【動画&文字起こし全文】「新宿センキョ」19.7.20 東京・新宿【大西つねき】

木内みどり:
もう、おひと方ご紹介します。この方のお話される内容が目から鱗で、いっぱいファンが増えています。経済の話をいっぱい教えてくださいます。ご紹介します。大西つねきさん。

大西つねき:
ありがとございます。皆さんこんにちは。今回、れいわ新選組から比例区で出馬しております、私は大西つねきです。まず、はじめに、皆さんに大きなお礼です。今回、これがあるのは、皆さんひとりひとりの力です。皆さんがつくったんです。皆さんひとりひとりが、ちょっとずつ献金してくれたおかげで、我々全員10人ここに立ててます。ですから、まず、皆さん自分たち自身に大きな拍手。歩道橋の皆さんも。

もうすでにお気づきかと思いますが、世界は変わってます。気づいてるか、気づいてないかです。気づいてる人たちは、今ここに集まってます。それからここに来てない人の中でも、たくさんの人たちが気づいてます。これ時間の問題です。明日、投票です。その結果、どうなるかまだわかりません。ただ、どうなったとしても、これは通過点です。今回、おそらく、れいわ新選組は、国政政党になるでしょう。2%取ればいいわけです。

たぶん55%くらいの投票率だったら110万票とれば2%行くでしょう。そうしたら、今回マスコミ、一切流してませんが、次の衆議院選挙、おそらく来年です。オリンピックがあります。オリンピック終わった後に、経済がヒューってなる前に、衆議院解散打ってくる可能性が高いと思います。そうすると、今から1年ちょっと先に、もう衆議院選挙です。ということは、国政政党、今度はもうマスコミ、無視できません。当然、他の政党と同じように報道せざるを得なくなる。そうした我々のプレゼンスがはるかに高まります。

で、私、大西つねきはもちろん今回の結果にかかわらず、次の衆議院選、それから、さらにその2年後の参院選まで、ずっと自分の政策を、このれいわ新選組の中にしっかりと入れ込んで、そして、なるべく、もう本当に多くの皆さんの支持を得られるように、ずっと働き続けるつもりです。

それは…(拍手)ありがとうございます。今回、皆さんが集めてくださった、たくさんの献金とその期待。これに本当に長い意味でね、応えていかないといけないと思ってるからです。

で、この通過点、もう止まりません。もうね、世界的に今、大きな変化が起きてるんですよ。なぜ、これだけの人たちが集まって声を上げようとしてるのか。これは僕は、人間としての価値を、それをもう一度、問い直す戦いだと思ってます。(拍手)ありがとうございます。

今回のれいわ新選組の候補者、本当にバラエティに富んでますね。それぞれが、それぞれの当事者であり、それぞれが、それぞれの問題を抱えていて、生きづらさを抱えてる。それは結局、本人たちが悪いというよりも、ただそれぞれの個性があって、それがなぜか容認されない社会になっている。逆に、生産性が高いとか、お金を稼ぐのがうまいとか、そういう、そういう価値観だけが横行してる、おかしな社会、経済。皆さん自身が根本的におかしいって感じ始めてる。それによって生活の差がうんと変わって、ごく一部の人たちだけが、いい思いをしてる。もうね、たくさんだって皆さんも思ってるかもしれませんが、実は世界中の人たちが思ってるんです。

何十億の人たちがもう辟易していて、だから例えば去年からフランスで、イエローベスト運動みたいなね。あれは燃料税がどうのこうのって話ではないんですよ。いかに労働者たちが、今の金融資本主義の中で虐げられ続けてきたかという、それに対する抗議活動です。だから海外に飛び火するんですよ。燃料税だけだったら飛び火するはずないでしょ。燃料税、他の国はないんだから、

結局ね、何が始まってるか。世界規模でこの経済という名のたぶん今、狂気に達しているんですよ。我々ひとりひとり、ひたすらお金のために働き続けていて、ひたすらつくって、売って、消費して、捨てて、なんてことを世界規模で続けてます。で、資本家が利益を上げ続ける結果、ごく一部の人たちが世界で最も裕福な8人とか、世界で最も裕福な26人、毎年数字が変わってんで、もう、わけわかりませんが、ごく一部の例えばミニバン1台とか、バス1台に乗れるくらいの人たちが、世界で最も貧しい半分の、36億人の人たちと同じだけの資産を持っているという異常事態です。

世界規模で。で、常に10億人くらいの人たちが、餓死寸前の状態に置かれている。もう、これはね、この仕組みそのものが、もう地球規模で、世界規模で、もうたくさんだと、多くの、もう何十億の人たちはそれに気がついていて、それに対する行動が少しずつ始まっていて、たぶん、このれいわ新選組の、この新しいムーブメントっていうのは、そういう大きい流れの中のひとつなんです。

だから、これが止まることはありえない。通過点だって言いました。本当の意味での通過点です。今回、できれば明日のね、投開票で、もう10人全員当選。したいです。が、仮にそうじゃなかったとしても、これはむしろ決起集会です。1年後、3年後、さらにその3年後、4年後、わかんないです。いつになるかわかんないけど、初めて日本の政治史上、国会の外から、国会議員じゃない人たちが集まって、中に入って、国政政党をつくって、数を増やして、政権を取る。こんなのは前代未聞です。そのための決起集会です。

ですから、今日やれること。今から23時59分まで、電話かけ放題。もう、ひたすら電話かけまくる、明日のために。で、結果を見て、まあ喜ぶ、がっかりする、どうなるかわかりません。その後はさらに同じことの繰り返しです。いきなり電話攻勢するとね、さすがにその後、もう選挙終わってんのに、いい加減しろ、みたいに言われるけど、でもそうじゃなくて、我々がやろうとしてることは、もう時代は変わり始めた。皆さんがその象徴だってことです。もう世界は変わってるんです。皆さんの心の中ですでに変わってます。今、マスコミが報じないことによって、まあ、なんだ、知らないっていう人たちがたぶんいっぱいいます。こういうことやっていても通り過ぎる人たちがいます。でも彼らも、実は心の底では気づいていて、そういう人たちに気づきが広がってくのは、これ、時間の問題だということです。

ですから…(拍手)ありがとうございます、我々にやれることはですね、もう決して楽観も悲観も、もういらないんですよ。もうすでに変わり始めていて、変わっていて、後はどれだけのスピードで皆んながそれに気づくか、ってだけの話なんで、必ず世界は良い方向に向かっていきます。もちろん日本も。

で、できれば、今回は明日の投開票で、なるべく多くの人を通したい。なんで、皆さんのご協力、まだできることがあります。ぜひやっていただきたい。で、その後も、ずっと我々にやれることは、自分たちの、望むもの。たぶん本当に我々が大事なもの、大事にしてるものっていうのは、自分のたぶん心の自由なんです。

僕、大西つねきの最も大事な政治信条っていうのは、個人の心の自由です。それぞれが思うとおりに生きて、思うとおりに行動して、まったく問題のない社会。それをつくらなければいけない。しかし残念ながら、そうではなくなってんです、今の世界。

なぜか人の言うことを聞いて過ごさなきゃいけない。たとえば、資本主義ってなんなのか。会社に行くとね、朝9時から5時まで、資本家、株主のいうことを聞いて、お金のいうことを聞いて、ほぼ1日過ごします。なんなら残業も含めると一日ほぼ全部です。で、月曜から金曜までそれやると、もう自分の時間なんてほとんど残ってないです、疲れ果てて。

本来は我々は自分たちの自由に生きる、自分たちが持って生まれた時間を、好きなように使って生きる、そのために生まれてきたはずなのに、それを許していない。何かが根本的におかしい。それは今の経済の仕組み。金融資本主義。そういうところから変えなければいけない。

だから僕は、2011年からそういう新しい旗を立てて活動していますが、今回、れいわ新選組という新しい旗が立った。僕の代わりに掲げてくれる人がいたから、そこに寄っていって、本気で自分の考えをその中に入れて、皆んなの、多くの人たちの賛同を得ることによって、それを実現しようとしてます。

もうすぐそこです。ぜひ一緒にそれを変えていきましょう。これからずっと先、これは通過点なんで、一緒に何年後かわかりませんが、本当に我々が心の中で始まってる変化を、もう起こしちゃいましょう。ということを皆さんに伝えて、まあ、今回の参院選はこれでマイク納めと、僕の場合はしたいと思います。ありがとうございました。

木内みどり:
ありがとうございました。大西つねきさん。拍手を。大西つねきさんです、大西つねきです、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。


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