【文字起こし&動画】山本太郎代表街宣 れいわ衆議院議員 全員集結! 高井たかし、くしぶち万里、大石あきこ、たがや亮、さかぐち直人、山川ひとし、上村英明、佐原若子、やはた愛 / 2024年11月11日 池袋駅西口前

山本太郎:
先の衆議院選挙。そこにおいて9名の、9名の国会議員、衆議院議員が誕生した。3人の元職がまたバッジをつけ、プラス6名の新人が生まれた。れいわ新選組の衆議院議員たちを紹介したいと思います。どうぞ皆さん、できれば壇上に上がっていただきたい、ありがとうございます。どうぞどうぞ。ありがとうございます。れいわ新選組の衆議院議員たちです。3議席から9議席に3倍増となりました、れいわ新選組の面々でございます。順番にですね、皆さまにご挨拶をさせていただきたいと思います。それではトップバッターはじゃあ、今、マイクも握ってるから、共同代表のくしぶち万里でございます。

くしぶち万里:
皆さん、こんばんは。こんなにも多くの皆さんに集まっていただき、本当にありがとうございます。共同代表のくしぶち万里です。ここ東京で貴重な一議席を引き続きお預かりすることになりました。私自身は3期目の国会議員の活動が今日、初登院でスタートさせていただくことができました。また代表からもありました通り、ここ、こんなにも新しい仲間が増えてですね、3倍に議席を増やし、本当にこれはここ、今、いらっしゃる皆さん、そして全国中のボランティアの仲間たち、地方議員の仲間たち、そして横に横にと拡げてくださった支持者の皆さんのおかげです。失われた30年を絶対に取り戻すこと、そして絶対に戦争はさせない。この2つを掲げて選挙戦戦い抜きました。必ずこれを実現させるために皆さんと一緒に力を合わせて闘う野党の先頭に立って参ります。これからもよろしくお願いします。

山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組の共同代表でございます、くしぶち万里でございました。続きまして、じゃあ、その並びでれいわ新選組共同代表の大石あきこでございます。

大石あきこ:
皆さん、こんばんは。大石あきこです。なんとか再び国会に戻って参りました。ありがとうございます。前期務めましてね、衆議院で一番嫌われている議員というものを拝命しておりました。ね。衆議院解散前には壇上で、「裏金隠しの解散やめろ」ってプラカードを持って4分間占拠してね、守衛に降ろされるということまであったんですけど。そういうことをすると、どうなるかといいますと、なんでか大石あきこが裏金議員っていう、そういう噂を流され、選挙戦でも裏金議員やろうとか結構言われました。みたいなね、こともあって。裏金議員ではございません。そういうね、嫌われ…、今も他、さまざま炎上しておりますが。嫌われるって言うのもあれやなっていうことで。今年、今回からね、近畿2議席でやはた愛さん、見事当選していただきましたんで。最も嫌われる国会議員の名前をね、ちょっと譲って2位くらいにしたいなって思っています。皆さん、今期もよろしくお願いします。ありがとうございます、大石あきこでした。

山本太郎:
ありがとうございます。続きましてですね、比例の東北ブロックからということで、佐原若子でございます。

佐原若子:
こんばんは。おばんです。佐原若子、東北ブロックです。青森の心を、東北の心を運んで、国会で闘いたい、そう思いました。絵に描いた餅の核燃料サイクルをやめるぞ、やめさせるぞと、故郷に約束してやって参りました。みんなが幸せに笑って暮らせる社会、戦争しない、させない。山本代表が総理になったらどんなにこの国良くなるだろう。夢のようじゃありませんか。それを絶対に成し遂げましょう。皆さん、お願いです。みんなの力です。ありがとうございます。

山本太郎:
さぁ、続きまして、れいわ新選組の上村さんでございます。上村英明さんです、よろしくお願いします。

上村英明:
はい。皆さん、こんばんは。上村英明と申します。私の主張は、人権を空気のように感じられる社会っていうですね、ことを言いました。どういうことかっていうと空気って大事ですよね。でも目に見えないです。普通にあります。そういう風な社会をつくりたいなっていう風に思ってれいわに参加させていただきました。山本代表がおっしゃった、経済と人権って実はよく似てるんです。今の自民党、あるいは与党の人たちが言ったことは自己責任って言葉です。政府が困った状況をですね、責任持って面倒見ないんですね。だから何か困ったことがあったら自己責任で解決しろよっていうのがですね、ずっとこのところ政府がやってきたことです。そうではありません。政府が責任を持って経済も人権もちゃんと守んなくちゃいけないんです。で、今日は初めて初登院というですね、ことで国会に行きました。ちょびっと良かったことは何かっていうとですね、例の杉田なんとかっていうですね、いろいろと人権侵害をやっていた議員がいなかったのでそれはほっとしたなっていうですね、ことを思いました。でもその国会議員の中にもですね、今日は麻生太郎さんが挨拶をされたりですね、まだまだ杉田水脈と同じようなことを思ってる人たちがまだたくさんいます。で、そういう人たちが幅を利かせる社会を変えていきたいという風に思っています。ちょっと時間がかかります。でも、なんとかですね、みんなが生きやすい、いろんなアイデンティティを持った人たちが生きやすい社会をつくっていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

山本太郎:
ありがとうございます。学校で教えられてたんですよね、人権のことをですね。あの、ごめんなさい。皆さん、何者かっていうのは支持者以外知らないので、よくわからない話をマイク通して聞かされるのも苦痛だと思うので、まず自分が何者か何をやってきた者なのかってことをまずおしゃべりいただくっていうのが一番いいと思います。ありがとうございます。じゃ、続きまして、ありがとうございます。関西比例の近畿ブロックからですね、やはた愛でございます。

やはた愛:
皆さま、やはた愛でございます。先ほど大石共同代表からもご紹介いただきましたが、近畿でもう本当に、近畿ブロックで比例は「れいわ」って書いてくださった人、そして私、東大阪なんですが、東大阪で自民でもない、維新でもない、「やはた愛」って書いてくださった人のおかげで今回、今日ですね、初登院することができました。で、もう1人ではできなかったことです。で、すごくね、ようやくスタートに立てたっていう思いが強いです。山本太郎代表と知り合ってはもう10年、十数年経つんですが、ようやく、ようやく一緒に肩を並べて、おこがましいかもしれないけどもできるなと思いました。で、今日初めての本会議に参加したんですよ。そしたらね、自分の席、私、れいわ新選組の先頭を張らせていただいてまして、1年生議員というのは先頭なんですけども、先頭をこう見てたんですけども。魑魅魍魎(ちみもうりょう)さんたちを見ながらですね、自分には何ができるんやろうって思ったときに、いろいろ考えたんですけどやっぱりね、愛ある政治を取り戻さないといけないと思いました。いかがですか? 愛ある政治。やはた愛という名前で生まれたから愛ある政治を取り戻さないといけない。そして、あとね、私、心のお守りとして大切にしている言葉があります。「泣きながらご飯を食べた人は生きていける」っていう言葉。でね、きっとね、今の時代ってすごい悔しい思いのほうが多いんですよ。で、私も泣きながらご飯食べたことあるし、皆さんもきっとあると思う。そういう気持ちを絶対に私は忘れない。そんな人たちの思いを背負って国会に行くっていう。だから皆さん、いろいろあると思うんだけども、れいわ新選組が希望になりたいし政治が最後の希望になりたい。だから皆さん、いろいろ泣いたりとかもう悔しい思いとかあるけど、私、それ先頭立って、皆さんの思いを届けますのでどうか今後ともご注目ください。ありがとうございます。

山本太郎:
ありがとうございます。やはた愛でございました。それでは前列後列、入れ替わりますか? 一旦。すいません。後列、後列の皆さんに続いてはご挨拶していただきたいと思います。れいわ新選組の幹事長でございます。高井たかしです。

高井たかし:
はい。皆さん、こんばんは。皆さんのおかげで3年ぶりに国会に戻ることができました。本当にありがとうございます。私、国会議員でもないのにね、幹事長にしていただいて、本当に代表や皆さんに本当に感謝してるんですけど。やっぱり幹事長として、国会議員としてね、この幹事長の仕事をすることによって、このれいわ新選組、皆さんのおかげで9議席増えましたんで。今ね、どっかの政党がなんかキャスティングボートを握ってるなんて言われてますけど。全然、これから、これからの国会でれいわ新選組はしっかりキャスティングボートを握って我々の政策をね、1つでも2つでも3つでも必ず実現していくためにこれから幹事長としてしっかり働いて参りますので、ぜひ。そしてね、皆さんには、9議席まで行きましたけどね。もう本当あともうちょっと頑張ればね、あと4議席くらいは増えるとこまで行ってたんですね。だからこの勢いを来年の参議院選挙、それから東京は都議会議員選挙が6月にあります。そして全国で地方選挙がありますし。次の衆議院選挙もいつあるかわかりませんから、ぜひこの流れをそのまま止めることなく皆さんで一致結束して戦っていけたらと思います。どうぞこれからもよろしくお願いします。ありがとうございます。

山本太郎:
ありがとうございます。高井たかしでございました。続きまして、副幹事長でございます、さかぐち直人でございます。

さかぐち直人:
はい。皆さん、こんばんは。岐阜3区のさかぐち直人と申します。私は長年、国連や国際NGOで平和構築という、そういう分野で仕事をしてきました。で、今回、外務委員会でもあるので、平和外交について少しお話をしたいと思います。実は私、カンボジアで自由で公正な選挙の支援をしていたときに中田厚仁さんという同僚を失いました。活動中に銃撃を受けて殺害されたんですね。私自身も何度か銃撃、襲撃を受けたことがあります。これ、戦争の現実って本当にむごたらしいです。頭が吹っ飛び人間が肉の塊になる。これが戦争なんですね。で、一方で今、国会には口だけ勇ましい、もう自分は安全なところにいながら国民に対しては血を流す覚悟を求める政治家います。冗談じゃないですよね、皆さん。いや、もう本当に体を張ってでも平和を守る、この仕事をやらしてください。れいわ新選組みんなでやっていきますよ。で、この平和外交、野党でもできることたくさんあるんです。私も、例えば自由で公正な選挙の支援、これね、実は2億円という予算で野党のときに実はやりました。また紛争地域の武装勢力と政府をね、結ぶような仕事、これ実は政府のほうがやりにくいんですよね。よりフリーなポジションでいたほうができる。こんな平和外交を積み重ねていって、日本が尊敬される信頼される国になる。それはアメリカの抑止力に頼るよりも遥かに日本の安全保障の柱になる。どうか皆さん、こういった平和外交、一緒にやっていきましょう。ありがとうございました。

山本太郎:
ありがとうございます。さかぐち直人でございました。続きまして、れいわ新選組の副代表でございます。たがや亮です。

たがや亮:
皆さん、こんばんは。れいわ新選組の帰ってきたウルトラマン、たがや亮です。この池袋ってすごい思い出深い土地でして。私が2012年、そして14年の衆議院選挙で戦った場所です。あの小池の百合子さんと2度戦いました。非常に感慨深いもんがあります。先ほど大石さんが「国会の中で一番嫌われてる。衆議院は私だ」言ってましたね。私はその真逆にいまして。れいわの良心。良い心と書いて良心(笑)。でね、でね、さっき話してたら「冗談じゃない」って言うから、じゃあ今度はチェンジしましょうかと。良心が大石さんになって、僕が、ね、一番嫌われる役。これもありだよねと。れいわ新選組っていうのはいろいろなキャスティングできるので、しっかりとこれから楽しみながら、楽しみっていうか真剣に頑張りますけども、そういうことも考えながら頑張っていきたいなと思います。で、私、中小零細企業の経営も36年やってます。中小企業がどんな思いでこの間やってきたのか。非常に大変でした。消費税の導入から、本当にさまざま困難なことがあった。それを私は変えていきたい。税制改革をしたい。大手企業のための税制優遇じゃなくて中小零細企業、しっかり中間層、底辺をしっかり底支えする。そういった税制大改革をれいわで実現したいと思ってますので、皆さん、一緒にやりませんか。そして困ってる人、目の前に困ってる人がいます。その人たちを一緒に助けませんか。力貸してください。よろしくお願いします。ありがとうございます。

山本太郎:
ありがとうございます。たがや亮でございました。そして最後がですね、沖縄からでございます。ありがとうございます。山川ひとしです。国会対策委員長です。

山川ひとし:
はい。皆さま、はいさい。どうも。沖縄から来ました、山川ひとしです。ありがとうございます。今日、初登院でしたが、昨日の「日曜討論」観ましたか? 皆さん。ありがとうございます。ありがとうございます。本当にもうめちゃくちゃ緊張して、なかなか思うようにいかなかったんですけど。NHKにも嫌がらせもされながらなんとか踏ん張ってれいわの思いを伝えられたと思います。しっかりとですね、これからもさらに経験を積んで、また皆さま方の声に応えることができるように頑張っていきたいと思いますが。今日、初登院して、山本代表がよく言ってる「与党も野党も茶番だ」、もう目の当たりにしてとてもびっくりしてます。ただ、その茶番をですね、本当に茶番をさせないように私たちがしっかりと緊張感を高めて。皆さん方に今、必要な財源は国がしっかり持っています。そのお金を戻していく。皆さん方に届けていく。そして減税、消費税廃止、しっかりと国民みんなが一丸となって勝ち取っていくために私たち頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。

山本太郎:
ありがとうございます。山川ひとしでございました。というわけで、れいわ新選組の衆議院選挙で一気に3から9議席に。その9議席を得たれいわ新選組のメンバーたちが、まずは皆さんにお披露目ということでここでご挨拶をさせていただきました。ありがとうございます。

(中略)

質問者:
太郎さん。質問じゃなくてお願いです。今月はもうちょっと休養をとってください。お願いします。

山本太郎:
優しい人現れたね。あのね、選挙あったじゃないですか。衆議院選挙ね。その選挙の、明日から始まるっていう前の晩にご飯食べて家帰ったら体が痒くなったんですよ。で、まぁちょっとブツブツできてるなと思ったけど、もう無視して寝ようと思ったら寝てられないくらい広がったんですね。で、これヤバいなと思って救急病院行ったんですよ、1人で。したら注射1本パンって打ったら終わるのかなと思ったら、「これは入院になります」って言われて一番驚いたの私ですから。すいません。「え? 山本太郎が入院した。びっくりだね」って言われたんですけど、とんでもない。私が一番びっくりしてますから。で、まぁとにかくものすごく体力が低下する、免疫力が低下するっていうときにはいろんなアレルゲンっていう部分と何か繋がりやすくて、そういうアナフィラキシーっていう症状が出やすいということだったんですね。で、選挙終わったあとに病院にもう1回行って、血液検査の結果とかいろいろみたんですけれど、結局、言われたことはアナフィラキシーで人は死ぬからねって。医者から言われたんです。舐めないほうがいいよって。あんた死ぬ一歩手前にいたと思ってたほうがいいって言われたんですね。それ聞いてものすごくびっくりして。で、とにかく今まではですね、もう完全にリミッターを自分の中で切って、この10年くらい活動しまくってたんですよ。だからもう「疲れた」とか「いやあ疲れた。この疲れ、いつ抜けんのかな?」とか思ったことない。っていうか、だっていつから疲れてるかわからないんだもん。そんな話したって意味ないじゃないかって思ってるくらいにずっと来てたんですね。で、これはヤバいと思いました。なので、これからはしっかりと自分でペースをつくっていきながら全力でやりたいという風に思ってるんです。でね、ここにいらっしゃる皆さん、れいわ新選組の、ちょっともう一回、ちょっと壇上上がってください。皆さん。すいません。ゆっくりで結構ですよ。で、体力おばけ、メンタルおばけっていうのは山本太郎だけじゃなくて、ここにいるれいわ新選組の衆議院議員たちもみんなそうなんですよ。もう本当に。はっきり言ってオーバーワーク過ぎる。先ほど言いました。小さな政党だから、大きな政党だったら議員1人分の仕事をすればほとんど賄えるんだけれども、もう何人分もの仕事をやらなきゃいけないっていうのがれいわ新選組のスタッフと、そしてこの議員たちなんですよ。で、それを考えたときに、やっぱりこの人たちもこのまま国会突入したら危険だなと思ってます。私はね、代表が倒れたとかね、代表が入院したとか、いろんなことで休めたんですよ、一定は。でもこの人たち一切休んでないっていうのがヤバいとこだなと思って。大丈夫ですか? 皆さん。幹事長とかヤバそうですよ。顔色悪いですもんね、いつも。喋りは張りがあるんですよ。声はいいし、ね。で、こう非常に勇気づけられるメッセージ届けてくれますけど、顔色悪いですよ。大丈夫なんですか。

高井たかし:
いや、ちょっと太り過ぎましたけど。大丈夫。

山本太郎:
あの、それもまずいんですよ。ええもん食べてんのやろと思うでしょう? 違いますよ、逆、逆。ね、本当に。ストレスっていうのが食に繋がったりとか。で、そんなに栄養が偏ったものを食べてたら、やっぱりそれは体に響きますよ。なので、ぜひですね、休んでいただきたい。たがやさん、どうですか。

たがや亮:
いや、僕は疲れを知らないんで、僕も大丈夫。

山本太郎:
またヤバいこと言うて。しかも結構、深酒嫌いじゃないでしょう? 

たがや亮:
嫌いじゃないですね。

山本太郎:
ヤバいですよ、それ。

たがや亮:
でもちゃんと仕事します。

山本太郎:
それはわかってます、ありがとうございます。とにかくみんなですね。くしぶちさん。選挙区が変わったんですね、直前で。で、短い期間、どれくらいの期間で何枚くらいのポスター貼ったんでしたっけ。

くしぶち万里:
半年前に選挙区を移動するという、とんでもない事態になってですね、全部で名刺からポスターから一からやり直しっていう選挙だったんです。で、ポスターをボランティアの仲間の皆さんや地方議員の仲間も手伝ってくれて、なんと半年で1000枚超えました。

山本太郎:
いや、半年で1000枚貼るって、普通じゃないんですよ、皆さん。

くしぶち万里:
頑張りました。で、夏だったじゃないですか。もう大汗かいて、たぶんここにいっぱいいると思うんだけど、ね、本当にありがとう。もう本当に、一歩外に出ただけで、たらたらーって汗をかきながら。でもね、ひとつひとつの出会いを大事にすると、エネルギー、逆にもらえるじゃないですか。もうあの夏乗り切ったら、もう怖いもんないよねっていうつもりで、これからも頑張っていきたいと思います。

山本太郎:
もう政治っていう現場が一番非人道的なんですよ、皆さん、ねぇ、本当にひどいです。ねぇ。大石さん、どうですか? 

大石あきこ:
まぁまぁ私はもうちょっとシュンとしたろう思ってるんですけど。

山本太郎:
シュンとしたろって何ですか? 

大石あきこ:
シュンと雲隠れしたろ思ってる。

山本太郎:
シュンと雲隠れするって何なんですか? 

大石あきこ:
いや、私が言いたかったのは、代表は楽させてもらってるけどみたいなこと言ってましたけど、なんか円形脱毛、またなってません? 

山本太郎:
あ、あの。

大石あきこ:
ちょっとお披露目して見てもらったら。

山本太郎:
どこにあるか、自分で鏡、正面しか見ないから、どこに円形脱毛があるかとかわかりませんよね。で、必ずこれ、なんだろうな、一定の負荷がかかると円形脱毛になるんですよ。だからもう慣れっこなんですね。だからそんなこと大したことないです。目に見える形で何か影響が出てるっていうのはそんなに心配してないんですよね。逆に言ったら目に見えないところで何かしら影響が及んでいると考えるほうが怖くないですか? だからやっぱりちゃんとチェックいったほうがいいですよね。

くしぶち万里:
いや、でも本当に選挙の始まった当日、私、心臓止まるかと思いましたよ。

山本太郎:
そうですよ。

くしぶち万里:
代表が。

山本太郎:
第一声っていうのを党首がやるわけですよ。例えば「れいわ新選組の第一声は池袋駅で行います」みたいなことでマスコミが来る。で、新宿だったんですけど。私、前の日入院してるじゃないですか。だからもう大至急ですよ。もうこれバラせバラせって、もうスケジュール変更やと。

くしぶち万里:
本当、夜中ですよね。

山本太郎:
そうですよね。

くしぶち万里:
本当に深夜回ってから2時か3時くらいに電話来て、「いや、明日の朝さって」。もう代表はもう入院してるから。代表の事務所の秘書さんから電話があって。「実は代表が入院しまして」って。「ええー」って。いやもう本当にすべて終わったーと思いましたよ。

山本太郎:
終わったって。死んでない死んでない、勘弁してくださいよ、もう。何なんですか。いい人だったのにみたいな。

くしぶち万里:
いやいや。いやだけど本当びっくりしましたよね。

山本太郎:
これは弔い合戦だみたいな話してたんじゃないでしょうね? 

くしぶち万里:
いやいや、そんな話してないけど。でも第一声、それで急遽、東京14区っていうのは錦糸町っていうのがターミナル駅で大きいとこなんですけど、そこで第一声チェンジできないかっていう話になって。もう数時間後ですよ。で、それでとにかく全国の皆さんに向けて第一声、もう本当にド緊張しながら代わらせていただきましたけど。でもそのあと、本当に選挙区中ですね、とにかく「山本太郎さん、大丈夫ですか?」。もう家から出てきて「代表、どうなってますか?」って、もう全然知らない人たちが、こんなに演説してる最中に話しかけてくれるんですよ。もう。

山本太郎:
それ、私も。移動する先で見ず知らずの人から「体調どう?」とか「大丈夫なの?」とか言われるんですけど、でもそれに全員答えていくほうが体力どんどん奪われるなと思って(笑)

くしぶち万里:
(笑)国民にこんなに心配されてる政治家いないと思うくらい。

山本太郎:
優しい人、いっぱいいますね。普段見えないじゃないですか。ね。どの人がどうだってことは。何か話すきっかけみたいなものがそれでできて、車乗ってて窓下げてたりとかしてても「体調大丈夫ですか?」みたいなことを話しかけられてって。それに答えるだけでも大変な体力を消耗するような状態になっちゃったっていう。

たがや亮:
私、国対やってたじゃないですか。

山本太郎:
はい。国対というのは国会対策って意味ですね。

たがや亮:
国会対策委員長やってたじゃないですか。代表が倒れた翌朝9時に自民党の国対からお見舞いの電話がありましたよ(笑)「太郎君、大丈夫? いい病院に紹介するから、その時は言ってね」っていうくらい。「あららららー」みたいな。

山本太郎:
でもすごいっすね、そこ自民党のすごいとこじゃないですか? ね。もう、とっとと滅べばいいのにって普段は思ってるくせに、倒れたって聞いたら「大丈夫ですか?」っていうことを声を掛けて、「なんだったら病院まで紹介するよ」っていうね、懐の深さを見せるっていう、人たらしぶり、ね、こういうことで皆さん、惑わされてきた30年間だったと思います。ありがとうございます。もう特に選挙戦は、いや。「走るさかぐち」ね、さかぐちさんはですね、岐阜県の選挙区から出てらっしゃったんですけど、とにかくキャッチコピーが「走るさかぐち」。今、さかぐちさん、おいくつなんですか? 

さかぐち直人:
61です。

山本太郎:
もう歩きましょうよ。

さかぐち直人:
はい。(笑)

山本太郎:
歩いたほうがいいですよ。

さかぐち直人:
はい。

山本太郎:
どうしてそのキャッチコピーを? だから、「走るさかぐち」ってポスターを貼ってたら歩くわけいかないですよね。どこで見ても「あ、走るさかぐち」って言われるようにしなきゃいけないってことは、ね。

さかぐち直人:
はい。「走るさかぐち」ってね、実はランニングじゃないんですよ。困ってる人、政治を必要としている方がいたら、もう真っ先に駆けつけるという意味なんですが。でも実際には走っていまして、1日大体8時間から9時間くらい、信号が変わるとダッシュをして反対側の車にこう手を振ってコミュニケーションして、信号が変わるとまた同じように反対側の車、1台1台コミュニケーションするということをやっていたので。今は元気なんです。というのは選挙しながらなんか体力トレーニングしてたようなもんだったので。ただこれからたぶん疲れていくでしょうね。本当にれいわの仕事っていうのは、もう1人二役三役四役やるような、そういう本当に地獄の政治家人生が始まるということで。でもね、もうこれは皆さんに選んでいただいて議員をやらせていただくわけですから、ぜひ、私たちをみんなこき使ってください。よろしくお願いします。

山本太郎:
ありがとうございます。(笑)今日からこき使うのはやめてくださいね。ちょっと皆さんに休んでいただく必要があります。山川さん、山川さん、沖縄の方でございます。新しい国対委員長ということで、山川さんなんですけれども、沖縄の選挙、えぐいですよね? 

山川ひとし:
大変でしたね、今回は。

山本太郎:
もうだから、まさに戦争ですよね。

山川ひとし:
はい。大石共同代表が衆議院で一番嫌われてるっていうのを、もしかしたら私、今、沖縄で一番嫌われているかもしれませんね。それくらい、れいわ新選組と沖縄のこの政治に、しっかりと変えていかないといけないっていうことで立ち向かってきたので、今回は。そういう意味では嫌われてるかもしれません、はい。

山本太郎:
あの、沖縄にはですね、オール沖縄という枠組みがあって、辺野古に基地はつくらせないよという話でみんな一致団結してたんですけれども。今やもう政府はさらにその手を伸ばして南西シフト、要は先島諸島に至るまでロケットを配備、ロケットじゃない、ミサイルを配備したりとかですね、基地をつくっていくっていうようなことをやっていってるっていうことなんですよ。つまり緊張を、よりアジアの中で高めていくってことをどんどん前向きにやってってんです。で、その考え方とほとんど変わらないのが立憲民主党なんですよ。で、その野党共闘と言われる中で、立憲民主党の考え方から言ったらこれ、沖縄って本当に守られるのかと。

山川ひとし:
そうですね。

山本太郎:
そう考えたらね、だって考えてみてくださいよ。まず最初に標的にされるとこどこですかっつったら、そういう危険性のある島狙われますよね。で、補給の基地ってことになりますから。まずそっから潰していかれるってことになったら、まず最初に緊張が高まって、まかり間違って戦争になってしまった場合には、沖縄とその先の島々がやられることはもう間違いがないんですよ。それに対して自民党と変わらないような考え方を持っている者たちが沖縄を守るために立候補っておかしいじゃないかよって、立憲民主党、手挙げてる場合じゃないだろって、下げろと、山川しかいないんだよって、当然のことなんです。ねえ。 

山川ひとし:
そうなんですけどね、本当。ただ、選挙中に沖縄の立憲民主党の皆さん方は「消費税を減税します、ミサイル配備をストップだ」って、いろんな良いこと言うんですよ。

山本太郎:
あら。

山川ひとし:
ただ、ただですね。

山本太郎:
消費税廃止、廃止じゃない。

山川ひとし:
減税って言ってるんですよ。

山本太郎:
ほう、本体(立憲民主党)は言ってませんよ。

山川ひとし:
言ってないんですよね。だから今回、その中で決選投票で仮に野田さんか石破さんのどちらかに入れてたら、やっぱり嘘つきなんですよね、茶番。

山本太郎:
なるほど。

山川ひとし:
どうなんですかね? これ。

山本太郎:
ま、どっちも変わらないですからね。はい。考え方としてね。で、そういうようなですね、ある意味での、その、なんだろうな、これまでのオール沖縄という枠組みの中で立憲がそうやって候補者をね、自分たちのを立てるんだってごり押ししているところに、そうではないと、山川ひとしがいるじゃないかということでずっと闘ってきたので、今、沖縄の中で非常に肩身の狭い思いをしているというような、ま、ある意味での少しね、冗談めいた話ですけれども。

大石あきこ:
そうですね。ちょっと、「嫌われてます」って言ったら、皆さんが可哀想にと思ってしまうのが両方あるんでね。だから「嫌われてるんです、良い意味で」ってつけたほうがいいかなっていうのは思ってるんですけど。

山本太郎:
「知らんけど」に近い話ですね。

大石あきこ:
なんかリセットされる感じがあるんで、良い意味でって言おうかなと思って。で、「日曜討論」はね、山川さんにこの間の日曜日出てもらうときに、ちょっと一緒に原稿なんか考えたりとかして。一応、「日曜討論」、れいわのデフォルトとしては全党にデッドボール投げるっていうのが仕様になっております、みたいな話をして、「大丈夫ですか?」って言ってたら「あ、大丈夫です」みたいな感じでね。だから「日曜討論」に出たメンバーからもあれはもうちょっと最後視線が怖かったなみたいな。良い意味で嫌われたかなって思います。

山本太郎:
すごいですね。まぁ、あの、れいわとしては当然ね、旗揚げする理由は何かっつったら、今の茶番の国会では社会が壊れ続けるからそこにブレーキをかけるために新しく旗揚げをしたのがれいわ新選組なんだから、結局はダメだっていうものに対して与党だけって限定できるわけじゃないんですよ。悪いものがあるんだったら与党にも野党にもこれはダメだってことを言わなきゃいけない。デッドボールを当てにいく。そういう意味で今回、そのNHKの「日曜討論」というところで「大丈夫ですか?」って山川さんに聞いたら「なんくるないさ」と言ったと。

山川ひとし:
(笑)そうなんですよ。「なんくるないさ」って言いました。

山本太郎:
(笑)ありがとうございます。

山川ひとし:
ありがとうございます。

山本太郎:
ね。というわけで、佐原さん。

佐原若子:
はい。

山本太郎:
青森からってことでね。

佐原若子:
はい。

山本太郎:
青森は本当にご飯、食べ物も美味しいし、人もいいし、自然も豊かでいいとこなんだけれど、これ本当にひどい目に遭ってますよね。

佐原若子:
遭ってます。

山本太郎:
もう日本中の核のゴミを集めて、これをリサイクルされようと。リサイクルできるんだという、ある意味での願望に近い。

佐原若子:
幻想です。

山本太郎:
幻想ですよね。

佐原若子:
私、自腹で、(国際環境NGO)グリーンピースと一緒にラ・アーグ行ったんですよ。そしたら。

山本太郎:
フランスのね。

佐原若子:
そうです。

山本太郎:
フランスのラ・アーグに。

佐原若子:
再処理してるとこです。そしてそこのお母さんたちが「怒れる母たち」ってグループがあって、「ここの子どもたちがね、白血病になったのはあんたたち日本人のせいだからね」って。「言ってくれよ」っていう風に言われて、私はみんなを代表して「ごめんなさい」って言ってきました。本当にね、日本人ってね、エネルギーセキュリティとかって自分たちのことばっかり考えるけど、世界中にそういう悲しい思い、いっぱいさせてるんだよ。それでね、日本はね、六ヶ所再処理工場から実験したんです。前ね、2006年です。アクティブ試験って言って。で、そのために実は耐震補強工事もできないようなレッドセルっていう人が入ったら死ぬっていう部屋がいっぱいできたんですよ。でね、再処理をね、したら、1週間、2週間、3週間くらいすると東京湾まで来るんですよ。そこだけ汚れるんじゃないんだよ。そして私、何度も言うんだ、私、歯医者なんですね。で、小児歯科の勉強してたから。ありがとう。子どもたちの歯から、イギリスでね、プルトニウムが出たんです。子どもたちの歯から出たって、小臼歯。っていうことはね、赤ちゃんのときからそれを暴露されてるっていうか取り込んでたんですね。で、プルトニウムって鉄に似てるから人間はわかんないんですよ。あ、鉄かなと思って摂っちゃうの。必要だから。だから絶対にやめるように、こんなこと。ノット・イン・マイ・バックヤード(「Not in my backyard」)って、自分とこになきゃいいやって、そんなことありませんよ。青森、遠く思うかもしれないけど海流に乗ったらずっと流れてきます。みんなで子どもを守ろうよ。すいません。私、もうひとつ言いたいんですよ。昔ね、ホピ族ってあるでしょう? ネイティブアメリカンの。この自然は私たちが先祖から受け継いだものじゃなくて将来の子どもたちから借りてるもんだよと。だから汚さないでみんな生きようよ。

山本太郎:
ありがとうございます。まぁ、もうね、同じ人が2人といないというようなグループでございます。ね。それぞれに課題を持って国会にやって来たという人たちでございます。もう即戦力でございます。みんなでこの先ですね、より国会揺らしていくぞと。まだ質問の途中だったんですけど全員上げてしまって収拾がつかなくなったっていうのが正直なところでございます。それでは質問にまた戻りたいと思いますので皆さん帰ってください。下のほうへ。すいません。戻っていただきたいと思います。恐れ入ります。呼んだり戻したり、本当に申し訳ございません。ありがとうございます。

(中略)

さぁ、というわけでですね、れいわ新選組代表山本太郎、十分な答えじゃないこともあったと思います。病み上がりなので許してください。申し訳ございません。で、このようなですね、直接政治家が街に出て直接マイク握ってください、やりとりしましょうってことをですね、あんまり他の党はやってないんですよ。どうしてかっつったら怖いから。答えられなかったら恥かくから。そんなもの知ったこっちゃないですよ。政治家が街の中に出て、人々の声を聞いて、そこで課題を受け取った上で国会で闘っていくってこれ、政治の基本じゃないですか。それをやり続けているのがれいわ新選組。全国でも今後ですね、全国を回りながら、このような街宣、街頭宣伝であったり、デモであったり、他にもおしゃべり会と称して室内でやったりですね、さまざまこれからですね、この衆議院のみんなとも力を合わせていきながら拡大していきたいと思っております。さぁ、というわけで最後にですね、皆さんにお届けしたいのが衆議院選挙、先日ありました衆議院選挙、そこにおけるれいわ新選組の結果をですね、データをもとに簡単に高井幹事長に説明をしてもらおうと思います。高井幹事長よろしくお願いをいたします。

高井たかし:
はい。では、だいぶ時間も押してると思いますので、簡潔にいきたいと思います。はい。えっとですね、衆議院選挙、れいわ新選組3議席から9議席に増えたんですけど、これは比例票といってですね、投票用紙の2枚目に「れいわ」と政党名を書いてくださった票がこのようにですね、380万5060票、全国です。全国で。前回は221万だったんで、71%増、1.7倍に増えたんですね。はい。ありがとうございます。ただですね、これ全国の数で単純に決まるんじゃないんですよ。選挙の仕組みとして、11のブロック、北海道からずらーっとありますけど、このブロックごとに何票入ったかによって、各党の議席数が決めるという仕組みになってますので、ちょっと皆さんにその結果の分析、ちょっと見ていただきたいと思います。

まず、順番にいきますね。北海道ブロックからいきます。ちょっと小っちゃくて見えないと思うんですけど、これ各ブロックごとに人口に応じて定数っていうのが決まってて、北海道ブロックだったら8、定数8なんですね。で、残念ながられいわ、0だったんですけど、だけど実はもうちょっとだったんです。途中までね、選挙の結果見てたら国民民主党より上だったんですよ。最後、国民民主党にひょろっと逆転されちゃったのは按分票っていって、立憲民主党と国民民主党って、「民主」って書いた票が按分されて、それがどどっと入って逆転されたという結果で。もうちょっとこれもさらに細かくて見づらくてすいませんけど。この黄色く書いたところが当選した数なんですが。一番言いたいのはですね、れいわは定数8で、あと1議席獲得するところまで1万4000票だったんです。あと1万4000票取ってれば、北海道で1議席取れたということなんです。

それから次行きますね。東北、東北ブロックはこれは1議席取れました。全体で7. 2%とって、ここは共産党や維新よりも上に行ってますね、東北。これで1議席。正直、北海道とか東北は厳しいかなと思ってたんですけど、立派に東北は1議席取れました。で、次行きます。あ、ごめんなさい。えっと、そうですね。あ、ごめんなさい、東北は10番目。はい。

次、北関東行きます。北関東というのは埼玉県、茨城県、群馬県、栃木県なんですがここは1議席取れました。で、7.2%でした。定数が19もあるんで、さっきの北海道8でしたけど北関東は19もあるんで1議席取れたのはもう当然というか。で、もうちょっとで実は定数19の中で9番目だったんですね。で、あと、3万8000票あれば、もう1議席、北関東でも行けたと。約1割くらい、あとれいわが票を増やしてれば、北関東はもう1議席行けたわけです。

で、次行きます。で、南関東。これは神奈川、千葉、それから山梨です。ここも定数23もありますから、ここも1議席は余裕で取りました。6.6%でしたけども、ここの南関東もですね、あと4万8000票でもう1議席、これも全体の票の約1割、だからあと1.1倍、れいわが票を取っていれば、南関東も2議席行ったんですね。はい。

で、次行きます。で、東京ブロック、東京は定数19です。これももう1議席はしっかり取りました。そして東京はですね、あと6万票、6万4000票余りで2議席行ったんですね。まぁ、ここも惜しかったということになります。

さらに行きます。北信越、ここがね、結構意外だったんですよ。もう定数10ですから、もう人口が少ないと定数減っちゃうんで、定数10だから厳しいかなと思ったら、ギリギリ、もう共産党には勝って、維新とギリギリの差なんです。維新が1議席取っちゃったんですけど、あと1万2000票。あと1万2000票で北信越も1議席取れた、維新を抜くことができたんですね。これもすごい善戦です。

それから東海、ここがすごいんです。2議席、2議席取って定数21なんですけど、2議席取ったと。これは本当に素晴らしい結果で、定数21のうち8番目と21番目で、東海ブロック2議席取れたということです。

で、次行きます、近畿。ここもすごい2議席。定数28ありますけど、ここも2議席しっかり取ってですね、取れました。はい。で、それから。これ近畿ブロックですね。はい。

で、その次、中国ブロック、ここも厳しいと言われてたんです。定数10ですから。人口少ないんで定数10。だけどもうちょっとあと1万7000票。ですからあと1.1倍くらい票を増やせば、中国ブロックでも1議席取れたんですね。

で、次行きます。四国。四国も善戦しました。四国、定数6しかないんでね、四国はちょっと厳しくて、あと6万3000票足りなかったということです。

で、最後、九州。ここもすごいんです。九州は定数20で、1議席なんですけども。ここもね、維新とか共産よりも上に行ってます。大体どこも維新共産より上に行ってんですよ。で、7. 8%も取ってます。そしてここもあと1万9000票、もう46万票、れいわが取って、あと1万9000票ですから、もう5%ですよね。あと5%得票を増やしていればれいわが1議席取れたということで。

さっき私、挨拶で、あと4議席はもうちょっと頑張れば4議席、4、5、6議席くらい。今の説明で1.1倍くらい、皆さんが頑張ってくだされば今、9議席だったのが14とか15議席までもう見えてる。もう本当にあと一歩、1.1倍から1.2倍、票を増やせばそこまで一気に議席が増えますので、ぜひ次こそはですね、もう今の国民民主党くらいのね、議席取って、そしてしっかりキャスティングボートを握りたいと、そういう説明でございました。どうもありがとうございます。

山本太郎:
ありがとうございました。今回獲得した衆議院での議席は9だったけれども14、15くらいまで行ける可能性というか、それくらいのものはあったということですね。次回頑張りましょうということでございますけれども、参議院で増やすしかない、そう思ってます。来年、参議院選挙ですから。ね。今、5議席です、参議院は。れいわ新選組。ここで10を超えてくるっていうことになってくると、かなり話変わってきますね。参議院のほうが議席を増やしづらいんですよ。かなりハードルが高い。比例でも1議席100万票。で、選挙区といえば全県ですから。東京都の議席っつったら東京都全体が選挙区になるんで、ハードルかなり上がっちゃうんですよね。そこにおいて、れいわが合計で参議院だけで10を超えてくるというような状況を何としてもつくり出すぞということの気合いでですね、今、考えてるところでございます。で、それまでにですね、ぜひもう本当にもうかなり疲弊した皆さん(笑)もうここから1週間くらいはもう誰とも連絡取らないでいいくらいの勢いでやってほしいです。もうシャットダウンしてほしい。あのね、休ませなきゃダメなんですよ。全然休んでないから。議員もスタッフも。だからね、もう本当にとことん休んでほしいという気持ちでいっぱいです。リフレッシュしてもう一度、闘いに挑んでほしいという思いでいっぱいでございます。

さぁ、というわけでれいわ新選組代表山本太郎がマイクを握り、今回のですね、衆議院選挙で皆さんと力を合わせて議席をもぎ取ったという9人の衆議院議員、もう一度上がったり下がったり申し訳ございませんね。はい。上がれる気力のある人だけで大丈夫ですよ。無理しないでくださいよ。9人と言ったんですけど1人がですね、抜けましたので8人ですね。8人のメンバーでございます。ありがとうございます。

(中略)

はい。じゃあ、えっと、順番に皆さん一言ずつ。一言ずつ、ご挨拶。名前とご挨拶だけ最後にしていただきましょう。れいわ新選組、先の衆議院選挙で、3議席だったものが9議席に3倍増になりました。今日はですね、9名来てたんですけど、1名帰って残り8名。最後に皆さんにご挨拶、一言ずついただきます。よろしくお願いします。

くしぶち万里:
れいわ新選組共同代表のくしぶち万里です。東京14区というところで戦ってですね、今回、東京の比例代表で1議席、貴重な1議席をお預かりしました。今日、総理が石破さんに再度決まりました。さっきトランプさんの話がありましたけれども、核武装論者ですから。私はですね、核兵器廃絶、これライフワークにしてきました。ノーベル平和賞を被爆者の団体が取りましたけれども。来年、絶対、核兵器禁止条約、オブザーバー参加、少なくともさせるためにですね、ここも全力で頑張って参ります。これからもよろしくお願いします。

山本太郎:
政治家の一言は信用しないでくださいよ。「一言ちゃうやないか」って突っ込んでください、皆さん。お願いします。

大石あきこ:
共同代表の大石あきこです。お集まりいただきまして、ありがとうございました。足を止めてくださった方もありがとうございました。2期目の衆議院議員となります。これからも、良い意味で嫌われていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

上村英明:
はい。東海ブロックで当選しました、上村英明です。えっと、もう政治の話はですね、結構なんか満腹になってゲップっていう感じだと思いますので、今日はもう、ちょっと寒くなりました。もうすぐ12月、今年も終わります。来年、今、代表が言われましたように、また新しいですね、政治の時期がやってきます。皆さんもお体を大切にしながら、ぜひ我々を応援してください。よろしくお願いいたします。

佐原若子:
東北ブロック、年は取っても名前は永遠に若い、佐原若子です。よろしくお願いします。

山本太郎:
アイドルグループの挨拶みたいでしたね、なんかね。さぁ、前後入れ替わりますか? じゃあ最後に皆さん。ありがとうございます。一言ずつ挨拶いただいてます。れいわ新選組の衆議院議員、新衆議院議員たちです。

さかぐち直人:
東海ブロックから当選いたしました、さかぐち直人と申します。今回、副幹事長ということで、特に高井幹事長をしっかり支えながら、高井さんからはですね、地方議員のリクルートを頑張ってほしいということを言われています。皆さんの町に行って、れいわの仲間を増やすことにも全力で取り組んでいきたいと思います。皆さん、一緒に世の中変えていきましょう。ありがとうございます。

山川ひとし:
皆さん。はいさい。2回目のはいさいです。ぐすーよー ちゅー うがなびら。「お元気ですか」と今、言いました。国会対策委員長を拝命しました、山川ひとしです。これからもですね、沖縄、しっかりと経済も底上げ、そして平和をしっかり、今、もう、基地問題が大変なんですよ、さっき、山本代表がおっしゃったように。その基地問題も全く今もうでたらめな状況なので、しっかりとそこがいい方向に向かっていくように私たちしっかりと頑張っていきたいと思います。「みんなで頑張っていきましょう」っていうことを方言で言いたいと思います。まじゅん ちばらなやーさい。まきてぃないびらんど。皆さん。ありがとうございます。

やはた愛:
はい。やはた愛です。もうやるしかない。しっかりと仕事をさせていただきます。よろしくお願いします。ありがとうございます。

高井たかし:
はい。れいわ新選組幹事長の高井たかしです。私の夢はですね、れいわ新選組がキャスティングボートを握って山本総理を誕生させることです。皆さん、一緒にやりましょう。ありがとうございます。

山本太郎:
ありがとうございます。これまで3議席だった衆議院、れいわ新選組でしたけれども、衆議院で3議席って事実上ほとんど何もさしてもらえないんですよ。で、こんなに尖ったグループはまず最初に潰されちゃうんですね。本当に苦しんだ3年間だったと思います。共同代表2人、本当に歯食いしばって頑張ってくれたと思いますけど、この仲間が一気に増えた。9人になった。こっからは参議院と同じようにですね、国会を揺らしていくだけの十分な力ができたと思います。ぜひですね、この地獄。もうこの世は地獄ですよ、はっきり言っちゃえば。そりゃそうでしょう。国民の6割が生活苦しくても、国民の6人に1人が貧困状態でも国は動かない。中小企業が潰れてようと、不況型倒産が8割に上ろうと助けようとしない。潰れるやつは潰れろ。強いやつだけ生き残れ。ある意味での弱肉強食、新自由主義を拡げていくような政治がスタンダードになってしまえば国はさらに荒れますよ。こんな状況をつくったのも政治であるならば、その状態を変えるのも政治。その鍵を握ってるのは皆さん。今回、れいわがこれだけ拡大したのはあなたがれいわを育てたからですよ。こっからさらに大きくしてください。大きな風穴、風穴を大きな穴に変えて根底から変えていきましょう。まずはキャスティングボートを握る、それを目標に頑張っております。これからも国会の中で揺らし続ける、れいわ新選組にご注目ください。ありがとうございました。こんな嫌な世の中とっとと変えようぜ。ありがとうございます。そして最高のバンドのメンバーにも大きな拍手を。ありがとうございました。最高の音を今日もありがとうございました。長時間にわたって申し訳ありません。(笑)

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

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