【街宣動画・文字起こし全文】山本太郎代表×都議選 杉並区 山名かなこ(れいわ新選組公認 東京都議会議員候補)2021年7月3日 西荻窪駅北口

山本太郎:
お昼間のひととき、大きな音を立てて申し訳ございません。ただ今、マイクを握っております私、れいわ新選組。れいわ新選組の代表山本太郎と申します。私たちれいわ新選組、ここ杉並から候補者を立てております。すでに始まっております都議会議員選挙、私たちの候補者【山名かなこ】、【山名かなこ】と申します。どうかあなたのお力を貸していただきたい。最後の1議席、激しく争っております。ここ杉並。最後の1議席、どうか勝たせていただきたい。都民ファーストとの一騎打ち。どうか【山名かなこ】、【山名かなこ】にあなたのお力をどうぞ注いでいただきたい、勝たせていただきたい。後ほど、【山名かなこ】のほうからもお話をさせていただきます。

改めまして、れいわ新選組代表山本太郎と申します。オリンピック。オリンピックの強行開催。どうしてそこまで無理してオリンピックやるんですか?って話なんですね。今、オリンピックをやるということは引き換えになります。オリンピック開催と引き換えになるものは何か? 都民の命です。都民の健康です。そしてもうひとつ、オリンピックの開催により引き換えとなるものは何か? 医療従事者の命です。医療従事者の健康です。当然、オリンピックが開かれれば、感染は拡大する以外ない。

皆さんに思い出していただきたいんです。昨年の12月、今年の1~2月、東京で感染が拡大したときに、東京の医療はどうなっていたか。東京の医療、今年の1~2月、逼迫していました。逼迫とは何か? 救急車たらい回しです。5時間、行き先が決まりません。すぐにでも入院が必要という3000人。3000人の入院先が決まりません。心臓の手術ができるような救急病院、11もの救急病院、受け入れを停止しました。今年の1~2月、ここ東京で感染が拡大したときに医療がどうなっていたか、多くの方々はまだ記憶にありますよね。そう考えた場合に数十万人単位、海外からザルの水際を乗り越えて東京に集結。そして国内でも数百万単位で移動が始まる。これによって感染は拡大する以外ありません。それに対して人の命が失われたりした場合に誰かが責任取るんでしょうか? 取れません。「私が責任を取るのでどうかオリンピックを開かせて欲しい」そのようなことを口にする政治家も1人もいない。当たり前。そこに責任取れる人間なんて存在しません。東京の医療が逼迫どころか、崩壊にまで陥ってしまう可能性がある。医療現場、ただでさえ逼迫し、その中で働く方々、非常に大変な思いをされている。自分の代わりはいない。自分がもしも休んでしまえば、心が折れてしまえば、もう現場は回らなくなる。そんなギリギリのところで、現場の良心によって、この感染拡大中の医療も支えられてきた。それでも逼迫してしまった。東京五輪など開かれてしまえば、これは医療崩壊、それをわざわざ自分たちで招き寄せることになる。絶対にそんなことにさしちゃいけない。けれども権力は無理やり開きます。

でも誰のためのオリンピックなんですか? これ。誰が得するオリンピック? 明らかですよ。一握りの人間だけ。パソナが儲かるオリンピック。電通が儲かるオリンピック。そして一番は広告収入をこの五輪特需によって、コマーシャルを企業がたくさん流してくれることによって、一番大きな儲け、手にするのってテレビ局じゃないですか? 新聞社じゃないですか? 五輪特需。このような飴玉を、今年秋には衆議院選挙、そして来年参議院選挙、その前に大きなインセンティブ、飴玉をメディアに対しても与え、餌付けする。忖度した報道を約束するためにはこの五輪、絶対開かないわけにはいかない。政権としての気持ちもよくわかるが、皆さんにとっては何の関係もない。そう思いません? 

東京の医療逼迫。それどころか崩壊。こんなことに繋がってしまえば、あなたがコロナでなかったとしても、たとえ発熱をした子どもがいたとしても病院では受け付けてもらえないかもしれない。あなたが交通事故に遭ったとしても、受け入れられる病院が決まらないかもしれない。そのような状況を自ら、自ら招き寄せる政治。これを終わらせなきゃいけない。そのチャンスがこの東京の都議会議員選挙です。国がいくらマヌケでも、あなたがお住まいになっている自治体、この自治体がしっかりとしていれば、あなたへの傷、あなたの大切な人への傷は浅く済む。だからこそ、この東京の都議会の選挙にはぜひ注目をしていただきたいんです。

私たちれいわ新選組は、本来ならばすぐにでも緊急事態にならなくてよかった状況を国や東京都がごり押しをする東京五輪、これによって遅かれ早かれ緊急事態やって来ます。またしてもお願いだけ。お願いだけで緊急事態。こんなことを続けられたら保ちません。だからこそ東京都として「1人10万円の給付金」。緊急事態にするならば「1人10万円の給付金」をセットにしていく。東京都にはそれだけの力があります。韓国、メキシコを上回る経済力、それが東京。他にも損失補填。飲食店、数々困っているところに対しても東京都が損失補填をやっていける。それだけの経済力があるのが東京。ひとつの自治体でありながら国家を超える東京。どうか東京を機能させるためにあなたのお力が必要です。この選挙、都議会議員選挙、ぜひとも興味を持って横に拡げていただきたい。必ず投票に行くようにと。

私たちれいわ新選組、ここ杉並から【山名かなこ】、【山名かなこ】を候補者として立てております。どうか注目いただきたい。あまりにも世知辛いこの世の中。25年のデフレ。それに加えてコロナ。社会は完全に壊れている。だからこそオリンピックまで強行されるんです。そんな世の中を変えていくためには、あなたにやさしい、東京都にお住まいの皆さんにとって、生きているだけでよかった、そう思える東京を作る、まず第一歩として、ぜひこの候補者に注目をいただきたい。そしてお力添えをいただきたい。【山名かなこ】。れいわ新選組、【山名かなこ】でございます。

山名かなこ:
こんにちは、【山名かなこ】です。れいわ新選組より都議会選に立候補をしております。私が【山名かなこ】です。私はれいわ新選組が掲げている「生きているだけで自分に価値がある。すべての人がそう思えるような社会を作りたい」。この理念にとても強く共感して、今回、初めて政治の世界に挑戦をさせていただくことになりました。生きているだけで自分に価値がある、そういう風に思える人で溢れかえる東京。それを作っていくためには、まず最低限の生活の保障、絶対に必要です。明日の住む家、食べるもの、仕事、そういったことを心配しながら自分に価値があるっていう風に思い続けるのはとても難しいことだという風に思います。コロナの前からずっと貧困にあえぐ人、たくさんいました。でもコロナになって余計に本当にもう生活が苦しい、自殺も考えてしまう、そういった人がどんどんどんどん増えています。こういった人たちにしっかりと手を差し伸べていくのが政治のやるべきことだという風に考えています。

東京都はとってもお金のある地方自治体です。緊急事態ごとに10万円、都民全員に給付すること可能です。今すぐそういったことをやっていく必要があるのに、オリンピックの開催、本当に意味がわからない。絶対に中止にするべきです。もうすでに何人かの選手から陽性反応が出ているような状況で、これからもっと外国からたくさんの関係者、選手の人たちやって来ます。彼らの命を危険に晒すだけではなく、私たち都民の命も危険に晒す、政治の判断ミスだという風に考えています。東京都はコロナ対策、そしてコロナに対する支援、それを最優先でやっていく。そして私たちみんなが安心して生きられる、そういった東京を作っていく必要があるという風に考えています。

その上で私は、すべての人が生きやすい、生きているだけで自分に価値がある、そういう風に思える社会をつくるには、経済的な支援だけでは足りないと思っています。自分に価値がある、そして自分の周りの人にも価値があるんだ、そういう風に思いながら生きていられる人、お金があってもなかなかいません。それはやっぱり今、日本の社会の中にある生きづらさが原因だという風に思っています。多くの人がカテゴリーに当てはめられる、社会的なこうあるべきっていう姿に当てはめられることによって、いろんなプレッシャーを抱えながら生きています。私は女性なので、女性としてこうあるべき、「愛嬌があるべきだよね」とか、「結婚・出産、何歳くらいにするべきだよね」っていうようなそういった抑圧、とっても生きづらいという風に思います。でも男性も同じようにそういった息苦しさ、抱えているはずです。日本の競争社会。お金を生み出していなければ価値がない。そういう風に思わされるような社会情勢の中で、ずっと競争に勝ち続けるのはとてもしんどいと思います。家事とか育児、そういったことをやるのが好きでやりたいって思っていても、それを率先してやっていくことが会社の中では許されなかったりとか、周りの人から「男のくせに」っていう風に思われる。そういった息苦しさ、多くの人が抱えているという風に感じています。

男女以外にも、今、社会の中で見えないものにされてしまっている人たち、たくさんいます。日本に暮らす移民の人たち、本当にひどいことが入管で行われています。命を落とす人もたくさんいます。在日韓国人の人たち、日本に長く住んでいるのに選挙権を与えられていないっていうような現状もあります。性的マイノリティの人たち。最近ではLGBTQっていう言葉、だいぶ浸透してきましたが、でもメディアが流すのはやっぱりゲイの画一的なひとつのイメージだけ。いろんなマイノリティ、いろんな性的指向があるにも関わらず、やっぱりひとつの枠に当てはめようとする。こういった日本の社会のあり方を変えていくためには、私は一人一人がしっかりといろんな立場の人を理解して、尊重し合って助け合っていく、そういった社会を作っていく必要があるという風に思っています。

そのために必要なのはお互いへの理解、尊重。これは、私は教育で実現できる。知らないものって怖いです。自分がわからないもの、知らない存在、ちょっと怖いから近づかないようにしようっていう風に思うのは、とてもよくわかります。だからこそ、知るためにしっかりと教育をしていく。そしてわかれば打ち解け合えるし、お互いに手を差し伸べ合える。そのための教育を東京都はしっかりと自治体や学校、いろんな団体に率先してやっていく必要があるという風に考えています。

東京都が本当に多様性を受け入れられる、すべての人が生きているだけで価値がある、そういう風に思えるような社会にしていきたい。そういった気持ちで、今回、立候補しております【山名かなこ】と申します。ぜひ明日、投票日です。7月4日投票日となっております。ぜひ、投票用紙には「山名かなこ」と書いていただけるととても嬉しいです。【山名かなこ】です。応援してください。よろしくお願いします。

山本太郎:
ありがとうございます。ここ杉並から【山名かなこ】、れいわ新選組の【山名かなこ】の声を聞いていただきました。25年のデフレ、政治の誤りが積み重なった上で、この国には格差が開き、そして一部の者だけ利益が集中した。その中でコロナまでやってきてしまった。この中で国が徹底的に多くの底上げをしていくべきですが、残念ながら国はやる気がありません。特定の者に利益を流すことには精いっぱい。けれどもこの国の多くの人々を底上げする気はない。

それが一番わかりやすいところで言えば、2020年度の補正予算、30兆円も余らせました。30兆円分、救える事業者を救わなかった。30兆円分、救える命を救わなかった。ちなみに2020年度、自殺者、20代は20%も増えています。救える命はいくつもあったはず。

国がいくらポンコツでも機能しなくても、あなたがお住まいになっている自治体、そのようなところがしっかりと仕事をしていれば、あなたの命、そしてあなたの大切な人の命は守られる。だからこそ注目をしていただきたい。この選挙。東京都議会議員選挙、私たちれいわ新選組からは【山名かなこ】、【山名かなこ】が皆さんにどうかご支持をくださいとお願いをしております。最後の1議席、激しく争うここ杉並。勝たせてください、【山名かなこ】に。一騎打ち。都民ファーストとの一騎打ち。都民ファースト、もう一度、信任しますか? この1年以上のコロナ禍であなたが満足をしているならば、どうぞ都民ファーストへ。でも、「このままじゃまずい」、そう思うなら、その先頭に【山名かなこ】。あなたの、やさしい東京を一緒に作っていく、その第一歩として【山名かなこ】、【山名かなこ】にどうかあなたのご支持を。ご協力、どうかよろしくお願い致します。ありがとうございました。長時間にわたりまして、れいわ新選組代表山本太郎と、そしてれいわ新選組の候補者【山名かなこ】、ここ杉並から【山名かなこ】でお送りを致しました。ありがとうございました。どうかお力を貸してください。勝たせてください。

ありがとうございます。もし皆さんの中で、少しお時間が大丈夫だって方いらっしゃったら、超高速で、山本太郎と【山名かなこ】の間に挟まれて、写真でも撮っていただけないでしょうか。で、「そんな写真、一体何の価値があるのか」、そう思われる方もいらっしゃると思うんですけれど、その気持ち、一度胸の中にしまっていただき、冷やかしで結構です。どうか記念写真、山本太郎と【山名かなこ】の間に挟まり、どうか撮っていただきたい。撮っていただいた写真、ご自由にお使いください。SNSなどに上げていただくことも歓迎です。ちなみにSNSに上げていただくときには、必ずしも私たちに肯定的な意見でなくても結構です。私たちの写真を使いながら、私たちに否定的、私たちを笑う内容でも大歓迎です。理由は簡単で、政治について人々が物を申せないような世の中になってしまえば、これは社会は変えようがありません。なので、あなたが発信することによって周りの方々が、政治に何かしら、「こんな簡単に物を言っていいのか」という空気を、あなたから拡めていただきたい。そういうことでございました。写真どこで撮りますか? 先頭は赤い棒を持った男性がいますので、スマートフォンなどを渡していただけますと、先頭の方から写真を撮っていくことになります。

ありがとうございます。ネットをご覧の方々にですね、インフォメーションです。ボランティアセンター開いておりますが、人手が(足りません)。ボランティアセンターが開いております。ネットをご覧の皆さん。ありがとうございます。本日20時まで、本日20時までやっております、TKP赤坂2丁目カンファレンスセンター。ボランティアセンター、人手が足りておりません。どうかお力を貸してください。

そしてですね、都民でないあなた、東京都民ではないけれども杉並区民ではないんだ、足立区民ではないんだ、そして世田谷区民ではないんだというあなたにもお力を貸していただけます。今、言った3つの区にお友達いらっしゃいませんか? ぜひ横に拡げる、横に拡げるということで、お力をお貸しください。というわけで、ボランティアセンター、そして横に拡げる、これは、該当する選挙区以外の方々からもお力をお貸しいただけます。どうかお力をください。そして何より、【山名かなこ】、【山名かなこ】でございます。ありがとうございます。というわけで、この後、写真を撮って参ります。ありがとうございました。

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