【会見文字起こし&動画】東京都 次期自治体議員選挙 公認候補予定者発表 村上ようすけ(小金井市)、高井たかし幹事長 / 2025年1月16日 東京都内

高井たかし:
はい。それでは定刻となりましたので、れいわ新選組の記者会見を始めさせていただきます。私、幹事長の高井と申します。どうぞよろしくお願いします。今日はですね、小金井市に参りまして、3月に行われる小金井市議会議員選挙に立候補予定で公認、れいわ新選組の公認を決定しております、村上ようすけとともに今日はやって参りました。記者の皆さん、本当にお集まりいただきありがとうございます。まず最初に私のほうから、党としての全体的な方針などについてご説明し、そのあと、村上ようすけからご挨拶申し上げて、そのあと記者の皆さんからのご質問をお受けしたいと思います。まず、れいわ新選組はですね、今、結党から5年と9ヶ月経ちました。参議院議員の山本太郎がたった1人で立ち上げた政党なんですけれども、現在14名の中規模政党にまでなりました。特に去年10月の衆議院選挙でそれまで3議席だった議席が3倍増の9議席ということで大きく躍進をし、その結果、さまざまな国会でも予算委員会を始め、各委員会でも質疑に立てるようになりですね、まもなく通常国会が始まりますけれども、こちらでも衆議院でも代表質問、本会議での代表質問に立てることになりました。また予算委員会でも連日質問に立たせていただきます。そのような中で地方議員についてはですね、これまでゼロだったのが、2年前の統一地方選挙のときにですね、一挙に議席が増えまして、現在は50名、地方議員がおります。その中でもですね、東京都がですね、そのうちの23名が東京の地方議員ということで、非常に東京都の地方議員が多いというのが特徴です。ただ、今回の衆議院選挙でですね、これまでれいわ新選組、都市型の政党だと私たちもそう思っていたんですけど、結果、蓋を開けてみると非常に地方での票が増えてまして。むしろ東京以上にですね、農村部とかですね、地方での得票率が高くて、衆議院選では惜しくも取れなかったんですけど、北海道とかですね、北信越などでももうちょっとで1議席取れるくらいのですね、躍進でございました。そういう意味では今後も地方議員もどんどん地方でも増やしていくんですが。ただ、このお膝元、山本太郎代表が東京で参議院議員をしておりますので、そういう意味ではまさにれいわのお膝元、代表のお膝元である、この東京都でですね、引き続き、議員を増やしていくということで、今日は村上ようすけ候補と一緒に参りました。

今後ですね、れいわ新選組、更なる政党を拡大していかなきゃいけないと思っておりまして、そのためにはこの夏の参議院選挙、これが非常に重要です。東京選挙区は今回、1増えて7、蓮舫議員が辞職した関係で7ですので、必ず東京選挙区には候補者を立てて勝利を目指すと。それからその前にある東京都議会議員選挙ですね。ここもですね、候補者をできる限り擁立をしていきたいと。特に定数の多い選挙区、世田谷とかそれから大田(区)ですかね。それから、練馬が8とか7ですので、こういった選挙区には必ず擁立し、その他にもですね、良い人材がいれば、あるいは戦略的に勝てそうというとこがあったり、戦略的に必要なところには擁立していきたいと考えております。そういった、あと衆議院選挙もいつあるかわかんない、衆参同日選なんてことも言われてますけれども、そうした国政選挙、都議会議員選挙を見据える上でもですね、この小金井市議会議員選挙、大変重要だと考えておりますので、党を挙げて支援体制を組んでですね、村上候補の勝利を目指したいと思っております。それでは候補者の村上ようすけからご挨拶申し上げます。

村上ようすけ:
れいわ新選組、小金井市政策委員の村上ようすけです。私が政治家を志すきっかけは、わが子の不登校にあります。子どもが学校に行きたくないとなったとき、子どもが安心して社会と触れ合い、自己を表現できる居場所が欲しいと強く望みましたが、子どもが行きたいと思える居場所は探すことができませんでした。この背景には学校に行かない子どもたちの気持ちが理解されていなかったこと、財政的、人的支援の不足があったのですが、当事者が大変多いにもかかわらず問題の深刻さ、複雑さ故に声が上げにくく、当事者は孤立し、子どもも親も将来にわたって自信を失ってしまいかねない状況にあるのは、今もあまり変わっていません。不登校に限らず、人が生きていく中で直面するさまざまな社会的課題に対して、政治が手を差し伸べていない、機能していない社会である。生存権が確保されておらず、何があっても心配するなという社会からはかけ離れているのが現実であると痛感しました。この30年の経済停滞から、助け合う余裕の減少、いわゆる公助が減って自助が拡大する、生きづらい社会の進行があったと感じていますが、そんな現実を変えていきたい、当事者の苦悩を少しでも解消していきたいという思いから、2018年から21年にかけて、小金井市子ども・子育て会議に市民公募委員として参画し、学校の居心地が悪い子どもへの配慮が明文化された「小金井市子どもの居場所づくりの推進に関する指針」の策定に関わり、居場所運営資金補助金の新設と、子ども食堂の運営資金補助の増額を趣旨とする、居場所事業補助金の制定に結びつけることができました。子どもたちが自信を失うことなく、前向きに将来の社会的自立を目指すためには、学びの多様化が不可欠であり、オルタナティブな学びの場を確保するための制度構築への政治的働きかけが必要であると強く思っています。「誰もいないことにしない!」をスローガンに、「あなたを守る」を使命とする、れいわ新選組の一員として、市政を支える国政の実現をも含めて活動していきたいと思っています。何があっても心配しない社会の実現を目指して3月の小金井市議会選挙に挑戦いたします。

高井たかし:
はい。どうもありがとうございました。それではここからは記者の皆さんからのご質問にお答えしたいと思います。村上候補についてでもいいですし、党全般のことでも結構でございます。マイクを回しますので、ご質問のある方は挙手をしていただけたらと思います。ありがとうございます。お願いします。

記者:
共同通信社と申します。お疲れ様でございます。村上さん、ご出身が千葉ってことでよろしいんでしょうか。

村上ようすけ:
はい。千葉県千葉市です。

記者:
現住所も?

村上ようすけ:
現住所は小金井市の貫井北町っていうところに16年間在住しております。

記者:
はい。わかりました。大学を卒業されて、この23年11月までっていうのは、この11月までお勤めになってたのをこれ定年退職されたということでしょうか。

村上ようすけ:
定年後の再雇用も含めてずっと勤めてたんですけども。はい。再雇用期間中に退職したということになりますね。

記者:
現在のお仕事というか職業は特段おやりになってらっしゃらないってことでよろしいんですか。

村上ようすけ:
不登校の支援活動を、仕事というわけじゃないんですけども、任意団体としてやりながら、いろいろ、いろんな親の会の方とか、お話しながら準備してるっていうような感じです。

記者:
なるほど。地元でこのまま議員を目指して、まちづくりというか、いろんな政策の実現に努めていきたいという志があって、今回、れいわのほうからお出になるという決断をされたということなんですね。

村上ようすけ:
そうですね。不登校に限らず、やはり困ってる方に手を差し伸べるのが政治の機能だと思ってますんで。それがもうれいわの理念でありますんで、そこに共感して、れいわから立候補したいと強く思った次第でございます。

記者:
自らの意思でれいわからということでよろしいんでしょうか。公募だったんでしたっけ。

村上ようすけ:
そうです。はい。自らの意思で公募に手を挙げました。

記者:
ああ、なるほど。それで選ばれたっていうことなんですね。

村上ようすけ:
そうです。

記者:
わかりました。ありがとうございます。

高井たかし:
はい。その他にいかがでしょうか。はい。どうぞ。

記者:

幹事長にちょっとお伺いしたい。何人、今回、小金井市議会にはお一人? 村上さん。

高井たかし:
小金井は1人です。はい。

記者:
言えるのかどうかあれなんですが、れいわ全体では地方選挙でどのくらい擁立されるっていうのはもうお決まりに…、まだ。

高井たかし:
今回、統一地方選じゃないので個々にやってまして。さっきも言ったんですけど、50人、現在、現職の議員がいまして。で、村上さんのこの小金井市議選の前にですね、今月、大阪府の茨木市で1人出ます。それからその後、沖縄県の浦添市。浦添市。あと、愛媛県西条市でも出て。その後、村上さん、小金井市で。その後もですね、兵庫県尼崎市、それから熊本県八代市、それから東京都葛飾区と、現在7名が、だから、既に公認されているということで。今後も応募がどんどんありましたら、順次公認をしていくと、そういう考えです。

記者:
この選挙に直接関わらないかもしれないんですけども、衆院選以降、非常に勢いがあるという風にれいわ新選組さん、自覚されていらっしゃるんでしょうか。いかがでしょうか。

高井たかし:
はい。そうですね。おかげさまで、かなりの得票が我々の想定以上に・はい。かつですね、れいわ、3議席が9議席と3倍増なんですけど。これ比例で当選してる人ばかりなんですけど、比例のしくみ上、面白いもんで、あと1.1倍増えたらですね、一気に16議席までいくと。だからギリギリの、例えば北海道とか、北信越、あとちょっとで、もうあと、1割いらないくらい票が増えれば議席が取れたのでそういう意味ではどんどん勢いがついてますので。で、その衆議院選挙の得票をですね、この小金井市で当てはめてみると前回の最低得票が900票くらいだったんですけど、それの4倍以上の衆議院でれいわの票が入っていますので。もちろん、その国政の票がそのまま地方のこの村上さんに入るわけではないんですけど、しかしれいわの支持してくださった方は4倍以上いるということは非常に心強いので、ぜひこの国政の勢いを地方選挙にもどんどん繋げていきたいと思ってます。

記者:
小金井市議選で村上さんを当選させて、そして都議選に流れ込むような感じになるんでしょうかね。

高井たかし:
そうですね。やはり我々、都議選とそれから参議院選挙を非常に重視してますので、ある意味、その前哨戦というか、東京都でどのくらい、この小金井市の東京都議選は定数1なので、なかなかここに出すのは厳しいとは思っていますが。ただ都民の、何て言うか、意思が衆議院選挙のときの票がどのくらいこの地方選でも入るのかっていうのはすごく都議選を占うバロメーターにもなると思ってるので、大変期待をしております。

記者:
村上さんの前でちょっと申し訳ないんですけれども。石丸さんの政党が、政党というか地域政党が都議選にというようなことが今、高井幹事長のコメントもちょっと読ませていただいたりしたんですが、今、改めて、ああいう勢力が出てきたということについては何かお感じになることございますでしょうか。

高井たかし:
そうですね、ちょっとね。その政策を発表されない、昨日、記者会見、私もちょっとニュースで見ましたけど。政策は発表しないというのと、あと掛け持ちができるというね。だから、れいわに入りながら、石丸新党、立候補できる、そんな、どういう仕組みなんだろうって思いながら見てましたけど。ただね、日頃、石丸さんが言ってることとか政策っていうのは結構、ちょっとれいわとは距離があるなというのは感じて。国民民主とか維新が近いっていう、本人も石丸さんも言ってるし、それぞれの党の代表もね、ちょっと前向きな。でもそういった考えとは我々、かなり離れているのでなかなか連携というのは難しいのかなとは思います。

記者:
会見を聞いた限りでは、れいわ新選組とは少し親和性に欠けるのではないかというようなお気持ちを持ったということでしょうか。

高井たかし:
そうですね。会見とその前の東京都知事選の訴えてたこととかを考えるとですね、なかなか一緒にはなれないのかなと思います。はい。

記者:
すいません、幹事長にお会いできる機会、あんまりないもんですからこうやって聞いてしまいました。すみません、ありがとうございました。

高井たかし:
ありがとうございます。確かに昨日の各局のニュースで各政党が石丸新党、どう思いますか?っていうコメントに我が党は誰も答えてなかったんで、そういう意味では今、初めて。そういう意味ではあんまり党でね、協議した公式な考えというわけでもないんですけど。私の感想というか、現時点での思いです。はい。その他いかがでしょうか。あ、じゃあ、お願いします。

記者:
読売新聞と申します。今日はありがとうございます。村上さんにお聞きしたかったんですけれども。これまでの職歴としては84年から2023年のその再雇用期間、退職されるまで大手飲料メーカーに勤務されていたということなんですが。これ以外で例えば政界に関する、政治歴というか、政界に関わったこと。例えば国会議員さんの秘書であったりとか、都議会議員さんのそういった議員さんの秘書だったり、そういった政治に関連する関わりっていうのはこれまであったんでしょうか。

村上ようすけ:
政治的な関わりは今までありません。はい。ただ、先ほど申し上げたんですけども、小金井市の市民の会議ですね、これに公募委員として参画して、特に不登校の問題を強く訴えた結果ですね、助成金制度ができたというところで、はい。市民レベルでの活動はしてきたということになると思います。ありがとうございます。

記者:
すいません。ちなみに不勉強で恐縮なのですが、小金井市子ども・子育て会議委員というのは基本的にはボランティアというか、無償で行なうものであるってことですか? 

村上ようすけ:
えっとですね、子ども・子育て会議というのは小金井市の子育ての5カ年計画を策定する会議なんですけども。で、有識者の方がメインで入るんですけども。市民公募の枠というのがあってそれにちょっと応募して選ばれて参画したんですけども。ボランティアというか、本当の、何て言うんですかね、謝礼的なものは1回いくらとか、そういうものはありましたけども。ほぼボランティアだと思います。はい。

記者:
差し支えなければなんですが、この大手飲料メーカーっていうのはどちらなのかっていうのはお伺いすることってできますでしょうか? お任せします。

村上ようすけ:
ええ、サッポロビールです。はい。

記者:
立て続けにすいません。なんだろう、職務としては、例えば営業畑だったのか、それとも総務とかそういった経営畑のほうに行かれてたのかっていうと、どのようなこと? 

村上ようすけ:
いろんなことを経験してるんですけども長いのという、かメインは営業関係ですね。営業そのものをするというのと、営業の企画だったり戦略を考えたり、そういったものに長く携わってきました。

記者:
すいません。ありがとうございます。あと高井幹事長にお伺いしたかったんですけど。これ、ご回答できる範囲で構わないんですが。先ほど、やはり党の勢いも増しているという中で、この今回の小金井市議に関しては公募だったということだったんですが。公募に来たのが村上さん以外にも他にも何人かいらっしゃったという感じだったんでしょうか? 

高井たかし:
小金井市ですか? 

記者:
はい。

高井たかし:
小金井市はもう、村上さんだけですね。

記者:
あ、そうなんですね。なるほど。ありがとうございました。


高井たかし:
はい。その他いかがでしょうか? あ、はい。どうぞ。

記者:
当選されましたら、一番力を入れておやりになりたいという政治活動は、議員活動というか、子育て、福祉分野ということになるんでしょうか? 村上さんのご希望としましては。

村上ようすけ:
一番は不登校の居場所を確保することを進めたいっていうのが第一なんですけども。小金井市ですね、えっと、2年前に市長が代わられてるんですけども、公約、大きな公約が4つ出されていて、それが今、現在まだ履行されてないものが2つくらい大きなものがありまして。それを私はその公約を進めるべきだと思ってますので。それに関しては、不登校の問題に限らず活動はしていきたいという風には思ってます。

記者:
今、実現していない公約、差し支えなければその2つとも教えていただけますでしょうか?

村上ようすけ:
都市計画道路の建設を見直すっていうことと、市立保育園のあり方を明確にするっていうのがあったんですけども、そこがまだ進めていないのでそこは掘り下げていきたいなという風に思ってます。

高井たかし:
はい。その他いかがでしょうか。よろしいですか。大丈夫ですか。はい。じゃあちょっと最後にもう一度、2人から申し上げたいんですけども。本当にもう素晴らしい人材だと。経験も豊富ですし、そういった子ども・子育て会議の委員もされている即戦力ですので、ぜひ何としてもですね、本当に党を挙げて応援をしてですね、しっかり1議席を勝ち取りたいと。先ほど申しました通り、市議選の前回の最低得票数の4倍以上のれいわ新選組の票がありますので。ちょっと私もさっき調べたら前回は共産党さんが4議席も取っててですね。で、我々共産党よりも、今回、衆議院選挙では票が多かったので。そういう意味では、もう必ず勝たなければならない選挙だという風に思っております。そしてその勢いをですね、東京都議選、参議院選挙、あるいはいつあるかわからない衆議院選挙へと繋げていくということからもですね、ぜひ村上さんには頑張っていただきたいし、また全国の皆さんにも応援をしていただきたいと。とくに最近、地方の選挙が続いたので、この東京、やはり山本代表のお膝元の東京でしっかりまた勝ち、票を増やすということが大事だと思ってますので、どうぞ応援よろしくお願いします。じゃあ村上さんからもお願いします。

村上ようすけ:
はい。小金井市に住んで16年になりますけども、すごく自然環境のいいところで。市民の皆さまもですね、すごく意識が高くて人を思いやる、そういう文化のある素晴らしい町だと思ってるんですけども。やはり行政に関しては課題があるという風に思ってますので、より、この小金井市をですね、市民の皆さまのために発展させるために全力で取り組んでいきたいと思いますので、ぜひ注目していただきたいと思います。ありがとうございました。

高井たかし:
はい。じゃあ、以上で記者会見終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

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