【街宣動画&文字起こし全文】山本太郎代表×都議選 杉並区 山名かなこ(れいわ新選組公認 東京都議会議員候補)2021年7月3日 高円寺駅 北口

山本太郎:
大きな音を立てて申し訳ございません。選挙戦、やっと終わりますよ、皆さん。毎日毎日大きな音で申し訳ございませんでした。マイクをただ今、持っている私、れいわ新選組代表の山本太郎と申します。れいわ新選組と言われたってよくわからない、そういう方々多いと思います。小さな政党、たった2つしかない小さな政党。2つの議席しかない小さな政党でございます。ひとつは重度障がい者、木村英子。そしてもうひとつはALS難病患者、舩後靖彦。この2名が国会議員で活動をしているのが、れいわ新選組でございます。そこで代表を務めている山本太郎、マイクを持たせていただいております。

都議会議員選挙。「まー、国政選挙でもないし、そんなに興味ないかな」。そういう方も多いと思います。でもあなたに注目していただきたい。今、あなたは国、今の政府が精いっぱいやってる、十二分に頑張ってる、そう感じられますか? 多くの方々に対して、多くの方々の中で政治に対して不信感、非常に高まってると思います。どちらかというと、政治はやれることをやってくれていない、そう感じている方々多いと思います。あなたの考えてること間違ってません。25年もデフレが続くこの国、つまりは経済政策を誤り続けて、この国に生きる人々をどんどん貧しくしていった。政治の誤りの連続。その上にこの国の格差が開き、一部の者しか金持ちになれず、多くの方々はどんなに働いても満足な生活も送れないことがスタンダードになったのが、日本です。そこにコロナまでやって来てしまった。

コロナがやって来ようが、国は一生懸命、皆さんに対して手を差し伸べようとはしない。逆に言えば、自分たちに繋がりのある組織票や企業献金をくれるようなお仲間には、金をどうやって分配しようかってことばっかり考えてる。皆さんに10万円を支払うときには、自分たちの既得権益をどうかませるか? 当然、皆さんにお金配るの遅くなりますよ。一事が万事、皆さんが優先ではなくて、自分に近いところだけが優先されるような政治が25年以上続いた上に、このコロナでもそのようなことが続けば、この国に生きている人たち、持ちませんよ。

何が言いたいか? すでにこの国は大きく壊れてる。この国は壊れてる。一番わかりやすいとこで言えば、毎年人が追い詰められて自分で命絶ってしまうでしょう? 2万人以上。このコロナ禍では、2020年度は前年度と比べて、20代の自殺率が20%も上がってしまってる。本来ならば厳しい状況に置かれているコロナ禍において、国が徹底的に底上げをしていけば不安の中にも希望は持てるんですよ。「心配するな。コロナによって不安を抱えてる皆さん、心配しなくていい。国がしっかりとあなたを支える。どんなことがあっても国があるから大丈夫だ」っていうようなメッセージであったりとか、実際の政策、そういうものを打ってくれれば、命を絶たずに済むような人たちたくさんいるはずなのに、国がやってることは何か? 

25年のデフレ、そこにコロナ。大胆にお金を出さなきゃいけないときに、30兆円もの予算を未執行。30兆円もお金余らせたことをドヤ顔してるんですよ。「30兆円余ってますからね。大丈夫ですよ、皆さん。この先どんどん出していきますから、30兆円」って、見せ金です。その30兆円があれば、2020年の間に救えた命がいくつあったか? その30兆円があれば救えた事業者がいくつあったか? 海外は違う。25年のデフレもない中、コロナだけの問題。日本はプラス25年のデフレなんですよ。海外が手厚くしている、海外の国々がその国に生きる人々に手厚くしている以上の手厚さを、日本政府はお金出していかなきゃいけないのに、お金を余らせてドヤ顔。この状況の中で、コロナの終わりも見えていないのに、持続化給付金もやめて、家賃支援金もやめて、雇用(調整)助成金も絞って、出口に立っていないのに、出口戦略とられたら倒れますよ。持たないですよ。どこまでもポンコツ。皆さんのことなんて一切見ていない。それが今の日本の政治。

そこに対して、東京都はどうですか? 皆さんの生活をちゃんと支えてますか? 例えば東京都の仕事。最近では何があったか? 自粛に対して、このような緊急事態だったり、まん防(まん延防止等重点措置)だったりっていうときに対して、お店に時間短縮をお願いしますってことを、東京都が要請しますよね? その時、協力した店舗に対しては、支援金、協力金が支払われる。東京都は特にこの支援金、協力金の支払いが特別遅いんですよ。4月1日から11日まで、この間に要請に応えたお店に対しては協力金が支払われるっていう建て付けになってるけれども、6月の頭、それを支払われてる人たち、全体の3割。一方、埼玉県は9割払われてる。東京都、何やってんの? 潰れるの待ちなんですよ、これ。潰れるの待ち。潰れたら払わなくてもいいでしょう? あまりにもあり得ない、そんなこと。

東京都も国も何をやってるのか? それに加えて、オリンピックはやるって? 誰のためにオリンピックやる? 選手のために? 冗談じゃない。はっきり言わしてもらえば、選手は企業の駒として使われてるんですよ。選手のためのオリンピックではない。一握りの既得権益者に対する、このオリンピックを絶対に諦められない。そりゃそうですよ。パソナ儲けさせたい。電通儲けさせたい。テレビに対しては当然、これはコマーシャルがたくさん打たれる期間ですから五輪特需。今年には衆議院選挙、来年には参議院選挙。この選挙に自民党政権に対して、いいこと言ってもらうためには何をするか? 餌付けするんですよ。五輪特需というコマーシャル、たくさん企業が打つような、儲ける場を差し上げる。オリンピック、議論変えたん誰ですか? 開くか、開かないかの話が、観客ありか、なしかの話に誘導されたのはテレビですよ。あまりにもあり得ないことを、当たり前のようにやってる。すごくシンプル。金のためだったら何でもやる。

そんなオリンピック開いたらどうなるか? 東京の医療逼迫しますよ。逼迫どころか崩壊しますよ。皆さん、思い出していただきたい。今年の1〜2月、何があったか? 今年の1〜2月、感染者が拡大し、東京の医療は逼迫した。救急車たらい回し。すぐにでも入院必要、3000人、病院入れず。心臓の手術ができるような救急病院、11。11で受け入れ停止。これが今年1〜2月の東京の医療。

そこに対して、水際がザル。ここに数十万もの外国人が日本に入ってくる。東京に集結する。日本でも、数百万単位で人が移動する。デルタ株、どのような特性があるかということを、オーストラリアの保健担当局、保健の当局が発表してる。何か? 「この致命的なウイルスを感染させるために15分という時間は必要ない。5秒から10秒だ」という話をしてる。これが蔓延しているこの時期にオリンピックなんて開いてしまえば、一体何が起こるか? 

金のためなら都民の命とでも、金のためなら医療者の命とでも交換しようとするのが、今の政治。こんな政治、倒すしかないんですよ。これを倒せるのは誰かっつったら皆さんですよ。この国のオーナー、皆さん。この国の最高権力者、皆さん。でもオーナーの多くは、選挙のときに50%、票棄てる。これじゃ勝負つかない。一定の意思を持った人間たちにこの世界は支配され続ける。この国の最高権力者、あなたが社会は変えられる、変えたほうがいい、そう思う方々が1人でも多く増えることによって、社会は当然、変えられる。政治はパワーゲーム。今はそのパワーゲームに始めから50%が棄権をしてしまってる。その力、集めて変えたいんですよ。その力、集めて変えていきたい。圧倒的多数は皆さん。皆さんに光が当たる、そのような当たり前の政治、一人一人の手で作っていける。一人一人が忘れてしまってる。そのことをもう一度みんなでシェアしていきながら、この世の中変えていきたいと思ってます。死にたくなる世の中変えたい。面白い世の中にしましょうよ。

東京都、東京都、東京都も変えられる。どうしてか? 東京都のオーナーは東京都にお住まいのあなただから。国がいくらポンコツで機能しなかったとしても、東京都を先に変える選挙が、もう始まってるんですよね? 期日前投票始まり、そして明日、投開票。必ず行っていただきたい。必ず行っていただきたい。この選挙に対して私たち、非常に心ある候補者、擁立しております。ご紹介します。れいわ新選組から、ここ杉並で、【山名かなこ】。【山名かなこ】と申します。やさしい東京を作ろう。一人一人が大切にされる東京を作ろう、それが【山名かなこ】でございます。【山名かなこ】の訴え、どうかお聴きください。

山名かなこ:
こんばんは。今回、れいわ新選組より、杉並区から東京都議会選に立候補をしております、私が【山名かなこ】です。私はこれまで女性が生きやすくなるためのNPO法人を設立したりとか、前の職場では、労働者が搾取をされない環境を作るために労働組合を立ち上げました。こういった活動は一貫して、すべての人が搾取をされず、差別をされず、そして生きやすい、そういった社会を作っていくための活動の一環です。今回、政治の世界に挑戦するのは本当に初めてなんですけれども、政治っていう大きな枠組みを使っていければ、今、世の中で苦しい思いをしている人、搾取されている人、理不尽な今の社会構造によって抑圧されている人、そういった人たちにしっかりと手を差し伸べていける。そう思ったので、今回、東京都議会選、初めて立候補をしております、【山名かなこ】です。ありがとうございます。

れいわ新選組は、すべての人が生きているだけで価値がある、そういう社会を実現したい。こういった理念を掲げています。私はこの理念にとても強く共感をしています。今、生きている人が、本当に生きてるだけで価値があるって自分に思えてるかというと、なかなかそんなことはない。とっても苦しい思いをしながら、いろんなプレッシャーを受けながら生きている人はたくさんいると思います。特に経済的に困窮している人は、本当にコロナがやって来て苦しい生活を強いられています。家を追い出され、仕事もなくし、明日の食べるものすら心配しなくてはいけない、そういった人たちに支援を差し伸べるのが、政治のあるべき姿です。オリンピックをやっている場合ではありません。こんな状況の中、オリンピックを開催しようとするのは異常です。私たち都民の命、そして外国からやって来る選手や関係者、そういった人たちの命を軽んじている。そうとしか思えない。政治の判断ミスです。

東京都は、財源、お金、たくさんあります。本当に今、困っている人にしっかりと手を差し伸べることを最優先にやっていくべきです。緊急事態ごとに10万円の給付を、私たち都民全員に。本来であれば今年の1月、緊急事態宣言が出たときからやっていくはずの、こういったことがなされていません。今すぐに必要な人、現金が必要な人、たくさんいます。そういった人たちに、まずは生活の安定。明日、明後日、来年もずっと、自分は生きていける、安心して生きていける。そういう風に思える生活の基盤をしっかり築いていかなければいけません。それは生活保護では遅過ぎるんです。手持ちの現金が10万円を切った段階からだと、生活の立て直しはとっても難しいです。それよりももっと手前の段階で、まだやり直せる、立て直せる、そういった状況の中での支援が、今、東京都が一番優先してやっていくべきことだという風に考えています。その上で、今、お金に困ってない、普通に生きていけてる、そういう風に思っている人たちにとっても、今の日本の社会は生きやすいかというと、そんなことはない。

自分に価値がある。そして、自分の周りの人たちにも、自分と同じだけ価値があるんだっていう風に思い合えているかというと、なかなかそんな風にはなっていないという風に私は思います。いろんなところで分断がなされ、社会的にこうあるべきだ、こういう風に生きなくてはいけない、男だから女だから、こういったカテゴリーに当てはめられることによるプレッシャー、抑圧、いろんな人が感じているという風に思います。私は女性なので、女として日本の社会で生きること、とっても生きづらいって思います。(聴衆:関係ない)関係ないんです。本当にそうです。男性ももちろん生きづらいっていう風に思います。でも女性ならではの、やっぱり、出産とか結婚とかいつするんだっていうようなプレッシャーだったりとか、愛想が良くないと女性らしくないっていう風な抑圧。そういうものは、やっぱり個人の個性っていうものを押し込めます。男性は男性で同じようにあります。競争社会の中で、お金を生み出さなければ価値がないっていう風に思わされたりとか。家事や育児をすることが好きなのに、それを許されない、男らしくないっていう風に言われてしまったりとか。そういった抑圧の中で、すごく生きづらいっていう風に感じている人、多いと思います。男女だけではなく、いろんなところで抑圧を受けている人はたくさんいます。多くの日本に住む外国人。安い労働力として搾取をされている。移民の人たちは入管によって、本当に非人道的な扱いを受けています。死んでしまう人もいます。性的少数者と呼ばれる人たち、こういった人たちは結婚制度から排除され、社会の中から見えなくされてしまっている。身体障がいを持つ人も、精神障がいを持つ人も、こういった人たちに対する理解、尊重、そういったことを東京都が率先して進めていくことによって、すべての人がお互いを理解し合って、共感し合って、尊重し合える。そういった多様性に満ちた社会を作っていけるという風に思っています。

そのためには、しっかりとお互いに対する理解を広める教育、これが必要です。今、LGBT理解増進法案。これが自民党によって却下されています。理解をしてください。差別をしないでください。それだけの法案です。にも関わらず、それが反対されている。これって本当におかしなことです。差別をしますって言ってるようなもんです。自分が知らないもの、怖いっていう、思う気持ちはとてもよくわかります。でも、それを怖いから蓋をして排除しようってしてしまうと、ずっと私たちは分断されたまま、お互いをわかり合えないまま、尊重し合えないままです。自分とは違う人たちに対して、理解をしていく、手を差し伸べていく、尊重していく。そういった本当の意味での多様性を受け入れられるような教育を、東京都はしっかりといろんな教育現場や団体、自治体、そういったところに発信していく必要があると思っています。それが、本当の意味での多様性を受け入れ合える、すべての人が生きやすい、生きているだけで価値がある、そう思える社会が実現できる、ひとつの政策だという風に私は考えています。【山名かなこ】と申します。明日、投票日です。ぜひ「山名かなこ」とお書きください。応援してください。どうぞよろしくお願いします。

山本太郎:
ありがとうございます。ここ杉並から、私たちの候補者です。れいわ新選組の候補者。【山名かなこ】、【山名かなこ】です。生きやすい東京を作っていこうじゃないか。その先頭に立たせていただきたい。【山名かなこ】でございます。あなたには価値がある。でも、それを忘れさせられるような生活、目の前の現実があるというだけ。じゃあ、目の前の現実を作ったのは何か? あなた自身ですか? いいえ、あなた自身が作る前に、構造上で政治の上に成り立っているようなものが、積み上げられてきている。働き方が壊されたり、税金の取られ方が歪められたり、あなた自身の力を奪われるような、購買力が奪われていくような数々の仕組みの中で、働いても働いても当たり前に生きていけない社会がスタンダードになった。このような状況を変えていけるのももちろん政治。東京都にも力はあります。

東京都の経済力、メキシコを超えます。東京都の経済力、韓国を超えます。たった1つの自治体だが国家並みの力を持っている。国家以上の力を持っている。その東京都において、たとえ日本政府がポンコツだとしても、東京都としてとことんやれることがある。だから、その東京を一緒に動かしていただきたい。【山名かなこ】、【山名かなこ】、れいわ新選組の候補者、【山名かなこ】。都民ファーストと最後の1議席を争う【山名かなこ】、勝たせてください。勝たせて欲しい、【山名かなこ】に。やさしい東京を、あなたと一緒に作りたい。【山名かなこ】でございます。ありがとうございます。ありがとうございます。れいわ新選組代表の山本太郎でございます。ここで、通りすがりの応援弁士おりますので、ご紹介したいと思います。れいわ新選組初期メンバーでございます。この方です。渡辺てる子さんです。

渡辺てる子:
高円寺駅頭に集まってくださる皆さん、こんばんは。れいわ新選組渡辺てる子と申します。もっと景気のいい話したかったけど、もうね、悔しくて悲しくてね、怒ってんだ、あたしは。まだまだみんな我慢しちゃってるじゃない。もっと怒んなきゃダメでしょ? 2年前の夏、民主主義の主人公、皆さんだよって言ってるけど、まだ主人公になりきってないでしょ? ヒーローとヒロインになってないよね? じゃあ、これから変えようよ。変えるよね? 変えな。変えられるから。あなたじゃない、人任せじゃないんだよ。自分でやるんだよ。お任せ民主主義の世の中はもう終わり。政治のプロに任してどうですか? この有り様。

五輪ね、オリンピック。言葉悪くてごめんなさい、クソくらえだよ。ね? 人々の生活を犠牲にして、何がアスリートの祭典だ? 冗談じゃないよ。人々の生活を犠牲にしてのお楽しみなんて、こんなディストピアは要らないんだよ。なんで我慢してんの? みんな。ノーって言いなさいよ。我慢して諦めて仕方がないって、こんなダサいことやめようねって言ったのに、まだみんな我慢してんだね。こんな忍耐力要らねえんだよ、もう。日本人はね、我慢強いって言ってね、お偉い人をね、いつまでもいつまでもね、甘やかしてんの。ね。諦めて終わる一生なんて、自分のね、人生をもったいなくしてるよ。みんなもっと自分の価値に気づいて、自分を正しく、高等に、丁寧に扱いなよ。自分で自分を丁寧に扱えない人は、自分の周りの人も愛せないからね。みんな自分を軽んじてるんです。

ね、私の子ども。ワーキングプアですわ。結婚した。あたしに謝ってきた。「お母さんごめんね。結婚したけども子どもを産んだら今の生活維持できないから、子どもを産めない。お母さんに孫の顔見せてあげられない。ごめんなさい」って言われた。情けないわ。別に孫の顔がどうこうじゃないんだよ。普通の人間の営みができないことが悔しいんですよ。こんなのおかしいでしょう。みんなおかしいと思わないの? 平気なの? なんでみんな、何食わぬ顔して電車乗ったり歩いたりしてるの?

この電車っていえばさ、中央線、嫌な話だけど人身事故多いですよね。人身事故っていうのは飛び込み事故のことですよ。みんなが嫌な顔して我慢して仕事へ向かっている、その電車を止めないんだ。止めて、自分の命を投げ出して、自分の一度しかない人生、エンドにさせてる。最後のメッセージじゃないの? だけど、みんな嫌々会社に通っているときに、その急いでる足を止められて、「ちぇっ、また人身事故か、迷惑だな」って言ってるよね? 言ってないとは言わせない、言ってるよ、ちょっとは言ってるよ、ちょっとは思ってるよ。そうやって貧しい者同士が傷つけ合って、争わさせられている。誰が得してる? 金持ちが得してんだよ。そんな奴らに、いい思いさしてたまるかよ。なんでみんないい人に仕えるの? 

この言葉ね、言うのね、ずーっと我慢してたけど言っちゃう。肉屋の主人を愛する豚になんかなるな。家畜なんかになるな。飼いならされてる家畜なんかなるんじゃないよ。ね、気にそまぬ仕事を我慢してやってる。パワハラ、モラハラ、セクハラを受けてやってる。だけど、魂までは売らないよね。たったひとつしかない魂だけはみんな売らない。プライドがある。プライドの固まりだから、今、ここにみんな来てくれてるんだよね。そのプライドを、明日の1票に込めてくださいよ。あなた方のプライドが社会を変えるんだから。

私たちが、山本太郎が、ね、こんな酔っ払いの変なおじさんのさ、わけのわからん質問にさ、とことん付き合うさ、こんな国政政党のさ、党首って他にいる? こんな誠実なさ、馬鹿正直な男、他にいる? この人を国政に送り込まないで、みんなどうする? 革命だよ、革命を起こさないと。1人じゃできないの、革命は。

そして私が、本当に盟友として慕って、本当に尊敬している【山名かなこ】さん。考えが同じなの。れいわ新選組を通して世の中を変えよう、もうイデオロギーとか主義主張とか、そんな高級なこと言ってらんないの。これやんなきゃ生きていけないからやるの。もうやむにやまれず、もうやんなきゃ生きていけないからだよ。すべてのリスクをかけてるの、もう退路はないの。これしか私の生きる道はないの。【山名かなこ】さんも一緒なの。山本太郎さんも一緒なの。ね。それに付き合ってよ、皆さん。1票、1票、必ず。そして、皆さんの友達にも、そのまた友達にも。確実に1票は同じ1票だからね。金持ちの1票も、私みたいなど庶民の1票も同じ1票なんだから。そこは平等なんだから。ね、金持ちよりど庶民のほうが人数が多いんだから。その人数の多い人間が票を棄てることなく、確実に投票すればひっくり返すことができるんですよ。わかってんでしょ? わかってんだったら、やるっきゃないじゃない。

もうね、こういう策が良いだ、悪いだ言ってる段階はおしまい。やるか、やらないか。イエス or ノー。白か黒か。もうそこまでの段階なんですよ。(聴衆:やらないと怒る)やるよ、必ずやる。皆さんがやるんだよ、人頼みにしないでよ。私たち一人一人、それぞれが、名前と顔が人生があるんだ、ね。自殺が何万人、失業率が何%、そんな数でね、ひとまとめに、ひとくくりにされてたまるか。みんな一人一人が、かけがえのない人間なんだよ。それぞれの人生を抱えているオンリーワンなんだよ。そのオンリーワンを、自らがまず大事にして、そしてお互いを大事にして、お互いを愛して、そうやって変えよう。必ず変えましょうよ。明日がその日。明日がその日。問われるのは私たち、あなたたち。みんな一緒だからね、みんなで一緒に新しい船に乗りましょう。【山名かなこ】ちゃん、絶対に通してね。お願いしますね。【山名かなこ】。みんなの希望を叶えるかなこ。夢を叶えるかなこ。かなこ、かなこ、【山名かなこ】。杉並からは【山名かなこ】です。よろしくお願いします。 

山本太郎:
ありがとうございます。通りがかりの応援弁士です。渡辺てる子です。ありがとうございます。「渡辺てる子」と書かれても困ります、投票用紙には。誰も当選しません。ご注意ください。ありがとうございます。れいわ新選組、次期衆議院選挙の立候補予定者でございます。非常に濃かった。そう思いません? ね、あの天ぷら食べ放題で食べ過ぎた、そんな気持ち。もう後悔してます、お腹いっぱい、胃がもたれそう。そんなあなたに、ここでお口直しを。【山名かなこ】でございます。ありがとうございます。私たちれいわ新選組の候補者でございます。どうか、この人に勝たせていただきたい。都民ファースト対れいわ新選組の戦い。ガチンコです。勝たせてください、【山名かなこ】に。あなたの力、1票を2票、3票に拡げていただかないと大政党には勝てません。どうかお力を貸していただきたい。れいわ新選組から【山名かなこ】でございます。

山名かなこ:
ありがとうございます。ありがとうございます。【山名かなこ】です。れいわ新選組より都議会選に立候補をしております、私が【山名かなこ】です。東京都でやっていけること、たくさんあります。ぜひ私にやらせていただきたい、そういう風に思っています。

今、てる子さん、渡辺てる子さんが本当に力強いスピーチをしてくれましたが、本当に困っている人、弱い立場にいる人、そういう人たちって声すら上げられないんです。そういった本当に声すら上げられない人に手を差し伸べていく、それが政治のあるべき姿だという風に私は考えています。今の日本の社会の中には「政治のことなんて興味ない」「こういった政治とか宗教とかの話ってタブーだよね」っていうような、そういった空気感、とってもたくさんあります。でも、政治って日常の、私たちの日常のことの地続きなんです。一人一人が困っていること、生きづらいなって思ってること、これを変えて欲しいって思ってること、そういったことを変えていけるのが政治の力です。

そして今の政治は残念ながらそういった弱い声すら上げられない、困っている人たちに手を差し伸べるものではありません。大きな企業や、お互いに利益を生み出せる、そういった人たちにばっかり目線を向けて、一人一人の命や一人一人の価値、そういったものを拾い上げてくれない。こんなの間違ってます。私たちは一人一人にしっかり価値があって、それをお互いが本当に尊重していく。そういった社会で私は生きていきたいし、皆さんにもそういった社会に生きて欲しい。(聴衆:頑張れ)ありがとうございます。(聴衆:頑張れ)だからこそ、今回、都議会選に立候補をしています。政治の世界、初めてです。だけど、(聴衆:頑張れ。頑張れ)私はいろんなことができるし、やりたいし、(聴衆:頑張れ)皆さんの声をきちんと届ける、きちんと形にする、そういったことをやっていきたいっていう風に思っています。ぜひ明日、7月4日、投票用紙に「山名かなこ」と書いてください。ぜひ勝たせてください。みんなが生きやすい、自分に価値がある、そう思い続けられるような社会、まず東京都から作らせてください。(聴衆:いいこと言うのぉ)ぜひ勝たせてください。よろしくお願いします。【山名かなこ】です。

山本太郎 :
ありがとうございます。男らしさ、女らしさ、子どもらしさ、親らしさ、いろんならしさ。本当のあなたではなく、そのらしさという物差し。そういったカテゴライズの中に皆さん閉じ込められて、本当の自分なんて、どういう形かわからない。そのカテゴライズされたものに従っていかなければ、変わった奴だ、おかしな奴だ、そのような形でレッテルを貼られる。こんな世の中、間違ってますよ。あなたはあなたであることで祝福される、そういう社会を作っていきましょう。

どうやって作るか? 政治で作るんですよ。権力持ってたらどんなことだってできますよ。権力持ってたら、国会で数百回、虚偽答弁しても逮捕さえされませんよ。国会で権力持ってたら、例えばこの国の基幹統計、半分近く23ぐらいに、ねえ、これに対して紛失してたりとか、改ざんがあったりとかしてもお咎(とが)めなしですよ。権力があれば一定の者に利益を横流しするために皆さんに増税、そして自分のお仲間には減税、こんなことだってできるし、権力を持ってれば企業側を儲けさせるために働く皆さんを、この働き方壊していきながら非正規をたくさん生み出したり、さらに安くするために海外から安い労働力を大量に入れるような入管法まで2018年には決められたり。つまり権力持ってたらなんだってできるんですよ。

その権力、どうして人々のために使わない? おかしな話でしょ。その権力、そういった権力を生み出すという一番の原因であるこの政治、いや選挙。これは皆さんがジャッジする、そういう大切な機会なんですよね。ぜひお力をお貸しいただきたい。50%が投票を棄てたら、好きな世の中、勝手なことされますよ。向こう側は徒党を組んで、組織票、企業献金でしっかりと自分たちの権力基盤を築いてるから。50%以上の票を棄てた人とそれ以外の人たちと力を合わせていきながら、みんなにやさしい国作ればいいじゃないですか。こんなに死にたくなるような国作ってんだから、当然、その真逆も政治で可能です。当たり前の話。政治はパワーゲーム。あなたもそのパワーゲームの中に一緒に入っていただきたい。一緒に変えていくんです。「お、お前頑張れよ」。もちろん頑張る、私たちは頑張る、その先頭に立つ。でも私たちだけ取り残されても、それは叶えられない。あなたと一緒にやっていきたい。一緒に変えさせてもらいたい。

この国のオーナーはあなた。この国の最高権力者、あなた。東京都民のオーナーは都内にお住まいのあなた。国も東京都も変えられる。今、動かす時。このままやりたい放題、感染者が増える中でもオリンピック平気でやる。東京の医療逼迫? 医療崩壊? そんなことまったく気にしてない。人の命よりも目の前の金、自分のポジション。そのような政治、多くの被害者を生み出しますよ。これまでも生み出してきたでしょ? 経済政策の間違いでたくさんのロストジェネレーションと言われるような被害者を生み出してきた。いまだに初めて就いた仕事がアルバイトや他にも非正規という、その給料のまま、今も働いてる人たち、大勢いらっしゃいますよ。政治によって生み出された被害者をそのまま放置し、高齢者になってからもそこに救う手立てはなし。一握りの権力者にこの世の中を好きにされて、困ったら自己責任。「あなたが頑張ればよかったのにね」「努力が足りなかったんじゃないの」。そんな世の中になるくらいであったら、どうして税金払わなきゃいけないんですか? 政治がある意味なんて一切ないですよ。

だからこそ重要な機会。明日の選挙もそう、今年の衆議院もそう、そして来年の参議院もそう。この腐りきった政治、みんなで掃除しましょうよ。そのための1票をあなたは持っている。力、貸して欲しい。この杉並区からは、【山名かなこ】がその先頭に立つ。まずは東京都からだ、そういう話ですよ。東京都には力がある。資産だけでも28兆円を超えるほどの巨大な自治体。ひとつの国、超えてますよ。国が本気出さないんだったら、そろそろ東京都に本気出させないと、傷はさらに深まる。徹底的に皆さんにお金出させましょうよ。調達できますよ。20兆円規模のお金だって調達可能です。それくらいの大きな経済を誇るのが東京。やらせてください、先頭に立たせて欲しい。【山名かなこ】。ここ杉並からは【山名かなこ】でございます。山名さんからも一言。

山名かなこ:
ありがとうございます。【山名かなこ】です。れいわ新選組から公認いただいて、都議会選に立候補をしております。今のおかしな政治、変えていけます。一緒に変えてください。明日7月4日、投票日となっております。投票権っていうのは、私たち一人一人に与えられた本当に大きなパワーです。権力です。日本に暮らす多くの外国人の人、長くいくら住んでも税金払っていても、選挙権持ってない人が多いです。女性に選挙権が与えられたのも先人の女性運動のおかげです。

そして今、皆さんが持っているこの選挙権は、本当に社会を変えていける、自分たちが生きやすいって思えるような社会を作っていける、そういった1票だという風に私は考えています。ぜひその1票を、そのお力を、私にお貸しいただけないでしょうか。皆さんの声をしっかりと拾い上げる、そして、すべての人が生きやすい、自分が生きてていいんだ、価値があるんだ、そういう風に思える東京都をぜひ作らせてください。どうぞよろしくお願いします。【山名かなこ】です。応援してください、勝たせてください。お願いします。

山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組、ここ杉並から勝たせていただきたい、【山名かなこ】、【山名かなこ】。世の中は大きく崩れているのに、政治は変わらない。なぜですか? 変えられるタイミングでみんなが動けば、当然、動きますよ。変わっていく。この杉並から、まずは変化を。都議会の議席、私たちれいわ新選組【山名かなこ】に、どうぞ与えていただきたい。あなたの1票だけではなく、横に拡げていただきたい。

私たちは大企業、その他にも宗教団体、そういったものから一切応援は受けておりません。つまりは草の根政党です。あなたが横に拡げてくださることで山名かな子が議席に近づいて参ります。どうかあなたのお力を貸していただきたい。横に拡げる運動、ぜひお願い致します。東京都に希望を、その先端に【山名かなこ】を。あなたを背負ってしっかりと東京都で仕事をしてくれる【山名かなこ】に、その先頭に立たせていただきたい。一騎打ち、最後の1議席を奪い合い。これが今の杉並の最後の1議席です。都民ファースト、都民ファーストを支援したい人は、もうとっくにしてるでしょう。皆さんの中でどこに入れたらいいかわからない、そう思っている方。勝たせないでくださいよ、都民ファーストを。【山名かなこ】、れいわ新選組【山名かなこ】に最後の1議席をください。あなたの力で、【山名かなこ】に勝たせてください。ありがとうございます。

ではちょっと、こちらのカメラのほう、すいません。ちょっと中継のほうにですね。都民でないあなたにも、この都議選には全国から応援をいただけます。例えば杉並区は【山名かなこ】、足立区は【末武あすなろ】、世田谷区は【ふうさわ純子】でございます。あなたのお友達、ご家族に電話、LINE、Facebook Messenger、これを使って投票を呼びかけていただけないでしょうか? ただし公選法上、選挙のルール上、メールでの呼びかけはNGになります。電話、LINE、FacebookのMessenger、これはありです。ぜひどうかお力をお貸しください。杉並、足立、世田谷お住まいでないあなたにも、全国から応援していただけます。どうかお力を貸していただきたいと思います。失礼を致しました。

れいわ新選組代表山本太郎、マイクを握り、そして【山名かなこ】。私たちのホープ、【山名かなこ】、ここ杉並から立候補でございます。勝たせていただきたい。ラスト1議席、これを争う戦い。どうか【山名かなこ】に、あなたのお力を拡げていただきたい。【山名かなこ】、あなたの先頭に立ちます。緊急事態、またお願いだけで緊急事態されるなんて、まっぴらごめんですよ。だからこそ10万円の給付金、これとセットで。私たちれいわ新選組【山名かなこ】、緊急事態は給付金とセットにしていく。当たり前だと思いません? こういうことを形にしていく。あなたのお力が必要です。どうか後押しをして欲しい。【山名かなこ】、【山名かなこ】でございます。山名さんからもどうぞ。

山名かなこ:
【山名かなこ】です。ぜひ皆さんのお力を貸してください。東京を変えていきたい。そして私たちは、そういった東京を作っていける。ぜひ皆さんの1票を私に寄せてください。頑張ります。ぜひよろしくお願いします。どうぞ応援してください。ありがとうございます。

山本太郎:
ありがとうございます。ねえ。いかにも政治家という話し方は一切しない、ここはまた信用できるところでございます、ねえ。非常に弁舌さわやかな、立て板に水、そういうような政治家はいっぱいいますが、でも実際、動いている中身はわからない。こんな人はたくさんおります。だから託して欲しい。初めてでもいい、新人でもいい。自分がやりたいことがはっきりしていてそれがぶれず、嘘をつかない、長いものには巻かれない。そういう人材が、今の時代、議会には必要。だから、お力を貸していただきたい。【山名かなこ】、私たちれいわ新選組の【山名かなこ】でございます。どうかあなたのお力をお貸しください。よろしくお願い致します。

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