7月16日の記者会見、山本代表の発言が歪曲されています。
「つねきさんを擁護する支持者は、本当のれいわの支持者ではない」と、
出回っておりますが、実際はそのような発言はありません。
当該部分の文字起こしと動画をご覧ください。
記者:
すいません。ネット上に大西批判と同時に、大西氏の発言を擁護する声もあるんですけども、それ今のれいわの支持者の中には、反緊縮の旗のもとに命の重さよりも金や効率を優先する人が一定数集まっているようにみえる、この点についてどう思うか?とですね、それと・・・
山本太郎:
すいません。ちょっと分けてもらっていいですか?ちょっとそれはなんだろうな。ある一定の印象に誘導したいような考えに聞こえます。
必ずしもその人がれいわの支持者ですか?ってことです。どうしてわかるんですか?ってことです。れいわ、とか名乗ってるからですか?ってことです。
おそらくこの実際に問題として、大西さんの発言に関して、とんでもない問題であるという認識はあります。
で、それに対して当然、命の選別はならんという当然のことですね。それを許さないために木村、舩後に国会議員になってもらったんです、私たちは。
で、その考え方からして本当にそれを、選別っていうものも当たり前だろうって言えてしまう人たちがれいわの本当の支持者かっつったら、私は、そこはわからないとこだと思います。
だって私じゃないですからね、その発言をしているのが。その人たちでしょ?その人たちがどれくらい本当にれいわの支持者だって、どうしてわかります?れいわの支持者を語っている可能性もあると、私は思います。
本質、れいわの本質という部分を理解できている方だったら、そういう解釈にはならないと、本来ならば。
でも一方で、そのれいわの中でも、大西つねきさんを支持されている方々の中には、やっぱり、この大西さんをなんとかして守らなきゃいけないっていう考え方になられる方々はいらっしゃるんでしょうと。
そう考えたときにも、やっぱり冷静になっていただきたいと。この問題は、当事者、あなたも当事者に含まれてるんだってことですね。
大西さんはそうは言わなかったかもしれない。高齢者っていう言い方をしたかもしれないけれども、じゃあ、その線引きしたところが高齢者で留まる保証どこにあるんですか?
その先に障がい者、難病者、他にも何かの民族、いろんな形で拡大していくおそれがある問題なんだってことですね、命の選別に関して。
だから、命の重さよりも金の重さがどうのこうのっていうような次元での話ではないと思うんです。
ある意味、経済的政策、経済政策によって、ある意味、何かしらかの命の選別をされた方々の悲鳴なのかもしれませんね。
決してそういう捉え方はして欲しくないし、それを私は違うと思う。大西さんと同化するべきではない、その部分に関しては。
これは大西さんに大西さんの支持者であったとしても、れいわの支持者だったとしても、この問題に対してはちゃんと向き合って欲しい。
命の選別を許すわけにはいかないってことですね。
だって、大企業の社長だったり権力者じゃない限りは全員が当事者ですから。命の選別の対象者となりますから。だから、それ許しちゃいけないんだってことですね。
なので、その反緊縮っていう考え方を持っている人たちは金に汚くてっていうこと自体が、おそらくいろんな分断を生むんだろうと。
確かにその経済政策の誤りによって、十分な投資が受けられなくて、自分の人生っていうものが前に進まなかった方々が大勢いらっしゃるじゃないですかってことですね。その問題すっ飛ばすわけにはいかないですね。
命の選別っていう問題もあるけれども、先ほどの多分、ご質問の言い回しを私が受けると、ちょっと何かしらの誘導的な考え方、考え方に誘導しようというような質問ではないかという風に危惧します。