山本太郎:
大きな音で失礼をいたします。マイクを握っています私は参議院議員をやっておりました、山本太郎と申します。よろしくお願いします。
今から6年前、2013年東京選挙区から立候補した山本太郎。東京都民の皆さんから、66万を超える票を頂戴し、国会に送っていただきました。今回、山本太郎は東京選挙区からではなく、比例代表、2枚目の投票用紙、そこに「山本太郎」と、全国どこにお住まいの皆さんでも書いていただけるように、立候補しました。どうかお力を貸してください。
これまで山本太郎、小沢一郎さんとともにやって参りました。けれども、この春、ひとりで旗揚げを、旗揚げをしたんですね。れいわ新選組。れいわ新選組という団体を国会議員山本太郎ひとりで立ち上げた。どうして旗揚げが必要だったか? 皆さんにお聞きしたいんですけど、今、政治の場において緊張感を感じますか? いかがでしょう。
(聴衆:全くねーよ)
大きな声出したい、僕も。選挙戦後半なってきたら喉の調子が、羨ましい、その大きな声。「全くねーよ」という言葉がありました。国会の中、緊張感がない。与党側がやりたいこと全部やる。次々に。これの繰り返しが、この6年間。あまりにもひどい6年でしたよ。私が参議院の最前列で見てきたものは、残念ながらここに、足を止めて聞いてくださる皆さん、時間や用事が、用事の関係でこれを聞くこともなく歩かれる皆さん、今の政治の中からは、皆さんのことは目に入っていません。
残念ながら、コストとして捉えらえられてる。国会の中で、じゃあ、いったい何を話し合ってんだってことなんですけれども、その多くが金につながる話。金儲けにつながる話はどんどん前に進む。その一方で皆さんの生活や命や権利に関わる問題は、なかなか前に進まないという6年間でした。
でもこれ、総理大臣が2012年、第二次安倍政権始まって変わりましたよね。その最初、2013年の施政方針演説、私たちこういうことをやっていきます。そういうことを発表する場において、安倍総理が言った言葉、これに合致するんです。なんて言ったか? 世界で一番、企業が活躍できる国を目指す。世界で一番、企業が活躍できる国を目指す。おかげでどうなったか? 大企業、今や過去最高益。あのバブル超えてる。
その一方でこの国に暮らす人々どのような状況になったか?
厚生労働省調べ、国民生活基礎調査最新版。全世帯のうち生活が苦しいと言う人々57.7%。シングルマザー、生活が苦しいと答えた方8割を超える。どこに好景気きてるんですか? 企業のみ、大企業のみ、過去最高益、あのバブルを超えてて。一方でこの国に生きる多くの方々が、もう生活、地盤沈下、完全にしちゃってんですよ。20年以上続くデフレ、これによってひとりひとりの生活が削られ、ひとりひとりの人生が削られ続けた20年以上。そこに加えてこの6年間は、さらにこの国を切り売りし、あなたから搾り取るという政治しかおこなわれていないじゃないか。
こういう局面を迎えたとしても、政治に緊張感が生まれないっておかしくないですか? 圧倒的多数派です、現在の政権。野党は小数。いくらあがいたとしても、国会内のルール上、野党がいなくても話は進められるんです。審議を始めて採決までいける。強行すればそのようなことは可能。私は議論することは、議論を始める、議論の入り口に立つことは決して悪いことではない、逆にそれはやらなければいけないと考えている。けれども、その議論の中で例えば色んなとんでもない法案の中身があぶり出されたならば、その先は残された採決、その手前で実際に国会議員が少数派の野党が体を張ってでも止めるというような動きを見せることが、一番の緊張感を生む方法ではないかと思ってます。皆さんいかがお考えですか?
例えばです。昨年、最後の国会。そこで通された法案、入管法の改正。入管法の改正って何だっていったらものすごくシンプルにいうと、今よりも安い労働者、大量に生み出せっていうような法律。その大量の安い労働者はどこから持ってくるか? 海外ですよ。海外からこの国に生きる人々よりもより安い賃金で働けるような者たちを大量にこの国で、長期間働けるようにする。これによってどんな悲劇が生まれますか?
例えば技能実習生。技術を移転する、そんな建前だった、東南アジアの皆さん、日本の進んだ技術を学んで祖国にそれを持ち帰ってください。あなたたちの国の発展に役立てていただきたいから、という建前だったけど、結局は安い労働力を求める労働の調整弁でしかない。あまりにもひどいその労働環境の報告、いくつもされてますよね。例えば早朝から深夜まで働かされる。残業代70円程度、パスポートも携帯電話も取り上げられたりとか、数々の法令違反、該当するものあるけれども、取り締まりきれない。
アメリカの国務省からも国連からも、この奴隷労働的な扱いを止めろという趣旨の警告を何度もされてる。でもそれやめようとしない。どうして? 安い労働者いた方が企業助かるやんという話ですよ。外国から来た労働者も踏みつけて、その上にそれを大々的に長期的により大量にこの国に安い労働力を流しこむような法律が通ってしまえば、次に破壊されるのは何か?
もともとこの国に生きてきた人たちの労働環境も壊されるの当たり前ですよね。労働環境は悪い方に合わせられて、賃金は低い方に合わせられる、そんなことになったらこの国どうなるんですか? 外国から来た労働者と、もともとこの国に生きる人々の間で衝突起きないですか? 分断起きないですか? 外国の方々とこの国に生きる人々の衝突があったとしてもそれは解決する問題にならない。なぜならば、諸悪の根源はそのような事を決めた、そのような法律を通した者たちにあるからですよね。けれども当事者たちはそこに関しては意識はいかない。俺たちの仕事を奪うあの外国人が悪いとかっていうような空気になってったとしたら、足の引っ張り合いが今よりも加速していったら、今よりもこの世が地獄っていう状況に陥りますよ。今でさえ苦しい、今でさえこの国に生きてる人たちの労働環境、しっかり守れてますか? いかに長時間働かせるか、安く働かせるか、残業だとしてもそこに対する労働の対価支払われない、サービス残業。こんなこと当たり前のようにやってる。会社が潰れないように自分が職を失わないように、そこは仕方ないかと我慢をして働かれている方々もたくさんいらっしゃる。でもこれどんどん壊されていきますよ。今でさえ今でさえ、人間を踏みつけるような働き方さしてるじゃないですか? これって誰のためですか? それを求めてんの誰?
一番の諸悪の根源は、私、経団連、日本経済団体連合会だと思いますよ。先ほど話をした入管法、これを一番求めていたのも経団連。そして派遣法、これをどんどん解約することを求めていたのも経団連。最初に小さな穴を開けて、「特別な仕事だけですよ、特殊な仕事だけですよ」と言いながら、小泉竹中の時代に製造業まで開いた。その後も、派遣労働者がどんどん首が締まるような働き方で、解約をされていく。誰が得すんの? 非正規労働者、この国の働く人々の4割。半年後にクビにされても、文句言えない。いつまで続けられるかわからない。
そんな働き方、4割ですか? それで得するのは誰? それで首締まるの誰? それ決めたの誰? 政治ですよ。この国に生きる人たちの首が締まる。なんで首絞めんの? 企業側に利益を横流ししなきゃいけないからでしょ。一体どうして、そんな政治をおこなう? 現在の政治、政治権力、握っているのは自民党。その自民党に対して、組織票、企業献金、そういったもので後押しし続けているのが経団連も、そのうちのひとりですよ。
彼らは賢い。政治をコントロールすれば、より自分たちが儲けられるって事を知っている。だから、選挙に一生懸命。自分たちの代表者が、国会の中に多数入る。組織票や企業献金で自分たちの代弁者を国会に送る。それによって何ができる? 法律を変えられる、法律を作れる、それによって皆んなの首を絞めてきたんですよ。
じゃあ、全有権者、全有権者のうちの何割の票を持ってんだって話ですよ。自民党に集まってる票ってどれくらいなの? 全有権者の数でみたら3割程度ですよ。3割の有権者の支持を集めれば、何だってできるんですよ。例えば、大企業に対して儲けさせるために、働く人々というコストをカットさせるようなこと。先ほど私が話してきたことです。他にも、大企業にとってコストとしてもうひとつあるのが、税金ですよね。1990年には法人税50%近かったものが、今やもう20%に突入している。自分たちにより儲かるように、自分たちが利益をもっと増やすためには何をしたらいいか、政治をコントロールすればいいという、基本中の基本を彼らは愚直にやり続け、この国をコントロールし続け、ひとりひとりの首が締まっても致し方ないという考え方。これで、この国持ちますか?
力貸して欲しいんですよ。このコントロール権を大企業側から取り戻しましょうよ。そんなことできないと思う? 自分が一票投じたところで、そんなこと無理だと思う? あなたには力があるのに、それをもう忘れてしまってる? これまで生きてきた人生の中で自分は力がある。力を合わせれば、皆んなでやれるんだってことさえも、もう頭の中からは消えてしまってる? 当たり前です。あなたには価値があるのかないのかっていうこと、常にマウンティングされるような社会の中で、自分自身が、自信をもって生きるなんて難しいことですよね。あなたには力がある。あなたがいなきゃ始まんない。皆んなで力を合わせて、コントロール権、取り戻したいんですよ。力貸してくれませんか?
山本太郎、旗揚げした理由は何か? 小沢一郎さんとずっとやってきた。自分が1議席、自分が議員であり続けるための1議席を守るんだったら、私、小沢さんとは離れません。
そしてこの先20年、30年、ちゃんとした政治家になるために、永田町でのルール、その他必要なこと小沢さんの近くにいて、吸収できるだけ吸収したい。ステップバイステップで、政治家というキャリアを積み上げていくっていうことを考えれば、小沢さんの側で東京選挙区から出るのが普通。でもそれは選ばなかった、どうしてか?
私が1人前の政治家になる20年30年の時間を、この国が壊れていくスピードは待ってはくれないんですよ。私ひとりが、そんな自分のキャリアを考えて、ステップバイステップで進んでいったとしても、この国が壊れていくスピードは止まらないんですよ。だったら私の一議席を守る選挙じゃなくて、このややこしい1議席を、もっとややこしい議席、勢力に変えていくって事を、皆さんと一緒にこの選挙でやらせていただきたい。そのために旗揚げしたんですよ。旗揚げした理由、今言えばファンタジーのように聞こえるかもしれない。でも私はファンタジーを語るつもりはない。ひとりひとりが本当に力を合わせて横に拡がっていく。そういうことが実現した時には将来的に可能なことだと思って旗揚げをしました。何か?
政権取りたいんですよ。私以外に、私が思うような事を実現してくれるようなリーダーがいるんだったら、私は必死でお支えします。でもどうやらそうではないようなので、自分で旗を上げるしかなかった。
政権取りにいきたいんですよ。力貸してくれませんか? 政権取りたいって山本君、今回の参議院選挙で君のグループ10人しか人出してないよね。そうなんですよ、10人しか出せてないんです。その10人が全員受かったとしても、政権を取るっていうとこまではいきません。1回の選挙でそんなことはできません。けれども、1年以内には衆議院選挙があると言われてる。そして今から3年後には、参議院選挙があると言われてる。今回の選挙で私たちのグループから数多く当選させていただき、その中で徹底的に抗う、空気読まない、永田町の論理は無視、すべての判断基準はこの国に生きる人々のプラスになるかどうか、それで私は1年間一生懸命仕事をしていけば、次の衆議院選挙では人数増やせると思ってんです。1年以内に衆議院選挙。3年以内に参議院選挙。ステップ踏んでいけるじゃないですか。その間にしっかりと仕事をしていく。そうすることによって数は増やせると思ってます。
それだけじゃない、自民党の議員の中にも本当は、今トップが考えてることは自分には受け入れられない部分があるって人たちもいるんですよ。例えばTPP、2012年の冬の選挙の時にはTPP絶対反対という立場で選挙に挑んだ自民党。政権取ったら何しました? 大推進ですよ。アメリカがいなきゃならないっていうことを散々言っておきながら、アメリカが離れてもまだTPP。その後にアメリカとの二国間協議、TPPそしてそれプラス、アメリカからも直接食われるようなことを許し続けてるんですよ。この事に関しても本当は心の中では間違ってるって思ってる自民党議員もいます。けれども、それに間違ってるとは言えない。何故か? 選挙です。選挙の時に自分の党から公認をもらえなければ自分のキャリア終わっちゃうんですよ。組織票がなければ、グループからの応援がなければ、自分のキャリア途絶えちゃうんですよ。気持ちは分かる。気持ちは分かるけど、それないんじゃないかって話なんです。
「ならぬものはならぬ」と言ってくれなきゃ困るじゃないかってことですよ。
(拍手)
行動を起こしてくれなきゃ困るってことじゃないですか。
(拍手)
今、あなたの置かれた立場は、次の自分の仕事をどうするかっていう就活の問題じゃないんですよ。今、あなたが異を唱えないことによって、この先、その協定や法律、成立してしまった後に、この国に生きる人々が、運用の部分で首が締められる可能性があるものに対して、次の自分の公認がもらえないからってことで、押し黙ってもらっちゃ困るんですよ。
(拍手)
私はここに対しても、可能性を、可能性があると考えてます。つまり何なのか? 今回の選挙で、私たちのグループが皆さんのお力を借りて議席数が増える。それは大きなメッセージを永田町に伝えることになります。何か? 組織票などに頼らなくても団体からの票に頼らなくても、ひとりひとりの市民が力を合わせて横に繋がり議員を通そうとするプラットフォーム、それができたんだっていう話になるんですよ。
(拍手)
そういうものができたとしたらどうなるか? 自分の気持ちを殺し、間違っていることにも、賛成したりしなきゃならない。一番自分が、最初に政治家を志した時の気持ちを裏切りながらも、毎日を生きなきゃならない。だってそうしなきゃ、勝てないんだからってことですね。でもそういうところと決別したとしても、この国に生きる人々が、力を合わせて受からしてくれるようなプラットフォームがあるということになれば、こっちでやってみようかな、自分の心に正直に、一生懸命皆さんのために汗かいてみたいなって思う人も、私は流れてくると思ってます。ものすごく重要な話です。これは。
このプラットフォーム、山本太郎を率いるれいわ新選組、最初のこの結果がその後どうなるかを占う、そのような話になってます。
ぜひ力を貸していただきたい。国会を面白くしましょう。皆の注目を集めるような場所にしましょ。じゃなきゃ、世の中なんて変えられないんだから。緊張感がなさすぎる国会、それをわざわざ付き合う人いませんよ。ただでさえ忙しい。今月乗り切ったっていうギリギリのところで生きてる中で、政治にまで目を配れなんて、はっきり言って、無理だと思います。そこに対して政治が面白くなってくれば、これはコンテンツとして、エンターテイメントとしても楽しむ人が出てくる。私は入り口はこれでいいと思ってます。多くの人々が政治を監視するきっかけ、その入り口を作りたいんですよ。力貸してくれませんか? 国会を面白くしよう。政治を面白くしよう。
(拍手)
空気読まないですからね。いやや、空気読めるんですよ。空気は読めるが、読まないことにするっていう話ですからね。空気を読まない10人組が、国会の中に入った時の事を想像してみてほしい。ややこしいですよ。そんなややこしい10人が国会の中で徹底的にやるということをやれば、他の野党は何してんですかって話になりませんか? 国会の中が自然とガチンコで喧嘩する場になるって事ですよ。体張ってでも止める。緊張感が溢れる。そうすれば与党側だって、次々に法案を出して、段取り通りに進めていくなんてことが不可能になる。こういう緊張感あふれる国会を作るまず第一歩。
今回の参議院で、山本太郎率いる「れいわ新選組」にどうかお力を貸してください。そしてその先、衆議院1年以内。そして、3年後、参議院選挙。そこでも大きく拡大をしていく。一緒にやっていきませんか? 一緒につくっていきませんか? 一緒にやりたい。皆んなで作っていくもんでしょう、世の中って。(拍手)
ありがとうございます。一緒にやって行きたい。
で、山本太郎は国会に緊張感を持たせる以外に何をやるつもりだと、そうお考えになる方もいらっしゃると思います。私が政権を取ったらやりたいこといっぱいあるんですよ。もちろん政権をとらなければそれをコンプリートしていくことはできない。実現することはできない。もちろんその手前で、一歩前進ということが叶うならば、当然そこには加わって行きたい。ただ、今、私がチラシの中であったり、いろんな部分で皆さんに政策として提言させていただいているものは、私が政権を取ったらこれをするという約束です。その、その話について今からさせていただきたいと思います。
山本太郎、4月10日にひとりで旗揚げをしたれいわ新選組。今回この選挙、7月21日に投票日。その前にも期日前投票があるのは皆さんご存じだと思います。どうか力を貸していただきたい。今回の選挙、投票用紙は2枚。1枚目選挙区。皆さんのお住まいになっている地域、例えば宮城県。宮城県の代表を決めるというもの。1枚目の投票用紙はあなたの地域の代表を選ぶ。今回、私は宮城県、石垣のりこさん以外いないんじゃないかと思うんですけどいかがでしょうか? 皆さん。
1枚目の投票用紙には「石垣のりこ」、そうお書きいただきたい。そして2枚目、2枚目の投票用紙は比例代表。雑な説明をすれば、全国の代表だと思っていただいて結構です。全国どこにお住まいでも、この比例代表に立候補している人の名前を2枚目の投票用紙に書いていただける。山本太郎、今回は、2枚目の投票用紙、比例代表で立候補しています。どうか皆さん、2枚目の投票用紙、「山本太郎」とお書きください。力貸してください。では山本太郎、いったいどのようなことをやっていくのか? そのことについてお話します。
山本太郎がやりたいこと。それは、消費税は廃止。
消費税は廃止にするしかないと思ってます。
「そんな選挙だからって無理なこと言うなよ」そう思われた方もいらっしゃるかもしれない。いいえ、私は、20年以上デフレ、その中でこの国に生きる多くの方々の生活が地盤沈下した。皆んな貧しくなった。その原因、国の経済政策の誤りだったと思ってます。
その中でも諸悪の根源のひとつとして挙げられるのが、私、消費税だったと思ってるんです。この消費税を廃止にする以外、あなたの人生を引き上げたり、この国を復活させたりすることは難しいと思ってます。だから、消費税は廃止です。財源についてはもう少し後で話しますね。まず言いたいこと。今回の選挙の争点は何でしょうか? って言われた時に、憲法の改正? 当然憲法の改正は先々あるでしょ。憲法の改正が行われた時には4項目、例えば、合区の解消とか? 何言ってんですか? それ。あなたたちが選挙区合区しといて合区の解消とか意味わかんないですよって。他にも、自衛隊を明記するとか? 他にも教育に対して負担がかからないようなことだったりとか? あと緊急事態条項。この4つが挙げられてます。憲法改正の4項目。騙されないでください。
本丸は緊急事態条項ですからね。あとの三つはダミーですよ。ダミーです。緊急事態って何か? 総理大臣が「緊急事態です」って言ったら、この国、勝手にコントロールできるようになるんですよ。国会無視ですよ。法律と同じような効力、法律と同じ力を持つ、自分たちのお仲間だけで作れる、そんな政令もしけちゃうんすよね。それだけじゃない。お金。財政のことは国会通さなきゃ駄目ですよね。そんなことも自分たちで決めてしまえる。それだけじゃない。地方に対して自分たちの子会社かのように命令できる。無茶苦茶ですよ、もう。こんなもの、わけのわからないものたちが天下をとった時にそれを使われたら、とんでもないことになってしまう。世界中の独裁者が絶対に手に入れたいと思うような、魔法の杖ですよ。
緊急事態については今日、時間がないのであまり喋りません。ただ、憲法改正というのは、今回の争点ではない、私はそう思ってます。じゃあ何なんだと言われたときに、私は今回の選挙、その争点にすべきは格差だと思ってます。いかがですか? その格差の中でも一番重要なもの、格差を拡げる原因のひとつとなっているものが、私、消費税だと思ってんですよ。政府自民党、消費税に対しては増税。無茶苦茶ですよ、こんなの。一方、野党は消費税凍結。凍結って何? そのうち解凍されます。解凍された後は、そのうち上げられます。消費税増税も消費税凍結も、これ、向かっていっている将来のデザインは同じなんです、はっきり言えば。結局は消費税をこの国の財源の大きな部分として保ち続け、増税していくっていう考え方。これじゃ意味がない。
増税も凍結もない、今こそ廃止だろって。まったく描く将来のデザインは違いますからね。
じゃあ、消費税やめてどうすんだって話ですよ。消費税やめたら20兆円失われるよって。どこから賄うんですか? よく聞かれます。何を言ってんですか。消費税が導入されていなかったときは、何に頼ってましたか? 所得税と法人税ですよ。逆に、消費税が導入されることによって、所得税と法人税がどんどん下がっていってんですよ。消費税が必要な理由、皆さんに向けては社会保障のために必要だと言われる。でも、とんでもない。社会保障には一部しか使われてません。本当の目的は何かって、金持ちはもっと金持ちになるように税率下げて、大企業がもっと儲けられるように税率下げて、それで収入が減るから消費税で補填してるだけの話じゃないですか。こんな使い方ある? こんな集め方、許せる? はっきり言って、あ、でも、ひょっとしたら変わり者の方いらっしゃるかもしんない。俺は金持ちをもっと金持ちにしてやりたい。私は大企業にもっと儲けてもらいたい。彼らには減税してあげてください。私が彼らの尻拭いとして消費税を払い続けます。そんな方いらっしゃいますか? いらっしゃったら、今日、私たちスタッフを連れて牛タンでも食べに連れてっていただきたい。あなたの財布に甘えたい。そんな人は、ひとりも存在しない。当たり前ですよ。
税金の集め方、間違ってないか。税金の配分の仕方、間違ってないか。それの究極の形が消費税ですよ。税金の取り方、ルールがあります。増税がどうしても必要だと言うならば、ないところから取るな、あるところから取れよと皆さん思いませんか。
「そうは言いましても山本さん、消費税止めるんだったら、20兆円失われることについての財源をさっさと喋ってください」。そういう方もいらっしゃるかもしれない。わかりました。手短に喋ります。
財源として考えられるものは、二つだと思ってます。ひとつは税制改革。税金で賄う。そしてもうひとつは、新規国債の発行。借金が、ってよく聞かれます。でも借金の量、額によって、この国が破綻するっていうことははっきり言ってありませんよ。30年前から破綻するって言われ続けてきて、今も破綻してないんです。逆に言えば、国債金利、どんどん下がってんですよ。おかしくないですか? 借金で破綻するっていうときに、さらに借金をしようと思う者に対して、お金を貸すときには金利高く取りますか? 安く取りますか? 高く取りますよ。だって破綻するかもしれないんでしょ。
でも金利どうなってる? マイナス金利ですよ。いつ破綻するんですかってことです。一番重要なことは借金の額や量じゃないってことです。一番重要なのは、インフレにならない、目標のインフレにならないようコントロールしていくってこと。この件をしゃべりだしたら、あと20分は説明に必要なので、今日は端折ります。私には二つの財源があると考えている。ひとつは新規国債の発行、そしてもうひとつ、税。この税の方で皆さんにご説明したいと思います。
消費税を導入する前には別のもので取っていたんだよ。「じゃあ、その時代に戻りゃいいじゃないか」。一言で言えばそういう話なんです。ではどのような形でやっていくか? 所得税。所得税。金持ちであればあるほど税負担率下がるんですよ。この国の税負担率、所得税の税負担率のピークは1億円。おかしくない? だって3億円も10億円も100億円も儲けてる人いるんですよ。どうして負担率下がっていくの、1億円をピークにって。これには理由がある。株。株などの利益、金融資産からの所得、こういうもので、10億とか、100億とか、儲けてる人たちがいる。でもそこは、分離する課税になってる。分ける課税になってる。分けてどうするか。パーセンテージ低く抑えてる。こういう分離課税をやめますね。やめます。持ってれば持ってるほど、儲かれば儲かるほど負担が多くなるっていうのは当たり前の話なんですよ。
支え合いの社会の中で。多くの人々のためになっている、その誇りを思い出していただきたい。金融資産などからの所得は、分離せず、所得は所得としていただきます。所得税でいただきます。総合課税です。この総合課税にした上で、最高税率上げます。上げれば、本当に儲かってる人たちから、真っ当に税金が取れる。「そんな俺困るわ、200万しかないのに所得税上がるってことでしょ?」いやちがう、話し聞いてください。そうじゃございません。そうじゃございません。持ってるとこから取るために最高税率上げるっていうだけの話です。所得税はそういうような形にする。
そしてもうひとつ法人税。法人税どうするか?
現在、法人税はフラット。税率決められてます。大企業も中小も零細もフラット。税率決められてる。ただし、大企業には税の割引システムが80以上ある。ずるくない? 税負担が圧倒的に少なくなるような仕組みになってるじゃないかって。これで首締まるの誰? 中小零細ですよ。これを、大サービスをやめる。それに加えて、法人税にも累進制を導入します。つまりは何か? 儲かっていれば儲かっているほど、税負担は高まっていくが、儲かっていない時には税負担は低くなる。負担が少なくなる。これ一番取り方として、公平じゃないですか? いかがでしょう。
これによって息を吹き返すのは誰か? 中小企業、零細企業ですよ。自分たちの身の丈に合った税の納め方ができる。この二つ、所得税、そして法人税。この二つの税制改革をおこなえば、財源は29兆円。29兆円担保できるという試算がある。あれ? 消費税やめるのにいくらやったっけ? 20兆円。29一20は? 9兆円のおつりです。やってもいいですか? ありがとうございます。
消費税を止めるということは、この国の中小企業、零細企業にとっても本当にありがたい話だと思います。だって、税金が払えませんという税の滞納。税の滞納のうちの6割、。6割、消費税なんですよ。払えないんですよ。赤字でも払わなきゃダメなんですよ。首締まってんですよ。首締まってるどころか、このまま税上げられたら首をくくらなきゃいけないような、そんなオーナーさんもいるはずなんですよ。消費税やめたらどうなる? 中小企業、零細企業、元気になりますよ。そればかりか税制改革で税負担も減れば、これ息吹き返しますよ。
この道しかないって、このことだろって。この道しかないって、この道のことだよってことなんですよ。消費税、上がるたびにこの国の経済壊れてきた。例えば2014年4月から増税3%。3%増税されて、8%になった消費税。ここで大きく落ち込んだのが個人消費。個人の消費が落ち込んだ。これ困るんです。どうしてか。景気を良くするためには、この国の経済が成長するためには、1番大きなエンジンである個人消費が、活発にならなきゃいけないんです。けれども、消費税増税したことによって、その大きなエンジンが調子悪くなった。つまり、個人消費が冷え込んだんです。どれくらい冷え込んだか? 2014年3%増税したことによって、個人消費、8兆円下落ですよ。8兆円と言われたって額でかすぎてイメージわかない。じゃあ、リーマンショックと比べます。リーマンショックの時の個人消費の落ち込み、6.3兆円ですよ。100年に1度と謳い称されるような大恐慌と並べられた。リーマンショックで個人消費の落ち込みが6.38兆円。消費税は8兆円。リーマンショック超えてしまってるやん。あまりにも、ありえないですよ。
誰かの消費、あなたが物を買う。あなたが物を買って払ったお金は、誰かの所得に回る。当たり前の話ですよ。誰かの消費は、誰かの所得になる。当然です。じゃあ、8兆円の個人消費が落ち込んだということは、8兆円の消費が失われたということは、8兆円分の所得も失われたって話にならないですか? やってること無茶苦茶や。残念ながらこの国を愛してくれている皆さん。皆さんがこの国を愛しているほど、皆さんの事は愛していないっていうこの現実、変えられるんですよ。選挙で。この国のオーナー、皆さんなんですよ。この国の株主、皆さんなんですよ。税金の取り方だって変えられるって話ですよ。
消費税をやめる。消費税を廃止にした場合、初年度物価が5%落ちます。5%落ちたら、景気回復しますよ。完全に。消費税、これは強制的な物価の引き上げ。本当は物価が上がる時っていうのは経済が好調、賃金も上がっていく。物価も上がっていく。こういう健全な形で物価上昇につながっていくはず。でも今はそうじゃない。強制的に消費税で物価を引き上げる。一方で、皆さんの給料は上がっていない。実質の賃金は下がりっぱなし。強制的に物価を引き上げて、皆さんの実質賃金は下がりっぱなし。生活苦しいの、当たり前やんって話なんですよ。じゃあその逆をやろうって言ってるんです。消費税廃止にしたら1年目には5%物価落ちるんだったら、3%上がって8兆円を失われたってことは、5%物価が下がったらどうなるって話ですよ。景気回復この道しかないって、この話なんじゃないですか?
「中小企業白書」というものがある。その中を見ていけば、大企業、中小企業、零細企業、従業員の数は4800万人くらい。その4800万人の従業員数の中の70%を占めるのが、中小企業、零細企業。消費税を廃止にする、税制を改革する、こういうことで1番元気になってもらわなきゃいけないのが、中小企業、零細企業でしょ。この国の屋台骨なんでしょ。多くの方々が働いてるんでしょ。やるべき道はこれじゃないかって話なんですよ。力貸してほしいんです。権力持たしてください。やりますよ。やらせて欲しいんですよ。ぜひ、力を貸していただきたい。
1枚目の投票用紙、宮城県にお住まいの皆さんには、投票用紙の1枚目には、石垣のりこ、石垣のりこ、とお書きいただきたい。消費税凍結までしか言えなかった枝野さんのグループの中にいながら、「消費税はいらない」と言ってのけた、こんな粋な人に投票してくださいよ。
空気は、読まない。当たり前。一番重要なことは、皆さんの空気を読むことでしょう? 生活を見ることでしょう? 判断の基準のすべては、この国に生きる人々のためになるか、ためにならないか。
たとえグループが違っても、消費税を廃止に向かうということで、手を組めるかもしれないですよね。なので、私からもお願いします。1枚目、宮城県の代表を選ぶ選挙区、1枚目の投票用紙には、石垣のりこ、石垣のりこ、とお書きください。よろしくお願いいたします。
そしてそして、もう1枚、投票用紙があるんです。比例代表、全国の代表を選ぶ。全国どこにお住まいであっても、宮城県であっても、青森であっても、佐渡島であっても、2枚目の投票用紙には、「山本太郎」とお書きいただけます。どうか「山本太郎」と書いてもらえませんか? お願いします。力貸してください。力貸してください。
権力取りたいんです。え? 権力取りたい? なんか危なそうだな、あいつ。そうなんですよ。権力取ったら何だって出来んですよ。例えば、公文書の改ざん、公文書の隠蔽、8年に及ぶ、データがどこいったか分かりませんっていう話、そして、自分のお友達、大企業には大減税、金持ちにも減税、より安い労働力で外国からたくさんの人を連れてきて、この国の労働環境も破壊することが出来る。それが権力なんですよ。だとするならば、その権力を取り戻して、皆さんのための政治やりましょうよ。権力持たして欲しいんですよ。やります。先頭に立たせてください。先頭に立たせて欲しいんです。お願いします。危ない意味での権力の使い方は、致しません。正しい権力の行使を進めて参りたいと思います。
もう1つ、もう1つ、やりたいことがあるんですけど、ゲストが到着したようです。この人の話にも、耳を傾けていただきたい。その語り口からも、本当に、皆さんへの愛が満ち溢れてる人だと思います。空気を読まず、「消費税はいらない」などと言ってしまう人。私、正直で大好きです、そういう人。空気読まずに国会の中でやっていきたい。そう思ってます。1枚目の投票用紙、宮城県にお住まいの方には、どうか、この方にお力を貸していただきたい。宮城県宮城選挙区から立候補、石垣のりこさんです。
石垣のりこ:
(ありがとうございます。ありがとうございます。頑張ります。)皆様こんばんは。おばんでございます。石垣のりこでございます。いや、たくさんのお集まり、そして今日このステージに呼んでいただきまして、山本太郎さん、ありがとうございます。そして、ようこそ宮城へ。
山本太郎さん、今、宮城は野党共闘で、私、参議院候補、宮城選挙区やっておりますけれども、宮城の野党共闘はね、すごいでございますよ。はい。立憲民主党、私、今回、立憲民主党でございます。そして社民党さん、国民民主党さん、共産党さん、そして連合の皆さんも含めですね、支援団体の皆さん。野党共闘、こんなにスムーズに進んでるところないんじゃないでしょうか? と、宮城の皆さん、どうでしょうか? そこに今回、れいわ新選組の山本太郎さんをお迎えした。これで正真正銘、野党共闘でございます。
(聴衆:れいわに入れ)
「れいわに入れ」というお言葉いただきましたけどもね、そういうお声が上がるのもなにかもちろん皆さんご期待されていることがあるかもしれませんけれども。
私は5月4日、初めての街頭演説をおこないました。立憲民主党の枝野代表がいらっしゃいました。そこで、私はこう申し上げました。「消費税増税なんてもってのほか。消費税なんてゼロでいい」。申し上げました。そして枝野代表に、「ですよね。」って伺いました。そしたら「上げない、上げない。」と、ちょっと慌てておっしゃいました。
そんなことがあってからですね、「消費税はゼロでいいんですか?」「ゼロだと無責任じゃないんですか?」「社会保障をどうすんですか?」「ゼロなんて言うな。」「無責任だ。」「現実的じゃない。」そういうご批判、本当にたくさんいただきました。
じゃあ、どうしてゼロじゃダメなんですか?って言うと、モゴモゴモゴってこもっちゃうんですよ。だって、「払いたくないんだったら払わなくていいけども、払わないと、次の世代にまた負担いくんでしょ」って言うんですよ。もうね、30年間ずっと払い続けてて、当たり前になっちゃってんです。もう払うことが当たり前。で、消費税じゃないと社会保障が成り立たないと、皆んな思ってらっしゃるんです。おかしい話ですよね?
なんでこうなっちゃったんでしょうかね? もう思考停止になっちゃってる。もうそれを、私おひとりおひとり、「あなたね、他の政策はいいけどね、消費税ゼロなんて言うとね、ダメよ。皆んな離れていくわよ」、そんな風にご進言いただく方もたくさんいらっしゃいましたので、「お母様、ちょっと待ってください。消費税、今はどういう税金がまずいいですか?」って、そこから入ります。
消費税ってお金持ちよりもお金少ない人、収入の低い人により負担のかかる逆累進性の税金です。もうこれは苦しい人、より苦しめる、弱い者いじめの税制でございます。これは誰しも認めるところ、それ事実なんですから、数字が物語ってるわけですから。その上で、その税金が、この昭和の平成30年間に0から3に上がって、最初でも、社会保障なんて言ってなかったんですよね。間接税と直接税のそのバランスだなんだかんだって始まって、3%から5%に行く時に、社会保障にあてますって言って上げたんですよ。どうですか? 全然、社会保障なんかに使われてないじゃないですか。嘘つかれてますよね? 私たち。そこから今度5%から8%に上がったら、さらに経済下がっちゃったじゃないですか。大変ですよ。そこでですよ? 今度、幼児教育無償化に上げた分使うからって? 8%から10%に上げようって、どういう話ですか?
税収の3割占めてる今の消費税、こんなに庶民に負担を強いる税金のは、どんどんどんどん税収増えてくって、私たちの生活でどんどん苦しくなっていくことと同じですよね? こんな税金許しておいていいわけないですよね? 何でゼロって言っちゃいけないんですか? なくしていいんじゃないですか? 他の税金に変えたらいいじゃないですか? あるところから持ってったらいいじゃないですか? 払えるところが払えるように、それなりにでいいんですよ。そのための政府じゃないですか? そこが同じ考えでございます。はい。だって、それって別に政党関係ないでしょ。庶民の生活考えたら、そういう考えになるんでしょ?
だから野党共闘でそれ言ったっていいんですよね? 何に遠慮してるんだって話じゃないですか。ねえ? これ、さらに庶民の生活に直接関係ないところでは、輸出還付金、輸出還付金でございます。どんだけお金が今、大企業に消費税で戻ってきているか? これ、なかなか、まだね、公の数字は出ていないんですけど、研究してる方がいらっしゃいます。大手13社の大企業、1兆円を超える還付金、消費税、戻ってきてるんです。大変なことでございます。
ないところからは生活費、ちょこちょこ10%、今度、持っていくわけですよ。それなのに、大企業、1兆円、お金、消費税の分、戻ってくるんですよ。おかしくないですか? もう変なことだらけです。なのに中小企業は、その消費税払わなきゃいけないから、ずっと払うときまでお金貯めといて、それ、手つけられない、でも苦しいわけですよ。ねえ、あんな細かい税金。やってる方、個人事業主の方とかですね、本当に大変だと思います。皆さん、おっしゃいます。消費税さらに、今回10%で、軽減税率なんか入れてくれるなと、皆んなおっしゃいます。
問題だらけの税金、もう一度言いますよ。増税なんてもってのほかです。消費税は、ゼロでいいんです。いいんです。その分、だって、法人税はどんどん減ってるんですから。所得税もどんどん減ってるんですから。なんでお金持ち優遇して、苦労してる人がお金払わなきゃいけないのか。ねえ皆さん。皆さんのね、もう、力です。そういうことを言ってる人をちゃんと選んでいただかないと、私たち、仲間がいないと大きな声になりません。
おひとり、おひとりの、お力が必要です。ぜひ参議院選挙、私は宮城選挙区から、先ほど、山本太郎さんに1枚目は「石垣のりこ」と言っていただきました。ありがとうございます。2枚目は、れいわ新選組の「山本太郎」さん。ぜひお書きください。仲間を増やしていきたい。この仲間は政党を超えています。庶民の声です。そうじゃなきゃ、共闘していけないじゃないですか。皆んなが力を合わせていく。何のためですか? 自分たちの生活を守っていくためです。
そのためには皆さんの力が必要でございます。私は、今、戦っている相手は三代目おじいちゃんの代からの政治家です。3選している、現職です。私は、親戚に政治家はおりません。なんの地盤もなく、看板はちょっとラジオで20年喋ってただけなのでラジオ聴いてくださっていた方はご存じだと思います。ありがとう。そういう方に支えていただいている、何の組織もございません。今回、野党共闘で、市民の皆さんと一緒に支えていただいて、ようやく何とかここまでやって参りました。横一線、でももう1票。1票の差でどうなるか分かんないところまで来ております。皆さんのお力が必要でございます。どうか、どうかこの参議院選挙、宮城選挙区で皆さまのお力、お貸しいただけますでしょうか? どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。頑張って参ります。庶民の声を届けていく、石垣のりこ、どうぞよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。
山本太郎:
ありがとうございます。ありがとうございます。お願いしますよ、皆さん。あなたの1票をいただけることはありがたいですけれども、その1票ではなく横に拡げてください。もう1票、もう1票、拡げて。圧倒的な得票差を与えていただきたい。石垣のりこさん、石垣のりこさん。この後のスケジュールどうなってんですか? これで帰りますよね。分かりました。皆さん必ず、友だちに電話してください。公明党がやってるあれですよ。F票、F票、フレンド票。お願いしますよ。1枚目の投票用紙、「石垣のりこ」よろしくね。重ねてください。重ねてください。お願いします。石垣のりこさん。ありがとうございます。あなたの力をお借りしたい。ぜひお願いします。ありがとうございました。ありがとうございます。
ありがとうございます。皆さんに少しインフォメーションさせてください。もう一歩前に来れますか? すいません。後ろのですね、通行が少し厳しい状況にあるようです。ゆっくりでゆっくりでお願いしますね。はい、OKですよ。前は大丈夫です。はい1番最前列の方々ありがとうございます。すいません。ゆっくりと動いてください。すいません。ゆっくりです。押さないでください。ありがとうございます。
マイクに握っている私、参議院議員をやっておりました、山本太郎と申します。ひとりで旗揚げをしました。ひとりで旗揚げをし、そして今回の選挙10人の仲間とともに戦うことになっています。そして私も東京選挙区ではなく、全国から皆さんに、どこにお住まいでも名前を書いて頂けるように、「山本太郎」と書いて頂けるように、比例代表2枚目の投票用紙、そこに書いていただけるように立候補をいたしました。1枚目の投票用紙、先ほど弁舌さわやか、鮮やかな石垣のりこさんにどうか皆さんの1票、そして横に拡げていくということをぜひやっていただきたい。そして2枚目。山本太郎と、どうかあなたのお力を貸してください。よろしくお願いします。
ひとつの党だったり、ひとつのグループの中にもいろんな意見があるっていうのは、私、逆にいいと思うんですけどね。だってもう1から10まで全部一緒っつったらこれ宗教か、イデオロギーで括られた党じゃないですか? こんなの。ね? ウィングの広さと言いますか、いろんな意見があるんだよっていうところを、そういう度量のでかいところをぜひ立憲民主党さんにも見せていただきたいな~みたいな。目は笑ってませんけどね。目笑ってません? すみません。ありがとうございます。
いい根性してるじゃないですか? 党首に向かって消費税ゼロってこと言えるんですから。ね。本当に必要なことは何か? この国に生きる人々にとってプラスになることだっていうことを、はっきりと分かってらっしゃる方だという風に思います。
山本太郎、今回は東京選挙区ではなく全国比例、比例代表、全国どこにお住まいでも「山本太郎」と書いていただけるという選挙のやり方をやっております。今回旗揚げした理由は何か? もう30分ほど前にお話しましたけれども、山本太郎、政権狙ってます。当然です。万年野党でいるために、ただただ国会議員になるためだけに選挙に出るって私にはそんなことは思いつかない。というよりもそんなことやるんだったらもっと別のことやってたいってことですよ。やはりあまりにも沈没した、地盤沈下したこの今の状況を変えていく以外方法はないと。そのためには自分が政府に入って舵取りをするということをやるしかないと思ってます。
先ほど冒頭で山本太郎がやりたいこと、消費税の廃止という話をしました。掛かる費用は20兆円。この20兆円はどこから調達するか? はい、一言で言ったら、あるところから取る。そういう話でした。所得税の最高税率を上げる。株の利益などから分離して課税されてたもの、低く抑えられてたものを特別扱いやめる。全部これは総合課税にするよ。そして法人税、法人税はフラット、税率が決められてる。でも大企業だけ抜け道がいっぱいあるね。この特別扱いやめますよ。そしてこのフラットの税制ではなくて、累進制を導入しますっていう話をしました。この累進性という話は、これ珍しい話じゃありません。トランプ政権以前のアメリカでは累進制度が導入されてました。儲かっていれば儲かっているほど税率は高まり、儲かっていない時には税負担が減る。これが一番真っ当な取り方だよね、という話を先ほどさせていただきました。この2つの税制改革によって、29兆円の財源が担保されるという試算があることもご紹介しました。じゃあ、税制改革を行えば29兆円担保できるんだから、消費税を廃止するための20兆円は問題ないよね、やってもいいですかって皆さんにお聞きしたんですね。ありがとうございます。
(拍手)
やってもいいんですか?
(歓声)
やってもいいんですか? あ、聞こえましたよ、確かに。ありがとうございます。やらしていただきます。
やりたいことは他にもあると言いました。他に何がやりたいか。私は29兆円担保されたんだったら、そのうちの余った9兆円こんな使い方ができますって事を皆さんにお話したいんです。何かこの国がやっているサラ金、国がやってる武富士、奨学金です。奨学金ってちょっと無茶苦茶しすぎじゃないですか? 身体障がい者になって動かないっていう人のところにも取り立て行くらしいんですよ。本当に酷い。ヤクザですよ。本当に。で、現在この奨学金を借りてる人たち、そして返してる人たち、合わせて555万人、私はこの人たちをチャラにしたいんです。チャラにしたいんですよ。だっておかしいやん。勉強したいということで、借金背負わなきゃいけなくて、利息まで取られる。大学生の2人に1人が奨学金を借り、そのうちの6割から7割は利息が付くって話。でもこの利息で儲かってる人たちがいるって事です。年間350億円程。誰が儲けてる? 金融機関。金融機関に350億円差し上げるために、その利息を払い続けなければいけないような教育のシステム。間違ってるじゃないですか? いかがですか? 皆さん。
このような金融商品、若い人たちで教育を受けたいっていう人たちに対して、金融商品化してしまったのは誰か? 小泉政権時代ですよ。ろくでもないですね。今なんか、脱原発とか言ってるようですけれども、その昔のことについてもぜひ謝っていただきたいと思うんですね、私。いかがでしょうか? 労働環境、竹中と一緒にぶっ壊して、大義なきイラク戦争にも突入するようなこと数々決めてきて、まさに自民党をぶっ壊すと言いながら、この国をぶっ壊した主犯じゃないかって話ですね。「純ちゃーん」とかありがたがってる場合じゃないですよ、皆さん。戦犯ですからね、あれは。
話、戻ります。とにかく私は国の誤り、国の誤った政策によって被害を受けた方々、この方たちに私は国家賠償しなきゃいけない、つまりは奨学金はチャラってことをやらせていただきたいんです。555万人に。すると、いくらかかるか? 約9兆円。じゃあ、さっき税制改革やって29兆円が生まれ、そして消費税廃止に20兆円で余った9兆円、奨学金555万人をチャラにすることに使ってもいいですか? だって少子化が問題なんでしょ? 50年前から少子化になると言われながら、国は手を打ってこなかった。そらそうですよ。少子化が加速するようなことですよね? 奨学金のあり方って。それも無視して商品として金融機関に儲けさせるようなことを続けてきたわけだから、そりゃ少子化も加速するわねって話ですよ。少子化を何とか克服しなければならないと考えているならば、この555万人に対してのチャラを、皆さんにお許しいただきたいんです。やってもいいですか?
大学を出て300万円、400万、500万円の借金抱えてんのザラ。大学院出て1000万円くらいの借金ザラ。でもそれ大学出て、初めて貰った初任給で住居費払って食費払って、通信費払ってって、やってって、残ったお金、それ返済しちゃったら何も残りませんよ。ひとり生きるだけで精一杯。そんな状態に多くの若者たちを巻き込んでおいて、少子化が国難? 面の皮が厚いってこういうや奴らの事言うんですよ。本当に。あまりにもありえない。やらしてください。少子化を克服するためにも、まずその第一歩として奨学金、これを私はチャラにするべきだと。
他にもやりたいことあるんです。先ほど言いました。私は20年以上続くデフレ、要は物価が安くなっていく、これが2年以上、2年以上続けば当然デフレになる、それが20年以上続いてるのがこの国なんですよ。異常です。ここから脱却する、しなければならない。(子どもの泣き声)ねえ? 大変だよ、泣きたくなるよね? おじさんも泣きたい。話戻るね。まず必要なことは、この国に生きる人々の生活の底上げ。
それだけじゃなくて、この国で苦しんでいる中小企業や、中小企業そして零細企業、この国の屋台骨を守るということ。それをしっかりとやれば当然デフレは脱却できる。そのために消費税は廃止は絶対。そして税制改革もやる。加えてやりたいことがあるんですよ。何か? 賃金上げていきたいんですよ。迷惑な人います? 賃金上げるなんてやめといてくれ、そう思われる方いらっしゃいます? 中小企業零細企業に、経営されている事業者の方だったらそう思うかもしれない。
でも安心してください。私がやる、最低賃金の引き上げは、政府補償でやりたいんですよ、政府補償で。中小零細はそしたら傷つくことないでしょう。しかもですよ、大前提として、消費税という重荷を取り除くんですよ、廃止なんです、消費税は。それに加えて税制改革をしてより中小企業零細企業も負担が減る。プラス、それらのことをやることによって、景気は上向いていくっていうことが前提にあった上で、最低賃金1500円、全国一律で、政府が補償する形でやっていきたいんです、やらしてくれません?
当然、景気が上向いています。今よりも最低賃金というよりも賃金を多く払えるというような、中小零細は出てくると私は思ってんです。どこまで無理がないかってことは、財務省や国税庁とかが、隅々まで調べられる話ですから、嘘をついてれば分かるはずですよ。本当に無理のない形で賃上げができるところには行っていただき、足らない部分は政府が補償していく。
これをやることによって何が生まれるか? 当然、皆んな今まで買い控えしてたもの、買いたかったもの、消費に回そうとしますよね。消費税だってなくなるんですから。その上に最低賃金引き上がるって事になってれば、これ、お金を使い出しますよ。そしたらもっと、景気の好循環やってこないですか?
それだけじゃない、これが本当の地方創生につながると私、思ってんですよ。口先だけの地方創生で、大きな予算付けたって、儲かってんのは、東京にある企業とかコンサルだけだろって話なんですよ。これじゃ意味がない。本当の地方創生を言うならば、若い人たちがわざわざ都会に出ないでいい、逆に言えば、都会で住居費、給料の半分払わなきゃ家が持てないみたいな状況になってるとこに、わざわざ行かなくていい。暮らしやすい地元で一人暮らしをしたりとか、それだけじゃない、よそから、あれっ、宮城県って住みやすいよねってことで、人が流入してくるってことも考えられますよね。全国どこで暮らしていても働けば最低賃金1500円なんだからってことですよ。これこそが本当の地方創生だって皆さん思いません?
これは失われ続けてきた20年、デフレで奪われた消費を喚起するということだけではなく、消費や投資を喚起するっていう視点だけではなく、もうひとつ重要なことがあります。この国の危機管理。安全保障を考えた上でも、一極集中であったりとか、三大都市圏に人が集中していて、地方が疲弊しまくるっていうような状況は、非常に危険なんです。例えば、日本は災害大国ですよね。豪雨、台風それ以外にも地震まである。地震もうすぐ来るぞ来るぞってテレビでは言うのにね。例えば南海トラフ、東海地震、首都圏直下、いつ来るかわかんないけどもう来るみたいですよって警鐘を鳴らし続けてる。じゃあ、これらが一連で、その災害が起こったとしたら、この国のコントロールどこでするんですか? そのバックアップができる都市、いくつあるんですかって話なんですよ。
南海トラフにおける被害想定額、20年間に及ぶ資産、1400兆円ですよ。それくらい大規模なものが来るんですよ。だとするならば、東京とか、大阪とかでかい都市だけに頼ってんのはまずいんですよ。これは、全国どこであったとしても、首都や、大都市の代わりの動きができるっていうバックアップを作る必要がある。これこそが危機管理でしょ。これこそが安全保障なんじゃないですか? いかがでしょうか?
最低賃金1500円、全国どこにいても。それを政府が証を残す補償するというのは、一人一人の底上げをするという観点。そして、この国の一番大きな景気を良くするエンジン、消費を喚起していくということと、そして、企業側の内部留保を吐き出させるような投資もどんどん大きくなっていくっていうことだけにとどまらず、これは、災害が多発するこの国で、いろんな都市において、この国を、運営していけるような状態。そこには人の数も必要、そういうことを今から準備しておかなければならない。私はそう思うんです。やってもいいですか?これ。
他にもやらなきゃいけないこといっぱいある。あまりにも地方を軽視しすぎ、これが今の日本ですよ。なんでわざわざ東京でオリンピックすんのよ。なんでわざわざ。企業の祭典ですよ。企業が儲けるためにやるんですよ。だから皆んな、立候補する国も少なくなってんですよ。そんな中で東京でオリンピック。一部の人たちにはいいでしょ。一部のところには利益はあるでしょ。でも、そこに注ぎ込むお金あるんだったら、もっと別に注ぎ込めない? そういう話なんですね。
いいですよ。例えば国防に関して話したら、当然いろんな武器買います。ま、専守防衛という形でこの国を守っていくっていってるんだから、私は必要な物は買えばいいと思う。でも、必要のないもの、買おうとしてないかってことなんですよ。しかも言い値で、向こうの。ポンコツオスプレイ買う必要あるかって話ですよ。わざわざF35の運航の実験を、わざわざ買ってまでこの国でやってやる必要あるかってことですよ。性能が確かになってから買えよ、って話じゃないですかこれ? しかも向こうの言い値ですよ。
FMS? ねえ、その買い方、アメリカのいいなりで買わされるって。申し訳ないんですけどこの国は、アメリカ様のATMじゃないんですよ。同盟国? 同盟国っていうような名前じゃないですよ、申し訳ないですけど、これ。もう、すごい、この関係性、完全不健全ですからね。言われたとおりのことを受け入れ続けるって、これ、従属っていうんですよ。対等な関係を築いていきましょう、これから。
地方を踏みつける、散々踏みつけておいて、この先、日本の未来は明るいと思うか? 私は暗いと思う。
なのに、どうしてTPPみたいなものに入っちゃうんだ、って。どうしてトランプ大統領が、この夏の選挙終わった後にまた言うね、みたいな話になってんのみたいな。お楽しみに、みたいな。あ、これ一次産業売り払ったんちゃうか、みたいな。勝手なことやりすぎなんですよ。農家、悲惨ですよ、こんなことになったら。この国の食の安全を守ること、自給力を守ること、これこそが本当の安全保障なんじゃないですか?
中国や北朝鮮に対して、脅威がまったくないとは私も言いません。けれども、そこについての脅威は声高に、安全保障だ、安全保障だっていう割には、この国の食料の自給力が、自給率が4割切ってるっていうことに対して、これを100%以上にするべく、第1次産業に対して手厚くしろってことをどうして声高に叫ばないの? そういう人たち。おかしいね、バランス悪いね。
日本みたいな国、食べ物を外に頼ってる国をコントロールするの簡単なんですよ。食べ物止めりゃいいんだから。あっという間ですよ。ミサイルもいらない。弾もいらない。そんな危険な状況に置かれているってこと自体に危機感を持つのが普通でしょ?
私は第1次産業やられてる方々にも、この職に就いてれば子育てがしやすいとか、第1次産業やってれば暮らしやすいっていう風に手厚くしていきたいんです。これが本当の国防だと思うんですよ。皆さんやっていいですかね、そういうこと。
戸別所得補償は当たり前、それ以外にも手厚くしていく。若い人たちが、あ、農家をやれば、生産者になれば、生活意外と楽みたいだね、っていう風潮にしてかなきゃ、これ自給力なんて、自給率なんて高まっていきません。100%を超える自給率、目指していきましょう。やらしてください。やらしてください。
これらをやるためには、何が必要か? 政権取るしかないんです。政権を取るといっても今回、山本太郎、以前は東京選挙区から立候補し、今回は、東京選挙区はやめて、全国比例、比例代表で立候補。全国どこにお住まいの皆さんにも「山本太郎」と書いていただけるような戦い方でやっております。
で、今回、山本太郎率いるれいわ新選組、10人の仲間と一緒に戦ってます。ひとりは東京選挙区から立候補してくれました。そして残り9人、比例代表、山本と同じ戦い方が9人。そして、このひとり、比例代表で戦ってくれることになったのが、沖縄の創価学会員なんですよ。あっ、なんだ、山本、創価学会と合体したのか? 違います。そういうことではございません。心の底から、まっすぐに、創価学会としての務めをやってきた。けれども、今の公明党、変質しちゃったんじゃないの。創価学会の思考が、あまりにもおかしすぎるんじゃないか。そのような疑問を持ち、声を上げた、声上げた瞬間に自分のコミュニティを失う。もう来ないでくれといわれる。村八分、おかしくないですか?
おかしいものにはおかしいと、これまで信じてきたっていう教えのとおりにそれを実践したら、村八分にされてしまう。そういう集団のことをカルトって呼ぶんですよ。どうですか?
どうして沖縄の創価学会員だった、野原ヨシマサ、野原ヨシマサが東京で立候補を決めたか? 東京選挙区には、公明党代表の山口那津男さんが立候補している。つまりは、このカルトのトップと、そんなこと言っていいんかな、今、自分で言って怖なったわ。選挙終わったら集団ストーカーとか、されるんちゃうかな。話、戻ります。カルトグループのトップと、そして本物の創価学会員のガチンコの喧嘩が繰り拡げられているのが、東京選挙区なんですよ、皆さん。
人の喧嘩ほど面白い話はないでしょ。遠くでやってる喧嘩ほど面白い話ないでしょ。そういう人いますよね。野次馬っていいます。でも皆さんには、野次馬になってほしくない。東京にもしも、お友達がいらっしゃったら、東京選挙区には「野原ヨシマサ」、東京選挙区は「野原ヨシマサによろしく」と、電話していただけませんか? この中に東京に親戚とか、友達とか、知り合いいる人、どれくらいいます?
今ここにいらっしゃる方々が、今、手を挙げてくださった方々が、電話をしてもらって、3人から約束を取り付けたら、これ、むちゃくちゃおっきいことになりますよ。
ひょっとしたら、心ある創価学会の方も、たくさんいらっしゃいます。声を上げられない方々も、たくさんいらっしゃる。この票が、山口なっちゃんから野原に移り、そして選挙にもともと興味がなかった人や、皆さんがお声掛けをしてくださった方々からの票が集まれば、山口なっちゃんが落ち、野原が上がるみたいな話になったら、面白くないですか、これ。楽しみましょう。祭りなんですよ、選挙は。人の喧嘩を楽しもう。参加しよう、トークで。電話してください。電話してください。創価学会員のように電話してください。F票です。フレンド票です。どうか、お力をお貸しいただきたい。
選挙区は宮城だけじゃない、遠くにある東京でも、そうやって皆さんが、遠くから、遠くっても早いですけど、1時間半ですから。けれども、遠くからそのように選挙戦を煽っていって、一緒に盛り上げていくってことが出来る。東京選挙区が盛り上がれば、全国的に選挙への面白みが増していって、投票率が上がることにもつながる。真剣に政治を考えながら、真剣に選挙を楽しむ。いいじゃないですか。
カルトの代表VS本物の創価学会員。東京選挙区は熱いぜ。宮城は燃えてるか、宮城は燃えてるか、宮城は燃えてるか。
取り乱しました。すいません。ありがとうございます。こんな感じで盛り上がっていきたいんですよ。とんでもない、ありがとうございます。東京選挙区、野原ヨシマサ、ぜひ力を貸してください。よろしくお願いします。
今回10人の仲間を集め、山本太郎は、れいわ新選組という団体から立候補しております。
ひとりは東京選挙区、先ほどお話をしました。野原ヨシマサ。そして残る9人は比例代表、全国の代表として選んでいただけるように、9人の誰の名前でもいいです。山本太郎が嫌いでも、他にいい人見つかるかもしれません。ぜひチェックしていただきたい。この9人の名前、全国どこにお住まいでも、書いていただけます。できれば、比例代表2枚目の投票用紙には「山本太郎」「山本太郎」と書いてください。よろしくお願いします。
今回のこの挑戦、1議席を守るための戦いではないと言いました。1議席、私のことを考えれば東京選挙区から出たら、これ無難ですよ。でもそうじゃない。今回は全国比例で出てる。その理由は何か?
ややこしい人間が1議席だけじゃ意味がない。私は10人にして中に入っていきたいっていう考え。そこで身を切る改革。これが本当の「身を切る改革」ってことをやってみました。
何か? 国会に有為な人材を送るために、私は比例代表の中に、ALS難病患者のふなごやすひこさん。そしてもうひとり、重度障がい者の木村英子さんに入っていただいた。
本来ならば、比例代表の戦い方、どういう形か? 一番グループの中で票が多かった人、グループの中で一番票が多かった人が、最初に国会議員になる可能性が高まります。2番目に票が多い人は、2番目に上がる可能性がある。これが比例代表なんです。でも今年から変わった。どう変わったか? 特定枠っていうのができました。特定枠。特定枠の中に入れば、得票数は関係ない。グループの中で一番票数が少なくても、特定枠の人から先に国会議員になっていくってことです。
特定枠の1位がALSの患者。特定枠の2位は重度障がい者。私たちは他、比例代表出てるものはその外にいます。要は、山本太郎のもとに100万票以上集まれば、まずALSのふなごさんが国会議員になり、200万票以上山本太郎に集まれば、木村英子さん、重度障がい者が国会議員になる。そのあと山本太郎が国会に戻ろうと思ったら、300万票以上の票が必要になるんです。
これくらいやらなきゃ身を切る改革なんて言えないでしょ、維新の皆さん。
(拍手)
どうですか? 何を言ってんだ? あの人たちって話ですよ。でね、なぜ今、そういう方々に入っていただくのかっていうのは、日本は高齢化社会ですよね。この先加速しますよね。
多くの方々が寝たきりになる可能性がある。寝たきりになった時に、豊かな人生を送れるかって。寝たきりでも豊かな人生を送られてるんです。ALSの方。体は動かない。全身麻痺。呼吸器をつけて、食べ物も胃ろう。けれども、事業所の副社長として経営にも参画し、精神活動は旺盛。体が動かないからって、寝たきりだからって、何もないわけじゃないんだってことですよ。生きることの情熱燃やしてんだってことですよ。
でも今の社会の風潮はどうですか? 生産性でものが語られる。あなたは生きてる価値あるのか? あなたは何かの役に立っているのか? 役に立っていたら生きる価値もないのかと思わせる社会ですよね。
生きてるだけで地獄。みんな死にたくなる、そんな社会ですよ。年2万人自殺する。50万人自殺未遂。10歳から14歳までで、死因の1位が自殺なんて国、日本だけじゃないですか? 15歳から34歳までの間で、死因の1位自殺? 無茶苦茶じゃないですか。壊れてんですよ、もうこの国は。
生産性で物事が語られるならば、その先にやってくる社会は何か? 命の選別始まりますよ。何を入り口に? 医療費を入り口に。もうそろそろいいんじゃないですか? いつまでみんなに迷惑かけるんですか? そんな事で命が選別されるような社会が、この先、やってくるんじゃないかと私は危惧してる。だからこそ、寝たきり界のトップランナーに、寝たきりになってたって、豊かに生きれるんだってことを、その知見を、体が不自由でも生きていきやすいんだ、充実して生きられるんだっていうようなことを、私はその知見を国会に持っていくべきだと。今一番、国会に必要な有為な人材と言ってもいいんじゃないか。
この人たちに、まず最初に行っていただき、その後、私たちが追いかけるような形。力貸してほしいんですよ。力貸してほしいんですよ。変えていきましょうよ、みんなで。変えていくためには、宮城県に、この人が必要。石垣のりこさん。
石垣のり子:
ありがとうございます。再び石垣のり子でございます。宮城選挙区、参議院候補、野党統一候補の石垣のり子でございます。お晩でございます。ありがとうございます。太郎さん、ありがとうございます。熱い熱いメッセージ、ありがとうございます。さあ、あと30秒、お2人で。はい。
山本太郎:
もう1回言っときますよ。公明党みたいに電話してよ、みんな。選挙区は石垣のり子、そして2枚目の投票用紙、山本太郎って書いてよ。
石垣のり子:
1枚目石垣のり子、2枚目は山本太郎でよろしくお願いします。ありがとうございます。
山本太郎:
このあと、時間ある人、私たちと一緒に写真撮りましょう。拡散してほしいんです、SNSで。お金のある人、寄附ちょうだい。ありがとうございました。
※最善を尽くしておりますが、なるべく早く皆さまにお届けすることを優先するため、若干の誤字脱字はご了承ください。