【街宣文字起こし&動画】都議選2025 海保とくま(杉並区 公認候補)×山本太郎代表 6月18日 高円寺駅

海保とくま:
れいわ新選組海保とくまと申します。大きなマイクで失礼します。海保とくま、現在30歳。政治、初めてです。2月までHondaで仕事してた。Hondaの仕事は好きでした。でも私、海保とくまは貧困、その当事者。18歳の頃に父を病気で失いました。母もずっと障害があるんです。私が生まれる前からです。交通事故の影響で。器質性精神障害、その障害が母を苦しめてます。今でも苦しんでる母。仕事はできません。障害年金もらってる。それ1本になった。父が亡くなってからは収入という収入はない。私はアルバイトもしました。でもアルバイトでもたかが知れてる。奨学金を借りてなんとか生活を成り立たせてきました。海保とくま。勉強は好きだった。だから大学、そして大学院まで進むことを決めて、私は奨学金、借り増ししたんです。結局、母の医療費も自分の学費、2人の生活費、全部支払ったら800万円ですよ。800万円、奨学金、最後には残った。もちろん大学院出て、本田技研に就職して、自分自身が一番行きたかったHondaで仕事をして来れた。今、少しずつ少しずつお給料上がってきた。だから奨学金、毎月4万円返してもなんとかニュースを見て周りのことを知る、そんな余裕が出てきて知りました。貧困、めちゃくちゃ多いんじゃないかと。6人に1人貧困している。あの自分がかつて苦しめられた貧困のその思い。私はこの社会で底辺かとそう思ってましたよ。そんなことないんだって。そういう人がごまんといる。ありがとうございます。ありがとうございます。そんな、今、日本になっていて、政治は何してるんだろう、国は何してたんだろう。自分自身もそういう社会に行政に助けを、ありがとうございます。応援ありがとうございます。海保とくま。社会に助け求めましたけどダメです。公的支援、遺族年金、父が亡くなってももらえなかったし、ご存じの通り、学生は生活保護を受けられませんよ。働けるんだろう、だから生活保護なんかいらない。大学に行ってるのは贅沢品なんだ。勉強は贅沢品、そういう風な扱いを受けて生活保護の受給も断られて奨学金を借りるしかなかった。そんな私でも他に貧困してる人がたくさんいて、その自分の生活水準、それよりもひどい人がたくさんいるんだって、この政治活動をしてからでも、いっぱい出会いましたよ。年金受給者の方、2万円、月に2万円。暮らせますか? 食費だって出せないです。他にも障害をお持ちの方、車いすユーザーです。でも障害年金をもらってるかと思えば1万円です。その人は家がある。そのバリアフリーに改造した家がある。その家は資産だ。その資産がなくなるまでは障害年金は出せないんだ、これが限界。行政からそう断られた。でもその人、お金ないですよ。娘さんもいる。その娘さんに食べさせるのにお金もない、パン1個だ。1日パン1個。おかしくないですか? 今の日本で。こんなに飽食なんですよ。食料自給率は低くても飽食。飴をなめてお腹をなんとか満足させる。どうですか? 何やってるんですか? この国は。おかしくないですか?ってそう思いました。

海保とくま、貧困問題。その方は障害持ってる。あなたは障害負いませんか? この社会で病気とか交通事故はみんなそのリスクが存在しているのに、その障害持ってる人を自己責任で切り捨てるようなそんな社会で本当にいいんですか? 私は嫌です。私は自分の母も障害を持ってるし、お父さんだって病気で亡くなったし、そのときに社会に助けを求めても助けてくれなかったし、そんな社会は嫌ですよ。誰だってある、そのリスクに備えることは別に情けをかけることじゃなくて、そのあなたを助けることに繋がっているんですよ。なぜこの社会、そうなんでしょうか。私はお金の使い方を見直してほしいんです。今の日本の、東京のお金が本当に救われない人に対して使われていないんじゃないかと。東京都政、たくさんお金持ってます。どうかそのお金を皆さん、使い方、一緒に考えていきましょうよ。議会変えていきましょうよ。17. 8兆円。貯金だって1. 6兆円。そのお金、どうか使い方考えて、困ってる人を救っていく、そういう政治を目指していきます。海保とくまでした。どうか皆さま、変えていきましょう。この東京都、変えていく。よろしくお願いします。海保とくまです。

山本太郎:
30年不況が続く先進国は日本だけ。そこにコロナが来た。そしてこのコロナからも、しっかりとまた立ち上がれてない時に輸入物価の高騰で多くの人々苦しんでる。令和5年、厚生労働省の国民生活基礎調査、生活が苦しい人どれくらいいますか?という調査に対して、「生活が苦しい」と答えたのは全体の6割。つまりは中間層まで厳しい状況に追い込まれてるんですよ。それを考えた時に、今こそ徹底した経済政策、打たなきゃダメなんです。どうしてかって? これをこれまでの通りに、やってる振りだけで事実上の放置プレイを続けてしまえば、さらに社会は壊れます。今の時点でさえ壊れてしまってる。国民の6人に1人が貧困です。高齢者の5人に1人が貧困です。一人暮らし女性、4人に1人が貧困です。高齢者女性一人暮らし、2人に1人が貧困です。ひとり親家庭、2つに1つが貧困です。社会の底なんて抜けまくってんですよ。一方で大企業、過去最高益。この12年間の間で溜め込んだキャッシュ、新たに溜め込んだものは139兆円。大企業のみならず、この国は世界で2番目に大金持ちが多い国。富裕層、超富裕層が世界で2番目に多い国が日本なんですよ。2021年から2年間の間にこの富裕層、超富裕層が新たに生み出した、手に入れた新たな資産は105兆円ですよ。この国どうなってる? 格差、開きまくってんですよ。ないところから搾り取りまくり。あるところからは取らないようにする。どうしてか? 自分たちに金と票をくれる人だから。それを30年続けたらどうなる? こうなるんですよ。今、自分は大丈夫だと思っている人、いつまで大丈夫? 経済は1つの船ですよ。社会は1つの船ですよ。あなただけ逃げ切る? それが可能ですか? 親の代がとてつもないような資産を持ってて、いつでも海外に逃げられる、孫の代まで食っていけますっていう人だったら私の話は聞かないでもいい。一方でそんな人どれだけいる? この国がどうなろうと、この国で自分の人生終わる、生き続けるっていう選択肢しかない人たちが圧倒的じゃないですか。だとするならば、どうするかって? 政治変えるしかないんですよ。一番の近道。50%の人が票捨てるって。国政選挙で。この東京都議会選挙でどれだけの人が票捨てんのかな。もったいない。自民党を支援している人たちなんて全有権者のたった2割ですよ。もちろんその2割というような票さえも獲得できていない野党。その不甲斐なさは私からもお詫び申し上げます。

でもこのタイミングで、この選挙というタイミングで、この国のオーナーである皆さんが選挙という株主総会で行われる一番重要な決議であなたの意思を示さないなんて、あまりにももったいな過ぎる。力貸してほしい。国にやれることは山ほどある。けれども、あの妖怪だらけの永田町を変えるには少し時間がかかる。その間、何もできないかって? 違います。もう皆さんにはチャンスが手の中にあるんですよ。それ、いつかって? 東京都議会選挙なんですよ。国がマヌケでも東京都が本気出したら国並みのことできるんですよ。どうしてかって? 人口どれだけいる? 東京? 1400万人ですよ。日本の人口の1割以上を持ってるんですよ。この中でみんな暮らしてんですよ。当然、税収だってむちゃくちゃありますよ。一般会計のみならず他の会計も含めた上で都の予算全体いくらある? 18兆円ですよ。ピンとこないでしょ? 18兆円の予算というのはスイス、スウェーデン、これらと並ぶんですよ。ひとつの都市でありながら国家予算規模並みの金、持ってんですよ。つまりは何か? もっとできる。もっとやらなきゃダメなんですよ。

東京都内で今、困っている人たち非常に多いと思います。そこに対して直接現金給付することだって可能。現金給付なんてって言う人、あなたがもしも今、必要なものをコンスタントに手に入れられてない状態だったら必要なもの手に入れてくださいよ。それがどこに行くかって? あなたの地元の商店にお金が落ちるんですよ。回りまわっていくんですよ。お金は波及するんですよ。そうやって東京の経済をさらに底上げしていくってこともひとつの政策。他にもやれることはいっぱいある。例えば? あまりにも家賃、高過ぎるじゃないですか。家賃補助という形でこの物価高の間、支えてもいい。他にもやれることいっぱいありますよ。社会保険料、第二の税、あまりにも高い。じゃあ、今、この物価高の間、下げますね、そこ、都が補填しますね、それだってできるんですよ。やるべきことはたくさんある。全部できるとは言わない。けれどもこれだけの財政力ある東京だったら、その選択肢は拡げられるんですよ。どうか、先頭に立たせていただきたい。れいわ新選組の海保とくま、海保とくま。

あなたの知っている政治家は痛みを知る人ですか? あなたの知っている政治家、痛みを分かる人だと思いますか? そういう人こそ政治家にならなきゃいけない。彼は幼少期から非常に苦労してる人なんです。父を亡くし、母は障害を持ち、彼が働きながら家計を支え、そして奨学金を抱えて大学も出て、そして自動車メーカーのHondaにまで就職した。けれどもそういう安定を横に置いた上で、政治の世界から変えていかないとこの国の未来ヤバいなって、危機感持ってくれたんですよ。しかもそれだけの経歴を持ってる者なら、大手から、政党の大手から出てもおかしくないじゃないですか。でもそれじゃ変わらないと、れいわ新選組を選んでくれたんです。ぜひあなたの気持ち、あなたの周りに困っている人たちの気持ち、それを自分事に感じられるような政治家を議会に送り込んでほしい。そしてこの東京都から国を揺らしていく。東京でここまでやってるのに、どうして国でやらないんだ。今、これをやるべきだろうというような、東京都が国の変革を促していくような存在に変わっていけるように、どうかお力を貸していただきたい。おそらく皆さんは政治家、育てたことないですよね。政治家、育てたことがあるって方、ほとんどいないと思います。町内会長か大企業の社長ぐらいでしょ。もう時代変わりましたよ。自分の代弁者は、自分の代理人は、自分たちの手で育てていくんだ。政治経験ありません。ド素人に何ができるかって? とんでもない。「政治のプロです」、そう名乗る者たちに、30年、この国を任せてきてどうなりました? 国壊れましたよ。それを考えるならば自分の信念を絶対に曲げないというような者を皆さんの力で一緒に育ててください。その資質は十分。どうかお力を貸していただきたい海保とくま、海保とくまと申します。よろしくお願いします。ありがとうございます。

話戻ります。都議会議員選挙です。力貸してください。育ててください。手垢がついてない、そして何の下心もない。自分みたいな苦しい思いをして生きてきた人をこれ以上増やしたくない。どれだけピュアなんですか。どれだけまっすぐなんですか。そんな思いを持った人間に議会に行ってほしい。その人の名が海保とくまです。海保とくま、どうかご注目を。ご注目どころかあなたの1票入れてください。そしてあなたの周りに横に拡げてください。海保とくま、海保とくまでございます。ありがとうございます。れいわの議席を東京都議会に。海保とくまです。ありがとうございます。

れいわ新選組から東京都議会に挑戦。れいわの議席を都議会へ。お力を貸していただきたい。杉並区にお住まいのあなたには、海保とくま、海保とくま。海保とくまはあなたの生活底上げ。東京都の持てる財政力、スウェーデン、そしてスイスと同じ規模感の財政を誇る東京都。ひとつの都市において、国家の財政規模を誇る東京都。やれることはもっとある。あなたの力を貸して欲しい。東京都議会を、そして国会を東京から揺さぶり続けるということも可能でございます。お力を貸してください。海保さんからも一言。

海保とくま:
はい。れいわ新選組海保とくまです。今日は今、おっしゃってくださった通りで、東京都議会に挑戦する、風穴を開ける、私、海保とくまのその痛みをわかる人が政治家になったほうがいいという話があった。痛み、少しだけ皆さんに知ってほしいんです。海保とくまが貧困に至りました。それは確かに父が亡くなって、病気、それはしょうがないこと。そこから収入がなくなってからは確かに貧困したけど、それは私、海保とくまの母も障害があって、そういう不幸が連鎖してる。母のその障害、皆さんに理解がしづらい器質性精神障害。神様の声が聞こえるんです。「妄想乙」ってよく言われる、そういうお母さんだけど私を愛してくれていた。でもお金の問題はいつもあった。お母さん、家のお金を全部、神社に持って行ってしまう。そこに募金してきた。お父さんとそれで喧嘩が絶えないですよ。いっつもいっつもそう。ファミリーレストランで喧嘩してました。逃げ出したかったよ。でも私、海保とくまは、とにかくお母さんとお父さん、仲良くしてほしいってそう思って。お父さん、そのうち病気になって、今度はお父さんの私物を全部お母さんが捨てて来た。お父さん、何か言ってたよ。「もうなんで捨てるんだよ」って嘆きの声ですよ。海保とくま、そうやってどんどんどんどんお母さんがお金を物を捨てていって、貧困していったんです。私はどうしていいかわからない。生きててよかったって思える社会をつくりたい。それが私、海保とくまの思いなんです。ただ、お母さんが生きてて良かったってどういう社会なんだろう。お酒をどんどん飲むんですよ。それでもう体壊して今、入院中です。でもお母さんはまた退院したい、退院したらお酒飲んで、今度は死んじゃうんです。だから退院させられないんです。お母さんにとって生きててよかったって社会をどうつくっていいのか、私にもまだ答えが出てない。でもとにかく行政は皆さんに寄り添って、行政サービス拡充させていく、その中でみんながそれぞれの人生を見つけていってほしい。私、海保とくまのお母さんも退院させてあげられるような、それくらい包括的な社会を優しい社会をつくっていきたい。それは私はれいわ新選組が希望だと思う。東京都、私は東京都を変えていきます。どうか、海保とくま、その先頭に東京都を変えていく。みんなが生きててよかったと思える社会にするために、変えさしてください。よろしくお願いします。

山本太郎:
ありがとうございます。そして父も亡くなり、母が障害という状態で、彼が家計を支えて来たと。そして奨学金800万を借りて大学を卒業し、そして自動車メーカー、Hondaにもこれは働けるようになったというような状態だったんですよ。でも、もうせっかく手に入れた安定、横に置いて政治で社会変えようっていう風に彼は思っちゃったんですよ。それくらいまっすぐな人間です。どうかやらせてほしい。先頭に立たせていただきたい。ここ杉並から海保とくま。れいわ新選組の海保とくまでございます。東京都議会選挙、杉並区、海保とくま。どうかお力を貸してください。ありがとうございます。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

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