【会見文字起こし&動画】次期参院選 公認候補予定者発表 奥田ふみよ(#比例全国区)、辻村ちひろ(#比例全国区)、にとうべ とうま(#比例全国区)、はすいけ透(#比例全国区)、高井たかし(れいわ新選組 幹事長)/ 2025年6月19日国会内

高井たかし:
では、引き続き、参議院選挙の公認予定候補者の記者会見とさせていただきます。準備できたら、もう入ってください。はい。それではですね、今日は参議院選挙の全国比例の予定候補者、既に公認決定している4名でございます。既に5名発表いたしましたけども、今日は追加で4名。今日はだいぶおなじみの顔でございますけれども。それぞれ順番に、たぶん、あいうえお順で並んでると思うんで。順番にマイクを回していきますので決意を述べていただきます。じゃあ、まず奥田さんから。

奥田ふみよ:
皆さん、こんにちは。私、奥田ふみよと申します。いいですかね、着座でいいですかね? はい。

高井たかし:
ここからは皆さん座っていきましょう。

奥田ふみよ:
はい。私は3人の子どもの母親です。奥田ふみよと申します。3年前までピアノの先生をしていました。2022年と2024年と2度、国政選挙に挑戦し、今回が3度目の挑戦になります。私が政治家を目指す理由というのは、もう当初から一貫しています。どこの子どもも笑って暮らせる社会をつくる、そして子どもの命を守ることを最優先とする政治を実現したいからです。今の政治は既得権や利権に偏って、子どもたちの命や未来があまりにも軽視されています。ところで、私がこの9年間、9年前からですね、取り組んでいる活動のお話をさせていただきます。それは学校の校則問題です。私には子どもが3人いるんですけれども、私はこの校則問題というのは、3人の子どもが直接ぶつかった人権の問題だと思っています。その経験に基づいて、私は人権侵害校則の撤廃運動をSNSで発信し続けました。その動画がきっかけで全国中からですね、この3年間で1万件以上の相談が届いています。主に10代の若者から以下のような声が寄せられています。まず、トイレや水飲みを自由に行えない。そして校則による過剰な身体検査。そして細かな髪型規制により授業を受けさせない。そして教員による暴言や暴力。さらには偏差値優先の教育。それが苦しいと。そして生理中でも、女性ですね、生理中でもプールを強要させるなどなどの理不尽な処罰が多くの子どもたちに課せられています。

他方、保護者や教員からも非常に深刻な声が届いています。働いても子どもに食べ物が買えないとか。制服が高過ぎて買えないとか。校則に疑問を持っても発言ができず圧力を受けているとか。教員が過酷労働で休めないとか。家庭の困窮で親も疲れ切っている、などなどです。さまざまなこういった叫びですね、子どもの叫びだけではなく、さまざまな立場の大人の叫びを直接聞いたりやりとりをすることを通して、私が政治で実現したいこと。これを2つに絞れば、まず第一は経済政策の改革とそして第二は子どもや弱い立場の人の権利の保護です。れいわ新選組は「生きているだけで価値がある」をスローガンに掲げて、すべての人が安心して暮らせる社会を目指しています。私が変えたいことは2つです。その経済政策の改革から述べますと、このれいわ新選組の一丁目一番地の3本柱、「消費税廃止」「社会保険料の減免」「全国民への現金給付」。そして、教員、保育、介護、医療などの雇用と給与の保障。そして農家を支援、軍事費の削減。そして第二に人権。特に子どもや弱い立場の人の権利を守る社会の実現については、まず学校現場のこの集団主義、人権侵害を直ちに是正したいです。そして教育基本法や学校教育法の見直しを進める。さらには幼稚園から大学院までの教育費の無償化、奨学金はチャラ、真の主権者教育への改革。そして、戦争に繋がる政治の暴走を止め、二度と再び子どもたちを戦争の最前線に立たせないこと。最後になりますが、教育を変えれば社会は変わります。私、奥田ふみよがその先頭に立ち、誰もが笑って暮らせる社会を目指します。みんなでおかしいことにはおかしいって声を上げて、みんなで変えて一緒に笑って暮らしましょう。ありがとうございます。

高井たかし:
はい。ありがとうございました。それでは続いて、辻村ちひろさん、お願いします。

辻村ちひろ:
着座にて失礼いたします。初めましての方も多いので。辻村ちひろと申します。2019年、れいわ新選組立ち上げの時の全国比例で参議院に挑戦して以来、参議院選挙は今回2度目の挑戦ということになります。この6年間、れいわ新選組そのものが大きく変わってきて、大きくなって力を少しずつ持つようになったっていうのを、草創時のメンバーとしては非常に嬉しく思いながら眺めていたところです。私はこの間ずっと自然保護の仕事に従事してきました。日本各地の自然保護問題というのを担当し、全国飛び回ってきました。この全国的な話題にもなったようなものを少し例示すれば、リニア中央新幹線の開発に伴う自然破壊、辺野古の基地建設による自然破壊、そしてドキュメンタリー映画にもなりましたけれども長崎県の石木ダムの建設問題。こういった問題を扱ってきました。これらの問題に共通する構造というものがございまして、多くの人の利便性向上のために地域で平穏に暮らし続けたいという当たり前の希望を持つことを許されなくなった少数の人々がいるということです。誰かの犠牲の上に立った発展に本当の幸せはあるのでしょうか。本来、公共事業というものは誰も犠牲にせず、誰もが幸せになるものでなければならないと考えています。環境省の前身である環境庁が設立されてから50年以上経ちます。さまざまな保全のための法制度も整備されてきましたが、未だに絶滅の危機に瀕する種は減少していません。それどころか、新たな絶滅危惧種が生まれています。これは政策の失敗だと私は考えています。まず、新たな絶滅危惧種を生まず、危機からの脱却が本当に進められるようなグリーン・ニューディールによる政策を進めていかなければ、この流れは止められないだろうと考えています。最近では地球温暖化対策の緊急性から再生可能エネルギーの推進が進められていますが、メガソーラーによる自然破壊のように、生物多様性保全の第4の危機である「地球温暖化」への対策が、第1の危機、「開発」となってしまう事例が多く見られます。「地球環境のために」という大義が自然を破壊してしまっては一体何を守ろうとしているのか、本末転倒としか言いようがありません。日本の自然環境に適した再生可能エネルギーへの転換が喫緊の課題と考えています。そして最後に、私がやってきた自然保護、自然保護思想というものは優性思想や排他主義に親和性が高いということの問題意識があります。歴史上、最も優れた自然保護法は、ナチスドイツで生まれています。自分の身近な自然は素晴らしい、日本の自然は素晴らしい、こういう良い考えと思われるものが、気がつかないうちに、他よりも素晴らしい、日本の自然は他よりも素晴らしい、日本素晴らしいという風に、無意識のうちに変化してしまうことがその要因の1つだと考えています。今の日本に優生思想や排他主義を彷彿させる主張が蔓延しつつあると私はそう感じています。本当の自然保護は多様性を認め合うことが前提です。それこそが生物多様性保全です。自然保護の世界にいた者として、このことに警鐘を鳴らさなければいけないという思いも含め、国政に挑戦する決意をいたしました。これまで自然保護の現場で知り合った、犠牲になる側の人々、その方々おひとりおひとりの顔を思い浮かべ、その方々の思いが私の小さな肩の上に乗っていることを忘れずに活動していきたいと考えています。どうかよろしくお願いいたします。ありがとうございます。

高井たかし:
はい。ありがとうございました。それでは続いてにとうべ とうまでございます。

にとうべ とうま:
皆さん、こんにちは。同じく着座にて失礼いたします。東北、山形県の大石田町で地方議員として2期5年。昨年の10月の衆院選山形2区でも挑戦させていただきました。前職、公立中学校の教員。20代は東京で演劇や音楽活動をしておりました。地方議員として子育て支援、若者の移住・定住の支援、雪の課題などさまざま取り組んできましたけれども、行きつくところは財政の問題でございました。私が地方議員として働かせていただいた山形県大石田町は、ピーク時、人口は1万人以上おりましたが現在5000人台となりました。将来推計約3000人です。昨年度、生まれた子どもの数は11人。年間の婚姻件数は4件〜5件にまで減少。30歳から59歳までの男性平均未婚率48.9%。地方自治体では今、壊滅的な人口減少、少子化が起きています。消滅可能性自治体と言われている市町村は、ブロック別で東北が全国最多の165自治体。三大都市圏に人口が移っていく要因は安定した雇用と賃金です。逆に地方移住を妨げている一番の要因は給与水準です。基幹産業である農業でも暮らせなくなった。生活の不安定さが根底にあります。失われた30年を取り戻す経済政策、「消費税の廃止」「季節ごとの現金給付」「社会保険料の減免」、一人ひとりの生活の底上げが急務です。東北にこそ積極財政を。しっかりと伝えていきたいと思います。また前職、学校の教員だった経験を生かし、長時間労働など教育現場の労働環境の改善にも取り組んでいきたいと考えています。以上です。

高井たかし:
はい。ありがとうございました。それでは最後にはすいけ透でございます。

はすいけ透:
皆さま、こんにちは。この度、れいわ新選組公認で比例代表全国区に立候補を予定しております、はすいけ透と申します。私もれいわ新選組立ち上げのときから山本現代表とともに、いろいろ活動して参りました。消費税廃止というのは、6年前にれいわ新選組が初めて打ち出した政策ではないかという風に私は考えております。その後も一貫して消費税廃止と6年間、訴え続けております。そしてそれが実現するために今後もこの消費税廃止という目標は、目標というか旗を降ろすことはないという風に実感しております。昨今の物価高で取って付けたようなですね、中途半端な消費税減税を各野党打ち出しておりますが、そういうものとは我々が考えている消費税廃止というのは全く違うということをご理解いただきたいと思います。何か演説みたいになってきましたけど(笑)。私の家から約2kmのところに柏崎刈羽原発というのがありまして、再稼働するんじゃないかっていうことで。あとは県知事が同意するだけのところに来ております。

私は東京電力で33年間勤務いたしまして。福島第一(原発)も7年間勤務いたしました。3号機4号機のメンテナンスをやっておりましたけれども、私が退職後に福島第一原発が事故を起こしてしまったということで。その後、私は退職後、私がやってきた過ちというのを認め、悔い改めて原発は即時廃止すべきだという立場でいろんなことをやっております。つまり、原発事故の当事者でございます。もうひとつ、私の弟、蓮池薫は北朝鮮に拉致されまして、24年間向こうで不毛な生活を強いられたわけでございますけども。どういう意味かはわかりませんが帰国いたしました。つまり、原発事故というのも非常に確率が低い、北朝鮮による拉致というのも非常に確率は低いと思いますが、期せずしてその2つの大きな問題、これは解決しておりませんけども、2つの大きな問題の当事者になってしまいました。私としてはこの当事者という立場から国会でですね、長年にわたって未解決になっている問題を打開していきたい、解決していきたいという思いで今回3度目になりますけども、立候補の意向を伝えて候補予定者にしていただいたというところでございます。原発の再稼働については一言で申し上げますと、福島第一原発事故の惨状を見ればですね、誰もが再稼働などという言葉は発せられないと思いますけれども、今の原発再稼働っていうのは非常に信じられない政策だという風に思っております。以上です。よろしくお願いいたします。

高井たかし:
はい。ありがとうございました。それでは、4名、れいわの応援してくださってる方にはもうおなじみのメンバーだと思いますが。それでは記者の皆さんから4人に対して、あるいは私でも結構ですが質問があったら挙手でお願いいたします。じゃあ、はい。お願いします。

記者:
NHKです。よろしくお願いします。参院選全般について幹事長のほうにお伺いしたいんですけれども。今日で全国比例の候補者がすべて出揃ったかなとは思うんですが。出揃ってない? ある? 

高井たかし:
まだ、まだです、はい。

記者:
今後の擁立の規模とか、また改めて参院選の目標とかもお願いできたらと思います。

高井たかし:
ありがとうございます。今日で全国比例の候補予定者は9名が発表しましたけれども。当初、目標7議席と山本代表は言っていて。もちろん選挙区等含めてですけど、比例だけでも7議席取れてローテーションにするなら14くらいは立てたいねということは言ってました。ちょっと14、全員出れるかどうかわかりませんが、また追加で何名かは来週早々に発表したいと思っております。はい。じゃあどうぞ。

記者:
あと比例の特定枠の関係なんですが、本日発表された方の中には使われる方いらっしゃるのかどうかと、もしいらっしゃらなければ今後そういった発表される予定はあるのかお願いします。

高井たかし:
はい。今日の中にはおりません。特定枠使うかどうかは代表からもこの間、何らかの前向きななのか、代表が決めて発表することになると思います。はい。その他は? お願いします。

記者:
共同です。ちょっと事務的で申し訳ないんですが、4候補の方、今の肩書きはどういう風なものなのか伺ってもいいですか? 

高井たかし:
じゃ順番に。書いてないんですかね? 職歴、このピアノ講師でいいんですよね? 

記者:
今、今の。

高井たかし:
あ、そっか。それぞれ。はい。

奥田ふみよ:
今は、3年前まではピアノ講師だったんですけど、現在はれいわ新選組の政策委員です。で、子ども権利・校則プロジェクト担当をさせていただいています。

辻村ちひろ:
はい。今、現在は自然保護アナリストとして、個人で活動してます。

にとうべ とうま:
はい。昨年の10月までは地方議員だったんですけども、衆院選出馬と同時に失職しておりますので、現在自営業ということになります。

はすいけ透:
肩書きですか? 元東京電力社員ということでお願いできればと思います。

記者:
現状、どういう風に? 

はすいけ透:
現状どうやって生計立ててるかってことですか?  

記者:
特に? 

はすいけ透:
今は、両親の介護にあたっております。

記者:
わかりました。ありがとうございます。

高井たかし:
はい。他いかがでしょうか。はい。どうぞ。

記者:
フリーランスの白坂です。にとうべ とうまさんに質問あるんですけども。にとうべさんは山形県出身で、私、福島県出身でよく東北の現場でですね、お会いする機会も多かったんですけども。先ほどお話にもありましたように、東北では特に人口の減少が著しいと。これもっと日本全土に拡げると、もうやっぱり人口問題って、もう待ったなしの問題で、もう人口減少っていうのはもう避けられない問題として今現在あると。で、にとうべさんがですね、この日本の人口減少問題、これ国家の存続にも関わってくると思うんですけども、にとうべさんが考えるこの人口減少の問題をどのようにして食い止めればいいのか、私見で構わないので見解をお聞かせください。

にとうべ とうま:
はい。先ほどの私の冒頭のメッセージでもあった通りですね、生活の不安定さがですね、根底にあって、人口減少を加速させている部分もあると思います。特に地方のほうでは。ですので、れいわのですね、失われた30年を取り戻す経済政策、消費税の廃止であったり、社会保険料の減免だったり、一人ひとりの生活の底上げ、というのが大事だと思ってます。はい。

高井たかし:
はい。その他いかがでしょうか。よろしいですか。結構、おなじみの方ということもあって、はい。どうぞ。

記者:
度々すみません、フリーランスの白坂です。はすいけ透さんに質問があるんですけども。先ほど言ったように私、福島県からやってきまして、やっぱり福島第一原発のことが非常に気になります。で、現在ですね。処理水等生じて、かつての汚染水を処理した水を流していると。これは今後もう何十年にわたって継続する形を取ってはいるんですが。はすいけさんとしては原発の放出ですか、その政策に関してどのようにお考えであるか、考え方をお聞かせいただけますか。 

はすいけ透:
ありがとうございます。汚染水と私はあえて申し上げますけれども、即刻やめるべきだと考えております。薄めて出すという風に「皆さん安心してください」っていうような論調で、政府も東京電力も言っておりますけれども、事故でどれだけの放射性物質が出たのか? 海に出たのか?っていうことを、その視点が抜けてると思うんですね。事故で、これ公表されたデータからいってもですね、東京電力が1年間に放出する線量目標値というのがありまして、放出する場合の目標値っていうのを定めているんですね。1年間にこれだけは、これだけ以上は出しませんという量を定めているんですけれども。じゃあ、事故でその量の何倍出たか?っていうことを考えてみると、何と6万年分以上の放射性物質を既に事故で海に流しているんですよ。で、それを考えればですね、もう一滴たりとも海には流さないっていうのが道理であり道義だと私は考えております。ですから、もう一刻も早く汚染水の海洋放出はやめるべきだと私は考えております。

高井たかし:
はい。その他いかがでしょうか。よろしいですか。じゃあ、せっかくなんで最後にもう一言ずつ、皆さんにマイクを回しますんで改めて決意を。はい。お願いします。

奥田ふみよ:
改めまして、奥田ふみよです。私は子どもが3人いるとお伝えしましたけれども、ピアノの生徒を今までもう延べ200人ほど教えてきた中で、毎年、毎年、子どもたちの声が「苦しい」「我慢してる」っていう、そういう叫びがどんどん増えている。その一方で子どもの叫びの裏でどれだけさまざまな立場の大人たちが苦しんでるかっていうこともわかりました。やはりこの政治、今の既得権にまみれた政治の根幹にこの教育が集団主義化しているというのが非常に私は危機感を覚えています。学校の中で政治の話もできない。先生たちも政治の話を禁止させられているという声も聞きます。私、この投票率の低さっていうのは、この日本の、カギカッコつきの教育、徹底管理・画一化、そういった、カギカッコつきの教育が問題であると感じています。一刻も早く、この主権者教育って言ったら堅苦しいかもしれませんけれども、忌憚なく生徒も先生も同じ個人の尊厳を担保された環境に変えて、そして意見表明が当たり前にできて自分が主権者だっていうことがしっかりと自覚できて憲法学なども小学生から取り入れていって、そしてこの国を変える主体は自分なんだっていうことを投票権のない子どもたちも自分でしっかりと自覚できるような教育に変えていきたいです。抜本的にこの日本の今の教育を変えていくということを私は強く心に誓い活動させていただきます。ありがとうございます。

高井たかし:
はい。じゃあ、どうぞ。次、回してください。

辻村ちひろ:
はい。辻村ちひろです。最近、本当に恐怖を感じるのは「日本らしさ」とか「日本人とは?」とかいう力強い言説をよく聞くようになりました。僕はいつも思うんですけど、そこに一人ひとりの顔が見えない。集団主義だと思うんですね。そういうものをひとつひとつ壊していきたい。私はこれまで歩いてきた現場っていうのは、そこに暮らしている人たちがいます。そういう人たちの一人ひとりの顔を認識しているからこそ、そこの自然環境や社会を守りたいという気持ちが強い。そういう政治を目指すべきだと。この国は今、集団を見ているだけで個々の人たちを見ている政治ではないと思うんですね。そこを変えていきたいという風に考えています。ありがとうございます。

高井たかし:
にとうべさん、お願いします。

にとうべ とうま: 
はい。今回ですね、地方衰退への危機感というのを主にお話させていただいたんですけれども、私もですね、氷河期世代、ロスジェネ世代の一人であります。ロスジェネ、氷河期世代の一人としても失われた30年を取り戻す経済政策、しっかりと訴えていきたいと思います。以上です。

はすいけ透: 
ちょっと拉致問題についてお話ししたいんですけれども。「もういい加減、拉致拉致言ってんじゃねぇよ」っていう風におっしゃる方もいらっしゃる。そして記者の方たちもご存じない方が増えている、と。弟が帰国してから23年経とうとしています。で、弟が拉致されていた期間は24年です。同じ期間が経とうとしているわけですね。で、それでもまだ政府は何もできない。なぜなのかっていうことを考えなきゃいけないと思うんです。で、拉致被害者の最年長者は100歳です。一番若い方で横田めぐみさん。既に60、今年61歳になるんですね。ですから私はこの拉致問題、「風化」っていうことはあまり使いたくないんですけども、忘れられないように。忘れないようにですね。で、曖昧になんか無かったことにしようっていうのは絶対許されないことであって、きっちりと政府がですね、重い腰を上げて真相とは何なのかっていうことをを解明していかなきゃならない、と。決してうやむやに、この国はなんでもうやむやにするのが得意なんですけども、その問題もやはりうやむやしてはいけないという風に私は強く思っています。よろしくお願いします。

高井たかし:
はい。ありがとうございました。最後にですね、ちょっと私のほうかられいわの支持者の皆さんにちょっとお伝えしたいんですけれども。今回、選挙区で12名、それから全国比例で今日のとこで9名の擁立を発表いたしました。もう少し、全国比例はさらに増える。選挙区もまだ場合によっては増える可能性もあります。そういった中で選挙中、参議院選挙の期間中ですが、山本太郎代表は選挙区の候補はもちろんですけど、擁立してない都道府県にもできる限り回ろうと。47全部は山本代表一人で回れない。おそらく30数県は山本代表が回る。で、残り行けない部分は私、幹事長の高井が回るということで、47都道府県すべて代表、幹事長で回らせていただこうと思っています。ただ一方でですね、国会議員の皆さんについてはですね、今回はもう担当地区を決めさせていただきました。なので全国の皆さんからはですね「いやぁ、国会議員にもぜひ応援に来てほしい」って声もあるかと思うんですけども。そこはですね、やはりそれぞれの担当地区でしっかり成果を上げてもらうためにですね、衆議院議員が主ですけれども。あと地方議員もですね。そういった形で担当を割り振らせていただきましたので、ぜひ支持者の皆さまにはですね、ご理解をいただきたいと思います。

それからこの全国比例の方もですね、実はブロックを目安を決めさせていただきました。それは前回3年前のやつで、私も実は3年前に立候補したんですけど「もう好きに全国飛び回っていいよ」ってことだったんですけど。なかなかそうするとですね、やはりちょっと特定のボランティアさんとかですね、のところにすごく何人も候補者が毎日のように入ってですね、大変な負担になったということもあります。党の中で票の奪い合いをしてもしょうがないので、そういう意味では割り当て担当地区を決めてですね、選挙戦を戦っていきたいと考えておりますので、支持者の皆さまにはどうかご理解いただきたいと思います。はい。では、以上で参議院選挙の公認予定候補者の発表記者会見を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

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