77年目の敗戦の日を迎えました。
すべての戦争被害者の皆様に哀悼の意を表すとともに、
ご遺族のみなさまにお見舞い申し上げます。
厚生労働省の発表による戦没者は、
軍人軍属230万人、総数で約310万人。
アジア太平洋地域での犠牲者は1000~2000万人ともいわれます。
間違った判断の連続で、自国民のみならず、
アジア諸国にも甚大なる被害を与えた過去。
この国策の誤りに対する反省をもとに我が国は戦後再出発しました。
しかし、現在のこの国の政治を見れば、
事実上の先制攻撃能力である敵基地攻撃能力の保有、
NPT条約(核不拡散条約)違反である核共有など、
専守防衛の範囲を超える政策を進めようとする政治勢力が闊歩しています。
今、必要なことは、
周辺地域への緊張を激化させる軍備増大ではありません。
日本経済を徹底的な積極財政で復活させ、
それを軸に周辺国との協力や信頼関係の醸成を強化する徹底した外交こそが、
北東アジアの平和と安定をもたらす道だと考えます。
皆さまと力を合わせ、日本が世界平和の先頭に立つことが、
政治の責任と考え行動してまいります。