【会見文字起こし&動画】次期参院選 公認候補予定者発表 桜井ななえ( #埼玉県選挙区)、高井たかし(衆議院議員 / れいわ新選組 幹事長)/ 2025年5月23日 埼玉県内

高井たかし:
はい。それでは、ただ今よりれいわ新選組の記者会見、今日は埼玉県庁のすぐお近くをお借りいたしまして、ただ今から行わせていただきます。私、れいわ新選組幹事長、衆議院議員の高井たかしでございます。今日は多くの記者さんにもお集まりいただきまして誠にありがとうございます。今日はですね、ここ埼玉県に参りましたのは参議院選挙を7月の参議院選挙のれいわ新選組の公認候補を決定をいたしましたので発表させていただきます。れいわ新選組は既にですね、現在、北海道、千葉、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡の8カ所で公認候補を発表しておりますが今日は9人目ということで。ちなみに今日の候補者も女性なんですけれども、これで9人中5人が女性の候補者ということで。れいわ新選組としてはこの女性の議員の比率を高めていく、このことも真剣に取り組んで参ります。はい。それではもう早速ですがご紹介をいたします。次期参議院選挙のこの埼玉選挙区、定数4というね、大変激戦ではありますけれども、ここをしっかり勝ち抜いていただける、そういう方を公認いたしましたのでご紹介いたします。桜井ななえさんです。どうぞ。

桜井ななえ:
れいわ新選組から立候補予定者となりました。桜井ななえと申します。着座にて失礼いたします。記者の皆さま、本日はお忙しいところお集まりいただきまして誠にありがとうございます。れいわ新選組から立候補を予定しております、桜井ななえと申します。介護と農業の現場から日本の社会を立て直したい。その思いで立候補を決意いたしました。埼玉県三芳町で生まれ育ち、今年で50歳になります。大学と専門学校でファッションを学び、卒業後はファッションブランドや服飾専門学校で働きました。その後、パート勤務を経て現在は農業に従事しております。37歳の時、母が脳梗塞になり突然、介護生活が始まりました。介護と仕事の両立は想像以上に大変で社員の道は断念せざるを得ませんでした。その後、母の体調は急激に悪化。十分な介護サービスを受けられず私の体調も崩してしまいました。今は母に合う薬が見つかり、通所介護とヘルパーさんの力を借りてなんとか安定した生活を送れております。しかし利用していた訪問介護事業所が突然、倒産してしまったり、親身に支えてくださっていた介護職員の方が低賃金を理由に相次いで辞職されていく現実も目の当たりにしました。介護の現場が今にも崩壊しそうだという危機感を日々強く感じております。そんな中、4年前に山本太郎代表の街頭演説を聞き、消費税が社会保障に使われていない現実に強い怒りを覚えました。れいわ新選組のボランティアとして活動する中でもっと主体的に社会を変えたいと強く思ったことが立候補という決断に繋がりました。私の最優先課題は介護問題の解決です。介護従事者の大幅な処遇改善を実現し、現場で働く人を増やします。また要介護1と2の保険外しなど介護保険制度の改悪、介護保険料の値上げに徹底して反対します。介護は誰にとっても他人事ではありません。制度が弱体化すれば社会全体が回らなくなります。介護の現場が崩壊してからでは遅いのです。もう一点、農業従事者として農業についても述べさせていただきます。気候変動で野菜の生産は年々難しくなっています。お米の値段も上がり続けています。気候変動に負けない持続可能な農業を実現するために欧米のように国策として農業を守る必要性を強く感じています。介護も農業も私たちの暮らしを支える大切な基盤です。私は現場の声を必ず国会に届けます。一緒に声を上げ、誰もが安心して暮らせる社会に変えていきましょう。どうぞよろしくお願いいたします。

高井たかし:
はい。桜井ななえからの決意表明でございました。私、昨年の10月の衆議院選挙でこの埼玉13区から立候補して、そして今、北関東ブロックの比例で議席をいただいておりますが、この埼玉県の責任者、北関東ブロックの責任者でありますので、この間、埼玉県のこの参議院選の候補者探しの責任者でもございました。私の思いとしてはですね、もうぜひやっぱりこのれいわらしいボランティアさん出身、ボランティアで頑張ってる人の中からですね、候補者を出したいという強い思いがありました。そうした中でこの桜井さんはですね、私が開くおしゃべり会にも何度も来てくださっていつも本当にキラキラした目を輝かせながらですね、私の話を聞いてくれ、時には質問もぶつけてくださり、またボランティアでのチラシ配りとかね、そういったポスティング、そういったことも一生懸命やっていただいた方でしたので。私のほうから声を掛けてですね。本当にね、政治の世界は全くの素人ですけど、いろいろね、経歴というかこれまでの生きてきた話を聞くとね、本当にこの今、れいわが取り組んでいる介護の問題、あるいは農業の問題といった、非常に重要なこれから変えていかなきゃいけない分野をまさにそこで働いてきた。そしてそこの中でね、必ずしも順風満帆というわけではない、いろんな苦労を重ねながら。そしてお母さんの介護もされていて。そういう非常に今、多くの皆さんが苦しんでいる、そして課題となっていることをまさに身をもって体験されてきたという方なので、ぜひこういう方に立候補していただきたいという思いで今回、決定をさせていただきました。まだまだ、政治には素人の方なので演説とかがね、すごいうまいというわけではないんですけども。だけどすごく明るい方でどんどんこれから伸びていく、伸びしろしかない、そんな方だと思いますので。そうは言ってもね、もう選挙まで時間がないんですけど。しかしこの埼玉選挙区というのは定数4ですので。前回6年前は、自民、公明、立憲、それから共産党ですかね、の4議席だったわけですけれども。十分、れいわにその中の一角に入る、最近の支持率の調査などでもですね、十分、我々は当選圏内にいると思ってますので、全力で桜井さん応援をしていきたいと思っております。はい。それでは記者の皆さんからのご質問をお受けしたいと思います。ちょっと配信してる関係もあるのでマイクを回しますのでご質問のある方は挙手をお願いいたします。はい。じゃあどうぞ。

記者:
よろしくお願いします。東京新聞と申します。改めて出馬の理由で今、高井幹事長から少しお話がありましたけれども。これまではボランティアとして活動されてきて、その上で今回、参院選にもっと主体的に社会を変えたいと思って決断されたということで、その決断に至るまでのですね、お気持ちをまた改めて詳しく伺えればと思います。

桜井ななえ:
市議会などを傍聴していたことがありまして、やっぱり国が予算をもっと地方自治体に出さないとやっぱりできることが限られてしまっているなっていうのを感じました。なのでやっぱり国政に行って地方自治体に福祉に回せる財源をしっかりこう出せるような状態にすることのほうが先なのかなっていう風に思ったので国政に出ようという風に決断いたしました。

記者:
ありがとうございます。あと、主要な訴えというところでですね、軸になるのは介護福祉の問題と農業の部分かと思うんですが。現在のですね、国政の状況とか見ててですね、やはり特に是正したい課題ですとか、やっぱり自分が変化をさせていきたいなという、そういう現状についてはどういう部分があるか具体的にお願いします。

桜井ななえ:
30年の不景気の部分はやっぱりもうなんとかしなくちゃいけないなという風に思っております。その悪循環を止めない限り、介護もですけどもやっぱりもう社会が回らなくなるな、もう本当回らなくなりかけてるのを私は日々ひしひしと感じているので、もうとにかく不景気に歯止めをかけたいですね。はい。

高井たかし:
はい。れいわ新選組の政策としてはね、やはり介護従事者の方の賃金がこれはもう10万円低いと、これは全産業平均から比べても低いので。介護士、あと介護士って言うとこないだもちょっと私、「介護士だけですか?」って言われたんですけどやっぱり介護関係者だと思うんですね。介護士さん以外でもやはり介護の分野に。もちろん保育士、保育関係者の方両方10万円アップというのが我々の政策です。あと農業については、これはもうね、今の令和の米騒動はこれはもうやはり農業の予算を半分に減らしてきたんですね。この間。ピーク時の半分しか農業予算ない。そしてもうお米つくるな、と。お米つくる農家をどんどん減らしてきたのは国の政策ですから。そこがもう根本的に間違ってるということなので農業の予算をもうとにかく元に戻すと、倍に増やすということ。そしてそれからお米をつくる農家さんを、もうこれはもう市場原理で任せていては、よくね、「儲かる農業を」とか言ってますけども農業っていうのはそもそも市場原理で儲かる業種ではない、世界中明らかで国がちゃんと補助を出してですね、買い支えているわけですから、そういった政策に戻していくということがれいわ新選組としては公約に掲げてますので、そのことを桜井さんも埼玉県では訴えていっていただくということになります。はい。その他いかがでしょうか。はい。じゃあお願いします。

記者:
読売新聞と申します。桜井さんはこれまでに確認なんですけれども選挙への挑戦歴というのはないという理解でよろしいでしょうか? 

桜井ななえ:
経験はないです。はい。

記者:
あ、すいません。それとですね、れいわ新選組の党籍というか、党員。ボランティアからやられてたということなんですけど現状、党員でいらっしゃいますか? 

高井たかし:
ちょっとですね、うちの党、ちょっと他の党と変わっていて党員というのがないんです。で、構成員というですね、呼び方で。基本的には国会議員と地方議員とそれから公認候補予定者が構成員なので、公認候補予定者になった時点でその構成員には桜井さんはなってます。

記者:
ありがとうございます。それと今、現状で農家さんをやられてるっていうことなんですけれども。これは選挙が始まる7月のタイミングも当然、継続して農家。業としては農家をやられているという、そういう予定でいらっしゃいますか? 

桜井ななえ:
農業はパートナーがメインでやっておりまして。で、私は選挙活動は選挙活動でやってっていう感じにはなっていますので。はい。

記者:
今の主な肩書きという点で紙面でご紹介をさせていただく時に。

桜井ななえ:
あ、農業で大丈夫です。失礼しました。はい。

高井たかし:
パートナーの方がね、中心でやってんですけど。それを共同経営者みたいな形でやって、かなりの農業の知識というか経験も。もう10年やってらっしゃるんですかね? はい。ということなので期待しております。はい。その他いかがでしょう。はい。じゃ、後ろの女性の方。

記者:
毎日新聞です。よろしくお願いいたします。すいません。ちょっと桜井さんの人となりが。ちょっと今のではあんまりわかりにくくて。埼玉県は星野高校ってなると西部のほう出身なのかなとか思ったんですけど。どこ出身で、例えばボランティア活動とかはいつ、どこ、どんな活動、県内で活動してたのか、何かそういう場所的なものをちょっと説明いただきたいのと。あと家族構成。例えば介護してた時は同居のお母さんだったのか近くに住んでいたお母さんのかってちょっとそういう家族的な、訴えられてる介護のところの部分がちょっとイメージしづらいんで、ちょっとそこら辺をお願いいたします。

桜井ななえ: 
はい。ありがとうございます。まず高校までは小、中、高。小学校、中学校は三芳町で高校は川越の星野女子高校。現在、星野高等学校女子部になります。

高井たかし:
生まれも三芳町ですね。

桜井ななえ: 
はい。生まれも三芳町ですね。はい。大学と専門学校は渋谷になります。介護をしている母は三芳町の実家におりまして。で、父が介護をしております。あと何でしたっけ? すいません。あ、そうです。一緒に住んでます。はい。介護の時は一緒に住んでいます。

記者:
介護の時というか倒れた時はどうだったとか。介護の時はそうして、介護を今、安定している時はどうなってるかってことを。

桜井ななえ:
もうずっとあれですね、一緒に住んでいる状態で介護をしておりました。で、農業が始まってしまってからは体調が安定しない間はやっぱり介護のほうに専念させていただいて。で、安定してきてからは農業のほうがメインにという感じになりました。

記者:
農業はどこで何を栽培されているんでしょうか? 

桜井ななえ: 
農業はパートナーが実家が鹿児島だった都合で鹿児島のほうで農業しております。で、生産しているものは飲食店向けの少量多品目の農業をやっております。

記者:
野菜? 

桜井ななえ: 
野菜メインですね。はい。畑のみです。

記者:
鹿児島でですか?

桜井ななえ:
はい。

記者:
今は鹿児島と。

桜井ななえ:
二拠点生活をしています。

記者:
大体どれくらいに。1週間に1回帰ってくるとか、ひと月に1回帰ってくるとか。

桜井ななえ:
そうですね。ひと月からふた月くらいになりますね。ただ、コロナ禍はとかはもうちょっと行けなくて、1年くらいは三芳町の実家で介護をしておりました。

記者:
ご実家のほうはお母様、お父様のお二人ってことで?

桜井ななえ:
はい。そうですね。はい。

記者:
で、鹿児島と埼玉を行き来されていると。

桜井ななえ:
はい。そうです。はい。

記者:
倒れられた時はどうだったんですかね。お母さんが倒れられた時は。

桜井ななえ:
も、家にいました。

記者:
この時はまだ農業はやってなかった?

桜井ななえ:
はい。そうですね。はい。

記者:
その時は旦那さんも三芳町のほうに居たんですか? 

桜井ななえ:
そうですね。近くに住んでいてくれて。実はパートナーは埼玉に住んでくれる予定だったんですが会社が突然なくなってしまって。で、農業に仕事を切り替えたタイミングで鹿児島に拠点を移したという感じですね。

記者:
お母様が倒れられた時は近くに住んでた? ご夫婦で? 一緒に住んでた? 

桜井ななえ:
一緒には住んでません。はい。近くには住んでました。

記者:
お母様とは? 誰と? 

高井たかし:
ご実家で一緒に住んでたんですよね? 桜井さん。

桜井ななえ:
はい。そうです。

高井たかし:
で、パートナーの方が近くに住んでいて。そういう関係だったという。で、パートナーの方が仕事がなくなっちゃって、鹿児島の実家に戻って農業をされていて、そっからは2拠点生活になってるということです。

桜井ななえ:
そうです。

記者:
お母様の介護は主に桜井さん、桜井さんのほうが主に担当してた? お父様のほうも一緒? どんな感じのイメージで? 

桜井ななえ:
父と私でやっていて。で、軌道に乗ってからは父が1人でやっている感じです。

記者:
あと、そのとき仕事の両立が大変だったというんですが、そのときの、ちなみに介護は何年から始まったでいいんですかね。

桜井ななえ:
37歳のときから。

記者:
西暦とかで言うと。

桜井ななえ:
あー。それはちょっとメモしてきてません。

高井たかし:
年齢から逆算すると13年前ですね。

桜井ななえ:
そうですね。はい。すいません。仕事と介護が両立できなかった時っていうのは、母がせん妄という症状が出てしまったりっていうのがあって。そのせん妄というのが割と病院も施設も受け入れにくい症状のような感じですかね。意識障害になってしまうので。声を掛けても反応が返ってこないっていうのと、あともう体がぐにゃぐにゃになってしまって運べない状態なので、もう寝たきり用オムツに切り替えて意識が戻るのを待つっていう感じになってしまいます。

高井たかし:
よろしいですか? 

記者:
2012年っていうと伊勢丹で働かれてるっていう時期ですかね?

桜井ななえ:
はい。そうですね、はい。

記者:
この時はなんか販売的なものをやられていたんですか? 

桜井ななえ:
そうですね、はい。

記者:
そこは常勤で? 

桜井ななえ:
そこがパートだったんです、最初。それでそこで社員の方に「正社員目指しませんか?」っていうお声掛けがあって、で、興味があったので私も正社員を目指したいなって思ってたんですけれども。ちょっとやっぱりその介護が両立は難しいかなっていうことでちょっと諦めざるを得なかったっていう感じになってます。はい。

高井たかし:
はい。どうぞどうぞ、はい。

記者:
あと介護士さんを見てて、どんなところが大変そうだった、そこをどうしたいってちょっともうちょっと具体的なのがひとつエピソードあると助かるんですが。

桜井ななえ:
介護士さんが大変そうだったというのは施設でですかね? 

記者:
どこでもいいんですが。とにかく介護士さんの介護現場が大変だったって思われてる…。

桜井ななえ:
やっぱり人が少なくなってしまっているので仕事量に対して人が足りてないっていうことからやっぱり申し送りとかもちょっと不完全になってしまったりして。ちょっといつもと違うケアをされてしまったりとかっていう。何でしょうかね、正確に仕事がこなせてない感じっていうのはやっぱり介護士さんたちの中でもストレスになっているのではないかなっていう印象はありました。はい。

高井たかし:
はい。それでは他の方いかがですか。あ、じゃあ、先にこっちから。すいません。

記者:
産経新聞ですけど、先ほどパートナーっておっしゃってたんですけど、これは籍を入れたパートナーなんですか? 籍を入れてない? 

桜井ななえ:
事実婚になります。

記者:
はい。お子さんはいらっしゃる?

桜井ななえ:
いないです。

記者:
いないということですね。家族構成はそういうことですが。今、暮らしているのはどこで、何人で暮らしてるんですか? 

桜井ななえ:
暮らしているのは…。

記者:
現在。両極端で言いましたけど、主たる埼玉の三芳町? 

桜井ななえ:
三芳町です。

記者:
一人暮らしですか? 

桜井ななえ:
母。

記者:
自宅介護士してる? 

桜井ななえ:
自宅介護ですね。

記者:
2人暮らしということですね。

桜井ななえ:
3人。

高井たかし:
お父さん。

桜井ななえ:
両親と私です。

記者:
実母、実父、3人ということですね。三芳町ということですね。

桜井ななえ:
はい。

記者:
はい。ありがとうございました。

桜井ななえ:
はい。

高井たかし:
じゃあこちらで。

記者:
共同通信社です。お願いします。

桜井ななえ:
よろしくお願いします。

記者:
基本的なところで確認なんですけども。最終学歴は書いていただいている通り、この文化服装学院のご卒業でよろしかったですかね。

桜井ななえ:
はい。

記者:
わかりました。で、あとすいません。本籍地も伺いたくて。

桜井ななえ:
はい。栃木県の那須塩原市になります。

記者:
あ、わかりました。ありがとうございます。で、あとですね、これは高井さんに伺ったほうがいいのかなと思ったりもするんですが。選挙活動、今後どういう風にやっていくかっていうところでSNS戦略だったりとか街頭だったりとか。あとはターゲット層とかですね。年齢、これくらいの方々をメインにとか、そのあたりを伺えますか。

高井たかし:
はい。まず、れいわ新選組というのは本当にボランティアさんが主体の政党でして。もう大企業もバックにない、労働組合もない、宗教法人もないという。本当にでもその代わりというか一人ひとりの市民の皆さんがすごいボランティア活動してくださるという。この埼玉県にもかなりのボランティアチームがあってですね。で、私の選挙のときも支えていただきましたけど。もうそれぞれの埼玉の、もう満遍なく拠点にですね、ありますので。ボランティアチームの皆さんと連携して。具体的に言うと私と桜井さんとのおしゃべり会っていうのを埼玉県中でもう10カ所くらいですね、やりたいと思ってます。で、そこのおしゃべり会をやるのに向けてチラシを配ったり街頭活動をしたりとかいうことをボランティアチームの皆さんと一緒に。もちろんね、桜井さんにももう地道にポスター貼っていただいたりということはしますけど。ただ、埼玉県広いですし、あともう2ヶ月ありませんので。そういう意味ではボランティアチームと連携してそういう活動をやって参ります。もちろんね、SNSにも力を入れて取り組んでいきますし。あとターゲット層はですね、これはやはりれいわの支持層が20代、30代、40代、50代までがやっぱり他の党と比べて支持率高いので。まさに同世代ですし。ある意味ね、就職氷河期世代でもある。山本代表と同い年かな? たぶん。1個下になるんですか? まさに就職氷河期の、なかなかね、本当にご苦労された世代でもあり、ご自身もそういう経験をされてますので、そういったことをどんどん発信して訴えていきたいという風に思ってます。

記者:
今のところ目標とする票数とかってどのあたりをラインで考えてらっしゃいますか? 

高井たかし:
それはもちろん当選ラインですので。前回の当選された方以上は取らないと当選できないと思ってますのでそこを目指していきたいと思ってます。

記者:
ありがとうございます。

高井たかし:
はい。じゃあ先にその前の方に行きましょうか。

記者:
朝日新聞と申します。よろしくお願いします。1点、確認なんですけれども比例区のほうも重複ということでよろしいですか? 

高井たかし:
参議院は重複ないんで。衆議院だけですね。

記者:
申し訳ございません。あ、申し訳ございません。選挙区のみということですね。ありがとうございます。で、あと2点なんですけれども。ファッション系の学校を出られて、で、食品のお仕事に就かれた理由と。で、あと、れいわからの立候補ということを決められた理由について。この2点を伺いたいんですが。

桜井ななえ:
ファッション系の仕事をしていてですね、やっぱり想像以上にハードな業界であったっていうのがありまして。で、ちょっと体がちょっと疲れてしまったのもあり。で、食べることが好きだっていうのもあって食品系のお仕事に切り替えました。はい。れいわから、何でしたっけ? あ、れいわから出た理由は政策がやはり自分が実現したいなっていうものがたくさんあったっていうのが一番の理由です。はい。

高井たかし:
あれですよね。だから別に政治家を目指す以前にれいわを応援している。

桜井ななえ:
はい。そうです。

高井たかし:
まずそのれいわを応援したきっかけみたいのを言ってもらったほうが。

桜井ななえ:
応援することになったきっかけは、きっかけは。

高井たかし:
山本代表のYouTubeを最初観てたと。どう思われた、みたいなのを。

桜井ななえ:
もうこれしかないだろうっていう。太郎さんの街宣を観て、もう支持者になったっていうのがあります。そのあと政策を見て、あ、すごい魅力的な党なんだ、やっぱりっていう。はい。

記者:
すいません。4年前に山本代表の演説を見られたっていうのは街頭ではなくて、YouTubeということでよろしいですか。

桜井ななえ:
いや、川越に山本太郎が来るってなって、「お父さん行こう」って言って、母が施設に行ってる間に、カーって行ってお話を聞いたら消費税が社会保障に使われてないっていう話を聞いて、即ボランティアに登録してっていう感じになりました。はい。

記者:
ありがとうございます。

高井たかし:
真ん中の方が手を挙げてます。

記者:
テレビ埼玉と申します。1点、政策というかですね、介護と農業、2つの軸を掲げられてて今回選挙初めてということなんですけど。埼玉にずっと住まれている中で何か埼玉ならではの課題といいますか、こんなところを変えていきたいっていうところがあれば教えてください。

桜井ななえ:
住んでいて思っていたのはやっぱり人口に対して病院の数、医師の数が少ないっていうのは、私は子どもがいないですけれども周りで子どもがいる人たちは、「もう小児科が少なくて本当大変」っていうのを本当によく聞いていたので。やっぱり「医療砂漠」問題っていうのはなんとかしていきたいといえばしていってほしい、県のほうでも頑張っていると思うんですけれども、そこはちょっとまだ続いている問題なのかなって思っています。

記者:
農業のほうでは何かありますか?

桜井ななえ:
農業のほうで埼玉県の問題ですかね? そうですね、今は問題にはなってないけれども、やっぱりスズメとかツバメがすごく減ってきてしまっていて。で、ものすごく虫を食べてくれている野鳥が減ってきているっていうのがあるので。今後、埼玉県の農業が虫の大量発生によってちょっと不作に陥ってしまう可能性があるのではないかなというのはちょっと個人的には問題になりそうだなと思っている点です。

記者:
はい。ありがとうございます。

高井たかし:
経歴に書いてます、野鳥の会の埼玉リーダーをされてたと。あと農業はね、埼玉ではやってないので、なかなかお答えにくかったかもしれませんが。

桜井ななえ:
すみません。鹿児島がちょっと気候が違うので。すみません。

高井たかし:
はい。じゃあどうぞ。

記者:
すぐ終わります。さっき食べることが好きだとおっしゃってたんですけど、ラーメンとかスイーツとか何が好きなのかということと、あと趣味、野鳥観察もそうですし、趣味何かありましたら、以上の2点お願いします。

桜井ななえ:
はい。好きな食べ物。好きな食べ物。何でも好きなんですけど(笑)。でもお菓子が好きで自分でも洋菓子を焼いたりとかして。スイーツがメインで好きですね。はい。趣味はバードウォッチングですね。はい。あとは旅行も好きです。はい。

記者:
ありがとうございます。

高井たかし:
はい。その他いかがでしょうか。あ、じゃあもう一度。

記者:
すいません。れいわでのボランティアはどんなことをやられてたんでしょうか? 

桜井ななえ:
はい。先ほど質問、ね。すみません。失礼しました。やっぱり母の体調もあったり、あと農業しに行かなきゃいけなかったりしたので、余裕が。無理をしないでくださいっていう風に言われているんですね、れいわのボランティアで。なので、すきま時間でできそうなボランティア、例えば山本太郎さんが新宿で街宣するっていうのがわかって、で、そのときに自分が都合がよければその街宣のときのチラシ配りですとか、あとは散歩しながらポスティングをしたりとかっていうのがメインでした。はい。

記者:
あとすいません。先ほどお母さんが施設に行ってる間に山本太郎さん(の街宣)に行った? 施設に入られていたんですか? 

桜井ななえ:
通所なんです。で、太郎さんが来た時間が母がまだ介護施設にいる時間帯だったので、「行けるね」ってなって行きました。はい。

記者:
自宅で介護しつつ、デイ(サービス)みたいな。

桜井ななえ:
そうです。リハビリ付きの施設に今、行っています。

高井たかし:
はい。じゃあ、どうぞ。そちらの方。

記者:
NHKと申します。よろしくお願いいたします。

桜井ななえ:
お願いします。

記者:
すいません。お二人に伺いたいんですけれども。今回の選挙戦の戦い方というところを先ほどお話があったと思うんですけれども。ご自身の体験から介護ですとか本当に農業っていうことにも従事されている当事者の立場から何か街頭演説以外の例えば病院の前でやるですとか何かもしお考えのことがあれば。ご自身の体験から訴えていけるような戦略ですとか何かお考えが今の時点でありましたら教えていただきたいのが一点と。もし今回の候補者の方もたくさん出ている状況かと思うんですけど、その中でももし女性の候補の方ということもあって、自分だったらこれを訴えていけるっていうような何かこう強みみたいなものが、ご自身の体験もおっしゃったんですけれども、ありましたらお考えを教えてください。

高井たかし:
最初に私から。選対本部長にたぶんなると思うんで。選挙戦術、桜井さんは本当に素人なので我々が立てていきますけども。やはりそういった介護であったり農業をされてたっていうご自身の訴えもそこに、これからチラシなんかも作りますけどそういったことを訴えていくことになりますので。当然、やはり、そういった方々が多く集まってるような場所にはですね、こちらから出向いていって演説をしたり、あるいはチラシを配らせていただいたりということはやっていこうと思ってます。あとね、女性というのは先ほども言いました通り、れいわ新選組、現在9名の公認候補のうち過半数の5名を擁立してますので、そこはしっかり訴えていきたいと思いますが。何か女性ならではの訴えというものがもしあればお願いします。

桜井ななえ:
まだやはり女性がケアラーに回ることが多いので、同性である私が発信することで届きやすくなる部分はあるかなという風には思っております。

高井たかし:
はい。どうぞどうぞ。

記者:
ごめんなさい。すいません。もし今、例えばれいわのほうから応援に駆けつけて、一緒に何か訴えてもらえるみたいな予定の議員さんとか、予定がもしあれば教えてください。

高井たかし:
予定はまだ今日決まったばかりなので当然、私はずっと応援しますけど。あと、もちろん山本代表も。今日このあと5時から所沢でデモを、消費税廃止デモというのがあってそこでやると。あと夜7時からおしゃべり会というですね、山本代表、これはもちろん、今日発表するというのに合わせて所沢で山本代表が応援するという意味で。あと選挙中ももちろん応援に入りますし。やはりあと女性、共同代表が両方女性ですので共同代表にもぜひ応援に来てもらおうと思ってます。はい。じゃあ、どうぞ。

記者:
産経です。れいわは先ほど高井幹事長がおっしゃったように20代の支持が高いので、介護の話と農業の話も含めますけど、20代へのアピールはどんなところに訴えていきたいと思ってらっしゃいますか。

桜井ななえ:
20代の頃は自分…。

記者:
20代の有権者に対する。

桜井ななえ:
20代ってたぶん自分がやりたいことに夢中だと思うので、なんて言うんでしょうかね、介護のことであるとか農業のことが自分事なんだよっていう風に伝えていけたらいいなっていう風に思っています。

記者:
あと若い人の、例えば就職とか税金とかに直接関わるようなことで何か思っていらっしゃることありますか。 

桜井ななえ:
すみません。ちょっと…。すいません。

高井たかし:
党としてもね、20代…。そうですね、党の政策の中でいうと奨学金ですかね、「奨学金チャラ」っていうのをれいわはもう全部チャラにしようって。これ結構、たぶん20代の方が重くのしかかってるのかなと思いますけど。ただね、賃金なんかね、最近、20代の方のほうがね、賃金高くて、むしろ就職氷河期の方のほうが賃金が低いみたいなね、逆転現象なんかも起こってますからね。ただ、やはり教育無償化、あとはやはりこれからね、結婚して子どもを産むみたいな、そういう世代の方にとってはやはり子育ての支援の面がやはりまだまだ日本の教育費っていうのは世界一高いと思いますので。そういった部分の無償化であったり奨学金チャラっていうことが20代の方への訴えるべき政策ではないかなと思ってます。

桜井ななえ:
はい。うまく言えなくてすいません。

高井たかし:
はい。その他いかがでしょうか。結構、全国で、私やってるんですけどこんなにたくさん質問いただく会場は珍しくてですね。記者の皆さんの熱心な、あと埼玉選挙区が注目されてるんだなっていうことをすごく感じて嬉しいんですけど。まだもしあれば。よろしいですか。はい。終わりましたらね、このあとまた写真撮影と、あと横顔取材なんかもお時間取りますので。最後に一言ずつ言って終わりたいと思いますが。本当にですね、なかなか何て言うんですかね、政治家っぽくないというか、いい意味でね、すごく天然な方で。今日もね、記者会見があるって普通緊張してガチガチになるんですけど、全然さっき、事前にお会いした時もリラックスしていてすごい度胸のある方だなと思います。そういう意味では私は逆にね、政治に染まってない、染まり過ぎてない方っていうのが政治の世界に入ってくることもすごく重要だと思ってるので。そういう意味では本当にボランティアきっかけでね、入ってこられて。だけど政治家になるっていうね、この決断をやっぱりしていただくっていうのは並大抵のことではないので。そういう決断力もありね、そして緊張せずこういう記者会見もやれる、そういう方にぜひ政治家になってほしいと思いますので。この埼玉選挙区はなかなか厳しい選挙区でありますけど、しかし、れいわとしては東京選挙区が定数7ですけど、その次がこの4の埼玉、神奈川、それから大阪、ここが4ですので。やはり定数4のとこでもれいわが議席を取らないとですね。山本代表7議席というのを目標に掲げてますけどやはりこれを達成するためにはですね、この埼玉でも勝ち抜かなきゃいけないということで私は埼玉の責任者として全力を挙げたいと思っております。じゃ最後に一言どうぞ。

桜井ななえ:
なるべく政治に無関心な層にわかりやすく面白く伝えられる政治家になっていきたいと思っております。政治がなんか難しいとか思っているような子たちに新しいイメージを、選挙って楽しいんだよとか政治って生活と繋がってるんだよっていうことが少しでも広まるような選挙活動をしていきたいと思っております。よろしくお願いします。

高井たかし:
はい。では、以上で記者会見終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

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