高井たかし幹事長:
今日はお忙しい中お集まりいただきお時間をいただき誠にありがとうございます。れいわ新選組で幹事長をしております、高井と申します。今日はですね、4月の統一地方選挙にれいわ公認で立候補予定の4名と一緒にお邪魔をさせていただきました。まず我々のほうからですね、今の現状、そして統一地方選に向けた思いをお話しさせていただいて、後ほど記者の皆さんからもご質問をお受けしたいと思います。よろしくお願い致します。
れいわ新選組は結党致しまして、もうすぐ4年になろうとしておりますが、山本太郎代表たった1人で4年前に立ち上げてですね、現在8名の国会議員を擁する政党になりました。ただですね、地方選挙につきましてはこれまでなかなか手が回ってこなかったということもありまして、現在、地方議員は党所属の地方議員8名おりますけれども、そのうち7名はですね、選挙後にれいわに入っていただいた方でございまして、1名は2月の山口県の下関の市議選で当選をした竹村かつしという者が公認で当選しておりますけれども。これからですね、我々も国政政党というだけではなくてですね、この地方にも根を張っていきたい。れいわ新選組の政策、綱領というのはですね、弱い立場に置かれた、困った状況に置かれている人々を助けたいと、その役に立ちたいということでございますので、そういう意味では、より身近な住民の皆さんと接点のある地方自治体議員こそですね、れいわの政策を体現していただける、そういう方であろうということで、今回、統一地方選挙にあたって100名擁立しようということで取り組んで参りました。現時点で94名の公認・推薦候補がおりまして、今後まだ公認に向けて準備中、手続き中の者も入れますと、もう100名を超える候補者を擁立できる見込みとなっております。
そうした中でこの神奈川県はですね、現在、公認5名、それから推薦5名を決定しております。今日は公認候補のうち4名。1人はちょっとどうしても都合つかず来れなかったんですが、公認候補4名と一緒にお邪魔を致しました。神奈川県はですね、我々れいわ新選組としては非常に重要な選挙区だと捉えてます。これまでの過去3回の国政選挙でですね、れいわ新選組に入れてくださった比例の票の数を見ますとですね、全国の中でも、もう上位トップクラスの得票率を神奈川県では出てるもんですから、やはりれいわの支持者の方も多いということで、この地方選にも力を入れて参りました。もちろん、この後、今年にも行われるとも言われている衆議院選挙にもですね、多くの候補を擁立したいと思っております。前回の衆議院選では南関東ブロックで1議席とっておりますけれども、比例だけでなく小選挙区でもですね、勝利できるような候補者を擁立したいと思っておりますが、そうした中でこの地方選の果たす意味も大変重要な選挙区がこの神奈川県であるという風に思っておりますので、そういう意味では良い候補者を、素晴らしい候補者を、より厳選して公認・推薦を致しましたので、今日はそのうち4名と一緒に参りましたので、これから順次、決意を述べてもらおうと思います。それではまずですね、統一地方選の前半戦、後半戦ありまして、3月31日からまずは県議選、それから政令市の選挙がございますが、最初に決意を述べますのが、横浜市議会議員選挙、磯子選挙区で立候補予定のもりた洋平から決意を申し上げます。もりたさん、よろしくお願いします。
もりた洋平:
皆さま、本日はお集まりいただきありがとうございます。れいわ新選組横浜市磯子区政策委員、もりた洋平と申します。今年4月の横浜市会議員選挙に公認予定者として立候補予定です。横浜生まれの横浜育ち。ロスジェネ世代として就職超氷河期を経験し、辛酸をなめ続けて参りました。そのことから世の中の仕組み、政治に関心を持つようになりました。そして国政、県政、市政、知れば知るほど世の中の理不尽と矛盾に疑問を抱くようになりました。追及していく活動をしていくうちに今回、縁あってれいわ新選組からこの統一地方選挙に参加することになりました。「明るい未来のまちづくり」「安心安全なまちづくり」、「未来へのバトンとなるような政治」、それをテーマに7つの政策を掲げております。ひとつ目、子育て世代を支援します。小中学校の給食費、中学校3年までの子ども医療費、高校学費を無償化。中学校給食はゴールが自校式・調理式であるならば今の市政は真逆の方向に向かっております。温かくなった、美味しくなったと、みんなをが食べられると今、宣伝しておりますが、調理式・自校式がゴールだと私は思ってます。そして民間任せになってしまっている子ども食堂、これは公営化していきたい。そのように思います。2つ目、社会福祉をより充実させます。今までこの街を支えてくださったご高齢者の方々への施策として安心安全なまちづくり。介護保険料、自己負担金の引き下げ。そして引き下げられてしまっている年金給付額がですね、元に戻す。それ以上に物価高対策として引き上げていきたい、そのように思います。
そして3つ目、教育現場の問題をなくします。教育委員会および教育長が保護者の意見、現場の意見を「聞かない行政」になってしまわないよう、私自らパイプ役となりアクションにつながるよう目詰まりを無くし、清流化を図っていきたい、そのように思います。そして4つ目、労働環境の問題をなくします。労働問題について各雇用企業へ労働基準法、36協定など、コンプライアンスを徹底させる法整備を行います。この30年で増えた非正規社員の方々も正社員と同様の手厚い保障を受けられるようにしていきたいと思います。5つ目、血税をむしばむ利権や悪政をなくしていきます。絵に描いた餅になりつつある、成功する見込みの薄い、2027年国際園芸博覧会、通称花博。他にも三ツ沢にもう一つ新しいスタジアムを作る計画、再び浮上している山下埠頭IR再開発。これら、今、喫緊に目指すべき政策でしょうか。これらの地ならしに何千億も注ぐのであれば、先ほどの自校式の中学校給食など、すぐにでもできるはずなんです。なのにやろうとしない。まず優先すべきは市民、区民の生活を支える政策です。愚策であるレシ活第3弾、させません。6つ目、カルトをなくします。税金で被害者を救う法案ができましたが加害者を取り締まらなければ、これ、キャッシュフローとしましては皆さまの血税が加害者に流れるままの構図です。横浜市議85名アンケート、ある市民団体が取りました。「旧統一教会と関係ありましたか?」と。アンケートにまともに回答した議員はそのうち約半分。自民党議員はたったの5名。このことからも旧統一教会などのカルトとの関わりは国政だけに留まりません。横浜からカルトを無くすため、フランスの反セクト法をもとにカルトを横浜市から生まない法整備化を行っていきます。7つ目、コロナやワクチンをいま一度、科学的に検証します。コロナ騒動前の日常を取り戻すべく、厚生労働省、国立感染症研究所のエビデンスをもとに学校の黙食やマスクの効果、ワクチン接種強制、こちらへの科学的な検証、いま一度していきたい、そのように思います。市民、区民への政策を後回しにして優先順位がデタラメな横浜市政に対し、風穴を開け、「新時代の」横浜市会を作りたいと思います。利権まみれ、癒着まみれ、そんな政治は背負い投げ。やってるふり、やってる感だけ出している、そんなエアー政治には”活”を入れます。横浜市会議員立候補予定のもりた洋平です。よろしくお願い致します。
高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございました。続いてですね、同じく3月31日から始まる、統一地方選前半戦の川崎市議会議員選挙、宮前区から立候補予定のこながい哲也でございます。よろしくお願いします。
こながい哲也:
川崎市宮前区から川崎市議選に立候補致します、こながい哲也と申します。川崎市の鷺沼という街で小さな整体院をやっております。この鷺沼という街で仕事を始めて、そして住み続けて、もう25年になります。鷺沼と聞くと、皆さん、一番先に頭に浮かぶのが国会を賑わしたあの議員かと思います。神奈川18区です。壺のまち、統一教会のまちとよく揶揄されたものです。しかしもうひとつ、ワールドカップで活躍した選手がいっぱいいる、サッカーの聖地とも言われています。どちらが皆さんの心に残ってるんでしょうか。四十九日を過ぎると皆忘れてしまう、そんなことがないように最初の神奈川18区、まだ議員をやっている、こういう議員については徹底的に締めていきたいかと思っております。さて、その宮前区についてお話しする前に私の生い立ちを少し話しさせていただいて、プロフィールと代えさせていただきたいと思います。静岡県の静岡市に生まれました。社会科の教科書によく出てくる登呂遺跡のすぐそばです。両親は結核患者でした。父親は静岡の歩兵部隊から南京に向かい鉄道部隊に振り分けられました。もう片方の振り分けられた部隊は全員死亡、全滅でした。なんとか生き残りまして敗戦後、中国兵に追われて、背嚢(はいのう)、兵隊さんのリュックサックですね、それも取られ、飯盒(はんごう)ひとつでなんとか静岡に辿り着いた。しかし、あ、すいません、九州の港に辿り着いたんです。で、この港、門司港だったか佐世保だったか、ちょっと忘れましたが、そこで米兵、アメリカ兵に頭からDDTをぶっかけられた。こういう悲惨な、それも20歳前後だったと聞いております。なんとか静岡に辿り着きましたが肺結核で右肺を切除。母親とは結核病棟で知り合ったと聞いております。小さい頃は咳ひとつしても、「今のは誰?」となぜ言われたのか全くよくわかりませんでした。しかし、その後、父親の背中の大きな傷を見ると、こんなにこんな手術をしたんだ、もう肋骨が何本もない、こういう状態だった。その父親も国鉄に復職して62歳の若さで他界しました。肝臓がんでした。母親も片肺からの慢性肺疾患で77歳でこの世を去りました。よくお客様の肺・肝臓の専門家の方に言わせますと、「今の医学だったら、今でも元気にしてるよね。治ってるよね。」こう言われます。ましてや戦争というものがなければ全く別の人生があったとも思います。
しかし私と妹の2人、そして孫5人、ひ孫2人。令和の今、幸せな一族、家族と言えます。私も娘3人をなんとか自立させました。預貯金は全くできませんでしたが、ここまで生かさせていただいた世の中にご恩返しをしなければいけない。親や戦争、戦後の病気でこの世を後にした先人に申し訳が立たない。そう考えて悶々としていたときに巡り合ったのがれいわ新選組です。消費税の廃止、インボイスはもちろん廃止、教育費無償等々の国民主体の政策。経済団体、労働団体、宗教団体とは全く関係しない草の根団体。こんな政党があったでしょうか? 統一教会問題で地元選出の衆議院議員の情けない姿をテレビ・新聞で見るたびに腐りきった自公政権、何の力も出せない野党。このままでは日本は確実に死んでいく。30年の地盤沈下した日本経済をもう一度立ち上げたい。右や左のイデオロギーではなく国民に大多数に向かい合った経済政策を成し遂げたい。こういった政策のすべてが私の心を動かし、公募から面接を乗り越えて、今、ここにいます。何としても神奈川から、川崎から、れいわの地方政治を立ち上げます。お力をください。よろしくお願い致します。こながい哲也です。ありがとうございます。
高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございました。続きましてですね、後半戦4月16日から始まります、統一地方選挙、茅ヶ崎市議会議員選挙に立候補予定のかみぐち明彦から決意を述べさせていただきます。
かみぐち明彦:
皆さま、こんにちは。れいわ新選組のかみぐち明彦と申します。茅ヶ崎市議会議員選挙に立候補することになりました。私は大学卒業後、営業職、設計職、コンサルティング職を経て現在独立して小さな会社を経営しております。結婚を機に妻の実家のある茅ヶ崎市に引っ越しまして、もう13年が経ちます。日々生活していく中で茅ヶ崎は良いところだなぁと思っておりました。もちろん、それは今でも変わらぬ思いではあるんですけれども。住み慣れていく中で子育てを経験してきた中で茅ヶ崎市の実態というものが少しずつ見えてくるようになりました。それは豊かな自然環境、温かい街の環境、そういったものに頼り過ぎて十分な住民サービスが市民に届いていないのではないか。そのような思いが日々募るようになって参りました。具体的に申し上げますと、子育てに関する各種のバックアップ、これにかかる所得制限、自己負担金。あるいは、いまだ解消されない待機児童。こういったものは茅ヶ崎市が本気を出せばすぐに解決できる問題だと私は思っております。
こういったことを申し上げると、このようなことを言われることがしばしばございます。「財源はどうするんだ。」地方自治体には財政調整基金という、家庭に例えるならば預貯金に当たるものがございます。この基金に茅ヶ崎市は昨年度末30億積み増ししております。この30億という巨額な積み増し、その理由を私、茅ヶ崎市に問い合わせました。そのときの回答はこうです。1つ目、災害が起きたときのための備えるお金。2つ目、当時、新型コロナウイルスの状況の先行きが不透明だったため、その対策金として。最後に3つ目、ポストコロナを見据えた新規の行政事業のため。このような回答でした。最後に申し上げたポストコロナを見据えた新規の行政事業、これはまさに今、この瞬間にでも取り組むべきものです。そのお金を既に準備されているんです。それを茅ヶ崎市民に徹底的に還元しなきゃいけない。今、既に現実にあるお金は貯め込むのではなく、市民のために吐き出させなきゃいけない。これが、これこそが、れいわ新選組の掲げる積極財政を地方政治に落とし込んだ、正しいあり方だと思っています。私は地方政治における積極財政を推進し、茅ヶ崎市を日本一豊かな街にしたいと思っています。すべての住民が人生のすべての瞬間において、茅ヶ崎市に住んでいて良かった、そう思える街にしたいと思っています。全世代の住民がそう思える街にしたいと思っています。以上です。ありがとうございました。
高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございました。続きまして、同じく統一地方選後半戦の葉山町議会議員選挙に立候補予定の上杉たかしから決意を述べます。
上杉たかし:
皆さま、こんにちは。葉山町町議会議員選挙にれいわ新選組の旗を掲げ立候補します、上杉たかしと申します。どうぞよろしくお願い致します。私は小学校4年生の息子を育てる当事者として、葉山町をもっと子育てしやすい町に変えていきます。また私は横浜の交通行政に30年以上関わって参りました。その知見を生かして、障害がある方やご高齢の方が気軽に出かけられる社会の実現のため、鉄道のない葉山町の町民生活を支える足として既存バス路線網の再編や、狭隘(きょうあい)道路などを運行するバスの導入、生活に欠かせない病院や店舗、公共施設などを循環するコミュニティバスの導入など、誰でもいつでも快適に安全に低コストでどこにでも移動できる権利を保障するよう町に迫って参ります。また積極的に行政路線の導入も求めて参ります。このような政策を実現するためにも議会が思い切って方針転換をすべきです。変革を恐れては何も始まりません。せめて全国トップレベルの議員報酬を県内類似団体並みに引き下げることで約1800万円以上の財源をつくることができますし、予算の配分を見直すことで政策は実現できると考えます。議会が自助努力をした上で、国に対して積極財政による支援を求めて、必要な政策を実現していく、積極財政を推進する議会に改革をします。
最後にひとつ、皆さまにお訴えさせていただきたいことがございます。葉山には山があり、川があり、海があり、そして御用邸がある素晴らしい町です。でも子どもが遊ぶような小さい公園や小さい空き地がないんです。私、長柄というところに住んでおりますが、近くに子どもの遊ぶ公園なんかありません。だから子どもたちは道路で遊んでいるんです、毎日。車の危険にさらされながら遊んでおります。約10年前、葉山のある地区で母親が2人の娘を刺殺した事件を覚えているでしょうか。きっかけはいろいろあるでしょうが、この母親は日頃から子どもをどこで遊ばせれば良いのかと悩んでいたそうです。私も同じ悩みや思いを今、持っています。10年前と何も変わってないんです。どうして10年前と何も変わってないんでしょうか?って思いますよね。答えは簡単です。政治が変わらないからです。選挙でいつも同じ名前を書いているからではないでしょうか。ウォルト・ディズニーが私たちにこう残してます。「現状維持では後退するばかりである」と。私は葉山で、誰一人取り残さない社会、つまりその仕組みをつくりたいんです。どうか皆さんの力を私に貸してください。よろしくお願い致します。ありがとうございました。
高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございました。以上、公認候補4名からの決意を申し上げましたが、もう1人ですね、公認予定候補がおりまして。ただ10月の選挙なんですが、愛川町議選に立候補予定してます、おおむら裕輔がおります。メッセージをもらってますので代読します。「10月の愛甲郡愛川町議選で立候補をします、おおむら裕輔です。東京での過酷なブラック労働から1人で農業を始め、小規模な単位で地域課題に取り組みました。それが誰にとっても楽しいことだと広めたい。食料自給やエネルギー自給を人任せにしない自治のあり方を目指します」ということでございます。それとですね、あと推薦候補が他に5名おります。今日は来ておりませんが名前と選挙区だけ紹介致します。まず統一地方選前半戦の相模原市南区で立候補予定の長谷川くみ子さん。それから後半戦でございますが、藤沢市の原田タケルさん。大和市の石田ゆたかさん。それから小田原市の高橋じゅんさん。それから平塚市のはた文昭さん。以上の5名の推薦を決定を致しております。この他にもですね、まだ公認・推薦の今、選考中の方もおりまして、もう少し増える見通しですけれども、現時点で決定しているのは以上の10名ということでございます。はい。それでは私たちからは以上でございますので、記者の皆さんからご質問をいただけましたら。できれば候補予定者にも聞いていただけたらと思いますけれども。どうぞよろしくお願い致します。
記者:
幹事社の共同通信です。よろしくお願いします。今、擁立の準備中の方もいらっしゃるという風におっしゃっていたかと思うんですが、全国で擁立100人目標ということなんですけれども、神奈川県内での擁立者の人数の目標、あとどれくらい増えそうなのか、スケール感をちょっと教えていただければと思います。
高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございます。私からお答え致します。えっとですね、神奈川県の目標というのは特に設けてはなかったんですが、現時点で94名が全国で公認・推薦で100名の目標はクリアできそうということで。その10分の1の10名が神奈川ですから、いろいろな人口比とかから見てもですね、多いんではないかなと思います。全国の中でも多くの候補、ま、東京が20名以上擁立してますけれども、それに次いで多い地域でございまして。で、プラス、あとそうですね、2〜3名くらいは推薦候補が今のところまだ決定ではございませんけど見通しで立っております。はい。以上です。
記者:
ありがとうございます。神奈川県内での擁立者数の目標は特にないということだったんですけれども、議席の獲得としての目標というのも何かあったりしますか?
高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございます。これもですね、党として目標の数は定めてなくて、もう全員当選を目指すということでございます。で、神奈川はですね、特にいい候補が揃いましたし、先ほど申し上げました通り、国政選挙の投票を比例でれいわに入れてくださった方の票も多いので、ぜひ全員当選を目指したいと。ただ政令市はですね、やはり定数が少ないんですね。区ごとに選挙やるもんですから。どうしてもやはり小さな政党になるほど定数が多いほうが有利というのが一般的でございまして。そういう意味では横浜市、川崎市、なかなか厳しい選挙区だとは思ってますけれども。しかし全員当選を果たしたいと思ってます。
記者:
ありがとうございます。今、議員選の候補の方に今回いらしていただいたんですけれども、知事選とか相模原市長選といった首長選も統一地方選で行われるんですが、何かご対応で考えられてることがあったら教えてください。
高井たかし幹事長:
はい。今のところは候補者の方からも特段のアプローチもございませんし。あと、我々は地方選については特に何か一律野党共闘するとかいう方針ではなくてですね、もう是々非々で、というか候補者本位で判断していきますので。もしそういう依頼があればまた検討しますけれども、今のところはそういった状況ではないし、自ら擁立できるかというと、なかなかそこも今そういう準備には至っておりません。はい。
記者:
ありがとうございます。最後に私から1問。もう選挙近いので、もう皆さん活動されてるかと思うんですけれども、活動していて手応えとか感触みたいなのはいかがでしょうか? 「
高井たかし幹事長:
これはぜひ候補者の皆さんから一言ずつ、どうですか? 感触、手応え、どうでしょう?
上杉たかし:
ありがとうございます。新人ですので本当、肌感覚になりますが、やはりれいわ新選組のですね、旗を掲げて駅頭、街頭に立っていると、やはりお声掛けしていただく機会が多いのかなっていう風には感じております。ありがとうございます。
かみぐち明彦:
日々活動をしている中で、初めは正直、見向きもされないというか、むしろ、これ正直申し上げて面と向かって「嫌いだ」と言われることも多々ございました。た34:00だ、しっかりと対面でお話をして、「私はこういう風に思ってるんだ」と。「れいわ新選組の考え方を地方政治にこうやって落とし込みたいんだ」という風に対面でお話をすると、「うん、お前の気持ちわかった」という風に言っていただけることがございます。ですから、まだまだ多くの方からの支持というのは難しい状況ですけれども、しっかりと対面で話をすれば、わかっていただけるような土壌にあるのかなと思っております。以上です。
こながい哲也:
こながいです。手応えとしては、非常にやはり、山本太郎代表の顔がよく売れてますんで、その答えが結構手を握り返してくれたり、それから通り過ぎてからチラシをもらいに来てくれる、そんなこともよくあります。ただ一言、「今日は山本太郎がいないのか」というのはよく言われます。ですから、山本太郎、れいわの看板、プラスこながいを覚えてもらえるように、ちょっと頑張っております。以上です。
もりた洋平:
横浜市磯子区政策委員しております、もりた洋平です。よろしくお願いします。ご質問にありました感触、どのようであるか、これは日々街宣活動をしていく中で、段々と手応えを感じてます。増えているのを非常に強く感じております。始めた頃に比べて、通りがかって声を掛けてくださる方が増えてきて、そして馴染みの方とい。いますか、私のほうも通りがかって街宣で顔を覚える方も何名か出来たりとかして、声を掛けられる機会どんどん増えております。そして非常に印象的な出来事がひとつありまして。私が今、この公認候補予定になる前に活動をしていたとき、ポスター活動していたときですね、そのときに対応してくださった、あるお家の方がいらっしゃいまして。そのときはある政党を「応援してるんだよね」という風におっしゃられました。それがですね、先日、突然知らない電話番号からかかってきて電話出てお伺いしてみて、「あ、あの時の」という出来事があり、で、「前までは〇〇という政党をちょっと応援してた、夫婦で応援してたんだけど、最近ちょっとよくわかんないんだよね」と。「だから、貼っていいわよ」みたいな、そういう有難いお話もいただきました。これは非常にれいわ新選組がこの磯子区に浸透している、象徴するような出来事だったと、強く印象的だったと思っております。いつまでも同じ人にやらせちゃダメよと、いつまでもやってちゃダメなんだよ、横浜市政っていう、ありがたいご意見をご年配の方からもよく言われたりしておりますので、これは人も、これは今、横浜市会、新時代を迎える良い絶好の機会ではないのかと強く私、思っていますので、これからも横浜市民、磯子区民の皆さま、ぜひお力をお貸しいただきたいなと、そんな風に切に願っております。
高井たかし幹事長:
はい。いいですか。ちょっと私からも。我々ですね、やはり日常活動を非常に重視してまして。ポスターをですね、やっぱ1軒1軒貼っていくという活動を国政選挙のときも、その活動を地道にやってきました。今回、候補者を選定するにあたってもですね、そういう活動がちゃんとできる人ということを基準に選考させていた。だきましたので、そういう活動をしっかりやっていただいてると思います。それと、もうひとつ、れいわ新選組の、本当に最大の特長であり長所だと思ってますが、ボランティアの皆さんがすごいんですね。国政選挙でも、ものすごく自発的に応援してくださる、ボランティア力は私は日本の政党でナンバーワンだと思ってますが。そういうボランティアの方もですね、この地方選を今、応援していただいてるということで、特にこの神奈川はボランティアの皆さんの力が強い、結束が強い地域ですので十分、全員当選果たせると思ってます。以上です。はい。じゃあ、はい。
記者:
神奈川新聞と申します。よろしくお願いします。幹事長にお伺いしたいんですけども、まだ選考中の方もいらっしゃるということですけども、この神奈川県議選については候補者の擁立っていうのはあり得るのか、そこについて教えていただけますでしょうか。
高井たかし幹事長:
はい。正直、県議選ではもう今のところ残ってる方はおりませんので、ほぼ難しいかなと思っております。
記者:
そこは何か、こう難しい理由っていうのはありますか? やっぱり先ほどおっしゃられた選挙区の定数の関係なのか。そういう人が目指せる方がたまたまいらっしゃらなかったのか。
高井たかし幹事長:
あ、そうですね。全国的にやっぱり県議選というのは非常に得票数も多くの票が必要ですし、定数も少ないのでそういう意味ではなかなか厳しい。あと、もちろん応募する人もいなかったと。あ、でも今、あれか。まだ。ごめんなさい。ちょっと訂正です。今、まだ選考中の方の中で、公認ではないんですけど推薦する可能性はまだ残ってます。ゼロではないということですいません。訂正致します。
記者:
じゃ、ちょっと調整がされてる方はまだ残ってらっしゃると?
高井たかし幹事長:
そうですね。はい。
記者:
わかりました。すいません。ごめんなさい。先ほど冒頭で、今回の統一選、地方にも根を張っていきたいとおっしゃっていましたが、党にとってはどういう位置付けとして今回の統一選を望まれるのか、将来的なビジョンの中でどういう位置付けなのか、そこについて教えていただければと思います。
高井たかし幹事長:
はい。もちろん地方選がやっぱり住んでる地域の皆さんにとっての大事な選挙ですし、れいわの政策というのは先ほど申し上げました通り、より弱い立場にいて困っている方に寄り添う政策ばかりですので。そういう意味では地方自治で、より活きてくるだろうというのがひとつあります。一方で国政政党としてですね、これかられいわの政策を消費税廃止をはじめですね、やはり国政で変えていかなきゃいけない政策もたくさんございますので、こういった点を実現していくのはやはり国政で議席を増やさなきゃいけない。その議席を増やすにあたってですね、この地方議員の皆さんに、れいわ新選組は実は党の支部っていうのは今んとこないんですね。ですけれども、この地方議員が誕生したらですね、そこにその地方の支部を作っていって、そしてそこにボランティアの皆さんも集っていけるような、そういう形でこの国政とも連動していける、そういう役割も特に公認候補の皆さんにはですね、担っていただきたいなという風に思っております。はい。ありがとうございます。
記者:
最後にもうひとつお願いします。神奈川新聞です。その上で国政に繋げる意味でも、先ほど次の衆議院選挙についてのお話がありました。れいわ新選組は神奈川の小選挙区ではこれまで擁立したことがないと思うんですけれども。先ほどのお話ですと、擁立していくということでいいのか、目標数などももしあれば小選挙区についてちょっと教えていただけますか?
高井たかし幹事長:
はい。目標数は特に定めてないんですけれども、しかし全国でですね、前回21名が全国で出たんですけど、それをはるかに上回る数を出すという風に山本代表も言っておりますので。2倍とか3倍とかですね、そのくらいの数を私としては擁立したいと思ってますので。当然、神奈川県でもですね、多くの複数の候補を小選挙区でも擁立したいという風に思ってます。
記者:
その際は他の野党さんとは調整とかっていうのはあり得るんでしょうか?
高井たかし幹事長:
そうですね。なかなかね、その他の野党、特に野党第一党がね、選挙区空けてくれるならば調整の余地はあると思うんですけど。今のところ何かそういう話し合いはまだありませんし、我々とすれば、やはり立てられるところに立てていくと。その後に調整ということはあるのかもしれませんけども。まずは擁立をしていくということが必要だと思ってます。
記者:
わかりました。ありがとうございます。
高井たかし幹事長:
はい。その他ございますでしょうか。よろしいですか。はい。じゃあどうも今日はお時間いただきましてありがとうございました。また今後とも、どうぞよろしくお願い致します。ありがとうございます。
※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。