【動画&文字起こし全文】「れいわ祭2」19.7.19 東京・東京・新橋駅SL広場【やすとみ歩】

木内みどり:
ありがとうございます。降りそうで降らないお天気ですよね。もうちょっと、こらえてね。ありがとうございました。次にもうおひと方、ユニークなこの方をご紹介します。こんな選挙見たことがない。なんなのそれ? 肩の力が抜けて楽しい、美しい。なんなんでしょう、この方は。やすとみ歩さん。

やすとみ歩:
こんばんは、やすとみ歩です。比例区から出馬しております。こんなにたくさんの皆さんに集まっていただけて、本当にありがたいと思います。

今日はですね、私がずっと選挙の始まった時から皆さんに訴えている、子どもを守るという政治の原則。アリの社会も、ハチの社会も、子どもを守るためにあります。しかし、私たちの現代の社会だけ、経済発展のためにあるんです。経済発展が政治の主導原理になっている。これは、私たちの国が国民国家という古いシステムのままでいるからです。その国民国家は、富国強兵、経済を富ませて兵を強くするという、主導原理で動いています。表向き、強兵は言わなくなっていますが、しかし今、安倍政権は、露骨な、この古い、富国強兵の政治原理を復活させようとしています。この制度はもう100年くらい前に、機能しなくなり始めていました。そして今、もはや形骸化しつつあります。この時代に、新しい政治の原理、それは子どもを守るということです。私たちの人類だって、アリやハチと同じように、子どもを守るために社会があるんです。この普遍的な原理に戻りましょう。

そして、大人の中にも、子どもの頃に、押し込められてしまった小さな子どもがいます。私の中にも小さな女の子が隠れていて、私が50を過ぎてから、初めて姿を現しました。皆さんひとりひとりの中に、思いがけない子どもが隠れています。どうぞ、その声を聞いてください。そして子どもの声を、自分自身の中の、小さなこの声を聞く方法を、子どもから学んでください。

子どもを中心にした政治をしましょう。大人の望みを果たすのは、難しい。けれど、子どもたちの望みを果たすことは簡単です。宿題をなくせばいいんです。休み時間を増やせばいいんです。友達と楽しく遊べる場所をつくってあげればいいんです。どうして私たちはそれをしないで、子どもたちに、余計な知識を押し付けるようなことに、たくさんお金を使ってるんでしょうか?

子どもたちの天国をつくりましょう。学校を、子どもを守る基地にしましょう。そうすれば、子どもたちはこの町を愛するようになり、この国を愛するようになります。それが愛国心です。道徳の時間に無理やり愛国というような言葉を押し付けたところで、子どもたちはますますこの国が嫌いになるだけなんです。

皆さん、思い返してください。学校で習ったことをどれほど覚えていますか? 皆さん、ひとりひとりに2千万円くらいの税金はかかってるはずなんです。2千万円分の知識をお持ちであると、確信できる方以外は、どうぞ子どもに、無駄なお金をつけるのを止めるようにしましょう。子どもを守る基地をつくり、お腹いっぱい誰でもご飯を食べられて、誰でも誰かに殴られたり脅かされたりせず、寝るところがあって。それがなかったら、知識を身につけることなんて不可能です。まず、その知識を身につけるための前提を満たしてください。ほかの政策や教育は、すべての子どもがすべての暴力から自由になった時に、議論しましょう。

私は、この子どもを守るということを、マイケル・ジャクソンという偉大なアーティストから学びました。彼はグラミー賞のレジェンドという賞を受賞した時に、このように言いました。
「満員の刑務所から大きな戦争に至るまで、すべての問題は子どもから子ども時代が奪われてることにある、私はそう信じます」 マイケルはそのように言いました。私もそのように信じます。

私たちが子どもを守るという政治の原則を打ち立てた時、私はすべての問題が私たちの前から消え去ると思います。それは、問題なんかそもそもなかったからだ、私たちがつくりだしていただけだったんだ、そのように考えられるようになるんだと思っています。

マイケルのその「Heal the World(ヒール・ザ・ワールド)」という、今、演奏していただいてる曲で、彼はこのように言います、伝えています。

「小さな場所をつくりましょう、より良い場所をつくりましょう、ひとりひとりの皆さんが、子どもたちが、安らかにできる小さな場所をつくりましょう」 
それは、この、この国の、ツルツルの世界に、小さなひび割れをつくることができます。その小さな裂け目は、大きく発展して、世界は新しい時代に入っていきます。その時、私たちの夢が叶うはずです。

マイケル・ジャクソンの「スリラー」という、誰もが見たことのあるプロモーションビデオを思い出してください。あのゾンビは私たちの姿です。あのような世界に私たちは暮らしています。人間に戻ろうではありませんか。ゾンビであることをやめましょう。子どもたちに導かれれば、その道が見えるはずです。子どもを守ろう。Heal the World.

木内みどり:
ありがとうございました。驚かれた方もいると思います。ホームの上から手を振ってくださって、ありがとうございます。れいわ新選組、山本太郎です。よろしくお願いします。ありがとうございます。電車に乗ってらっしゃる方も、驚いてらっしゃるかと思いますが。マイケル・ジャクソンの「スリラー」をやってくださいました、やすとみ歩さん、ありがとうございました。やすとみさん、もう一度、この方です。やすとみ歩。あゆみちゃん。ありがとうございます。こんな選挙戦見たことがない。

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