【会見文字起こし&動画】次期衆院選 公認候補予定者発表 久保田みどり(沖縄1区)、高井たかし幹事長、山川ひとし(衆議院【沖縄県第4区】総支部長) / 2024年10月8日 沖縄県内

高井たかし幹事長:
はい。それでは、今日はたくさんお集まりいただきましてありがとうございます。れいわ新選組の幹事長の高井でございます。今日は沖縄4区の公認予定候補の山川ひとしさんと一緒にこの間、オール沖縄の4区、沖縄選考委員会で私、選考委員として出席してきましたけれども。大変残念なことにですね、途中から出席できない形になり、そしてその間に金城徹氏が決定をされたと。大変残念だし遺憾でありますが、そのあたりの経緯についてですね、私のほうからご説明して、そのあと山川さんのほうから自らの決意をお話しいただこうと思います。まず経緯なんですけど、選考委員会、4月の17日が第1回でした。その前にも準備会をね、何度かやって山川さんが出席していただいたりして、その間、やっぱり一番大きなテーマは全会一致で決めませんよね?というとこだったんですね。もう選考委員会のメンバー8人見るとですね、どう見てもここのメンバーで多数決で決めたらですね、もう一定の結論が見えてるという中で、やはり議論をちゃんと尽くしてそれから討論会もやって。この討論会もなかなかハードル高かったですけど3回の討論会できましたし。ただ、もうやはり一番のポイントはこの多数決じゃない形でちゃんと話し合いをして決めていきましょうというところだったわけですけども、そこを第1回からそういう議論になりました。で、当然、私たちはもうまさに参加する条件として、第1回目に参加する条件として全会一致で決めませんよね?ということを確認して。確かに委員の中には、「いや、他にじゃあどういう方法があるんだ」とか。多数決で決めませんよね?ということを約束してくれと言って、座長は約束したんですね、その場で。このメンバーでの多数決はしませんということでしたので、私は参加をいたしました。で、議論が進む中でなかなか結局、公開討論会をいつやるかとかどうやるかみたいなことに非常に時間がかかり、また6月には県議会選挙があってですね、これはもちろん一番大事なので仕方がなかったんですけど、その1ヶ月くらいは全く協議はできず。そして8月にようやく討論会ができたわけですが、それが終わっていよいよ話し合いを進めていこうと思ったらですね、もう「いや、もう多数決だ」という意見を複数の委員から「いいですね」「いやいや、それはおかしいでしょう」と言ってるうちに、もうでもなんかそれぞれ党を代表して出てますから、党からの指示でもう8月中には決めろという指示が出ているような情報も流れですね、それに合わせたように委員のメンバーもみんな「もう早く決めるぞ」「多数決だ」みたいなことになっていったと。

一方で8月の討論会で山川さんから、金城さんの収支報告書の疑惑ですね。これ本当、大問題ですよ。どう考えても。今、収支報告書の不記載がもうこの裏金問題のテーマになってるのにですね、それを一番追及している立憲民主党の候補者がですね、不記載。不記載というか、もう虚偽記載ですよね、本人の同意なく。で、それは私たちは聞いてたわけです、会計責任者の方から。なのでそのことを山川さんが問おうとしたらですね、それも阻止されると。それはじゃあしょうがないと。じゃあそのあと、終わったあと選考会できちんと話しましょうと思って私から提案してもですね、「いや、もうそれはそれぞれの党が、もう本人から話を聞いた」みたいな。「いやいや、そんなことで済む話じゃないでしょう」と。「きちんと金城さんから話を聞いて、ヒアリングを選考会としてもすべきだ」と。それと併せてやっぱり会計責任者の虚偽記載をされたと、名前を勝手に使われたという方からも話を聞くべきだということも提案しましたけれども、もうこれも却下ということで。本当にもう、私はもう第1回目に入ったときから感じてましたけど、もう結論ありきの会なんだなと。金城さんに、これまでの流れからして、決めるためにアリバイづくりでやってる会だなという風に私は感じました。しかしそこは入った以上ですね、しっかり公開討論会やって、で、じゃあ多数決以外でどう決めるんだってよく言われるんですけど、それはいくらでもあると思うんですね。まず公開討論会をやったわけですから。そのまず評価の話し合いすらなかったんですよ。どの候補が良かったかとか。もうそういう中身の、何ていうか、何のために討論会やったのかと思いますね。本来なら討論会やって会場の人からアンケートを取るなりね。あるいはたくさんの視聴者がいるんだからその方の意見を聞くような場を設けるとか。あと、市町村議員が50〜60人はオール沖縄、この沖縄4区でいると聞いてます。なんかその人数をね、確定するのが難しいとか言う委員がいましたけど。いや、確定なんかする必要ないんですよ。別にこの50〜60人の地方議員で投票して多数決で決めようなんて一言も言ってないんです。そういう人たちがどう思ってるかを、せめてアンケート取るとか聞きましょうよと。私は山川さんが、あの公開討論会を見たら圧倒的に山川さんが良かったと答えるともう確信してたので。だから会場の人に聞くとか、あるいは地方議員から聞きましょうと。この8人だけで評価してもしょうがないからと言っても、それも一切やらないということでした。ちなみに宮古島で、でしたかね? やったときに、会を運営してくださった方がアンケートを会場の人に全員で取ってですね、その結果も参考のひとつにしてくださいと言って座長に提出されたのに、それももう無視されたと。まぁ、その結果は山川さんが圧勝だったという風に聞いてますけど。そういうやっぱりちょっともう、なんか公開討論会の中身とか候補者の資質を議論しようなんていう場にはなってませんでした。で、もう一方的に今月中に決めるから、8月中に決めるから、多数決でやるということでしたので、いや、それはもう到底承服できませんと。そういうことであれば参加できませんという中で、9月に私たちが欠席する中で決まってしまったということでありますので、本当に非常に残念な選考会であったという風に思います。私からは選考会についてはそういう経緯でして。じゃあ、山川さんからお願いします。

山川ひとし:
はい。皆さま、こんにちは。たくさんお集まりいただきまして本当にありがとうございます。れいわ新選組沖縄4区の山川ひとしです。今回ですね、昨年の6月26日にこの場所で山本太郎代表と共に出馬会見をさせていただきました。で、それから時間が経過をし、オール沖縄の枠組みに入り、選考会、沖縄4区の選考会の色々と経緯ありましたけど、先ほど幹事長からも説明があった通りですが、その中で私としてもこのオール沖縄の4区の統一化について金城徹さんに決定をしたとれいわが欠席の中ですね、そういうお話がありましたが、だいぶ悩みました。なぜ悩んだかというと、沖縄県民が置かれてる実情を本当にこの決定で良かったのかっていうところですね。不透明なところが多くあり過ぎて、第8回目の選考会まではれいわ新選組は参加してます。9回目、10回目、11回目の中で、この3回はれいわは欠席してるんですね。それはもう先ほど言った多数決で決めないこと。でも、もうひとつは金城さんと当事者の会計責任者のヒアリングを確認を選考会ですることという要望したところで止まってしまってるんですよね。この9回、10回、11回目の議事録はちゃんとその選考委員の方々が担当をしてきちんと取ってます。で、取ってるんですが、議事録が上がって来ることなく、これまでの中身が分からないまま、結果報告が皆さん方、マスコミの中に伝わってると思います。で、これはオール沖縄の歴史を踏まえて金城さんに決まったんだというような座長の発言だったと私、記憶してますが、オール沖縄の歴史を踏まえて本当にそれで良いのか?というところですね。やはり大事なところは県民を向いた状況の中でしっかりと透明性のある開かれた公平公正な選考会を運営して行くんだという流れが、今回の沖縄4区の選考会の大事なところでした。しかしながらその9回、10回、11回目があまりにも密室、非公開すぎて、結果どうあったこともまずわからずに、そのような大事な沖縄のこの4区という地域は辺野古新基地も踏まえて新しい基地をつくらせないというオール沖縄の原点に、南西シフトの問題が組まれてるんですよ。その部分をなぜ議論もせずに個々の判断でやっていきましょうっていうような、公開討論会の、皆さん方見たと思いますけど、公開討論会の中でもいろんな各予定候補者の方々が発言されてました。その状況を経てもなお、統一化はその方になりましたというような、オール沖縄の腹八分、腹六分、イデオロギーよりアイデンティティっていうような、翁長雄志さんが中心となって作り上げたオール沖縄で本当にいいのかっていうところが、私には大変疑問に感じてるとこです。そういった中で様々なことを検討、熟慮した結果、今回は私はれいわ新選組公認として沖縄4区からはしっかりと出馬をするという決意を持ちながらですね、このオール沖縄に対しては、今のオール沖縄とは一切関わることができないと。で、その関わり方としては、県民を向いた第三極的な、やはり山本代表が言ってるように、全国的に今の県民、国民を支えていけるのは積極財政と。また沖縄は新しい基地をつくらせない、辺野古新基地も含めて南西シフトの大事なこの国境を支えていく国防の観点からも、今の状況じゃ間違いなく国民、県民、島民が不安にもう強いられてしまって、生活どころじゃなくなります。その思いをですね、オール沖縄は一切、今、重んじることなく、ただただ自分たちの議席というような立場で対応しているんじゃないかという風に私は感じてるとこです。

なぜなら、野田代表が今回の代表選になったときに、立憲のですね、各選挙区では調整をするというような、いい期待値が、発言がありましたが、全く沖縄4区にはその調整はありませんでした。そして各候補1区から3区まで、3区はちょっとまだわからないですけど、事務所開き等々があったようです、4区も含めてですね。その中でも、私たちオール沖縄の枠組みに入っていながらも、一切この間、連絡もなく協力要請も何もなかったってのが今の実情です。そういった中で、やはり仲間として迎えられるような、多様性を認め合い、誰ひとり取り残さない社会をというような表現を、今のオール沖縄の皆さん方には使ってほしくないなと私は強く思います。そうであるんであれば、1区は共産、2区は社民、3区は立憲、4区はれいわ、それが本来の野党共闘でオール沖縄の目指すべき真の姿だと私は感じていますので、その思いをやはり県民のために、しっかりとこれからの新しい沖縄の政治環境をつくるために、まずはリセットすると。リセットしたうちに、その思いをですね、みんなで共感をしていただきながら、経済界も含めて、保守、中道、革新関係なくですね、みんながまた集まってこれるような政治状況を、れいわ新選組がまず先頭に立ってつくっていきたいなと思ってます。以上です。ありがとうございました。

高井たかし幹事長:
はい。それで私からちょっと補足追加ですけども、今、まさに山川さんが申し上げた通り、本来ならですね、もう、まさに昨年山川さんを発表したときにですね、もうきれいに1から4区まで、1区共産、2区社民、3区立憲、4区れいわっていうのは、もうまさに、もう野党共闘のお手本のようなですね、すみ分けができる。そしてそれがまさに、オール沖縄という組織があるからこそですね、それができる。沖縄だからこそできるということで期待を持って我々も入って、しかも相当早くもう擁立を決めてですね、そっから5~6ヶ月後くらいですね、金城さんが手を挙げたっていうのは。そういった中で、実はこの議論も選考委員会の中でさせてもらいました。しかしですね、私がこの発言をした瞬間に、もうなんか、ものすごい怒りの言葉でですね、「そういうことを話す場じゃないだろう」みたいなですね、「今の発言を撤回してくれ」っていうようなことで、議事録からも削除されました。そういう、何ていうかですね、やっぱりもう結論ありきの状態なんだなという風に感じます。なので、そうなった以上はですね、我々れいわ新選組としてもこの沖縄っていうのは実は全国で一番得票率高いんですよ。東京よりも。山本代表がもう2013年からもうずっとやってるその東京よりもですね、この沖縄はれいわの得票率が高い、支持率が高い、ボランティアさんもたくさんいる地域なんです。なので、ここで山川さんだけに、沖縄4区だけにとどめる必要は全くないということで、今回、沖縄1区から候補者を擁立することを決めましたので。昨日、実は17人発表しました。れいわ新選組、元々11人。山川さんも含めて11人。で、昨日17人発表して28人、既に公認する候補者を発表してますけど、今日29人目、これからご紹介します。久保田みどりさん。どうぞ入ってください。もうこれは公認決定を党の役員会でして、今日がその発表ということで、じゃあ、久保田みどりから決意を述べてもらいます。

久保田みどり:
衆議院1区の久保田みどりです。私は保育士として25年間、保育現場で働いてきました。その中で、やはり子どもたち、そして保護者さん、また保育の職員の皆さんの現場の声がなかなか行政に届かない、こういったことを、どんなしてでも訴えたい。現場の声はやはり必要。でも、どんなしてでも変えられない。こういったことは国政に訴えないといけない。私がこういった思いから出馬を表明いたしました。その中で、また私は実は父と母の今、ダブルケアの介護をしている状態です。その中でもこの介護の状況が沖縄県は一番悪いというような状態が続いています。この中でやはりたらい回しにされている現実。こういったことも含めて、私は国政に訴えてもっともっと法律を変えていかなければ今の世の中は変わらない。こういった思いから決意とさせていただきました。

高井たかし幹事長:
はい。(それじゃ、資料を一応用意してますんで、皆さんに配ってもらっていいですか。)以前、れいわ公認で市議選に挑戦されて、惜しくも落選をされた方なんですけども、今回、快く決断をしてくれましたので擁立をしたいと思います。じゃあ、ここからは記者の皆さんからのご質問にお答えしたいと思います。よろしくお願いします。質問する方はちょっと、配信してるもんですからマイクを使っていただけるとありがたいです。じゃあ、どなたかお手を挙げていただいたら。はい。すいません。マイクで恐縮です。はい。

記者:
沖縄タイムスと申します。今日はありがとうございます。今、1区からの久保田さんの擁立という発表がありましたが、その他の選挙区、例えば2区とか3区とか、そのあたりについては何か現時点で考えてることがあれば教えてもらえますでしょうか。

高井たかし幹事長:
はい。ありがとうございます。本当は出したいですね。今の趣旨からいけば2区、3区。特に3区が立憲民主党がね、2議席取りに行くのかという話ですから。なんですけどやっぱりこればっかりは、なんていうか、出てくれる方の意思と、それからあと態勢ですね。選挙をきちんと戦える態勢を組めるかどうかということで、まず1区が整ったので今日発表しましたけど、2区、3区も諦めたわけではないですけど、ただ一方でもう解散まで時間もないので、ちょっとどこまでできるかっていうそんな段階です。はい。

記者:
はい。琉球新報と申します。よろしくお願いいたします。先ほど山川さんのお話の中でも4区の選考の経緯で先に出馬を表明されてということだったのですが、今回の1区の久保田さんについてはオール沖縄の側との調整みたいなものっていうのは何かされてらっしゃるんでしょうか。

高井たかし幹事長:
もう調整しようがないですよね。この段階で9月の中旬くらいで金城さんに一方的に決められてですね、我々としてもそれを黙って受け入れるのか、本来やっぱりあるべき姿にリセットされたというか。もう候補者調整、野党共闘はやらないという、もうはっきりしたメッセージだと思いますので。それについて我々としてはどう取り組むかということを検討して、ようやくギリギリ間に合ったという段階なんで、ちょっともう調整をするような余裕はないし調整するもう立場でもないという気がします。

記者:
ありがとうございます。そうするとですね、先ほどおっしゃったように沖縄、非常にれいわの支持率が全国的に高い地域だという点と、久保田さんのこの出馬の狙い等もお伺いしたいのと、あともう一点、結果的に大きな国政野党の側の票を割って自民党に利することにならないかというような指摘もあるかと思いますが、そのあたりについてはどうお考えでしょうか。

高井たかし幹事長:
はい。実はあとですね、共産党さんの公認候補でもあるので。1区は。共産党には事前に伝えました。で、正直言うと調整の可能性はあるのか。これも全国的なレベルでも含めてですね、話をしましたけど、全くないと。そういう余地はないということでありましたので。で、自民党を利するかどうかという点については、これもう全国的に、むしろ今回出す立憲も共産もなんですけど、本当に容赦なく、れいわ新選組のところに全国的に立ててきておりまして。はい。全く向こうがその気がないんじゃないでしょうかね。はい。それでなんか、れいわだけがおとなしく候補者出さないでいろと。たぶん向こうはそういう、なんか小さな政党なんだから黙っとけみたいな風に感じるんですけど、それではれいわ新選組大きくなりませんので、我々、山本太郎代表も常々言ってますけど、もう今回はとにかくもうそれぞれやるんだと。そしてれいわ新選組が中規模政党になって、そしてれいわ新選組が野党再編を主導していくような、そういう風にならないと、今のだらしない野党がですね、ただ政権取ってもほとんど変わらないと。今の自民党政権とほとんど変わらない。そんな政権交代だったらやっても意味がないというのがれいわ新選組の考え方です。はい。ありがとうございます。その他いかがでしょうか。じゃあ、あちらの女性の方から。

記者:
朝日新聞と申します。お願いいたします。昨日発表の公認候補予定の方の一覧にですね、山川さんのお名前ございませんでした。今、4区から立候補するんだという決意表明いただきましたけれども、この公認予定、追加などについてはいかがでしょう。

高井たかし幹事長:
はい。昨日発表したのはですね、実はもう既に発表した人を除く人だったんです。だから11人ほど既にもう発表してる現職とか、あと山川さんなんかはもう早々と公認。他の党だとね、なんか今は、じきに一斉に公認を出すみたいなんですけど、我々ちょっと、もう去年の6月に山川さんはもう公認を決定しておりまして。で、追加で公認した人が昨日の17人ということです。で、昨日の発表会でも聞かれたんですけど、他に追加で、あといるんですかって言って、山本代表から6人くらいは追加する予定だと答えて、そのうちの1人が今日の久保田さん。なので、あと5人とか6人くらいはさらに公認する予定です。はい。

記者:
ありがとうございます。あともう一点ですね。山川さんにお聞きしたいんですけれども、昨年の会見でもお話しになっていたと思うんですが、辺野古阻止という一点でまとまってきたオール沖縄という枠組み、改めてですね、どのようにお考えかということを教えていただけないでしょうか。

山川ひとし:
はい。辺野古ワンイシューで、当然、まとまってきたオール沖縄だと思います。ただその中にも、それでは、じゃあ各候補者がそれぞれが考えて、南西シフト問題をどうしていこうかというところで、支援をいただいている政党や各団体、労組だったりとかですね、そういった方々が、私たちは南西シフトは触り切れないんだよねって。支援をしないのかとか、いろんなしがらみがあるようです。ただそういう中で、新しい基地に繋がるものはつくらせないっていう原点を持てば、そこも、ひとつの南西シフトもワンイシューに入ってこないとおかしなものだと私は思います。翁長雄志元知事が発信をしていた経済と平和の両輪という中では、やはりしっかりと離島格差の問題も解消しながらも、ワンイシューの中にそこを組み込んで幅広く県民の願いを取り入れていく。それが原点だと私は感じてるんですね。なので公開討論会の中でも、さまざまな県民の要望を受け止めるような、本来のオール沖縄の、すべての県民の願いがワンイシューとなった願い。辺野古だけではなくてですね。そういった思いをしっかりと体現できるような取り組み、政党団体のチームとして取り組みましょうというお願いをしたんですけども、残念ながら予定候補者の皆さん方はそういう回答は得られませんでした。なので私は、今後もそういう思いをしながらやっていきたいと思いますけど。先ほどちょっと質問がありましたけど、やはりオール沖縄の皆さん方も敵を見誤ってはダメだと思います。私たちは当然、野党の立ち位置として調整をしながら、しっかりと次の政権交代をしていくための、自民党公明党さんのために対峙をしないといけない、しっかりとスクラムを組まないといけない場面でもあるにもかかわらず、その調整時間があったにもかかわらず、全く調整をしないっていうような政権交代の在り方っていうのは、国民が逆に大丈夫か? この人たちはと。この政党はっていう風になってしまうんですよね。だから県民としても、今、大事なことは何なのか。この時代の先にどうあるべきなのかと考えたときには、やはり南西シフトも自分それぞれが各候補者が考えることだからっていう観点で整理をして、統一化に決まってしまった今の沖縄4区の、オール沖縄の考え方っていうのはちょっと私は間違いだと思います。はい。 

記者:
安保ですとか、自衛隊ですとか、さまざまな問題、辺野古以外にも出てくるという中で対応しきれなくなっているんじゃないかっていう、そういうお考えであるということですか。

山川ひとし:
当然、安保の問題も地位協定の問題も、さまざまな課題がたくさん残ってますけど、この保守というような表現の中でそれがズルズルと、「私は保守だから」「自衛隊容認する立場だから」そこを言い出すと止められない。また、みんながまとまらないんだよなっていうような状況であるんであれば、いくら立憲や他の政党にいても止められないんですよ。だったらもう自民党に行ったほうがいいんじゃないですか?ということだけです。なので、そこに居座るんであれば、そこの政治信念としてどこを向いて誰のために政治をするのか、そこだと思いますので、私たちはれいわ新選組は日米安保も当然、地位協定も県民の思いに変わっていくような状況に進めていく。戦争に繋がるような状況に変えていくような日米安保、地位協定にしたら困るんですよ、私たちは。そういうことをしっかりと強く訴えて党の中から言い続けるだけの政治家ではなくて党もひっくるめてその理解をしていけるような政党、国政政党じゃないと全く沖縄の問題変わっていきませんのでズルズル時間だけを無駄にするだけ。その時間を無駄にしないためにれいわ新選組がこの沖縄4区からしっかり立って、県民のために強く訴えをしながら共感を得ていくという状況にしていきたいと思います。

高井たかし幹事長:
はい。その他いかがでしょうか。

記者:
すみません、読売新聞なんですけれども。確認なんですけれども、山川さんと久保田さんは、このオール沖縄の枠組みとして出馬するわけではなく、あくまでれいわの小選挙区、支部長として出馬されるという認識でよろしいんでしょうか。

山川ひとし:
難しいですね。オール沖縄の枠組みとしてという意味では、誰がどういう風に決めているのかっていうところは、全く見えないところの密室の中で、今回も沖縄4区は決まってますので、誰がオール沖縄の責任者なのかっていうところだと思います。なので、私たちの県民の願いは辺野古に新しい基地をつくらせない。その思いがオール沖縄なんですよね。なので、それぞれのひとりの一県民、国民として、辺野古新基地はつくらせないんだと思ってる方々はみんなオール沖縄の、ある意味、表現、体現をするものだと私は感じてます。なので、私も辺野古新基地は反対ですし、隣にいる久保田も辺野古新基地は反対。ですので、その思いを持ちながられいわ新選組としてしっかりと原点に戻れるように、そして新しい環境をつくれるように。県民がもっともっと幅広い政策を今、望んでるんですよね。その中でオール沖縄の、今のオール沖縄の考え、ワンイシューだけの考えじゃ、もう全くもう時代遅れで、前に進まないんですよ。県民所得もワースト。そして子ども貧困もなかなか解消できずにいる。そういった状況の中で、辺野古だけっていう問題じゃなくて、辺野古もしっかり止めつつも経済もしっかり前に進めていく、そういったところが私たちの考えなので、お互いのその中では、れいわ新選組公認として県民にその思いを訴えていくというような立場になります。同じです。

久保田みどり:
はい。同じように山川さんが言ってたように、私も辺野古の基地建設は反対です。やはりそれをつくることによって住民の皆さんも困るし、いろんなことが起きていく、こんなことではない。やっぱりそれよりも一番大切なのは、県民にとって大切な経済、こういったことをもっともっと広く、オール沖縄ができないことを、私たちれいわ新選組がやっていきたいと思い、私がやっています。はい。

高井たかし幹事長:
私? そうですね、はい。いやもう、今、お二人が言った通りですけども。はい。特にオール沖縄のことはね、やっぱり歴史があって、山川さん、沖縄の方が一番ご存じなので、やはり、意志を尊重したいなという風に思います。はい。

記者:
オール沖縄のこの考え方、辺野古の考え方っていうのはもちろん一緒、そこはひとつなんですよね。ただ選考方法などにやはり、ちょっと辺野古のワンイシューっていうところも議論し直したほうがいいんじゃないかとか、オール沖縄としてのあり方の考え方が違うと。

高井たかし幹事長:
このあと、山川さんにも答えてもらいますけど、私が思うのはオール沖縄でね、やっぱり私も選考委員会の8回かな、東京から毎回、沖縄まで来て参加したので一緒にやりたかったわけですよ。しかしもう排除されたというかですね。しかもその決め方が非常に不透明なやり方で。しかも金城徹さんってね、どう考えても、何でそういう疑惑がある方をですね、何の議論もなく、本人にその真相を確かめもせずですね、本人に確かめてないですよ、本当に。本人が何か金城氏が会計責任者とは和解したみたいに選考委員会の場で他の党の人言ってますけど、全然和解してないじゃないですか。各社さん取材していただいた通り。私も会計責任者、元会計責任者の人と直接話を聞いてるから和解なんかしてませんよってそのとき言ったけど、そうですか?みたいな。もう完全に、なんかもう一方的に結論ありきなので、もう私としては、もう完全に排除されたなということなので、考え方とか理念とかは同じくしますけども入れてもらえなかったということだと私は思ってますけど。

山川ひとし:
今、質問があった中で辺野古を止める、反対という意味では、入口の部分では一緒だと思います。ただその、オール沖縄の皆さん方、各政党の今回衆議院に立候補される国政政党の方々の辺野古に対する表現はたぶん中止だと思うんですよね。中止というのは一旦止めて、その中で米国や政府ももちろん政権交代したらその方々もまた検討、検証すると思いますけど。その中止をした間は止まるかもしれませんけど、終わった、協議が終わった後に、もしかしたら進む可能性もあるっていうものも含めてあるんですよね、中止っていうのは。私たちはその中止という表現を沖縄の中ではやはり中止ではなくて撤回っていうのをれいわ新選組は今回の選挙は打って出たいと私たちは考えています。撤回をして、やはり本国に戻ってもらうと。そういう状況をつくりながら対等な立場で外交をしていく。そしてアジアの近隣諸国ともしっかりと安定的な、紛争が起こらないような状況をつくって、経済を沖縄に、このアジアのダイナミズムを取り入れていくというような観点がひとつです。またこの選考会の過程も先程来申し上げている通り、不透明過ぎてあまりにも9回、10回、11回目の議事録すら出せないような体たらくです。議事録ってすぐできますよ。私たち、この1回から8回まで、2回からですね、8回まで事務局がしっかり頑張ってくれて50ページまであまるような議事録もしっかりと提案をして、皆さん方、一文字も間違ってないですか?ニュアンス大丈夫ですか?って言って確認をした後にこの公開要望があれば公開していくっていう対応してきたのに9回、10回、11回っていう、その短い時間の話し合いの中で何も出さなくて、状況で、結果決まっただけの結論をしていく。一番大事な部分ですよ。県民が知りたい部分、その部分を隠すことすら、後ろめたい気持ちがあるんであれば、そういう政治を皆さんが求めてるんですか?ってことです。私たちはしっかりと真っすぐ、まっとうな政治をと言うんであれば、本当のまっとうな政治をやっぱりしていくべきだと思うので、そこはやっぱり強く県民が知るべき権利のところを知ってもらえてないという状況であれば私たちが伝えていくことが必要だと思います。

高井たかし幹事長:
はい。他にいかがでしょうか。はい。どうぞ。

記者:
毎日新聞です。久保田さんと高井さんにお伺いしたいんですけども、1区から出馬することになった、1区から出馬を決めた理由、また擁立した理由についてそれぞれお伺いします。

高井たかし幹事長:
はい。私からですね。正直に申し上げると1区から出てほしいと我々のほうから打診をいたしました。住んでるところは違うんですけれども、先ほど申し上げました通り、1区が一番、れいわの支持率も高い、沖縄県内の中でも一番支持率が高い。それからボランティアさん中心にですね、多くいますので選挙の態勢も組めるということ。またあと、そうですね、やっぱり共産党というのもありますかね。全国で共産党から我々れいわ新選組のところに容赦なく立てられてますので、それで何もしないでいいのかって。立憲のところには、昨日、実は野田代表、それから枝野元代表、それから安住元国対委員長のところにも立てましたので、そういう趣旨も含まれているということです。

久保田みどり:
私も1区から今回出馬することになりましたけれども、やはり県民の声をどうしても届けたいんですね、私は国政に。こういった今の介護の問題。本当にこの介護の問題が現実になっていく、これから本当に少子高齢化に進んでいく中での、こういったことが国に上げていかなければ今の介護をされている従事者の方だったり、もうこういった方々がもう本当に落ちていくんじゃないかと。介護難民が増えていく。今も本当に現実にですね。正直、私の父は年金をもらってるんですけども、年金から介護保険料8万円とか本当に引かれていく中で、こういった中で生活をしていかないと2ヶ月にいっぺん、こういった中で本当に物価高騰になっている中での生活はやっぱ苦しいです。で、介護にあたるにつれて、お金もとってもかかっていくんですね。このお金がかかることが非課税世帯しか優遇してもらえない。課税世帯は本当にこの、なんていうんでしょう、優遇してもらえないんです。この状況って法律でしか変えられない、国政に行けば私が行けば変えられるんじゃないか、こういったことも、現実って当事者じゃないと言えないんですよ。そういったことを私は本当にやりたいと思い、今回、れいわ新選組をお話いただいて出馬を承知いたしました。

高井たかし幹事長:
はい。その他、いかがでしょうか。

記者:
読売新聞と言います。幹事長に伺いたいんですけれども、今現状、1〜4から立てたということで、この2、3での擁立の可能性があるのかという点をお伺いしたいのと、あともうひとつ2、3区にも当然、れいわの支持者がいらっしゃるかと思うんですけれども、そこで例えばオール沖縄側の候補者の選挙支援みたいなことは基本的には今回行わないというか、そこに対して支援をするようなことはないといういう理解でよろしいでしょうか。

高井たかし幹事長:
はい。まず2、3区も立てたい気持ちはあるんですけど、ただなかなかボランティアさん、沖縄はたくさんいるとはいえ、1、4にひとつの県に2人以上出すのって本当に、東京とかですね、大阪とか、埼玉もそうかな、くらいなんですね。その中で沖縄を2人出したのは結構精いっぱいで3人出すのはなかなかちょっと厳しいかなと思います。まぁ諦めたくはないんですけども。それからそういう意味ではあと支援者の方にっていうのはですね、れいわ新選組はそれやってないんですね。ボランティアさんはもうそれぞれ皆さんもう、山本代表もよく言ってますけど、山本太郎が言ったって言うこと聞かないよって言ってますので。それはそれぞれの応援する方が判断することかなと。私としては1区4区をぜひ2区3区に住んでる方もですね、応援に来てほしいなと、そう呼びかけたいとは思いますけども。どなたに投票すべきみたいなことは言うつもりはないです。はい。

山川ひとし:
すいません。この2区3区の今後の推移としては地元を預かる総支部長として、いろんな各方面からの相談は今、来てるのは皆さん方にお知らせしておきたいなと思います。幹事長のほうにはまだまだそういった話は私は伝えていませんでしたが。いろんな各種の企業の皆さん方からはやはり今のこの状況を打破していくためには、しっかりとれいわ新選組がもっと幅広く選挙区に乗り込んでいくことが肝要じゃないかっていう風なお言葉いただいてます。ただ先ほど言ったように、その調整がつくかどうか、準備ができるかどうかというような問題もありますので、しっかりとそこは精査をしていきたいなというような段階です、今は。はい。

高井たかし幹事長:
そういう意味では、沖縄のことは山川さんに任せてるので、もう山川さんが出せると、出したいということであれば、党としてそれを別に否定するものではないので、はい。もし出せるならぜひ出したいなと思います。はい。はい。その他いかがでしょうか。

記者:
沖縄テレビと申します。山川さんにお尋ねしたいんですけども。今回、正式に4区から出馬ということで、同じ選挙区から兄の泰博さんも出馬されると思います。政治主張は違うと思いますけども改めてこのあたり、お兄様とお話しとかされたのか。もしくは何かどういったお話し合いされたのかっていうのがあれば教えていただけますか。

山川ひとし:
はい。今回のこのきょうだいに対して、兄に対してですけど、そこまで何か具体的な話をしたことは一切ありません。ただ、兄が選んだ政党が日本維新の会。で、私が選ばせてもらったのがれいわ新選組というところで。そこを向いている沖縄の県民のために、どの方向に未来を社会をつくっていこうかっていうところでは、全く逆を向いていると私は感じています。なので、きょうだいという立場ではなくて、政党でしっかりと声を上げて国を動かしていくという状況であれば、やはり自民や公明、維新、もしくは今、立憲もそうかもしれませんけど、この悪法に賛成をして戦争に繋がるような状況がずっと今年度続いてるんですよね。その状況を鑑みると、私としてはやはり日本維新の会も、きょうだいであってもそこは許されるものではないと思ってます。だからしっかりとそこは自民も公明も維新も退場して、しっかり戦って県民のために辺野古新基地、戦争に繋がらない。そして当然、きょうだいですから系統は一緒です。彼も保守、私も保守。ただ、保守の中でも沖縄を守る保守と私は感じています。なのでしっかりそこを踏まえてですね、今後の論戦をしていきたいなと感じてます。

高井たかし幹事長:
はい。その他いかがでしょうか。あ、はい。

記者:
QAB(琉球朝日放送)と申します。よろしくお願いします。久保田さんと山川さん、それぞれにお伺いできればと思うんですけれども。お二人が出馬することで1区はこれで候補者5人。で、4区も4人になるわけですけれども、この候補者が多い中で自らの主張というか、どのような形でこの自身の主張というのを差別化していくっていうか、そういうお考えがあればお聞かせください。

山川ひとし:
はい。まずですね、れいわ新選組は自民や立憲、日本維新の会と、この3つの政党と一番違うことは積極財政です。その積極財政をもって県民のためにきちんと給付措置をしながらも消費税を廃止して、で、中小零細企業の皆さん方のインボイスを廃止していくという、まずは一丁目一番地は経済。そこからスタートしてるんですね。それとプラス、大事なことは悪法にも賛成せずに、しっかりとダメなのはダメだと言いながら、沖縄県民の大事なこの平和の部分を取り戻していくっていうのが、できるのがこの4つの政党、れいわも含めて4つの政党の中では、れいわ新選組しかいないんです。もうそこに対して何か私たちは個人の政治家として、そこは許せないから党に言っていくんだとか。私たちは廃止はしないけど減税の、少なからずの減税はしていくんだというような国民騙し的な政党はたくさんいるかもしれませんけど。そういったところに県民がどう判断するか。当然、訴え方の仕方だと思いますけどね。ただ、私たちはもう真っ当な、本当に真の真っ当な、その政治をしっかりと伝えていきながら、消費税は廃止。そして国民にきちんとした給付をしていく。財源も確保しながら、豊見城市で私が首長したときに、もう一番悪い状況の財政運営をさまざまな副市長、今、副市長は政策調整監してますけど、そういった方々の知恵もお借りして、職員の知恵もお借りして、財政力をしっかりと上位に上げてきましたので。そういったことを、地方自治の中でもできる、そういった状況を国の中でしっかり動かしていけるのは、れいわ新選組しかないということを伝えて差別化を図っていきたいなと思います。はい。

久保田みどり:
はい。やはり、れいわ新選組にしかできない政策があります。そういった中でも、本当に県民のためにできることは、本当に消費税廃止だったり、インボイス廃止を訴えていく。本当に一丁目一番地のやり方をやって訴えていくことによって、やっぱり市民の皆さん、県民の皆さんが向いてもらえるんじゃないかって、私はそういった思いからやっていきたいと思っています。ありがとうございます。

高井たかし幹事長:
どうぞ。追加で、はい。

記者:
別件になりますけど、大丈夫ですか? 高井幹事長にお伺いできればと思いますけど。沖縄はれいわの得票数というか、多いとお話ありましたけど、今回の衆院選における、比例での沖縄での総得票数の目標みたいなのあれば教えていただけますか?

高井たかし幹事長:
いやあ、そこまでは。全国的にも比例数の目標は立ててないんですけど、当然、前回を上回る。おかげさまで支持率的なものは、3年前よりはどんどん上がってってるので、やはり前回は大きく上回るような得票で、ぜひもう1回、全国1位に沖縄がなってほしいなと思います。ありがとうございます。はい。その他、いかがでしょうか? はい。マイクを今、回します。すいません。

記者:
共同通信と申します。すいません。確認で、今の全国1位っていうのが、前回のれいわの得票数、得票率とか? 

高井たかし幹事長:
得票率ですね。なので全有権者は、全投票の中に占めるれいわの票数が3年前の衆議院選もそれからこないだの参議院選もいずれも確か沖縄が1番ですね。これは本当にびっくりというか。やっぱり、れいわ、代表がやっぱ東京選出ですから、東京が圧倒的に高いんですけど。あと活動もやっぱり東京で街頭演説をやることが多いので、沖縄にそんなに山本代表、頻繁に来るわけじゃないんですけど。ただ、昔から本当に俳優の時代から国会議員になる前から、やっぱり辺野古基地の問題は取り組んで基地の前に行って座り込みとかも参加したことありますし、そういった縁なのかなと思って見てます。

記者:
すいません。追加でもう1点で。今のれいわの得票率が全国1位なことを、どのように、なぜだと分析されてますか? 

高井たかし幹事長:
なかなか党として明確に分析したことはないんですけど、今、申し上げたように山本代表がやっぱり辺野古基地の問題をずいぶん前から国会議員になる前から原発廃止。山本代表が政治を志したのは俳優時代に3. 11の福島原発事故が起きて原発はいらないってことを俳優時代に言ってたらテレビに出れなくなっちゃってですね、マスコミから干されて。で、こんな日本はおかしいと言って政治の道へ行くんですけど。ほぼそれと同じような形で辺野古の問題も取り組んできたっていう、そういうちょっと古くから国会議員になる前からの活動のおかげかなとは思ってます。はい。はい。その他いかがでしょうか。はい。お願いします。

記者:
すいません。毎日新聞です。重ねてで申し訳ありません。高井幹事長にお伺いしたいんですけれども、南西シフトについて共産党との主張の違いとか、どのようなものがあるんでしょうか。


高井たかし幹事長:
それは私より山川さんのほうが。

山川ひとし:
共産党の主張が詳細に私の少し、中で把握してるわけじゃないので一概に言えませんけど。私たちは自衛隊のこの職責のあり方を今後どうしていくのか。国防という名のもとに軍事化を進められるような状況をつくり出そうとしている今の自公政権の中で、しっかりと防災の観点。れいわ新選組は高井幹事長も含めて防災省の設置をしっかりと創設をするという風に公約にも謳っています。なので国境に近いところほど、そしてまた先島諸島は台風一過ですので、そういった防災の観点からきちんと災害に強い防衛力をつくっていくっていうところが一番私たちのれいわ新選組が今後、先島諸島の皆さん方に伝えていく大事なところだと思ってます。共産党の部分は少し勉強不足で今、仕入れてないのでどういう比較かっていうのはちょっとお伝えできませんけど、私たちはそういう話の中で進めていきたいなと感じています。

記者:
確認なんですけども、現状の政府が進めている防衛力強化の方針にプラスアルファして防災力をつけるというような考えなのか、それとも政府の方針を転換する、どういう方向に転換するのか。そのあたりも伺いたいんですが。

山川ひとし:
はい。かいつまんで話をしますと、防衛力を強化ではなくて私たちはこの防衛力の強化に投じてしまった43兆円あまりの予算を島の、島民の皆さま方やしっかりと子どもたちの未来のための人材育成の投資に向けて、この43兆円はあるべきだと考えています。で、その中で今、離島の問題で諸課題で一番大事なことは医療と、そしてまた食料自給率です。そこの2つをしっかりとセットで持っていきながら、防衛を国民の守る立場として体制を整えていく。なので軍事を進めていくような強化は転換をさせていきたいと思います。

高井たかし幹事長:
おそらくあまり共産党と政策の違い、結構少ないんですよね、れいわ新選組。一番違いは積極財政っていうところ。共産党はやっぱり緊縮というかですね、国債発行には否定的なので、そこは大きく違うんですけど。ただ多くの政策は結構似通っているんですけども、なのに何でこんなに全国でれいわのところに立ててくるのかというのが私はちょっと残念ですね。はい。はい。他いかがでしょうか。よろしいですかね。はい。じゃあ以上で記者会見は終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

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【沖縄4区】宮古島市、石垣市、糸満市、豊見城市、南城市、島尻郡与那原町・南風原町・八重瀬町、宮古郡、八重山郡 https://www.soumu.go.jp/main_content/000853868.pdf
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【声明】沖縄1区について(2024年10月11日 れいわ新選組代表 山本太郎)

結論から申し上げます。
沖縄1区の候補者擁立を取りやめます。
れいわは1区に候補者を擁立する、としましたが、
沖縄のみなさんの様々な思い(やめてほしい、立てて欲しい)
を改めて受け止め、私たちが目指すべきビジョンと体制をしっかりと再構築してチャレンジしようと一度立ち止まる決断をしました。

続きは>> https://reiwa-shinsengumi.com/comment/21731/

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