【会見文字起こし&動画】不定例記者会見 山本太郎代表、くしぶち万里共同代表、大石あきこ共同代表、高井たかし幹事長 / 2025年3月4日 国会内

高井たかし:
はい。それではですね、すいません。ちょっと大石共同代表、間に合わないので先に始めたいと思います。それでは、不定例会見ということで今日は山本代表も出席でございますので。じゃあ代表からどうぞ、お願いします。

山本太郎:
はい。いつも通りの、いつも通りのと言いますか、不定例会見なので皆さんからご質問いただいたことにお答えをするということでございます。なお、このあとの報道の関係。なのでNHKさんから先にということを言われているので。質問されますか? NHKさん。じゃあどうぞ。

記者:
NHKです。よろしくお願いします。新年度予算案は少数与党の自民公明両党と日本維新の会の合意などを踏まえた修正の上、衆議院本会議で先ほど採決が行なわれて、賛成多数で可決されました。政府の当初予算案が国会で修正されるのは29年振りですが、代表の受け止めを伺います。

山本太郎:
日本国をさらなる不況に引きずり込む、そんな予算になっていると思います。お米が買えない、物価が高くて暮らせないと、さまざまなそういう人々を救済するようなことがほぼ予算に含まれてません。で、中小企業、これが1万件くらい倒れてるわけですね。倒産しまくってるわけです。そこを救うための施策も入っていません。こんな状況で一体、この国をどうやって立て直すのかと。いつも通り、お仲間、自分たちに近いところだけお金をバラ撒いて、この国の景気回復をさせるということには、びた一文出さない。減税なし給付なし、国民を完全に切り捨てた棄民予算が成立したと。ゴミみたいな予算です。はい。NHKさん、お疲れ様でした。これ以上のコメントは出て参りません。さぁ、というわけでこの予算に関しましては予算委員としてですね、れいわの私たちの考えというものを委員会の中でも強く求めて政府に対して方向修正を求め続けたという先頭に立ってくれたくしぶちさんのほうから、くしぶち共同代表のほうからですね、何かコメントをということでよろしくお願いします。

くしぶち万里:
はい。今、代表からもありましたように本当に今回の予算、全く国民を救わない予算としてれいわ新選組予算委員としても今日、最後の最後までこんな予算のまま採決すべきではない、このことを言い続けました。で、そもそもですね、今回の予算って過去最高の税収なんですよ。78.4兆円。全体の予算の規模は115兆円。そのうち過去最高の税収というのは6年連続更新してるんです。そのうち消費税がトップなのにですよ、消費税の減税さえもしない。これのどこが国民のための予算なのかと。

私は一言で言うならば、税金取り過ぎ、国は税金取り過ぎなのに、国民に金返せ予算ということを名付けてですね、この予算には最大限反対して参りましたが、残念ながら通ってしまった。そしてそもそも、この政府案の予算もひどいんですが、さらに極悪なのは自民党、公明党、維新、これが最終的に合意をして維新が賛成に回って通った予算がさらにひどい。これは大石あきこ議員の質疑の中でも言ってましたけれども、教育無償化の話なんて微々たるもので、一番問題なのは医療費4兆円削減、これ国家的殺人だ、このように言わねばならないひどい予算です。今日はこんな自民党、公明党、維新、これ「冷酷3兄弟」と名付けて、先ほど本会議で批判をさせていただきました。もう自民党、公明党、維新はもうこれから「鬼」、このように呼ばざるを得ません。もう本当に地獄の底に国民を突き落とす予算が成立してしまったこと、本当に悔しく思っています。

山本太郎:
はい。ありがとうございます。今、ちょっと名前が出ましたけれども、大石さん、迷われてたんですか? 

大石あきこ:
ちょっと参議院というキーワードで違う場所に行ってしまって。

山本太郎:
なるほど。

大石あきこ:
いい加減、失礼いたしました。

山本太郎:
なかなかね、これ、道知ってる人しか容易くたどり着けないという、この魔界ですけれども。この予算についてっていうことで、予算委員会でも立たれました大石共同代表にも感想をいただきたいと思います。

大石あきこ:
そうですね、この国会、あるいは去年の臨時国会からも感じておりましたけれども野党も含めて、国債発行なし縛りの財源捻出ゲームという変なゲームを一緒になってやっているという中では、国民を大胆に救っていくという予算は絶対に生まれませんので、そういったことをれいわ新選組が力を込めて発信していったと思いますし、この国に生きる国民の皆さんも、それに多くの方が気付いていただいたと思います。そうですね、自公維合意という、自民、公明、維新の合意に関しては、医療費を4兆円削減するということに合意していて、できもしない国家的な殺人予告という医療費4兆円削減に加えて、教育無償化と言っているものも実は教育間、学校間の淘汰を狙うものであって決して立派なものではないといいますか、逆のことであるということを、維新がどういうプロセスでその政策を決めていったのかなどを暴露しながら明らかにしていったと思っています。

山本太郎:
ありがとうございます。国債発行言ったら負け、みたいな変なゲームに突入していくってことでですね、本当に新たに次年度、日本社会に新しく増やされたお金が8000億程度と。本当に狂った状況ですね。もっと増やさなければならない時に何をしてるんだってことなんですけれども。ある意味での財源は税のみという間違った考え方、これを正すためですね、何度も国会でも闘ってくれていた、高井幹事長から一言お願いします。

高井たかし:
はい。ありがとうございます。まさにですね、本当に財務省はもう債務残高のことばかり言うんですよね。もうこれは確かに最もGDPで比べると比率は悪いわけですけども、だけど他の指標を見るとね、全然悪くないんですよ。もう日本はG7の中でも1位か2位の指標ばっかりで債務残高だけ見れば悪いけど他はいいんですね。その結果、CDSっていうクレジット・デフォルト・スワップっていう民間の国債の格付けをする保険料のようなもの、その率は0. 33%で、これはもう先進国の中でドイツ、優等生と言われるドイツの次にいいんですね。他の国よりも日本の財政はまだまだ安定してるので、まだまだ国債を発行できるということを一生懸命訴え続けました。

あと今回、予算案と合わせて国税の改正、所得税法等改正案というのが今、可決してしまったんですけど、そこで我々は当然、反対をしたわけですが、ひとつはやっぱり消費税のことを何ひとつ、どの党も言ってないということ。それからちょっと皆さんから聞かれるかもしれないんで、あらかじめ申し上げると、ガソリン税の暫定税率の廃止法案に我々は賛成をしなかったんです。これはですね、ガソリン税暫定税率自体はもうこれはやめるべきだということはずっと我々も言ってますけれども。しかし同時にですね、そもそもガソリン税自体をもっと、暫定税率だけでは足りないというのがひとつと。でも一歩前進だからいいじゃないかっていうのを野党は特に立憲民主党と国民民主党には言われましたけど。だったらですね、我々は租税特別措置法の改正で出してくださいということを言ったんですね。それだったら賛成できますよ、と。ところがもう時間がないと。もう今日、採決で法案出し直す時間がないって。私、財務省とか法制局とも話しましたけど、もう1日あれば半日あればできるような簡単な改正ですよ。それ出し直してくれればね、我々だって賛成したし、他の野党にだってもっと声を掛ける時間があったんじゃないか。本気でやるつもりがないと。ただのパフォーマンスで出してるからそういうことになるんだという、本当に私は証だと思います。本気で通したいと思ってんだったらあと1日遅らしてでもね、そういう合意形成すればいいじゃないですか。だって維新だって来年からって言ってるわけですから。協議の余地あると思いますよ。そういったことをね、もうたとえ来年からだって野党まとめて通せば自公がいくら反対したって通るんですよ。それを野党まとめてなんでやらないんですか?ということを本当に、立憲、野党第一党には申し上げたいと思います。以上です。

山本太郎:
ありがとうございます。私からですけれども、今、ガソリンの暫定税率という部分に関して廃止という法案が国民(民主)と立憲から出されたって話がありましたよね。それっていうのは所得税法の改正という形で出されたってことですか?

高井たかし:
はい。所得税法等というですね、今の政府案の全体の修正なんです。ということは、政府案を前提にした修正ですから。ということは、政府案には例えば防衛増税とかも入ってるわけですよ。到底、我々が飲めないような政府案を前提に修正案をじゃなくて、政府の修正案じゃなくて租税特別措置法改正案というのを単独で出せば我々は賛成できるからそうしてくださいって申し上げたのに時間がないという理由でやってくれなかったということです。

山本太郎:
結局は防衛増税っていうのもやったほうがいいと思ってる人たちがガソリンに関する税金を下げろということで取り組んだということでいいですよね。おそらくね、これはね。ありがとうございます。そんなこんなでまた国民殺しの予算が通ってしまったということなんですけれども。続いてご質問ある方いらっしゃいますか。

記者:
共同通信です。野党協力について伺います。立憲民主党は高額療養費の引き上げ反対を訴えて、結局、採決を今日やり、今日、予算が通るという形になりましたが、ご感想を伺ってもよろしいでしょうか。

山本太郎:
野党協力、高額療養費についてってことですか? えっと、どうしましょう。このことに関して。

大石あきこ:
立憲民主党がね、先週に総会をなされて、党の総会なされて。で、立憲だけ存在感が薄いんだとか言いながら、もう立憲がここで存在感見せなあかんと。一番強いのは、政治の力というのは野党第一党の議員の数であるって言って。高額療養費の制度の改悪ですね、自己負担費増額、引き上げっていうのを政府がやめないならば体張るみたいなことを総会でおっしゃってたんですよ。あ、だったらそうやるんかなって、ね、またしてもちょっと思っちゃったんですけど。野田代表がおっしゃってたんですけどね。でも、全くなされなかったですよね。結局、凍結されないまま8月の値上げやっちゃうわけなんですけれども。なぜこの日に採決してしまうのか、採決に応じているのか全く謎なんです。で、その中で野党と協力せよということですか? 何を協力すればいいのかっていうのはありますね。で、やっぱり今、野党、与党が過半数割れしてますけれども、それは与党が過半数割れしただけで、それ以外の人たちが野党なわけですよね。もし、その人たちで何かこの国民が望んでいることを成し遂げるならば、やっぱり窓口を一本化しないとダメですよね。窓口一本化して、勝手な交渉するな、とやらなければ、これは労働組合の交渉と同じで、ゼネラルでやらなければ、個別交渉したら個別の交渉で安売り合戦始まるんですよ。で、今回、見事にそうなっていますよね。これはもう交渉のもうイロハのイ、当たり前ですよね。立憲民主党が支援されている労働組合の連合が闘わないからかどうかはわかんないですよ。だけれども、やっぱり野党を一本化して交渉するっていう前提に立つのならば交渉のやり方というものがあるだろうっていう。その失敗例じゃないんですかね。もし交渉窓口一本化で窓口を私がさせていただけるんならやりますけどね。その辺はまた立憲の方に聞いてみたいと思います。

くしぶち万里:
高額療養費のお話出たので。先ほどの予算の話にちょっと戻っちゃうんですが。これはれいわ新選組の組み替え動議で予算案、昨日、提出させていただいたんです。今日、否決ということになってしまいましたが。

これ17項目あるんですが、一番下、れいわ新選組は「高額療養費負担増の撤回」という形で200億円示しています。立憲さん確か凍結だったと思うんですね。だからこの辺も細かく見ていくと立場が違ってます。あくまで我々は撤回ですし、むしろ、そもそももう額が足りてるのか、こうした視点から見直していく必要があるというのがれいわ新選組の考え方です。ちなみにこれ17項目で大体150兆円規模の新たな財政出動が必要だということでれいわ新選組は示させていただきました。ずっとれいわがぶれずに言っている消費税の廃止、ガソリン税ゼロ、国民一律10万円給付、社会保険料の引き下げ、こうしたことを柱にしたものですけれども。やはり代表からもありましたように、国債をいかに発行しないのかみたいな空気が今回の予算委員会はとても強かったですね。ものすごいその空気に溢れていました。財源が、財源がってよく言いますね。それがもうどの党からも出てきてて。で、とにかく予算削減したほうが優秀だ、みたいな空気感が出ている。これ完全に間違いだっていうことを、れいわ新選組はもっともっとはっきり国民の皆さんに伝えていかなきゃいけない使命があると思ってますし。そもそも需要不足でコストプッシュインフレ、悪いインフレですから、財政出動する余裕はまだまだあるということをしっかり我々も数字で確認した上で、これは、根拠をもって提案をさせていただいてます。

山本太郎:
まぁ、税収だけでやらなきゃ負けのゲームみたいなことで非常に盛り上がった今国会ってことですけれども。結局、それによって何が生み出されますかっつったら、今、目の前の命というものを守らなきゃいけない人たちが守られなくなるっていう、高額療養費のこれ改悪につながったわけですね。なので、高額療養費に関して何としても守るというような態度を見せていながら、それを改悪するようなことを進めるようなことをやっぱり焚き付けてたのも立憲民主党だと思いますよ。で、そこに対してしっかりこれを守っていくって旗を振っていたにもかかわらず、結果ですね、このようにあっさりと予算を通してる時点で、体も張らないんですから、どうしようもないですね、本当に。

大石あきこ:
もう少し言いたいと思います。財務省の影響だと思うんです。財務省のプロパガンダの結果と思うんですけれども、国の債務残高が増えるという響きにもうむちゃくちゃ恐怖しているんですが。国の債務残高、国の債務っていうのは国が新たにお金をつくった総額でもありますから、これは良いも悪いもないというより、むしろ良いんですよね。日本の経済をはじめていくならば、国がまずお金をつくって発行しなきゃ始まらないので、まず債務、国の債務残高が増えるということは、良いことでも悪いことでもなく、むしろ良いことだというのがあります。ただし、その国の景気ですね。景気が過熱したときはそれを引き締めていく。景気が悪いときは債務残高を上げていく、国が新たにお金をつくっていく。これが経済政策っていうのはもう当たり前のことなので、こういったことはれいわ新選組は当たり前だとして説明はしていたけれども省略しているというか。国民に必要だから、国民生活苦しいんだからやれというのがまず第一の要求なんですけれども。それにしてもこの国の債務というものを巡って、もう悪いものだと。下げれば下げるほどいいんだみたいな議論に与党が乗り、そして野党の特に第一党が乗ってしまうというのはもう極めて国民生活の益々の危機なので。やはり国のお金の特殊性、国の債務とは何か? お金の役割、そういったものはもう少し発信を強化していく必要があるんだなと思ってます。その上で高井幹事長が今回、高井さんが債務償還費というのが全くもってその意味がないんだ、財務省的にも、その借り換え部分というのは歳入歳出にある部分はもう全くその債務残高増えないし、意味がないというか、無視してもいいよってことは別の資料で言っているわけで。やっぱりそこの発信を強化していくっていうのは大事なことだし、第一歩、高井幹事長を始めとして踏み出せたのかなとは思っています。

くしぶち万里:
付け加えますが、昨日、今日の予算委員会でちょうど私の質疑の中で政府に確認したのは、結局、政府は自分たちの政策には出してんですよ。ちょうど今、話題になったガソリン税の激変緩和対策っていうのやってましたよね。石油の元売り会社に補助金を出して。これ、8兆円くらい。もうこれ、防衛費と同じくらいの規模を3年間で出してる。これ、公債なんですよ。で、もうひとつ、原発関連企業の大企業には経済移行債っていうのをこれ既に出してますよね。だから、何で人々には出さないんだって話なんですよ。消費税廃止もそうだし、給付金もそうだし。で、今日言ったのは介護の人材不足で月10万円上げろと。賃上げ、民間に求めるんだったらまず政府からやれと。財源つくればいいじゃないですか。国債発行して。できるのにやらない。ここをもっともっとこれからも追及していく必要があると思ってます。

山本太郎:
(出る? ありがとうございます)まぁ、ちょっと、一般的なテレビ・新聞などをずっと、見られてる方々にとっては何の話かさっぱりわからない。債務が良いって?っていうことで、混乱されると思うんですけど。一番わかりやすいのはこれです。

こちらが1990年から2023年までの一般政府総債務ですね。債務が増えてってますっていう様子が見えると思うんです。これが増えていく裏で何が起こってるかっつったら、これなんですよ。家計の金融純資産ってものも増えてるってことです。

つまりは何かっつったら、国が債務という形でお金を、社会に回るお金を増やしていっているってことがここから言えるっていう。当然のことですね。これだけのことです。これ以上でも以下でもないっていう。この基本に関して、やはり報道に関わる方々にもしっかりと理解をしていただきたいということでございます。でなければ、今回の予算のように、なんだ、国債発行したら負けというような意味不明な、命を切り捨てる、そして今、苦しんでる人たちを切り捨て、中小企業淘汰していくようなことがこっからさらに加速していくことになってしまうということです。続いて、いかがでしょうか。続いて。なければ終わりますが。

記者:
すみません、共同通信です。続いて、企業・団体献金の禁止法案が次の重要なテーマになってくると思います。れいわさんのスタンスを改めてよろしくお願いします。

高井たかし:
はい。じゃあ、私、政治改革特別委員会の委員でもありますので。もちろんこれからどういったものがね、出てくるかまだわかってないんです。自民党はなんか企業団体献金の禁止じゃなくて、なんか透明化するという法案をこれが企業・団体献金禁止に変わるものだというか、審議しようとしてますけど。我々野党とすればですね、ここは野党、結構一致してますけど。そんなものはね、この企業・団体献金禁止のとこで扱う。3月末までに合意を得るという申し合わせがあるもんですから、3月中にこれから精力的に委員会は開かれるようですけども。ただ、自民党のその案を議題にのせるのは我々としては違うと。それはもう4月以降に、どうぞ、それやりたければ4月以降やりましょうということで。あとは維新が企業・団体献金禁止の、今、立憲民主党の案には穴があると思ってまして,政治団体除くっていうですね。そこの部分を塞ぐような案を出してくるやに聞いてますが。しかし、それもなんかまだ、すったもんだしてるみたいで。どういうものが出てくるかわかりませんので、それを見てから判断すると。基本的には去年から変わらず、企業・団体献金は禁止をすべきだという考えです。

山本太郎:
自民党が、自民党は企業・団体献金に関してこれOKにするために透明化という部分を強化していけばいいって話をしてると。何、言ってんだって話ですね。黒塗りとかブラックボックスっていう意味で、博覧会をずっと開き続けてるような政党ですよ。ね、その人たちが透明化というものを進めますっていうんだったら、まず、その裏金っていう問題に対しての透明化を先にやっていただいてよろしいですかっていうことだと思います。

くしぶち万里:
政治とカネの話が出たので。今回、予算委員会オブザーバー理事としてれいわ新選組としては初めて、ずっとこの国会で参加してたんですけど。朝から夜まで何度も理事会とも開かれるんですね。で、この裏金の参考人招致、その話が話題にならない日はなかったというくらい、実はその問題がずっと根底にはありました。先週、松本氏の参考人招致・聴取っていうのが開かれ、結局、少数会派は質問権を奪われるっていう形で、れいわ新選組は抗議で、そんなそこに参加したら運用を認めることになってしまうので、欠席させてもらいましたが。本当にこれ国政の調査権、国政調査権というのを立法府が持っていて、それを侵害するようなやり方を参考人聴取される側の条件を飲む形で認めてしまうというのは、私、やっぱり間違ってると思うんですね。やっぱり証人喚問ということを、しっかり最初から野党が多数を取ってるわけですから、今回、松本氏の聴取によって、わからないことがさらにわからなくなってますから、安倍派の幹部の証人喚問はもちろんのこと、ここ岸田派もいれば、二階派もいれば、まだまだたくさんいるんですよ。で、今日も本会議場でこの件の真相究明へ進まなければ予算採決すべきじゃないという点もあるという話をすると、いやいや、予算と裏金、別だろうって言う人いるんですが、でも、よく考えてください。裏金で自分のお金を処理できない、ごまかしてた人たちが国民のための予算を審議して採決しようとしてるっていう、もう根本から間違ってるだろうっていう話で。とにかくこの裏金問題はしっかり透明化、裏金そのものを真相究明させていくっていうのが、先の総選挙の野党への期待だと思いますので、れいわ新選組はそこでもしっかりこれからもやっていきたいと思っています。

山本太郎:
さぁ、他はいかがでしょうか。どうぞ。

記者:
文化放送です。よろしくお願いします。衆議院で予算が可決して、参議院に送られることになりました。参議院でどういう風に闘っていくのかということと、それと衆議院での野党第一党の立憲民主党のリーダーシップについてどういう、振り返って感想を持たれているかっていうのをお聞かせください。一言ずつ、聞かせてください。

山本太郎:
一言ずつ? どういうことですか? 

記者:
3名の。

山本太郎:
参議院でどう闘うかと、あと、立憲のリーダーシップについてってことを聞きたいってことですか? 

記者:
はい。

山本太郎:
一言ずつ。じゃ高井さんからいきますか? 

高井たかし:
参議院は代表が先頭に立って闘っていくことになると思いますので、はい。代表に委ねたいと思います。あと、立憲のリーダーシップはこれは本当にひどい。さっきもね、ガソリン税暫定税率廃止法案の話、もうこれ本当に象徴的だと思うんですけど。みんな、ガソリン暫定税率廃止は望んでるわけですよ。だからもうちょっとちゃんと準備して、段取りして出せばいいのに、もうこんな採決の1日前に出してきて、しかも我々がちょっと直してくれれば賛成しますよっていうのも直さないような、もう完全にパフォーマンスだと思いますので。本当に野党第一党がね、もっとしっかりして、例えば消費税だって、他の党全員減税ですから、立憲民主党さえ減税に舵切ってくれれば、もう通るわけですよ、衆議院で。それをやれないっていうのは、本当にもう情けないの一言です。

大石あきこ:
はい。そうですね。参議院に次向かうということで、この衆議院での国会の在り方を見るに、やはり根が深いといいますか、このような最悪な予算が実際に通ってしまった、衆議院で通ってしまったということに対して、この国に生きる方々に私は申し訳ない思いがあります。れいわとしてこれを食い止めることができなかったっていうことが申し訳ないなと思っています。次、参議院に送られるというときに何をその上でやっていくかっていうことは、やはりこの根深い問題について国会で明らかにしていくべきだろうと思います。国民生活を置き去りにして、この国を地獄に連れて行くような予算の審議をやっているっていうこと自体を明らかにしつつ、能登の復興、今の能登のリアルですね、そういったことを諦めずに掘り起こしていくっていうことをどの党がやれるんだっていうと、やはりれいわになると思いますので、そういった国民の皆さんに、今、起きている事実、国会の中や外で起きている真実を明らかにすること、そしてその状況をできるだけ変えていくこと、これが私たちの役割だろうと考えます。

衆議院の立憲におけるリーダーシップに関してはもう先ほど私のコメントで言ったつもりですけれども、やはり効果を上げるためには交渉窓口が一本化されていないと各政党が安売り合戦するのは当たり前だろうということ。しかし交渉窓口を一本化しても、小ぶりな小さなゴールでやっていてはこれは説得力がありませんので、やはり国会の外の多くの有権者の方が今、何を望んでいるのか、国会にこれをやってくれ、政府にこれやってくれと言っているその空気はちゃんと読んでですね、小ぶりではない、国民を真に救うための大ぶりな予算だったりそういったものを窓口一本化して力強く交渉していくということが求められるわけですが、それが立憲ではないだろうと考えています。そういう意味ではリーダーシップはなかった。次、れいわが手を挙げたい。それは有権者の方々に選んでいただくことなのかもしれませんが。

くしぶち万里:
はい。今回、衆議院の予算委員会の中で明らかになったのは、バッターで新人の国会議員も含めて全員が予算委員会で質疑したんですね。やっぱり3人から9人になって、いろんな視点で事実をこう明らかにすることがやっぱりできたっていうのは大きくて。で、これを今回その予算で、これ通ってしまいましたけども、参議院に送った後、今度は我々が委員会と同時にやっぱ外と中を、れいわの強みというのはボランティアの皆さんや地域の活動と一体となって国会の中に可視化していくこともそうだし、我々が現場のことを国会に持ち込んで質疑の中に盛り込んでくっていう当事者性っていうのをすごく大事にしてるところがれいわのもうひとつの強みだと思ってます。ですからそれをさらに問題点が衆議院では明らかになったところを現場の声と解決策をセットで参議院の今度はバッターの代表を筆頭とする仲間の皆さんに送り込んでくっていうようなやり方っていうのは党内でできていくのかなと。その幅はさらに広がったんじゃないかという風に思ってます。

で、あとリーダーシップっていう立憲さんへのことで言うと、ひとつ、今回、予算委員会、特に安住委員長が野党の委員長となって省庁別審査も含めてかなりピリッとした予算委員会になったことは事実だと思います。それはいろんな面があるので一概にここで全部は申し上げれることは難しいですけれども。ただ、その中でやはりそこまで力を持とうと思えば持てるのにもかかわらず、一番、私が昨日も質疑の中で申し上げた、さっき幹事長も言った消費税ですね。消費税が一番問題だっていうことがわかっているのに、その修正案の中で消費税の話、レクの中で聞くと、まだ党内で3つの議論があって議論中だって言うんですよ。で、ひとつは給付付き税額控除でやるという案。2つ目は時限的減税。で、3つ目は食品ゼロ。いつまで議論してるんですか?と。いつまで勉強会してるんですか?と。もう野党が多数で予算委員会終わっちゃいますよと。で、予算修正案出してるのに、それは本気でやらないっていうことの裏返しじゃないかっていう、まさにここにリーダーシップを立憲民主党さえ決断すれば全部の野党が公約で減税掲げてるんだから、これ本当に法案提出して採決して前に進めて参議院に送れるんですよ。本当にこれをやれば世論も絶対ついてきますし、実現の可能性十分あると思うんですね。ここをぜひ立憲民主党にはさらにこれからまだまだ求め続けていきたいですし、ここに我々がプレッシャーをかけてくっていうことも大事な役割じゃないかと思ってます。

山本太郎:
野党第一党にリーダーシップはあるか?ってことなんですけど、野党第一党というのは看板を付け替えながらもほとんど中身変わらずずっと同じ主体が継続してるわけですよね。看板は付け替えたけれども実質は民主党でしょう。じゃあ、この10年以上の間、野党第一党の席に座り続けて政権交代さえ起きてませんよ。その間の国民生活どうなってるかっつったら破壊され続けてるんですね。で、今、挙げただけでも、リーダーシップありますか?って聞かれて「ありますね」って言える人、誰もいません。逆に言ったらリーダーシップも取れないような者たちがこの国の野党第一党に座り続けている。で、その結果、今回の予算まで許してしまっているという現実だと思います。野党第一党がしっかりしていれば、経済不況が、もう10年長引くことはなかっただろうし、それのみならず、もう今の時点で減税や給付金や、何よりも高額療養費みたいな方々に対して恐怖のどん底に陥れるような状況にはなってなかったということですね。リーダーシップがありますか?っていう話ですけれども聞くまでもないといいますか、はい。とっとと代われって言う以外、話にならないってことです。ただし、その野党第一党の議員さんの中には素晴らしい方々いらっしゃるんですね。本当に尊敬する方いらっしゃいます。追及も鋭くて、勉強になるっていう方々が大勢いらっしゃるんだけど、やっぱり執行部として出されるさまざまな方針や方向性っていうものに関して到底、同意できないものが多いですね。特に経済分野に関しては自民党と変わらない経済オンチだと。これは日本国民にとって悲劇でしかないから。自民党も民主党的なものも滅んだほうがいいと思います(笑)。なんちゅうこと言うねん、ほんまに。党代表として何ちゅうこと言うねんっていうね。すいませんね。口を荒らしたかのような話でしたけれども。

一方で次は参議院に移りますけれどもってことですけれども。残念ながらもう事実上、予算案というものは衆議院のものなんですね。1ヶ月でしたか、1ヶ月ルールでしたか、というような話を考えるならば、1ヶ月以内に決着つかなければ、衆議院で決まったことがこれもう本決まりになるわけですね。それを考えたとするならば、じゃあもうギリギリいっぱいまでこのやりとりを審議を深めていこうじゃないかという姿勢がこの永田町全体にあるかっつったら私、ないと思います。どうしてかっつったら、参議院選挙があるからってことですね。そんなこと知ったこっちゃないわっていうのが国民の側だと思います。もう今月乗り切れるかどうかわからないし、新年度を迎えられないという人たちいっぱいいますよ。会社もたないとか、生活できないとか。それっていうのは、そういう苦しんでる人たちもいるねって終わる話じゃなくて、この日本経済全体に関係する話なんですね。日本国が30年衰退し続ける理由っていう部分に関して、しっかり底上げするチャンスが予算なわけで、ここを活かす以外方法がないのにもかかわらず、全体的にやはり経済オンチである。予算を大胆に配分するということをしなければ、これ浮上できないわけですね。そういうこともわかってないという状況をいかにわかっていただくかというような機会にするしかない。それは永田町の中だけではなくて永田町の外で政治に対して不満を持たれてる方々だったりとか、興味がない方々にもこの国は立て直せるんだと、こういった方法で、というようなことをやはり深く知っていただく。そして災害においても自己責任と放置され続けるような国ではあってはならないということで、これは力を合わせていく、団結していくための参議院の予算審議という風に考えてます。さぁ、他いらっしゃいますか。いかがでしょうか。終わりますよ、大丈夫ですか。ひょっとして、顔が見たいから来たとかそういう話ですか? いいんですか? 大丈夫ですよ。マイク、マイク持ってくださいよ、喋るときは。欲しいんです? 

記者:
負け犬の遠吠えを聞きに来ただけですから。

山本太郎:
負け犬の遠吠えを聞きに来た。ありがとうございます。仲良しの国民民主党にも同じこと言ってくださいよ。お願いします。ありがとうございます。さぁ、というわけで他にございますでしょうか。いかがでしょう。大丈夫ですか。いいんですか? 本当に。堀田さん。あ、本当に顔見に来てくれたんやね。あったんや。マイク渡してあげて。

記者:
とにかく、いつものように、負け犬の遠吠えですけども、とにかく数を多くしなきゃ勝てないんですよね。次の都議選、参議院選にどれくらい出します? 

山本太郎:
そうですね。まぁ都議選はもう順に発表していく状態です。参議院もそうですね、順番に発表していくっていう。もう今、内定に近い形ではどんどん決まっていっています。で、次期選挙においては、参議院では私たちは7議席を目指すということを言っています。かなり背伸びした数字ですけれども。まぁ数を増やせるのは選挙だけなので。一方で選挙でしか数を増やせないからこそ、私たちは選挙で数を増やしてきた。一度も負けてません。なので数が多くならない限りはなかなか交渉のカードになり得ないということは、正直そうですね。けれども前回の選挙において衆議院の議員が増えた分、今回は私たち初めてキャスティングボートを握るというような場面が何度か訪れました。この数を増やしていけば更に具体的に踏み込んだことで、キャスティングボートを握れるという存在になると思います。少なくともキャスティングボートを握ったといわれる政党たちよりかは、さらに私たち踏み込んだことができる自信があるので。ぜひそれを支持していただけるよう頑張りたいというところです。

記者:
とにかく数を増やしてください。それ以外にないですから。何を言っても。

山本太郎:
あの、増やしてます。増えていってます。

記者:
はい。はい。

山本太郎:
はい。負けてませんから。

記者:
とにかく過半数をもってください。

山本太郎:
あ、過半数ね。過半数を持とうと思ったらやっぱりこれ、なんだろうな、野党の中で、これイニシアチブ取っていく必要あるんですよね。だからこそ、そのためにも数を増やす必要があるというのは間違いがないことだと思います。

記者:
ですからイニシアチブを取るために別に話し合いに応じる必要性はありません。あなたは、「自ら顧みてなおくんば、千万人ともいえども我行かん」で、やってきたんですから、これどんどんやってください。

山本太郎:
ありがとうございます。

記者:
で、次の選挙で一人増やして、その次の選挙で1人増やして。そうすればね、過半数いくんですよ。簡単なんですよ。

山本太郎:
それ100年以上かかりません? 

記者:
いや100年。

山本太郎:
一人ひとり行ったら。

記者:
大丈夫です。

山本太郎:
もたない、もたない。もうそんなの。

記者:
100年もね、日本はね、沈没しませんよ。

山本太郎:
もう堀田さんも私も死んでますよ、その頃。

記者:
いや、別に私がね、死ぬとかね、あなたが生きてるとか、そんな問題じゃない。多くの国民のために、あなたがそう望むんであれば、一回、一回の選挙で勝たなきゃダメですよ。

山本太郎:
本当ですね。

記者:
はい。はい。

山本太郎:
ありがとうございます。

記者:
うん。

山本太郎:
ありがとうございます。あの、ちなみに、前の衆議院選挙ではどこを推したんですか? 堀田さんは。

記者:
自民党です。

山本太郎:
あら、おったな、ここに固い岩盤層が。ありがとうございます。また、またのお越しをお待ちしてます。

記者:
私はたちばなさんのね、看板とかそういうの関係なく、とにかく自民党を推してます。80年間ね、戦争がなかったのは、やっぱ自民党それ偉いですよね。高井さんどうですか? 

山本太郎:
自民党関係ないんじゃないですか。どうぞ、高井さん、よかったら。

高井たかし:
いや、今、私は言おうと思ったのは、山本代表はですね、もういつまでもれいわがあると思うなと。当たり前のように、これからも次の選挙でとにかく議席を増やさなかったらもうれいわは終わると。そのくらい緊張感を持って選挙に臨めと言われてますので、堀田さんの言ってることはもう肝に銘じてます。

記者:
皆さん選挙に弱いですからね。比例復活ばっかりでしょ、はっきり言って。

山本太郎:
まぁ普通ですね、それ。小さい選挙というか、小さい政党はみんなそうですね。で、歴史がある政党でも、大きな政党でも比例で議席を得るっていうのが普通ですね。まぁだから小選挙区で勝てるくらいの、えっと、なんでしょうね、物量とお金とか人とかいろんなものを撒けるような政党であるならば、当然、選挙区で勝てていくってことになるでしょうけど。当然、私たちまだ旗揚げして6年程度の政党ですから、これは比例で議席を稼いでいくっていうのはそんなに珍しい話じゃないですし。逆に言えば、その方法でよくここまで延びることができたなということだと思います。これは国民の多くの皆さんが気づいてくださった、その結果だと思うので。ここからさらに拡大していく、そういうことですね。

記者:
ある程度まで行くことはいいんですけども、それから大変ですよね? 

山本太郎:
まぁ、私たちが大変かどうかっていうのは大した問題じゃないんですよ。一番大変なのは国民で、この先もっとえぐいことが待っているってことを考えるならば、やはりこれは政治の中に手を突っ込んで変えてもらうしかなくて。私たちは与えられた数の中でどう闘えるかってことしかやれないわけです。それを考えたときに、やはり国民がこの議席を拡大していくということにお力を貸してくださることが一番の近道であるわけだから。だからこそ、国会の中と外ということを連携していきながらやっていく必要があると。だから他党ではやらない、草の根の全国活動というものを行脚し続けていると。これはっきり割に合ってるか、合ってないのかわかりませんよ、はっきり言ったらね。お金もかかるし。でもそれをやり続けることで拡大はできているから、そこに対して不安だったりとか迷いってものはないです。やれるとこまでやる。言ったって、一人ひとりの人間の集まりですから、何かしら超能力を持った人間が何人かいるわけじゃないってことですね。そういった意味で、やはり国民の皆さんと市民の皆さんと力を合わせてやっていくと。1人でも多くの人々が目覚めることによって、この国は変えられる確率は上がっていくわけだから、そういった意味で、新たな層を私たちは開拓していっているということだと思います。

記者:
いや、とにかくあなたは偉いですよ。自分1人でやって、とにかくこれだけ多くなったんだ。

山本太郎:
でもね、1人でやってるとき大変だったけど、これだけの心強い仲間ができたというのはむちゃくちゃありがたいことなんですよ。だってね、これ私1人だったら、私1人だったらとか、もっとサイズが小っちゃかったら参議院だけでの存在になっちゃうわけですね。参議院だけの存在だったらこの衆議院やってる期間は空白になっちゃうんですよ。空白っていうか、この院内であったりとか、そういう活動においてですね。でもしっかりと院内活動をこの衆議院でもやれつつ、それ以外の活動もやれてて、次、参議院にバトンが渡ってくるっていうのは、これ胸熱ですね。はい。

記者:
ですからそれを外に出てですね、1票にしなさいよ、ね。

山本太郎:
頑張るよ。

記者:
うん。

山本太郎:
頑張る。

記者:
とにかくね、あなたはちゃんとした選挙で受かったんだけど、みんな、とにかくね、比例復活ですから。

山本太郎:
問題ない、問題ない。はい。

記者:
だから。

山本太郎:
議席は議席だから。

記者:
比例復活でもね。

山本太郎:
うん。

記者:
銀バッジでもね、金バッジでも同じかもしれませんけども。もうちょっとですね、れいわは票を集められるということをね。とにかく高井さんなんかサボってますよ、本当の話ね。

山本太郎:
そんなことないっすよ。もう本当に、なんだろうな、よく過労で痩せないよなと思いますよ。本当にそれくらい頑張ってます。

高井たかし:
太ってるから。

大石あきこ:
悪口じゃないですか。

山本太郎:
違います、違います。

高井たかし:
痩せるように頑張ります。

山本太郎:
だからすごいですよ。だってバックに企業も宗教もついてないんですよ。原発に応援されてたり、車に応援されてないんですよ、私たち。それで本当に草の根でここまできたっていうのは事実上の奇跡で、国会の中では最も嫌な集団だなっていう風に思います。なので、これを拡大していけるように、で、もうれいわは会見開いたら必ず堀田さんが来るっていうくらいにならなきゃダメだなっていう風に思ってます。ありがとうございます。まだマイク持っとったんかいな。握り続けてるわ。

大石あきこ:
代表が招いた結果ですよね。

山本太郎:
そうや、とんでもない。

大石あきこ:
堀田という毒を。

山本太郎:
災いを招いた。

大石あきこ:
飲みたがるという。

記者:
本当はちょっと一個質問したいのがあったんだけど。

山本太郎:
なんやねん、それもう。また今度にしてください。お疲れ様でした。ありがとうございます。

記者:
だから例えば。

山本太郎:
まだしゃべんのかいな。

記者:
例えばね。

山本太郎:
例えばかいな。

記者:
小金井の市議選があったりね、鎌倉の市議選がこの近くにあるから、そういうとこにね、1人でも出してね、要するにあなた方の主張をやればね、それはいいと思いますよ。

山本太郎:
ありがとうございます。

くしぶち万里:
小金井市議選、ぜひご注目ください。3月16日、村上(ようすけ)さんっていうれいわの公認候補、今、準備中ですので、ご注目お願いします。

記者:
あそこはちょっとね、小金井っていうのはね、市長がおかしかったよね。(西岡)真一郎さんの頃からね。

山本太郎:
おかしな首長、おかしな国会議員、おかしな内閣なんて、もうこの国には溢れてますから、何がおかしいかってことはちょっとジャッジしていかなきゃいけないところだとは思うんですけれども。とにかく目の前のことをしっかりとやっていきながら。

記者:
そうそうそう。

山本太郎:
やっていきたいと思います。

記者:
だから。

山本太郎:
まだ続くんかい。

記者:
発言できる機会があったらきちんとね、出してね、1人でも出せばいいと思いますよ。

山本太郎:
頑張ります。ありがとうございます。

記者:
はいはいはい。

山本太郎:
さぁ、他いかがでしょうか。よろしいですか。ありがとうございます。NHKさん、大丈夫ですか? NHKさん。全然関係ない、途中の何か立憲民主党に対しての批判みたいなところだけ拾うのやめてくださいね。大丈夫ですか。だったら堀田さんとのやりとりで流してください、NHKで。よろしくお願いします。ありがとうございます。というわけでよろしいでしょうか? 皆さん。最後に一言ずつ行きますか? お疲れ様でしたということで、いいですか。もう散々喋りましたか? わかりました。さぁ、というわけで、またお会いしましょうということでございます。ありがとうございます。あ、ちなみにあれですね、幹事長会見っていうのは何曜日やられてました? 

高井たかし:
木曜日。

山本太郎:
木曜日。これは時間っていうのはそのときによって違うってことでよろしいですか? 

高井たかし:
基本的には3時にしております。

山本太郎:
はい。幹事長会見、不定例という形がちょっと不評なので、幹事長会見っていうことで幹事長を中心に、参加できる共同代表がいればそのときには参加していただくという形で毎週木曜日15時からということで基本やっております。時間の変更などがあるときには、また皆さんにもお知らせをいたしますので、よろしくお願いをいたします。ありがとうございました。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

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