【会見文字起こし&動画】宮城県 次期自治体議員選挙 公認候補予定者発表 石井よしひと(仙台市太白区)、高井たかし幹事長 / 2023年6月8日 宮城県内

高井たかし幹事長:
はい。それでは、ただ今かられいわ新選組の記者会見をこちら仙台市にお邪魔させていただいて行わせていただきます。今日はですね、仙台市の市議会議員選挙、太白区の選挙区から立候補予定の石井よしひとと一緒に参りました。まずは私、幹事長の高井でございますが、私のほうから党全体の方針、若干衆議院選挙についてもお話をさせていただきたいと思います。そしてその後、石井よしひとのほうから決意を申し上げます。そして最後に記者の皆さんから、ぜひどんな質問でも結構でございますので、たくさんのご質問いただけたらありがたいと思います。はい。

それではまずですね、私のほうから。れいわ新選組でございますが、結党から4年が経ちました。山本太郎代表がたった1人で立ち上げた政党でございますが、最初のちょうど4年前の参議院選挙で2議席、重度障害、難病持ちの2名の参議院議員が誕生し、そしてその翌年の衆議院選挙ではさらに3名、そして昨年の参議院選挙でさらに3名と合計現在8名の国会議員がいる政党でございます。まだまだですね、この数では我々が実現したいと考えている政策は実現できないと考えておりますので、このたびの衆議院選挙、近々あると言われておりますけれども、この衆議院選挙でもさらに多くの議員を増やしたいということで、この東北ブロック、そしてこの宮城県においてもですね、しっかり候補者を擁立をして戦っていきたいという風に考えております。

若干ちょっと私事になりますけど、私、れいわ新選組に入らしていただいたのはですね、山本太郎代表のもとで政権交代を実現したいというそういう思いであります。れいわに行って政権交代できるのかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、今の数ではですね、無理だというのは山本代表も常々言っておりますが、これが2桁、できれば20議席くらいまで到達するとですね、大きく野党の中が変わってくると思ってます。私もかつて立憲民主党に所属しておりましたけれども、当時からですね、私の周りには隠れ山本太郎ファンがたくさんおりました。それはですね、やはりあれだけの演説をして、どんな小さな駅に立ってもですね、100人、200人という方がですね、立ち止まって聞いてくれる、こんな政治家は今の野党には誰もいません。そういうカリスマ的なリーダーをやはり今の野党は求めていると。そういうリーダーが野党の先頭に立ったときにですね、初めて政権交代ができると。国民的人気のある人がやはり野党のトップになるべきだということを多くの野党議員は思ってます。願ってます。ただ、今のれいわの山本太郎のままではなかなかそれは難しいかもしれませんけれども、やはりれいわが先ほど言った2桁20議席というところまで来たときにはですね、大きく野党再編の中心が山本太郎代表のもとで行われると、私はそう確信をして、このれいわ新選組に入りました。その中でですね、そういう意味では次の衆議院選挙は大変重要な選挙でありまして。今、私、幹事長として全国回っておりますけれども、もうここはもう変な野党共闘ということはせずにですね、もうしっかり党勢を伸ばすために徹底的に戦いたいと思っております。この宮城では2区や4区が与野党の激戦と聞いておりますけど、そういったところにもですね、むしろそういったところにこそ候補者を擁立したいというのが我々の、そして山本代表の考えでありまして、まずはれいわ新選組が大きな政党になっていくと、そのことが何よりも政権交代への近道であると。そしてこの世の中、本当に苦しんでいる人々を救うための最善の道だと、最短の道だとそう確信をしております。そうした中で、これまでれいわ新選組は国政政党で地方選挙にはほとんどノータッチだったんですけれども、この4月の統一地方選挙で多くの候補者を擁立を致しまして、そして39名の公認の地方議員が誕生しました。推薦も合わせると47名という数になります。

そして元々、統一地方選の前かられいわに入党していた、そして統一選ではない選挙の方であるとか、あるいはこれから行われる、東北で数多くありますこの地方選など統一地方選以外の選挙で既に当選をされた方が9名おりまして、合計48名、地方議員を擁するところまで参りました。やはり国政で議席を増やすにおいてもですね、地方議員の存在というのは大変重要でございます。とりわけ、れいわ新選組はボランティアの皆さんに、市民の一人ひとりの市民の皆さんに支えられてる。特定の団体とか宗教とかそういったものには一切応援していただいておりませんので、一人ひとりの個人、市民の皆さん、ボランティアさんに支えられてる政党でございます。そのボランティアさん、この今日の石井さんも宮城の仙台のチームのリーダー的存在ですけれども、そういったボランティアさんとですね、党を繋ぐ架け橋、ここが今までなかったんですね。他の党で言えば支部とか県連、こういったものがれいわにはございません。しかし今回の統一地方選を機にですね、ぜひこの地方議員の皆さんにそういうボランティアさんと党本部を繋ぐ架け橋の役割を担っていただこうということで考えております。

そしてこの宮城仙台はですね、本当にボランティアチームが活発なところでございまして。東北6県の中でもですね、まさに東北6県のリーダー的存在となって東北6県をまとめていただいている、そういうチームの、石井さんはそのお1人でございますので。何としてもですね、この宮城仙台に地方議員を誕生させたいというのは我々れいわ新選組の悲願でございます。ただ、仙台市は政令指定都市でございますので選挙区が中選挙区といいましょうか、定数が市全体でやるところと比べれば少ない。この太白区も12ですかね、12名の中でこのれいわ新選組のような小さな政党が勝つのはなかなか容易じゃありません。統一地方選挙、4月もですね、前半戦はすべて負けてしまいました。政令市はまだ1議席も取れていないんです。そういう意味では政令市で1議席を取るというのもれいわ新選組の悲願でございますので、まず石井よしひとさんにはですね、何としても当選していただくべく、党としても全力でバックアップをしていく、そういう決意で今日は参りました。はい。それでは石井よしひとさんから決意を述べてください。

石井よしひと:
皆さま、こんにちは。石井よしひとでございます。着座を許していただきたいと思います。失礼致します。れいわ新選組仙台市議会議員、太白区公認候補の石井よしひとと申します。どうぞ皆さま、よろしくお願い致します。私の住んでる太白区はですね、この仙台市の一番南に位置しておりまして、東に住宅地と都市部があります。そして西にですね、観光地と農村部を結んでいる、緩く繋がっている緑豊かな地域でございます。それだけに地域におけるですね、問題が多種多様ありまして、非常に種類が多いんで、私も問題解決すごく大変だと思いますが、皆さまと一緒に取り組んで参りたいと思います。

れいわ新選組との出会いは参議院選、2019年の参議院選になります。この参議院選におきまして、代表山本太郎が仙台駅前の街宣でペデストリアンデッキの前で、私の前で山本太郎の主張を聞かせていただきました。その瞬間ですね、私のほうの頭の中がですね、180度逆に向きましてですね、山本太郎に、この人を総理大臣にしなければいけないという考え方を私は持つようになりました。確かな国家観を山本太郎の中に見い出した私はですね、これ幹事長も一緒なんですけども、やはり総理大臣にしようという気持ちになってしまった自分がいるわけですけども、そこからボランティア活動を始めさせていただきました。ボランティア活動を通しましてですね、山本太郎を大きくしたい、そういった思いで、「サポーターズ宮城」というものを立ち上げまして今日に至ります。

私は仕事としてはですね、学生時代から不動産、建築関係を40年やっておりまして、このれいわ新選組の信条であります、「住まいは権利」という理念のもとですね、こちらのほう、仙台市民の安心安全と利便性と公共性、こういったものを考えて参りたいと思っております。日々の活動の中で、介助する方々がどんどんどんどん年寄りになっていっている現状があります。そして私が1軒のお家を訪ねたときです。「上がってください」という言葉のもとにどんどんどんどん中に進んでいきますと、「もっともっと奥に入ってきてください」、そういった声を聞きました。入ってって開けると、そこにはですね、オムツを取り替えてもいただいていないおじいちゃんが寝ていました。これが、この仙台市の現状だと考えております。市営住宅や、この格安の住宅のほうを訪ねて参りますと、仙台市の場合、4階建て、5階建てにもかかわらず、エレベーターがついてない、そういった住居が非常に多く見いだされます。皆さまと一緒に考えたいと思います。これ、買い物袋を持ってですよ、18 Lの灯油缶を両手に持って、4階、5階に上がっていく姿、ものすごく大変だと思います。夏もですね、ペットボトル2 Lを2本も3本も抱えて、それにプラス、たまにはスイカも食べるでしょう。スイカを持って上がる姿、本当にご苦労が目に見えて参ります。こういったものをですね、仙台市には予算があります。財政調整基金というお金があるんです。このお金をですね、去年1年間でも25億円積み立て、去年の年末には301億円ですか、貯まっていたはずです。そういったお金を使ってですね、実際にそういった建物の改築だとか建て替えを推進して参りたいと思います。

さらに仙台市にはこの4大病院の統廃合・合築移転問題というものがございます。この仙台日赤病院、それに東北労災病院、こういった病院が皆さまの手元からなくならないように、私のほうで守っていくような政策をやっていきたいと思います。実際にですね、私がこう街宣でお話を聞いてますと、「私はこの病院のために引っ越してきたんだ。その病院がなくなるってどういうこと?」 実際に泣かれた方もいらっしゃいます。私の支持者の方にもそういった方がいらっしゃいます。子どもがどうやって乗り換え、乗り換え、乗り換え、乗り換えで新しい病院まで行くんですか? そんなことできるわけないんです。ぜひ皆さまと一緒に考え、そういった廃止に関しては完全に反対し闘って参りたいと思っております。

また私の住んでいる、すいません、話は変わりますが、私の住んでいる南仙台という駅があります。これ太白区には3つのJRの駅があるんですが、このJRの駅、実際に長町駅、太子堂駅、中央改札があって、東口からも西口側からも入っていけるんです。でも私の住んでいる南仙台駅、東口しかないんです。西口から来られる方が30秒でホームに入れるところを、わざわざ大きく迂回して、自由通路を通ってまた東口に出て、東口からさらに北に向かって、そこから陸橋を渡って、ホームに出る。30秒が4分かかるんです。朝の貴重な時間のときにですね、30秒が4分、非常に大変なことだと思います。こういったご苦労をご通勤、ご通学の皆さまから排除したいと考えております。私、石井よしひとはこのような仙台市の数々ある問題をですね、取り組んで参りまして、私のポスターの通り、「あなたのために全力疾走!!」で参りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。ありがとうございます。

高井たかし幹事長:
はい。どうもありがとうございました。はい。定数12の中で16くらい立候補がもうちょっと出るかもしれませんけれども、いずれも政党の方が普段、我々国政で切磋琢磨している政党の方と戦っていくということになるようですので、まさに衆議院選の前哨戦、どちらが先になるかわかりませんけど、前哨戦だと思ってですね、我々も全力で戦いたいと思っております。はい。それでは、ここから記者の皆さんからご質問をお受けしたいと思いますので、ご質問の方は挙手の上、マイクをお持ちしますのでお願い致します。じゃあ、どうぞ。

記者:
地元の河北新報社と申します。まず高井幹事長に伺います。仙台市議選、今、石井さんが1人ということですけれども、他の候補者の擁立っていうのは現時点で考えていらっしゃるんでしょうか? あと、宮城では今後県議選もございます。そちらのほうの擁立の考えというのはどうなってるんでしょうか? 

高井たかし幹事長:
はい。残念ながらもう7月何日でしたっけ? 投票日は。30日か。30日。まだ若干時間がありますから、ここからもし良い人が現れればですね、それは排除するものではないですけれども、現時点で具体的な名前があって検討中という人はおりませんので、おそらく石井さん1人で戦うということになると思います。また県議選もですね、もう広く募集はしておるんですけれども、まだ具体的な名前は挙がっておりませんで。これはさっきの政令市と一緒で県議選も都道府県議選も非常にれいわは、れいわの規模だとですね、なかなか厳しいのが現実で。やはりかなり良い人が現れてくれないとちょっと難しいかなと思っております。

記者:
足掛かりを作るためにはそういった擁立作業は大事だと思いますけれども、じゃ、今のところ県議選では擁立しようという意思は今のところもあるっていうことでいいんですかね?

高井たかし幹事長:
そうですね、ございます。それでちょっと統一地方選、4月の反省というかですね、かなりちょっとこう受け身で、応募してくる方が結構たくさんいたもんですから我々もその中から選ぶという作業をしてきましたけど。最近はですね、もう山本代表が街頭演説したり、あと、あるいはおしゃべり会っていう会をやるとですね、結構やっぱれいわって若い支持者の方が多くてですね。で、皆さんかなり真剣に聞いてくださって、そういう方にこちらから声を掛けるとですね、結構、前向きな反応になる方が多うございまして、ようやくそれに気づいたというか。それをやる余力もなかったんですね。統一地方選までは。やはり候補者の数も多かったんで。ただこれからの選挙は我々、中間選挙って呼んでますけど、統一地方選から外れた選挙については、ひと月に1つとか2つとかそういうペースであるもんですから、むしろこちらから積極的に声を掛けて擁立していこうと。そういう意味では宮城の県議選なんかもですね、ひとつの対象だと思いますので。ちょっと衆議院選挙があるとその余力がなくなっちゃうんですけど、衆議院選挙が仮に秋以降に延びた場合にはですね、ぜひそういったことも力を入れていきたいと思います。

記者:
わかりました。石井さんに伺いたいんですけれども。確か昨年の11月くらいからずっと南仙台駅での朝立ってらっしゃったと思います。朝の通勤・通学の方々の反応というのは日々変わってきてるのかなと思いますが。もうだいぶ経ちますよね。5ヶ月くらいになるので、その変化、手応えについてはどういう風に受け止めていらっしゃいますでしょうか。

石井よしひと: 
そうですね、街の皆さまの声がどんどんどんどん変わっていくっていうのは本当に手応えとして感じております。11月立ち始めた当時はですね、本当にこのままずっと低空でいくのかなっていう感じは本当に否めないところありましたけども。確度が変わってきたんですね。2〜3ヶ月前からずっとこう確度が上がって参りまして。1人として返事が返ってこない状態が、もうほぼ返ってくるような状態に変わってきてますので。挨拶をされる方が極端に増えたことは間違いないとは思っております。特にバスの運転手さんとかタクシーの運転手さんはほとんどがもう頭を下げていかれるような状態になってますんで、すごく挨拶もしやすい状況に変わってきております。

記者:
最初のその反応というのは、じゃあ挨拶で最初は全然見向きもしてくれなかったけど、大体4月くらいとかそのあたりからだいぶするようになってくる?

石井よしひと: 
そうですね。まずあそこで立ってる人だよねっていうのがもう声掛けられることがやっぱ増えて参りましたね。はい。よくお見掛けするっていう声も聞きますし。「あなた、日に焼けてるね」っていう声を掛けてくれる方も本当に増えて参りました。有難いことです。

記者:
そうなんですね。わかりました。あと幹事長のお話にも重複するんですけども、唯一の候補者であります。で、激戦にはなると思いますけど、他の方々との、その、何ですかね、政策的な訴えでのすみ分け、どういったことを独自に訴えていきたいと考えていますでしょうか。

石井よしひと: 
政策的な訴えはもうれいわ新選組ですから全く違うところにあると思いますね。やはり地方から国を揺さぶるっていう政策はやっぱりこれ、れいわ新選組しかあり得ないと思いますんで。単なる地方選とはやっぱ捉えておりません。国政を動かすような地方選ということでやらせていただいております。

高井たかし幹事長:
はい。その他いかがでしょうか。どうぞ。

記者:
共同通信といいます。今日はありがとうございます。19年の参院選で山本太郎さんの街宣を聞いて180度変わったっていうのは具体的にどういうところに共鳴されてですか。

石井よしひと:
すいません。元々、自民党支持者だと思っていただいていいと思うんですね。自民党からだんだん小沢一郎さんが離れていく過程の中で、だんだん心が動いてきまして、小沢一郎と山本太郎が組むようになって、山本太郎の話をやっと聞くようになったというのが私の話でございます。で、2019年のペデストリアンデッキで山本太郎代表のお話を聞いたときに、もう頭の中がスッキリ180度変わったと。人の為に自分が生きていくっていう考え方に変わったっていうところではあると思います。自分勝手な人間でありました。それが大きく変わったのは、やっぱり山本太郎と出会えたことだと思っております。

記者:
つまり、具体的な政策っていうよりは、その考え方というか姿勢みたいな部分で共鳴したと? 

石井よしひと:
そうですね。具体的な政策は、やはり山本太郎代表の一貫して言われている、消費税はいらない、消費税はゼロでいい、消費税は廃止。これ、今の日本に一番必要な政策だと思っております。

記者:
ありがとうございます。じゃあ、その人間的な部分とかそういうところにっていうことですね。

石井よしひと:
十分惹かれてしまいました。

記者:
はい。ありがとうございます。

高井たかし幹事長:
はい。その他いかがでしょうか。どうぞ。

記者:
朝日新聞です。先ほど、地方から国を揺さぶる、国政を動かしていくっていうようなことは、今おっしゃったような消費税の問題とかっていうところでってことなんでしょうか? 

石井よしひと:
いろいろな政策がれいわの中にはありますが、れいわ新選組は唯一、この日本の中で言い続けている、特に野党の中では、れいわ新選組しか言っていないのが積極財政ということになりますので、この積極財政というものを、やはり地方から国を揺さぶっていくってのは、れいわ新選組しかできないことだと思いますんで、そういったことをやっていきたいと考えております。

記者:
あと東北の地方議員の状況を教えていただきたいんですけれども、どれくらいいらっしゃるのかっていうのと、仙台市の市議選は初の公認候補ってことでよろしかったですかね? 

高井たかし幹事長:
はい。まず現時点では現職はにとうべ(とうま)さん1人かな? 山形県の大石田町のにとうべさんって町議さんが現職でおります。そして、東北はこの統一地方選がちょっと遅れたということもあるんですけど、この間は秋田市で土田せいさんって方が立候補したんだけど残念ながら落選してしまいまして。今度、福島で昨日3人、郡山市と本宮市と、それから福島市で公認の発表をしてきました。それから今日、仙台市で、明日が盛岡市とそれから紫波町ですね。この6名がこの7月、8月の選挙で公認に既になっておりまして。その他、福島の県議選と、それから、いわきの市議選で推薦候補を既に決めてます。公認じゃなくて推薦なんですけど。福島の県議選で推薦候補(山口洋太)を既に決めてます。公認じゃなくて推薦なんですけど。それから、来年のいわきの市議選で公認(平木つねお)が一人います。という状況で、仙台市ではもちろん初めて、宮城県でも初めてということになります。本当はね、宮城もっと出したいですね、やっぱりね。なかなか政令市っていうのがね、やっぱりちょっとネックなんですけど。積極的に宮城で、これからも、特にね、県議選、確かに重要かと思いますので検討していきたいと思います。ありがとうございます。はい。その他いかがでしょうか? どうぞ。はい。

記者:
すいません。幹事長に伺いたいんですけども、その政令市がネック、おそらく中選挙区という仕組みなんだと思うんですけれども、やはり小選挙区のほうが対立軸を示しやすいということなんですか? そういう受け止めでいいんですか? 

高井たかし幹事長:
対立軸というよりも、単純にやはり定数が30とか40とか50の選挙区だとですね、なんて言うんですかね。例えば郡山市のほうが38なんですけど、そうすると郡山市全体でれいわが取ってる票っていうのが衆議院と参議院の票があるんですが、福島市の最下位の当選ラインの3倍とか4倍取ってるんですね。ところが中選挙区の政令市になると大体同じくらいの、同じくらいっていうか、れいわの比例票が全部入ってようやく石井さんが当選するという、政党の票の反映がなかなか、やはり定数が少ないほど難しいと。県議選もやっぱり多くてね、10とか10いくつだと思いますので。そういった選挙区で候補者を出すとなかなか結果は厳しかったということでございまして。そうも言ってられないというか、そういったところでも勝てるようにならなきゃいけないんですけれども。まずは政令市や都道府県議選以外のところでまず確実に議席を増やしていこうという戦略でおります。はい。その他いかがでしょうか? ちょっと今日は遠い場所でやってしまったので、皆さんわざわざ来ていただいた方ばかりだと思うんで、もしよかったらご質問いかがですか? じゃあどうぞ。

記者:
読売新聞社と申します。よろしくお願い致します。太白区選挙区含め、他の選挙区でもそうだと思うんですけれども、維新や参政党など様々な新しい政党というか、挑戦する政党が増えてると思うんですけれども。その候補者に勝つためにどのような策といいますか、どういったすみ分け、またはどういった強みを持ってらっしゃると思うかっていうのをちょっと教えていただければと思います。

高井たかし幹事長:
ちょっとそれぞれから答えましょう。まず私から。仙台市の事情は石井さんから答えてもらいますけど、全国的にはですね、今回、確かに統一地方選で本当に維新、それから参政党が新しく出てきて、ある意味、最下位というかラスト1議席を争うみたいな選挙区が結構ありましてですね。本当にそういう意味ではライバルというか戦っておりました。もちろん選挙区の事情によっていろいろどういう候補者が出るかにもよるんですけれども。ただ、我々は維新とはですね、もうかなり真逆な国政でも正反対の、身を切る改革ではなくて、維新が身を切る改革ですけど、むしろ我々は公務員は増やすべきだと。もっと公務員の待遇を良くして、そしてしっかり働いていただこうと、そういう考えでありますし。具体的な政策になりますけど、例えばカジノなんかは絶対反対ですし。それから新自由主義的な考えは取らないという、そういう意味ではもう、大きく政策が維新とは違ってます。参政党とはですね、若干似たようなところもあってですね、例えば有機農法の話とかですね。オーガニックの話とか。結構、参政党を支持する人とれいわを支持する人が重なってる部分あるんですけれども。ただ、外交政策とかですね、あるいは国の、何て言うんですかね。例えば参政党さんは選択的夫婦別姓には反対ですし、同性婚も反対というような、その辺のあたりは大きく違いますので、そこはやはりしっかり戦っていきたい。地方選挙ってことになるとちょっとその辺の争点が少しボケるので、よりちょっと支持者の方は重なってしまうのかなと思うんですけども。党としては、その辺、大きく違いがあるという風に考えてます。はい。じゃ石井さんからもどうぞ。

石井よしひと:
今、幹事長のほうから争点がボケるという話がありましたので、私は争点をぼかさないように活動しているつもりでございます。本当にその争点を明確にすることによってですね、これ、国政も地方も関係ないよっていう形で私は市民の方に訴えさせていただいておりますので、そこを明確にしていくことによって差別化を図っていきたいと思います。

記者:
ありがとうございます。石井さんにお伺いしたいんですけども、争点、具体的にひとつ挙げるとしたら、今回の仙台市議選ではどういったところが太白区では争点になると。

石井よしひと:
度々、私の口から出てしまうんですが、ただの地方選ではないと思っております。地方から国を揺さぶるというのは、うちの考え方であって、これをやらないとこの国は変わらないと思ってますので、一地方の選挙ではなく、国を揺さぶるような政策、それがれいわ新選組の国政での政策でございますから、それが地方から活きるような形でひとつひとつの政策を進めて参りたいと考えております。

記者:
ありがとうございます。

高井たかし幹事長:
はい。その他いかがでしょうか。じゃどうぞ。

記者:
河北新報といいます。2019年の先ほどの山本代表の街宣を聞いて表明されたということなんですけれども、それまでのその政治への関わり方というか、それまでも自民支持者だったとのことなんですけれども。どういった仙台市政だったり、県政だったり、国政だったりに関わっていらっしゃったっていう経緯、政治に対する向き合い方の経緯、お願い致します。

石井よしひと:
政治に取り組んでいる姿勢っていうのは私には実際にはありませんでした。私、サラリーマンをずっと続けて参りましたんで、一般の本当にド庶民でございますので、今、今日は女房も来てますけれども子どもを5人育てるので精一杯でございまして。子どもを育て上げた今、子どもがもう実際にすべてね、就職をさせていただきまして、この国のためにお役立ちさせていただいてる子ども5人になりましたんでね、今度は私が手を空いた分、街のために働かせていただこうということで出ておりますので、そういった経緯がありますので本当に一般市民でございます。

高井たかし幹事長:
はい。その他いかがでしょうか。よろしいですか。よろしいですか。じゃあいつも最後に私から改めて決意と、あと石井さんからも改めてもう一言決意を述べて終わってますので。いいですか? 本当にいいですか? 大丈夫ですか? はい。じゃ最後申し上げます。はい。今日は本当にお集まりいただきありがとうございました。本当にこの統一地方選挙が終わってですね、仙台の市議選、大変重要な選挙だと思ってます。そしてどっちが先になるかわかりませんけど、衆議院(選挙)にですね、それをぜひ繋げていきたいと。衆議院選挙でですね、我々、今の衆議院は5議席ですけれども。失礼、3議席、3議席ですけれども、それをやっぱり大きく増やしていかなきゃいけないと。倍増以上の、増やしていかなきゃいけないと思ってます。全国を見るとですね、比例ブロックというのがありますけれども、その比例の中で6つのブロックはですね、もう既にれいわの衆議院選、あるいは参議院選の比例の票を見るとですね、比例で1議席は取れるだろうと。その6というのは北関東、それから東京、南関東、東海、近畿、九州、この6つはですね、必ず1議席を取らなければならないと思ってます。そしてその次が東北なんですね。11ブロックある中で7番目に位置する、もうちょっと頑張ればれいわの比例票を増やせばですね、1議席取れるのが東北ブロックでございますので、そういう意味ではしっかり候補者も擁立をして、この東北でも何としても1議席取る。そのために全力を尽くしますし、そのためにもまずはこの仙台の市議選でですね、しっかり石井よしひと予定候補を勝利に導くということが大変重要だと思ってますので、どうぞよろしくお願い致します。それじゃあ、石井さん、最後にどうぞ。

石井よしひと:
実際に衆議院選挙、参議院選挙と中心になってこの宮城県で戦ってきたつもりでございます。私がこの地方選でやることはひとつです。れいわ新選組のマニフェスト「地方から国を揺らせ!」これをやっていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

高井たかし幹事長:
はい。それでは以上で、れいわ新選組の記者会見を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

石井よしひと:
ありがとうございました。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

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