者、これが12月1日時点で役員会の承認を受けて決定している者ということになっております。
で、投票方法ですが、オーナーズとフレンズの皆さんには、会員のマイページから投票していただきます。それから国会議員と党役員については、12月の18日の投票会場で直接投票ということになります。それから地方議員と公認候補予定者はハガキで投票していただきます。
そして有権者の数ですが、オーナーズが5,473名、フレンズが7,332名、それから地方議員公認候補予定者が46名、それから国会議員、党役員が9名ということになっております。
で、その票の配分なんですけれども、このようになってますが、ちょっと言葉で、これ規約の言葉で難しいので次の図で説明致します。まずですね、国会議員8名と、それから党役員というのは私だけなんですが9名。この9名は1人1票を持っております。そして、この9票と、その倍の数、ですから合計18票を争うという仕組みになっておりまして。9票の、残り9票について、その9票のうち1票はフレンズの皆さん、これはフレンズで投票していただいた中で一番多かった候補者が総取りになります。1票総取りという仕組みです。そして残り8票がありますが、8票のうちオーナーズには4票あります。この4票の決め方は、それぞれネットで3陣営投票していただいて、その投票の率、票数の多さによって按分を致しまして、ですから小数点第3位を切り捨てるという形でその按分をして票数を決めます。それから、地方議員と、首長は今いないんですけども、予定候補者で合わせて4票あります。これについては、これもはがきで投票していただいて、その投票の票の多かった順に按分をして決めるというそういう仕組みで、合計18票で争うということになっております。そして、その中で1回目の投票で過半数が決まればですね、もうそれで当選でございます。ただし過半数を取る候補者がいなかった場合は、この場合は決選投票になります。決選投票は国会議員と党の役員9名の投票によって行うということでございます。はい。
最後に12月18日20時。ま、20時ぴったりに始まるかどうかわかりませんが、生配信を予定をしております。それから代表選挙のスケジュール、あ、出ますね。はい。このような形で予定をしております。12月の11日、日曜日から東京から西日本のほうを中心に。実は東日本はすでに山本代表街頭演説、回ったということもありまして、ちょっと西日本のほう中心ですが。もちろん、しかし全国でYouTube配信を行いますので、ぜひこの街頭演説会、それぞれ3陣営揃わない場合もありますけども、基本的には3陣営揃ってですね、街頭演説と、それから会場でのおしゃべり会などを計画しておりますので。で、詳しい場所とか時間はですね、追ってまたご連絡致します。実は国会の日程がかなり流動的で、実は明日明後日も国会が、明後日まで国会が土曜日まで開かれるというかなり異例の事態で、我々予定組んでたんですけど全部一旦キャンセルになりまして。で、しかも明日と明後日はちょっと代表選はやれない、国会日程が非常にタイトということでこのような段取りになっておりますけれども、どうかご理解いただきたいと思います。はい。それでは私からの説明は以上で、ここからは記者の皆さんからそれぞれの候補者に質問をお願い致します。挙手でお願いします。あの、冒頭申し上げました通り、7時で終わらせていただきます。その前に写真撮影もあるんで6時55分くらいには終わりたいと思いますのでよろしくお願い致します。はい。それでは挙手どうぞ。
記者:
France10の及川と申します。大石さんとくしぶちさんと古谷さんに質問をしたいと思います。大石さんとくしぶちさんに対してはヨーロッパとかでは女性の党首、多いですけども日本ではまだ社民党だけである、その現状をお二方、どうお考えになるのかということと。大石さんの場合、大阪府の公務員でありながら、もうクビになることがないのにお辞めになった。「維新ぎらい」(講談社)でその説明をしていますが、なぜ政治を志したかということを伺えればと思います。あと古谷さんは2014年、都知事選挙のときに田母神さんを応援して、山本太郎さんが2013年当選したとき、月刊「WiLL」で割と批判的な記事を書いてらっしゃいましたけども。逆にね、保守の立場で、なぜ今、れいわになったのか、それについて伺えればと思います。ありがとうございます。
大石あきこ:
ありがとうございます。大石あきこです。ご質問いただきました、ヨーロッパとかでは女性の党首っていうのも当たり前なんじゃないかとか、総理大臣とかも首相もいらっしゃいますよね。うん。日本でもそろそろそうなったらいいんじゃないでしょうかっていう風に思いますので、女性の党首を増やすために立候補したわけではないんですけれども、結果として、私が共同代表になれば良くなるんじゃないかなっていう風に思います。
で、なぜ私が政治を目指したかということなんですけども、とにかく自分は大阪府職員で、住民のために頑張って働いていたと。そういうプライドを持って働いていたところに、公務員はシロアリだ、特権階級だと、ものすごくお金持ちの人がいきなりやってきて、橋下徹というんですけれども。その人が公務員のケツを蹴るんだ、公務員の給料を下げれば、この世は、大阪はよくなるっていうとんでもない嘘を言い出して、で、それも実行し出したっていうところで。やっぱり自分自体がそこでぶん殴られてるわけですから、許せねえって。3発殴り返したるって思いますし、でもそれは、なんていうか、住民さん、住民から必要な行政サービスを奪うなよっていう、そういう怒りでもありました。なので私自体は、自分の人生の中でそういう出来事がありましたので、やっぱり一当事者といいますか、働いてる者が社会を回しているのに、で、公務員も同じ労働者なのに、それを斜め45度、本当の敵は上級国民なのに、公務員が上級国民だっていうすり替えをやって行政サービスを削り、結果として大阪府民、住民を貧しくさせてるのが維新政治だから、だからそれに私が政治家として名乗りを上げて、大阪を変えていくってことが、全国、日本社会全体を変えていくと。日本社会って今どうなってるんですか?って。ケチな財政で緊縮財政をやって、で、結果として一人ひとりの所得も下がってるわけですから、それを逆回転させるような政治潮流っていうものを山本太郎現代表がすでに始めていたので、私も共にやりたいなというところで政治活動をやっているところです。はい。
くしぶち万里:
ご質問ありがとうございます。ヨーロッパだけではなくアジアでも女性の大統領や首相が生まれているのに日本は生まれていないというのは、私はやはり、本当にここは女性の社会的地位が後進国なんだということは認めざるを得ないと思います。で、女性だからといって、じゃあ誰でもいいのかっていうわけでもないっていうのもその通りで。先ほど申し上げたように、男性以上にタカ派であったりとかですね、組織に従順で、変えようとすることのない女性の議員が政党のトップになっても、世の中変わらないじゃないかと。これ、意味ないわけですね。でも日本の社会の停滞の原因が、そこの層が全く政治に出てこないっていうことも、もう一方の厳然たる事実なので、私はだからこそ、今回、第3のカテゴリーとして、男性以上に、なんか男勝りでタカ派を目指すみたいなことじゃないと、のし上がれない社会ではなく、しかも一方で、この既存の社会に従順であるがために引き上げられるような女性でもなく、むしろ我々「鬼退治」というキーワードで首相に対決した2人でありますけれども、権力にはしっかりと国民の立場に立って物を申しながら、そこは対等に、しかし世の中は調和や寛容ということを目指すというような社会を作っていきたいという風に思います。
ちなみに今年ですね、ジェンダーギャップ146カ国中116位です。女性、政治の分野はさらに低くて139位なんですね。139位。この数字とか順位、これも問題ですけども、この数字そのものが大事なんじゃないと思います。先ほど言ったその質、質の転換ということをぜひですね、今回この代表選でしっかり発信していきたいと思います。
古谷経衡:
どうも及川記者、どうもお久しぶりです。(笑)ご質問のことにご回答致しますと、2014年の都知事選挙における田母神候補への応援、これは事実であります。さらに「WiLL」等々に当時私、大変書いておりまして、そのときに山本太郎代表のブームの源泉という記事を書きましたが、それは批判ではなく、票の分析であったのでありまして、批判ではありません。さらに3つ目のご質問。なぜ、今、保守としてれいわ新選組なのかということに少しお答えしたいと思うわけですね。私の政治姿勢は保守でありますけれども、国を守り、社会を愛し、そしてそのために、なるたけ人々の生活、暮らしを守って、日本社会をより良くしていこう、こういった姿勢を私は当然、伝統や文化も大切にしながら、これが保守だと思うわけですけれども。今、保守を名乗ってる政治家も政党も本当に国を大事にしてますか? 国を愛してますか? 逆のことやってませんか? 今、保守だ。いや、私は愛国者だっていうのは、国の社会の人々の暮らしや人生を守るんじゃなくて、増税をしてですね、徹底的に痛めつけて、非正規は同じ同胞なのにもかかわらず徹底的に虐げてる。これ、どっちがどっちが保守なんですか? そういう人はれいわ新選組のことを「反日だ」って言うんですけど、反日ってどっちですか? 反日は自民党政権でしょ。これまで散々日本国を破壊して、日本社会をこれだけの経済大国でありながら、25年間もデフレで破壊続けた、そっちの姿勢こそが反日であり、左派じゃない、左翼っていうかね、そうじゃないんですか?っていうことを考えたときに、実は2014年のとき私は田母神さん応援しましたけれども、僕は全然変わってないんですよ。僕の姿勢は2014年ももっと前、もうぶっちゃけもう小学校くらいからずっと保守ですよ。で、僕は変わってない。変わったのは、この国の中で保守と名乗る政治家や政党が堕落したからです。私は変わってません。保守を名乗ってきた政治家や政党が完全に堕落した結果、私は彼らを見限ったんですよ。その結果、じゃあ、どこの政党が一番いいか、それは国や社会を守り、人々の生活や人生を守って、より良く変えていこう、れいわ新選組以外ありませんよね。そうするとどっちが保守ですか? どっちが愛国者だと言ったときにはれいわ新選組こそが本当の保守政党であり、本当の当たり前のことを言ってるわけですからこれ中道とも言えますよね。本当の愛国者政党です。ということを考えますと、いわゆる私はやはり、ここで強く言いたいのは、やはり今までの自民党、あるいは与党も連立も含めた保守政治の堕落ですよね、保守政治がここまでおかしくなっちゃった、そのおかしくなった結果、皆さん知ってますよね? どういう人が政治家になったか? 杉田水脈さんですよ。違いますか? 国の恥ですよ、保守の恥ですよ。ああいう人たちが保守と言って、ね、政治家になるのは、まぁ、それはいいとしても、それはよくない、日本のため国のためにはならない。それに対抗するためには本当に国のことを考えて、社会のことを考える、そういう政党が必要じゃないか、その政党をもっと大きくしていくのが筋じゃないか、そうなったときに一番、私、希望があるのはれいわ新選組だと思います。以上です。
高井たかし:
はい。ありがとうございます。それでは次のご質問ある方。はい。ちょっと時間に限りがあるので私から指名させていただきます。どうぞ。
記者:
毎日新聞です。すいません、代表選の仕組みについて確認させてください。まず、新代表の任期はいつからいつまででしょうか? 続いてですね、あと、あの先ほどのパワーポイントで見せていただいたんですけど、すいません、ちょっとメモが間に合わなかったんですがオーナーズとフレンズの現在の人数をもう一度確認させていただければと思います。
山本太郎:
すいません、時間がケツがあるので、仕組み的なことであったりとかっていうのは、最後、ぶら下がってお願いできますか? 時間が限りがあってこのメンバーからの、仕組み以外の話をここで進めさせていただきたいです。なので、最後まで残っていただいて最後にそれを確認していただくということでよろしいでしょうか。お願いします。
記者:
はい。わかりました。
高井たかし:
仕組みは私が最後に残って答えますので、それ以外、この候補者への質問のある方、お願いします。じゃ、どうぞ奥の方、今マイクが行きます。
記者:
NHKです。代表選挙、結党から3年となるということですけども、今回のこのタイミングで代表選挙やるにあたって、どのようなことが争点になるのかということと、代表選をやる意義を、それぞれの候補者がどのように考えているか教えてください。
山本太郎:
じゃ、私からいきますね。えっとまぁ、党の規則を作ったときにこの時期にやるって決めてたから、これはやらなきゃならないものですね。それ以上でも以下でもないです。で、別に選挙をすっ飛ばして小さな政党ですから、ずっと山本が代表でいくってこともたぶんできるとは思うんですけど、さすがにそれはまずいだろうということですね。で、やっぱり特に私たちはボランティア政党ということでスタートして。で、まだ3年で、そこもしっかりと皆さんからいろんなご意見汲み上げるようなことは完成形には至っていません。でもやっぱり党としてグループとしてちゃんとした民主的な手続きを踏んでいくためには当初約束したこの代表選というものは、やはりやらなければいけないだろうと。で、この代表選で問われることは何かということですけれども、やはりここから先、どのような党にしていくかという部分であったりとか、政策的にはお互いに一致をして一緒にやってるわけですけれども、やはり新たに入れたい政策とかあってもいいと思うんですけれども。やっぱりそれぞれのビジョン、この党内をどうしていくか、細かい話様々あると思いますけど、それはそれぞれの訴えの中で出てくるんじゃないかなっていう風に思います。意義ですけれども民主的な政党ということをやはり担保していくためには、そういった選挙というものは必要であろうということだと思います。
高井幹事長:
よろしいですか。他の、はい。じゃあ順番にお願いします。
大石あきこ:
ありがとうございます。大石あきこです。そうですね、れいわ新選組はこれをきっかけに、いろんな方が知ってくださったり、政策を三者が戦わせることで、なんて言うんでしょう、問答法というか、こう違うんだなとか、よりそのそれぞれの個性であったりとか、そういうものやトータルとしてはれいわ新選組全体の政策への理解ですとか、応援したいなって思ってもらって、で、その中でも推しはどれなんだっていうことを1個のイベントとして皆さんに考えてもらうきっかけとなればいいなと思いますし、自分自身はこの党をもっと権限を持って運営してみたいなと、運営したいと思っておりますので、この時期に名乗りを上げたとそういうことです。
くしぶち万里:
続きまして一言だけ。れいわ新選組って外から見るとなんか山本太郎独裁なんじゃないかみたいなことを時々ね、言う人がいるんですけれども、今回この代表選を通じて議論、開かれた民主主義政党だっていうことをぜひ知っていただきたいという思いがあります。私は自分の言葉では「新しい民主主義」って言ってるんですけれども、党内で本当にこれだけ議論する政党って私は他の党にいたことありますが見たことありません。そしてもうひとつ大事なことはボランティアです。ボランティアの皆さんが全国中で選挙を支え、そして日々の活動してくださってます。こうしたボランティアの活動の中から私は政策が生まれてきて、そしてこうしたボランティアの皆さんと一緒に参加型の新しい政治文化を作っていく。それができるのがれいわ新選組だと思っています。そのことをぜひこの代表選通じて発信していきたいと思います。
古谷経衡:
はい。今回、代表選挙をこうやって私のような純然たる民間人も含めてやることは当然、皆さんがおっしゃったように民主的な議論、それから価値感を進化させるという意味では、欠かせないことでありまして、そういった意味でも私のような民間人が出ることの意義は大変大きいと思うんです。もうひとつはですね、よく言われますね。れいわ新選組って日本共産党と何が違うんですか?って。僕、よく言われるんですよ。そのときに私今日初めてはっきりちゃんと言うんですけど、れいわ新選組がこうやって代表選挙をやるという事実をもって、れいわ新選組は一言、何が違うんですか?と。民主集中制とってませんから。我々は、我々というのはちょっとおこがましいんですけど、れいわ新選組は民主集中制を採用しないんです。民主集中制というのは党内での派閥や分派を禁止するという考え方。これはメリットもあります。メリットもありますけれども、そういうようなことになってしまっておりますので、大変大きな弊害もありますよね。ですから日本共産党さん、僕批判してるわけじゃないんですよ。批判してるわけじゃないですけど、100年ですよ、結党100年、今。大変立派だと思います。立派だと思いますけれども、党の代表、党首、公選されてますか? これ本当に民主主義ですか? いや、いいんですよ、民主主義だったとしても。でも、少なくともれいわ新選組の代表選挙がこうやって公募されることは、我々は今後も民主集中制を採用しないと。開かれた公党であるということの何よりの証明ではありませんかという風に思います。以上です。
高井幹事長:
次の一番手が先に上がった。前から2番目の方。
記者:
朝日新聞です。よろしくお願いします。三陣営にお聞きしたいんですが今回共同代表制をとられるということで、まず山本さんと古谷さんはそれぞれ今お話できる範囲で構いませんので、どなたを代表になった際の暁には指名されるのか。くしぶちさんと大石さんは今2人で立候補されてますけども、当選した暁にはプラスアルファどなたかを共同代表としてご指名なされるのかということお聞かせください。
山本太郎:
ありがとうございます。私は当選したら、そこで発表したい、指名をしたいと。それまでの間にひょっとしたら自分の考えてることが変わっていくかもしれません。その指名するという部分に関して。まず私を選んでいただいて、で、私が代表にさせていただいたときに、発表できればいいなという風に思ってます。
くしぶち万里:
我々の陣営はですね、現時点で2人で共同代表制で党を引っ張っていきたいと思います。
古谷経衡:
私の回答でありますが、ま、仮に私はもうトップ当選すると、こんないいことないですよね。そのときに共同代表を指名すると。となったときの人選については、私と最も共通の理念を有することを前提として、最も、その範囲の中で最も違う人を選ぶと思います。共同代表として。以上です。
高井たかし:
はい。次の質問ありますか? はい。じゃその後ろの方どうぞ。
記者:
すいません。共同通信です。代表含めお聞きしたいんですけど、これまで山本さんがずっと代表を務めていらっしゃってきて、党内から、もしくは外から見て、評価と言いますか、というか山本さん代表の場合は自己採点とまではいかなくても、どういう運営だったとお考えかそれぞれ教えてください。
山本太郎:
ありがとうございます。ま、これまでの3年、どういう評価になるかってことですか? 自己評価ってことですね。当然、足らないところをあげれば、これはもう終わりがないだろうと思います。で、至らない点のほうが多いでしょう。でもやっぱり屋台村でスタートしてるわけですね。リアカーで始まってるわけです。で、そのリアカーをリアカーで屋台をやってる人たちが公園に集まってみんなで屋台村を開いているという状態が私たちのやり方なんですよね。その屋台村がやっぱり政党になったと。で、最初に政党になったときは2人だった。やはり政党としてはかなりもうミニマムですね。そこからやはり数少ないという職員とともに力を合わせてボランティアの方々とも党を大きくしていった。3年で8人の国会議員というものを支持者の皆さんと一緒に作り上げてきたという部分に関しての評価は、私は私自身というよりも、その期間のれいわ新選組としては、これはもう100点に近いんだろうという風に思います。一方で、私自身のリーダーシップというところにおきましては、やはり自分自身がそのような立場に立ったことがないということをやはり考えると、かなり未熟であっただろうと思います。でもやはりその3年の間に自分自身が様々学んできたことがあるってことです。かなり、なんでしょうね。うん。吸収するという能力が高いんだろうと自負してます。なので何点ですか? この3年間がって言われると、やはり至らなかった点も考えると55点ということでいかがでしょう。伸びしろがあるってことです。
大石あきこ:
ありがとうございます。大石あきこです。評価って難しいんですけれども、その私たち市民とか素人が政治に乗り出すしかないでっていう、惨憺(さんたん)たる今の国会なり、地方議会っていう状況の中で、もう素人でもいいからやろうって、ま、それを屋台村と表現しているんですけども。そういう、もう手探りの今もプロセスなんですよね。だから、国政政党としての運営っていうものでは、よう回ってんなっていうか、っていうか回ってないなみたいな中で日々私たちはやってきたわけなんですけれども。でもこれはなんていうか、単に私たちが至らないっていうか、本当に腐った政治っていうところから新しい政治潮流を作る、それが元俳優であったり元公務員だったりいろんな民間の方だったり、一市民が立ち上がってるっていうこのプロセスで私の場合は465議席の最後のラスト1議席に滑り込んだわけなんですけど、素人の選挙をやって。だから、素人の市民が、でも今この社会はおかしいんだと、政治変えなきゃいけないんだってときに、手探りでとにかくやってみる。で、まさかの奇跡の当選みたいに果たすっていう、そして8議席というのも、私にとっては奇跡だと思っています。だから、そういう意味では、こんなんようやってるよなっていう意味では、2万点だと思ってるんですけれども、だけどそういう、何て言うんでしょう、まず生み出した奇跡から安定したというか、着実に国会内で勢力を増やしていくっていうステージに入らなければいけないという意味ではもっと厳しく見て、いろんなその役員体制の強化っていうか、そういったものをやっていきたいなっていうのが、今回の代表選だと思ってます。
くしぶち万里:
代表、55点って言いましたけど、めっちゃ低過ぎますよね、それ。私、200万点だと思います。(笑)というのは、冒頭でも申し上げましたけれども、永田町からたった1人で外に出て国民と繋がるって政治家いました? なんか本気で、たった1人でも飛び出して国民と繋がれば、国民はそれをしっかりと見ていて、そして繋がって自ら動く。これすごいことだと思うんですよ。で、もし本当に、今、国会750人近くいますけれども、全員が本気出して外と繋がったら、とっくのとうにこの世の中変わるんじゃないですか? 私はそれが冒頭言った希望であり、そして自らそこに繋がりたいと思ったきっかけだったんですね。ですからそういったことがまずは200万点だと思いますし。そしてさらに、障害のある当事者の方々が国会に行ったことで、本当に憲政史上初めての改革が次々始まってるじゃないですか。そうした当事者というところに目を向けて、しかも永田町のど真ん中に送り込んだ。これ200万点以外の何物でもないとまずは思います。ただそこから3年経って、さらにボランティアの方が増えて、そしてさらにいろんな多様な当事者って言われる方々が、今、この格差と貧困の中で増えてきたっていうことだと思うんですね。で、その中で次のステージが必要とされてるっていうことが今回の代表選だという風に思ってます。
古谷経衡:
私は純然たる民間人の立場で出馬しておりまして、これ、今まで党の組織運営等々に関与したことは投票以外ではございませんので、採点する立場にはないというのが率直な立場であります。しかしながら、当然、山本太郎さんがこういった形でここまでの政党にしてきたことは、あんまりこういったタイプの政党の成立というか、飛躍というのは、憲政史上、私、あんまり見たことはないなというのが率直な感想ですね。それからひとつ言うとすれば、私の冒頭の表明と重なるところがあるかもしれませんけれども、やれ左派だ、ポピュリズムだ、反日だっていうところに言われがちなんですけど、もうちょっと、それちょっと反撃したほうがいいよねっていうところは、若干数字にはできませんけど、マイナスですよね。アメリカから外交も安保も自立しましょう、これのどこが左翼なんですかね。これ保守でしょう? アメリカの基地をなくして日本の国土を取り戻しましょう。自分たちの土地、先祖から受け継いだ土地をアメリカ軍に蹂躙(じゅうりん)されて、在日米軍に蹂躙されて、このままでいいんですか?と。これ保守じゃないですか? どこが左翼なんですか? どこがポピュリズムなんですか?っていうことを、もっとこう反撃してるんですけど、もっと私が代表になったらします。以上です。
高井幹事長:
はい。そろそろ最後の質問ですか。はい。はい。それでは質問のある方どうぞ。
記者:
読売新聞のアベです。今回、立候補にあたってどなたの推薦を受けられたのかというのをお伺いしたいのと、それから山本代表に、今回、今までにない代表選の仕組みを模索してこられて、三陣営三様の構図になったかと思いますけれども、今回の狙った通りの構図になったのかっていうかですね、顔ぶれを見てのコメントを一言いただければと思うんですが。
山本太郎:
ありがとうございます。元々狙った通りの代表選になったかどうかというものは究極はわかりません。究極わかりません。でも他党がやってないような開かれた民主的なイベントにしたいなという気持ちがあったので、ある意味で、何でしょうね、お二人が立候補してくださった。これまで一緒に仕事をしてきたお二人がタッグを組んで、山本を倒し、野に放てみたいなですね、なんか、逆にちょっとそれに賛同しそうなですね、支持者もいそうだなと思いながらちょっと戦々恐々としております。(笑)もうひとつはですね、やはり、なんだろう。民間人の方。推薦があればこれは立候補できるんだということで、そんな政党存在しないですね。はっきり言えば。乗っ取られるのが怖いからですね。でもやはり風通し良くするとか、もう大きくなんかこう変えていくとかみたいなことも可能なんだっていうね。ある意味でものすごく挑戦的な私たちは代表選を挑んでるんだってことを、本当に誇りに思うなという風に思います。
で、こういった顔ぶれが並ぶことによって何が生まれるかってことなんですけど、本当にちょっと私危ない感じになってくると思うんですね。これ、はっきり言っちゃえば。で、1回で決まるかどうかわかんないなってとこもあると思うんですよ。何が言いたいかっつったら、下手したら決選投票ってことになる可能性もあるかなっていう風に思ってます。で、つまりは何かって言いますと、これ一般の有権者の方々から投票いただくという形ではなくて、私たちのフレンズであったり、オーナーズというところに登録をしていただいた、これまで登録をしていただいた、昨日の時点までの登録があった人たちが投票してくれると。おそらくその多くの方々は、これまでのれいわ新選組というところを他の一般の方々よりも深く見てくださってる方、つまりはくしぶち万里の活躍、大石あきこの活躍もよく知っててという方が多くいらっしゃると思うんですね。ある意味でちょっとここに関しては山本太郎だからいいとかっていう判断にはならない。山本太郎を知ってるから入れるとかってことは、一切たぶん通用しない世界だと思うんです。そういう意味で、これはちょっと結果はわからないなという風に思ってます。
そしてもうひとつ、れいわの中にもやはり保守の支持者の方々いらっしゃいます。もちろん左の方もいらっしゃるし。で、私のようなフリースタイルという方々も大勢いらっしゃるんですけど。ある意味で何かしらこう、ある意味でアカデミック的な目線からこのれいわというところを分析していって、これからしっかりとロードマップを作っていきながら、いかにれいわを成長させていきますというようなロードマップをしっかりと示していきながら、れいわは保守政党であるという風に断じながら、まぁすごく幅広い、ウィングの広い政党なんだというところに期待をする人たちも多いですから。そういった意味でこれ古谷さんに取られるって可能性も私、あると思ってんですね。(笑)いや、いいんですよ。というのは、デッドヒートにならなきゃ面白くないから。だから圧倒的に山本しか勝たんわみたいな選挙だったら、もう別に儀式になっちゃいますからね。逆に言えばこの3人で、もう本当にせめぎ合いっていうような戦いになればいいなという風に思ってます。で、誰の推薦を受けましたか?ってことですけど、私は私を推薦しました。はい。有りなんです。自分で推薦するの。
大石あきこ:
大石あきこですが。本当に皆さん、今こそ山本太郎を野に放つほうがいいと思うんですよ。そのほうがれいわは伸びると思うんですよ。だから山本太郎ファンの方こそ、このくしぶち万里、大石あきこのタッグに1票を入れたほうがいいと思うんです。
くしぶち万里:
そうだ。
大石あきこ:
何の質問でしたっけ? 質問はくしぶちさんからお願いします。
くしぶち万里:
はい。ぜひ今の大石議員の言葉、カメラの向こうの皆さんも心に留めてください。「そうだ」と私は思います。推薦の議員のご質問でしたけれども、我々2人のタッグは天畠議員、推薦議員になっていただいています。また代表からも今ありましたが、古谷さんが参戦してくれたことでですね、本当に面白い代表選になっていくんじゃないかと私、わくわくしてます。今までの既存の政党にはないスタイルっていうこともそうですし、やっぱり今、すごく政治自体がもうなんて言うのかな、有権者の人から見たら不信感いっぱいで、なんか投票率も低くて、もう既存の政治そのもので、もうなんか数の論理だけで永田町が回ってるみたいな。もうなんか予定調和の殻を破んなきゃいけない。じゃないと、今、これ戦争向かうかもしれないみたいな社会を、本当に私は国民の生命と財産を守っていくことできないんじゃないかという風に思うんです。
で、先ほど古谷さんのお話をずっと聞いてますけれども、右翼って話ありましたが。よく大石さん左翼、極左みたいにね、言われたりもして、私もピースボートやってきたから左翼とか言われるんですけど。左翼も右翼もあるかいなと思うんですよ。で、左翼と言われてる人たちも本当に愛を持って、国民やその社会や国を守りたいから、で、私ピースボートやってましたけど、外から見て日本はもっと良いところも悪いところもあるじゃないか、悪いとこ直してこうよっていう活動をずっとやってて、本当に右も左も何か最終的な目標、私は一緒なんじゃないかっていう風にずっと思ってきました。そうしたことの本質もですね、今回の代表選で発信していければという風に思います。
古谷経衡:
はい。えっと推薦人のご質問です。私の推薦人は舩後参議院議員でありまして。どういった経緯かと言いますと、簡単に言うと同じ松戸市民であるというご縁でいただきました。それから今後の代表選挙でありますけれども、私はやはり確実にオーナーズ等々の票をガッチリと掴んでいき、決選投票に持ち込みたいというような戦略を勝手に1人で思い描いているところでありますが。くしぶちさんおっしゃったこと本当にその通りだと思います。実はこれイデオロギーの問題じゃないんですね。右も左もない。本当はみんなどんな思想であっても、どんな政治的な傾向であっても、国を良くしたい、社会を良くしたい、人々を守りたい、そう思ってるはずなんです。で、これは僕は愛国心と言っていいと思うんですよね。でも愛国心は今、誤解されてるわけですよ。中国韓国けしからん、朝日新聞けしからんと言ったらこれ愛国なんだ。これ愛国じゃありません。これはただの何か愛国もどきみたいなね、感じです。そして本当の愛国心がある人。本当の愛国心というのは、国や政府を無批判に素晴らしいって言うことですか? 違いますよね。本当の愛国心があれば、国や政府が間違ったときにNOと言わないといけませんよね。これこそが愛国心じゃありませんか。そして…
山本太郎:
1票入れる!
古谷経衡:
おー。ありがとうございます。1票獲得ですが。しかし、この国や政府がもし本当に間違ったとき、愛国者ならNOと言う。これが一番できるのがれいわ新選組じゃありませんか? ですから私、代表選挙に立候補したわけであります。どうか皆さん1票、古谷に1票お願い致します。よろしくお願いします。
高井幹事長:
はい。どうもありがとうございました。大変申し訳ないんですけども、お約束の時間に。あ、じゃあじゃあ最後に。一番最初に手挙げてたんで、はいどうぞ。
記者:
すいません。テレビ朝日です。大石さん、くしぶちさんにお聞きします。山本太郎代表を野に放つっていうのは具体的にはどういうことなんですか? どういった活動をしてもらいたいとか、どういったことなのかをちょっと教えていただきたいです。
大石あきこ:
そうですね、議員を辞めてもらうという意味ではなくて。びっくりしますか。野に放つプランはこれから考えたいと思うんですけども。やっぱり代表っていうものは責任と権限というのがセットで付与されているので、あらゆる事象に対して自分の責任でこうだっていうものを持たないといけないですよね。例えば統一地方選においても何か選定であっても、予算であっても、その何かトラブルだったり問題が起きたときとかも、全部責任を取るっていうのが今、1人の代表っていうのはよろしくないだろうということで。こういった分野ごと離れてもらって、好きなことをやるとか。好きなことって何でしょうね。まぁ元々代表は草の根でやるしかないんだと。だから全国をしつこく行脚して、自分の考えてることを街頭で話すその熱が人に伝わって、それが社会をひっくり返す力になるということを言ってて。こういったことをどんどん推し進めるという意味では1人では足りないですから。党務みたいなことからは野に放つということは、本当に今やったほうがいいと思っています。ぜひお願いします。はい。
高井幹事長:
はい。それではすいません。時間になりましたので。冒頭申し上げました通り、全国回って街頭やいろんな会場で皆さんからの質問も受け付ける、そういう形の…。はい?
山本太郎:
横田さんだけ。
高井幹事長:
横田さんだけ? はい。じゃあどうぞ。
山本太郎:
もう忖度しますよ。フリーで大変な人がいるから。
高井幹事長:
代表からの特別なご指名なので、どうぞ手短にお願いします。
山本太郎:
手短にお願いします。
記者:
あの、フリーの横田一ですけど、旧統一教会などの被害者救済法案に反対する理由の声明を出されたんで、それについてこの代表選でどう訴えるか含めてお伺いしたいんですが。
山本太郎:
ある意味で公害、薬害といったものと同じ種類のものであるということですね。つまりは国の不作為によって拡大した被害というものは、国によって救済されるしかない。統一教会も事実上、これ自民党がこれは拡大させたものですね。そういった責任の取り方をする必要があると。つまりは細々した法律の改正などを積み重ねても、根本的に解決しようとしている部分が違うってことです。はい。なので、国がしっかりと被害者に対し賠償していくということを私たちれいわ新選組として、方針として提案をしているというところですね。それを(政策審議)会長のほうからまとめていただいたということです。
大石あきこ:
ありがとうございます。大石あきこです。氷山の一角というかカルト政治からの脱却っていう、その氷山というよりは大き過ぎますけれども、そういうものとして捉えて、今の代表の言ったようなことですよね。原因者が負担して、または謝罪して再発防止していく。これがいずれの問題においても基本と思うんですけど、国会においてはそれがなされていなくて、原因者と一緒に救済してますみたいな法案を作るっていうこと自体もう私は問題だと思ってますので、やっぱりれいわ新選組は常にその本質、ここに原因があるんだ、だからこれを解決するんだってことを常に常に指し示していきたいですし、それと違う何かだまし絵のような状況。で、まぁ、あるよりないほうがマシか、ないほうがいいか、みたいなそういうものに与(くみ)するんじゃなく、やっぱり大きな原因を指し示し、解決の道筋を示すという。今回出したれいわの声明はそういうつもりで書いたものではあります。代表選においても、そういうスタンスで訴えていきたいと思います。ありがとうございます。
高井幹事長:
いいですか? 特に。発言がいいですか? じゃあ一言どうぞ。
古谷経衡:
これは当然、旧統一教会の問題は深い問題がありまして、ことさら追求していく必要があると思っております。しかしながらこの旧統一教会と自民党の特に清和会との関係は、もう今、直ちにこの規制をしてどうのこうのということですべてが解決するわけではなく、これやはり戦前からの岸信介であるとか、児玉(誉士夫)、笹川(良一)、こういった戦前のいわゆる当時の実力者からの構造的な、まぁ宿痾(しゅくあ)ですよね。この構造をもっと攻撃というか批判しないといけないものでありまして、小手先に今、直ちに何か法律を変えたらすべてが解決するという問題ではないということを改めて訴えたいという風に思っております。
くしぶち万里:
あ、一言だけ、すいません。れいわ新選組、この臨時国会でずっと国会にですね、立法府の調査権発動して特別調査委員会作れということをずっと訴えてきました。それはあの声明の中にも入ってますけれども。やっぱり一番責任あるのは自民党ですよ。しかし、その状況、被害者がいるという状況を知っていた国会や政治家全体の責任も私はあると思うんです。やっぱり立法府がきっちり調査委員会を作って、特別委員会を作って膿を出し切るっていうことや、やはり元々そこのトップにいたのが安倍元総理で、しかもその歴代最長の権力者だったわけですから、そこに対する、やはり調査ということもですね、もっともっと政治家が声を上げていかなければいけない、やっぱり国民は、今回の法案で終わりということにさせてはならないということも併せて訴えていきたいと思います。
高井幹事長:
はい。それでは続きは代表選のまたおしゃべり会などでぜひお願いしたいと思います。それからですね、先ほど冒頭、質問ありましたけど、代表選の仕組みなどについては、後ほど私がこの場に残りますのでお答え致します。ちなみに代表選の任期は3年。新代表は3年の任期でございます。それからすいません、一点だけ。お配りした資料の山本代表の経歴書が45歳となってますが、48歳の間違いでございます。
山本太郎:
私がごまかそうとしたわけじゃないですよ。何かをコピペしてきたのが45歳の時のものだったってことじゃないですかね。
高井幹事長:
はい。大変失礼致しました。お詫びして訂正を致します。じゃあ最後に記念撮影をみんなで撮って終わりたいと思います。
※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。
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