【会見文字起こし&動画】次期参院選 公認候補予定者発表 かばた健吾( #大阪府選挙区)、大石あきこ(衆議院議員 / れいわ新選組 共同代表)/ 2025年5月2日 大阪府内

大石あきこ:
皆さん、お集まりいただきましてありがとうございます。れいわ新選組の大石あきこです。共同代表、また衆議院議員をしております。本日はれいわ新選組の新しい仲間をお迎えするということでその方を紹介したいと思います。この方は次の参議院選挙の大阪選挙区で立候補予定のれいわの仲間となります。それでは早速、呼び込みたいと思います。かばた健吾さんです。どうぞ。

では、座って記者会見を続けさせていただきますね。次期参議院議員選挙でれいわ新選組の公認候補予定者、大阪選挙区となります、かばた健吾さんです。かばたさんは大阪生まれ大阪育ちで約20年以上、介護、高齢者介護や障害者介助の現場で働いてこられました。そして2年前の統一地方選でれいわ新選組の公認で大阪市ですね、大阪市の議会に立候補してくださいまして、その時は落選したんですけれども、その後もれいわ新選組で活動を続けてくれています。かばた健吾さんの、詳しくはですね、皆さんにお手元にプロフィールはお配りしていますけれども、ご本人からその抱負や思いを語っていただこうと思いますのでよろしくお願いします。それでは、かばた健吾さん。

かばた健吾:
はい。ご紹介ありがとうございます。本日お集まりの記者の皆さま、ありがとうございます。私は生まれも育ちも大阪、現在も大阪市在住のかばた健吾と申します。子ども4人を持つ父親でもありまして、先日、長男が高校に入学をし、日々、毎日慌ただしく過ごしているところです。私自身、高校を卒業後は当時のヘルパー2級、現在の介護職員初任者研修という資格を取って高齢者の介護の仕事である訪問介護、そしてデイサービスの職員として5年間働きました。その後は知人の紹介で障害者のヘルパーとして自立生活センターで15年働いてきました。この障害当事者が運営をする自立生活センターで経験できたこと、学びは非常に多く、東日本大震災の発災後、障害当事者と一緒に私も東北の宮古を拠点に支援を、東北に行って支援をさせてもらいました。現地の状況把握を障害当事者と一緒にすることで、現地の障害当事者の置かれている劣悪な環境を知り驚かされました。そんな中でできることを共有し、被災地でのボランティア活動ができたことは非常に貴重な経験でした。その他にも数々、障害当事者の運動に参加させてもらいました。具体的には障害者が入所施設ではなく、地域で暮らせるように施設に訪問し当事者と会う活動や、インクルーシブ教育を広める活動、障害者自立支援法に反対するデモなどに参加してきました。高齢者の介護のときより障害者の介護で、より強く感じたことは障害当事者の主体性です。一歩引いて障害当事者のやりたいことをいかに引き出していくか、障害当事者と向き合う中でさまざまな機会を奪われてきた障害当事者が経験を積み重ね、主体性を発揮していく姿を見られたこと、そして障害当事者と一緒になってあらゆる問題に対して運動ができたことで、私自身、多くのことを学ばせてもらいました。そんな運動をしていく中で転機になったことは、2015年と2020年に住民投票が行われた、いわゆる大阪都構想です。都構想が実現すれば、福祉サービスなど住民へのサービスが低下することが明確であり、都構想に反対するデモなどの活動に参加しました。

2015年、住民投票では反対多数を勝ち取れたのですが、2020年の住民投票はコロナ禍で活動が制限された中でしたので、結果が厳しいものになるかもしれないと思っていました。そんな中、山本太郎代表が大阪に来て都構想に反対の街宣をやっているのを知りました。当初は支持政党ではなかったですし期待もしていませんでしたが、山本太郎代表の街宣を2時間聞いて衝撃を受けたんです。こんなに本気な政治家がいるんだと。その代表の街宣を聞くまではモヤモヤしていたことがあります。それは公明党に対して抱いていた気持ちです。私は創価学会の家庭に生まれて、気づいた頃には勝手に入信をしていて知らない間に、当たり前のように公明党を支援していました。しかし平和の党を名乗りながら2015年の安保関連法案に賛成の立場をとり、さらに大阪都構想に対しても2015年のときは反対でしたが、2020年にはあっさりと賛成に転じたことに衝撃を受けました。都構想に賛成した態度に怒りを覚えた私は公明党の大阪府本部に抗議の電話をかけましたが、そういった意見もあるということは受け止めましたということだけにとどまり、姿勢が変わることはありませんでした。こういった態度に嫌気がさし、モヤモヤしていた気持ちを一気に吹き飛ばしてくれたのが山本太郎代表の街宣でした。本気で国民のことを考え、信念を曲げないその姿勢に感銘を受けました。山本太郎代表の街宣を聞いてから、より政治について関心を持つようになりました。れいわ新選組の政策を通して消費税は社会保障の一部にしか使われておらず、消費税を廃止することで景気を底上げができること、プライマリーバランスという税収の中でやりくりをする考えから社会保障費を削る政策が実施されてきたこと、税金の無駄遣いをなくせというプロパガンダから多方面に民営化が進み、新自由主義に歯止めがかからない状況になってしまっていることなど、多くの問題を把握いたしました。知らない間に格差が拡がっている現状に声を上げていかないといけないと思い、2023年、統一地方選挙、大阪市会議員候補としてれいわ新選組の公認を受け立候補させてもらいました。結果は落選となりましたが、ここ大阪で維新政治を終わらせ国のあり方を変える必要があると、強い思いから大石あきこ事務所で活動をしてきました。今、この物価高の中、生活が苦しいと感じている人は国の調査によれば6割にも上っています。今こそ消費税を廃止し社会保険料を引き下げ、さらには給付金を支給し、個人の生活を支えるべきです。個人の税負担を減らすことは消費支出を伸ばし、経済成長を促すことにも繋がります。介護や教育、農業など、生活に必要不可欠なサービスの担い手は人手不足が続いています。忍耐や専門性が必要な仕事なのに収入が低く、不払いの労働が発生している状況を改め、働く人の手取りが増えるよう尽力していきたいと思っています。れいわ新選組は一人ひとりの利益のための政党なので、既存政治の中途半端な組織票にとらわれず、新しい動きをつくれると考えています。今までの政治家が壊してきたこの国民生活を取り返す転換期です。私は今のこの政治を変えたい、それを変えれるのはれいわ新選組だけだと、れいわ新選組ならその政策が実現できるという思いから次の参議院選挙、大阪選挙区から挑戦することを決意いたしました。どうぞご注目ください。

大石あきこ:
ありがとうございます。そうしましたら、早速、記者の方からぜひご質問を受けられればと思いますがいかがでしょう。手を挙げていただけたらマイクを回します。お願いします。最初にできましたら会社名と名乗っていただいてお願いします。

記者: 
失礼しました。共同通信と申します。お二人にお伺いしたいんですけれども、今回の参院選、大阪選挙区に公認候補として出馬されるということですけれども、どのような方法でどのようなやり方で選挙戦を戦っていかれるおつもりか教えてください。

大石あきこ:
次、私からいいですか。そうですね。どのようなっていうのはれいわは3年前の参議院選挙でもやはた愛さんに立っていただきまして。なので初めて立ったわけではないんですけれども。そうですね、そんな突飛なことではなく、やはり地道に住民さんにれいわ新選組を拡げながら、特にれいわ新選組はボランティア政党ですので大阪府内を中心としてボランティアの皆さんに、かばた健吾さん、れいわ新選組、これを拡げていただけるっていうのが唯一の主な拡げる手段かなとは思います。そうですね。大きな争点としてはやはりこの大阪ですから維新ですね。かばた健吾さんも2回の都構想に、れいわ新選組に参加する前から反対だと。住民サービス、高齢者介護、障害者のサービス、下がるじゃないかと。そういう観点で、もう独自に活動されていた方ですので。私自身も元々、大阪府庁で公務員をしてて、このままではダメだと維新政治を変えて大阪を変えて日本社会を変えるんだと、そういう政治活動をずっとやってきましたので。そこはひとつ、大阪で維新政治を続けるのか、もう終わるのかっていうのは大きな争点になろうかと思います。これは大阪だけではなくて、兵庫県だったり全国にもそういう何でも民営化、人件費はカットが美徳だみたいな政治のあり方ですね、その凝縮体が維新であり大阪ですので。そこを出していくっていうことはひとつ、住民さん皆さんに呼びかけていきたいなと私は思っております。また、かばたさんは本当にそういう当事者と長年働いてきたというキャリアもありますのでそういったことを生かしての政策活動だったりとか住民さんと向き合っていくってこともできる方かなと思います。私、勝手にお話ししましたが、かばたさんの抱負もぜひ聞かせてください。

かばた健吾:
はい。ありがとうございます。そうですね、本当に争点になっているのが、今、ようやく減税、減税と言われておりますが、れいわ新選組は2019年から一貫して消費税の廃止を訴えてきました。消費税廃止をすることで手取りが20万円〜30万円増えます。これをしっかり訴えていく。そしてまだまだこの消費税を廃止して社会保障費はどうなるんだと心配されている方が多くいらっしゃいますが、これが広く伝わることで、れいわ新選組の政策、間違ってなかったんだと思ってもらえると思いますので、ここをしっかり訴えていく、積極財政を訴えていく、必要なところにお金をつけていくっていうことを広く皆さんに知ってもらいたいと思っています。

記者: 
ありがとうございます。ごめんなさい、もう一点だけ。今、開かれている大阪・関西万博についてはかばたさん、大石さん、それぞれどのように思われているか教えてください。

かばた健吾:
はい。そうですね。私自身、子どもが4人いてましてPTAの会長もやっています。で、学校遠足が強制的に参加するようなことはあってはならないことですので。万博に子どもたちを強制的に参加させるなという声は上げていきたいと思っています。

大石あきこ:
ありがとうございます。私自身も万博には反対で中止を求めておりまして、かばた健吾さんも参加されましたけれども4月13日の開幕日には万博中止を求めるデモを夢洲の万博開催地の隣といいますか、敷地外でですね、行なったという、そういう考えは変わりません。で、保護者の立場からしても遠足を強制するな、なんていうところもそうですね。ちなみに、かばたさんところのご長男が高1だと。私も子どもがいて高1なんですけどね。子どもには好きにしたらいいよって言ってましたけど。先週、万博の遠足行ってましたね(笑)。子どもは行きました。私がそんな休めという筋のものでもないですし。やはり子どもたちは、やっぱり行かんかったら何で行かへんの?ってなりますしね。ですので、もちろん子どもたちの目線で言えば、子どもたちが決めればいいですし。ただ、危険なものがあるよとか、危険な情報、安全情報というのはちゃんと発信していくべきだと思いますけれども。教育っていうのはやっぱり政治が支配をしてはいけないっていうことが教育基本法にも書かれていますし、それを政治家が子どもたちに、教育現場に、これに行かなきゃいけないんだみたいなこと自体が非常に問題がありますので、教育のあり方として。そこはちゃんと訴えていくということもやっていきたいと思います。お願いします。そちらの方ですね。

記者:
読売新聞と申します。よろしくお願いします。まず大石さんに伺いたいんですけど、今回、かばたさんが候補として選ばれたこの経緯っていう部分を、どのような形で選ばれたかっていうのを伺ってよろしいでしょうか。

大石あきこ:
ありがとうございます。かばた健吾さんの公認は党として決定するものですので、私自体は選対に直接、何て言うんですかね、関わるということはできるだけ避けているので、それぞれが好きに選ぶということはできません。ですので、党が公認したというのが圧倒的にそうなんですけれども。一方で私はかばたさんが都構想、れいわに関わる前から自分の思いとして都構想に反対や社会運動に関わられていたという実績だったりとか、私も介護、保育の所得倍増、月10万円賃上げをずっとれいわに入る前から訴えていましたので。ただ、私は介護の現場で働いたことはないんです。でもかばたさんはもうベテランで働かれていたので、そういった当事者の立場に立った介護の労働者という仲間がれいわに増えるっていうのはすごく良いことだし、そういう方と大阪で、何て言うんでしょうかね、消費税廃止に加えて、なぜそれをしなきゃいけないのかとか、減税する代わりに社会保障とか福祉削ったらええやんとかもう維新とかも言っちゃうわけですよ。社会保険料を下げる、それを医療費4兆円削減してやるとかね。そうじゃなくてっていう。医療費とか絶対下げちゃいけないんだっていうことを体感で心から訴えられる人っていうのは、やっぱりこの維新の大阪だからこそ必要だし、かばたさんはそういう方だということで、公認されて本当に良かったなというのは私の思いとしてもあります。あ、公認予定ですね。そうですね。

記者:
それとかばたさんに伺いたいんですけど、先ほど消費税の廃止だったり保険料の引き下げっていう話があったと思うんですけど、そういったところを訴えていかれると思うんですけど、プラスでこれまでの訪問介護だったりとかそういった現場での経験を踏まえて、どういったご自身独自で訴えていきたいことがあれば伺ってよろしいでしょうか。

かばた健吾:
はい。ありがとうございます。本当にヘルパーさん、不足してます。特に高齢者なんて本当に回らなくて、どんどんどんどん事業所が潰れて無くなってしまってるっていうのは多く見てきました。それはやっぱり本当に所得の中央値よりすごく低いとされてます。介護士さん、本当に低いです。れいわの政策として、ヘルパーさん、介護士さん、月給10万円の賃上げをして恒久的に安定的に雇用を安定させていくっていうことを政策として訴えていきたいと思っています。ヘルパーさんが充実することで、高齢者の介護も安心して介護サービスを受けていけれる。そして大阪市は全国で1位、ワースト1に介護保険料が高いです。これも引き下げて、高齢者の方が介護保険の負担に心配することがないように、そういった政策もあわせて訴えていきたいと思っています。

大石あきこ:
はい。全産業平均というね、平均の労働者のお給料よりも介護で言えば8万円程度低い介護の現場のお給料というのは、年間で積み上げれば約100万円違いますので、月8万円上げただけでも戻ってこないだろうという風に考え、れいわ新選組では、全産業平均のみならずそれを超えていくようなお給料の大幅な底上げというものを訴えているということです。いかがでしょう。ぜひご質問してください。お願いします。

記者:
毎日放送と申します。かばたさんにお聞きしたいんですけれども、前回の統一地方選で落選をしてしまったということなんですけれども、前回と同じような主張でいくのかそれとも、なぜそこで敗因してしまって今回、それをどう繋げていきたいのかというかですね、主張をこう、どこがうまく響かなくて今回、じゃあどういう風にしたら良い結果が得られるかと思うか教えてください。

かばた健吾:
はい。ありがとうございます。前回の選挙、2023年の選挙は統一地方選挙、市会議員選挙ですので訴える政策っていうのはやっぱり大きく違います。大阪市の財政、国からもらってる財政調整基金の中でいろいろやりくりしないといけないですが、今回、参議院ということで国の仕組み、積極的に財政出動をしていくっていうことを訴えていけますので。必要なところに予算をつけていくっていうことを、やっぱこれ大きく言っていけることだと思っています。消費税の廃止。消費税の廃止をする。そして必要なところに予算をつけていくっていうことをしっかり訴えていく。先ほども申しましたように、前回の選挙のときでも、もう毎日活動はしましたけれども、その地域でやっぱり僕のことを知ってもらっていたっていうのは終わってから「あ、そんな選挙に出てたんだ」って言う人がやっぱり数多く見受けられましたので、やっぱり、どんどんどんどん、もっともっともっと訴えていかないと知ってもらうことすらできていなかったんだなというのは思いましたので、さらにもっとわかりやすく、もっと露出していくっていうことをやっていきたいと思っています。

大石あきこ:
いかがでしょうか。お願いします。一番後ろなんで回りますかね? マイク。れいわ新選組の参議院議員選挙の大阪選挙区で公認候補予定者のかばた健吾さんの記者会見です。お願いします。

記者:
NHKです。よろしくお願いします。ちょっと細かいところ、まず確認させていただきたいんですけど。大石さんに伺いたいんですけども。かばたさんの公認はまだ決定はしてないっていうことですかね? 

大石あきこ:
公認というのは法的には正しくは選挙期間中に公認だと思いますので、一般的に今、選挙期間外なので公認候補予定者としか言っちゃいけないというか。なのでテクニカルな意味で公認予定だと言ってるんですけど、まだどっちか迷ってるって意味ではございません。

記者:
なるほど。そうすると言い方が党としての決定はもう出ているっていう? 

大石あきこ:
おっしゃる通りです。はい。

記者:
それは、ごめんなさい、ちなみにいつ付けとかっていうのはわかりますか。

大石あきこ:
27日、4月の27日です。

記者:
27日。ありがとうございます。あとあわせてすみません。大石さんに伺いたいんですけれども、今回、大阪選挙区の位置付けですかね、党としての位置付けっていうのは、もしありましたら教えてください。

大石あきこ:
ありがとうございます。もう選挙はやってみるまでわかりませんし、れいわ新選組も先の10月の衆議院選挙で3名が9名になりましたので、そこからの延長線上で考えれるものでもないと思うんですけれども。だから今、だいたい、私のビジョンと言うか目指すところで申し上げたいと思いますが。大阪選挙区は4名ですよね。で、今まで維新、維新、自民、公明となってるんですけれども、この枠組みは絶対に崩したいなと考えてます。もう維新がそうですね、去年のちょうど今頃か、もう少しあとくらい裏金問題でね、政治資金の改革のところで支持率を大きく下げちゃったんですよね。というのも自民党と維新が密約というかサインを交わして、中途半端なというか、やらんほうがいい裏金維持法を通してしまったんですよね。そこから維新の支持は大きく下がっていて、戻ることなくどんどん下がっています。それ以外にも、いろんな問題点が出たわけですね。万博とかね。そういうところで非常に大阪府内においても維新の支持が下がっていて。ただ、むちゃくちゃテレビにもむちゃくちゃ今も出てますので、余熱で衆議院選挙までは全員が小選挙区、維新で当選されていますけれども、絶対的な得票数でいうと下がっていますので。で、そのトレンドのまま、さらに維新の支持が下がっていますので、参議院選挙までには維新が議席を2獲るという情勢では私はないだろうと考えているんですよ。

そうしますと、少なくとも1は落とすだろうと。2落としたらそれはすごくいいことなんですけれども、少なくとも1は落とすだろう。そして自民党と公明党も結局、裏金問題で国民の怒り、これ解決する気がないので怒りを解消できていないので。やはりこの自民党、公明党、維新というのが今までの延長線で票を取れるという風にはならないわけです。そしてこの2月、3月の国会においても自民公明維新で三者で合意を交わして、先ほど言いました医療費4兆円削減だったりとか。維新も政治的延命を狙ってるんでしょうね。そういう自民党公明党という与党が過半数割れした存在に、いちいち賛成を与えて過半数にして通しちゃってるということがありますので。これって、大阪において大阪府民が維新に求めていたことと全く違うわけです。どっちかっていうと自民は嫌いや頑張れっていう方の票が入ってたので。なので、そういう本来の野党票、野党票というのを維新が一心にテレビも使って引き受けてきたものを、ガラッと構図が変わると考えてます。じゃあそれを既存の野党のどこが取るのかですよね。今言ってた自公維を除くと立憲、共産、れいわとか、国民(民主)ですね、上がってくるわけですけれども、その辺がどう出ていくかですよね。国民民主党は足立さんかな、を推薦したけど取り下げるということもありましたし、なかなか面白い動乱が続いていると思いますので、れいわもエントリーしましたので、そのレースの中で一番本物は誰なんやと。大阪を豊かにし日本を豊かにするやつは誰だっていうレースに今や対等に乗り込んでいけるようになったと私は考えていますので、勝てる選挙であると。勝ちにいくんだとそのように考えております。

記者:
ありがとうございます。あと、かばたさんにも伺いたいんですけれども出身地は大阪阿部野区でよろしかったですかね、大阪市の。

かばた健吾:
はい。そうです。ずっと阿倍野で生まれて阿倍野で育って現在も阿倍野です。

記者:
ありがとうございます。あと先ほどまでのお話とちょっと重複するとこあると思うんですけれども、改めて大阪府民に選挙戦が始まってからどういう風に訴えていきたいという風に今、お考えですか?

かばた健吾:

ありがとうございます。そうですね、重ね重ねにはなりますが、消費税の廃止。これをすることで社会保障費はどうするんだと不安に思っている方がまだたくさんいらっしゃいます。社会保障費の不安をすることはないんだと。法人税の減税すること、累進課税、資本家が優位な税制だったと。消費税は廃止できる。広く薄く取ってきたのがこの消費税の導入ですので、まず消費税を廃止する。社会保障費の心配はしなくていいということをまず皆さんに知ってもらい、財源は大丈夫だ、お金はあるんだっていうことをまず皆さんに知ってもらう。そして所得の中央値より低いとされていた介護士さん、保育士さん、そして先生方もすごく疲弊しています。教職員の方も1.5倍に先生もして、子どもが安心して教育を受けれるように教員を1.5倍にする。介護士さん、保育士さん、月給で10万円の賃上げをしていく、そのお金はあるんだっていうことを訴えていきたいと思っております。

記者:
ありがとうございます。

大石あきこ :
いかがでしょうか。では、前の方お願いします。

記者:
よろしくお願いします。デイリースポーツと申します。よろしくお願いします。かばたさんにお伺いします。ちょっと確認なんですけども、今は大石さん、共同代表の事務所の私設秘書、今も勤務されてるってことでいいんですよね。

かばた健吾:
はい。そうです。私設秘書として勤務しております。

記者:
肩書きといいますか、例えば、何々のかばた健吾さんって、肩書きというのは、どうすれば、どうすればっていうか、どうしましょうか。私設秘書ということになるんですか。それとも何か介護福祉士のみたいな。どうしましょう。

大石あきこ :
団体職員か私設秘書か。ごめんなさい、常識がなく。

記者:
いや、すいません。私もちょっと迷ったもので。それちょっと併記しておきます。大石さんの私設秘書になられたという経緯を改めて教えて欲しいんですけど。かばたさんに。

かばた健吾: 
そうですね。大阪でなぜこんなに維新が強いんだと。前回の衆院選でもすべて大阪では維新が取りましたし、こんな状況を長く続けていくことがおかしいと。絶対に変えれると、変えなきゃいけないと。新自由主義のまさにその典型ですから。れいわ新選組の積極財政を訴えていかないといけない。その強い思いから諦めることはできなかったです、まだ。そしてまだまだ自分自身もまだまだ勉強が足りないという思いもありましたので、大石さんのそばでしっかり勉強はさせていただきたいという思いから、私設秘書として勤務してきました。で、先ほどの質問なんですが、肩書きを私設秘書と書いてもらうよりかは、僕の訴えたい政策がやっぱり足りていないところ、介護士さん、すごい足りていないので「介護福祉士」。介護の仕事を20年以上勤務してきましたので、そこにしっかりお金を付けていきたいという思いがありますので、そのように書いてもらえるほうが有難いです。

記者:
わかりました。で、先ほどお子さんが高校1年生になられてっていうので、なんか万博にちょっと遠足行かせないように訴えたいみたいなことをおっしゃってましたけど、かばたさんのお子さんは万博に遠足とか行かれたりしてますか? 

かばた健吾: 
えっとですね。

記者:
個人情報。言える範囲で構わないです。

かばた健吾: 
はい。れいわとしても僕としてもそうなんですが、万博の遠足の強制を許さないということですので子どもに伝えていることも、「どうする?」と。一応、メタンガスが出てるよとか、そういった危ない状況は伝えるけれども本人で選んでもらってます。ちなみに長男は高校なのでわからないですが、なんか行くっぽいような雰囲気はありますが、子ども、下の子はまだ小学生ですのでこの前、「どうする?」って言ったら、「休みたーい」って言って休んでました(笑)。

記者:
わかりました。で、ちょっと言える範囲で構わないです。大石さんのお子様は万博に行かれて、何か大石さんに何か感想とか言われたりとかしたんですか? 

大石あきこ:
それは当然、私も「どうやったんや?」と(笑)。「大丈夫だったんか?」みたいな聞きましたけど。なんて言うんでしょう、高校生になるともう先生が引率するじゃなくて現地集合で。で、もうほぼ自由行動で。で、現地解散だったような、そういう遠足っていうんですかね、高校1年生でね。何っていうのかわかんないですけどね、そういう感じだったんですよ。で、なんか私のリビングのテーブルには今、ミャクミャクの変なぬいぐるみが置いてあるという非常に屈辱的な(笑)ビジュアルのリビングになってますけど。子どもは子どもで、親はこう言ってるけどどうなんだろう?とかいろいろ考えて育ってほしいので。西ゲートっていうところでね、東トイレ棟っていうのがメタンガスや一酸化炭素とかの高濃度スポットなので、親としてはその辺は行かんとってほしいっていう情報は伝えました。それをどうしたかっていうのは、もうあんまりね、個人のことだったりグループ行動だったりするので任せています。

記者:
ありがとうございます。

大石あきこ:
いかがでしょう。かばたさんがうちの私設秘書に、統一地方選の後に来ていただいているというのを。なぜ私が来ていただいた理由っていうのは、やっぱり2年前のれいわ新選組というのは全然、支持率も低かったですし、そういう中で大阪市内っていうのは大選挙区じゃなくてもうほぼ小選挙区っていうか1~2名の枠とかも多いところで、かばたさんがれいわの顔として挑戦するというのは非常に粋な挑戦だったと私は思いますし、出てくださって本当に感謝しているという思いはありました。それで落選して、4人もお子さんは抱えておられるし介護の専門性も高かったことですから、前の職場の方にもすごい「戻ってほしい」って強く言われていたんです。で、私も止められないよなとは思っていたんですけれども、何て言うか、1回挑戦したんやからやってみるのもいいんやないかという周りとかご家族のおそらく後押しをいただいたんだと思いますけども、継続してれいわと関わりたいというご意思も言っていただけたので。やっぱりそうやって、れいわが支持がない頃から山本太郎の政治理念、姿勢に共感していただいて、都構想も元々反対されてたという方が、また4年後も、またはこういう参議院の機会もという政治のチャレンジする機会ですね、そういうときに挑戦していただけるっていうことがあるならば、それを何らかのそういう制度として両立していくということは私の中でもチャレンジであったので、まずは大石あきこの議員活動を支えていただくという活動を一緒にしていただいていました。そして参議院という、こういう機会が来たので挑戦していただけるようになって、本当に良かったなと思ってます。何か事実経過で私がちゃうことあったら言ってくださいね。

かばた健吾:
ないです。大丈夫です。

大石あきこ:
良かったです。いかがでしょうか。お願いします。

記者:
すいません、細かい確認なんですけど。ABCテレビと申します。肩書き、介護福祉士でということなんですけど、これもう今も資格を持ってらっしゃると思いますので、「元」とか付けなくていいですよね? もう介護…、付けなくて大丈夫ですよね。もう、介護福祉士のかばたさんというご紹介で。

大石あきこ:
ちょっと他の例とかも拝見させていただいて。後で「元」を付けたほう、普通は付けるものなのか、また指定させてもらってもよろしいですか? 

記者:
はい。わかりました。すいません。ありがとうございます。

かばた健吾:
はい。資格自体は更新制とかではないので、そのままずっと生きます。介護福祉士は生きています。

記者:
現在も、じゃあ介護福祉士ではあるということですよね? 

かばた健吾:
ではあります。はい。

記者
ありがとうございます。

大石あきこ:
お願いします。

記者:
毎日(放送)です。ごめんなさい。これ、当たり前のことかもしれないですけど、これはもう出馬会見ということでいいんですよね? 

大石あきこ:
まぁ、有り体に言えば出馬会見に似てるとは思うんですけど、法律上、出馬っていうのは立候補とイコールな気がしますので。立候補っていうのは本当に選挙期間に言わないと法的に問題があって。今、選挙期間ではないので出馬表明、出馬予定表明、だいたい予定って付けるんですよね。候補者じゃなくて予定候補者とか。でも実質的にはこれはチャレンジしますっていう表明の場ですので、コンセプトとしてはおっしゃってることはそういうことです。

記者:
すいません。ありがとうございます。

大石あきこ:
いかがでしょう? あ、では、奥の方にお願いします。

記者:
毎日新聞です。大石さんにお伺いしたいんですけれども。先ほど維新、維新、自民、公明のところの枠組みは絶対崩したいとおっしゃっていて、特にどの政党からの票を取っていきたいかっていうのと。あと目指してる、今回、目指してる得票数、どれくらいまでは行きたいっていうのをお伺いできればと。

大石あきこ:
ありがとうございます。そうですね。まぁ維新ですかね(笑)。何て言うんでしょう、無党派層といわゆる言われる方というのは、先ほど申しましたように、維新に期待して無党派層の方はたくさん入れておられましたので、そうじゃなくて本物は誰なの?っていうときに、無党派層の方に新たにれいわを知っていただきたいなって。実態としてもれいわというのはさまざまな分析手法がありますけれども、既存のリベラル政党からではなくて、維新だったり自民だったり、または無党派層から、前の衆議院選挙ですね、票が流れ込んできたという分析がありますので。どうしたい、現実もそうだし、れいわの元々、また私の目指すところとしてもそうだったので、おそらくそうなるであろうし、そうしたいなというところですが。かばたさんは何かありますか? 

かばた健吾:
そうですね。もちろん維新っていうところの票を取っていきたいという思いもあります。で、会見の時も言わさしてもらったように、元々、創価学会の家に生まれて、初めは本当に公明党を支援していたんです。で、2023年のときに挑戦したときも、「出る」と学会の母体の組織に伝えると、なんか「あ、そうですか」くらいな感じでさらっとあしらわれて。れいわ新選組の党是としてポスター貼りっていうのをやっていくんです。やっていってたんです。で、学会員に、家知ってますのでね、学会員ですので。なのでピンポイントで回ってるなと思われるのが非常に嫌だったんです。だから1軒1軒回っているんです。だから狙って行ってませんよっていうところを支持母体のほうに伝えたら、もうなんかすごい、もうすごい毛嫌いをされました。なので公明票を取れると思っていません。けれども、おかしなこと、ダメなものにはダメだということはしっかり訴えていく。この期間中に訴えていく。で、本当に転換期だと思っています。右でも左でもない、本当に資本家が今までこの壊してきた、この日本社会をしっかり、国民のための政党はどこなんだっていう、これはれいわ新選組しかないと私は思っていますので。れいわ新選組、国民一人ひとりのための政策をしっかり実現するためにお金を引っ張ってくる、お金をつけていく、それができるのはれいわ新選組だっていうことをしっかり訴えていきたいと思っております。

大石あきこ:
そうですね、実際に公明党の支持層の方って、福祉だったり平和というところで純粋に支持されている方は多いので、実態が全くそうではないってことを知っていただければ公明党、元支持していたけれども今、れいわを支持しているんだという方のお声は結構聞きますよね。それは街に、街頭に出たりとか、訪問といいますかね、ポスター貼ってもらえませんか?とかいう活動の中でもよく聞きますので、そういう点もあるだろうと。で、今、何票くらい目指しますか?ということだったので、前回の維新の得票数、ちょっと今、ぱっと見たら合計で約150万票くらいなんですよね。で、当選ラインは60万票くらいかと思うんですけど、その4人の枠に入ろうとしたら。で、れいわが前回得票したのは約11万くらいだったと思います。そうしますと11万を60万にするということが目標で、3年前とは全くれいわの状況は違いますので、全く不可能ではないと考えるんですけども、維新が前回、なんと2人合わせて150(万)も取っていたものを、かなり激減させられると思いますので、そこらへんを財源といいますか、何て言うか、維新の、何て言うかメッキが剥がれた部分ですねっていうところを取る目標として、きっちりと当選ライン60万票というところ。れいわは組織がありませんので、やはり当選ラインというところをしっかりと掲げて逆算して取りにいくということが求められるかと思います。いかがでしょうか。だいたい45分くらい毎回させてもらっているんで、なければ終わります。何か。大丈夫ですか。

はい。では、記者会見はこれで終了いたしますが。ぜひ大阪のメディアの皆さん、今、ここに来られている記者の皆さんは、れいわをもっと取材したいと思っていただいていると思います。大阪だとちょっとね、何かメディアの方が扱っていただける割合がすごく少ないんですよ。おそらく維新とか、いっぱい映さなあかんからだと思うんですけども。個別に取材していただけることは結構ありますし、今日もたくさん質問していただいて本当に嬉しかったので、引き続きれいわについてもぜひ取材、お問い合わせなどをいただけたら嬉しいです。では、今日はこれで記者会見を終わります。皆さん、ありがとうございました。ご視聴いただいた方もありがとうございます。

かばた健吾:
ありがとうございます。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

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