【会見文字起こし&動画】北海道次期自治体議員選挙 公認候補予定者発表 川森じゅんじ(帯広市)、高井たかし幹事長 / 2023年3月16日 帯広市内

高井たかし幹事長:
はい。それでは、定刻となりましたので、ただ今よりれいわ新選組の記者会見、ここ北海道帯広市で開催させていただきます。今日は記者の皆さん、お忙しい中お集まりいただきまして誠にありがとうございます。今日は私、れいわ新選組幹事長の高井と、そして帯広市議会議員選挙にれいわ公認で立候補予定の川森じゅんじと2人で参りました。まず最初に私のほうから党全体の状況などについてご説明申し上げ、その後、川森じゅんじからですね、帯広市議選に向けての決意を述べさせていただき、最後に記者の皆さんからのご質問にお答えしたいと思います。まず、れいわ新選組でございますが、まもなく結党から4年が経とうとしております。ちょうど4年前にですね、山本太郎代表がたった1人で立ち上げた政党でございますが、現在3回の国政選挙を経て8名の国会議員を擁するまでになりました。おかげさまで8名という、ある程度中規模になってきますとですね、様々な政策に実現に向けて関与することができるようになりました。一例を挙げると消費税の廃止、これを結党以来、我々は訴えておりますけれども、その当時は消費税廃止なんて誰も見向きもしなかったんですけれども。今、野党は、すべての野党がですね、消費税は廃止とは言いませんけど、減税ということで参議院選挙のときには公約に掲げ、そして我々れいわ新選組が主導して消費税減税法案、これを昨年国会に提出をするというところまで参りました。しかし、これをやはり実現をしていく、あるいは消費税減税ではなくて廃止までに向けていくというためには、今の8名ではまだまだ足りません。我々はこれから次にある衆議院選、参議院選を経てですね、さらなる党勢拡大を目指しており、とりわけ近々あるであろう、この衆議院選挙、この北海道は大変重要な地域だと考えています。元々野党の強い地域でもあり、そしてれいわ新選組の得票率も全国の中でも高いこの北海道でですね、必ず国会議員を誕生させたいと。そのためには衆議院選にも複数の候補者を擁立して、少なくともその比例ブロックで1議席は獲得をする。そのために今、全力を挙げているところでございます。そうした中でれいわ新選組、国政選挙では今まで力を入れて参りましたが、地方選挙ではなかなか余力がなくてですね、取り組んでこれませんでした。現在、党所属の地方議員は9名おります。先日、旭川のですね、のむらパターソン和孝市議さん、元々立憲にいて無所属だった方ですが、れいわ新選組に入党していただき、今回の地方選挙にもれいわ公認で立候補してくださいます。今回、れいわ新選組、この北海道ではですね、5名が公認で立候補予定でございます。札幌市の西区選挙区、それからここ帯広市、そして今の旭川市、それから函館市、それから滝川市と、この5市で公認候補を擁立を致しております。全国ではですね、93名の公認・推薦候補、71名が公認、22名が推薦ということで、今回初めてですね、100人に近い、この93名の公認・推薦候補を擁立することになりました。全員の当選を目指して必勝を期して頑張って参りたいと思います。この地方議員の数が増えて参りますとですね、国政においても大きな影響を与えていただけます。

とりわけ、れいわ新選組の最大の特徴でありメリット、長所でありますのがボランティアの皆さんの力が大変強い、本当に活発に活動して党を支えてくださってる。とりわけこの北海道はボランティアの皆さん、本当に結束も強くですね、頑張っていただいておりますが。ただ、残念ながら党の支部のような形のものがなくてですね、なかなかそのボランティアさんと党との連携というのが必ずしもうまくいってなかった面がありますが。今回、この統一地方選で当選していただいた地方議員の皆さんにですね、この各地の支部をつくっていただいて、そして党とボランティアさんとのパイプ役になっていただこうと、そういう意味でも今回、この地方選は大変重要だと考えています。そして何より、れいわ新選組はですね、綱領の中でこういうことを、いの一番に謳ってます。「日本を守る、とはあなたを守ることから始まる」と。「あなたに降りかかる不条理に対して、全力でその最前に立つ」という言葉があります。あなた、つまり一人ひとりの国民、市民の皆さんに寄り添った政策をれいわ新選組は掲げておりますが、まさにその市民の皆さんに寄り添えるのはですね、実は国会議員よりも地方議員、より身近な存在である地方議員の皆さんであります。そういう意味ではれいわ新選組の政策を実現する、その主役はまさに地方議員の皆さんであると考えており、そういう意味でも今回の統一地方選は大変重要な選挙になると考えております。はい。それではですね、今回、この北海道帯広市議会議員選挙に立候補を決意してくれました、れいわ新選組公認の川森じゅんじから決意を述べていただきます。じゃあ、川森さん、お願いします。

川森じゅんじ: 
皆さま、こんにちは。私はれいわ新選組から公認をいただきまして、次期帯広市議会の選挙にチャレンジする予定の川森じゅんじでございます。私は北見市出身で病院に勤務しておりましたが、35年ほど前、この帯広市に移住し、コンピュータ業界に転職致しました。そこで、酪農情報や医療情報処理の仕事に携わり、平成元年、システムハウスとして独立起業致しました。以来34年間にわたり、主に東北、北海道を中心にシステムハウスとして事業活動を行って参りました。このような私が東日本大震災のときに取引先の多くの病院が被災し、その救援活動に現地に入って支援を行いました。そこで目の当たりにしたのは水の力の強さや衝撃、破壊力、そして簡単に人の命を奪ってしまう恐ろしさ、そういったものを身に染みて帰って参りました。一方、この帯広市。1000年に一度の想定で作成されたハザードマップや防災計画を見直したところ、この十勝川流域で洪水被害が起きたとき、帯広市は甚大な被害を受ける、そういう想定になっておりました。あなたの命を守ることが、この地域を守ること。そういう思いから大規模避難施設として高台にオートキャンプ場を建設してはどうか、人もペットも1人も取り残さない、安心安全な街づくりが必要と考えが至るようになりました。

ところが今、帯広市は浸水予想5m超えの土地に巨額な予算をつぎ込んで、ごみ焼却施設の移転を進めております。オール与党化した議会は審議を尽くしておりません。いや、ちょっと待ってください。ここは一旦立ち止まって、もう一度、情報を市民に開示し、市民と議会の皆さまが話し合っていくべきだと私は強く訴えたいと思います。今、帯広市では、まだいろいろな課題を抱えていますが、これまでの議会では十分な審議が尽くされているとは思えません。今、喫緊の課題として、この十勝、帯広は日本の食料基地としての重要な位置付けにありますが、現場の生産者、農業に携わっている人たちは、今、非常に困難な状況に追い込まれております。地元だからこそ、当事者目線に立った支援を求めていく。それが私たちが行うこと、必要なことであると考えます。地元主体の経済を回し、それを底上げしていく。このことを国に求めていく、地方から国に徹底して求めていく。それが今、大切なことだと思います。食は命の基本。消費者、生産者が助け合い、この緑の大地を環境破壊や災害から守り、人も動物も命は大切。子どもたちから高齢者まで健康な暮らしの実現を目指します。何があっても心配するな。あなたの明日を力強く支える。そういう街づくり、そんな安心して暮らせる街を皆さまと共につくって参りたいと思います。ありがとうございました。れいわ新選組川森じゅんじでございました。

高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございました。私、川森さんと初めてお会いしたのは去年の10月だったんですけども。その時ですね、もう今のお話を熱く語っていただき、そして一番熱心に訴えられてたのはその十勝川がね、やっぱり氾濫をされて、そして洪水になってしまう恐れがあると。それをご自身のシステムエンジニアとしての経験も生かして、それをなんとかしたいんだということを熱く訴えられました。そして国土交通省を紹介してくださいと。国土交通省の河川防災を担当している。東京まで行きますからって言ってですね。それで私すぐ紹介したら、もうすぐにもう東京まで行ってですね、国交省の担当者といろんな打ち合わせをして、そしてこの十勝川の対策、帯広の防災についてね、本当に熱心に。すごい行動力だなと、その時思いました。はい。それではここからは記者の皆さんからですね、ご質問をお受けしたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。私へでも、川森さんへでもどちらでも結構です。じゃあ、お願いします。ありがとうございます。

記者:
朝日新聞です。今、川森さんがおっしゃった中で公約的に確認したいんですけど。大規模避難施設を高台にとしてのオートキャンプ場を作りたいというところとですね、くりりんセンターの移転はこれ一時、立ち止まって考え直せというお訴えでいいんでしょうかね。

川森じゅんじ:
はい。ありがとうございます。まず一点目のそのキャンプ場の建設についてなんですけれども。これ私、ハザードマップを見てから何かいい方法ないかなと。地図を見ていると、この帯広の森の付近が高台になっておりまして、今も駐車場として使われておりますけれども。あの辺りをですね、もう少し拡張して、そしてキャンプ場みたいな形で、普段はキャンプ場として有料でも構わないですから人々が集って遊べるような場所。でも、いざ災害が起きたときには、そこに車ごと、ペットごと、人も避難できるような場所として建設できないだろうかと。これ、国土交通省に行って相談してみました。そしたら担当官は「あぁ、そういう方法があったね」と。私の言ったことがまるで素人の戯言のように足蹴にされるかと思ったんですが、いや、そうではなくて、「そういう方向もあるし、もちろん管理棟は倉庫をつくるだけですから、それほど費用も莫大にはかからない。ただ、そこへ避難する経路とかですね、交通渋滞とか、そういったことは考えなきゃならないですね」と。「でも、あなたのおっしゃってることはあながち間違ってることでもないし、それはどんどん進めていったほうがいいですよ」というような、大変明快なお言葉をいただいて感激して帰って参りました。

で、2点目。くりりんセンターについてですけれども。これ、中身の推移が皆さんご存じ、地元の人はご存じだと思いますけれども、事業組合にすべて委託されていて議事録も残っていないという。公開されない。情報公開請求しても何も出てこない、文章が存在しない。そんなところで予算がどんどんどんどん増えていく。今、600億まで増えている、かかるだろうと言われておりますが。まずその透明性ですね、そこに至った経過をきちんと住民に説明すること、情報を公開すること。そしてこれは議会でもっともっと話し合うべきことではないでしょうか。「浸水想定5mだから」「いや、5m嵩上げするだけで大丈夫だよ」というような答弁も、私、傍聴して聞きましたけれども。水の力を考えていない。5mの浸水ということは十勝川の上流には霞堤というところもあります。浸水のときに水を逃がしてくるところです。そこから大量の流木や土砂やがれきが突入してきます。その勢いに耐えられるだけの設計なのか、5mを超えたときには水没してしまうんじゃないのか。そこに予算をかけるよりも、その対岸側、南側に住んでる人たち、そこも5m浸水予想されていますが、その人たちを救うことにも予算を回すべきではないのか。まぁ、これは私の考えですけれども、そういった議論、これからももっと深めていくべきであろうという立場でございます。こんなんでよろしいでしょうか? 

記者:
じゃあ、くりりんセンター移転は一時凍結という表現でいいんですかね? そうすると。

川森じゅんじ:
はい。そうだと思います。これは、一回立ち止まって、みんなが考え直すべき時に来ていると思います。

高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございます。その他いかがでしょうか。先ほどね、川森さんから酪農の話も出ましたけど。実は今ね、酪農が大変厳しい状況に置かれてるというのは、もうこれ全国的な課題でもあって。れいわ新選組でもですね、これはなんとかそこをもうちょっとテーマを当てた活動していきたいと。山本代表もですね、酪農家の方との意見交換とかですね、あるいはそれをもう東京とかで街頭演説とかでも訴えたいと、酪農をテーマにしたですね、街頭演説をやりたいみたいなことも、今、構想として考えてますので。そういったときにはこの川森さんのね、知識や経験、またこの帯広の皆さんのそういう酪農の方々の声をぜひ聞いて集めるというようなことも取り組みたいと思ってます。はい。その他いかがでしょうか。あ、じゃあ、ありがとうございます。

記者:
十勝毎日新聞です。すいません。川森さんの配布してる文章の中の「私の思い」の中に、「アイヌ民族の権利回復のお手伝いをしていきます」という風に文言が入っているんですが、具体的にどのようなことをしていきたいのかっていうのを教えていただけますか? あと、すいません。もう1点なんですけども。高井幹事長にお伺いしたいんですが、先ほど道内、地方議員、今回5人公認で立候補するということなんですけども、当選したら支部を立ち上げていただくということなんですが、当選しない限り、支部はつくらないっていう党の方針なんでしょうか。よろしくお願いします。

川森じゅんじ:
はい。ありがとうございます。アイヌの人たちの活動につきましては、私もボランティア活動をしている時から親しく交流させていただいているんですが。ようやく国は先住権を認め、その文化振興ということでいろいろな施策を今、行っています。でも私は浦幌の差間会長をはじめとするアイヌネイションの方々の活動を聞くに及んで、そこに参加して一緒に踊ったり歌ったりしましたけれども、自分たちの先住権と財産権、居住権、これらはセットで取り戻すべきこと、それは今、世界的な流れになってます。日本はその文化面だけを今、振興しておりますが、問題はもっと根が深く、アイヌの人たちが神様の贈り物である鮭を自分の目の前の川で獲って祭り事に使うことは許されないのはどう考えてもおかしいと今、訴訟を行っております。3月の判決が予定されておりますけれども。そういった、ちょっと日本が世界の標準から外れている。それだけではなく、過去にアイヌの方々に対して、行政が行ってきた差別的な行動とか苦しみ、そのことをまず謝罪することからはじめ、その権利を話し合って解決していく。彼らの誇りや大事にしているものを話し合いながら解決して進めていくことが一番大事だと思います。ですから、まず話し合いの席につくべきだと思います。こんなんでよろしいでしょうか。

高井たかし幹事長:
はい。じゃあ私への質問で。支部。落選されたら支部ができないのかってことなんですが。私たち、落選することを想定してないので、当選することしか考えてないんですが。万が一、落選をした場合はですね、そこはちょっとケースバイケースかと思います。場合によっては必要であればそこに支部を落選した方にお願いするということもあるかもしれませんが、基本的にはやはり地方議員になっていただいて、そこに支部をつくっていくと。もちろん、そうすると立候補されてない地域もたくさんあるので、そういったところをどうするかっていう問題はあるんですけれども。できれば、ただやっぱり各都道府県ごとにですね、1カ所くらいはそういった拠点をつくっていかなきゃいけない。その場合は地方議員がいなくてもですね、設けていくということもあり得ると思いますが。今のところは全員当選を目指してるとこですので、具体的にはまた選挙が終わった後に検討したいと思います。ありがとうございます。はい。それではいかがでしょうか。その他に。はい。お願いします。マイクを今お持ちします。

記者:
せっかく幹事長いらっしゃってるのであれなんですけど。十勝のほうでは道議選とですね、知事選もあるんですけど、れいわとしての対応ってどんな感じな決定になっているのでしょうか。

高井たかし幹事長:
えっとですね、党としてはですね、公認も推薦も出しておりません。ただ、山本代表のですね、推薦ということで知事選では池田まきさんに、代表推薦というのを出すことに致しました。もう発表はしてますね。はい。そういう対応でございます。道議選は特に対応はございません。はい。

記者:
じゃ特にれいわの支持者の方にこの人に入れてほしいみたいな、そういう感じな、道議選、知事選、あ、知事選は別ですけど、道議選に関してはそういう、もう自主投票的な感じ、スタンスですかね。

高井たかし幹事長:
そうですね、はい。もし川森さんが応援したい人がいるんであれば、その「人にってことかもしれませんけれども。特にないですね。はい。道議選は特になく、まずはもう市議選、川森さんに全力投球でお願いしたいと思ってます。

記者:
せっかくなんで、もう一度。

高井たかし幹事長:
はい。どうぞ。

記者:
川森さんにちょっとお伺いしたいんですけど。書いてあるようにですね、「野党共闘を目指す」と、こう書いてあるんですけど。野党共闘の面では帯広市は市民の風というグループも今まであったんですけど、その方々との関係性といいますか、いう部分とですね、あと、さっきのくりりんの移転に関しては市長選に出ていた小森(ただなが)さんと主張がだいぶ被るんですけども、その辺、その互換性というか、なんて言うんだろう、運動において協力を求めるとか、そういう感じなのかどうなのかっていうところを考えをちょっと。

川森じゅんじ:
はい。ありがとうございます。野党共闘をお渡しした資料の中に出ていたということなんですけども。市民の風さんとは、大変仲良くやらせていただいておりまして、毎週金曜日6時半に、そこの駅の南口で街頭宣伝、私もれいわの一員として参加させていただいて、おりまして、アピール活動も仲良くやらせていただいております。今回の私の市議選についても、組織としてどうのということではありませんけれども、人と人との繋がりとして「今まで一緒にやってきた仲間として応援してるよ」と言ってくださる方は多数いらっしゃいます。で、次に小森さんですね。先の市長選で戦われました。また議会の中では、清水誠一さんもくりりん問題について非常に熱心に議論をされております。で、私はお二人とも大変有能な政治家で大変いい仕事をされております。しかし小森さんについては自民党さんということもひとつありますけれども、それ以上に清水誠一さんにつきましては、統一教会問題でですね「自分は縁を切らないし、これからも関係を続けていく」と、はっきりと記者会見で発表されましたので、私はやはり根っこが違う人たちと裏で手を携えて何かをやろうとは思っておりません。ただ、彼らの残した業績はそれは議事録であったり、いろいろな資料が残っておりますが、それは市民の財産として今後、有効に活用させていただきたい、そういう風に考えております。それでよろしいでしょうか。

高井たかし幹事長:
はい。その他いかがでしょうか。はい。じゃあお願いします。

記者:
北海道新聞と申します。川森さんに帯広市議会での公約として、防災の面でオートキャンプ場の建設っていうところを掲げてるかと思うんですけど、スローガン「人もペットも取り残さない」っていうところの関連性というか、そこの思いみたいなところお伺いできればと思います。

川森じゅんじ:
はい。ありがとうございます。「人もペットも取り残さない」これは日常の生活においても、その生活に困窮した人とか、あるいは生活困窮からペットの多頭飼いにいって、飼育崩壊してしまう、そのような状況もありますが。そういった毎日の暮らしにおいても、1人も取り残さない政策、これはれいわ新選組も掲げております。そしてもうひとつ。防災の面から考えたときにペットは今は伴侶動物といいまして、人間が心の拠り所にしている生き物です。そういう人たちが多いです。それで、もし先ほど言ったような大水害が起きたとき、避難しなければならないときにペットを残して自分だけ避難できるでしょうか。それをためらったために命を落とすようなことがあってはならない。それともうひとつは毎日、日常的に使っている車、これも失ってしまうと。これはもう1mの浸水でも使えなくなりますから。明日からの暮らしにすぐ困ってしまいます。ですから人もペットも車ごと避難できるような場所、ま、別にオートキャンプ場に限ったことではございませんが、そういったものを近場の高台につくるべきではないでしょうか。そういう提案です。私、あの地区を、あの南側の地区、川の南側の地区、浸水5mの地区、1軒1軒訪ねて聞いて歩きました。「奥さん、この辺、浸水5mですよ。どうしますか? どうやって逃げますか?」「いやぁ、あの橋渡って逃げるから大丈夫だよ」「いえいえ。音更側に逃げるにはもう橋は渡れなくなってますよ。「いやぁ、どうしましょう? 私が生きてる間にはそういうことは起きないでしょう」みたいな。昔、私もそんな考えでした。でも、あの東日本大震災を見てきたときに、それは違う、起こり得ることだということを一人ひとりに丁寧に説明して歩いています。ですから時間的な余裕があれば、車ごと、人ごと、ペットごと避難できるような施設、これをつくっていくべきではないかと私は訴えたいと思います。よろしいでしょうか。

高井たかし幹事長:
私も国会議員の時代、動物福祉をかなり力を入れてやって動物愛護法改正にも、かなり深く関わったんですけれども、なかなかこの動物の話っていうのはメインテーマになりにくいというかですね、いくつかある政策のひとつに、私もそうでしたけど、掲げる人が多いんですけど。もうまさにもう、ね、「人もペットも取り残さない」というのを一番のキャッチフレーズに掲げるところにですね、本当にこの動物福祉に対する、すごい愛情というかですね、決意が感じられるので。まさにれいわ新選組も最も力を入れている政策のひとつでありますので本当に楽しみな、期待したいと思います。はい。その他いかがでしょうか。よろしいですか。はい。じゃあ最後に、それぞれから改めて決意を申し上げて終わりたいと思います。私、本当に川森さんはですね、実はボランティアチームのリーダーなんですね、帯広の地区の。ただ、そのボランティアチームはですね、結構若い人が多くて、今日も来てくれてますけど、若い女性のリーダーもいてですね、本当に活発なチームなんですけども。そこをこうして率いてきてですね、そしてそういった若い人、あるいは女性にぜひ今後政治家になってほしいって、川森さん、最初に言ってました。だけどなかなかやっぱりね、皆さん、そこを踏み出せないので、まずは自分が開拓をして、なってですね、そしてそういう若い人をどんどんこれから政治家にしていきたいと、その決意を言ってくれたときは、ああ、本当にこの人はすごい人だなと、そして何としてもこの選挙で通っていただきたいと、そう強く思いました。私も実は北海道の函館の出身なんですけれども、北海道出身なもんですから個人的にもですね、この帯広で何としても川森さん、当選できるように全力で党を挙げてですね、応援する体制をつくりたいと思いますので、どうぞ帯広の皆さん、よろしくお願い致します。それでは最後、決意をお願いします。

川森じゅんじ:
はい。ありがとうございます。私、川森じゅんじは主張します。「人もペットも取り残さない」誰1人取り残さない。安心安全な街を皆さんと一緒につくって参りましょう。よろしくお願いします。

高井たかし幹事長:
はい。どうもありがとうございました。たくさんのご質問をいただいてありがとうございました。それでは、以上で、れいわ新選組の記者会見終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

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