【動画&文字起こし全文】「新宿センキョ」19.7.20 東京・新宿【渡辺てる子】

木内みどり:
次に出てくる人は強烈ですよ。誰でしょうか? 派遣、元派遣労働者でシングルマザーあのお方です。皆んなで呼んでください。せーの、てるちゃーん。

渡辺てる子:
皆さん、新宿の皆さん、ありがとう、ありがとう、ありがとう。皆さんのお顔がこっからはっきり見えます。おひとりおひとりの顔が輝いてます。目がキラキラしてます。皆さん美しいです。ありがとう。ありがとう、ありがとう。私、今月の3日から、人生がすべて変わりました。それまでは普通のおばさんで、仕事がないからどうしようかと思ってたら、いきなり、国会議員になりませんかって言われて、色々考えたつもりですけど、考えたって何も変わらないから、やるか、やらないかって言ったらやるしかありませんでした。皆んな政治に飽き飽きしてる。でも世の中、これでは良くならない、ひどいと思っている。でも何をどうしていいかわからない。そういう不満を、パワーを、いかにも、鬱積を感じました。私もそのひとりでした。でもこういう活動させてもらってわかりました。

私たちが政治に無関心なんじゃない、政治の方が私たちに無関心なんです。だから、私たちによる、私たちのための、政治を、今こそ作るしかないっていうことに、私、ようやっと気づきました。皆さん謙虚すぎて、おとなしすぎて、我慢強すぎて、思ってることを言えない。怒りをぶつけられない。悲しいのを悲しいと、言えない、そういうことがわかりました。私、シングルマザーですって言うと、あとで握手を求めてくれる人が、「私もシングルマザーです」って、たったひと言言って、後はもう、泣いてばっかり。そういう方がいるんです。いや、泣くのが駄目って言うんじゃないんです。今まで泣いてもいいっていうことがなかったんですよ。皆んな、泣きましょうよ、悲しいんだから。生きてるから悲しいんですよ、生きてるから辛いんですよ、生きてるから苦しいんですよ。でも皆さん、我慢して、よーく我慢して何事もないように、澄まーしてよく生活してこられましたね。よく生き延びてくれました。ありがとうございます。ありがとうございます。

私もホームレス5年やってて、住むところがない、眠るところがないっていう辛さ、少しは経験しましたけれども、でもそれは、もう過ぎた話。何とか今、生き延びてます。でもそんな時に子どもを産んで育てて、すごく可愛い子どもだけど、育てることができないと思って、こんなとこで言うことじゃないけど、親子心中しようかと思いました。でも、私の手に抱かれた赤ちゃんは、それはそれは可愛かった。目も鼻も口も耳も、ちっちゃくて、ちっちゃくて柔らかくて可愛かった。こんな可愛い子を私の手で殺さないと、生きていけないのかな、やってけないのかなと思ったんです。そんな時にある日、たまたまバスに乗りました。バスの私の前の席、おじいさんでした。そのおじいさんの耳から毛が生えてたんです。人間て、長く生きると耳から毛が生えるんだってことに気がつきました。私の赤ちゃんも男の子で、あと80年もしたら、耳から毛が生えるんだな、今、この赤ちゃんを殺しちゃったら、耳から毛が生える可能性を私は失わせるんだなと思って、それで親子心中するの諦めました。人生なんてそんなもんですよ。

私、そういういくつもの偶然や奇跡や、ほんの些細なことに支えられながら生き延びてきました。でも、そうやって生き延びてきたのは、きっと私だけではないなと思ってたら、やっぱりそうでした。皆さん方もいくつもの奇跡や偶然や必然を乗り越えて、今こうやって新宿に来てくれてる、会いに来てくれてる、生き延びてきてくれるんですね。すごく尊いことです。皆さんは宝石ですよね。美しい。皆さん。本当に素敵。本当にありがとう。こんなに素敵な、皆さんがいる美しい国を、皆さんの手でもっともっと美しくしたいと思いませんか? もちろん、私も批判したいこと、怒りにあること、たくさんたくさんあります。でもそれ以上に、私たちが私たち自身を、肯定しなきゃいけないと思っています。ノーという強さ。イエスという素晴らしさ。この二つは我々の、財産です。

皆さん、本当に苦しい中、よく何食わぬ顔して満員電車に揺られてますよね。でもおひとりおひとり聞くと、「私、ガンを7回やったのよ」とか、「生活保護を受けてます」とか、本当に傷を隠してますよね。傷を隠して綺麗になっている。昨日もお話しましたけれど、皆さんはご自分が、真珠貝だと思ってください。真珠貝は、その貝の中に核を入れられて痛みをこらえてます。痛みをこらえる為に、幾つも幾つも、真珠の、膜を張って、とうとう綺麗な真珠を生み出します。皆さん、確実に真珠貝、ひとつは真珠を生み出している、そういう素晴らしい存在なんですよ。

その価値に気付きましょう。もう自信をもってください。皆さんひとりひとりが変えられる。何度も何度も、私、呆れるほど言います。皆さんが民主主義の主人公です。他の誰でもない。皆さんおひとりひとりが民主主義の主人公です。たまたま私がここに居させてもらってるだけ。他の誰でも、皆んなここに立って、こうやってお話する資格があるんです。だけど、たまたま私がその幸運に恵まれた。だから、精一杯そのラッキーなこの幸運を使わせてもらっています。私、お話をさせていただくたびに、いろんな方々から言葉の宝物を貰います。今日は渋谷で若い方から、「イヤだったら自分で変えるしかない。こんな簡単なこと、なんで皆んなしないんだろう? だから僕、てるちゃんに会いに来た」って言ってくれました。嬉しかった。「若者が政治に無関心」なんて絶対に嘘です。若者を政治が排除してるんです。貧乏人を政治が排除してるんです。だったら、こっちは手作りの政治を作るしかない。まあ、今、こうやって既に作っていますから、これからが出発です。

私はシングルマザーです。貧乏のデパートと言われています。派遣でボーナスも貰えません。それから、親が亡くなっても、忌引きがありません。派遣だって人間です。親兄弟がいます。そしたら、ちゃんと親を弔いたいのに、派遣だということで「弔うな」って言ってるんですよ。それくらい差別的な働かせ方が、今の日本には横行してるんです。

「イヤなものはイヤ」と言っても、なかなかそれは言うことを聞いてもらえない。だけれども、1人が言ったら叩かれるけれど、100人が言えば動きになる。1000人が「イヤだ」と言えば歴史になる。1万人が、10万人が、100万人が言えば、もう世の中全部が変わります。今がその時。今がその時。今がその時。先延ばしにしない。この今の瞬間を大事にしましょう。瞬間、瞬間の積み重ねだなって思います。私、何にも考えないで、いつもここに立たせてもらってますけども、でも、皆さんのお顔を見ると、自ずと言葉が溢れ出てきます。拍手が嬉しいです。拍手って片方の手だけじゃ絶対に鳴りません。両方の手が拍手をしようと思って、初めて拍手の音が鳴る。だからひとりでやれることはないんです。皆が一緒になって息を合わせなければ拍手という音は鳴らない。そうやって息を合わせる拍手が、大きなうねりとなって、今れいわ新選組に繋がっています。ありがとう。本当にありがとうございます。

あの、今日は、新宿、原宿、青山、渋谷、行ってきました。若い人が本当に手を振ってくれます。力強く振ってくれます。「てるちゃん、てるちゃん」って。私もうリアルゆるキャラだと自分で思ってますから、「てるちゃん」でも「ちゃんちゃんこ」でも何でも言ってください。

(聴衆:愛してるよ。)

ありがとう。ありがとう。愛してるよ。愛してる、愛してる。もうね、皆んなの方から「愛してるよ」って言ってくれる。そうやって、お互いに「愛してるよ」って言い合えば、今、いろんなところで起こっている痛ましい事件がだんだん無くなっていくんじゃないかなって思っています。自分の隣の人と、まず手を繋いでくれればそれが無くなる。その輪が広がれば、もっともっと皆んな生きやすくなる。本当に私たちひとりひとりが、生きづらい社会を生きやすくすることの主人公だなって、確信を得ました。れいわ新選組は、それをどこよりも確実に皆んなに教えてくれるところだなって思いました。私はれいわ新選組の候補者になれて本当に幸せです。ありがとうございます。ありがとう。皆んなで生き延びましょう。皆んなで生き抜きましょう。皆んなで一緒に、皆んなで一緒に幸せになりましょう。皆んなで幸せにならないと本、当の幸せと豊かさじゃないです。本当にありがとう。本当に本当に本当に、私は一番の宝物を得ています。嬉しいです。ありがとう。皆んな、本当に生きてくれてありがとう。また生き延びて、また会いましょう。ありがとう。

木内みどり:
てるちゃん、ありがとう。

渡辺てる子:
ありがとう。

木内みどり:
てるちゃん、あっち向いて。あっちを。

渡辺てる子:
あ、そうか。ごめんね。ごめんね。新宿の皆さん、ありがとう。新宿の皆さん、ありがとう。ありがとう。ありがとう。

木内みどり:
皆さま、皆さま、でもね、ご注意。「てるちゃん」って書いちゃあダメよ。「渡辺てる子」って書かないと。「てるちゃん」はダメよ。無効です。


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