【会見文字起こし&動画】千葉県 次期自治体議員選挙 公認候補予定者発表 三宅けいこ(船橋市)、かどた直人(市川市)、高井たかし幹事長 / 2023年3月17日千葉市内

高井たかし幹事長:
はい。それでは定刻となりましたので、ただ今よりれいわ新選組の記者会見、今日は千葉県にお邪魔をさせていただきました。私はれいわ新選組で幹事長をしております、高井でございます。今日はこの千葉県内からですね、れいわ新選組の公認で立候補予定の船橋市議会議員選挙立候補予定の三宅けいこ、それから市川市議会議員選挙に立候補予定のかどた直人と3人で参りました。まず私のほうかられいわ新選組全体の状況についてご説明を申し上げ、その後、三宅、かどた、それぞれ両公認候補からですね、予定候補から決意を述べてもらい、その後、記者の皆さんからのご質問にお答えしたいと思いますので、よろしくお願い致します。まず、れいわ新選組ですが、まもなく今年の4月で結党から4年を迎えることになります。4年前にですね、山本太郎代表がたった1人で立ち上げた政党でございますが、おかげさまで現在8名の国会議員を擁するまでになりました。最初の参議院選挙では2名であったわけでありますが、なかなかやはり国会議員2名ではれいわの政策実現は難しゅうございましたけれども、その後の衆議院選挙で3名増え、そして昨年の参議院選挙でまた3名増え、合計今8名となりました。8名となりますとですね、かなりれいわが訴えている政策の実現も可能になって参ります。その最も大きなものがですね、消費税廃止ないし減税だと思っておりまして。もちろんまだ実現はしておりませんけれども。3年前、4年前はですね、山本太郎がいくら消費税廃止と訴えても誰も見向きもしなかったわけでありますが、今、おかげさまでれいわが8名の国会議員にもなったということでですね、他の野党にも働きかけ、粘り強く働きかけてきた結果、昨年の参議院選挙ではすべての野党が消費税減税を公約に掲げるというとこまで参りました。またれいわ新選組が主導して、この千葉が地元のたがや亮衆議院議員が主導してですね、消費税の減税法案、これを野党で取りまとめて提出ということにもなりました。こういったですね、れいわの国会議員の数が増えて粘り強く政策を訴えてきた結果ですね、他にもいろいろな政策が前に進みつつある。そしてれいわ新選組も予算委員会でも質問に立つことができ、また本会議でも登壇することができ、またNHKの「日曜討論」などにも呼ばれるようになりました。こうして着実にれいわ新選組は政策の実現に向け前に進んでいるわけですが、しかしまだまだ8名では足りない、壁もございます。この国会議員の数をさらに増やしていく、そのためには次の衆議院選挙は極めて大事になりますが、この千葉県は非常に重要な選挙区だと考えています。れいわ新選組は南関東ブロックで1議席、たがや議員がですね、千葉11区のたがや議員が議席を得ておりますけれども。この南関東ブロックでですね、さらにもう1議席、そして小選挙区でも勝利を目指したいということで、この千葉県内からはですね、複数の候補、南関東ブロックからも複数の候補をぜひ擁立したいと考えています。

そうしたときに重要になるのが地方議員の存在でございます。現在、れいわ新選組は地方議員はですね、まだ9名しかおりません。しかし今回の統一地方選を契機にですね、現在93名の公認・推薦候補を擁立を致しました。この93名にはですね、もうぜひ全員当選をしていただいて、そしてれいわ新選組の最も特徴であり、また強みであると思ってますが、ボランティアの皆さんの力が素晴らしいという、本当に選挙を支えていただいてるのはボランティアの皆さんです。ただボランティアさんですから、なかなか勝手連っていう風に自ら称してるんですけど、まさに勝手に動くという面もあってですね、なかなか党本部とボランティアの皆さんとの連携がうまくいってない面もありました。そうした党本部とボランティアさんとの間を繋ぐ役割、具体的には支部をですね、ぜひそれぞれの地域に結成をしたいと。で、その支部長にですね、地方議員の皆さんになっていただきたいと。そういう意味で、この93名をですね、当選していただいて、93の支部を作っていくと、そのことが今、れいわ新選組の党勢拡大において最も必要なことだと考えています。もちろん、国政のれいわの党勢拡大のみならずですね、地方議員、地方政治においても、れいわ新選組の議員が増えることは極めて重要だと思ってます。れいわ新選組の綱領には、「日本を守る、とはあなたを守ることから始まる」とあります。あなた、国民、市民の皆さん一人ひとりを守る、それがれいわ新選組の政策でありますが、まさに市民の皆さんに一番身近に寄り添っていただけるのは地方議員であります。地方議員こそですね、れいわ新選組の政策を実現する、まさに主役であると、そう考えております。そうしたことで、今回、全国では93名の公認・推薦候補を今、擁立しておりますけれども、今日は千葉県内、船橋市議会議員に立候補予定の三宅けいこ、それから市川市議会議員に立候補予定のかどた直人、この2人の公認予定候補に来てもらいました。もう1人推薦候補がおりまして、これは三橋弘明と申します。県議会選挙に挑戦を致します。茂原市の選挙区、たがや議員の地元でありますけれども、現職の茂原の市議会議員だった方ですが、今回県議選に挑戦するということで。党推薦ということで今日は一緒に来ておりませんが推薦をさせていただいております。この3名を千葉県内からはれいわ新選組として擁立する予定でございます。それではこの後、じゃあ、まずは船橋市議会議員に立候補予定の公認候補、三宅けいこから決意を申し上げます。じゃあ、三宅さん、お願いします。

三宅けいこ:
はい。今ご紹介いただきました、船橋市議会議員選挙、れいわ新選組公認候補の三宅けいこです。家族は夫、実子が4人、孫が5人います。社会的養護の必要な子どもに関わって10年目になります。れいわ新選組からの立候補を決意する直前の仕事は船橋市の会計年度任用職員として放課後児童クラブ、いわゆる学童保育で働いていました。以前、船橋市議会議員をしておりましたので、慢性的な人手不足であるということは知っていました。子どもたちの環境になるべく、小学生の子どもたちと放課後の時間を3年半過ごしました。「必要とされるところへ行く! できることはやる!」をモットーに、徹底した当事者性を重視する現場主義です。

船橋市は80年前から人口が増加し続けている街です。新駅を誘致する大規模開発の話が出ては消え、出ては消えを繰り返していた土地があります。治水に問題のある土地だということで、最近ではここ3年間以上、議会、市民の間でも賛否両論があり、千葉県の都市計画審議会でも洪水の危険ありとされましたが、昨年度、市議会はメディカルタウン構想と言われる、この総予算634億円の計画に、約558億円の市税を支出する計画をスタートさせてしまいました。確かに、市の医療センターの建て替え費用もありますが、開発される土地は約200人の地権者でつくる法人の私有地です。はたして治水に問題のある土地の開発が予定した金額で済むのでしょうか。市内には他にも開発途中の計画が多数あり、今後、順番に進められることになっています。令和3年度末、船橋市の財政調整基金は金額は147億5397万円で、ここ数年、様々な事業を削り、市民にも我慢を強いて蓄えた基金です。開発優先で使ってしまってはいけません。開設予定の児童相談所についても、建物さえあれば機能するというわけではありません。大切なのは守られるべき命であり、命のために働く人々です。本当にスキルのある職員が十分に確保できるのかについても、社会的養護の必要な子どもに関わってきた立場からしっかり提言していきたいと考えています。よろしくお願い致します。

高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございます。それでは続きまして、市川市議会議員選挙にれいわ新選組公認で立候補予定のかどた直人から決意を申し上げます。

かどた直人:
こんにちは。千葉県市川市のかどた直人でございます。私は東京新聞という新聞社に勤めて、記者生活を数十年送っておりました。まず、新人社員時代はですね、皆さんもご存じかもしれませんが整理部というところに入りましてですね、見出し、レイアウトで四苦八苦しておりました。それから取材部門に入りましてはですね、都庁ですね、東京都庁。都庁で取材したりとかですね。あとは外報部ではデスクワークしたり、モスクワ特派員のモスクワ支局長をやっておりました。で、この度ですね、れいわ新選組市川市議選公認候補となりました。比較的保守層の強いですね、市川市北部なんですが、地元に根付いた活動をして参りました。地元小学校の前でではですね、皆さんご存じかもしれませんが、登校見守りという、緑のおじさんですね、緑のおばさんじゃなくて。で、長年それを続けましてですね、保護者の皆さんにはですね、名前を顔を覚えていただきました。また、地元にあるじゅん菜池という自然豊かな池があるんですが、そこの緑地でですね、「ジュンサイを残そう市民の会」の活動に月数回参加致しまして、ザリガニ捕りとかですね、あと雑草取りとかですね、そういうことをして自然保護の定例作業を続けております。

さて、私は市議会議員選挙のですね、れいわ新選組の公認候補としてですね、政策がございます。子育て世代や高齢者に配慮した政策を考えております。具体的にはですね、第一に第三次救急医療センター。ご存じでしょうか。それの設置を希望しております。政策でございます。これは24時間対応のですね、公立救命救急センターを意味しておりまして。隣の町の船橋ですね。三宅さんのいらっしゃる船橋ですね。あと松戸市、浦安市、柏市にも、このセンターはございます。例えばこれは心筋梗塞なんかでですね、命に関わる病気になった場合、あるいは事故に遭った場合、そういう場合、救急車で搬送される第三次救命医療機関のことでございます。これは市川市にはございません。50万都市の市川市にないんです。ぜひともこれをね、作っていただきたいと思っております。それで第二にですね、買い物難民。表現悪いんですが、買い物困難者という意味です。買い物難民や通院難民、通院困難者の解消でございます。市川市北部ではスーパーまで距離が遠くてですね、あるいはバスの連絡もよくないためにですね、高齢者が買い物にタクシー代往復3000円を使ってですね、やっとこさ買い物に行ってると、そういうケースもございます。この改善のためにはですね、やはり市が主導する形で、第一に移動販売車を導入するとかですね、2つ目にはコミュニティバスっていうのが地方自治体でよくあるんですが、その改善ですね。で、3つ目には相乗りタクシー券の配布。これ、埼玉県の羽生市なんかでは実施されております。そういう対策が必要だと私は考えております。第三に子育て世代への公共投資ですね。これは流山市のケースが皆さんご存じ、有名だと思うんですが。具体的には駅に直結したですね、送迎保育ステーションの設置によってですね、保護者の送迎負担の軽減をするということでございます。保護者が2人とも働いてる場合ですね、やはり我が子の保育園の送迎はですね、非常に負担になることだと思います。保護者が仕事場に出かける最寄り駅にはですね、そういうところにステーションに子どもを預けることができますとですね、精神的にも物理的にもですね、非常に負担が軽くなると思います。そういうことを目指して保護者が働きやすい、子どもを育てやすい環境作りをですね、市川市につくっていきたいなと思っております。どうぞよろしくお願い致します。ありがとうございます。

高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございました。以上、お二人の他にですね、もう1名推薦でございますけれども、現職の茂原市議会議員の三橋弘明がですね、今度、県議選へ挑戦を致します。三橋議員はもうれいわに最も一番早くから入党していただいた、一番最初の地方議員でございますが、今回県議選への挑戦。推薦ということで、今日は一緒ではございませんが、三橋弘明もどうぞよろしくお願い致します。はい。それではここからは、記者の皆さんからですね、ご質問を受けたいと思います。この3名、誰に対しても結構でございますので、ご質問のある方は挙手をしていただいてマイクでご質問いただけたらと思います。はい。じゃあお願いします。

記者:
千葉日報と申します。高井幹事長にお伺いしたいんですけれども、次の衆院総選挙について少しご言及がありましたが、千葉県内で複数の候補を擁立したいという風にお話しいただきましたけれども、具体的にどの選挙区で何人くらい擁立したいというようなお考えがあれば。

高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございます。もう現時点で決まってるのは、たがや議員が千葉11区でもう一回立候補するということはもう既に公認で決めております。で、その他はですね、まだ現在公募を今行っていて、公募に何名か応募いただいておりますが、またちょっとですね、選考中ということでもありますので、ちょっと具体的にどの選挙区で何名というところは決まっておりません。ただ南関東ブロックでぜひ1議席以上、できれば2議席をですね、取るためにもですね、もうここは複数、南関東ブロックで立てていきたいと思っております。

記者:
ありがとうございます。あと来月ですね、千葉県内で千葉5区で補欠選挙、衆議院の補欠選挙があるんですけれども、今現在ですね、7人が出馬の意向を示しておりまして、野党が乱立してるような状況ですが、今のこの状況を幹事長はどういう風に見ていらっしゃるのかというのと、あとれいわ新選組さんとして候補者を擁立するお考えはあるかっていうのを。

高井たかし幹事長:
はい。まず野党がたくさん出てるのはこれはもうしょうがないというかですね、なんか野党第一党はなんか1人にまとめてほしいみたいなこと言ってますけどね、結局、自分の党にまとめろっていう話で。だったらね、他の党に自分のところは出さないから他の党で一本化しようっていうならね、話は前に進むと思いますけれども、そういう言い方では全く進むものも進まないと思いますし。今回はもうそれぞれの党が、やはり今後の全国でも注目の選挙区でもありますし、それぞれが候補者を立てると。れいわとしても候補者を立てたいということで、この間探したりいろいろ話し合いなどをしてきたんですけれども、現時点では擁立には至っておりません。なかなかこの時期になってくるとですね、統一地方選との同時選挙でもありますし、なかなか我々のリソースをですね、国政選挙に傾けるほどのまだ党の体力的にはですね、やはり地方議員をまずは必ず当選させるというところが第一になってます。ただ、今後、良い候補がいればですね、擁立を諦めたわけではございません。はい。

記者:
ありがとうございます。あとですね、千葉県議選についてなんですけれども。幹事長からもご案内いただいたように現在、茂原の三橋弘明さんに推薦が出てるかと思いますが。今後、追加で公認候補だったり、推薦候補を擁立するお考えがあるかというのが1つと。あと、他党に推薦を出される予定っていうのはあるかというのをお伺いしたい。

高井たかし幹事長:
はい。まずですね、党の独自候補というか公認、あるいは推薦でも党がメインでというのはですね、もうちょっと厳しいだろうなと。現時点で検討中の方がいれば、それはまだ検討中と言えるんですけど、ちょっとそういった具体的な方おりませんので。おそらく三橋さんで1人ということになると思います。あと、他党の推薦はですね、基本的にはもう我々やらない方針です。もちろん、例外的にれいわとの繋がりが深い人などについては一部推薦をしてる例もあるんですが。全国的にもほとんど他党の公認候補なり、あるいはいろんな党の相乗りで推薦している候補に推薦というのは基本的には出してないので。千葉県内でももうおそらくいないと、これ以上推薦出すことはないと思います。

記者:
ありがとうございます。私から最後に。この千葉県議選を含めて、あと今回公認で出馬されるお二人です。その次の総選挙に向けて、特に県議選、どういう選挙だという風に位置付けてらっしゃるか。

高井たかし幹事長:
そうですね。やはり衆議院では3人しかいない議員の1人のたがやさんの地元の千葉県でですね、やはり、どれだけ地方議員が誕生できるか、得票数もどれだけあるかっていうことはですね、非常にこれからの次の衆議院選挙をみる上でもですね、重要だと思います。特にたがやさんの選挙区で無所属で推薦ということでありますけれども、我々とも縁の深いですね、三橋さんがある意味、保守に戦っていくという。そこで保守王国の千葉11区でですね、どれだけの得票で当選できるかということは非常に次の衆議院選挙にとって大事ですし。また市川市、船橋市、それぞれれいわの得票率の高い地域でございまして、今回、2人に立候補してもらいますけれども。やはり、ここで当選できるかどうか、どれだけの票が取れるかということはですね、次の衆議院選挙のれいわがどれだけ得票を伸ばせるか、議席を伸ばせるかに大きく直結する選挙だと思ってますので。全力で党としても応援体制を取りたいと思います。

記者:
わかりました。ありがとうございます。

高井たかし幹事長:
はい。どうもありがとうございました。それでは他の皆さん、ぜひ候補者にも良かったら聞いてください。はい。いかがでしょうか?  じゃあ、お願いします。

記者:
東京新聞です。御三方にお伺いしたいんですけども。れいわさんにとって、この船橋市、市川市という選挙区をどのような存在として捉えているかというのをよろしくお願いします。

高井たかし幹事長:
はい。じゃあ、私から答えてその後2人から。実は市川市、船橋市共にですね、れいわの得票率が全国でもトップクラスで高い選挙区であります。定数もね、多い、人口も多いですから、政令市でない市としては非常に大きな都市になりますので。最低の得票ライン、当選ラインの票と、れいわ新選組が衆議院選挙や参議院選挙で比例で取った得票数を比べてみてるんですけど、これが市川市も船橋市もですね、5倍以上、6倍くらいのですね、比例票がその市議選の最低得票ラインより取っているということで。こういった選挙区は非常に可能性が高いということで、我々、重点選挙区だと考えてまして。お二人がまさに手を挙げてくださったので、この2選挙区から擁立することになりましたけれども。必ず勝ってほしい、また勝たなければいけない、党としてもしっかり体制を組んで応援していきたい、そういう選挙区だと考えています。じゃそれぞれから、どうぞ。

三宅けいこ:
はい。千葉県船橋市ですけれども、とても、なんでしょうね、自民党はもちろん強いです。公明党も非常に強いです。政権与党が非常に安定した票を取るところなんです。ですが、野田元総理の出身地でもあって、衆議院選挙では野田さんが地元入りしなくても、トップ当選をするという土地柄でもあります。そして共産党の志位さんの出身地でもあります。という非常に政治に、なんでしょうね、印象が強いはずの土地なんですけれども、実際は市議会議員選挙で言いますと、投票率は3人に1人なんですね。34.34%です、前回。本当に3人に1人しか投票に行かないというところなんです。で、この凝り固まってしまっているこの土地で、何かやっぱり新しい風を求めてる人っていうのは毎回いらっしゃいまして。で、その新しい風を求める、浮動票の人たちが力になると、いつぞやあった、みんなの党っていうのができたときには、市議選でみんなの党が一気に4人当選する、で、県議も出す、みたいなことが起きたり。それから実を言うと今なくなってしまったN国さんですね、NHK党さん、名前変わりましたけど。前党首の立花孝志さんを初めて当選させたのも船橋ということで、何か次の可能性、何かあるんじゃないかっていう機運はとてもある土地だと思っています。ただ、非常に保守的ではあります。で、そこに新住民として、もう50年前に旧公団で入ってきた人たちもみんな新住民という風に思われているような土地柄ですので、その50年も住んでいる新住民扱いの人たちが何かを変えたいっていう気持ちを持っている。その力をなんとかれいわでという風に思っています。

かどた直人:
かどたでございます。市川市について述べさせていただきたいと思います。市川市はですね、地政学的に申し上げまして、市川市、6区という部分がございました、以前。松戸市とくっついてる部分ですね。あと5区というのが、真間川という川が東西に流れていて、それから南が5区。これ行徳地区なんかは含まれておりますね。政治的なですね、色合いがずいぶん違うんですね。北部のほうはですね、やはり自民、先ほど三宅さんもおっしゃいましたように自民、公明ですね。あと共産党の、高齢者の共産党の支持者なんかもいらっしゃいます。その一方で行徳地区ですね、5区の部分ですね。真間川から南のこの部分はですね、れいわが比較的力が強いんですね。具体的に申し上げますと、前回の衆議院選、参院選で約1万票のですね、これ比例代表ですけども、得票してるんですね。ですからそういうね、南部の人の支援をですね、ぜひともいただきたいと思いましてですね。今、南部を中心に私は街宣をして、駅頭朝4時から行きまして、駅に行きましてですね。旗、のぼり立てましてですね、のぼり合戦がまた激しいんですよ。もう立憲民主党だのですね、国民民主党だのですね、いろんな政党を申し上げて申し訳ないんですが。もう朝は争奪戦ですね、駅頭のですね。それで勝った負けたの世界をこの半年くらい続けて参りました。でも、もうね、あと1ヶ月と迫ってですね、ちょっと体力温存のためにですね、昼寝をしたりしておりますが。それで、昼寝をしながらですね、それで、その後体力回復してですね、それからまた戦っております。で、北部はですね、保守層が強いもんですから、非常に保守層が強いもんですから、これはもう皆さんご存じのようにドブ板ってやつですね、ドブ板。ご挨拶回りという表現を使ってますけど。それをね、2回3回と繰り返して3000世帯のそういう地元の方々にお会いしてですね、お留守の場合が3割から4割ございますが。会えた方々にはですね、ご挨拶して、ね、いろいろ政策も申し上げたりして。ただご挨拶だけでポストに入れといてっていう人がたくさん多いんですけども。ね、そういう人もね、声を交わすこと自体がですね、非常に重要だと思っております。ただね、お会いして握手するだけじゃなくてですね、そういうちょっと無駄ともいえることも非常に重要だと思っております。で、やっぱりね、れいわ新選組、素晴らしいねって、太郎さんが大好きでですね、昔、4年前からですね。赤坂見附というね、前、事務所が出来た頃にですね、あそこに行きまして。娘と一緒に行ったんですね。で、娘がね、また太郎ちゃんの大ファンで。で、そこでね、私の娘はね、婚約者を見つけたんですね、赤坂見附の事務所で。で、結婚して今ね、四街道に住んでおりますけどね。で、私の名簿作りをテレワークでやっていただいてますけどもね。そういうことで私のエピソードでございますが、娘を結びつけてくれたですね、れいわ新選組のために、ぜひね、当選したいなと思っております。ありがとうございます。失礼致します。

高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございました。それでは、その他の質問お願いします。はい。お願いします。

記者:
産経新聞と言いますけれども、お二人に伺いたいんですけども。いつ頃かられいわとしてのお立場で行動をされているのかと、そのきっかけっていうのはどういったことだったんでしょうか。 

三宅けいこ:
はい。私、以前、船橋市議会議員2期8年やってたんですけど、その時、市民ネットワークというところでですね、活動してました。東京でいうと生活者ネットワークですね。市民ネットワーク、千葉県の中の市民ネットワーク・ふなばしから代理人っていうんですけど、代理人という形で活動をしてました。で、れいわ新選組ができたときには、実はもう議員を辞めていたんですね。次の方に交代してたんですけど。ただ、れいわさんの政策が今までやってきた、自分がやってきたことに非常に親和性があるなっていう風には思っていました。で、とっても近いなあと。ただ、本音を言ってしまうと山本太郎好きだと思われるのは抵抗があるっていうのはすごくありました。れいわ新選組って言っただけで、ああ、山本太郎が好きなのねって思われてしまうのは嫌だっていうね。その抵抗感がすごくありました。で、あとはもうひとつ。れいわ新選組さんが経済政策をですね、出したときにわかんない、わかんないってちょっとパニックになりまして。その積極財政について理解ができなくて。何を言ってるのかわかんないってなったんです。ただこれしかないって言ってるので、理解しようっていう風に努力をして。そしたら今までこう自分が刷り込まれてきたですね、国債の発行っていうのはそれは国民の借金ですよと、1人当たりいくらになりますよ、何十万ですよ、とか、いや、何百万ですよみたいなことをね、言われてきた。あれを信じていたのが、おや、違うんだっていうことで目から鱗がぽろっと落ちた。これがれいわ新選組しかないんだっていう風にもう思えた。もう山本太郎、好きとか嫌いとかそういうことじゃないんだと。もう何と思われようが太郎信者と言われたらそれはそれで、そうじゃないんですよって、そうじゃないんですよって言いながら積極財政をお話しできるとこまで理解できて初めて、ああ、もうれいわ新選組しかないなという風に私は思いました。

かどた直人:
かどたでございます。私は4年前からですね、結党直後かられいわ新選組の事務所に行ったりして、ボランティアをやっております。なぜれいわ新選組かと申し上げますと、やはりれいわ新選組は毀誉褒貶(きよほうへん)はたくさんあります。左翼ポピュリストとかですね、いろんな言い方がございますが。一番最も素晴らしいと思うのは、何人もの重度身体障害者をですね、国会に送り込んだ、と。こんな政党は他にないと。僕はその一点だけでも十分価値がある政党だと思います。いろいろ毀誉褒貶、先ほど言いましたように消費税減税0%とか、ゼロとかございますが。法人税につぎ込んでいるとかですね。国債は国民の借金ではないとか、いろいろ理論的には私もわかっておりますが。その一点だけは重度身体障害者をね、国会議員にしたという、それが本当に素晴らしいことだと思います。それによって国会のですね、仕組みも変わってきたと。身体障害者も通院しやすいようなシステムづくりが国会にできたと。これが本当に。国会だけじゃなくて全国的に波及する、そういう動きに繋がっていくんじゃないかと思っております。はい。以上でございます。

記者:
ありがとうございます。ちょっと補足で。三宅さんにれいわでの活動はいつ頃からされているってことなんですか。

三宅けいこ:
はい。ありがとうございます。実を言いますと、活動自体は「れいわだな」って思ったものの、活動はそんなにしていなかったので。前回の参議院議員選挙ですね。昨年の夏のときにボランティアに行こうと決意しまして。それで参院選で山本代表のボランティアに通ったっていうのが本当のスタートですね。はい。

記者:
ありがとうございます。かどたさんはこちらのビラのところに田中(甲)市長とツーショットの写真があります。これはどういうお立場で。

かどた直人:
よろしいですか。はい。田中市長のですね、小学校・中学校の給食費無償化。僕はこれが、僕は保守系じゃないですけれども、これ素晴らしいことだと思って、僕は支援申し上げたんですよ。そういう関係ですね。彼がまだ当選する前から給食費の無償化についてね、積極的に発言されていましたんでですね、それを支援申し上げた次第です。

記者:
このときのお立場としては、どういう。れいわの。

かどた直人:
いや、もちろんれいわじゃなくて。

記者:
一市民として? 

かどた直人:
一市民としてですね。はい。

記者:
ありがとうございます。あと幹事長になんですけど、統一選とは関係なく、5区の補選のことなんですけども。先ほど、れいわとして公認候補を立てない、立てるかどうかまだ見通しはっていう話でしたけど。仮に公認候補を立てない場合に、他の候補を推薦するとか、何かこう支援するというような、そういうお考えっていうのはあるんでしょうか。

高井たかし幹事長:
いや、まだ、まず独自で立てることを考えてますので、そこまでは考えてませんし、もし擁立断念となったときに、あと我々基本的には他の党から推薦依頼があればそこで検討するっていうスタンスで、こっちから押しかけて推薦とかっていうことはしてませんので。推薦依頼があれば検討はしますけれども、あまり積極的にそういう対応を取ることはないんじゃないかなと思います。はい。

記者:
ありがとうございます。

高井たかし幹事長:
はい。その他いかがでしょうか。よろしいですか。はい。じゃ最後に、それぞれの決意を述べてこの記者会見を終わりたいと思いますが、私からはですね、もう今日お二人の話を聞いていただいた通り、記者さんからもね、候補者にたくさん質問ありがとうございます。2人とも本当にですね、経験豊富な三宅さんはね、もう2期8年市議の経験がございますし、かどたさんもね、もう前回選挙にも立候補されて政治経験はかなり豊富な、本当に2人とも即戦力で、れいわのため、そしてそれぞれの自治体のために働いていただける方だと思います。繰り返しになりますけど、この市川市、船橋市は非常にれいわの得票率が高い地域で、元々ぜひ出したいなと思っていたところに2人が手を挙げていただいたので本当に良かったんですけれども。まさにこの2つの市、それと県議選で三橋さんが当選を果たすことがですね、次の衆議院選挙に大きく、これは繋がると。特にこの南関東、千葉県は大変重要な選挙区で、もっと言えばその後の参議院選もね、3人区ですから、ぜひ今後はね、立てたいと思ってますので。そういう意味でもこの地方選、非常に重要になりますので、しっかり党を挙げて応援体制を組んでですね、サポートして、3人全員の当選を勝ち取りたいとそう考えておりますので、よろしくお願い致します。それでは、それぞれ三宅さん、かどたさん、お願いします。

三宅けいこ:
船橋市の三宅です。今日はちょっと語り尽くせませんでしたけれども、言えば、私はいろんなことで当事者として生きて参りました。いろんな経験をしてきました。「必要とされるところへ行く! できることはやる!」というモットーを申し上げましたけれども、今、れいわ新選組が私を必要としているんであれば私が行く、そしてれいわを必要としている人たちがいるのであれば私がれいわとその方たちを繋ぐといった決意でおります。どうぞよろしくお願いします。

かどた直人:
市川市のかどたでございます。私が申し上げたいことはですね、やはり山本太郎さんのようにですね、年末には炊き出しとかですね、そういう弱者に対してですね、非常にシンパシーのある、そういう活動をしたいなと思っております。市川市にはガンバの会とか、そういうのもございますが、ガンバの会も炊き出しをするようなことを年末に行ってますよね。そういうね、非常に、ただ困った人と言ってもですね、セーフティネットより下のような人がね、結構いるんですね、市川でも。そういう人たちの手助けになるようなことを中心にですね、やっていきたいなと。いろいろ政策的にはございますが、視点をやっぱりそういうところに合わしてですね、今後活動していきたいなと思っております。よろしくお願い致します。

高井たかし幹事長:
はい。それではありがとうございました。長時間、ご参加いただきましてありがとうございました。それではこれをもちまして、れいわ新選組の千葉県での記者会見終わらせていただきます。今日はどうもありがとうございました。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

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