
山本太郎:
取り戻したいんです。当たり前に暮らせる国を取り戻したいんです。そのためには政治を動かすしかないんです。政治によってつくられた壊れた社会は、政治によってつくり直すしかない。物価高だけで苦しんでるんじゃない。30年の失われた期間。底が抜けた社会を30年続けてきたこの国にコロナと物価高、三重苦です。2万円の給付金を出すと総理が言った。皆さん、怒ってください。それでどうにかできる話か?って。無理ですよ。30年、失われた時間を取り戻さなきゃならない。しっかりと底上げしなきゃいけない。当たり前のことです。このまま、この国が推移してしまえば、おそらく10年後、20年後は地獄が深まってる社会しかないですよ。今、投資せずにどうやってリターンを受け取るんですか? 国がマヌケであったとしても、これは変えていくしかない。少し時間がかかる作業です。その先頭に立つのがれいわ新選組だと思っています。

一方で、その間、何もできないのか? そうじゃない。もう既に皆さんはチャンス手に入れてますよ。何か? 東京では都議会議員選挙があるんですよ。どうしてこの都議会議員選挙の話をするかって? 人口1400万人以上ですよ。これだけの大都市、日本に1つだけ。国からは金もらってないのが東京ですよ。逆に9000億円、国から召し上げられてるんですよ。東京の経済規模、むちゃくちゃでかいですよ。すべての会計を合わせたら、18兆円レベルです。東京都の1年間の会計。それってどれくらいかって? スイス、スウェーデンと並ぶんですよ。たった1つの都市で国家規模並みの力を持ってるのが東京なんですよ。何が言いたいか? この東京で多くの方々、おそらく30年、不況が続く日本、そこにコロナで物価高。苦しんでる方はまだまだいる。ここを底上げしていかないことには東京はもちろんのこと、日本全体が立ち直っていかないんです。国が動きが遅いなら、東京都としてやれることは山ほどある。当たり前のことですね。この物価高に対しても、当然、東京都オリジナルで給付金も出せる。それだけじゃない。大学進学、ここに関しては経済的にも大きくのしかかるものですよね。給付型の奨学金だってつくれる。それだけじゃない。社会保険料の減免だってできる。当たり前ですよ。それを動かすためには、この都議会議員選挙でその先頭に立つと言っている者たちをどうか1人でも多く、議会の中に送り込んでいただきたい。ここ練馬では皆さんにお願いしたいのはたぐち ゆり、れいわ新選組のたぐち ゆりです。
政治家と聞くと手垢がついてる、ね、妖怪みたいな人たち、想像するかもしれない。でも違うんですよ。まっさらです。子どもがいらっしゃる。将来考えたときにこの国がこのままでは子どもたちがちゃんと生きられるような日本にならないかもしれない。そんな危機感から自分の人生横に置いて、政治から変えていく、その一歩を踏み出したんですよ。それってすごいことでしょ。皆さんの中で自分は今の人生、横に置いて政治で社会を変えていく、そう思われる人ってどれくらいいらっしゃいます? なかなかいらっしゃらない。手が挙がる人は変わり者(笑) もしくはお調子者。もしくは正義感の強い者。ま、ちょっと選択肢広がっちゃいましたけどね。何が言いたいか? 20年、看護の現場にいた。一番苦しいところで、とんでもない目に遭ってる人たち山ほど見てきてるんですよ。その現場にいながら、そして家族をつくって、そして自分も癌になった。そう考えたときに残された人生は子どもたちの未来をしっかりと守っていけるような国にするために、ここ東京から勇気を持って立候補することを決めてくれたんです。力を貸していただきたい。そして一緒に育ててもらいたい。政治家育てるなんて町内会長とか大手の会社くらいの話でしょ? 違うんですよ、もう時代は。一市民として生きているあなたも一緒に政治家を育てていただきたい。ここ練馬ではたぐち ゆり、たぐち ゆりに、お力を貸していただきたいんです。ストレートに言ったら、たぐち ゆりにあなたの大切な票をください。力を分けてください。よろしくお願いをいたします。

国でやらなきゃいけないことは山ほどある。妖怪だらけの永田町で、ある意味で悪あがきと言われることもありますが、そんなことは関係ない。この国の未来がかかってるんだってことで、私たちはこの6年間、あがき続けてきた。最初は2議席だった。でも14議席になった。バックに宗教も大企業もついてない。この国の行く末が心配な人たちが一人ひとり横に拡げてくださったんですよ。政治ってね、保険みたいなもんですよ。もしもこの先、あなたに何かがあったときに手を差し伸べてくれる。そういう者が政治の中にいなきゃダメだと思うんですね。そしてあなたが困ったときには、まさに手を差し伸べてくれる。そういう形につくり変えていくしかありません。今やこの世は生産性で物事が語られて何も生み出さない、そういう風に決めつけられたものは切り捨てられていく。小泉政権以降のですね、切り捨て。自己責任社会というものを、もう一度「何があっても心配するな」という国づくりを皆さんと力を合わせてやっていきたい、そう考えているのがれいわ新選組でございます。どうかたぐち ゆり、たぐち ゆり、あなたのお力を貸していただきたいと思います。たぐちさん、よかったら皆さん、見たことない顔のところに挨拶行ってください。すいません。私がいなくなったら、どうせマイク握るでしょう? 私がいる間は私がずっとマイク握ってたほうがいいです。すいません。ありがとうございます。
たぐち ゆりが今、皆さまにご挨拶に伺っております。どうか力を貸していただきたい。そして託すだけではなく、一緒に歩んでいただきたい。あなたの困りごと、あなたの周辺に困っている人がいるならばぜひ、たぐち ゆりにその情報を寄せてください。今のたぐち ゆりを、より強い、そして闘うたぐち ゆりに一緒にみんなでつくっていくと。あなたの代理人をみんなの力で強くしていく。そのおそらく活動というのが私は政治だと思ってます。どうかお力を貸してください。よろしくお願いをいたします。
(中略)
東京都は、簡単に言うと、むちゃくちゃお金持ってます。スウェーデン、スイス、国家レベルの財政が東京にはあります。それもそのはず。1400万人を超える人口、日本の1割以上の人口を抱える、それが東京都なんですね。そして東京都は自分たちの財源のみならず、逆に集めた財源を国に9000億円以上取られています。国からは1銭もお金もらってないのにそんな状態なんですね。東京は財政が豊か。そうであるならば、この広い東京の中で今、物価高で苦しんでいる方々にも底上げをしていく、そして東京都内でお金が循環していくような形をつくっていくのも経済政策のひとつでございます。それだけじゃない。保険料、第ニの税とも呼ばれている、この負担も非常に大きい。30年の不況にコロナで物価高。そんなときにはそのような保険料の減免、保険料一部安くする、そういうことで経済循環を大きくしていくということも政治でできることです。どうかその先頭に、れいわ新選組のメンバーを都議会の中で先頭に立たせてください。ここ練馬駅、ここ練馬は、たぐち ゆり、たぐち ゆりにお力を貸してください。

たぐち ゆり:
皆さん、こんにちは。れいわ新選組都議会議員候補の私、たぐち ゆり、たぐち ゆりでございます。私、20年間、看護師をしながら2人の子育てをしております。今も子育て真っ最中です。そんな中、乳がんが見つかり、今度は自分が患者の立場になりました。乳がんが見つかったときは子どもが小学3年生、小学6年生でした。がんと告知を受けたとき、子どもたちのことが頭によぎりました。子どもが20歳になるまで、あと10年は生きていきたいと思いました。手術でがんを取り除きましたが、再発のリスクが怖かったです。この再発のリスクの検査が43万円で受けられると医師から説明がありました。この43万円は私にとっては払える額ではありませんでした。しかし検査は受けたい。そんな思いでおりました。医師から、保険適用となり、その43万円の検査が1万円で受けられるということを聞きました。そしてその数ヶ月後にはその3割負担で検査が受けられるということでした。れいわ新選組のたぐち ゆり、私、健康保険制度や高額療養費制度のおかげで手術や抗がん剤治療、そして検査を受けることができました。今回、高額療養費制度の削減の話がありましたが、まるでお金がない人は治療を諦めろと、そんな風に言われてる気分になりました。とても悔しかったです…。れいわ新選組のたぐち ゆりと申します。私…、この素晴らしい健康保険制度と高額療養費制度を守っていきます。そして高額療養費制度の削減には断固反対していきます…。国民健康保険料は高いと感じております。国民健康保険料の負担軽減にも努め、誰もが安心して医療サービスを受けられる制度を推進していきます。

れいわ新選組のたぐち ゆりです。そして検査の結果、抗がん剤を受けることを決意しました。抗がん剤をつけた後、副作用が想像以上のもので初めて死を意識しました。自分は最期、どこで過ごしたいのか? ホスピスで過ごしたいのか、在宅で過ごしたいのか、そんな風に考えてソーシャルワーカーに話を聞きに行ったら、ホスピスは1日2万、差額ベッド代がかかるのでお金がないと入れないと言われました。私、とてもショックで悔しい思いをしました。私たち、真面目に働いて納税してきてます。通帳の明細にはもう税金が引かれて残高だけ、手取りだけが記載されていて、その税金が何に使われているのか、明細書は全くありません。代表がよく言う、私たちはオーナーなんです。気づけばプロジェクションマッピングに18億円かけたり、お台場の噴水に26億円かけたり。それで最期、ホスピスにも入ることができないって言われて、とても悔しい思いでした…。お金がないと…。散々お金を税金で納めたのに、最後はお金がないと人生の選択肢もできないのかという…、そんな風に思いました。
れいわ新選組のたぐち ゆりです。私、当事者としての声、がんサバイバーとしての声、看護師としての声、母親としての声を政治や都政に届けていき、そして、れいわ新選組の…、ごめんなさい、たぐち ゆりと申します。ありがとうございます。そして、この私たちの税金を湯水のように使って好き勝手している、この東京都政に物を申していきたいです。そして、ここ東京都は財源はあります。国も東京都も税収は過去最高です。財源はある。積極財政でここ東京都から国を揺らしていきましょう。ぜひ皆さん、このたぐち ゆりを都政に送り込んでください。皆さまの1票で、このたぐち ゆりを都政に。よろしくお願いします。都政にれいわを。よろしくお願いします。たぐち ゆりでした。ありがとうございます。






※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。








