
高井たかし:
はい。それではですね、ただ今から、れいわ新選組の記者会見を始めたいと思います。私は幹事長をしております、高井たかしでございます。今日は記者クラブの皆さん、集まっていただきましてありがとうございます。今日はですね、参議院選挙の神奈川選挙区の候補者、公認候補の発表でございます。神奈川選挙区はですね、党としては最重点選挙区だと。東京が定数7、ここはもちろん、れいわ新選組、必ず取る。そこに次いでですね、この神奈川定数4でございます。なかなか定数4という、もう厳しいことは厳しいんですけれども。ただ構図を見るとですね、前回、6年前が自民、公明、立憲、維新の4だったわけですけれども、今回、立憲さんはなんか2人出されるということで。党内でもね、「大丈夫か」という声が上がるくらい共倒れの可能性もある状況。そして維新はね、新人が出ますけれども。最近のマスコミの皆さんの調査などを見ますとですね、れいわ新選組、おかげさまで維新や公明とほぼ肩を並べる、調査によっては上をいく調査もございますので。あともちろん国民民主党がね、大変最近は調子がいいので、国民民主党も候補者を出してくるのでなかなか厳しい戦いでありますけれども、十分勝てる、勝たなきゃいけない重要な選挙区でありますので、そういう意味では、我々が自信を持って勝負できる人物を公認いたしましたので、これからご紹介したいと思います。じゃあ、どうぞ。
はい。もう神奈川ではすっかりおなじみではないかと思います。あるいは全国のれいわ支持者の皆さんにもおなじみかと思いますが、三好りょうでございます。衆議院選挙、昨年10月の衆議院選挙では神奈川2区で果敢に菅元総理に挑戦をいたしました。残念ながら当選は叶いませんでしたけれども、今回、満を持してですね、この神奈川選挙区で擁立をしたいと思います。実は正直言うとですね、三好さんの支援者の方からは「全国比例でどうか」という声をずいぶんいただいておりました。三好さん、非常にもう全国的に人気があってですね、SNSのフォロワーとか、私なんかよりも遥かに上回ってものすごい再生回数を稼いでる全国的に非常に人気のある人物でありまして。全国比例でという、そのほうが通るんじゃないかという声を私の元にもずいぶんいただいたんですが。しかしですね、冒頭申し上げた通り、この神奈川選挙区は勝たなきゃいけない。この神奈川選挙区で勝つということがですね、れいわ新選組の今後にとって極めて重要な、まさに党の分岐点となる重要な選挙区でありますので、もうここは三好さんしかいないということで三好さんの公認になりました。それでは三好さんのほうから決意を述べてください。

三好りょう:
まず一言、冒頭申し上げます。本日3月11日は東日本大震災から14年目を迎えます。14年が経過しております。大震災により被害になられた方々に心から哀悼の意を表すとともに、今、難しい状況にある方々にお見舞いを申し上げたいと思います。私はこのたび、次期参議院選挙におきまして、神奈川県から立候補予定となりました、三好りょうと申します。前回の衆議院選挙に続いて2回目の挑戦となります。私は兵庫県神戸市生まれ、小中高と香川県の木田郡牟礼町というところで育っております。高校卒業後はアメリカの大学に進学し、2010年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校政治学部を卒業。その後、台湾大学大学院国家発展学部に入学しております。2013年、外務省に入省し、翌年からは外交官補として勤務し、そして2016年からは、ユジノサハリンスク総領事館、そしてハバロフスク日本国総領事館におきまして、情報収集活動や広報文化活動を担当しておりました。日本に帰国後はオリンピック準備局、そして内閣情報調査室におきまして、ロシアに関する情報収集、そして分析を担当しておりました。2022年、れいわ新選組の山本太郎代表の事務所で勤務をしており、国会質疑の準備であったり、街宣で使うスライドなど作成をしております。前回、神奈川2区から挑戦したんですけども、残念ながら当選することはできませんでした。しかし、大学時代から思い続けております、「自民党政治を終わらせる」、この思いを実現するために再度挑戦しております。なぜ神奈川なのかと言いますと、前回の衆議院選挙で、私はこの神奈川の地から日本を変える決意だと訴えさせていただきました。この神奈川ではカジノが推進された際も、市民が一致団結して大反対運動を展開した、黙っていない力、そして物事を変える非常に大きなエネルギーを持っている。この市民とともに日本を変える決意だと訴えさせていただきました。この思いを実現するために、再度、神奈川県から挑戦をしております。以上です。

高井たかし:
はい。ありがとうございます。ちょっと私からも三好さんのことを紹介させていただくと、前回、衆議院選挙に出る前からですね、私は最初に面接を。山本太郎代表のおしゃべり会という会に現れて履歴書を持ってですね、私のとこに突撃してきたのが最初で。ただ、経歴を見たらね、すごい経歴だなと、こんな人がれいわに来てくれるんだと思って面接した記憶があります。経歴だけじゃなくてね、彼の話を聞くといろいろ面白くて、例えば高校まではね、野球にめちゃくちゃ打ち込んで、そのあとは空手やってんですよね、空手25年。で、筋トレが大好きで、よく鉄棒で鯉のぼりっていってこう縦の鉄棒にですね、横にぶら下がっていれるというね、すごい動画なんかもアップしてますけども。そんだけのスポーツマンなんですが。高校時代、なんかスポーツやり過ぎて、大学はですね、アメリカに渡るんですね。で、そんなに英語できなかったそうなんですけど、まず語学学校行って。で、そっからアメリカの大学に入って。そして外務省の国家公務員1種試験合格をして。で、外務省に入って。で、外務省でいきなりロシアに配属されると。彼はロシア語なんか全く勉強もしたことなくてですね、最初は面食らったそうですけどそっから勉強したらあっという間に外務省史上最速でロシア語の一番いい検定4級ですか、それに合格をしたと。そういうね、本当に語学の天才かなという人物であります。あとですね、ロシアで働いたときにね、いろいろサハリンとかね、領事館とかでも勤務してるんですけど。実は結構ね、外務省と自民党の闇とかね、そういうものをね、話してくれました。私はね、もうどんどんもうぶちまけたらいいと言ってんですけどなんか遠慮がちで、前回、衆議院選挙のときはね、あんまり言ってませんでしたけど、ぜひこのね、参議院選挙で私は言ってほしいと思います。国会議員になったらね、おそらく言おうということで質疑でいろいろ使おうということだと思うんですけど。でも国会議員になるためにもね、私はぜひ言ったほうがいいんじゃないかと。場合によってはね、またこの記者会見でも開かせていただいて話してもいいんじゃないかなと。そのくらい結構重要なことをね、彼は外務省時代に経験をしてきています。あともうひとつ、彼の特徴、内閣情報調査室、内調で働いてたと。私が知る限り、内調で働いた経験のある国会議員っていないんじゃないかなと思うので、これも大変貴重な国会議員になったときにはね、非常に重要な役割を果たすんじゃないかなという風にも期待をしております。あとね、得意の空手はなんかロサンゼルスの大学時代は全米大会に5年連続、大学を代表して出場したと、そんな経験もあると。あとは山本太郎事務所でね、私は一緒に席を置いてましたけど、いや、本当に代表の信頼も厚くて、さまざまな調べものをあっという間にこなしてですね。山本太郎代表の質疑、それからおしゃべり会での数限りないスライドのかなりの部分をね、この三好さんの調査で、そしてまた自らつくっていると。まさに山本太郎代表のブレーンである、三好りょうでございますので、何としてもね、先ほど申し上げた通り、この神奈川選挙区はもう十分チャンスがあるというかもう勝たなきゃいけない。れいわ新選組として勝たなきゃいけない大事な選挙区でありますので、ぜひ皆さんには応援をしていただきたいと思っております。はい。それでは記者の皆さんからのご質問に答えたいと思います。ちょっと配信をしている関係でマイクを回しますので、マイクでご質問していただけると幸いです。じゃ、よろしくお願いします。じゃ、幹事社さんからお願いします。
記者:
ありがとうございます。幹事社の東京新聞です。高井幹事長にまず2点伺いたいんですけれども。最重点選挙区と神奈川というお話がありましたけれども、神奈川で勝つことが党にもたらす意義っていうのはどういう風にお考えでしょうか。
高井たかし:
はい。これはもう本当に意義があると思います。なかなかやっぱり、れいわ新選組の今の党の大きさとか支持率とか見るとですね、選挙区で勝つというのは…。衆議院選挙の場合はですね、実は今回3議席は9議席まで伸びてさらにあと1. 1倍、れいわの得票が多ければ16議席まで一気に行ったんですけど。参議院の場合はですね、やっぱり全国比例っていうのはもう得票数に全く比例してしか議席は増えませんので。一気にその倍に増えるとかね、そういうのはなかなか難しいんですが。その意味ではやっぱり選挙区で勝ち上がっていかないと議席は増えません。そういう意味では東京は今回7議席なので、もうこれはもう絶対に山本代表のお膝元であり、山本代表の裏の3年後の選挙区なので、もうこれはもう必ず勝ちたいと思いますが。その他の選挙区で勝てるとなるとね、なかなか厳しいですが。その中でこの神奈川は先ほど申し上げた通り、非常に混戦になっているということで、そういう意味ではこの本格派候補。さっき、私も立候補しそうな人を見たら国民民主党がね、農水の官僚。それから自民党は脇さんと私もよく知っている総務省の後輩なんで、よく知ってますが。そういうね、本格派の官僚が出てくる中でこの外務省出身の。で、外務省のね、国会議員って実は少ないんですよ。あんまり数いなくて。そういう意味ではこの三好さんがこの神奈川で勝ち上がる。そして三好さんが国会議員になることがね、れいわ新選組のこれからの質疑をさらにまたバリエーション豊かにしていくし、あと外交・安全保障についてはね、ちょっとれいわ新選組少し、やっぱ経済政策を中心に訴えてきたので、そこの部分を少し弱いとこがありますが、そこを補強して補って余りある能力でありますので、この神奈川選挙区では何としても党の総力を挙げて勝ち取りたいと思ってます。

記者:
ありがとうございます。もう一点、高井幹事長に伺いたいんですけれども。三好さん、大変人気があるというお話でしたけれども、選定までの経過っていうのはどういう風に今日に至ってるんでしょうか?
高井たかし:
はい。これはもう神奈川は三好さん以外にないだろうと。もちろん公募も来て、いい候補もいるんですけども。やはり三好さんが決断をしてくれれば、三好さんでいきたいということで。さっきも言った通りね、支持者の方は全国比例の方が通りやすいんじゃないかと。特に今回、れいわはローテーションというやり方で3年おきに交代するということなので当選する人数も増えますから、単に国会議員になりたいんであれば全国比例の方がなりやすいと思うんですけど。しかしそこをあえてね、やはり三好さんのような、やはり実力のある、そして若くて、これから先の将来のある候補にはですね、しっかり選挙区で根付いて選挙区で勝ち上がってもらうと。これがれいわの今後のためにも非常に重要だということで、本人とも話をして、本人もぜひやりたいということでしたので。もうここはもう議論の余地もなく、満場一致で決まったということです。
記者:
ありがとうございます。三好さんに伺いますが、選挙戦では、主にですね、どういう政策を訴えていかれるのかお考えがあればお願いします。
三好りょう:
この神奈川県におきましては、自民、公明、維新、国民、立憲っていうのが非常に強いので、普通に考えればこの5党が4議席を取るんじゃないかっていう風に思われるんですけども、私はまだまだ可能性があると思っております。自民、公明、維新、国民、立憲、私は実質与党5党だと思っております。維新、国民民主は以前から第二自民党、そして自民党のアクセル役になりたいと、もう隠れ自民党であることすら隠しておりません。立憲民主党も野田代表以降も完全に第三自民党と化しつつあります。これらの政党に共通することは何かと考えた際に、バックに宗教であったり、カルト、大企業、連合などの支援団体がついております。これら支援団体の意向に縛られる政党が果たして国民のための政治を行なうかと考えたら、それは甚だ疑問であり、政権を取ったとしても今の自公政権と全く変わらない政治を行なうのはもう目に見えております。なので、今回の選挙におきましては、こういった支援団体の意向に縛られる自民、公明、維新、立憲、国民(民主)、対、主権者である国民のためを真正面から行なうれいわ新選組、この違いを明確にして訴えていきたいとは思っております。
記者:
具体的な、こういう風な政策を訴えるっていうのはありますかね?
三好りょう:
政策におきましては、やはり、れいわ新選組が訴えております、経済政策。今、日本は経済災害の真っ只中でもあります。れいわ新選組が訴えております、消費税の廃止、そして社会保険料の減免、そして季節ごとの給付金の支給。これらによって、日本の経済を再生させなければなりません。これを最優先事項として訴えていきたいと思います。
記者:
ありがとうございます。最後に言える範囲で結構なんですけれども、大変厳しい選挙区だというご認識だと思うんですけれども、勝つためにどういう風に集票に向けて戦っていくのか戦略みたいな部分なんですけれども描いているものがあれば言える範囲でお願いします。
三好りょう:
残り、参議院選挙まで4ヶ月くらいしかありませんので、なかなか時間がなく、神奈川全体を回るのは非常に難しいとは思っております。前回の衆議院選挙でも私の知名度調査を行なったんですけども約4割程度でした。これがもう少し伸ばせれば、当選の可能性も出て参りますので、まずは知名度を上げるということ。そのためにやはりSNS戦略であったり、動画の配信によって政治以外の分野でも知名度を増やす、そのような工夫を行なっていきたいと思っております。

記者:
ありがとうございます。幹事社からは以上です。
高井たかし:
はい。ありがとうございます。戦略、ちょっと私も補足すると、れいわ新選組は本当にボランティアの皆さんがすごい力を発揮してくれる政党で。特にこの神奈川はですね、非常にやっぱり素晴らしいボランティアさんが集まっていて。あと神奈川の立地上ですね、結構近隣からも。私、埼玉なんですけど、埼玉からわざわざ三好さんの応援に行ってる人がかなりいました。東京からも、千葉からも集まってくる、そういう人物ですので、こういうね、全国のボランティアの方々が三好さんに集結することでね、私はむしろ衆議院(選挙)のような、神奈川2区っていう狭い地域じゃなくて、もう神奈川全県くらいの方がね、このボランティア力は生きるんじゃないかなということで。とにかく三好さん知ってもらえばね、皆さんこれは大した人物だってなると思うんで、こういう人がれいわからも出てるんだってことを知ってもらえるような、知名度を上げる、そういう戦術を党としてもバックアップしていきたいと思います。はい。じゃあ、その他の方からご質問いかがでしょうか。あ、じゃあ、はい。今、マイクを。
記者
神奈川新聞社と申します。お世話になります。まず、三好さんにお伺いしたいんですが、冒頭の決意表明の際に「自民党政治を終わらせる」という文言ありましたけど、ここで掲げてる自民党政治っていうのはどういうもので、そこからどういう政治に切り替えていきたいかっていうのを改めてお願いします。
三好りょう:
やはり自民党はバックにですね、統一教会であったり、宗教団体、さまざまな企業がついております。で、今の自民党政治を見るに、やはりそういった支援団体の意向にかなり縛られていると思います。主権者である国民の政治というよりも、そういった票や献金をくれる企業のための政治が行なわれていると私は感じております。それを一切しがらみがない、れいわ新選組が政権を取ることで、国民のための政治ができると思っておりますので、そういった支援団体の意向に添う政治ではなくて、主権者である国民のための政治を行なっていきたいと思っております。
記者:
もう一点、衆院選に挑戦されてちょっと期間経ちましたけど、この間の神奈川の中でどういう活動されてたのかもし何かあれば教えてください。
三好りょう:
衆議院選挙が終わった後もですね、ボランティアの方々がほぼ毎週、もう神奈川全土で活動してくれております。私もたまにその活動に参加して、チラシ配りをやったり。ただ、今、国会が始まっておりまして、山本代表の国会への準備もあって、なかなか行けてはいないんですけども、たまにボランティアの皆さまとこの神奈川で活動はしております。
高井たかし:
はい。その他、いかがでしょうか。あ、じゃ、お願いします。
記者:
読売新聞です。すいません、ちょっと細かいところの経歴のところで確認させていただければと思うんですけれども。ご出身という風な形で明記させていただくときは、兵庫県の神戸市がよろしいか、それとも香川県の高松市のほうがよろしいか、どちらのほうがよろしいですかね?
三好りょう:
生まれは兵庫県神戸市なんですけども、育ちはもう香川県なので、香川県でお願いします。
記者:
ありがとうございます。あともう一点。選挙当日、投開票日当日まで現在も山本太郎さん、参議院議員の秘書だと思うんですけれども、選挙日、投開票日までそちらは変わる予定はない、辞められるご予定とか特にないかっていうのを確認させてください。
三好りょう:
そうですね。辞める予定はございません。
記者:
ありがとうございます。
高井たかし:
はい。他にいかがでしょうか。はい。じゃあ、こちらの右手の一番右端の2列目の方です。
記者:
朝日新聞と申します。三好さん、2点教えてください。1点目が神奈川選挙区を選んだ理由として、先ほど、黙っていない力、大きな力を持ってらっしゃるというお話されてました。もう少し具体的に神奈川から出る理由というのを教えていただけないでしょうか。
三好りょう:
その前回の衆議院選挙で私はこの神奈川の地から日本を変える決意だと言わせていただきました。しかし結果としましては神奈川2区で菅元総理には遠く及ばない結果となってしまったんですけども、この1回負けただけで諦めるというのはさすがに一貫性がございませんので、この神奈川の地から日本を変えると言った以上は、さすがにこの神奈川県から再度挑戦したいと、その思いです。
記者:
ありがとうございます。もう一点が三好さんご自身も、外務省の官僚でいらっしゃって、高井さんのお話でも外務省時代の、その何て言うんですか、問題点とかそういう話を高井さんも結構お話を聞いたという風にお話されてました。三好さんとして国の外交政策とか外務省の立て直しとか、その辺りどのように考えてらっしゃるかというのも教えていただけないでしょうか。
三好りょう:
ひとつ、私が思っている問題点としましては、その外務省内におきましては、アメリカンスクールと呼ばれます、米国留学組が、その権力を独占してるという状況がありまして、彼らが率先してこの対米従属外交を推進していると感じております。この人事権をまずは変えないといけないなと。省内におきましてはやはりこの行き過ぎた対米従属外交に不安を持っている職員も多くいらっしゃいますので、この人事権をなんとかして変えないといけないというのは思っております。

記者:
その行き過ぎた対米外交を正すというところは、どのような形でやっていくという風に三好さんの中で今、お考えなんでしょうか。
三好りょう:
例えばですね、日米合同委員会であったり、この日米地位協定を日本全国どこでも米軍基地を置かれるという状況をさすがにおかしいと思いますので、きちんとアメリカにも言うべきことは言っていく、そういうことですね。
記者:
ありがとうございます。
高井たかし:
はい。れいわ新選組のね、まさに対米独立、やはり日米地位協定改定などはかなり大きな目標で、前回の衆議院選挙で伊勢崎賢治さんという、この分野でもうオーソリティーの方にも立候補していただいて。今もれいわにとどまっていただいて、政策委員ということで引き受けていただいてますけれども。まさに三好さんが加わればね、もう二枚看板で、この日本の外交を変えていける、そんな力になると思っています。はい。その他いかがでしょうか。じゃあ一番後ろの方。
記者:
タウンニュース社です。よろしくお願いします。三好さんに伺います。昨年衆院選で2区から初めて選挙に立候補して、西区、南区、港南区、選挙区の中を回っていろんな方から声をいただいたかと思うんですけども、そこの中でどういう声を一番強く感じたか、またもらった声をどういう風に政策に反映することができるかっていう風に今、お考えですか。
三好りょう:
もらった声で印象残っていることは、外務省にいたんだったら、もっと大きな政党から出れたはずじゃないか、そういった声もありますし。で、あとはですね、やっぱり自民党とは、仕事関係で繋がっているからなかなか切れない、そういった声もたくさんいただいております。れいわ新選組はそういったしがらみが一切ない政党ですから、そういった企業の団体支援で得るのではなくて市民が一人ひとり横に繋がっていく必要があるなと改めて実感できた選挙でもありました。
記者:
ありがとうございます。
高井たかし:
はい。その他いかがでしょうか。じゃあ、その前の方。
記者:
共同通信といいます。三好さんに事務的なところ1点と、高井幹事長に選挙についてちょっとお伺いしたいと思います。まず三好さんに本籍地は、現在どちらになるかと選挙までお変わりないかお伺いできますでしょうか。
三好りょう:
私の本籍地は香川県観音寺市大野原町というところで選挙までは変わることはございません。
記者:
ありがとうございます。高井幹事長に選挙の戦略についてお伺いしたいんですけれども。比例票では前回、衆院選が約27万票というところで、今回、混戦になるというのはおっしゃる通りだと思うんですけれども、当選ラインっていうことを考えるともう少し上積みが必要なのかなと思うんですが、その辺りどう認識されているのかということと、どのように選挙戦、戦われるおつもりなのかお伺いしてもいいでしょうか。
高井たかし:
はい。前回は神奈川でね、1人しか立てれなかったっていうのはちょっと我々も反省材料だと思ってまして。神奈川県全県にいるボランティアさんにもっと活動してもらうためにはね、あるいはさっき言ったように近隣からも応援に来ていただけるような候補者なので。そういう意味ではもうやっぱり我々はもうボランティアさんに頼るしかないので、そこにお願いをしていくというのが基本です。で、ただ、最近のですね、支持率は本当に我々もびっくりするくらいどんどんアップしておりまして。で、私も正直、マスコミさんのやる支持率と選挙の結果ってちょっと乖離があるかなと。やっぱり組織のある公明党さんとか共産党さんはそうは言っても我々より取るんだろうなと思ったら、それが違ったというのがもう前回の選挙でした。そういう意味ではもう我々、今の支持率であればね、十分、比例票以上のものが今度の参議院選挙では出ると思ってますし。正直言うと、前回の衆議院選挙は実は都会が苦戦したんですよ。結構、地方の北海道なんかはもうちょっとで1議席。あるいは北信越ももうちょっとで1議席取れた。しかし南関東は残念ながら結構、2議席目は遠かったんですね。そこはちょっと反省、反省というか、なかなかどうしてそうなったのかが原因分析はできてないんですが。しかしひとつはやっぱりメディアの力が、SNSとかですね。あと、おかげさまで衆議院選挙を経てテレビにも出れるようになりましてですね、予算委員会なんかでも質疑をさせていただいて。私も30分、今までは3分とかしかなかったし、そもそも予算委員会に枠がなかったんですけど出れるようになってですね。それが今の支持率が上がってきている要因にもなってると思うので。やっぱり今国会でですね、もちろん山本代表を先頭に、衆議院側も頑張ってですね、メディアの皆さんへの露出も増やして、そしてあとSNS戦略をうまく駆使してですね、前回の衆議院の比例票の倍くらいの票を取りたいと。そんな思いで。比例票とね、個人票はまた、個人票のほうが伸びますからね。三好さんというこの本格派の外務省の。そういう意味では私は本当に外務省のね、闇とかをどんどん選挙中に、選挙中というより事前にね、発信して、こうメディアの皆さんにね、注目してもらえるような活動をぜひ三好さんにもやってもらいたいなと思っています。

記者:
はい。ありがとうございます。
高井たかし:
はい。他いかがでしょうか。あ、どうぞ。
記者:
三好さんに質問で、三好さんが最終的に成し遂げたいことって何なんですか。
三好りょう:
私の目的、目標は対米独立です。これ私が政治家を目指そうと思った原点でもあります。しかしこの対米独立を成し遂げるためには外交力を高めなければなりません。しかし私がこの19歳からアメリカ、台湾、ロシアと15年間、留学、駐在しておりますけども、そこで感じてきたのは、日本は文化面以外でもう国際社会では相手にされていないと、そういう現実です。また日本が国際社会の中で外交的な発言力を高め存在感を増していくためにも、国内経済の再生は必要不可欠です。れいわ新選組が訴えております、消費税の廃止、そして社会保険料の減免、そして季節ごとの給付金の支給によって、国内経済の再生、これを最優先事項としてやっていきたいと思っております。
記者:
ありがとうございます。もう一点で、さっき、対米独立とおっしゃってたんですけども、どのように対米独立を成し遂げていくんですか。
三好りょう:
私が考えるこの対米独立、2つあると思っております。ひとつは、まずは官僚機構の再編です。事実上、法的に権力構造のトップに立ち、そして米軍プラス日本の官僚で構成される日米合同委員会などによって、官僚機構が与党の政治家よりも上に立って、そして外交の独裁体制が築かれていると私は感じております。
外務省におきましてはアメリカンスクールと呼ばれます、米国留学組が主要なポスト握っており、彼らが率先してこの対米従属外交を推進しております。しかし省内におきましては、この行き過ぎた対米従属外交に対して不満を持っている職員も多く存在しております。まずはこの省内におけます、アメリカンスクールが権力を独占していく、その構造自体を変えなければなりません。2つ目は政治家の質を高めることだと思っております。私が外務省で見てきたのは、自ら官僚の提言をそのまま受け入れ、自らの判断で政策を主導できない与党国会議員の姿です。本来であれば外交を引っ張っていく指導者としてのリーダーであるべき存在の与党の国会議員が官僚の書いた答弁ペーパーをただただ読むだけのリーダーに成り下がっております。今、トランプ政権になって国際情勢、大きく変わろうとしております。しかしこの数年後、数十年後の外交戦略を練ることができる、与党の政治家いるのか?と考えたら皆無に等しいと思います。このロシアのウクライナ軍事侵攻におきましても、これまでウクライナが行なってきた行為には目をつぶって、そしてゼレンスキー大統領を悲劇のヒーローとして称え、国会でスタンディングオベーションをやってしまうのが日本の国会議員のレベルなんです。国際情勢を理解しているとは到底思えません。このようなレベルの国会議員が大半を占めているから、官僚の意のままに操られていると思いますので、国会議員自身が外交、そして国際情勢をきちっと理解する、これが必要だと思います。
高井たかし:
よろしいですか。もうひとつ、はい。
記者:
さっき、日本のウクライナ支援についていろんな声が上がってると思うんですけど、三好さんはこの日本のウクライナ支援についてどう思いますか?
三好りょう:
そうですね。日本がとるべき行動は、盲目的にアメリカに追随するのではなく、追随してロシアに対する経済制裁を科すことではありません。やはり平和外交を国是とする日本がとるべき行動はウクライナとロシアの仲介役となって、停戦の提言を世界に示すことだと思います。紛争当事国一方の肩を持つのではなくて、徹底した中立外交が必要だと思っております。しかし一方でですね、今のウクライナは明日の日本だ、そういった声も、ロシア語も理解できずロシアに行ったこともない人から聞こえてくるのは承知しております。しかし日本とウクライナは全く状況が違います。このロシアのウクライナ軍事侵攻の背景には、例えばNATOの東方拡大であったり、ウクライナ国内の政変、そしてこの2014年のマイダン革命以降のロシアとウクライナの対立など、さまざまな要因が複雑に絡み合っての出来事なんです。日本とロシアは全く違います。日本はNATO加盟国でもありませんし、ロシアと陸続きでもありません。ただ、外交軽視し続けることはこのリスクを高める要因にもなりますので、対話の機会を増やし、そして国際社会の中でバランスを取る外交努力というのが必要だと思っております。

高井たかし:
はい。さっきのアメリカンスクールがね、外務省を支配してるっていうのはね、何となく聞いてたけど、やっぱり三好さんから直接聞くとですね、相当深刻なんだろうなと。こういうのはやっぱり、私も総務省で働いてたからわかりますけど、やっぱり総務省の中で働くことで、世間の人が思ってる以上にこういうことがあるっていうのはわかるんで。そういう意味で本当に三好さんが体験したことっていうのは貴重だと思いますし。あと、これも三好さんから聞いて驚いたんですが外務省にはれいわ新選組ファンがかなり多いんだそうなんです。というのは、やはりウクライナのね、戦争のときにスタンディングオベーションをれいわはしなかった。非難決議にも実は賛同せず、かなり多くの国民の皆さんから当時はバッシングを受けましたけど、そんなときも外務省からはかなり拍手喝采があったということで、れいわファンが多いんだと聞きまして。やっぱりそういった意味でも、三好さんっていうのは非常に早く国会議員になってほしいなと思ってます。はい。その他いかがでしょうか。はい。じゃあどうぞ。
記者:
France10の及川と申します。今の話と関連してですけども、トランプ政権が再び誕生して1ヶ月と半分ですが、今のところ彼がやっていることをどう見ているかということと、今後ドナルド・トランプの政権がどういう外交、あるいは対日政策をやっていくと予想されているかご見識を賜れば幸いに存じます。
三好りょう:
すいません。トランプ政権の外交評価についてあまり詳しくはないんですけども。例えば行なおうとしております、USAIDに対する資金停止であったり、CIAの削減ですね、これにはさまざまな意見があるとは承知しております。これが止まることによって発展途上国に対する支援がなくなるのではないかという意見もあるんですけども、例えばそのUSAID を通じてさまざまな政府転覆が行なわれてきたという評価もございます。実際、これまでCIAはですね、自分たちの気に入らない政府に対して、反政府組織に対してお金を提供し、そして反政府運動をやっていたという事実もありますので、それにUSAIDが使われていたんじゃないかと、そういった意見もありますのでそこはきっちり勉強してこれから調べていきたいと思います。
高井たかし:
まああのね、関税の話もそうですし、あるいは移民締め出しの話もそうですし、あるいは地球環境を全く無視する話もそうですし、ちょっとやっぱり非常にアメリカという大国のね、リーダーとして世界は困った状況にあると。やはり日本もそういうところをやはり言うべきところはちゃんと言っていかないと。ただ、同盟国だからとかいう理由でですね、あるいは防衛費の3%増なんてことも、もう側近から出てきたりしてますけど、そんなことに対しては毅然とノーと言うことが大事だと思ってます。はい。その他いかがでしょうか。よろしいですか。かなりの方からご質問いただいたんで。じゃあ最後に一言ずつ申し上げて終わりたいと思います。はい。本当に今日はありがとうございました。もう今日、私が言ったのは本当に言い過ぎというか、誇張じゃなくてですね、もうこの神奈川選挙区、三好さんしか勝てる候補者はいないし、三好さんなら勝てると。そういう状況に、この神奈川はなりつつあると思います。で、れいわ新選組にとってもですね、やはり選挙区で勝つということがこれかられいわ新選組が大化けしていく、一気に拡大していくことにとって非常な分岐点だと思ってます。山本太郎代表以外で選挙区で勝てる候補者を出すということが我々にとっては悲願でありますので、それを三好さんが風穴を開けてくれると信じて全力で党としても応援したいと思います。はい。じゃあ三好さんから。
三好りょう:
はい。前回、神奈川2区で活動する中で、外務省にいたんだからもっと大きな政党から出れたはずだとか、まずは議員バッジをつけることが優先、そのような声をたくさんいただきました。確かにバッジをつけることを優先すれば大きな政党から出たほうが当選確率はぐんと上がると思います。しかし現実問題として議員バッジのために宗教団体や大企業に魂を売り渡した結果がこの日本の衰退の元凶だと私は思っております。そもそもこの国が好きで、日本を少しでも良くしたいという気持ちがあれば、宗教とか企業、連合などの意向に縛られる自民、公明、維新、国民(民主)、立憲から立候補しようとする発想になるはずがなく、そこはやはり議員バッジのためっていうのを優先している心理の表れだと私は思っております。本当に日本が好きで、この国を少しでも良くしたいという気持ちがあれば、しがらみが一切ない、れいわ新選組以外、選択肢がないっていうのが私の考えです。今回の参議院選挙は特定企業、宗教、連合などの意向優先にする自民、公明、維新、国民(民主)、立憲、対、日本全体の政治を優先するれいわ新選組の戦いであると、私は思っております。どうか皆さまには主権者である国民のための政治を真正面から行なう、れいわ新選組にご期待いただきたい、そう思います。
高井たかし:
はい。それでは、以上でれいわ新選組の記者会見を終わらせていただきます。どうもありがとうざいました。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。