高井たかし幹事長:
はい。それでは、ただ今よりれいわ新選組の大阪府庁をお借りしての記者会見、ただ今より始めさせていただきます。私、幹事長の高井たかしと申します。どうぞよろしくお願い致します。今日はですね、衆議院選挙と地方選挙の候補者をそれぞれ1名ずつご紹介、発表させていただきたいと思います。まず地方選挙でございますが、9月の17日告示、そして24日投開票の東大阪市議会議員選挙に立候補を予定しております、いとう ゆうきと今日は一緒に参りました。まず私のほうから少しお話をして、その後、いとう候補から決意を述べていただいて、その後、記者の皆さんとご質問に答えたいと思います。そしてそれが終わったら次に衆議院選挙の候補者に移りたいと思います。
まずですね、れいわ新選組は4年前、4年ちょっと前にですね、山本太郎代表がですね、たった1人で立ち上げた政党でございますが、現在国会議員8名、そして地方議員は50名を擁するまでになりました。さらにですね、今後、地方議員の数を増やしていきたいということで今回、東大阪市議会議員選挙にチャレンジしてくれる、いとう ゆうきと一緒に参りましたけれども。とりわけですね、この大阪は維新が大変今も強い力を持っていて、今回のこの大阪、東大阪市議会、現在8名現職がおられて、前回見たら上位3人が維新という選挙区、そして今回さらに情報によりますと倍増の15名程度ですね、立候補を予定していると聞いております。我々はですね、れいわ新選組はもう維新とは真逆の政策、維新の政策を進めていてはこの国は壊れてしまうと、そしてこの大阪、東大阪市も大変なことになると、そういう考えでありますので、何としてもですね、この維新の勢いを止めると、そのためにもこのいとう ゆうきには何としても勝ってもらわなければならないと、そう考えております。それでは候補者本人、いとう ゆうきのほうから決意を申し上げてさせていただきます。
いとう ゆうき:
はじめまして。9月24日投開票、東大阪市市会議員選挙、れいわ新選組公認の候補者いとう ゆうきと申します。なにぶん、こういった機会も初めてなもんですから大変緊張しております。この格好なんですけども、普段この格好で活動しておりまして、ピンクのポロシャツ、いがぐり頭に芋団子みたいな顔って言われてますけれども、この格好で普段、東大阪のほうで活動をしております。4月から東大阪市の宝持1-2-19番地に事務所を構えまして、れいわ新選組の理念、誰もが生きててよかったと思える社会の実現を目指しまして、草の根で活動しております。日々街頭に立ちましたり、あるいは街中を歩いてですね、東大阪市民の皆さまの声をお聞きして参りました。
私が最も訴えたいことは突き詰めますとひとつです。それはこれだけ世の中経済の状況が悪いんですから、まず公が支出して必要なところに予算をつけましょう。つまり積極財政への転換。経済状況が今、悪いんですから、民間が儲かってません。民間にお金を出す力が弱くなってます。そんなときに公まで支出を削減していったら、この世の中に一体誰がお金を出すのか。誰も出せない。そうしますと、ただただ経済が閉塞、縮小していくと。それはもう我々、目の当たりにしてきたこの四半世紀、25年以上にわたって目の前にあるこの経済の実際です。積極財政への転換が必要。
それで、積極財政に転換して何を行うべきか、それは私は言いたいのは大きく2つです。ひとつは、ひとつ目は防災対策の強化。これが一点目です。私、現在はサラリーマンを勤めておりますけども、元々最初の職業は任期制の自衛官でございまして、陸上自衛隊に任期4年おりました。元自衛官の経験も生かして、防災対策の強化に取り組みたいと思っています。昨今ですね、やっぱり無駄、無駄、無駄の削減という名のもとに、本当は必要なインフラの整備であったりとか、あるいは公共事業っていうのは軒並み削減の方向でされてきました。しかし近年ですね、毎年のように台風であるとか大雨で河川の氾濫であったり土砂崩れという災害が発生して、そして被害が出てるというのが実際のところでありまして、このような事態が東大阪でも発生しないようにするために、防災対策の強化が必要と思います。有事を想定して余裕のある備えを行っていくっていうのは防災対策の基本かと思います。防災対策を強化して命を守る、これがひとつ目です。
そして、もうひとつが社会保障の拡充。生活は憲法に保障された権利です。で、これだけ何でも物の値段ばっかりが上がりまして、そして給料は上がらない。あるいは年金はもう減らされてるという状況で、どなたにとっても生活が厳しくなってる、苦しくなってるっていうのはもう皆さん意見の一致するところだと思うんですけれども。それにもかかわらず71兆円、過去史上最高の税収が上がってる。今、国民から搾り取ってる場合じゃありません。そして私が活動しております、東大阪市の場合もですね、財政調整基金といいます。ま、いわゆる市政の貯金のような基金。こちらが167億円ほど積み上がってる。今、この状況で、公がお金を溜め込んどくという必要性は全くないと私は考えております。それを支出して社会保障を拡充して、暮らしを守っていかなければなりません。最も訴えたいことは積極財政への転換。積極財政へ転換して、防災対策の強化と社会保障の拡充を行う。私のキャッチフレーズは「守る!変える!東大阪。」ということをキャッチフレーズにして活動しております。何を守るのか? 先ほど言いました。まず命を守る。防災対策。そして暮らしを守る。生活保障。そして、守るために変える。積極財政へ経済政策を変えていく必要があります。東大阪から先駆けたい。誰もが生きててよかったと思える社会の実現を目指します。れいわ新選組東大阪市のいとう ゆうきでした。ありがとうございます。
高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございました。それでは、記者の皆さんからのご質問を受けたいと思います。マイクを回しますので、質問のある方は挙手をお願い致します。あ、じゃあ、どうぞ。
記者:
産経新聞と申します。まず今回、東大阪という自治体を選ばれた、そのあたりのちょっと経緯をお願いできますでしょうか。
いとう ゆうき:
はい。私、生まれ自体は三重県亀山市ではあるんですけれども、仕事の縁がありまして東大阪に来まして、もう住んで8年になります。やはり実際自分が住んでいるこの街から変えていきたいと、そういうつもりでここで立った次第です。
記者:
市政の課題というところを、お感じのところをお願いします。
いとう ゆうき:
やはり東大阪も元々多様な市でもありまして、外国籍の方でお住まいになられてる方もたくさんいます。多様な町なんですが。昨今、やはりこの経済的に困窮しているところから、どうしてもそういった自分と違うところに対して排外的な目が向けられたりとか、いわゆるヘイトスピーチというような問題も起こってまして。元々せっかく多様な街であるところですから、もっと多様性を尊重した取り組みを行っていきたいという風に思ってます。
高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございます。大阪はですね、なかなかやはり維新の影響も大きく、それから政令市はれいわ新選組はなかなかこの規模の政党ですと勝利が難しくてですね、現在は豊中市で1名の議員がおりますけれども。ぜひですね、この東大阪市は十分、れいわの基礎票もある選挙区でございますので、何としても通ってほしいと思ってます。はい。その他いかがでしょうか。党全体への質問でも構いませんけれども。あ、市政への課題? じゃどうぞ、どうぞ。はい。はい。
いとう ゆうき:
はい。すいません。市政の課題、もう一点なんですけど。もう皆さんご存じの通り、朝ドラでもやってましたけれども、東大阪というのはもちろん町工場、有名な町でして、当然、町工場で中小・零細の工場多いです。あるいはその工場だけじゃなくて、商店街っていうのもですね、特に瓢箪山行きましたら、瓢箪山駅前の商店街というのが非常に活発な商店がありまして、今でもちゃんと活発な商店街、健在してるっていうのが東大阪なんですね。工場もあります、商店もあります。いずれにしても小さな規模で営まれてるご商売、事業になります。それに対して、やはりこの10月から強行的に進められようとしてるインボイスですね。で、私もいろんなところでお話ししまして、お聞きしまして、実際ご商売をされてる方であってもこれよくわからないんだと、インボイスがいまだに私もよくわからないとおっしゃる。要は困惑してるというお声をたくさん聞いてます。要は、これを実施する側が甚だしく説明が不足している。そして私たちの言い分からしますと、実質的なこの中小・零細事業者に対する増税に他ならない、インボイス。これで非常にお困りになってる小さな規模で事業されてる方がたくさんいらっしゃるというのがひとつ問題もあると思います。はい。ありがとうございます。
高井たかし幹事長:
はい。その他いかがでしょうか。ございませんですか? じゃあ最後に一言ずつ話をして次、衆議院のほうに行きたいと思います。先ほど申し上げました通り、維新が大変勢いが強くなっている、これは国政もそうですけど地方政治でもそうで。そしてまた国政の勢いを止める面でもですね、この地方選挙、大変重要だと思ってます。れいわ新選組、なかなか統一地方選では苦戦をした大阪でありますけれども、この統一地方選からずれたこの東大阪の選挙はですね、もう本当に総力を挙げて何としても1議席、いとうさんには必ず勝ってもらいたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。じゃあ、いとうさんお願いします。
いとう ゆうき:
ありがとうございます。東大阪の街中を歩いてたくさんの声を聞きました。本当に今でももうギリギリで生活してらっしゃるという貧困の問題、たくさんあります。特に独居のご高齢の方、本当に明日のお米にも困ってる方もたくさんいます。この耳で聞きましたし、この目で見てきました。本当に今、行政がお金溜め込んでおく必要はなくて、それを支出するということを必ずやっていきたいという風に思って活動していきます。自衛隊で鍛えた根性と、それかられいわ新選組、初めて関わった、ボランティア関わったときは、やはた愛さんの事務所の門を叩きました。やはたさんのところの根性とこの根性で、9月まで駆け抜けていきたいと思います。ありがとうございます。
高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございました。それでは、いとう ゆうき候補の記者会見は以上で終わります。
高井たかし幹事長:
それでは続いて、衆議院選挙の候補者を紹介したいと思います。じゃあどうぞ。はい。もうすっかりおなじみかと思いますけれども、やはた愛候補でございます。2年前の衆議院選とそして昨年の参議院選、れいわ新選組公認で戦ってくれました。3度目の正直ということで、何としてもここ大阪1区から立候補で公認を決定しておりますので。それでは、やはたさんのほうから決意をお願いします。
やはた愛:
はい。皆さん、こんにちは。次期衆議院選挙、大阪1区でれいわ新選組から立候補致します、やはた愛と申します。私は2021年の衆議院選挙のときに比例単独ということで回って近畿ブロックの中でれいわの比例票をかき集めるという役割でした。でも一番最初は大阪1区で擁立をされていたんですね。でもその中で、やはり小選挙区で立つということは、そこで勝ち抜かないと意味がないと思ってましたから。でも情勢調べると、ちょっとこれは厳しそうだと。それだったら野党で票を割るんではなくて私はじゃあその私の思いを他の政党の方に預けて、私はれいわの票を拡げようということで選挙区を降りました。で、そのおかげでか、おかげでじゃないか、わかんないですけども1議席なんとか近畿ブロックでもぎ取ることができたので私は後悔していないです。で、昨年の2022年は参議院選挙、大阪選挙区で手を挙げさせていただきました。11万票を超える票の支持をいただいたんですが、やはり現職の壁は厚くてですね、ゼロ打ちで現職が当選という非常に悔しい思いを致しました。で、その後はれいわ新選組としては、もうやっぱり地元というか地方から固めていこうという方針になりましたので、私も役に立ちたいという思いから、れいわ新選組の統一地方選挙選対副本部長として近畿ブロックで1人でも多くの議員を輩出するために仕事をして参りました。
そしてその選挙が終わった後に私の事務所にですね、電話とか手紙とかメールとかがね、たくさん届いたんですよ。何かというと、愛ちゃん、もうよう気持ちはわかったから、もう大阪じゃなくてもええねんでって書いてあったんです。で、何が言いたいかっていうと、維新が強過ぎるから、もうなんか、やはたさん頑張ってるけどもうそんな無理せんでいいでって。応援してくださってる方のほうがちょっと諦めモードになっちゃったんですよ。で、私、それ見た時にハッとして、これはあかんと。これ、これこそが思う壺だ。で、岸田さんがいつ解散するかわからないですけども、このままの流れでいくと絶対、自民党って議席落とすじゃないですか。で、世の中にはいろんな考え方の人がいますけども、やっぱり与党も野党も茶番だって思ってる人っていると思うんです。で、その人がどこに投票するかって言ったら、圧倒的に今の流れは維新です。で、私はれいわ新選組として、特にここ大阪でそうやって、もう与党もあかんし、野党もあかんな、じゃ維新にしとこかっていう票を1票でも2票でも奪い返しにいかないといけない。だからもう一度、私はここ大阪1区で、最後まで諦めずに立候補することを決意致しました。
で、そうですね。はい。で、そう。こうやってもう一度立つ、いろいろ考えたんですよ。大阪1区で厳しいとかも言われましたし。でもそんな私を奮い立たせてくれたのは、諦めそうになった皆さんの声なんです。なので私は最後まで諦めずにやっていきたい。そして課題はたくさんあります。やりたいこと、たくさんあるんですよ。まず30年にも及ぶこの不景気によってですね、賃金は下がりっぱなしで、その上で増税しようとしている。これ、とんでもない話です。私たちれいわ新選組、立ち上がった時から消費税は廃止、ずっと訴えてきました。この消費税廃止、そしてインボイス。インボイスも中止しないといけないし。ここ大阪、中小・零細企業で盛り上がってきたこの大阪がどんどんどんどん淘汰されていって、大企業ばかりの街並みになっていっています。しっかりと中小・零細企業も守っていかないといけないですし、フリーランスも守っていかないといけない。そして第一次産業。第一次産業を守っていく。もうこんなにも日本っていうのは四季が豊かで恵まれているのに海外のね、輸入に頼ってみたりとかして。で、自給率を上げていく。豊かな日本っていいますけども、豊かさっていうのは何なのかなって本当に日々考えます。とにかく、この日本を守る。これは私の政治活動の中で一番の軸となっています。日本を守るって言ったら外交の話ばっかりされるんですけど、やはり日本を守るということは、この国に生きる人々一人ひとりを守ることだと私は思っています。れいわ新選組で積極財政によって、一人ひとりの生活を豊かにしていく。皆さんの命と生活を保って守る政治を実現していきます。やはた愛にご注目ください。ありがとうございました。
高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございました。今ね、ご本人からもありましたけど、本当にこの昨年の参議院選の終わった後は地方選のね、選対副本部長も一番、地方選をもう面接からね、候補者の指導から全面的にやってくれた。本当に地方選でこれだけ50議席取れたのは、やはたさんのおかげと言ってもいい。
やはた愛:
ちょっと持ち上げ過ぎ。
高井たかし幹事長:
いや、いや、いや。
やはた愛:
大丈夫ですか。
高井たかし幹事長:
本当に大活躍をしてくれましたので。今度はね、衆議院選で思いっきり頑張っていただきたいと思います。はい。それでは記者の皆さんからのご質問を受けたいと思います。ご質問ある方、挙手をお願いします。はい。じゃあ、お願いします。
記者:
毎日新聞社と申します。やはた候補にお聞きしますけれども、今回の衆院選で最も訴えたい政策であったりとか、公約というんでしょうかね、それはどういったことになるんでしょうか。
やはた愛:
はい。まずもう一番はやっぱり経済政策なんですが。経済政策というのは党の一丁目一番地というか、とにかく消費税廃止だったりとかインボイス、増税反対というところだと思うんですが。私、個人的に早急にやらないといけないと思ってることは、やはり防災だと思っています。近い将来必ず来る、この災害に対してどう向き合っていくか。で、ここ全然、予算足りていないんです。で、やはりそれは今、私、この前、和歌山のほうにボランティア、災害ボランティア行ったんですけど、もう現場はNPO頼み。行政とNPOが話し合って一生懸命ボランティアをしてるんですけども。災害来て2週間も3週間も経ってるのに、独居老人の方とかって泥の中で寝てたりするんですよ。全然手が回っていないし、そのSOSも届かない。で、NPOにはやっぱり限界があるし。だからそこにもっともっと予算をかけて。で、海外っていうのは災害ボランティアっていう概念がないんですよね。やはり有償でしっかりとしたスペシャリストを育成して教育して、いろんな災害に対応できるようにしていく。やはり、私自身は名前はあれですけども、日本にも防災庁というものを作らないといけないと思っていて。これは本当に経済政策はもちろんなんですけども、災害来てしまって、もう本当にどうしようもないので、今からできる準備だと思いますので、しっかり、そこは防災の観点、ここ大阪も当然、そうですけども、力入れてやっていきたい。そういう意味で日本を守るという中に入れていきたいと思ってます。ありがとうございます。
記者:
1区で出馬するってことで、維新の井上議員っていう、ずっと連続して当選されてる議員さんいらっしゃって、ここに勝つためにどうするかっていうような問題が生じると思うんですけども。改めて維新のですね、政策の問題点だったりとか、やはたさんとしてはどういう風にお考えなのかについてちょっと教えてください。
やはた愛:
そうですね。維新さんは本当に、ね、身を切る改革って言ってますけども、誰の身を切ってるねんって私も街頭とかでね、よく言ってるんですが。すごくこう強い人しか生き残れないような政策だと私は思うんです。で、これが露呈されたのが、やはり新型コロナウイルスの到来だったと思うんですね。すごくあの時って大阪が全国でワースト一番人が亡くなられた。これに対して、私もうコロナって別に誰かがね、私は撒いたわけではないと思うんですけども。仕方のないことかもしれないけど、できるだけ本当は1人でもね、死なせちゃったらダメなんですけど。維新さんの議員たちって何言ってたかって言ったら「いや、でも高齢者なんですよ」とかって。高齢者やから仕方がないとか「高齢者施設は、もうちょっと医療パンクしてるから救急車呼ばないでください」みたいなことをおっしゃって。すごくそこに維新の悪さというかが詰まってると思うんです。年いってるから、しゃあないやんとか。でも人の命の重さって絶対ないわけですから、本当は1人でも死なせたらあかん。で、命のトリアージみたいなことも吉村知事おっしゃったときもありましたし、もう、そこに維新さんがやろうとしている政治、強い者しか残らない、自己責任。この経済の疲弊についてこれない企業は畳んでしまえばいいみたいなものを私は感じますので、一人ひとりの命とか、尊厳とか、人権が守られるような政治を目指すというところでは維新さんとは対極なんじゃないかなと思っております。
記者:
それと、すいません。前回戦、衆院選のときに直前でですね、1区からの立候補を降りられて、ちょっとびっくりしたんですけども。今回もですね、先ほどおっしゃったように情勢の動向次第ではですね、場合によってはちょっと比例票を集めるほうに専念してですね、小選挙区の立候補を降りるとか、なんかそういったことも視野に入れてらっしゃるのかについて教えてください。
やはた愛:
私がですか? 降りるわけないじゃないですか、そんなんもう。次は降りないですよ。だって戦う気ないじゃないですか。私が降りたところで結局、じゃあ、どれだけ票を集めはったんかなってみたけども全然だったし。やっぱり、これは私が闘わないといけないなと思ってます。結果を出したい、成績出したいというのもありますし。はい。闘う野党として、れいわ新選組として存在感を出していきたいと思っております。降りません。
記者:
もう一点だけすいません。高井幹事長にですけども。大阪の他の選挙区のほうの衆院選の候補者についてはですね、どのくらい立てたいとか、検討状況を教えてください。
高井たかし幹事長:
はい。現職の大石あきこ議員は、もう既に公認しております。それから先日、京都1区で安持(なるみ)さんという候補を公認して、今日がやはたさん。近畿ブロックでは3人目。で、大阪では2人目ですけど。もう1人〜2人できたら立てたいと思って今、候補者の選考中です。
記者:
可能な範囲で、どこの区とかですね。その辺の目処とか可能な範囲で教えてください。
高井たかし幹事長:
そこは、ちょっとまだ。はい。かなり確定的であれば少し喋ってもいいんですけど。本当にちょっとまだ選考中で複数の良い候補がいるので、その中で、どの人をどの選挙区から出すということは、今まさに調整中でございます。はい。ありがとうございます。はい。その他いかがでしょうか? ないですか? あ、ありがとうございます。どうぞ。
記者:
すいません。共同通信です。すごい事務的な確認になっちゃいますけど。前回の参院選とかでも一応、肩書きのところにタレントってついてたと思うんですけど、今も、なんかその肩書きとしてはタレントということになるんでしょうか?
やはた愛:
そうですね。引退をした覚えはないので、ぜひ。はい。書いといてください。ありがとうございます。
記者:
ありがとうございます。
高井たかし幹事長:
あ、今もタレント?
やはた愛:
え、知らなかったんですか?
高井たかし幹事長:
そうなんですか。すみません。
やはた愛:
あら。
高井たかし幹事長:
そうですか。はい。はい。その他いかがでしょうか? あんまり大阪だとあれなんですかね。野党共闘とか、他の県だと結構質問が出るんですけど、あんまり興味なさそうなんですね。
やはた愛:
みんなね、諦めモードにね、なってる。はい。
高井たかし幹事長:
じゃあ、どうぞ、どうぞ。マイクがいきます。
記者:
野党共闘の件、1区に特化してさっきお聞きしてしまったんですけど。大阪全般での野党共闘については、どういう考え方で良いのでしょうか?
高井たかし幹事長:
はい。まず1区は私からも、もう、やはたさんが調整するという余地は全くないと断言致します。その上で全体としてはですね、我々、全くしないと言うつもりはないんですけれども。前回の衆議院選のときはですね、本当に、それこそ、やはたさんも含めて4割の候補者を我々取り下げたんですけれども、結局、我々には何のメリットもない。我々が統一候補になったという選挙区は1個もありませんでした。そういうですね、もう一方的に我々が取り下げて。あのときは消費税5%という公約を全政党にやってもらうためにですね、取り下げたわけですけど。ところが、一番最後まで渋ってようやく5%に妥協した立憲民主党の(当時の)党首は、その後選挙が終わってから「あれは間違いだった」なんてことをですね、言ったりしてますので、そんなもう茶番なふざけた共闘にはですね、我々、与(くみ)するつもりは毛頭ないということであります。ただ、我々の出してる選挙区でですね、立憲さんが降ろしていただける、立憲に限らないんですけど、他の(政党も)降ろしていただく分にはですね、歓迎ですし、大阪1区だってまだ立憲は決まってないんですよね。であれば、他に京都1区もそうですし、それから沖縄4区ここも既に発表したところはですね、主要な野党がまだ候補者を擁立してないので我々出させて、こうして発表もさせていただきました。そういったところはですね、ぜひ降ろして、降ろすというか出さないでいただきたいし、そういった場合には他の選挙区で協力するという余地はあると思ってます。
記者:
具体的にすでに水面下で調整などされているのでしょうか?
高井たかし幹事長:
まぁあの、京都1区とか、沖縄4区なんかは水面下でそういう話もしてますし、大阪は今日はね、初めて発表なのでこれからになりますけれども。ただ、あまりなんか水面下でゴリゴリやるというよりはですね、自然な流れでというかですね、やはりそういう風にお互いがそうやって歩み寄っていく共闘であれば歓迎でありますけれども、一方的にこっちに降ろせというような共闘については全く応じるつもりはないという方針です。はい。その他いかがでしょうか。打倒維新への秘策とか、そんな質問でも。ないですか?
はい。じゃあ最後に一言ずつ。ぜひ打倒維新の決意も述べていただきたいと思いますが。はい。今日は本当にありがとうございました。もうやはたさんはもう誰が見てもですね、素晴らしい候補者、れいわが自信を持って公認する候補者で。そしてやはり今のやはたさん自身の言葉からもありましたけれども、維新のこの台頭というのはですね、これ本当に日本にとって大きな障害であると思います。それをやはり真っ向から対峙して止めてきたのが、そしてこれからも止めていくのがれいわ新選組でありますので、まさにその象徴である、この大阪の1区、この大阪の選挙区でやはた愛さんが勝つということがれいわ新選組にとっては大変重要な今後の党の命運をかけた重要な選挙になると思ってますので、全力でやはた愛候補を勝利に向けて全力を尽くしたいと思います。ありがとうございました。じゃ、やはたさんから最後お願いします。
やはた愛:
はい。幹事長からね、対維新みたいなこと言ってましたけど。もちろんその気持ちはあるんですが。私、もう綺麗事上等で言うんですけど、維新さんの中にもそして今の与党ですね、の中にももちろん公明党さんの中にも、やっぱ政治家を志した人っていう中にはきっとやっぱ心ある人は絶対いると思うんですよ。で、政党のしがらみとか、思想とかは別として、なんかやっぱ今の世の中おかしいよなってみんな絶対思ってるはずなんですね。これは有権者もそうですけど。なんかもう一回、みんなちょっと肩の力を抜いてもう一回いい日本作り直しませんかっていう思いがやっぱりあります。だから維新さんの、もちろん悪いとこも言うし、岸田政権の悪いことも言うんですけど、それじゃ、このままずっと野党で終わってしまうっていうのは私はちょっと違うと思うので、もう一回みんな心ある人一緒にもうやっていきたいなっていう思いがあります。どれだけ国の政治が腐っても、私たち一人ひとりの心っていうのは絶対腐ってはいけないし、私たちを応援してくださってる人たちもなんかこう、日本もう終わったなとか、大阪も維新ばっかりで終わりやとかって、もう愚民感を持つんじゃなくて、もう諦めずに最後まで一緒に歩んでいって、より良い世の中、死にたくなるような世の中ですが誰もが生きててよかったなって思える社会を一緒に実現していきましょう。私は大阪から国会へ行きます。ありがとうございました。
高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございました。それでは以上で、れいわ新選組の記者会見を終わります。今日はどうもありがとうございました。
やはた愛:
ありがとうございました。
※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。
※やはた愛は(大阪1区)から(東京13区)へ選挙区変更しました。詳しくは下記
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【大阪13区】東大阪市
https://www.soumu.go.jp/main_content/000853834.pdf
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