【会見文字起こし&動画】岩手県 次期自治体議員選挙 公認候補予定者発表 村上みさと(紫波町)、なわて とよこ(盛岡市)、高井たかし幹事長 / 2023年6月9日 岩手県政記者クラブ 

高井たかし幹事長:
はい。どうもお集まりいただきましてありがとうございます。ただ今かられいわ新選組の記者会見を岩手県庁の記者クラブさんお借り致しましてさせていただきます。私はれいわ新選組幹事長の高井と申します。今日はこの後行われます、岩手県内の地方選挙に立候補致します2人と一緒に参りました。まず最初に私のほうから党全体の状況の報告を申し上げ、その後ですね、公認候補予定者両名から決意を申し上げまして、そして最後に記者の皆さんからのご質問をお受けしたいと思います。よろしくお願い致します。

私どもれいわ新選組は、ちょうど4年ちょっと前に結党を致しました。当時参議院議員だった山本太郎がたった1人で立ち上げまして。4月に立ち上げたんですけれども、7月の参議院選挙で山本太郎は残念ながら落選したんですけれども、舩後(靖彦)、木村(英子)両参議院議員、お二人とも重度障害、難病を抱えた議員でありますけれども、特定枠という制度を使って2議席を取ることができました。そしてその後、翌年の衆議院選挙で3人、そしてまた去年の参議院選挙で3人と計現在8名の国会議員を擁する政党になりました。まだまだ数が少ないものですから、いろいろ国会でもお騒がせをすることも多く、なかなか数の力が足りないのでですね。しかし一方で今の国会を見ておりますと、本当にとんでもない悪法が次々と通ってしまっている。しかも野党もですね、抵抗はしているように見えますけど、我々からすれば本気で闘っているとは思えない。昔の野党はもっとあらゆる手段を使って何としても法案を阻止するために頑張り、そして実際に阻止した例もあるわけです。昨日ですか、通ってしまった入管法などもですね、2年前は廃案に追い込むことができたわけですけれども、今回は通ってしまったということで。我々少数政党でございますので、できること限られ、ちょっと行き過ぎだような面も見えたかもしれませんけど、しかし、我々なりの精一杯の抵抗で何としても止めたい、そして我々がただパフォーマンスでやったということではなくてですね、事前に野党の皆さんにもそれぞれ呼びかけて一緒にやりましょうということを呼びかけていましたけれども、結局はいつも通りの形で押し切られて通ってしまってるという状況でございますので。我々としては引き続き、体を張ってでもですね、断固としてこの悪法は止めていきたいとそういう姿勢で闘っていきたいと思います。

しかし一方で、やっぱり数が増えることが国会では大事でございますので、そのためには次の衆議院選挙が極めて重要になります。現在、衆議院議員は3名ですけれども、少なくとも倍増以上の議席は確保したいという目標を立ててですね、今、全国に候補者を擁立しております。まだ発表はしておりませんけれども、もう発表をすぐの段階というところまで来ておりまして。またこの岩手県ではですね、なかなか具体名までは申し上げられませんし、擁立できるとも申せる状況では残念ながらありませんけれども、しかし岩手はね、鈴木財務大臣のお膝元、岩手2区などはね、本当はぜひ出したい。れいわにとってこの財務省というのは消費税を…、消費税廃止を一番に訴えている政党でありますし、我々積極財政という考え方でまだまだ国債を発行してもいいんだという考え方でありますけれども、財務省はその真逆の緊縮財政と、国債は借金だと。我々は国債は決して国民の借金ではないということを申し上げてますが、まさにその真逆を行い、そして世論誘導を行っているのが財務省でありますので。その大本である鈴木財務大臣には本当はしっかり闘いたいという思いは強くあります。そういった中で、候補者発表の段階にはまだ至っておりません。しかし、最低でもですね、この東北ブロックという単位で考えれば、必ず候補者は擁立をしてこの衆議院選挙を戦っていきたいと考えております。そうした中で衆議院選挙がいつあるかわからないので、今日これからご紹介する2人の選挙とも本当に重なってしまう可能性もあるわけですが、しかし地方選挙は地方選挙でこれ非常に重要でございますので。この地方議員もですね、れいわ新選組はこれまで国政政党で地方議員いなかったんですけれども、4月の統一地方選挙で39人の公認候補が当選を致しました。

その統一地方選とは別の選挙で既に当選していたり最近当選した人も含めるとですね、さらに9名おりまして合計48名の地方議員が今いるという状況でございます。で、さらに今日、岩手県で2人、それから昨日宮城で1人、それから福島で3人の地方議員の公認をしており、発表をしておりますので、ぜひ全員当選をさせてですね、さらに党勢を拡大していきたいという風に考えております。はい。それではですね、この後はそれぞれの候補予定者から決意を述べていただきますが、まず最初に、もうすぐですね、6月25日の岩手県の紫波町の町議会選挙に、立候補予定の村上みさとから決意を申し上げます。じゃあ村上さん、お願いします。

村上みさと:
れいわ新選組より紫波町議会議員選挙に立候補致します、村上みさとと申します。よろしくお願い致します。着座にて失礼致します。私は高校生から3歳児まで6人の子育てをしながら介護福祉士、ケアマネージャーとして働いてきました。4年前、育児休暇中に多発圧迫骨折になり、一時、寝たきり状態になりました。そのときに観た山本太郎代表の、「死にたくなるような世の中はやめたい」「生きててくれよ」という街宣動画に生きる希望を得ました。そして政治が本気を出せば社会は変えられるということにも気がつきました。30年の不況によって地方はどんどん衰退しています。町を歩けば空き家がたくさんあります。道路も穴ぼこで線はどこに引いてあるかわかりません。商店街もかつての活気はなく、農業も生産コストが高騰し担い手不足も深刻です。地方には課題が山積しています。経済政策の転換を図り、積極財政で地方の景気も良くしていきたい。町を歩いていて、農家さんはやはり「農業はやればやるほど赤字になる」とおっしゃっていましたし、出会った80代の高齢の男性からは、「今年は体力に自信がなくて夏を乗り切れるか不安だ。だけども年金は月6万円なのでクーラーを買うことが難しいかもしれない」という声も聞いてきました。一人ひとりが明日の不安なく生活できる世の中にしていきたい。れいわの経済政策を岩手でも拡げ、地方から国を揺らしていく決意です。

私、村上みさとのキャッチコピーは「チェンジ!!みんなの声が届く町政に!」です。一人ひとりの声が届く町政への転換を目指しています。紫波町で子育てをする中で、法律の運用が自治体によって差があることで紫波町の子が支援を受けられないという経験をしました。そのことを一保護者として声を上げましたが、全く聞き入れてもらえず、為す術がありませんでした。声を上げても無駄なんだ、聞いてもらえないのなら声を上げても仕方がないのではないか、そう思って諦めかけた頃、紫波町の母子が無理心中を図ったというニュースを目にしました。私自身、声が届かず絶望した経験があり、そのときにふとよぎったことがあるので、この出来事が他人事とは思えませんでした。そしてやはり死にたくなるような社会はやめたい、生きててよかったと思える社会で生きていたい、そう思い、声が届く町政に転換するために立ち上がりました。4年前、紫波町議会議員選挙があったことも、誰が当選したかも知りませんでした。自分や家族が当事者になったことや困ったときにその時そのことに寄り添ってくれて、調べてくれて、議会で正してくれる議員さんの姿を見て、誰が町議になっても同じではないということを痛感しました。そして自治体選挙は私たちの生活に密着しているということもわかりました。紫波町民にとって本当に利益になるのか?という視点を常に持ち、町民が主人公、町民が主体となる町政に変えていきたいと思っております。自分の足で町を歩き、一人ひとりの声を聞き、皆さんと一緒に解決していく。ケアマネージャーの経験を生かし、町をまるごとケアマネジメント!を実践していきます。ありがとうございました。

高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございました。続いては8月13日が投開票の予定になっております、盛岡市議会議員選挙に立候補予定のなわて とよこから決意を申し上げます。

なわて とよこ:
皆さん、こんにちは。本日はお忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。着座にて失礼致します。れいわ新選組公認候補、盛岡市議会議員に立候補を致します、なわて とよこと申します。私は高校を卒業してから30年以上、関東で暮らしてきました。なわてという名前は珍しいですが、紫波町出身です。私がれいわ新選組から立候補したきっかけは山本太郎代表の影響です。若い頃からほとんど政治に関心がなかった私ですが、3年前に知人から山本太郎さんのことを知り、YouTubeを観てとても感激しました。その後、両親の介護が必要になり岩手県に帰ってきましたが、最初に感じたことは地方の衰退です。関東在住のときにはあまり感じられませんでしたが、25年以上景気が悪いということは地方にとっては大打撃になるのだと思いました。代表の「政治は変えられる」、その言葉にとても共鳴し、盛岡市の子どもたちにこんな社会をバトンしてはいけないと、私自身のため、子どもたちのために変えなければならないと思い現在に至ります。

私は4つの公約を掲げております。ひとつ目は生活支援、賃金の見直しです。長引く不況、そしてコロナと戦争による物価高で私たちの生活はどんどん逼迫しています。まずは非正規雇用公務員の時給を1500円に引き上げ、原則無期限雇用を目指します。生活支援として空き家を盛岡市が借り上げ、住まいを必要とする方々に提供する仕組みを目指して参ります。2つ目は子育て支援です。18歳まで子どもの医療費を無償化、保育園から大学まで学費の無償化、給食費を完全無償化、1歳までオムツを無償化、小中学校に生理用品を無料で常備する環境を作って参ります。3つ目は農・畜産政策です。農業者の高齢化や担い手不足が進行しており、農地面積の減少や生産力の低下という問題があります。市の支援で第一次産業の後継者育成を目指して参ります。4つ目は介護・保育に関しての政策です。私は15年ほど介護士として従事してきました。他の産業と比べ、年収が100万円以上低い状況です。介護という仕事は大事な命をお預かりしています。ですがその仕事に見合った報酬ではなく、東北は関東に比べて賃金がもっと低く、若い方は退職される方が多いです。保育に関しても保育園の配置基準の改善が必要な状況です。介護・保育の早急な処遇改善と労働環境の改善に取り組みたいと思っております。ありがとうございました。

高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございました。れいわ新選組はですね、他の政党と違って既存の団体とかですね、そういった宗教法人とか、そういったのがバックにいない政党でございます。本当に一人ひとりの市民の皆さん、ボランティアの皆さんに支えていただいて8議席まできました。この岩手でもですね、「サポーターズ岩手」というですね、大変素晴らしいボランティアチームがありまして、その皆さんがこれまで支えてきてくださってますけれども。今後はですね、ぜひ党本部とそういう、勝手連って言ってるんですがボランティア、いろんなチームが全国にたくさんあってですね、もちろん、そういうチームにも入らずに個人で応援してくださってる方もたくさんいるんですけど。そういった、地方のそうやって頑張って応援してくださってる方とのパイプ役をですね、ぜひこの地方議員さんに担っていただきたいと。他の党だと支部とか県連というのが大体あるわけですけど、れいわの場合は現在はございませんが、いずれはそういう、名前はどうするか別にして、そういう組織を作っていきたいと。その中心に地方議員さんになっていただきたいということなので、何としてもこの岩手県ではですね、お2人に通っていただきたいと。そして加えて言うとですね、2人、今日は女性なんですけど、やっぱり女性の議員を増やしたいというのは、もう、れいわもずっと悲願でございまして。現在いる48名の地方議員のうち半数近く、4割強がですね、女性議員であります。今回、2人が通っていただくとですね、だいぶ5割に近づくということになりますので。あと福島でも1人、女性の候補が立候補してくれますので。そういう意味ではですね、女性の比率が高くなっていくと。5割に近づいていくという意味でもですね、この2人には何としても通ってほしいと思っておりまして、党を挙げて全力で応援をすると。山本太郎代表も近々ですね、この岩手入りしてですね、ぜひこの2人を応援したいと申しておりますので、党を挙げて全力で応援したいと思います。はい。それではここからは、記者の皆さんからのご質問をお受けしたいと思います。挙手いただいたらマイクをお持ち致しますので。ちょっと党で配信してるもんですから、マイクで質問していただけると助かります。すみません。ご質問のある方どうぞ。じゃあ、どうぞ。じゃあ、いいですか。はい。

記者:
朝日新聞と申します。まず、岩手県内で公認候補を立てられるのは初めてということでよろしいですか? その確認。

高井たかし幹事長:
はい。初めてです。

記者:
先ほど、冒頭におっしゃったことと重複があるかもしれませんが、改めて公認候補を立てる目的について教えていただけますでしょうか。

高井たかし幹事長:
はい。さっき申し上げなかったことで言うと、というか、そっちのほうが大事だと思うんですけど。実はれいわの政策っていうのはやっぱりすごく困った人々、市民の皆さん一人ひとりに寄り添った政策というのを国政でも掲げてます。でもそれって実は実際に実現していくのは地方議員さんのほうが実現できることが多くて。例えば生活保護を受けたくても受けられないとか。どうやって受けていいかわかんないみたいな方を今、代表自らが東京ではそういったボランティア支援とかをやってますけど、そういったことも、やはり地方議員さんがやっていただくほうが、より良いですし。そういう意味ではれいわの政策そのものが地方議員さんを増やしてこそできる政策であるというのが大きなひとつの理由です。2つ目の理由は先ほど申し上げましたけれども、やはり衆議院選挙、あるいは参議院選挙、国政選挙を戦う上においてもですね、地方議員の存在というのは非常に重要で。特にボランティアさんに支えていただいている政党ですので、ボランティアさんとのパイプ役を担っていただけるというのは大変貴重な存在でありますので。れいわの今後の党勢拡大、そしてれいわが掲げている政策を実現するためにも、地方議員を増やすということは、もう絶対必要だとそういう風に考えております。どうぞ。

記者:
ありがとうございます。今の流れで、すいません、ひとつだけ。ボランティアさんがいらっしゃるということですが、党内の政党の組織としては今現状はないということでしょうか? 総支部的な、と言いますか。

高井たかし幹事長:
そうですね。支部とか県連といったものはあえて作ってこなかったので無いんですけれども。これからはだんだん大きくなって、地方議員も増えてきましたので、何らかの形で組織、他の政党のようにこうかっちりとした組織を作るとまた、れいわらしさ、ボランティアさん主体の政党でなくなってしまってもいけませんので、そこは今かなり党内で真剣に議論してるとこなんですけども。やっぱりボランティアさんの力が一番発揮できるような組織をどうやって作っていくか、そこに地方議員さんも絡めて参加していただいて、どうやって作っていくかというのは、今まさに今現在検討しているところでございます。はい。ありがとうございます。私だけじゃなくて候補者にもぜひ聞いていただけたらと思いますが。他にご質問ある方。じゃあ、さっきね、はい。じゃあ、マイク伸びます? そこまで。すいません。恐縮です。

記者:
IBC岩手放送といいます。よろしくお願いします。聞き落としたので確認をさせていただきたいんですが。今、地方議員の方、48人で、福島と宮城でも発表されたということですが、今日のなわてさんと村上さん合わせると、もし全員当選すると地方議員は五十何人になるんでしょう? 

高井たかし幹事長:
すいません、はい。もう一度言いますと福島で3人、それから宮城で1人、岩手で2人なんで6ですかね? 48プラス6だから54ですかね? 全員当選しますと54名ということになります。

記者:
はい。ありがとうございます。あとできれば、その選挙に絡んでですね、市議選であれば市長選があるんですけど、今、現職と新人立ってるんですけど、市長選とは何か関わりを持つかどうかっていうのをまずお聞きしたいですが。何か一緒にマイクを握るとかですね、それとも市議選は市議選で、皆さんの、なわてさんが掲げた政策を訴えるので特に市長選とは何か関わったりするということはないかどうか、そこを教えていただけますか。

高井たかし幹事長:
まず党からお答えして、個人であれば答えてください。党としてはですね、盛岡市長選については特段推薦とか、そういったことは考えておりません。今後もし依頼もないので考えてませんけれども、もし推薦依頼とかくればですね、検討することはありますが、基本的にはあんまり市長選挙については、積極的に関わっていくという方針ではないので、もしなわてさんが何か個人的に今までお世話になっているとか、そういうのがあれば別に応援してもらっても構わないので何かあればどうぞ。

なわて とよこ:
今のところ、特に考えてはいないんですけど、またお互いに何か私がこうできることがあれば応援は入りたいかなと思います。はい。

記者:
ありがとうございます。あとですね、近いところ、衆院選等の話もありましたが、地方選挙では知事選と県議選もあるんですけど。知事選とは党としてどう関わるかっていうのと、地方議員っていうので言えば市町村議員もそうなんですけど、県議もいるのでその点は今後検討があるのかどうかも教えていただけますか? 

高井たかし幹事長:
はい。まず知事選はそうですね、もう市長選と同じく、なかなか大きな選挙というか、まぁまぁ特段の依頼があればですね、また検討しますし、おそらく政党もいろいろ絡んでの選挙になると思うので、依頼があれば検討しますけど、現時点では全く何も検討しておりません。依頼もございません。それから県議選はですね、実は福島や宮城でも同じように聞かれたんですけれども、確かに重要な選挙ではあるんですけれども、ただ残念ながら今のれいわの実力だとですね、なかなか県議選は厳しくてですね。というのは定数がやっぱり少ない。盛岡市議選なら38ですけどね。県議選だと急に10いくつとかかなり少なくなると思うんで、そうなるとやはり結構大きな政党でないと、なかなか1議席も難しいと。それは実際に4月の統一地方選のときに我々、県議選やあと政令市の選挙にも挑戦したんですけど残念ながら結果が出せませんでしたので。そこからいくとちょっと県議は…。よっぽど良い候補がいてですね、ご自身でも元々票を持っているというような良い候補がいれば出さないことはもちろんないんですけど、現時点で具体的な名前がいて、出そうということではない、なってないです。

記者:
わかりました。あともう一点だけ、すいません。最初にお話もあった衆院選の件なんですけれども、今のところ意中のというか、どなたかっていうのを絞り込みはできてないけれども最低でも東北においては比例で、もしくは、さらに人選が進めば、岩手の岩手1区、2区、3区と3つの小選挙区ありますけれども2区には出したいという意向は、それは幹事長だけではなく党本部が意向として持っているという理解で良いかどうか。

高井たかし幹事長:
そうですね。まず具体的な候補者はまだいないんですけども。東北全体でいけばもちろんおります。で、必ず立てたいと、最低1人は立てたいということですが。岩手県ということでいえばまだ残念ながら具体名はありませんけど。ただ考え方としてですね、やはりれいわの政策を実現するために、そして障害となっている方のところにはですね、もう積極的に立てていこうと。それはもう自民党だけじゃなくて他の野党に対してもですね、我々の政策と真逆なことを訴えているような、実行してるような政治家のもとにはですね、立てていこうという方針がありますので。そういう意味では岩手でいえば岩手2区がそこに該当するかなということでございます。

記者:
党本部として、

高井たかし幹事長:
そうですね。

記者:
ではないっていう? 

高井たかし幹事長:
え? 党本部として? でも別に山本代表とも、あるいは党幹部とそういう話をしながら。

記者:
あぁ、なるほど。

高井たかし幹事長:
はい。擁立作業を進めています。はい。

記者:
ありがとうございます。

高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございます。はい。じゃあ、どうぞ。

記者:
岩手めんこいテレビと申します。公認に至るまでの経緯で確認したかったんですけども。どれくらいの応募があって、どういった経緯でこの公認に至ったのかっていうのをまず教えていただければと思います。

高井たかし幹事長:
はい。応募はもう全国で言えば相当数、もうちょっと数えられないくらいの数が上がってきておりまして。その中で岩手県でも、岩手、何人いたかな。少なくとも2桁以上の応募があってですね。そうした中で面接を重ねて公認に至ったということでございます。はい。よろしいですか。

記者:
今後、他の自治体の議員選挙でも立てる予定っていうのはありますか?

高井たかし幹事長:
岩手県でですか? 

記者:
岩手県ですね。

高井たかし幹事長:
そうですね、岩手県で今のところ具体的に名前が挙がってる人はいないです。はい。

記者:
市町村レベルでも? 

高井たかし幹事長:
市町村レベルでも、はい。他の福島県なんかはいて、記者会見でお答えしたんですけど岩手ではまだいないです。はい。

記者:
わかりました。ありがとうございます。

高井たかし幹事長
はい。ありがとうございます。はい。その他いかがでしょうか。ぜひよかったら、候補者にも決意を聞いていただけたらと思うんですけど、いかがでしょう。紫波町は選挙になるかどうかみたいな情報は皆さんのほうであるんですか? 関係ないですか? はい。あとね、盛岡市議選は本当に県都の選挙でありますし。我々もやはり県庁所在地、さっき言ったように県議選とか実は政令市はなかなか厳しくて、仙台市も出すんですけどなかなか苦戦する、激戦だろうなと思ってるんですけど。県庁所在地はですね、ぜひともこれは勝ちたいと思ってまして。残念ながら秋田市では負けてしまったんですけど、これは本当に残念だったんですが。そういう意味でもこの盛岡市は何としても勝ちたいと思っております。いかがでしょうか。ご質問。よろしいですか。じゃ、はい。すいません。ありがとうございました。

それでは最後にもうひと言だけ、我々から決意を申し上げて終わりたいと思います。今、もう言っちゃったんですけど。はい。でもですね、やはり地方議員の存在がこれからのれいわ新選組、本当に正念場で、この次の衆議院選挙でどれだけ増やせるかが党の命運がかかってると言ってもいい。そしてそれは党だけじゃなくて、この日本にとっても極めて重要な局面だと思ってます。そういった中でそこに先駆けてあるこの地方選挙、大変重要な2つの選挙だと思ってますので、党を挙げて全力で戦っていきたいと思ってます。2人、女性候補をね、やはり増やしたいという思いもありますので何としても2人には通っていただきたいと思っております。それでは最後、一言ずつ決意をお願いします。

村上みさと:
私が政治活動をすることについて、議員という地位に就きたいのではなく、れいわの地方議員になって一人ひとりの目の前の生活の安定を図りつつ、沈みゆく日本、戦争への流れを止めたいと思っています。入管法の改悪、あとは軍需産業強化法案、マイナンバーなど数々の悪法が今、通っています。与党も野党も茶番の大政翼賛状態で「新しい戦前」という表現が現実味を帯びているのではないかと感じています。私は病院勤務が長かったんですけれども、戦争を体験した患者さんの声をたくさん聞いてきました。シベリア抑留から帰ってきた方、あとは生徒さんを戦地に送ってしまって後悔している先生。防空壕の中できょうだいで過ごして、空襲警報が終わった後にみんなで童謡を歌いながら、岩手山を眺めながら出てきたんだっていうお話をされた方もいらっしゃいます。日本は旧敵国条項の足枷があります。食料自給率もとても低いです。経済的にもそういう不安定な状態になると、かなり経済も不安定な状況に陥ります。町で出会ったおじいさんがですね、「人間は平等、公平でなければ平和は来ない、持ちつ持たれつ助け合っていくのが本当の姿なんだ」っていうことを私に教えてくれました。今の日本は憲法さえ守れていません。政治活動をしていると冷たい目で見られることもあります。でも、それでもいいから私の活動を通して、その先にある日本の現状に目を向けてほしい。そのためにまずは目の前の選挙を頑張っていきたいと思っております。ありがとうございました。

なわて とよこ:
現在、日本は軍事拡大といい、戦争の準備をしているように思えます。戦争は絶対に反対します。そして自己責任という社会を変え、一人ひとりを大切にする社会、政治を私はつくりたいと思っております。ありがとうございました。

高井たかし幹事長:
はい。それでは、れいわ新選組の記者会見、これで終わらせていただきます。どうもお時間いただき、ありがとうございました。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

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