【文字起こし&動画】中村みかこ(比例東京ブロック・東京5区)公認予定者 発表会見 2020年9月4日 参議院議員会館

山本太郎:
大変お待たせ致しました。れいわ新選組代表の山本太郎です。本日はお越しいただいてありがとうございます。何かもうひとつ、何か衆議院のほうでも大きな集まりがあって、そちらのほうにおそらく行かれてる方もいらっしゃると思うんですけど、もうそのまま始めたいと思います。すいません。れいわ新選組の次期衆院選の公認予定者、しばらくコロナでですね、発表が止まっておりましたけれども、なんか10月の後半にありそうだっていうことなので、もうそろそろ始めないと間に合わないということなので、まずこの近場、東京周辺の立候補者、紹介をしていきたいと思います。れいわ新選組の次期衆院選で公認予定者としてまずこの方。どうぞ。どうぞこちらへ。ありがとうございます。

ありがとうございます。れいわ新選組の次期衆院選の公認予定者で、中村みかこさんです。中村みかこさん、元東京都の職員の方です。で、東京5区、東京5区を予定しております。それでは中村さんのほうから一言お願い致します。

中村みかこ:
れいわ新選組から東京5区において、次期衆議院議員選(挙)の公認候補として活動を致します、中村みかこと申します。どうぞよろしくお願い致します。私は東京都に24年間勤め、行政の現場におりました。その間、2人の子どもに恵まれ、今も育てております。仕事と子育て両方ともできたこと、できていることは、大変幸せなことだと思っています。ですが、今の若者の方々は、この仕事と子育て両方とも手に入れる、これについて希望と確信を持てているでしょうか? 少子化は止まらず、そのために人口減少が10年間続いています。20年来のデフレにより格差の拡大と貧困、これが深刻化していて、このために若者の雇用が不安定になった。このことが今、少子化の一番の大きな原因であります。でも、自分のやりたい仕事に就いて生活に困らない収入を得たい、子どもを産んで家庭を持ちたい。これは望むとすれば叶えられるべき基本的な欲求です。こんな基本的なことに希望が持てないこの社会を、このまま次世代の子どもたちに渡すわけにはいかない。なんとかこのデフレを解消して、希望の持てる社会にしたい。そう思ったことから、私は今、ここにおります。

子どもと、子育てと仕事両方ともやるためには、まずは子どもを育てられる経済基盤が必要です。そのためには、国の財政支出によるデフレの解消。消費税は廃止。最低賃金をアップ。こういったことで、可処分所得を向上させる必要があります。非正規雇用については正規雇用者、正規雇用者の源泉徴収分を法人税から税額控除する。それによって正規雇用を促進する。そんなことも考えています。また若年層への低廉な住宅の提供、こういったことも有効です。子どもを産んでからのことについては保育、それから放課後児童クラブ、このサービスの質・量ともの、安定した供給が必要です。そのためにその現場で働く人々の待遇を改善する。処遇を改善する。このことは大変重要なことです。

もうひとつ、両立するには大事なことがあって、子どもを育てる、子どもに、子育てにかけるプライベートな時間を十分確保すること。このためにはやはり、労働者全体の労働時間の短縮をすることが不可欠です。今の長時間労働やワンオペ育児、これではやはりハッピーな育児はできません。そして、どんな状況でも安心して子育てができる。そうした社会にするためシングルの親、障がい児の親、こういった方々の就労と子育てを支援する制度を、もっと拡充、整備するべきだと思います。こうした事業を担う地方自治体に対して、国はもっと財政支出をして下支えをすべきです。

それから私は今、世田谷区で、世田谷区の学校給食をオーガニックにする活動を市民活動として行っています。今、海外でオーガニックの給食を提供する、そういう動きが始まっていまして、日本でもそういった自治体、出てきています。ですが、まだ国として全面的にそれを押し出してはいません。私は国会議員となって、このオーガニックの給食を全国で、未就学児から高校生まで公立・私学問わず、そして無償で提供したい。これをやりたいんです。そうすることで食の安全、子どもの食の安全、有機農業の推進と農業自給率の向上、それから貧困対策、そして母親をお弁当作りから解放して、本当に女性が輝く日本にできる。こういった一石四鳥の政策効果が見込めると思っています。

さて、こうした政策は、緊縮財政ではなく、積極的に財政支出をするという方針を採用している政党でしかできません。かくいう私も長年、日本は借金大国で、こういった大胆な改革を行う財源がないのかと思い込んでいましたが、近年の経済理論を知って積極財政はできるという風に確信し、ならば、財源はあるという風に膝を打ちました。そのことから、れいわ新選組から立候補させていただきたいと決意を致しました。

行政経験と市民活動の経験、両方を生かして頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

山本太郎:
ありがとうございました。東京5区から次期衆院選の公認予定者として中村みかこさん。元東京都の職員で、都税の滞納整理とか奨学金事業とか、他にも監査ということもやってきたようです。即戦力として、行政を知り尽くしているという点において非常に頼もしいと、そのように思っております。ありがとうございました。

SNSやLINEで、あなたのご家族、お友達などなどに広めてください!