
大石あきこ:
皆さん、こんにちは。れいわ新選組の大石あきこです。衆議院議員でれいわ新選組の共同代表をやっております。今日は記者の皆さまにお集まりいただきましてありがとうございます。本日はれいわ新選組の新しい仲間を皆さんに紹介いたします。今度の7月に予定されている参議院選挙でこの兵庫、兵庫の選挙区から立候補予定のれいわ新選組の仲間となります。それではお入りください。どうぞ。ただ今、呼び込んでおります。記者の方にはお手元にプロフィールですね、が配布しているかと思いますがご覧になってください。
はい。れいわ新選組の新しい仲間を紹介いたします。どうぞ。米村明美さんです。よろしくお願いします。ではちょっと座っていただ…、あ、ちょっと写真とか撮られますか? 後ほどでよろしいですか? では、まず座って、米村さんの紹介をしていきたいと思います。

記者の方にはお手元にプロフィール、お配りいたしました。今、画面でご覧になっていただいてる方にはお配りしてませんので私のほうで、まず簡単なプロフィールの説明をしまして、そこから米村明美さんご本人に語っていただきたいと思います。次期参議院議員選挙でれいわ新選組の公認候補予定者、兵庫選挙区となります、米村明美さん。米村さんは現在、兵庫県在住でお生まれは広島県、お生まれ広島県の方で、約20年間ですね、ユネスコの職員、国連職員をされていました。フランス、インド、エチオピア、セネガルなどで赴任されて教育に従事されていたと。またアメリカにも長くお住まいという経歴の方です。直近では数年間、関西外大で教授として勤務されていました。そしてさまざまなですね、市民活動にもこの日本においても参加をされてきた方です。プロフィールはそういう、結構、何て言うんでしょうかね、専門性の高い方がこのたび、れいわの公認予定候補者となっていただけました。それでは米村明美さんご本人から抱負など語っていただきたいと思います。
米村明美:
はい。ご紹介ありがとうございます。お集まりいただきました、記者の皆さま、ありがとうございます。私は神戸市中央区在住の米村明美と申します。先月、3月まで関西外大でフルタイムの教授として国際関係研究特別講義、グローバルシチズンシップというコースでSDGsや開発教育について日本語と英語で教えていました。4月からは2019年以来、サポートしていたれいわ新選組を大きくしていく活動に本格的に加わりたいと思い、ボランティア活動をしています。生まれは広島で、高校まで広島で過ごし、大学、就職で関西地域に住んでいました。海外に行くことが子どもの頃からの夢でしたが田舎の母子家庭で育ったために私にはロールモデルも資金もなく30歳半ばまで仕事を掛け持ちしながら資金を貯めて、1993年にアメリカに留学しました。この過程で悔しい思いをしたのは奨学金を得て留学できるのは裕福な家庭の子どもが多いということでした。この悔しさが後に教育を通して社会の不平等を是正していきたいという原動力になりました。30年前の日本は世界の経済をリードしており、敗戦国が経済大国になれたのは教育に投資したからだと言われていました。政府開発援助、ODAを日本が世界一出していた時期もこの頃でした。その後、ユネスコに就職して、フランス、インド、エチオピア、セネガルで教育の専門家として働いていました。

途上国に13年住んでいましたが、その結果、気付いたことはアフリカの開発はアフリカの人の手によって行われるべきだということです。そして彼らにはその能力も資源もあるということです。この時、グローバル政治経済の搾取の構造に気付き、アメリカやフランスの軍隊が駐在しているのもその構造の一部だということにだんだん気付き始めました。しかし日本では2人に1人の大学生が奨学金という名の借金を負わされ、子ども食堂という民間のチャリティーで3食食べられない子どもに食事を提供するとか、平和憲法を持つ日本が自衛隊を南スーダンに派遣したり、介護などで使い捨ての外国人労働者に仕事をさせようとしたり、日本がアメリカのように格差社会になり、グローバル経済のもとで労働者搾取をしたり、戦争ができる国に日本は突き進んでいるのではないかと思い始めるようになりました。そして山本太郎さんがれいわ新選組を立ち上げて街宣している様子を見て、アフリカで国際協力をしている場合ではない、日本人の私は日本をまず優先するべきではないかという気持ちで2021年に帰国を決意して帰ってきました。現在、日本を含む世界では行き過ぎた資本主義により格差が拡大し、核戦争や気候変動の危機に晒されています。私は教育を通して社会的不平等の是正、環境保全、恒久平和を目指し、次世代に持続可能な社会を繋いでいくことに全力を尽くしたいと思っています。具体的には公平な税制、教育無償化、大学ローン廃止、教員労働環境改善、防衛費ではなく教育費増税、あ、失礼しました。教育費を増加すること。核兵器廃絶、原発は即廃止、自然エネルギー推進、食料安全保障こそ本当の安全保障。そして武器輸出禁止などを目指したいと思っています。ぜひ、れいわ新選組の政策を実現するために国会議員になれるよう頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
大石あきこ:
ありがとうございます。米村さんのようにご自身のキャリアを生かして国際貢献ということで、数十年前に海外で大変な貢献をされてきたんだと思いますけれども。一方でアフリカだったり現地を見てですね、フランスだったりアメリカですとかね、そういうところ、実は収奪とか複雑な構造があるんじゃないかと。実はアフリカのそこにいる方々にありのままに経済を発展させる力があるんじゃないのかっていうことを気付かれたというようなご示唆があったのは非常に私もその通りだなという風に思いました。そしてじゃあもちろんご自身の出身の日本もそうなわけですけれども、国際貢献に行かれて。で、じゃあ自分の足元に戻ってきてみれば非常に現役世代だったり若い人たちが困窮する日本になっているというところで、これはどういうことだ、と。この構造に着目してこの日本の経済政策、間違った経済政策、これは世界でも繋がっていると思いますけれども、そういったところに気付き、また、ご自身の出身の日本というところに足元に立ち返り戻ってきてくださって。そして政策が一番近いのがれいわだということで米村さんにれいわを選んでいただき、この兵庫の選挙区でこのような決意を、立候補しようという決意をしていただいたというのは私も非常に胸が熱くなっております。ぜひ、皆さまにも米村さんのことをよく知っていただきたく積極的にご質問していただければと思いますが、記者の皆さまいかがでしょうか。ご質問をお受けしたいと思います。では、マイク係の方に回していただきます。お願いします。
記者:
神戸新聞です。よろしくお願いします。2点、お聞きできたらと思うんですけど。1つはユネスコの職員としていろんな国で勤務されたと思うんですけど、主にどういうことをされたか具体的に詳しく教えていただけたらというのと、あと兵庫選挙区に出られる経緯であったりとか、意義みたいなところはどのようにお考えか、その2点お聞かせください。
米村明美:
まず一つ目ですが、ユネスコでは教育の仕事なんですけれども、実際に教えたりということはしません。ユネスコは政策の部分で関わるので。今、195カ国のメンバーステーツ、加盟国はいると思いますが。そういった政府に対して政策提言とかスタンダードをつくったり、官僚のキャパシティ・ビルディングをしたり、国際協力を促したりということをしてました。で、特にアフリカではテロ対策、テロにならないための教育をしたり、持続可能な世界をつくるためのSDGsをつくる過程にアフリカの声を届けるという仕事もしていました。で、本部では高等教育の質の保証ということと、あと人の移動に関する、人の移動と教育に関する仕事をしていました。

で、兵庫県。兵庫県。はい。兵庫県のゆかりは私がまず広島県出身ですけれども、生まれるところは自分で選べることはできませんが、自分で選んで来たのが神戸ですね。神戸がなぜ好きかと言うと、港町で、私が興味があった、世界に繋がるまち。そして多文化共生がすごくうまくいっている都市だと思います。それで神戸に何年か住んでおりました。そして今年また今日、神戸に戻ってきたのですけれども。兵庫は3人候補。3人の区であるということで、こちらから出てくださいという風に言われました。
記者:
ありがとうございます。ちょっと細かいことの確認なんですけど。神戸に住まわれてたのはユネスコの職員を退職されて、関西外国語大の教授になられたときに神戸から通勤されてたっていうことですか? いつ頃住まれてて、いつ頃戻って来られたか教えていただけますか?
米村明美:
はい。神戸に住んでいたのは大学を卒業して私が若い頃住んで、20代30代の頃です。日本を出る前に一番最後に住んでいたところが神戸です。で、関西外大で働いてるときは京都のほうが通勤の都合が良かったので京都に住んでいて定年退職を3月でしましたので、それを機に大好きだった神戸に戻ってきました。
大石あきこ:
はい。お願いします。
記者:
毎日新聞といいます。よろしくお願いします。神戸に戻ってきたのはこの選挙があったからここにっていうことでしたか?
米村明美:
いえ、選挙は後から決まりました。ただ、他所どこからでも出るつもりです、ということを表明していました。もうしがらみもどこかで働いてるとか、そういったしがらみもないので北海道から沖縄までどこでも行きます、というつもりでれいわに申請書を出しました。
記者:
党の候補者候補か何かに手を挙げたという、申請書というのは?
米村明美:
そうです。
記者:
そして兵庫県のこの県内の政治状況、ちょっと特殊なところがあると思うんですけども、それについてはどういう風に思っていますか?
米村明美:
過去、数、最近の様子を見てみると自民党、維新、公明党、そういったところが勝って、3人勝っていますけれども。1990年終わり頃にはまだ2人、2人しか受からない時期で、そのとき自民党は負けました。なので今回も私たちが一番大切なことだと思っているのは、裏金は許さない、税金を正しく使え、ということを言っていますので。自民党には絶対勝っていきたいという気持ちでやっています。
大石あきこ:
おそらく、兵庫県政の問題の特殊性という風におっしゃったんですか? そういうわけではないんですか? どうしましょう? そういった今、斎藤知事のもとでの兵庫県政がいろいろ混乱の中にあるというところのご質問もあったのかなと思うんですけれども、答えてもらえるなら答える。答えなくても私が答えても結構です。
記者:
選挙活動がとても特殊な形で動いているなぁというこの件ですね。これについてはどういう風に受け止めていますか? どういう風に戦っていきますか?といったことをお伺いしたかったんです。
大石あきこ:
もう少し兵庫県での選挙活動が特殊だといってる様子をもう少し具体的に挙げてもらってもいいですか? 答えるために。
記者:
とても空中戦が激しいところだなと思っていますけれども。で、米村さんはどういった選挙活動をですね、展開していくんだろうと思いましてお聞きしたかったんです。
米村明美:
空中作戦とおっしゃいましたが、それは最近の特に特徴のあることだと思っているのでそれもしっかり頭に入れてます。でもひとつずつ、有権者に会って彼らの声を聞く、それが基本だと思っています。で、空中作戦に関しても私のネットワークを使ってどんどん拡げていきたいと思っています。今、ここではまだ公表はしたくないのですが、いろんなネットワークの方にお願いをして空中作戦もしっかりやっていこうと思っています。
大石あきこ:
ありがとうございます。私は大阪で活動しております、国会議員でもあるんですけれども。元々、大阪府庁で公務員をしておりましたので、そのお隣の兵庫県というのも親しみがあるといいますか、やはり今、揉めている構図は同じようなものがあるんじゃないかと思うんですよね。で、何て言うか、兵庫県の詳細について正確なことは言えませんけれども、斎藤知事は元大阪府の財政課長ですよね。で、大阪府っていうのは2008年から維新府政が続いていますのでもう16年以上になりますか、維新府政が与党なんですよね。で、兵庫県というのは大阪と一緒ではなかったんですけれども、前々回の知事選のときに大阪府の財政課長であった斎藤さんを、吉村大阪府知事の部下ですよね、にあたる方を維新が兵庫県に、私の言葉で言わせれば送り込んだという方が兵庫県で知事をやられてて。で、いろんなパワハラ疑惑だったりとかいろいろな状況の中でなんだかんだって今、他の要素も加わって壮大な空中戦であったりとか。足元で見ればパワハラ問題をどうするんだとか公益通報の制度をどうしていくんだっていうことですね。自分のパワハラという風に訴えられたっていうことに対する不当配転であったりとかさまざまなことが言われていますから。今、その問題も解決しておりませんが。元々で言うと斎藤さんというのは大阪の維新が兵庫県に送り込んだ方ですよっていうところで、維新の大阪という一大拠点を兵庫にもいろんなところにも波及させようという流れの中で起きている事態なんだというところは非常に重要なことだと考えています。

で、大阪ではいわゆる反自民ですね、自民はダメだっていう気持ちは結構ありまして。じゃあ、反自民っていうのを大阪では維新がもう一斉に求心力があったわけなんですけれども。しかし結局、今、国政でも自民、公明、維新、それは三党合意だと言って、もう足並み揃えて進めていこうみたいな道に入っているわけで。やはり国民や兵庫県民、大阪府民はそれを求めていないだろうと私は考えます。だから先ほど言いました、参議院選挙区、兵庫の選挙区は参議院では3人の枠ですがこの過去2回は自民、公明、維新が安定的に枠を確保されているわけですけれども、いろんな要素で崩れてきていると考えています。裏金問題で自民党っていうのは必ず票を減らしますし、公明党も同罪ですし。そして維新ですね、維新も反自民の期待を背負っていたけど一緒か、より悪いやないかということが万博問題、そして兵庫県の問題などで白日に晒されていると思うんですよ。そういう中でれいわが積極財政、減税、そして教育ですね、教育の真の意味での無償化、それを掲げて兵庫県で戦っていくというのは非常に有意義な、兵庫県を変え、日本社会を変える大きな戦いだと考えており期待しております。いかがでしょう。お願いします。
記者:
NHKと申します。よろしくお願いします。それでまずちょっと何点かすごく細かいところを確認させてもらいたくて。このいただいた職歴の中にあるプロフィールなんですけども。まず1984年、広島県立高宮高校ですかね、高宮高校、これ非常勤英語教師となってます。これ、教員免許はお持ちなんですかね。
米村明美:
はい。教員免許は持っておりますが教員採用試験に落ちました。なので病気の先生の代わりに3ヶ月ほど働いてくださいということで勤務しました。
記者:
教員免許はあって。すいません、細かいところなんですけど。高校の教員免許?
米村明美:
高校の一級の免許を持ってます。
記者:
一級? 科目とかってあるんですかね?
米村明美:
科目は英語です。
記者:
高校の一級の英語の教員免許を。
米村明美:
を持っている。
記者:
を持っている。わかりました。これ、それこそアメリカ、すみません。順を追ってくと今、アメリカに住んでらっしゃったのはいつからいつまでですか。
米村明美:
1993年から。
記者:
93年から。
米村明美:
2001年まで。同時多発テロ事件が起きた年まで住んでいました。
記者:
で、これ、ここでユネスコでしたっけ?
米村明美:
ここにいたときに就職活動しまして、ユネスコに雇われたので、2002年からユネスコ勤務で、ユネスコの本部があるフランスに2002年に渡りました。
記者:
93年から2001年、アメリカでの活動っていうのをまとめてどういった表現をしたらいいですかね?
米村明美:
まずは留学のために行って学位を2つ取りました。1つは国際関係。もう1つは教育の博士号をとりました。で、そしてあと5年くらいワシントンDCで働いていまして。NGOとか、米州開発銀行などで働いてました。そして日本のシンクタンクに情報を提供するコンサルティング会社でも働いていました。
記者:
アメリカでの活動っていうとまずは留学、向こうの大学に行かれたんですかね?
米村明美:
はい。
記者:
どこの大学ですか?
米村明美:
スクール・フォー・インターナショナル・トレーニングっていうところで、ここ(配布資料)にも書いてあるんですけども。
記者:
ああ、ごめんなさい、ごめんなさい。
米村明美:
バーモント州にある、ピースコープス、平和部隊などをトレーニングする大学院なんですけれども、これは大学院しかないところです。
記者:
留学だったり、現地のNGOだったりとか、シンクタンクなどでも。
米村明美:
あと、米州開発銀行が一番大きかったかなと思います。
記者:
米州開発銀行での業務内容としてはどんな?
米村明美:
米州開発銀行の民営化。今、れいわ新選組が言っていることと私は全く反対のその頃はしてたんですけれども。ジョージ・ブッシュ・シニア、お父さんのほうが進めていた、民営化をアメリカに拡げていくということを推進している基金で働いていました。そこで私がやっていたのはプロジェクトのモニタリングです。で、日本政府もかなりお金を出していました。
記者:
これ何か肩書きとかあるんでしょうかね? ベーシック、すいません。細かくて。米州開発銀行の。
米村明美:
コンサルタントです。
記者:
コンサルタント?
米村明美:
はい。
記者:
じゃ、米州開発銀行のコンサルタントや現地のNGOなどを現地で活動されてきたっていうような表現でよろしいですかね。
米村明美:
はい。
記者:
すみません。あと何点か。これも細くなっちゃうのですが、ユネスコで2002年から働かれたという、ユネスコでの担当って何か肩書きとしてはあるんですか?
米村明美:
プログラムスペシャリストというのが肩書きです。
記者:
プログラムスペシャリスト。
米村明美:
はい。で、担当は教育です。
記者:
教育。で、セネガル、フランスとかアフリカとかに行って、先ほど会見で述べられたみたいに政府に対する政策提言だったりとかそういったことをされてきたと。
米村明美:
はい。
記者:
わかりました。すみません、あと1個確認で。プロフィールのP&G・ファー・ イースト・インク 神戸、ここでバイリンガル秘書っていうのはこれは会社員という理解でいいんですか?
米村明美:
会社員です。
記者:
で、勤務はこっち?
米村明美:
神戸の六甲アイランドにその当時、P&Gがありましたので、そこで勤務してました。
記者:
の会社員ということですね。
米村明美:
はい。そうです。
記者:
わかりました。で、すいません。冒頭の所信表明の中でもあったみたいに、やはり社会的不平等の是正だったとか恒久平和を目指すというところがあって。ちょっと先ほど来の質問とも重なるかもしれないですが、改めて今、兵庫選挙区から出馬されるってこともありますけども、特にこの兵庫県選挙区のその諸課題についてこういう風に思っていて、それを日本全体でもいいんですけども。どういったことに尽力をしていきたいかっていうところをまず課題意識、それに対する考え方。で、どういったことに尽力していきたいかをここもう一度改めて伺ってよろしいですか?
米村明美:
はい。大きく3つの点を挙げたと思うんです。教育について私の専門であるところを教育の無償化、そういったものをしていきたい。で、教育に関しては来月、大学生が授業料の値上げについに声を上げて国会で提言、国会議員と意見交換をするという計画が立てられて、今、そこで兵庫県の大学も参加しています。なのでそういった人たちと関わっていて、教育の無償化。で、奨学金を廃止する、そういったことに協力していきたいと思っています。それから、あと教員の待遇も改善、それも教育費を政府が出すことによって可能だと思っています。日本の教育費というのは軍事費と対比してどんどん少なくなってきているような気がします。日本が発展できたのは教育のおかげなのに今は逆に戦争に向かっているような気がします。なので私は戦争は絶対止めたい。広島県出身なのでそういう教育もずっと受けてきました。なので核兵器は廃絶。そして先月、神戸にアメリカの船が入ってきましたが、そこで「証明書を見せてください、核兵器を積んでいないという証明書を見せてください」という条約がありますが、それを見せてもらえないという事件がありました。なので、こういったことに関しても地元のネットワークと一緒に働きかけて、そういったものもちゃんと証明書を提出させるとか、戦争しない国、そして核兵器を廃絶、そして環境を守る。その中には原発廃止というのも大きな目標として挙げています。
大石あきこ:
いかがでしょうか。お願いします。
記者:
すいません。朝日新聞と申します。よろしくお願いします。大きく分けて2つあるんですけども。まず、教育のスペシャリストとして長年、働いてこられたんですけど、いつ、やはり問題意識が政治と結びついて政治家でなければできないんじゃないか、自分の理想とするものを実現するのができないんじゃないかと思われたきっかけですとか時期っていうのを教えていただきたいのが1つ。そしてそことれいわ新選組とどのような接点があったのか。例えば何か公募があって手を挙げられたのか、先ほどちょっとボランティアという話もあったんですけど、どこの辺りかられいわ新選組との接点ができたのかっていうのを教えてください。
米村明美:
教育に関しては変わっていかないなと思ったのは個別の件を解決しても仕方がないなと思うのはありました。なのでそれはやっぱり政策を変えていく、国の政策を変えていかないと、すべての教育の問題は解決しないということで、政治の大切さというのはワシントンDCで働いていた頃から政策というのを大切だというのはその頃から意識していました。じゃあ自分が政治家を意識し始めたのは山本太郎さんの動画を観てからです。
記者:
動画っていうのはYouTubeとか?
米村明美:
YouTubeの動画をアフリカで観ました。2019年にいろんな日本の動画を見ていると山本太郎さんがれいわ新選組を立ち上げて街宣している姿を聴いて。最初はこの人誰だろう?と思ったんですけれども、言ってることを全部、本当かな?と調べてみると、まさにいろんなデータとか起きていることすべて調べた結果、全部本当でした。それでショックを受けて、やっぱり政治で変えていくしかないんだなという風に思いました。で、山本太郎さんの熱意に打たれました。

記者:
じゃ、自分からその熱意に打たれて、れいわ新選組にボランティアとして何て言うんですか、関与するようになったっていう、そういうことですか?
米村明美:
そうです。はい。
記者:
わかりました。あと、そこまで教育が個別の事例をひとつずつ潰していくというか解決するんじゃなくて、政策全体から変えていかなくちゃいけないという風にまで思われる、どうしてそこまで教育というものが大事だというか力入れられるのかっていう理由を最後、教えてください。
米村明美:
それは一番最初にも申しましたように自分が母子家庭で育って留学したいなという夢があったのになかなか実現しなかった。それを実現するまで仕事を掛け持って睡眠時間を減らして、やっと実現できたのが30歳半ばだったというのは非常に悔しい思いでした。奨学金も、なかなかとれません。なので全部自費で行きました。お金を全部貯めるまでの時間というものをロスしたという悔しさっていうものがありました。で、これは世界的に言えることなんですけれども、良い教育を受けられるということと親、環境の関係っていうのはすごく大きいものがあります。なので教育を受けたい人がいつでもどこでも受けられるような社会を目指したいということで、それはれいわ新選組が掲げている政策なので共感してこちらにお願いしました。
大石あきこ:
もうお答えいただきましたっけ? ボランティアか公募が先かっていうのは。あ、失礼いたしました。いかがでしょうか。お願いします。
記者:
神戸新聞です。ごめんなさい、念のための確認だけなんですけど。おそらく教育の面がメインになるのかなと思うんですけど、看板政策としてはどういったことを掲げ、選挙戦で掲げられるか改めて教えてください。
米村明美:
教育の無償化。先ほども言いましたが、教育の無償化。そして奨学金という国のローンをなくしていく。奨学金がなくても安心して教育が受けられるような社会を目指す。そして教員の待遇を改善する。それには教育、政府の教育費を増やしていくということです。軍事費ではなく教育費にこそお金をかけるということです。
大石あきこ:
いかがでしょう。お願いします。
記者:
読売新聞と申します。ありがとうございます。米村さんに何点かお伺いしたいんですけれども。まず1点目がですね、公募で応募されたということですけども、時期で言いますと何年何月頃に応募されたのかっていうこととですね、あと報道する上での肩書きの、どういう形で、例えば元大学教授であったりとかユネスコ職員とか、どういった形でご紹介させていただければよろしいか。はい。この2点お願いします。
米村明美:
公募にいつ出したかということなんですけども、出そうと思っていたのはもうずっと前からなんです。はい。もうずっと前から出したいなと思って、日本に帰る前からずっと書いていました。でも出せなかった理由というのは海外にいて地元で応援してくれる人がゼロだったからです。で、れいわ新選組はボランティアさんがすごく活躍していて、市民の党なので相談しましたところ、ボランティアさんが応援してくれるのでどこからでも出てくださいという風に励ましていただき、大学が定年退職となったのが今年の3月ですので、それが一番大きな背中を押す動機になりまして、2月くらいだったかと思います。そして肩書きなんですけれども、日本はとても肩書きが大切なので、今、おっしゃってくださったような、元ユネスコ職員、元大学教授でいこうかなと考えているところです。
記者:
ありがとうございます。
大石あきこ:
いかがでしょうか。なければそろそろ、ちょうどいい時間かなと思いますので終わりたいと思います。米村さんのほうで何か言い残しはありますか? よろしいでしょうか。はい。そうですね、れいわ新選組には今、伊勢崎賢治さんという、この方も国連職員でアフリカにも長くお住まいになっていろんな世界を見てきて、そしてやはり山本太郎という人に人生をかけてみようかというような形でれいわ新選組に結集というか集まっていただいたんですけれども。そういったタイミングを同じくして、非常にキャリアのある、先ほどからも聞いていましても、お勤めになった会社とか、私が大学時代にエントリーシートを書いてエントリーシートの段階ではねられるようなところですね、そういったもう本当に華やかというかキャリアなところを歩まれてきた方が今、こうして同じ席で、山本太郎代表の目指すビジョンですね、に共感して共に歩めるっていうのはすごく何て言うか感慨といいますか、気持ちが熱くなったなという風に思いましたし、皆さんにもそういった、れいわ新選組の熱を伝えていただけたらなと思います。そしたら写真撮影を最後にしたりして、この記者会見としてはこれで終わりにしたいと思います。ご視聴してくださった方もありがとうございました。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。